この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
![]() (注) |
システムの設置、操作、または保守を行う前に、『Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco UCS』を参照して重要な安全情報を確認してください。 |
![]() 警告 |
安全上の重要事項 「危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。機器の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してください。各警告の最後に記載されているステートメント番号を基に、装置に付属の安全についての警告を参照してください。ステートメント 1071 |
![]() 警告 |
この装置は、立ち入りが制限された場所への設置を前提としています。立ち入りが制限された場所とは、特殊なツール、ロックおよびキー、または他のセキュリティ手段を使用しないと入室できない場所を意味します。ステートメント 1017 |
![]() 警告 |
この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。ステートメント 1030 |
![]() (注) |
新しいファブリック インターコネクトごとにライセンスが必要です。ライセンスについては、使用しているバージョンの Cisco UCS Manager の構成ガイドを参照してください。構成ガイドは、 次の URL で入手できます。http://www.cisco.com/en/US/products/ps10281/products_installation_and_configuration_guides_list.html |
穴あき型または 1 枚壁型 EIA キャビネットまたは開放型 EIA ラック(Cisco R シリーズ ラックは最適な選択)に、シャーシに付属のラックマウント キットを使用して、Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクトのシャーシを設置できます。シャーシに付属のラックマウント キットを使用したシャーシの設置手順については、キャビネットまたはラックへの Cisco UCS 6332 シャーシまたは UCS 6332-16UP シャーシの取り付けを参照してください。
Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクトを取り付けるには、次のガイドラインに従ってください。
『Cisco UCS Site Preparation Guide』の説明に従って、設置場所を準備します。
シャーシを取り付ける前に、設置場所を検討して準備します。 設置場所の準備およびメンテナンス記録 に、推奨される設置場所の準備作業がリストされています。
ファブリック インターコネクトの設置と設定を行う際には、設置場所の準備およびメンテナンス記録に挙げられている情報を記録してください。
シャーシの作業に支障がないように、また適切なエアーフローが確保されるように、アプライアンス周辺に十分なスペースを確保できることを確認してください。 技術仕様 にエアーフローの要件を示します。
空調が、技術仕様に記載されている熱放散の要件に適合していることを確認してください。
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キャビネットでジャンパ電源コードが使用できます。キャビネット ジャンパ電源コードを参照してください。 |
シャーシが適切にアースされていることを確認します。シャーシを設置するラックがアースされていない場合には、シャーシと電源の両方をアース接続することを推奨します。
設置場所の電力が技術仕様に記載されている電力要件を満たしていることを確認します。電力障害から保護するために、無停電電源装置(UPS)を使用できます。
鉄共振テクノロジーを使用する UPS タイプは使用しないでください。このタイプの UPS は、Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクトなどのシステムに使用すると動作が不安定になり、データ トラフィック パターンの変化によって入力電流が大きく変動することがあります。
回路の容量が、各国および地域の規格に準拠していることを確認します。北米の場合、電源には 15 A 回路または 20 A 回路が必要です。
入力電力の損失を防ぐために、ファブリック インターコネクトに電力を供給する回路上の合計最大負荷が、配線とブレーカーの定格電流の範囲内となるようにしてください。
