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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
この付録では、次の項について説明します。
Name | 説明 | ||
---|---|---|---|
[TPM Support] set TPMAdminCtrl |
TPM(トラステッド プラットフォーム モジュール)は、主に暗号キーを使用する基本的なセキュリティ関連機能を提供するように設計されたマイクロチップです。 このオプションを使用すると、システムの TPM セキュリティ デバイス サポートを制御できます。 この属性の種類は次のとおりです。
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Name | 説明 |
---|---|
[Select Memory RAS] set SelectMemoryRAS |
サーバに対するメモリの RAS(信頼性、可用性、有用性)の設定方法。 次のいずれかになります。
|
[DRAM Clock Throttling] set DRAMClockThrottling |
メモリ帯域幅と消費電力に関してシステム設定を調整できます。 次のいずれかになります。 |
[NUMA] set NUMAOptimize |
BIOS で NUMA をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
[Low Voltage DDR Mode] set LvDDRMode |
低電圧と高周波数のどちらのメモリ動作をシステムで優先するか。 次のいずれかになります。 |
[DRAM Refresh rate] set DramRefreshRate |
DRAM セルをリフレッシュするレートを設定できます。 次のいずれかになります。 |
[Channel Interleaving] set ChannelInterLeave |
CPU で、同時読み取り処理を可能にするために、メモリ ブロックを分割し、データの隣接する部分をインターリーブされたチャネル間で分散するかどうか。 次のいずれかになります。 |
[Rank Interleaving] set RankInterLeave |
CPU で、1 つのランクの更新中に別のランクにアクセスできるように、メモリの物理ランクをインターリーブするかどうか。 次のいずれかになります。 |
[Patrol Scrub] set PatrolScrub |
システムがサーバ上のメモリの未使用部分でも単一ビット メモリ エラーをアクティブに探して訂正するかどうか。 次のいずれかになります。 |
[Demand Scrub] set DemandScrub |
CPU または I/O によるデマンド リードでメモリの 1 ビット エラーが見つかった場合に、システムでこのエラーを訂正するかどうか。 次のいずれかになります。 |
[Altitude] set Altitude |
物理サーバがインストールされているおおよその海抜(m)。 次のいずれかになります。 |
Name | 説明 |
---|---|
[QPI Link Frequency] set QPILinkFrequency |
Intel QuickPath Interconnect(QPI)リンク周波数(ギガ転送/秒(GT/s)単位)。 次のいずれかになります。 |
Name | 説明 |
---|---|
[Onboard SCU Storage Support] set DisableSCU |
オンボード ソフトウェア RAID コントローラをサーバに使用できるかどうか。 次のいずれかになります。 |
Name | 説明 |
---|---|
[Legacy USB Support] set LegacyUSBSupport |
システムでレガシー USB デバイスをサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
[Port 60/64 Emulation] set UsbEmul6064 |
完全な USB キーボード レガシー サポートのために 60h/64h エミュレーションをシステムでサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
[All USB Devices] set AllUsbDevices |
すべての物理および仮想 USB デバイスがイネーブルであるか、ディセーブルであるか。 次のいずれかになります。 |
[USB Port: Rear] set UsbPortRear |
背面パネルの USB デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
[USB Port: Front] set UsbPortFront |
前面パネルの USB デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
[USB Port: Internal] set UsbPortInt |
内部 USB デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
[USB Port: KVM] set UsbPortKVM |
KVM ポートがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
[USB Port: VMedia] set UsbPortVMedia |
仮想メディア デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
Name | 説明 | ||
---|---|---|---|
[MMIO Above 4GB] set MemoryMappedIOAbove4GB |
64 ビット PCI デバイスの 4 GB 以上のアドレス空間に対するメモリ マップド I/O をイネーブルにするか、ディセーブルにするか。 レガシーなオプション ROM は 4 GB を超えるアドレスにアクセスできません。 PCI デバイスが 64 ビット対応でも、レガシーなオプション ROM を使用する場合は、この設定をイネーブルにしても正しく機能しない場合があります。 次のいずれかになります。 |
||
[ASPM Support] set ASPMSupport |
BIOS での ASPM (アクティブ電源状態管理)サポートのレベルを設定できます。 次のいずれかになります。 |
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[VGA Priority] set VgaPriority |
システムに複数の VGA デバイスがある場合は、VGA グラフィックス デバイスのプライオリティを設定できます。 次のいずれかになります。
|
Name | 説明 | ||
---|---|---|---|
[Console Redirection] set ConsoleRedir |
POST および BIOS のブート中に、シリアル ポートをコンソール リダイレクションに使用できるようにします。 BIOS のブートが完了し、オペレーティング システムがサーバを担当すると、コンソール リダイレクションは関連がなくなり、無効になります。 次のいずれかになります。 |
||
[Terminal Type] set TerminalType |
コンソール リダイレクションに使用される文字フォーマットのタイプ。 次のいずれかになります。
|
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[Bits per second] set BaudRate |
シリアル ポートの伝送速度として使用されるボー レート。 [Console Redirection] をディセーブルにした場合は、このオプションを使用できません。 次のいずれかになります。
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[Flow Control] set FlowCtrl |
フロー制御にハンドシェイク プロトコルを使用するかどうか。 送信要求/クリア ツー センド(RTS/CTS)を使用すると、隠れた端末問題が原因で発生する可能性があるフレーム コリジョンを減らすことができます。 次のいずれかになります。
|
||
[Putty KeyPad] set PuttyFunctionKeyPad |
PuTTY ファンクション キーおよびテンキーの最上段のキーのアクションを変更できます。 次のいずれかになります。
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[Redirection After BIOS POST] set RedirectionAfterPOST |
BIOS POST が完了し、OS ブートローダに制御が渡された後に、BIOS コンソール リダイレクションがアクティブであるかどうか。 次のいずれかになります。 |
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[Out-of-Band Mgmt Port] set comSpcrEnable |
Windows 緊急管理サービスに使用可能な COM ポート 0 を設定することができます。 このセットアップ オプションに基づいて ACPI SPCR テーブルが報告されます。 次のいずれかになります。 |
Name | 説明 |
---|---|
[All Onboard LOM Ports] set AllLomPortControl |
すべての LOM ポートがイネーブルであるか、ディセーブルであるか。 次のいずれかになります。 |
[LOM Port n OptionROM] set LomOpromControlPortn |
n で指定された LOM ポートでオプション ROM を使用できるかどうか。 次のいずれかになります。 |
[All PCIe Slots OptionROM] set PcieOptionROMs |
サーバで PCIe オプション ROM 拡張スロットを使用できるかどうか。 次のいずれかになります。 |
[PCIe Slot:n OptionROM] set Slot-n-ROM |
PCIe 拡張スロット n をサーバに使用できるかどうか。 次のいずれかになります。 |
[PCIe Slot:n Link Speed] PCIe Slot:nLinkSpeed |
このオプションでは、PCIe スロット n に取り付けられたアダプタ カードの最大速度を制限することができます。 次のいずれかになります。
たとえば、PCIe スロット 2 に第 3 世代アダプタ カードがあり、カードがサポートする 8 GT/s の代わりに最大速度 5 GT/s で実行する場合は、PCIe スロット 2 のリンク速度を GEN2 に設定します。 システムは、カードがサポートする最大速度 8 GT/s を無視し、最大速度を強制的に 5 GT/s にします。 |
Name | 説明 | ||
---|---|---|---|
[FRB-2 Timer] set FRB-2 |
POST 中にシステムがハングした場合に、システムを回復するために CIMC によって FRB2 タイマーが使用されるかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[OS Watchdog Timer] set OSBootWatchdogTimer |
BIOS が指定されたタイムアウト値でウォッチドッグ タイマーをプログラムするかどうか。 次のいずれかになります。 |
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[OS Watchdog Timer Timeout] set OSBootWatchdogTimerTimeOut |
BIOS でウォッチドッグ タイマーの設定に使用されるタイムアウト値。 次のいずれかになります。
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[OS Watchdog Timer Policy] set OSBootWatchdogTimerPolicy |
ウォッチドッグ タイマーが切れた場合にシステムで実行されるアクション。 次のいずれかになります。
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[Boot Order Rules] set ManagedBootRule |
使用できる特定のデバイス タイプのデバイスがない場合、またはユーザがサーバの BIOS セットアップ ユーティリティを使用して別のブート順序を定義している場合に、サーバで CIMC GUI または CLI を通じて定義されているブート順リストを変更する方法。 サポートされるデバイスのタイプは次のとおりです。
[Boot Order Rules] オプションは次のいずれかになります。
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Name | 説明 | ||
---|---|---|---|
[TPM Support] set TPMAdminCtrl |
TPM(トラステッド プラットフォーム モジュール)は、主に暗号キーを使用する基本的なセキュリティ関連機能を提供するように設計されたマイクロチップです。 このオプションを使用すると、システムの TPM セキュリティ デバイス サポートを制御できます。 この属性の種類は次のとおりです。
|
Name | 説明 | ||
---|---|---|---|
[Intel Hyper-Threading Technology] set IntelHyperThread |
プロセッサで Intel Hyper-Threading Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、マルチスレッド ソフトウェア アプリケーションのスレッドを各プロセッサ内で並列に実行できます。 次のいずれかになります。 オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。 |
||
[Number of Enabled Cores] set CoreMultiProcessing |
サーバ上の 1 つ以上の物理コアをディセーブルにできます。 次のいずれかになります。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。 |
||
[Execute Disable] set ExecuteDisable |
アプリケーション コードを実行できる場所を指定するために、サーバのメモリ領域を分類します。 この分類の結果、悪意のあるワームがバッファにコードを挿入しようとした場合、プロセッサでコードの実行をディセーブルにします。 この設定は、損害、ワームの増殖、および特定クラスの悪意のあるバッファ オーバーフロー攻撃を防止するのに役立ちます。 次のいずれかになります。 オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。 |
||
[Intel VT] set IntelVT |
プロセッサで Intel Virtualization Technology(VT)を使用するかどうか。このテクノロジーでは、1 つのプラットフォームで、複数のオペレーティング システムとアプリケーションをそれぞれ独立したパーティション内で実行できます。 次のいずれかになります。
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||
[Intel VT-d] set IntelVTD |
Intel Virtualization Technology for Directed I/O(VT-d)をプロセッサで使用するかどうか。 次のいずれかになります。 |
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[Intel VT-d Coherency Support] set CoherencySupport |
プロセッサで Intel VT-d Coherency をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
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[Intel VT-d ATS Support] set ATS |
プロセッサで Intel VT-d Address Translation Services(ATS)をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
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[CPU Performance] set CPUPerformance |
サーバの CPU パフォーマンス プロファイルを設定します。 パフォーマンス プロファイルは次のオプションで構成されます。 次のいずれかになります。
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[Hardware Prefetcher] set HardwarePrefetch |
プロセッサで、インテル ハードウェア プリフェッチャが必要に応じてデータおよび命令ストリームをメモリから取得し、統合 2 次キャッシュに入れることを許可するかどうか。 次のいずれかになります。 |
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[Adjacent Cache Line Prefetcher] set AdjacentCacheLinePrefetch |
プロセッサで必要な行のみを取得するのではなく、偶数または奇数のペアのキャッシュ行を取得するかどうか。 次のいずれかになります。 |
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[DCU Streamer Prefetch] set DcuStreamerPrefetch |
プロセッサで DCU IP Prefetch メカニズムを使用して履歴キャッシュ アクセス パターンを分析し、L1 キャッシュ内で最も関連性の高い行をプリロードします。 次のいずれかになります。 |
||
[DCU IP Prefetcher] set DcuIpPrefetch |
プロセッサで DCU IP Prefetch メカニズムを使用して履歴キャッシュ アクセス パターンを分析し、L1 キャッシュ内で最も関連性の高い行をプリロードします。 次のいずれかになります。 |
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[Direct Cache Access Support] set DirectCacheAccess |
プロセッサで、データを I/O デバイスから直接プロセッサ キャッシュに入れることにより、I/O パフォーマンスを向上させることができます。 この設定はキャッシュ ミスを減らすのに役立ちます。 次のいずれかになります。 |
