シスコ B200 M3 ブレード サーバには、電気的に消去でき、プログラムが可能なシリアル不揮発性メモリ コンポーネント(EEPROM およびフラッシュ メモリ)が複数あり、製造時のハードウェア ID とハードウェア設定情報を保持しています。シリアル EEPROM とフラッシュ メモリの大部分はユーザによって書き込まれることはなく、顧客情報は含まれません。顧客データを保持できる数少ないフラッシュ デバイスをクリアする手順は、このマニュアルに記載されています。
ブレード サーバに直接接続されている UCS Manager リモート KVM またはローカル KVM I/O ケーブルを介して工場出荷時設定に BIOS を復元するには、次の手順を使用します。
ステップ 1 F2 キーを押して、BIOS セットアップにアクセスします。
ステップ 2 [Save and Exit] タブをクリックします。
ステップ 3 [Save and Exit] タブで、 [Load Default Values] をクリックします。
ステップ 5 [Save and Exit] をクリックするか、F10 を押します。
ステップ 6 [Yes] をクリックしてブレード サーバを再起動します。
ブレード サーバに直接接続されている UCS Manager リモート KVM またはローカル KVM I/O ケーブルを介して工場出荷時設定に LSI SAS コントローラを復元するには、次の手順を使用します。
ステップ 1 Ctrl+H キーを押して、Web GUI にログインします。
ステップ 3 [Controller Properties] タブをクリックします。
ステップ 5 [Set Factory Defaults] をクリックします。
ステップ 8 Ctrl+Alt+Delete を押して、ブレード サーバを再起動します。
工場出荷時設定に Cisco Integrated Management Controller(CIMC)を復元するには、次の手順を使用します。
ステップ 1 ブレード サーバをシャット ダウンし、電源を切ります。
ステップ 2 シャーシからブレード サーバを 30 秒以上取り外し、スタンバイ電源を切ります。
ステップ 3 シャーシにブレード サーバを再度挿入して電源を入れ、自動的に CIMC を再起動し、工場出荷時設定に復元します。
UCS Manager から CMOS をリセットするには、次の手順を使用します。
ステップ 1 UCS Manager のナビゲーション ウィンドウで [Equipment] タブをクリックします。
ステップ 2 [Equipment] タブで、[Equipment] > [Chassis] > [Chassis Number] > [Servers] の順に展開します。
ステップ 4 [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。
ステップ 5 [Actions] 領域の [Recover Server] をクリックします。
ステップ 6 [Recover Server] ダイアログボックスで、[Reset CMOS] をクリックし、[OK] をクリックします。