ここでは、外部の周囲温度が 0 ~ 104 °F(0 ~ 40 °C)であると想定し、次の種類のキャビネットおよびラックに設置する場合の要件を示します。
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閉鎖型キャビネットに設置する場合には、標準穴あき型またはファン トレイ付き 1 枚壁型の温度調節タイプを使用することを推奨します。 |
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障害物(電源ストリップなど)があると現場交換可能ユニット(FRU)へのアクセスに支障が発生する可能性があるため、障害物のないラックを使用してください。Cisco R シリーズ ラックに配置された Cisco RP シリーズ PDU は FRU の交換を妨げることはありません。 |
キャビネットまたはラックは、次のいずれかのタイプである必要があります。
標準 19 インチ(48.3 cm)(ANSI/EIA-310-D-1992 のセクション 1 に基づく英国ユニバーサル ピッチの規格に準拠しているマウント レール付き 4 支柱 EIA キャビネットまたはラック)。穴あき型キャビネットの要件を参照してください(Cisco R シリーズ ラックは理想的な選択です)。
また、キャビネットまたはラックは、次の要件を満たしている必要があります。
Cisco UCS 6332 シャーシあたりの縦方向の最小ラック スペースが 1 RU(ラック ユニット)、つまり 1.75 インチ(4.4 cm)ある必要があります。
Cisco UCS 6332 16-UP シャーシあたりの縦方向の最小ラック スペースが 1 RU(ラック ユニット)、つまり 1.75 インチ(4.4 cm)ある必要があります。
シャーシの背面をラックに取り付けない場合、2 本のラック取り付けレールの間の幅が、17.72 インチ(45.0 cm)以上であること。4 支柱 EIA ラックの場合、前方の 2 本のレールの距離が 17.75 インチ(45.1 cm)であること。
4 支柱 EIA キャビネット(穴あき型)は、次の要件を満たしている必要があります。
光ファイバ ケーブルの最小曲げ半径を確保するために、キャビネットの前方取り付けレールから前面扉までに 3 インチ(7.6 cm)以上のスペースが必要です。そして、ケーブル管理ブラケットをシャーシの前面に取り付ける場合は最低 5 インチ(12.7 cm)必要です。
背面ブラケットを取り付けられるように、前方取り付けレールの外面と後方取り付けレールの外面の距離が 23.5 ~ 34.0 インチ(59.7 ~ 86.4 cm)となっている必要があります。
シャーシ側面とキャビネット側面の間には、2.5 インチ(6.4 cm)以上の間隔が必要です。シャーシの吸気口または排気口の通気を妨げるようなものは除去してください。
![]() (注) |
キャビネットでオプションのジャンパ電源コードが使用できます。 |
ここでは、穴あき型キャビネットとは、前面扉と背面扉が穴あき型で、側面が閉鎖型(穴なし)であるキャビネットを指しています。穴あき型キャビネットは、キャビネットおよびラックの一般的な要件に示した要件のほかに、次の要件も満たしている必要があります。
キャビネットおよびラックの一般的な要件の要件に加えて、シャーシをオープンラック(側面パネルまたは扉が付いていないもの)に取り付ける場合、シャーシあたりの縦方向の最小ラック スペースが 1 RU(ラック ユニット)、つまり 1.75 インチ(4.4 cm)である必要があります。
ケーブル管理を考慮し、ラック内のシャーシの上下のスペースを広げて、56 本もの光ファイバ ケーブルまたは銅ケーブルを簡単にラックに通せるようにすることもできます。
![]() 注意 |
シャーシのコンポーネントを取り扱うときは、静電気防止用ストラップを着用し、モジュールのフレームの端だけを持ってください。ESD ソケットはシャーシ上に付いています。ESD ソケットを有効にするには、電源コードまたはシャーシのアースを使用してシャーシをアース接続するか、またはアースされたラックとシャーシの金属部分を接触させてください。 |
![]() ヒント |
シャーシを輸送する場合に備えて、輸送用の箱は保管しておいてください。 |
![]() (注) |
インターコネクトは出荷前に厳密に検査されています。輸送中の破損や内容品の不足がある場合には、ただちにカスタマー サービス担当者に連絡してください。 |
ステップ 1 | カスタマーサービス担当者から提供された機器リストと、梱包品の内容を照合します。次の品目を含め、すべての品目が揃っていることを確認してください。 |