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[Power Technology] set CPUPowerManagement |
次のオプションの CPU 電源管理設定を指定できます。 [Power Technology] は次のいずれかになります。 |
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[Enhanced Intel Speedstep Technology] set EnhancedIntelSpeedStep |
プロセッサで Enhanced Intel SpeedStep Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、プロセッサの電圧やコア周波数をシステムが動的に調整できます。 このテクノロジーにより、平均電力消費量と平均熱発生量が減少する可能性があります。 次のいずれかになります。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。
|
||
[Intel Turbo Boost Technology] set IntelTurboBoostTech |
プロセッサで Intel Turbo Boost Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、仕様よりも低い電力、温度、または電圧でプロセッサが動作していると、自動的にそのプロセッサの周波数が上がります。 次のいずれかになります。
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[Processor Power State C6] set ProcessorC6Report |
BIOS からオペレーティング システムに C6 レポートを送信するかどうか。 OS はレポートを受信すると、プロセッサを電力量の少ない C6 状態に移行してエネルギー使用量を減らし、最適なプロセッサ パフォーマンスを維持できます。 次のいずれかになります。
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[Processor Power State C1 Enhanced] set ProcessorC1EReport |
C1 ステートに入ったときに、CPU が最小周波数に移行するかどうか。 次のいずれかになります。 |
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[Frequency Floor Override] set CpuFreqFloor |
アイドル状態のときに CPU が最大非ターボ周波数未満になることができるかどうか。 次のいずれかになります。 |
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[P-STATE Coordination] set PsdCoordType |
BIOS がオペレーティング システムに P-state サポート モデルを通信する方法を定義できます。 Advanced Configuration and Power Interface(ACPI)仕様で定義される 3 つのモデルがあります。
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[Energy Performance] set CpuEngPerfBias |
システム パフォーマンスまたはエネルギー効率がこのサーバで重要かどうかを判断できます。 次のいずれかになります。 |
Name | 説明 |
---|---|
[Select Memory RAS] set SelectMemoryRAS |
サーバに対するメモリの RAS(信頼性、可用性、有用性)の設定方法。 次のいずれかになります。
|
[DRAM Clock Throttling] set DRAMClockThrottling |
メモリ帯域幅と消費電力に関してシステム設定を調整できます。 次のいずれかになります。 |
[NUMA] set NUMAOptimize |
BIOS で NUMA をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
[Low Voltage DDR Mode] set LvDDRMode |
低電圧と高周波数のどちらのメモリ動作をシステムで優先するか。 次のいずれかになります。 |
[DRAM Refresh rate] set DramRefreshRate |
DRAM セルをリフレッシュするレートを設定できます。 次のいずれかになります。 |
[Channel Interleaving] set ChannelInterLeave |
CPU で、同時読み取り処理を可能にするために、メモリ ブロックを分割し、データの隣接する部分をインターリーブされたチャネル間で分散するかどうか。 次のいずれかになります。 |
[Rank Interleaving] set RankInterLeave |
CPU で、1 つのランクの更新中に別のランクにアクセスできるように、メモリの物理ランクをインターリーブするかどうか。 次のいずれかになります。 |
[Patrol Scrub] set PatrolScrub |
システムがサーバ上のメモリの未使用部分でも単一ビット メモリ エラーをアクティブに探して訂正するかどうか。 次のいずれかになります。 |
[Demand Scrub] set DemandScrub |
CPU または I/O によるデマンド リードでメモリの 1 ビット エラーが見つかった場合に、システムでこのエラーを訂正するかどうか。 次のいずれかになります。 |
[Altitude] set Altitude |
物理サーバがインストールされているおおよその海抜(m)。 次のいずれかになります。 |
Name | 説明 |
---|---|
[QPI Link Frequency] set QPILinkFrequency |
Intel QuickPath Interconnect(QPI)リンク周波数(ギガ転送/秒(GT/s)単位)。 次のいずれかになります。 |
Name | 説明 | ||
---|---|---|---|
[Onboard SCU Storage Support] set DisableSCU |
オンボード ソフトウェア RAID コントローラをサーバに使用できるかどうか。 次のいずれかになります。 |
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オンボード SCU ストレージ コントローラに関する Pre-boot ソフトウェア スタックを選択することができます。 次のいずれかになります。
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Name | 説明 |
---|---|
[Legacy USB Support] set LegacyUSBSupport |
システムでレガシー USB デバイスをサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
[Port 60/64 Emulation] set UsbEmul6064 |
完全な USB キーボード レガシー サポートのために 60h/64h エミュレーションをシステムでサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
[All USB Devices] set AllUsbDevices |
すべての物理および仮想 USB デバイスがイネーブルであるか、ディセーブルであるか。 次のいずれかになります。 |
[USB Port: Rear] set UsbPortRear |
背面パネルの USB デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
[USB Port: Front] set UsbPortFront |
前面パネルの USB デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
[USB Port: Internal] set UsbPortInt |
内部 USB デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
[USB Port: KVM] set UsbPortKVM |
KVM ポートがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
[USB Port: VMedia] set UsbPortVMedia |
仮想メディア デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
[USB Port: SD Card] set UsbPortSdCard |
SD カード ドライブがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
Name | 説明 | ||
---|---|---|---|
[Memory Mapped I/O Above 4GB] set MemoryMappedIOAbove4GB |
64 ビット PCI デバイスの 4 GB 以上のアドレス空間に対するメモリ マップド I/O をイネーブルにするか、ディセーブルにするか。 レガシーなオプション ROM は 4 GB を超えるアドレスにアクセスできません。 PCI デバイスが 64 ビット対応でも、レガシーなオプション ROM を使用する場合は、この設定をイネーブルにしても正しく機能しない場合があります。 次のいずれかになります。 |
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[ASPM Support] set ASPMSupport |
BIOS での ASPM (アクティブ電源状態管理)サポートのレベルを設定できます。 次のいずれかになります。 |
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[VGA Priority] set VgaPriority |
システムに複数の VGA デバイスがある場合は、VGA グラフィックス デバイスのプライオリティを設定できます。 次のいずれかになります。
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Name | 説明 | ||
---|---|---|---|
[Console Redirection] set ConsoleRedir |
POST および BIOS のブート中に、シリアル ポートをコンソール リダイレクションに使用できるようにします。 BIOS のブートが完了し、オペレーティング システムがサーバを担当すると、コンソール リダイレクションは関連がなくなり、無効になります。 次のいずれかになります。 |
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[Terminal Type] set TerminalType |
コンソール リダイレクションに使用される文字フォーマットのタイプ。 次のいずれかになります。
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||
[Bits per second] set BaudRate |
シリアル ポートの伝送速度として使用されるボー レート。 [Console Redirection] をディセーブルにした場合は、このオプションを使用できません。 次のいずれかになります。
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[Flow Control] set FlowCtrl |
フロー制御にハンドシェイク プロトコルを使用するかどうか。 送信要求/クリア ツー センド(RTS/CTS)を使用すると、隠れた端末問題が原因で発生する可能性があるフレーム コリジョンを減らすことができます。 次のいずれかになります。
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||
[Putty KeyPad] set PuttyFunctionKeyPad |
PuTTY ファンクション キーおよびテンキーの最上段のキーのアクションを変更できます。 次のいずれかになります。
|
||
[Redirection After BIOS POST] set RedirectionAfterPOST |
BIOS POST が完了し、OS ブートローダに制御が渡された後に、BIOS コンソール リダイレクションがアクティブであるかどうか。 次のいずれかになります。 |
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[Out-of-Band Mgmt Port] set comSpcrEnable |
Windows 緊急管理サービスに使用可能な COM ポート 0 を設定することができます。 このセットアップ オプションに基づいて ACPI SPCR テーブルが報告されます。 次のいずれかになります。 |
Name | 説明 |
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[All Onboard LOM Ports] set AllLomPortControl |
すべての LOM ポートがイネーブルであるか、ディセーブルであるか。 次のいずれかになります。 |
[LOM Port n OptionROM] set LomOpromControlPortn |
n で指定された LOM ポートでオプション ROM を使用できるかどうか。 次のいずれかになります。 |
[All PCIe Slots OptionROM] set PcieOptionROMs |
サーバで PCIe オプション ROM 拡張スロットを使用できるかどうか。 次のいずれかになります。 |
[PCIe Slot:n OptionROM] set PcieSlotnOptionROM |
PCIe 拡張スロット n をサーバに使用できるかどうか。 次のいずれかになります。 |
[PCIe Mezzanine OptionROM] set PcieMezzOptionROM |
PCIe メザニン スロットの拡張 ROM をサーバで使用できるかどうか。 次のいずれかになります。 |
[PCIe Slot:n Link Speed] PCIe Slot:nLinkSpeed |
このオプションでは、PCIe スロット n に取り付けられたアダプタ カードの最大速度を制限することができます。 次のいずれかになります。
たとえば、PCIe スロット 2 に第 3 世代アダプタ カードがあり、カードがサポートする 8 GT/s の代わりに最大速度 5 GT/s で実行する場合は、PCIe スロット 2 のリンク速度を GEN2 に設定します。 システムは、カードがサポートする最大速度 8 GT/s を無視し、最大速度を強制的に 5 GT/s にします。 |
Name | 説明 | ||
---|---|---|---|
[FRB-2 Timer] set FRB-2 |
POST 中にシステムがハングした場合に、システムを回復するために CIMC によって FRB2 タイマーが使用されるかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[OS Watchdog Timer] set OSBootWatchdogTimer |
BIOS が指定されたタイムアウト値でウォッチドッグ タイマーをプログラムするかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[OS Watchdog Timer Timeout] set OSBootWatchdogTimerTimeOut |
BIOS でウォッチドッグ タイマーの設定に使用されるタイムアウト値。 次のいずれかになります。
|
||
[OS Watchdog Timer Policy] set OSBootWatchdogTimerPolicy |
ウォッチドッグ タイマーが切れた場合にシステムで実行されるアクション。 次のいずれかになります。
|
||
[Boot Order Rules] set ManagedBootRule |
使用できる特定のデバイス タイプのデバイスがない場合、またはユーザがサーバの BIOS セットアップ ユーティリティを使用して別のブート順序を定義している場合に、サーバで CIMC GUI または CLI を通じて定義されているブート順リストを変更する方法。 サポートされるデバイスのタイプは次のとおりです。
[Boot Order Rules] オプションは次のいずれかになります。
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Name | 説明 |
---|---|
[POST Error Pause] set POSTErrorPause |
POST 中にサーバで重大なエラーが発生した場合の処理。 次のいずれかになります。 |
[Boot Option Retry] set BootOptionRetry |
BIOS でユーザ入力を待機せずに非 EFI ベースのブート オプションを再試行するかどうか。 次のいずれかになります。 |
Name | 説明 | ||
---|---|---|---|
[Intel Turbo Boost Technology] set IntelTurboBoostTech |
プロセッサで Intel Turbo Boost Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、仕様よりも低い電力、温度、または電圧でプロセッサが動作していると、自動的にそのプロセッサの周波数が上がります。 次のいずれかになります。 |
||
[Enhanced Intel Speedstep Technology] set EnhancedIntelSpeedStep |
プロセッサで Enhanced Intel SpeedStep Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、プロセッサの電圧やコア周波数をシステムが動的に調整できます。 このテクノロジーにより、平均電力消費量と平均熱発生量が減少する可能性があります。 次のいずれかになります。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。 |
||
[Intel Hyper-Threading Technology] set IntelHyperThread |
プロセッサで Intel Hyper-Threading Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、マルチスレッド ソフトウェア アプリケーションのスレッドを各プロセッサ内で並列に実行できます。 次のいずれかになります。 オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。 |
||
[Number of Enabled Cores] set CoreMultiProcessing |