ステップ 2 | 破損の有無を調べ、内容品の間違いや破損がある場合には、カスタマー サービス担当者に連絡してください。次の情報を用意しておきます。 |
ここでは、キャビネットおよびラックの要件に記載されている要件に適合するキャビネットまたはラックに Cisco UCS 6332 を取り付けるためにシャーシに付属のラックマウント キットを使用する方法について説明します。Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクトはすべて、同じ設置手順を使用します。
![]() 注意 |
ラックにキャスタが付いている場合、ブレーキがかかっているか、または別の方法でラックが固定されていることを確認してください。 |
次の表は、シャーシに付属のラックマウント キットに含まれる項目のリストです。
10 |
10-32 ケージ ナット |
10 |
10-32 x 3/4 インチなべネジ |
アース接続は、装置を設置する際の最も重要な部分の 1 つです。設置時にシステムを適切にアースすれば、感電、過渡電流による装置の損傷、データの破損などの危険を削減または防止できます。
![]() (注) |
どの場合も、アース方法は、National Electric Code(NEC)の要件または各地域の法および規制に準ずる必要があります。 |
![]() (注) |
すべてのモジュールが完全に取り付けられ、非脱落型ネジが完全に締められていることを必ず確認してください。さらに、すべての I/O ケーブルと電源コードが適切に接続されていることを確認してください。これらの方法は、すべての設置時に従う必要がある標準的な設置方法です。 |
静電放電(ESD)により、装置や電子回路が損傷を受けることがあります(静電破壊)。静電破壊はモジュールやその他の装置の取り扱いが不適切な場合に発生し、故障または間欠的な障害をもたらします。モジュールには、金属製フレームに固定されたプリント基板があります。電磁干渉(EMI)シールドおよびコネクタは、フレームを構成する部品です。金属フレームは、ESD からプリント基板を保護しますが、モジュールを扱うときには必ず、静電気防止用アース ストラップを着用してください。
静電気防止アース ストラップにはバナナ プラグ、金属製バネ クリップ、またはワニ口クリップ付きのものがあります。すべての Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクト シャーシでは、前面パネルにバナナ プラグ コネクタが装備されています(コネクタの横にあるアース記号で識別されます)。取り扱うときには、バナナ プラグ付きの静電気防止アース ストラップを使用することを推奨します。
ほとんどのフィールド交換可能ユニットに付属している使い捨ての静電気防止用リスト ストラップまたはワニ口クリップ付きの静電気防止用リスト ストラップを使用する場合は、静電気防止用リスト ストラップに適切なアース ポイントを確保するためにシステムのアース ラグをシャーシに取り付ける必要があります。
![]() (注) |
シャーシにシステム アースが取り付けられていない場合には、システム アース ラグを取り付ける必要があります。シャーシ システムのアース パッドの取り付け手順および取り付け場所については、システム アースの確立を参照してください。
![]() (注) |
予備のシステム アース ワイヤをシステム アース ラグに取り付ける必要はありません。ラグは、シャーシの塗装されていない金属部分に直接つながるパスになります。 |
![]() (注) |
このシステム アースは、Network Equipment Building System(NEBS)アースとも呼ばれます。 |
この装置を米国または欧州のセントラル オフィスに設置する場合は、AC 電源システムで、NEBS アースを使用する必要があります。
NEBS アースは、EMI 防止要件を満たすための追加のアースと、モジュールの低電圧装置(DC-DC コンバータ)のアースとなり、補助的なボンディング接続とアース接続に関する Telcordia Technologies NEBS 要件を満たします。シャーシのシステム アースについては、次の注意事項に従う必要があります。
シャーシには、アース ラグを接続するための、M4 ネジ穴が 2 つあるアース パッドが付いています。
![]() 警告 |
装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。ステートメント 1046 |
![]() 注意 |
ラックがすでにアースされている場合でも、シャーシをアースすることを推奨します。 |
![]() 注意 |