サーバ上の 1 つ以上の物理コアをディセーブルにできます。 次のいずれかになります。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。 |
||
[Execute Disable] set ExecuteDisable |
アプリケーション コードを実行できる場所を指定するために、サーバのメモリ領域を分類します。 この分類の結果、悪意のあるワームがバッファにコードを挿入しようとした場合、プロセッサでコードの実行をディセーブルにします。 この設定は、損害、ワームの増殖、および特定クラスの悪意のあるバッファ オーバーフロー攻撃を防止するのに役立ちます。 次のいずれかになります。 オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。 |
||
[Intel Virtualization Technology] set IntelVT |
プロセッサで Intel Virtualization Technology(VT)を使用するかどうか。このテクノロジーでは、1 つのプラットフォームで、複数のオペレーティング システムとアプリケーションをそれぞれ独立したパーティション内で実行できます。 次のいずれかになります。
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||
[Intel VT for Directed IO] set IntelVTD |
Intel Virtualization Technology for Directed I/O(VT-d)をプロセッサで使用するかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[Intel VT-d Interrupt Remapping] set InterruptRemap |
プロセッサで Intel VT-d Interrupt Remapping をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[Intel VT-d Coherency Support] set CoherencySupport |
プロセッサで Intel VT-d Coherency をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[Intel VT-d Address Translation Services] set ATS |
プロセッサで Intel VT-d Address Translation Services(ATS)をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[Intel VT-d PassThrough DMA] set PassThroughDMA |
プロセッサで Intel VT-d Pass-through DMA をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[Direct Cache Access] set DirectCacheAccess |
プロセッサで、データを I/O デバイスから直接プロセッサ キャッシュに入れることにより、I/O パフォーマンスを向上させることができます。 この設定はキャッシュ ミスを減らすのに役立ちます。 次のいずれかになります。 |
||
[Processor C3 Report] set ProcessorC3Report |
BIOS からオペレーティング システムに C3 レポートを送信するかどうか。 OS はレポートを受信すると、プロセッサを電力量の少ない C3 状態に移行してエネルギー使用量を減らし、最適なプロセッサ パフォーマンスを維持できます。 次のいずれかになります。 |
||
[Processor C6 Report] set ProcessorC6Report |
BIOS からオペレーティング システムに C6 レポートを送信するかどうか。 OS はレポートを受信すると、プロセッサを電力量の少ない C6 状態に移行してエネルギー使用量を減らし、最適なプロセッサ パフォーマンスを維持できます。 次のいずれかになります。 |
||
[Package C State Limit] set PackageCStateLimit |
アイドル時にサーバ コンポーネントが使用できる電力量。 次のいずれかになります。
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||
[CPU C State] set ProcessorCcxEnable |
アイドル期間中にシステムが省電力モードに入ることができるかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[C1E] set ProcessorC1eEnable |
C1 ステートに入ったときに、CPU が最小周波数に移行するかどうか。 次のいずれかになります。
|
Name | 説明 | ||
---|---|---|---|
[Select Memory RAS] set SelectMemoryRAS |
サーバに対するメモリの RAS(信頼性、可用性、有用性)の設定方法。 次のいずれかになります。 |
||
[NUMA Optimized] set NUMAOptimize |
BIOS で NUMA をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[Sparing Mode] set SparingMode |
CIMC で使用される予備設定モード。 次のいずれかになります。
|
||
[Mirroring Mode] set MirroringMode |
ミラーリングは Integrated Memory Controller(IMC)全体でサポートされ、1 つのメモリ ライザーが別のメモリ ライザーとミラーリングされます。 次のいずれかになります。
|
||
[DRAM Refresh rate] set DramRefreshRate |
DRAM セルをリフレッシュするレートを設定できます。 次のいずれかになります。 |
||
[Patrol Scrub] set PatrolScrub |
システムがサーバ上のメモリの未使用部分でも単一ビット メモリ エラーをアクティブに探して訂正するかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[Patrol Scrub Interval] set PatrolScrubDuration |
各パトロール スクラブによるメモリ アクセスの時間間隔を制御します。 小さくすると、メモリのスクラブ頻度が高くなりますが、必要なメモリ帯域幅も多くなります。 5 ~ 23 の値を選択します。 デフォルト値は 8 です。
|
||
[CKE Low Policy] set CkeLowPolicy |
DIMM の省電力モード ポリシーを制御します。 次のいずれかになります。 |
Name | 説明 |
---|---|
[Serial A Enable] set Serial-PortA |
シリアル ポート A がイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
Name | 説明 |
---|---|
[Make Device Non-Bootable] set MakeUSBDeviceNonBootable |
サーバが USB デバイスからブートできるかどうか。 次のいずれかになります。 |
Name | 説明 |
---|---|
[Memory Mapped I/O Above 4GB] set MemoryMappedIOAbove4GB |
64 ビット PCI デバイスの 4 GB 以上のアドレス空間に対するメモリ マップド I/O をイネーブルにするか、ディセーブルにするか。 レガシーなオプション ROM は 4 GB を超えるアドレスにアクセスできません。 PCI デバイスが 64 ビット対応でも、レガシーなオプション ROM を使用する場合は、この設定をイネーブルにしても正しく機能しない場合があります。 次のいずれかになります。 |
[Onboard NIC n ROM] set NIC-n-ROM |
n で指定されたオンボード NIC 用に組み込み PXE オプション ROM をシステムでロードするかどうか。 次のいずれかになります。 |
[PCIe OptionROMs] set PciOptionRomsDisable |
サーバで PCIe オプション ROM 拡張スロットを使用できるかどうか。 次のいずれかになります。 |
[PCIe Slot n ROM] set Slot-n-ROM |
PCIe 拡張スロット n をサーバに使用できるかどうか。 次のいずれかになります。 |
[Onboard Gbit LOM] set OnboardNic1 |
サーバ上で Gbit LOM がイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
[Onboard 10Gbit LOM] set OnboardNic2 |
サーバ上で 10Gbit LOM がイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
[Sriov] set SrIov |
サーバ上で SR-IOV(Single Root I/O Virtualization)がイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
[IOH Resource Allocation] set IOHResource |
システム要件に応じて、IOH0 と IOH1 間で 16 ビット I/O リソースの 64 KB を分配できます。 次のいずれかになります。
|
Name | 説明 | ||
---|---|---|---|
[Assert NMI on SERR] set AssertNMIOnSERR |
システム エラー(SERR)の発生時に、BIOS がマスク不能割り込み(NMI)を生成し、エラーをログに記録するかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[Assert NMI on PERR] set AssertNMIOnPERR |
プロセッサ バス パリティ エラー(PERR)の発生時に、BIOS がマスク不能割り込み(NMI)を生成し、エラーをログに記録するかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[Console Redirection] set ConsoleRedir |
POST および BIOS のブート中に、シリアル ポートをコンソール リダイレクションに使用できるようにします。 BIOS のブートが完了し、オペレーティング システムがサーバを担当すると、コンソール リダイレクションは関連がなくなり、無効になります。 次のいずれかになります。
|
||
[Flow Control] set FlowCtrl |
フロー制御にハンドシェイク プロトコルを使用するかどうか。 送信要求/クリア ツー センド(RTS/CTS)を使用すると、隠れた端末問題が原因で発生する可能性があるフレーム コリジョンを減らすことができます。 次のいずれかになります。
|
||
[Baud Rate] set BaudRate |
シリアル ポートの伝送速度として使用されるボー レート。 [Console Redirection] をディセーブルにした場合は、このオプションを使用できません。 次のいずれかになります。
|
||
[Terminal Type] set TerminalType |
コンソール リダイレクションに使用される文字フォーマットのタイプ。 次のいずれかになります。
|
||
[OS Boot Watchdog Timer Timeout] set OSBootWatchdogTimerTimeOut |
BIOS でウォッチドッグ タイマーの設定に使用されるタイムアウト値。 次のいずれかになります。
|
||
[OS Boot Watchdog Policy] set OSBootWatchdogTimerPolicy |
ウォッチドッグ タイマーが切れた場合にシステムで実行されるアクション。 次のいずれかになります。
|
||
[Legacy OS Redirection] set LegacyOSRedir |
シリアル ポートでレガシーなオペレーティング システム(DOS など)からのリダイレクションをイネーブルにするかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[OS Boot Watchdog Timer] set OSBootWatchdogTimer |
BIOS が指定されたタイムアウト値でウォッチドッグ タイマーをプログラムするかどうか。 次のいずれかになります。 |
Name | 説明 | ||
---|---|---|---|
[TPM Support] set TPMAdminCtrl |
TPM(トラステッド プラットフォーム モジュール)は、主に暗号キーを使用する基本的なセキュリティ関連機能を提供するように設計されたマイクロチップです。 このオプションを使用すると、システムの TPM セキュリティ デバイス サポートを制御できます。 この属性の種類は次のとおりです。
|
Name | 説明 | ||
---|---|---|---|
[Intel Hyper-Threading Technology] set IntelHyperThread |
プロセッサで Intel Hyper-Threading Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、マルチスレッド ソフトウェア アプリケーションのスレッドを各プロセッサ内で並列に実行できます。 次のいずれかになります。 オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。 |
||
[Number of Enabled Cores] set CoreMultiProcessing |
サーバ上の 1 つ以上の物理コアをディセーブルにできます。 次のいずれかになります。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。 |
||
[Execute Disable] set ExecuteDisable |
アプリケーション コードを実行できる場所を指定するために、サーバのメモリ領域を分類します。 この分類の結果、悪意のあるワームがバッファにコードを挿入しようとした場合、プロセッサでコードの実行をディセーブルにします。 この設定は、損害、ワームの増殖、および特定クラスの悪意のあるバッファ オーバーフロー攻撃を防止するのに役立ちます。 次のいずれかになります。 オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。 |
||
[Intel VT] set IntelVT |
プロセッサで Intel Virtualization Technology(VT)を使用するかどうか。このテクノロジーでは、1 つのプラットフォームで、複数のオペレーティング システムとアプリケーションをそれぞれ独立したパーティション内で実行できます。 次のいずれかになります。
|
||
[Intel VT-d] set IntelVTD |
Intel Virtualization Technology for Directed I/O(VT-d)をプロセッサで使用するかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[Intel VT-d Coherency Support] set CoherencySupport |
プロセッサで Intel VT-d Coherency をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[Intel VT-d ATS Support] set ATS |
プロセッサで Intel VT-d Address Translation Services(ATS)をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[CPU Performance] set CPUPerformance |
サーバの CPU パフォーマンス プロファイルを設定します。 パフォーマンス プロファイルは次のオプションで構成されます。 次のいずれかになります。
|
||
[Hardware Prefetcher] set HardwarePrefetch |
プロセッサで、インテル ハードウェア プリフェッチャが必要に応じてデータおよび命令ストリームをメモリから取得し、統合 2 次キャッシュに入れることを許可するかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[Adjacent Cache Line Prefetcher] set AdjacentCacheLinePrefetch |
プロセッサで必要な行のみを取得するのではなく、偶数または奇数のペアのキャッシュ行を取得するかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[DCU Streamer Prefetch] set DcuStreamerPrefetch |
プロセッサで DCU IP Prefetch メカニズムを使用して履歴キャッシュ アクセス パターンを分析し、L1 キャッシュ内で最も関連性の高い行をプリロードします。 次のいずれかになります。 |
||
[DCU IP Prefetcher] set DcuIpPrefetch |
プロセッサで DCU IP Prefetch メカニズムを使用して履歴キャッシュ アクセス パターンを分析し、L1 キャッシュ内で最も関連性の高い行をプリロードします。 次のいずれかになります。 |
||
[Direct Cache Access Support] set DirectCacheAccess |
プロセッサで、データを I/O デバイスから直接プロセッサ キャッシュに入れることにより、I/O パフォーマンスを向上させることができます。 この設定はキャッシュ ミスを減らすのに役立ちます。 次のいずれかになります。 |
||
[Power Technology] set CPUPowerManagement |
次のオプションの CPU 電源管理設定を指定できます。 [Power Technology] は次のいずれかになります。 |
||
[Enhanced Intel Speedstep Technology] set EnhancedIntelSpeedStep |
プロセッサで Enhanced Intel SpeedStep Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、プロセッサの電圧やコア周波数をシステムが動的に調整できます。 このテクノロジーにより、平均電力消費量と平均熱発生量が減少する可能性があります。 次のいずれかになります。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。
|
||
[Intel Turbo Boost Technology] set IntelTurboBoostTech |
プロセッサで Intel Turbo Boost Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、仕様よりも低い電力、温度、または電圧でプロセッサが動作していると、自動的にそのプロセッサの周波数が上がります。 次のいずれかになります。
|
||
[Processor Power State C6] set ProcessorC6Report |
BIOS からオペレーティング システムに C6 レポートを送信するかどうか。 OS はレポートを受信すると、プロセッサを電力量の少ない C6 状態に移行してエネルギー使用量を減らし、最適なプロセッサ パフォーマンスを維持できます。 次のいずれかになります。
|
||
[Processor Power State C1 Enhanced] set ProcessorC1EReport |
C1 ステートに入ったときに、CPU が最小周波数に移行するかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[Frequency Floor Override] set CpuFreqFloor |
アイドル状態のときに CPU が最大非ターボ周波数未満になることができるかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[P-STATE Coordination] set PsdCoordType |
BIOS がオペレーティング システムに P-state サポート モデルを通信する方法を定義できます。 Advanced Configuration and Power Interface(ACPI)仕様で定義される 3 つのモデルがあります。
|
||
[Energy Performance] set CpuEngPerfBias |
システム パフォーマンスまたはエネルギー効率がこのサーバで重要かどうかを判断できます。 次のいずれかになります。 |
Name | 説明 |
---|---|
[Select Memory RAS] set SelectMemoryRAS |
サーバに対するメモリの RAS(信頼性、可用性、有用性)の設定方法。 次のいずれかになります。
|
[DRAM Clock Throttling] set DRAMClockThrottling |
メモリ帯域幅と消費電力に関してシステム設定を調整できます。 次のいずれかになります。 |
[NUMA] set NUMAOptimize |
BIOS で NUMA をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
[Low Voltage DDR Mode] set LvDDRMode |
低電圧と高周波数のどちらのメモリ動作をシステムで優先するか。 次のいずれかになります。 |
[DRAM Refresh rate] set DramRefreshRate |
DRAM セルをリフレッシュするレートを設定できます。 次のいずれかになります。 |
[Channel Interleaving] set ChannelInterLeave |
CPU で、同時読み取り処理を可能にするために、メモリ ブロックを分割し、データの隣接する部分をインターリーブされたチャネル間で分散するかどうか。 次のいずれかになります。 |
[Rank Interleaving] set RankInterLeave |
CPU で、1 つのランクの更新中に別のランクにアクセスできるように、メモリの物理ランクをインターリーブするかどうか。 次のいずれかになります。 |
[Patrol Scrub] set PatrolScrub |
システムがサーバ上のメモリの未使用部分でも単一ビット メモリ エラーをアクティブに探して訂正するかどうか。 次のいずれかになります。 |
[Demand Scrub] set DemandScrub |
CPU または I/O によるデマンド リードでメモリの 1 ビット エラーが見つかった場合に、システムでこのエラーを訂正するかどうか。 次のいずれかになります。 |
[Altitude] set Altitude |
物理サーバがインストールされているおおよその海抜(m)。 次のいずれかになります。 |
Name | 説明 |
---|---|
[QPI Link Frequency] set QPILinkFrequency |
Intel QuickPath Interconnect(QPI)リンク周波数(ギガ転送/秒(GT/s)単位)。 次のいずれかになります。 |
Name | 説明 |
---|---|
[Legacy USB Support] set LegacyUSBSupport |
システムでレガシー USB デバイスをサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
[All USB Devices] set AllUsbDevices |
すべての物理および仮想 USB デバイスがイネーブルであるか、ディセーブルであるか。 次のいずれかになります。 |
[USB Port: Rear] set UsbPortRear |
背面パネルの USB デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
[USB Port: Front] set UsbPortFront |
前面パネルの USB デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
[USB Port: Internal] set UsbPortInt |
内部 USB デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
[USB Port: KVM] set UsbPortKVM |
KVM ポートがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
[USB Port: VMedia] set UsbPortVMedia |
仮想メディア デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
[USB Port: SD Card] set UsbPortSdCard |
SD カード ドライブがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
Name | 説明 | ||
---|---|---|---|
[MMIO Above 4GB] set MemoryMappedIOAbove4GB |
64 ビット PCI デバイスの 4 GB 以上のアドレス空間に対するメモリ マップド I/O をイネーブルにするか、ディセーブルにするか。 レガシーなオプション ROM は 4 GB を超えるアドレスにアクセスできません。 PCI デバイスが 64 ビット対応でも、レガシーなオプション ROM を使用する場合は、この設定をイネーブルにしても正しく機能しない場合があります。 次のいずれかになります。 |
||
[ASPM Support] set ASPMSupport |
BIOS での ASPM (アクティブ電源状態管理)サポートのレベルを設定できます。 次のいずれかになります。 |
||
[VGA Priority] set VgaPriority |
システムに複数の VGA デバイスがある場合は、VGA グラフィックス デバイスのプライオリティを設定できます。 次のいずれかになります。
|
Name | 説明 | ||
---|---|---|---|
[Console Redirection] set ConsoleRedir |
POST および BIOS のブート中に、シリアル ポートをコンソール リダイレクションに使用できるようにします。 BIOS のブートが完了し、オペレーティング システムがサーバを担当すると、コンソール リダイレクションは関連がなくなり、無効になります。 次のいずれかになります。 |
||
[Terminal Type] set TerminalType |
コンソール リダイレクションに使用される文字フォーマットのタイプ。 次のいずれかになります。
|
||
[Bits per second] set BaudRate |
シリアル ポートの伝送速度として使用されるボー レート。 [Console Redirection] をディセーブルにした場合は、このオプションを使用できません。 次のいずれかになります。
|
||
[Flow Control] set FlowCtrl |
フロー制御にハンドシェイク プロトコルを使用するかどうか。 送信要求/クリア ツー センド(RTS/CTS)を使用すると、隠れた端末問題が原因で発生する可能性があるフレーム コリジョンを減らすことができます。 次のいずれかになります。
|
||
[Putty KeyPad] set PuttyFunctionKeyPad |
PuTTY ファンクション キーおよびテンキーの最上段のキーのアクションを変更できます。 次のいずれかになります。
|
||
[Redirection After BIOS POST] set RedirectionAfterPOST |
BIOS POST が完了し、OS ブートローダに制御が渡された後に、BIOS コンソール リダイレクションがアクティブであるかどうか。 次のいずれかになります。 |
Name | 説明 |
---|---|
[All Onboard LOM Ports] set AllLomPortControl |
すべての LOM ポートがイネーブルであるか、ディセーブルであるか。 次のいずれかになります。 |
[LOM Port n OptionROM] set LomOpromControlPortn |
n で指定された LOM ポートでオプション ROM を使用できるかどうか。 次のいずれかになります。 |
[All PCIe Slots OptionROM] set PcieOptionROMs |
サーバで PCIe オプション ROM 拡張スロットを使用できるかどうか。 次のいずれかになります。 |
[PCIe Slot:n OptionROM] set PcieSlotnOptionROM |
PCIe 拡張スロット n をサーバに使用できるかどうか。 次のいずれかになります。 |
[PCIe Slot:n Link Speed] PCIe Slot:nLinkSpeed |
このオプションでは、PCIe スロット n に取り付けられたアダプタ カードの最大速度を制限することができます。 次のいずれかになります。
たとえば、PCIe スロット 2 に第 3 世代アダプタ カードがあり、カードがサポートする 8 GT/s の代わりに最大速度 5 GT/s で実行する場合は、PCIe スロット 2 のリンク速度を GEN2 に設定します。 システムは、カードがサポートする最大速度 8 GT/s を無視し、最大速度を強制的に 5 GT/s にします。 |
Name | 説明 | ||
---|---|---|---|
[FRB-2 Timer] set FRB-2 |
POST 中にシステムがハングした場合に、システムを回復するために CIMC によって FRB2 タイマーが使用されるかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[OS Watchdog Timer] set OSBootWatchdogTimer |
BIOS が指定されたタイムアウト値でウォッチドッグ タイマーをプログラムするかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[OS Watchdog Timer Timeout] set OSBootWatchdogTimerTimeOut |
BIOS でウォッチドッグ タイマーの設定に使用されるタイムアウト値。 次のいずれかになります。
|
||
[OS Watchdog Timer Policy] set OSBootWatchdogTimerPolicy |
ウォッチドッグ タイマーが切れた場合にシステムで実行されるアクション。 次のいずれかになります。
|
||
[Boot Order Rules] set ManagedBootRule |
使用できる特定のデバイス タイプのデバイスがない場合、またはユーザがサーバの BIOS セットアップ ユーティリティを使用して別のブート順序を定義している場合に、サーバで CIMC GUI または CLI を通じて定義されているブート順リストを変更する方法。 サポートされるデバイスのタイプは次のとおりです。
[Boot Order Rules] オプションは次のいずれかになります。
|
Name | 説明 |
---|---|
[POST Error Pause] set POSTErrorPause |
POST 中にサーバで重大なエラーが発生した場合の処理。 次のいずれかになります。 |
[Boot Option Retry] set BootOptionRetry |
BIOS でユーザ入力を待機せずに非 EFI ベースのブート オプションを再試行するかどうか。 次のいずれかになります。 |
Name | 説明 | ||
---|---|---|---|
[Intel Turbo Boost Technology] set IntelTurboBoostTech |
プロセッサで Intel Turbo Boost Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、仕様よりも低い電力、温度、または電圧でプロセッサが動作していると、自動的にそのプロセッサの周波数が上がります。 次のいずれかになります。 |
||
[Enhanced Intel Speedstep Technology] set EnhancedIntelSpeedStep |
プロセッサで Enhanced Intel SpeedStep Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、プロセッサの電圧やコア周波数をシステムが動的に調整できます。 このテクノロジーにより、平均電力消費量と平均熱発生量が減少する可能性があります。 次のいずれかになります。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。 |
||
[Intel Hyper-Threading Technology] set IntelHyperThread |
プロセッサで Intel Hyper-Threading Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、マルチスレッド ソフトウェア アプリケーションのスレッドを各プロセッサ内で並列に実行できます。 次のいずれかになります。 オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。 |
||
[Number of Enabled Cores] set CoreMultiProcessing |
サーバ上の 1 つ以上の物理コアをディセーブルにできます。 次のいずれかになります。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。 |
||
[Execute Disable] set ExecuteDisable |
アプリケーション コードを実行できる場所を指定するために、サーバのメモリ領域を分類します。 この分類の結果、悪意のあるワームがバッファにコードを挿入しようとした場合、プロセッサでコードの実行をディセーブルにします。 この設定は、損害、ワームの増殖、および特定クラスの悪意のあるバッファ オーバーフロー攻撃を防止するのに役立ちます。 次のいずれかになります。 オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。 |
||
[Intel Virtualization Technology] set IntelVT |
プロセッサで Intel Virtualization Technology(VT)を使用するかどうか。このテクノロジーでは、1 つのプラットフォームで、複数のオペレーティング システムとアプリケーションをそれぞれ独立したパーティション内で実行できます。 次のいずれかになります。
|
||
[Intel VT for Directed IO] set IntelVTD |
Intel Virtualization Technology for Directed I/O(VT-d)をプロセッサで使用するかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[Intel VT-d Interrupt Remapping] set InterruptRemap |
プロセッサで Intel VT-d Interrupt Remapping をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[Intel VT-d Coherency Support] set CoherencySupport |
プロセッサで Intel VT-d Coherency をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[Intel VT-d Address Translation Services] set ATS |
プロセッサで Intel VT-d Address Translation Services(ATS)をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[Intel VT-d PassThrough DMA] set PassThroughDMA |
プロセッサで Intel VT-d Pass-through DMA をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[Direct Cache Access] set DirectCacheAccess |
プロセッサで、データを I/O デバイスから直接プロセッサ キャッシュに入れることにより、I/O パフォーマンスを向上させることができます。 この設定はキャッシュ ミスを減らすのに役立ちます。 次のいずれかになります。 |
||
[Processor C3 Report] set ProcessorC3Report |
BIOS からオペレーティング システムに C3 レポートを送信するかどうか。 OS はレポートを受信すると、プロセッサを電力量の少ない C3 状態に移行してエネルギー使用量を減らし、最適なプロセッサ パフォーマンスを維持できます。 次のいずれかになります。 |
||
[Processor C6 Report] set ProcessorC6Report |
BIOS からオペレーティング システムに C6 レポートを送信するかどうか。 OS はレポートを受信すると、プロセッサを電力量の少ない C6 状態に移行してエネルギー使用量を減らし、最適なプロセッサ パフォーマンスを維持できます。 次のいずれかになります。 |
||
[Package C State Limit] set PackageCStateLimit |