電源はすべて、アースする必要があります。シャーシに電力を供給する AC 電源コードのレセプタクルには必ずアース タイプを使用し、アース線はサービス機器の保護アースに接続する必要があります。 |
![]() 警告 |
装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 ステートメント 1046 |
![]() 注意 |
ラックがすでにアースされている場合でも、DC 電源を使用するのであれば、シャーシのアース接続が必要です。シャーシには、アース ラグを接続するための、M4 ネジ穴が 2 つあるアース パッドが付いています。アース ラグは、NRTL 認証済みである必要があります。さらに、銅の導体(線)を使用する必要があり、この導体は NEC 規定に適合していなければなりません。 |
ステップ 1 | ワイヤ ストリッパを使用して、アース線の端から 0.75 インチ(19 mm)ほど、被膜をはがします。 |
ステップ 2 | むき出しになったアース線の端を、アース ラグの開放端に差し込みます。 |
ステップ 3 | 圧着工具を使用して、アース ラグにアース線を固定します。 |
ステップ 4 |
シャーシのアース パッドに貼られているラベルをはがします。
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ステップ 5 | 金属どうしがぴったり接触するように、アース ラグをアース パッド上に重ね、アース ラグとアース パッドの穴に、ワッシャ付きの 2 本の M4 ネジを差し込みます。 |
ステップ 6 | アース ラグおよびアース線が他の機器の妨げにならないことを確認します。 |
ステップ 7 | アース線の反対側の端を処理し、設置場所の適切なアースに接続して、シャーシに十分なアースが確保されるようにします。 |
![]() (注) |
コンソール ポートの接続手順については、コンソール ポートとの接続を参照してください。 |
![]() 警告 |
装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。 ステートメント 1046 |
![]() 警告 |
いつでも装置の電源を切断できるように、プラグおよびソケットにすぐ手が届く状態にしておいてください。ステートメント 1019 |
ステップ 1 | 空の電源スロットにフィラー パネルが取り付けられ、すべてのモジュールの前面プレートがシャーシ前面と一直線になるように取り付けられていて、電源モジュール、ファン モジュール、およびすべての拡張モジュールの非脱落型ネジが固く締まっていることを確認します。 | ||
ステップ 2 |
電源モジュールおよびファン モジュールが取り付けられていることを確認します(必要に応じて、電源モジュールの交換または取り付けを参照してください)。
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ステップ 3 | シャーシが適切にアースされ、使用可能な AC または DC 電源に必要な電圧があることを確認します(電力仕様を参照)。DC の取り付けについては、DC ケーブルを適用する前にDC 電源コネクタの配線を参照し、DC コネクタを正常に配線してください。 | ||
ステップ 4 | 初回取り付けでは、ネットワーク管理者と共同で次のパラメータを決定する必要があります。 | ||
ステップ 5 | プライマリまたはスタンドアロン ファブリック インターコネクトのコンソール ポートに PC やラップトップ コンピュータを直接接続します。クラスタ構成では、プライマリは最初に電力供給するファブリック インターコネクトです。端末のコンソール ポートは、9600 ボー、8 データ ビット、パリティなし、1 ストップ ビットに設定します。 | ||
ステップ 6 | ファブリック インターコネクトが別のファブリック インターコネクトのクラスタで実行されている場合、L1 および L2 ポート間にイーサネット ケーブルを接続する必要があります。ファブリック インターコネクト A のポート L1 をファブリック インターコネクト B の L1 に接続し、ファブリック インターコネクト A の L2 ポートはファブリック インターコネクト B の L2 に接続します。ファブリック インターコネクトと UCS インスタンスがスタンドアロン モードの場合、これは必要ではありません。 | ||
ステップ 7 | 電源コードを電源モジュールに接続します。システムは、AC 電源コードまたは DC 電源コネクタを接続すると同時に電源が投入されます。 | ||
ステップ 8 | ファンの動作音を確認します。電源コードを差し込むと、ファンが動作を開始します。 | ||