アイドル時にサーバ コンポーネントが使用できる電力量。 次のいずれかになります。
|
||
[CPU C State] set ProcessorCcxEnable |
アイドル期間中にシステムが省電力モードに入ることができるかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[C1E] set ProcessorC1eEnable |
C1 ステートに入ったときに、CPU が最小周波数に移行するかどうか。 次のいずれかになります。
|
Name | 説明 | ||
---|---|---|---|
[Select Memory RAS] set SelectMemoryRAS |
サーバに対するメモリの RAS(信頼性、可用性、有用性)の設定方法。 次のいずれかになります。 |
||
[NUMA Optimized] set NUMAOptimize |
BIOS で NUMA をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[Sparing Mode] set SparingMode |
CIMC で使用される予備設定モード。 次のいずれかになります。
|
||
[Mirroring Mode] set MirroringMode |
ミラーリングは Integrated Memory Controller(IMC)全体でサポートされ、1 つのメモリ ライザーが別のメモリ ライザーとミラーリングされます。 次のいずれかになります。
|
||
[Patrol Scrub] set PatrolScrub |
システムがサーバ上のメモリの未使用部分でも単一ビット メモリ エラーをアクティブに探して訂正するかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[Patrol Scrub Interval] set PatrolScrubDuration |
各パトロール スクラブによるメモリ アクセスの時間間隔を制御します。 小さくすると、メモリのスクラブ頻度が高くなりますが、必要なメモリ帯域幅も多くなります。 5 ~ 23 の値を選択します。 デフォルト値は 8 です。
|
||
[CKE Low Policy] set CkeLowPolicy |
DIMM の省電力モード ポリシーを制御します。 次のいずれかになります。 |
Name | 説明 |
---|---|
[Serial A Enable] set Serial-PortA |
シリアル ポート A がイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
Name | 説明 |
---|---|
[Make Device Non-Bootable] set MakeUSBDeviceNonBootable |
サーバが USB デバイスからブートできるかどうか。 次のいずれかになります。 |
Name | 説明 |
---|---|
[Memory Mapped I/O Above 4GB] set MemoryMappedIOAbove4GB |
64 ビット PCI デバイスの 4 GB 以上のアドレス空間に対するメモリ マップド I/O をイネーブルにするか、ディセーブルにするか。 レガシーなオプション ROM は 4 GB を超えるアドレスにアクセスできません。 PCI デバイスが 64 ビット対応でも、レガシーなオプション ROM を使用する場合は、この設定をイネーブルにしても正しく機能しない場合があります。 次のいずれかになります。 |
[Onboard NIC n ROM] set NIC-n-ROM |
n で指定されたオンボード NIC 用に組み込み PXE オプション ROM をシステムでロードするかどうか。 次のいずれかになります。 |
[PCIe OptionROMs] set PciOptRomsDisable |
サーバで PCIe オプション ROM 拡張スロットを使用できるかどうか。 次のいずれかになります。 |
[PCIe Slot n ROM] set Slot-n-ROM |
PCIe 拡張スロット n をサーバに使用できるかどうか。 次のいずれかになります。 |
[Onboard Gbit LOM] set OnboardNic1 |
サーバ上で Gbit LOM がイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
[Onboard 10Gbit LOM] set OnboardNic2 |
サーバ上で 10Gbit LOM がイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
[Sriov] set SrIov |
サーバ上で SR-IOV(Single Root I/O Virtualization)がイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
[IOH Resource Allocation] set IOHResource |
システム要件に応じて、IOH0 と IOH1 間で 16 ビット I/O リソースの 64 KB を分配できます。 次のいずれかになります。
|
Name | 説明 | ||
---|---|---|---|
[Assert NMI on SERR] set AssertNMIOnSERR |
システム エラー(SERR)の発生時に、BIOS がマスク不能割り込み(NMI)を生成し、エラーをログに記録するかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[Assert NMI on PERR] set AssertNMIOnPERR |
プロセッサ バス パリティ エラー(PERR)の発生時に、BIOS がマスク不能割り込み(NMI)を生成し、エラーをログに記録するかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[Console Redirection] set ConsoleRedir |
POST および BIOS のブート中に、シリアル ポートをコンソール リダイレクションに使用できるようにします。 BIOS のブートが完了し、オペレーティング システムがサーバを担当すると、コンソール リダイレクションは関連がなくなり、無効になります。 次のいずれかになります。
|
||
[Flow Control] set FlowCtrl |
フロー制御にハンドシェイク プロトコルを使用するかどうか。 送信要求/クリア ツー センド(RTS/CTS)を使用すると、隠れた端末問題が原因で発生する可能性があるフレーム コリジョンを減らすことができます。 次のいずれかになります。
|
||
[Baud Rate] set BaudRate |
シリアル ポートの伝送速度として使用されるボー レート。 [Console Redirection] をディセーブルにした場合は、このオプションを使用できません。 次のいずれかになります。
|
||
[Terminal Type] set TerminalType |
コンソール リダイレクションに使用される文字フォーマットのタイプ。 次のいずれかになります。
|
||
[OS Boot Watchdog Timer Timeout] set OSBootWatchdogTimerTimeOut |
BIOS でウォッチドッグ タイマーの設定に使用されるタイムアウト値。 次のいずれかになります。
|
||
[OS Boot Watchdog Policy] set OSBootWatchdogTimerPolicy |
ウォッチドッグ タイマーが切れた場合にシステムで実行されるアクション。 次のいずれかになります。
|
||
[Legacy OS Redirection] set LegacyOSRedir |
シリアル ポートでレガシーなオペレーティング システム(DOS など)からのリダイレクションをイネーブルにするかどうか。 次のいずれかになります。 |
||
[OS Boot Watchdog Timer] set OSBootWatchdogTimer |
BIOS が指定されたタイムアウト値でウォッチドッグ タイマーをプログラムするかどうか。 次のいずれかになります。 |
目次
- サーバ モデルごとの BIOS パラメータ
- C22 および C24 サーバ
- C22 および C24 サーバの主要な BIOS パラメータ
- C22 および C24 サーバの高度な BIOS パラメータ
- C22 および C24 サーバのサーバ管理 BIOS パラメータ
- C220 および C240 サーバ
- C220 および C240 サーバの主要な BIOS パラメータ
- C220 および C240 サーバの高度な BIOS パラメータ
- C220 および C240 サーバのサーバ管理 BIOS パラメータ
- C260 サーバ
- C260 サーバの主要な BIOS パラメータ
- C260 サーバの高度な BIOS パラメータ
- C260 サーバのサーバ管理 BIOS パラメータ
- C420 サーバ
- C420 サーバの主要な BIOS パラメータ
- C420 サーバの高度な BIOS パラメータ
- C420 サーバのサーバ管理 BIOS パラメータ
- C460 サーバ
- C460 サーバの主要な BIOS パラメータ
- C460 サーバの高度な BIOS パラメータ
- C460 サーバのサーバ管理 BIOS パラメータ
この付録では、次の項について説明します。
C22 および C24 サーバの主要な BIOS パラメータ
C22 および C24 サーバの高度な BIOS パラメータ
[Processor Configuration] のパラメータ
Name 説明 [Intel Hyper-Threading Technology]
set IntelHyperThread
プロセッサで Intel Hyper-Threading Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、マルチスレッド ソフトウェア アプリケーションのスレッドを各プロセッサ内で並列に実行できます。 次のいずれかになります。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。
[Number of Enabled Cores]
set CoreMultiProcessing
サーバ上の 1 つ以上の物理コアをディセーブルにできます。 次のいずれかになります。
[All]:すべての物理コアをイネーブルにします。 これにより、関連付けられている論理プロセッサ コアで Hyper Threading もイネーブルになります。
[1] ~ [n]:サーバで実行できる物理プロセッサ コアの数を指定します。 各物理コアには、論理コアが関連付けられています。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。
[Execute Disable]
set ExecuteDisable
アプリケーション コードを実行できる場所を指定するために、サーバのメモリ領域を分類します。 この分類の結果、悪意のあるワームがバッファにコードを挿入しようとした場合、プロセッサでコードの実行をディセーブルにします。 この設定は、損害、ワームの増殖、および特定クラスの悪意のあるバッファ オーバーフロー攻撃を防止するのに役立ちます。 次のいずれかになります。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。
[Intel VT]
set IntelVT
プロセッサで Intel Virtualization Technology(VT)を使用するかどうか。このテクノロジーでは、1 つのプラットフォームで、複数のオペレーティング システムとアプリケーションをそれぞれ独立したパーティション内で実行できます。 次のいずれかになります。
(注) このオプションを変更した場合は、設定を有効にするためにサーバの電源を再投入する必要があります。
[Intel VT-d]
set IntelVTD
Intel Virtualization Technology for Directed I/O(VT-d)をプロセッサで使用するかどうか。 次のいずれかになります。
[Intel VT-d Coherency Support]
set CoherencySupport
プロセッサで Intel VT-d Coherency をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[Intel VT-d ATS Support]
set ATS
プロセッサで Intel VT-d Address Translation Services(ATS)をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[CPU Performance]
set CPUPerformance
サーバの CPU パフォーマンス プロファイルを設定します。 パフォーマンス プロファイルは次のオプションで構成されます。
次のいずれかになります。
[Enterprise]:すべてのオプションがイネーブルです。
[HighThroughput][High_Throughput]:DCU IP Prefetcher のみがイネーブルです。 残りのオプションはディセーブルになります。
[HPC]:すべてのオプションがイネーブルです。 この設定はハイ パフォーマンス コンピューティングとも呼ばれます。
[Custom]:パフォーマンス プロファイルのすべてのオプションをサーバの BIOS セットアップから設定できます。 また、Hardware Prefetcher オプションと Adjacent Cache-Line Prefetch オプションは、下記のフィールドで設定できます。
[Hardware Prefetcher]
set HardwarePrefetch
プロセッサで、インテル ハードウェア プリフェッチャが必要に応じてデータおよび命令ストリームをメモリから取得し、統合 2 次キャッシュに入れることを許可するかどうか。 次のいずれかになります。
[Adjacent Cache Line Prefetcher]
set AdjacentCacheLinePrefetch
プロセッサで必要な行のみを取得するのではなく、偶数または奇数のペアのキャッシュ行を取得するかどうか。 次のいずれかになります。
[DCU Streamer Prefetch]
set DcuStreamerPrefetch
プロセッサで DCU IP Prefetch メカニズムを使用して履歴キャッシュ アクセス パターンを分析し、L1 キャッシュ内で最も関連性の高い行をプリロードします。 次のいずれかになります。
[DCU IP Prefetcher]
set DcuIpPrefetch
プロセッサで DCU IP Prefetch メカニズムを使用して履歴キャッシュ アクセス パターンを分析し、L1 キャッシュ内で最も関連性の高い行をプリロードします。 次のいずれかになります。
[Direct Cache Access Support]
set DirectCacheAccess
プロセッサで、データを I/O デバイスから直接プロセッサ キャッシュに入れることにより、I/O パフォーマンスを向上させることができます。 この設定はキャッシュ ミスを減らすのに役立ちます。 次のいずれかになります。
[Power Technology]
set CPUPowerManagement
次のオプションの CPU 電源管理設定を指定できます。
[Power Technology] は次のいずれかになります。
[Enhanced Intel Speedstep Technology]
set EnhancedIntelSpeedStep
プロセッサで Enhanced Intel SpeedStep Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、プロセッサの電圧やコア周波数をシステムが動的に調整できます。 このテクノロジーにより、平均電力消費量と平均熱発生量が減少する可能性があります。 次のいずれかになります。
[Disabled]:プロセッサの電圧または周波数を動的に調整しません。
[Enabled]:プロセッサで Enhanced Intel SpeedStep Technology が使用され、サポートされているすべてのスリープ状態でさらに電力を節約することが可能になります。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。
(注) [PowerTechnology][CPUPowerManagement] を [Custom] に設定する必要があります。そのようにしない場合、このパラメータの設定は無視されます。
[Intel Turbo Boost Technology]
set IntelTurboBoostTech
プロセッサで Intel Turbo Boost Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、仕様よりも低い電力、温度、または電圧でプロセッサが動作していると、自動的にそのプロセッサの周波数が上がります。 次のいずれかになります。
(注) [PowerTechnology][CPUPowerManagement] を [Custom] に設定する必要があります。そのようにしない場合、このパラメータの設定は無視されます。
[Processor Power State C6]
set ProcessorC6Report
BIOS からオペレーティング システムに C6 レポートを送信するかどうか。 OS はレポートを受信すると、プロセッサを電力量の少ない C6 状態に移行してエネルギー使用量を減らし、最適なプロセッサ パフォーマンスを維持できます。 次のいずれかになります。
[Disabled]:BIOS から C6 レポートを送信しません。
[Enabled]:BIOS から C6 レポートを送信し、OS がプロセッサを電力量の少ない C6 状態に移行できるようにします。
(注) [PowerTechnology][CPUPowerManagement] を [Custom] に設定する必要があります。そのようにしない場合、このパラメータの設定は無視されます。
[Processor Power State C1 Enhanced]
set ProcessorC1EReport
C1 ステートに入ったときに、CPU が最小周波数に移行するかどうか。 次のいずれかになります。
[Frequency Floor Override]
set CpuFreqFloor
アイドル状態のときに CPU が最大非ターボ周波数未満になることができるかどうか。 次のいずれかになります。
[P-STATE Coordination]
set PsdCoordType
BIOS がオペレーティング システムに P-state サポート モデルを通信する方法を定義できます。 Advanced Configuration and Power Interface(ACPI)仕様で定義される 3 つのモデルがあります。
HW_ALL:プロセッサ ハードウェアが、依存性のある論理プロセッサ(パッケージ内のすべての論理プロセッサ)間の P-state を調整します。