ステップ 9 |
システム ブートが完了したら、LED が次の状態になっているかどうかを確認します。
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ステップ 10 |
問題があれば、正しく動作していないコンポーネントの取り外しと取り付け直しを試みてください。それでも正常に動作しない場合は、カスタマーサービス担当者に連絡し、製品を交換してください。
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ステップ 11 |
システム ソフトウェアが起動し、システムが初期化され、エラー メッセージが表示されていないことを確認します。 問題が発生したときは、ハードウェア コンポーネントのトラブルシューティングを参照してください。問題を解決できない場合は、カスタマーサービス担当者に連絡してください。 |
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ステップ 12 | 将来の参照用として、設置場所の準備およびメンテナンス記録のワークシートに必要事項を記入します。 | ||
ステップ 13 | お使いのバージョンの Cisco UCS Manager の構成ガイドの説明に従って、プライマリ ファブリック インターコネクトを設定します。構成ガイドは、次の URL から入手できます。 http://www.cisco.com/c/en/us/support/servers-unified-computing/ucs-manager/products-installation-and-configuration-guides-list.html | ||
ステップ 14 | プライマリ ファブリック インターコネクトの電源を投入し、コンソール ポートに端末を接続し、セカンダリ ファブリック インターコネクトを設定します。手順については、『Cisco UCS Manager Configuration Guide』を参照してください。 |
![]() 注意 |
静電破壊を防止するために、作業中は静電気防止用リスト ストラップを着用し、モジュールを取り扱う際は必ずフレームの端を持つようにしてください。 |
Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクトは、2 つのフロントエンドの AC または DC 電源モジュールをサポートしますが、1 台の電源モジュールで使用できます。AC と DC の電源モジュールの混在はサポートされません。既存の電源モジュールを交換する必要がある場合は、電源モジュールの取り外しおよび取り付け手順に従います。電源モジュールが取り付けられていなかった場所に新たに取り付ける場合は、取り付け手順に従います。電源モジュールの取り付けを参照してください。
![]() (注) |
もう一方の電源モジュールが正常に機能している場合は、システムを稼働したままで、障害のある電源モジュールを交換できます。 |
![]() 注意 |
1 つの電源モジュールで Cisco UCS 6300 シリーズ ファブリック インターコネクトを使用する場合、電源モジュールを取り外すと、システムはシャット ダウンします。2 つの電源モジュールを使用していて一方を取り外した場合、システムは動作し続けます。 |
ステップ 1 | システム アースが接続されていることを確認します。 |
ステップ 2 | AC 電源コードまたは DC 配線コネクタを削除します。 |
ステップ 3 | 左手で電源モジュールのハンドルをつかみます。 |
ステップ 4 | 左手の親指でリリース ラッチを押し、電源モジュールをシャーシからスライドさせて引き抜きます。 |
ステップ 5 | シャーシから電源モジュールを引き抜くときは、右手を電源モジュールの底面に当てて、電源モジュールを支えます。 |
ステップ 6 | 電源モジュールを交換しない場合は、ブランクの電源モジュール フィラー パネルを取り付けます。電源モジュールを交換する場合は、電源モジュールの取り付けに進みます。 |
ステップ 1 | システム アースが接続されていることを確認します。 | ||
ステップ 2 | 電源モジュール ベイにフィラー パネルが取り付けられている場合は、フィラー パネル側面のラッチを押し、電源モジュール ベイからスライドして引き抜きます。 | ||
ステップ 3 | 電源モジュールのハンドルを持ち、リリース ラッチが右側に来るようにして、電源モジュールを電源モジュール ベイ内に押し込みます。電源モジュールがベイ内に完全に装着されるようにしてください。 | ||
ステップ 4 |