SW_ALL:OS Power Manager(OSPM)が、依存性のある論理プロセッサ(物理パッケージ内のすべての論理プロセッサ)間の P-state を調整します。すべての論理プロセッサで遷移を開始する必要があります。
SW_ANY:OS Power Manager(OSPM)が、依存性のある論理プロセッサ(パッケージ内のすべての論理プロセッサ)間の P-state を調整します。ドメイン内の任意の論理プロセッサで遷移を開始する場合があります。
(注) [PowerTechnology][CPUPowerManagement] を [Custom] に設定する必要があります。そのようにしない場合、このパラメータの設定は無視されます。
[Energy Performance]
set CpuEngPerfBias
システム パフォーマンスまたはエネルギー効率がこのサーバで重要かどうかを判断できます。 次のいずれかになります。
[Memory Configuration] のパラメータ
Name 説明 [Select Memory RAS]
set SelectMemoryRAS
サーバに対するメモリの RAS(信頼性、可用性、有用性)の設定方法。 次のいずれかになります。
[MaximumPerformance][Maximum_Performance]:システムのパフォーマンスが最適化されます。
[Mirroring]:システムのメモリの半分をバックアップとして使用することにより、システムの信頼性が最適化されます。
[Lockstep]:サーバ内の DIMM ペアが、同一のタイプ、サイズ、および構成を持ち、SMI チャネルにまたがって装着されている場合、ロックステップ モードをイネーブルにして、メモリ アクセス遅延の最小化およびパフォーマンスの向上を実現できます。 このオプションを使用した場合、[Mirroring] よりもシステム パフォーマンスが向上し、[Maximum Performance] よりも信頼性が向上しますが、[Mirroring] よりも信頼性が低く、[Maximum Performance] よりもシステム パフォーマンスは低下します。
[DRAM Clock Throttling]
set DRAMClockThrottling
メモリ帯域幅と消費電力に関してシステム設定を調整できます。 次のいずれかになります。
[NUMA]
set NUMAOptimize
BIOS で NUMA をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[Low Voltage DDR Mode]
set LvDDRMode
低電圧と高周波数のどちらのメモリ動作をシステムで優先するか。 次のいずれかになります。
[DRAM Refresh rate]
set DramRefreshRate
DRAM セルをリフレッシュするレートを設定できます。 次のいずれかになります。
[Channel Interleaving]
set ChannelInterLeave
CPU で、同時読み取り処理を可能にするために、メモリ ブロックを分割し、データの隣接する部分をインターリーブされたチャネル間で分散するかどうか。 次のいずれかになります。
[Rank Interleaving]
set RankInterLeave
CPU で、1 つのランクの更新中に別のランクにアクセスできるように、メモリの物理ランクをインターリーブするかどうか。 次のいずれかになります。
[Patrol Scrub]
set PatrolScrub
システムがサーバ上のメモリの未使用部分でも単一ビット メモリ エラーをアクティブに探して訂正するかどうか。 次のいずれかになります。
[Demand Scrub]
set DemandScrub
CPU または I/O によるデマンド リードでメモリの 1 ビット エラーが見つかった場合に、システムでこのエラーを訂正するかどうか。 次のいずれかになります。
[Altitude]
set Altitude
物理サーバがインストールされているおおよその海抜(m)。 次のいずれかになります。
[USB Configuration] のパラメータ
Name 説明 [Legacy USB Support]
set LegacyUSBSupport
システムでレガシー USB デバイスをサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[Port 60/64 Emulation]
set UsbEmul6064
完全な USB キーボード レガシー サポートのために 60h/64h エミュレーションをシステムでサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[All USB Devices]
set AllUsbDevices
すべての物理および仮想 USB デバイスがイネーブルであるか、ディセーブルであるか。 次のいずれかになります。
[USB Port: Rear]
set UsbPortRear
背面パネルの USB デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[USB Port: Front]
set UsbPortFront
前面パネルの USB デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[USB Port: Internal]
set UsbPortInt
内部 USB デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[USB Port: KVM]
set UsbPortKVM
KVM ポートがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[USB Port: VMedia]
set UsbPortVMedia
仮想メディア デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[PCI Configuration] のパラメータ
Name 説明 [MMIO Above 4GB]
set MemoryMappedIOAbove4GB
64 ビット PCI デバイスの 4 GB 以上のアドレス空間に対するメモリ マップド I/O をイネーブルにするか、ディセーブルにするか。 レガシーなオプション ROM は 4 GB を超えるアドレスにアクセスできません。 PCI デバイスが 64 ビット対応でも、レガシーなオプション ROM を使用する場合は、この設定をイネーブルにしても正しく機能しない場合があります。 次のいずれかになります。
[ASPM Support]
set ASPMSupport
BIOS での ASPM (アクティブ電源状態管理)サポートのレベルを設定できます。 次のいずれかになります。
[VGA Priority]
set VgaPriority
システムに複数の VGA デバイスがある場合は、VGA グラフィックス デバイスのプライオリティを設定できます。 次のいずれかになります。
[Onboard]:プライオリティがオンボード VGA デバイスに与えられます。 BIOS ポスト画面および OS ブートはオンボード VGA ポート経由で駆動されます。
[Offboard]:プライオリティが PCIE グラフィックス アダプタに与えられます。 BIOS ポスト画面および OS ブートは外部グラフィックス アダプタ ポート経由で駆動されます。
[OnboardVGA Disabled][Onboard_VGA_Disabled]:プライオリティが PCIE グラフィックス アダプタに与えられ、オンボード VGA デバイスはディセーブルになります。
(注) オンボード VGA がディセーブルの場合、vKVM は機能しません。
[Serial Configuration] のパラメータ
Name 説明 [Console Redirection]
set ConsoleRedir
POST および BIOS のブート中に、シリアル ポートをコンソール リダイレクションに使用できるようにします。 BIOS のブートが完了し、オペレーティング システムがサーバを担当すると、コンソール リダイレクションは関連がなくなり、無効になります。 次のいずれかになります。
[Terminal Type]
set TerminalType
コンソール リダイレクションに使用される文字フォーマットのタイプ。 次のいずれかになります。
[PC-ANSI]:PC-ANSI 端末フォントが使用されます。
[VT100]:サポートされている vt100 ビデオ端末とその文字セットが使用されます。
[VT100+]:サポートされている vt100-plus ビデオ端末とその文字セットが使用されます。
[VT-UTF8]:UTF-8 文字セットのビデオ端末が使用されます。
(注) この設定は、リモート ターミナル アプリケーション上の設定と一致している必要があります。
[Bits per second]
set BaudRate
シリアル ポートの伝送速度として使用されるボー レート。 [Console Redirection] をディセーブルにした場合は、このオプションを使用できません。 次のいずれかになります。
[9600]:9,600 ボー レートが使用されます。
[19200]:19,200 ボー レートが使用されます。
[38400]:38,400 ボー レートが使用されます。
[57600]:57,600 ボー レートが使用されます。
[115200]:115,200 ボー レートが使用されます。
(注) この設定は、リモート ターミナル アプリケーション上の設定と一致している必要があります。
[Flow Control]
set FlowCtrl
フロー制御にハンドシェイク プロトコルを使用するかどうか。 送信要求/クリア ツー センド(RTS/CTS)を使用すると、隠れた端末問題が原因で発生する可能性があるフレーム コリジョンを減らすことができます。 次のいずれかになります。
(注) この設定は、リモート ターミナル アプリケーション上の設定と一致している必要があります。
[Putty KeyPad]
set PuttyFunctionKeyPad
PuTTY ファンクション キーおよびテンキーの最上段のキーのアクションを変更できます。 次のいずれかになります。
[VT100]:ファンクション キーが ESC OP ~ ESC O[ を生成します。
[LINUX]:Linux 仮想コンソールを模倣します。 ファンクション キー F6 ~ F12 はデフォルト モードと同様に動作しますが、F1 ~ F5 は ESC [[A ~ ESC [[E を生成します。
[XTERMR6]:ファンクション キー F5 ~ F12 がデフォルト モードと同様に動作します。 ファンクション キー F1 ~ F4 が ESC OP ~ ESC OS を生成します。これはデジタル端末のキーパッドの上段によって生成されるシーケンスです。
[SCO]:ファンクション キー F1 ~ F12 が ESC [M ~ ESC [X を生成します。 ファンクションおよび Shift キーが ESC [Y ~ ESC [j を生成します。 Ctrl およびファンクション キーが ESC [k ~ ESC [v を生成します。 Shift、Ctrl およびファンクション キーが ESC [w ~ ESC [{ を生成します。
[ESCN]:デフォルト モードです。 ファンクション キーはデジタル端末の一般的な動作と一致します。 ファンクション キーが ESC [11~ や ESC [12~ などのシーケンスを生成します。
[VT400]:ファンクション キーがデフォルト モードと同様に動作します。 テンキーの最上段のキーが ESC OP ~ ESC OS を生成します。
[Redirection After BIOS POST]
set RedirectionAfterPOST
BIOS POST が完了し、OS ブートローダに制御が渡された後に、BIOS コンソール リダイレクションがアクティブであるかどうか。 次のいずれかになります。
[Out-of-Band Mgmt Port]
set comSpcrEnable
Windows 緊急管理サービスに使用可能な COM ポート 0 を設定することができます。 このセットアップ オプションに基づいて ACPI SPCR テーブルが報告されます。 次のいずれかになります。
[LOM and PCIe Slots Configuration] のパラメータ
Name 説明 [All Onboard LOM Ports]
set AllLomPortControl
すべての LOM ポートがイネーブルであるか、ディセーブルであるか。 次のいずれかになります。
[LOM Port n OptionROM]
set LomOpromControlPortn
n で指定された LOM ポートでオプション ROM を使用できるかどうか。 次のいずれかになります。
[All PCIe Slots OptionROM]
set PcieOptionROMs
サーバで PCIe オプション ROM 拡張スロットを使用できるかどうか。 次のいずれかになります。
[PCIe Slot:n OptionROM]
set Slot-n-ROM
PCIe 拡張スロット n をサーバに使用できるかどうか。 次のいずれかになります。
[PCIe Slot:n Link Speed]
PCIe Slot:nLinkSpeed
このオプションでは、PCIe スロット n に取り付けられたアダプタ カードの最大速度を制限することができます。 次のいずれかになります。
[GEN1]:最大速度が 2.5 GT/s(ギガ転送/秒)になります。
[GEN2]:最大速度が 5 GT/s になります。
[GEN3]:最大速度が 8 GT/s になります。
[Disabled]:最大速度は制限されません。
たとえば、PCIe スロット 2 に第 3 世代アダプタ カードがあり、カードがサポートする 8 GT/s の代わりに最大速度 5 GT/s で実行する場合は、PCIe スロット 2 のリンク速度を GEN2 に設定します。 システムは、カードがサポートする最大速度 8 GT/s を無視し、最大速度を強制的に 5 GT/s にします。
C22 および C24 サーバのサーバ管理 BIOS パラメータ
Name 説明 [FRB-2 Timer]
set FRB-2
POST 中にシステムがハングした場合に、システムを回復するために CIMC によって FRB2 タイマーが使用されるかどうか。 次のいずれかになります。
[OS Watchdog Timer]
set OSBootWatchdogTimer
BIOS が指定されたタイムアウト値でウォッチドッグ タイマーをプログラムするかどうか。 次のいずれかになります。
[OS Watchdog Timer Timeout]
set OSBootWatchdogTimerTimeOut
BIOS でウォッチドッグ タイマーの設定に使用されるタイムアウト値。 次のいずれかになります。
[5 Minutes][5_Minutes]:ウォッチドッグ タイマーは、OSのブートが開始されてから 5 分後に期限が切れます。
[10 Minutes][10_Minutes]:ウォッチドッグ タイマーは、OSのブートが開始されてから 10 分後に期限が切れます。
[15 Minutes][15_Minutes]:ウォッチドッグ タイマーは、OSのブートが開始されてから 15 分後に期限が切れます。
[20 Minutes][20_Minutes]:ウォッチドッグ タイマーは、OSのブートが開始されてから 20 分後に期限が切れます。
(注) このオプションは [OS Boot Watchdog Timer] をイネーブルにした場合にのみ適用されます。
[OS Watchdog Timer Policy]
set OSBootWatchdogTimerPolicy
ウォッチドッグ タイマーが切れた場合にシステムで実行されるアクション。 次のいずれかになります。
[DoNothing][Do_Nothing]:OS のブート中にウォッチドッグ タイマーの期限が切れた場合、アクションは実行されません。
[PowerDown][Power_Down]:OS のブート中にウォッチドッグ タイマーの期限が切れた場合、サーバの電源がオフになります。
[Reset]:OS のブート中にウォッチドッグ タイマーが切れた場合、サーバはリセットされます。
(注) このオプションは [OS Boot Watchdog Timer] をイネーブルにした場合にのみ適用されます。
[Boot Order Rules]
set ManagedBootRule
使用できる特定のデバイス タイプのデバイスがない場合、またはユーザがサーバの BIOS セットアップ ユーティリティを使用して別のブート順序を定義している場合に、サーバで CIMC GUI または CLI を通じて定義されているブート順リストを変更する方法。
サポートされるデバイスのタイプは次のとおりです。
HDD:ハード ディスク ドライブ
FDD:フロッピー ディスク ドライブ
[CDROM]:ブート可能 CD-ROM または DVD
PXE:PXE ブート
EFI:Extensible Firmware Interface
[Boot Order Rules] オプションは次のいずれかになります。
[Strict]:特定のタイプのデバイスがない場合、システムでは、ブート順序リストに、そのデバイス タイプ用のプレースホルダを作成します。 そのタイプのデバイスが使用可能になると、事前に定義した位置のブート順に追加されます。
ユーザがサーバの BIOS セットアップ ユーティリティでブート順を定義すると、そのブート順は、で起動 CIMC GUI または CLI を介して設定されているブート順よりも優先されます。 CIMC を介して定義されており、BIOS セットアップ ユーティリティによって定義されたブート順にないすべてのデバイス タイプは、ブート順リストから削除されます。
[Loose]:特定のタイプのデバイスが存在しない場合、システムはブート順からそのデバイス タイプを削除します。 そのタイプのデバイスが使用可能になると、システムはブート順リストの末尾に追加します。
ブート順がサーバの BIOS セットアップ ユーティリティで設定されると、そのブート順は、CIMC GUI または CLI を介して設定されているブート順よりも優先されます。 CIMC を介して定義されており、BIOS セットアップ ユーティリティによって定義されたブート順にないすべてのデバイス タイプは、ブート順リストの最後に移動されます。
C220 および C240 サーバの主要な BIOS パラメータ
C220 および C240 サーバの高度な BIOS パラメータ
[Processor Configuration] のパラメータ
Name 説明 [Intel Hyper-Threading Technology]
set IntelHyperThread
プロセッサで Intel Hyper-Threading Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、マルチスレッド ソフトウェア アプリケーションのスレッドを各プロセッサ内で並列に実行できます。 次のいずれかになります。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。