シャーシ背面のインレット レセプタクルに AC 電源コードまたは DC 配線コネクタを差し込みます。DC 配線コネクタを取り付ける場合は、プラグ上の 2 つの非脱落型ネジを締めて、プラグを電源モジュールに固定する必要があります。
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ステップ 5 |
電源モジュールに電源コードの反対側を接続します。次に DC 電源はマイナス(黒い線)およびプラス(赤い線)の接続を確立する必要があります。 システムに 2 つの電源モジュールを搭載する場合には、各電源モジュールを個別の電源に接続してください。一方の電源に障害が発生しても、もう一方の電源を使用できる可能性が高くなります。 |
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ステップ 6 | 電源モジュールの LED がグリーンになっているかどうかを調べ、電源モジュールの動作を確認します。 |
![]() 警告 |
容易にアクセス可能な二極切断装置を固定配線に組み込む必要があります。ステートメント 1022 |
![]() 警告 |
この製品は、設置する建物に回路短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。一般および地域の電気規格に準拠するように設置する必要があります。ステートメント 1045 |
![]() 警告 |
装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。ステートメント 1046 |
![]() 警告 |
装置は地域および国の電気規則に従って設置する必要があります。ステートメント 1074 |
![]() 警告 |
DC 電源端子には、危険な電圧またはエネルギーが存在している可能性があります。端子が使用されていない場合は必ずカバーを取り付けてください。カバーを取り付けるときに絶縁されていない伝導体に触れないことを確認してください。ステートメント 1075 |
ファブリック インターコネクトに DC 電源を取り付ける前に、DC 電源モジュールのアクセサリ キットに入っている DC 電源コネクタに DC 接続線(推奨 10 GA)を接続する必要があります。
ステップ 1 | 1/8 インチ マイナス ドライバまたは No. 1 プラス ドライバを使用してコネクタの止めネジを緩め、電源コードを接続できるようにします。コネクタには 8-24 AWG 線を接続できます。地域の電気規則で求められているものを使用します。 |
ステップ 2 | 使用する DC 線から 1/2 インチの絶縁体を取り除きます。 |
ステップ 3 | 黒(DC マイナス)線をコネクタの右の開口部に挿入し、接続の止めネジで締めます。フィンガー タイトまたは約 3 フィート/ポンドで十分です。 |
ステップ 4 |
赤(DC プラス)線をコネクタの左の開口部に挿入し、接続の止めネジで締めます。0.51 フィート/ポンドを超えないように締めてください。
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Cisco UCS 6332 ファブリック インターコネクトおよび Cisco UCS 6332 16UP ファブリック インターコネクトは、どちらも 4 つのファン モジュールをサポートしています。
![]() 警告 |
ファン トレイを取り外すときは、回転しているファンの羽根に手を近づけないでください。ファン ブレードが完全に停止してからファン トレイを取り外してください。ステートメント 258 |
ステップ 1 | システム アースが接続されていることを確認します。 | ||
ステップ 2 | 必要に応じてマイナス ドライバまたは No.2 プラス ドライバを使用し、ファン モジュールの取り付けネジを左に回して緩めます。 | ||
ステップ 3 | ファン モジュールのハンドルを強くつかんで、外に引き出します。 | ||
ステップ 4 | ファン モジュールをシャーシから完全に引き抜き、静電気防止材の上に置くか、静電気防止用袋の中に入れます。 | ||
ステップ 5 | LED が下になるように、交換用のファン モジュールを持ちます。 | ||
ステップ 6 | ファン モジュールを前面シャーシのくぼみに配置して、シャーシに収めます。次に、シャーシにファン モジュールが止まるところまで押し込むと、非脱落型ネジがシャーシと接触します。非脱落型ネジを締めます。 | ||
ステップ 7 | ファンの音を聞きます。システムの電源を投入したら、稼動している音がすぐに聞えるはずです。動作音が聞こえない場合には、ファン モジュールがシャーシ内に完全に挿入され、前面プレートがシャーシの外面と一直線になっているかどうかを確認してください。 | ||