[Number of Enabled Cores]
set CoreMultiProcessing
サーバ上の 1 つ以上の物理コアをディセーブルにできます。 次のいずれかになります。
[All]:すべての物理コアをイネーブルにします。 これにより、関連付けられている論理プロセッサ コアで Hyper Threading もイネーブルになります。
[1] ~ [n]:サーバで実行できる物理プロセッサ コアの数を指定します。 各物理コアには、論理コアが関連付けられています。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。
[Execute Disable]
set ExecuteDisable
アプリケーション コードを実行できる場所を指定するために、サーバのメモリ領域を分類します。 この分類の結果、悪意のあるワームがバッファにコードを挿入しようとした場合、プロセッサでコードの実行をディセーブルにします。 この設定は、損害、ワームの増殖、および特定クラスの悪意のあるバッファ オーバーフロー攻撃を防止するのに役立ちます。 次のいずれかになります。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。
[Intel VT]
set IntelVT
プロセッサで Intel Virtualization Technology(VT)を使用するかどうか。このテクノロジーでは、1 つのプラットフォームで、複数のオペレーティング システムとアプリケーションをそれぞれ独立したパーティション内で実行できます。 次のいずれかになります。
(注) このオプションを変更した場合は、設定を有効にするためにサーバの電源を再投入する必要があります。
[Intel VT-d]
set IntelVTD
Intel Virtualization Technology for Directed I/O(VT-d)をプロセッサで使用するかどうか。 次のいずれかになります。
[Intel VT-d Coherency Support]
set CoherencySupport
プロセッサで Intel VT-d Coherency をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[Intel VT-d ATS Support]
set ATS
プロセッサで Intel VT-d Address Translation Services(ATS)をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[CPU Performance]
set CPUPerformance
サーバの CPU パフォーマンス プロファイルを設定します。 パフォーマンス プロファイルは次のオプションで構成されます。
次のいずれかになります。
[Enterprise]:すべてのオプションがイネーブルです。
[HighThroughput][High_Throughput]:DCU IP Prefetcher のみがイネーブルです。 残りのオプションはディセーブルになります。
[HPC]:すべてのオプションがイネーブルです。 この設定はハイ パフォーマンス コンピューティングとも呼ばれます。
[Custom]:パフォーマンス プロファイルのすべてのオプションをサーバの BIOS セットアップから設定できます。 また、Hardware Prefetcher オプションと Adjacent Cache-Line Prefetch オプションは、下記のフィールドで設定できます。
[Hardware Prefetcher]
set HardwarePrefetch
プロセッサで、インテル ハードウェア プリフェッチャが必要に応じてデータおよび命令ストリームをメモリから取得し、統合 2 次キャッシュに入れることを許可するかどうか。 次のいずれかになります。
[Adjacent Cache Line Prefetcher]
set AdjacentCacheLinePrefetch
プロセッサで必要な行のみを取得するのではなく、偶数または奇数のペアのキャッシュ行を取得するかどうか。 次のいずれかになります。
[DCU Streamer Prefetch]
set DcuStreamerPrefetch
プロセッサで DCU IP Prefetch メカニズムを使用して履歴キャッシュ アクセス パターンを分析し、L1 キャッシュ内で最も関連性の高い行をプリロードします。 次のいずれかになります。
[DCU IP Prefetcher]
set DcuIpPrefetch
プロセッサで DCU IP Prefetch メカニズムを使用して履歴キャッシュ アクセス パターンを分析し、L1 キャッシュ内で最も関連性の高い行をプリロードします。 次のいずれかになります。
[Direct Cache Access Support]
set DirectCacheAccess
プロセッサで、データを I/O デバイスから直接プロセッサ キャッシュに入れることにより、I/O パフォーマンスを向上させることができます。 この設定はキャッシュ ミスを減らすのに役立ちます。 次のいずれかになります。
[Power Technology]
set CPUPowerManagement
次のオプションの CPU 電源管理設定を指定できます。
[Power Technology] は次のいずれかになります。
[Enhanced Intel Speedstep Technology]
set EnhancedIntelSpeedStep
プロセッサで Enhanced Intel SpeedStep Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、プロセッサの電圧やコア周波数をシステムが動的に調整できます。 このテクノロジーにより、平均電力消費量と平均熱発生量が減少する可能性があります。 次のいずれかになります。
[Disabled]:プロセッサの電圧または周波数を動的に調整しません。
[Enabled]:プロセッサで Enhanced Intel SpeedStep Technology が使用され、サポートされているすべてのスリープ状態でさらに電力を節約することが可能になります。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。
(注) [PowerTechnology][CPUPowerManagement] を [Custom] に設定する必要があります。そのようにしない場合、このパラメータの設定は無視されます。
[Intel Turbo Boost Technology]
set IntelTurboBoostTech
プロセッサで Intel Turbo Boost Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、仕様よりも低い電力、温度、または電圧でプロセッサが動作していると、自動的にそのプロセッサの周波数が上がります。 次のいずれかになります。
(注) [PowerTechnology][CPUPowerManagement] を [Custom] に設定する必要があります。そのようにしない場合、このパラメータの設定は無視されます。
[Processor Power State C6]
set ProcessorC6Report
BIOS からオペレーティング システムに C6 レポートを送信するかどうか。 OS はレポートを受信すると、プロセッサを電力量の少ない C6 状態に移行してエネルギー使用量を減らし、最適なプロセッサ パフォーマンスを維持できます。 次のいずれかになります。
[Disabled]:BIOS から C6 レポートを送信しません。
[Enabled]:BIOS から C6 レポートを送信し、OS がプロセッサを電力量の少ない C6 状態に移行できるようにします。
(注) [PowerTechnology][CPUPowerManagement] を [Custom] に設定する必要があります。そのようにしない場合、このパラメータの設定は無視されます。
[Processor Power State C1 Enhanced]
set ProcessorC1EReport
C1 ステートに入ったときに、CPU が最小周波数に移行するかどうか。 次のいずれかになります。
[Frequency Floor Override]
set CpuFreqFloor
アイドル状態のときに CPU が最大非ターボ周波数未満になることができるかどうか。 次のいずれかになります。
[P-STATE Coordination]
set PsdCoordType
BIOS がオペレーティング システムに P-state サポート モデルを通信する方法を定義できます。 Advanced Configuration and Power Interface(ACPI)仕様で定義される 3 つのモデルがあります。
HW_ALL:プロセッサ ハードウェアが、依存性のある論理プロセッサ(パッケージ内のすべての論理プロセッサ)間の P-state を調整します。
SW_ALL:OS Power Manager(OSPM)が、依存性のある論理プロセッサ(物理パッケージ内のすべての論理プロセッサ)間の P-state を調整します。すべての論理プロセッサで遷移を開始する必要があります。
SW_ANY:OS Power Manager(OSPM)が、依存性のある論理プロセッサ(パッケージ内のすべての論理プロセッサ)間の P-state を調整します。ドメイン内の任意の論理プロセッサで遷移を開始する場合があります。
(注) [PowerTechnology][CPUPowerManagement] を [Custom] に設定する必要があります。そのようにしない場合、このパラメータの設定は無視されます。
[Energy Performance]
set CpuEngPerfBias
システム パフォーマンスまたはエネルギー効率がこのサーバで重要かどうかを判断できます。 次のいずれかになります。
[Memory Configuration] のパラメータ
Name 説明 [Select Memory RAS]
set SelectMemoryRAS
サーバに対するメモリの RAS(信頼性、可用性、有用性)の設定方法。 次のいずれかになります。
[MaximumPerformance][Maximum_Performance]:システムのパフォーマンスが最適化されます。
[Mirroring]:システムのメモリの半分をバックアップとして使用することにより、システムの信頼性が最適化されます。
[Lockstep]:サーバ内の DIMM ペアが、同一のタイプ、サイズ、および構成を持ち、SMI チャネルにまたがって装着されている場合、ロックステップ モードをイネーブルにして、メモリ アクセス遅延の最小化およびパフォーマンスの向上を実現できます。 このオプションを使用した場合、[Mirroring] よりもシステム パフォーマンスが向上し、[Maximum Performance] よりも信頼性が向上しますが、[Mirroring] よりも信頼性が低く、[Maximum Performance] よりもシステム パフォーマンスは低下します。
[DRAM Clock Throttling]
set DRAMClockThrottling
メモリ帯域幅と消費電力に関してシステム設定を調整できます。 次のいずれかになります。
[NUMA]
set NUMAOptimize
BIOS で NUMA をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[Low Voltage DDR Mode]
set LvDDRMode
低電圧と高周波数のどちらのメモリ動作をシステムで優先するか。 次のいずれかになります。
[DRAM Refresh rate]
set DramRefreshRate
DRAM セルをリフレッシュするレートを設定できます。 次のいずれかになります。
[Channel Interleaving]
set ChannelInterLeave
CPU で、同時読み取り処理を可能にするために、メモリ ブロックを分割し、データの隣接する部分をインターリーブされたチャネル間で分散するかどうか。 次のいずれかになります。
[Rank Interleaving]
set RankInterLeave
CPU で、1 つのランクの更新中に別のランクにアクセスできるように、メモリの物理ランクをインターリーブするかどうか。 次のいずれかになります。
[Patrol Scrub]
set PatrolScrub
システムがサーバ上のメモリの未使用部分でも単一ビット メモリ エラーをアクティブに探して訂正するかどうか。 次のいずれかになります。
[Demand Scrub]
set DemandScrub
CPU または I/O によるデマンド リードでメモリの 1 ビット エラーが見つかった場合に、システムでこのエラーを訂正するかどうか。 次のいずれかになります。
[Altitude]
set Altitude
物理サーバがインストールされているおおよその海抜(m)。 次のいずれかになります。
[Onboard Storage] のパラメータ
[USB Configuration] のパラメータ
Name 説明 [Legacy USB Support]
set LegacyUSBSupport
システムでレガシー USB デバイスをサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[Port 60/64 Emulation]
set UsbEmul6064
完全な USB キーボード レガシー サポートのために 60h/64h エミュレーションをシステムでサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[All USB Devices]
set AllUsbDevices
すべての物理および仮想 USB デバイスがイネーブルであるか、ディセーブルであるか。 次のいずれかになります。
[USB Port: Rear]
set UsbPortRear
背面パネルの USB デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[USB Port: Front]
set UsbPortFront
前面パネルの USB デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[USB Port: Internal]
set UsbPortInt
内部 USB デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[USB Port: KVM]
set UsbPortKVM
KVM ポートがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[USB Port: VMedia]
set UsbPortVMedia
仮想メディア デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[USB Port: SD Card]
set UsbPortSdCard
SD カード ドライブがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[PCI Configuration] のパラメータ
Name 説明 [Memory Mapped I/O Above 4GB]
set MemoryMappedIOAbove4GB
64 ビット PCI デバイスの 4 GB 以上のアドレス空間に対するメモリ マップド I/O をイネーブルにするか、ディセーブルにするか。 レガシーなオプション ROM は 4 GB を超えるアドレスにアクセスできません。 PCI デバイスが 64 ビット対応でも、レガシーなオプション ROM を使用する場合は、この設定をイネーブルにしても正しく機能しない場合があります。 次のいずれかになります。
[ASPM Support]
set ASPMSupport
BIOS での ASPM (アクティブ電源状態管理)サポートのレベルを設定できます。 次のいずれかになります。
[VGA Priority]
set VgaPriority
システムに複数の VGA デバイスがある場合は、VGA グラフィックス デバイスのプライオリティを設定できます。 次のいずれかになります。
[Onboard]:プライオリティがオンボード VGA デバイスに与えられます。 BIOS ポスト画面および OS ブートはオンボード VGA ポート経由で駆動されます。
[Offboard]:プライオリティが PCIE グラフィックス アダプタに与えられます。 BIOS ポスト画面および OS ブートは外部グラフィックス アダプタ ポート経由で駆動されます。
[OnboardVGA Disabled][Onboard_VGA_Disabled]:プライオリティが PCIE グラフィックス アダプタに与えられ、オンボード VGA デバイスはディセーブルになります。
(注) オンボード VGA がディセーブルの場合、vKVM は機能しません。
[Serial Configuration] のパラメータ
Name 説明 [Console Redirection]
set ConsoleRedir
POST および BIOS のブート中に、シリアル ポートをコンソール リダイレクションに使用できるようにします。 BIOS のブートが完了し、オペレーティング システムがサーバを担当すると、コンソール リダイレクションは関連がなくなり、無効になります。 次のいずれかになります。
[Terminal Type]
set TerminalType
コンソール リダイレクションに使用される文字フォーマットのタイプ。 次のいずれかになります。
[PC-ANSI]:PC-ANSI 端末フォントが使用されます。
[VT100]:サポートされている vt100 ビデオ端末とその文字セットが使用されます。
[VT100+]:サポートされている vt100-plus ビデオ端末とその文字セットが使用されます。
[VT-UTF8]:UTF-8 文字セットのビデオ端末が使用されます。
(注) この設定は、リモート ターミナル アプリケーション上の設定と一致している必要があります。
[Bits per second]
set BaudRate
シリアル ポートの伝送速度として使用されるボー レート。 [Console Redirection] をディセーブルにした場合は、このオプションを使用できません。 次のいずれかになります。
[9600]:9,600 ボー レートが使用されます。
[19200]:19,200 ボー レートが使用されます。
[38400]:38,400 ボー レートが使用されます。
[57600]:57,600 ボー レートが使用されます。
[115200]:115,200 ボー レートが使用されます。
(注) この設定は、リモート ターミナル アプリケーション上の設定と一致している必要があります。
[Flow Control]
set FlowCtrl
フロー制御にハンドシェイク プロトコルを使用するかどうか。 送信要求/クリア ツー センド(RTS/CTS)を使用すると、隠れた端末問題が原因で発生する可能性があるフレーム コリジョンを減らすことができます。 次のいずれかになります。
(注) この設定は、リモート ターミナル アプリケーション上の設定と一致している必要があります。