ステップ 8 |
LED がグリーンに点灯しているかどうかを確認します。LED がグリーンに点灯していない場合、1 つまたは複数のファンに障害が発生しています。このような状態が発生した場合は、部品の交換についてカスタマーサービス担当者に連絡してください。
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スタンバイ ファブリック インターコネクトを取り外しても、冗長な Cisco UCS 設定では中断は発生しません。アクティブ ファブリック インターコネクトを取り外すと、スタンバイ ファブリック インターコネクトは最小限または中断なしでアクティブになります。
![]() 注意 |
アクティブおよびスタンバイの両方のファブリック インターコネクト、またはスタンドアロン システムから唯一のファブリック インターコネクトを取り外す場合、Cisco UCS ドメイン ドメイン全体がシャット ダウンすることに注意してください。 |
ステップ 1 |
UCS Cisco UCS Manager を使用して、次のタスクを実行します。
詳細については、ご使用のバージョンの Cisco UCS Manager の構成ガイドを参照してください。構成ガイドは、次の URL から入手できます。http://www.cisco.com/c/en/us/support/servers-unified-computing/ucs-manager/products-installation-and-configuration-guides-list.html |
ステップ 2 |
『Cisco UCS 5108 Server Chassis Hardware Installation Guide』 で説明されているように、接続されているすべてのシャーシの電源を落とします。 電源を落とし、クラスタ化されたファブリック インターコネクトを取り外してから、セカンダリ ファブリック インターコネクトをまず取り外し、プライマリ ファブリック インターコネクトを取り外します。 |
![]() 注意 |
スライダ レールおよび前面ラックマウント ブラケットには、抜き差しの際のストッパ機構がありません。シャーシの前面がラックに固定されておらず、シャーシをスライダ レール上で前方にスライドさせた場合、シャーシがスライダ レールの端から滑り落ち、ラックから落ちる可能性があります。 |
ステップ 1 | Cisco UCS 6332 の重量がしっかり支えられていて、シャーシが他のユーザによって保持されていることを確認します。 |
ステップ 2 | アース線をシャーシに取り付けている 2 本のネジを取り外します。 |
ステップ 3 | 電源コードとコンソール ケーブルを外します。 |
ステップ 4 | SFP+ トランシーバに接続されているすべてのケーブルを外します。 |
ステップ 5 | 取り付けレールに前面ラックマウント ブラケットを固定しているネジを外します。 |
ステップ 6 | Cisco UCS 6332 をゆっくり自分の方に滑らせ、スライダ レールから引き抜き、ラックから取り出します。 |
![]() 注意 |
スライダ レールおよび前面ラックマウント ブラケットには、抜き差しの際のストッパ機構がありません。シャーシの前面がラックに固定されておらず、シャーシをスライダ レール上で前方にスライドさせた場合、シャーシがスライダ レールの端から滑り落ち、ラックから落ちる可能性があります。 |
ステップ 1 | Cisco UCS 6332 16-UP の重量がしっかり支えられていて、シャーシが他のユーザによって支えられていることを確認します。 |
ステップ 2 | アース線をシャーシに取り付けている 2 本のネジを取り外します。 |
ステップ 3 | 電源コードとコンソール ケーブルを外します。 |
ステップ 4 | SFP+ トランシーバに接続されているすべてのケーブルを外します。 |
ステップ 5 | 取り付けレールに前面ラックマウント ブラケットを固定しているネジを外します。 |
ステップ 6 | Cisco UCS 6332 16-UP をゆっくり自分の方に滑らせ、スライダ レールから引き抜き、ラックから取り出します。 |
ファブリック インターコネクトを返送する必要がある場合は、Cisco UCS 6332 ファブリック インターコネクトの取り外しの手順に従ってラックからシャーシを取り外し、返送用に再梱包してください。できれば、元の梱包材と箱を使用してシャーシを再梱包してください。シスコへの返送を手配するには、シスコのカスタマーサービス担当者に連絡してください。