[Putty KeyPad]
set PuttyFunctionKeyPad
PuTTY ファンクション キーおよびテンキーの最上段のキーのアクションを変更できます。 次のいずれかになります。
[VT100]:ファンクション キーが ESC OP ~ ESC O[ を生成します。
[LINUX]:Linux 仮想コンソールを模倣します。 ファンクション キー F6 ~ F12 はデフォルト モードと同様に動作しますが、F1 ~ F5 は ESC [[A ~ ESC [[E を生成します。
[XTERMR6]:ファンクション キー F5 ~ F12 がデフォルト モードと同様に動作します。 ファンクション キー F1 ~ F4 が ESC OP ~ ESC OS を生成します。これはデジタル端末のキーパッドの上段によって生成されるシーケンスです。
[SCO]:ファンクション キー F1 ~ F12 が ESC [M ~ ESC [X を生成します。 ファンクションおよび Shift キーが ESC [Y ~ ESC [j を生成します。 Ctrl およびファンクション キーが ESC [k ~ ESC [v を生成します。 Shift、Ctrl およびファンクション キーが ESC [w ~ ESC [{ を生成します。
[ESCN]:デフォルト モードです。 ファンクション キーはデジタル端末の一般的な動作と一致します。 ファンクション キーが ESC [11~ や ESC [12~ などのシーケンスを生成します。
[VT400]:ファンクション キーがデフォルト モードと同様に動作します。 テンキーの最上段のキーが ESC OP ~ ESC OS を生成します。
[Redirection After BIOS POST]
set RedirectionAfterPOST
BIOS POST が完了し、OS ブートローダに制御が渡された後に、BIOS コンソール リダイレクションがアクティブであるかどうか。 次のいずれかになります。
[Out-of-Band Mgmt Port]
set comSpcrEnable
Windows 緊急管理サービスに使用可能な COM ポート 0 を設定することができます。 このセットアップ オプションに基づいて ACPI SPCR テーブルが報告されます。 次のいずれかになります。
[LOM and PCIe Slots Configuration] のパラメータ
Name 説明 [All Onboard LOM Ports]
set AllLomPortControl
すべての LOM ポートがイネーブルであるか、ディセーブルであるか。 次のいずれかになります。
[LOM Port n OptionROM]
set LomOpromControlPortn
n で指定された LOM ポートでオプション ROM を使用できるかどうか。 次のいずれかになります。
[All PCIe Slots OptionROM]
set PcieOptionROMs
サーバで PCIe オプション ROM 拡張スロットを使用できるかどうか。 次のいずれかになります。
[PCIe Slot:n OptionROM]
set PcieSlotnOptionROM
PCIe 拡張スロット n をサーバに使用できるかどうか。 次のいずれかになります。
[PCIe Mezzanine OptionROM]
set PcieMezzOptionROM
PCIe メザニン スロットの拡張 ROM をサーバで使用できるかどうか。 次のいずれかになります。
[PCIe Slot:n Link Speed]
PCIe Slot:nLinkSpeed
このオプションでは、PCIe スロット n に取り付けられたアダプタ カードの最大速度を制限することができます。 次のいずれかになります。
[GEN1]:最大速度が 2.5 GT/s(ギガ転送/秒)になります。
[GEN2]:最大速度が 5 GT/s になります。
[GEN3]:最大速度が 8 GT/s になります。
[Disabled]:最大速度は制限されません。
たとえば、PCIe スロット 2 に第 3 世代アダプタ カードがあり、カードがサポートする 8 GT/s の代わりに最大速度 5 GT/s で実行する場合は、PCIe スロット 2 のリンク速度を GEN2 に設定します。 システムは、カードがサポートする最大速度 8 GT/s を無視し、最大速度を強制的に 5 GT/s にします。
C220 および C240 サーバのサーバ管理 BIOS パラメータ
Name 説明 [FRB-2 Timer]
set FRB-2
POST 中にシステムがハングした場合に、システムを回復するために CIMC によって FRB2 タイマーが使用されるかどうか。 次のいずれかになります。
[OS Watchdog Timer]
set OSBootWatchdogTimer
BIOS が指定されたタイムアウト値でウォッチドッグ タイマーをプログラムするかどうか。 次のいずれかになります。
[OS Watchdog Timer Timeout]
set OSBootWatchdogTimerTimeOut
BIOS でウォッチドッグ タイマーの設定に使用されるタイムアウト値。 次のいずれかになります。
[5 Minutes][5_Minutes]:ウォッチドッグ タイマーは、OSのブートが開始されてから 5 分後に期限が切れます。
[10 Minutes][10_Minutes]:ウォッチドッグ タイマーは、OSのブートが開始されてから 10 分後に期限が切れます。
[15 Minutes][15_Minutes]:ウォッチドッグ タイマーは、OSのブートが開始されてから 15 分後に期限が切れます。
[20 Minutes][20_Minutes]:ウォッチドッグ タイマーは、OSのブートが開始されてから 20 分後に期限が切れます。
(注) このオプションは [OS Boot Watchdog Timer] をイネーブルにした場合にのみ適用されます。
[OS Watchdog Timer Policy]
set OSBootWatchdogTimerPolicy
ウォッチドッグ タイマーが切れた場合にシステムで実行されるアクション。 次のいずれかになります。
[DoNothing][Do_Nothing]:OS のブート中にウォッチドッグ タイマーの期限が切れた場合、アクションは実行されません。
[PowerDown][Power_Down]:OS のブート中にウォッチドッグ タイマーの期限が切れた場合、サーバの電源がオフになります。
[Reset]:OS のブート中にウォッチドッグ タイマーが切れた場合、サーバはリセットされます。
(注) このオプションは [OS Boot Watchdog Timer] をイネーブルにした場合にのみ適用されます。
[Boot Order Rules]
set ManagedBootRule
使用できる特定のデバイス タイプのデバイスがない場合、またはユーザがサーバの BIOS セットアップ ユーティリティを使用して別のブート順序を定義している場合に、サーバで CIMC GUI または CLI を通じて定義されているブート順リストを変更する方法。
サポートされるデバイスのタイプは次のとおりです。
HDD:ハード ディスク ドライブ
FDD:フロッピー ディスク ドライブ
[CDROM]:ブート可能 CD-ROM または DVD
PXE:PXE ブート
EFI:Extensible Firmware Interface
[Boot Order Rules] オプションは次のいずれかになります。
[Strict]:特定のタイプのデバイスがない場合、システムでは、ブート順序リストに、そのデバイス タイプ用のプレースホルダを作成します。 そのタイプのデバイスが使用可能になると、事前に定義した位置のブート順に追加されます。
ユーザがサーバの BIOS セットアップ ユーティリティでブート順を定義すると、そのブート順は、で起動 CIMC GUI または CLI を介して設定されているブート順よりも優先されます。 CIMC を介して定義されており、BIOS セットアップ ユーティリティによって定義されたブート順にないすべてのデバイス タイプは、ブート順リストから削除されます。
[Loose]:特定のタイプのデバイスが存在しない場合、システムはブート順からそのデバイス タイプを削除します。 そのタイプのデバイスが使用可能になると、システムはブート順リストの末尾に追加します。
ブート順がサーバの BIOS セットアップ ユーティリティで設定されると、そのブート順は、CIMC GUI または CLI を介して設定されているブート順よりも優先されます。 CIMC を介して定義されており、BIOS セットアップ ユーティリティによって定義されたブート順にないすべてのデバイス タイプは、ブート順リストの最後に移動されます。
C260 サーバの主要な BIOS パラメータ
C260 サーバの高度な BIOS パラメータ
[Processor Configuration] のパラメータ
Name 説明 [Intel Turbo Boost Technology]
set IntelTurboBoostTech
プロセッサで Intel Turbo Boost Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、仕様よりも低い電力、温度、または電圧でプロセッサが動作していると、自動的にそのプロセッサの周波数が上がります。 次のいずれかになります。
[Enhanced Intel Speedstep Technology]
set EnhancedIntelSpeedStep
プロセッサで Enhanced Intel SpeedStep Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、プロセッサの電圧やコア周波数をシステムが動的に調整できます。 このテクノロジーにより、平均電力消費量と平均熱発生量が減少する可能性があります。 次のいずれかになります。
[Disabled]:プロセッサの電圧または周波数を動的に調整しません。
[Enabled]:プロセッサで Enhanced Intel SpeedStep Technology が使用され、サポートされているすべてのスリープ状態でさらに電力を節約することが可能になります。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。
[Intel Hyper-Threading Technology]
set IntelHyperThread
プロセッサで Intel Hyper-Threading Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、マルチスレッド ソフトウェア アプリケーションのスレッドを各プロセッサ内で並列に実行できます。 次のいずれかになります。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。
[Number of Enabled Cores]
set CoreMultiProcessing
サーバ上の 1 つ以上の物理コアをディセーブルにできます。 次のいずれかになります。
[All]:すべての物理コアをイネーブルにします。 これにより、関連付けられている論理プロセッサ コアで Hyper Threading もイネーブルになります。
[1] ~ [n]:サーバで実行できる物理プロセッサ コアの数を指定します。 各物理コアには、論理コアが関連付けられています。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。
[Execute Disable]
set ExecuteDisable
アプリケーション コードを実行できる場所を指定するために、サーバのメモリ領域を分類します。 この分類の結果、悪意のあるワームがバッファにコードを挿入しようとした場合、プロセッサでコードの実行をディセーブルにします。 この設定は、損害、ワームの増殖、および特定クラスの悪意のあるバッファ オーバーフロー攻撃を防止するのに役立ちます。 次のいずれかになります。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。
[Intel Virtualization Technology]
set IntelVT
プロセッサで Intel Virtualization Technology(VT)を使用するかどうか。このテクノロジーでは、1 つのプラットフォームで、複数のオペレーティング システムとアプリケーションをそれぞれ独立したパーティション内で実行できます。 次のいずれかになります。
(注) このオプションを変更した場合は、設定を有効にするためにサーバの電源を再投入する必要があります。
[Intel VT for Directed IO]
set IntelVTD
Intel Virtualization Technology for Directed I/O(VT-d)をプロセッサで使用するかどうか。 次のいずれかになります。
[Intel VT-d Interrupt Remapping]
set InterruptRemap
プロセッサで Intel VT-d Interrupt Remapping をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[Intel VT-d Coherency Support]
set CoherencySupport
プロセッサで Intel VT-d Coherency をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[Intel VT-d Address Translation Services]
set ATS
プロセッサで Intel VT-d Address Translation Services(ATS)をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[Intel VT-d PassThrough DMA]
set PassThroughDMA
プロセッサで Intel VT-d Pass-through DMA をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[Direct Cache Access]
set DirectCacheAccess
プロセッサで、データを I/O デバイスから直接プロセッサ キャッシュに入れることにより、I/O パフォーマンスを向上させることができます。 この設定はキャッシュ ミスを減らすのに役立ちます。 次のいずれかになります。
[Processor C3 Report]
set ProcessorC3Report
BIOS からオペレーティング システムに C3 レポートを送信するかどうか。 OS はレポートを受信すると、プロセッサを電力量の少ない C3 状態に移行してエネルギー使用量を減らし、最適なプロセッサ パフォーマンスを維持できます。 次のいずれかになります。
[Processor C6 Report]
set ProcessorC6Report
BIOS からオペレーティング システムに C6 レポートを送信するかどうか。 OS はレポートを受信すると、プロセッサを電力量の少ない C6 状態に移行してエネルギー使用量を減らし、最適なプロセッサ パフォーマンスを維持できます。 次のいずれかになります。
[Package C State Limit]
set PackageCStateLimit
アイドル時にサーバ コンポーネントが使用できる電力量。 次のいずれかになります。
[C0state][C0_state]:サーバはすべてのサーバ コンポーネントに常にフル パワーを提供します。 このオプションでは、最高レベルのパフォーマンスが維持され、最大量の電力が必要となります。
[C1state][C1_state]:CPU のアイドル時に、システムは電力消費を少し減らします。 このオプションでは、必要な電力が C0 よりも少なく、サーバはすばやくハイ パフォーマンス モードに戻ることができます。
[C3state][C3_state]:CPU のアイドル時に、システムは C1 オプションの場合よりもさらに電力消費を減らします。 この場合、必要な電力は C1 または C0 よりも少なくなりますが、サーバがハイ パフォーマンス モードに戻るのに要する時間が少し長くなります。
[C6state][C6_state]:CPU のアイドル時に、システムは C3 オプションの場合よりもさらに電力消費を減らします。 このオプションを使用すると、C0、C1、または C3 よりも電力量が節約されますが、サーバがフルパワーに戻るまでにパフォーマンス上の問題が発生する可能性があります。
[C7state][C7_state]:CPU のアイドル時に、サーバはコンポーネントが使用できる電力量を最小にします。 このオプションでは、節約される電力量が最大になりますが、サーバがハイ パフォーマンス モードに戻るのに要する時間も最も長くなります。
[NoLimit][No_Limit]:サーバは、使用可能な任意の C ステートに入ることがあります。
(注) このオプションは [CPU C State] がイネーブルの場合にのみ使用されます。
[CPU C State]
set ProcessorCcxEnable
アイドル期間中にシステムが省電力モードに入ることができるかどうか。 次のいずれかになります。
[C1E]
set ProcessorC1eEnable
C1 ステートに入ったときに、CPU が最小周波数に移行するかどうか。 次のいずれかになります。
[Disabled]:CPU は C1 ステートでも引き続き最大周波数で動作します。
[Enabled]:CPU は最小周波数に移行します。 このオプションでは C1 ステートで節約される電力量が最大になります。
(注) このオプションは、[CPUC State][ProcessorCcxEnable] がイネーブルの場合にのみ使用します。
[Memory Configuration] のパラメータ
Name 説明 [Select Memory RAS]
set SelectMemoryRAS
サーバに対するメモリの RAS(信頼性、可用性、有用性)の設定方法。 次のいずれかになります。
[NUMA Optimized]
set NUMAOptimize
BIOS で NUMA をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[Sparing Mode]
set SparingMode
CIMC で使用される予備設定モード。 次のいずれかになります。
(注) このオプションは、[SelectMemory RAS][set SelectMemoryRAS] が [Sparing] に設定されている場合にのみ使用されます。
[Mirroring Mode]
set MirroringMode
ミラーリングは Integrated Memory Controller(IMC)全体でサポートされ、1 つのメモリ ライザーが別のメモリ ライザーとミラーリングされます。 次のいずれかになります。
(注) このオプションは、[SelectMemory RAS][SelectMemoryRAS] が [Mirroring] に設定されている場合にのみ使用します。
[DRAM Refresh rate]
set DramRefreshRate
DRAM セルをリフレッシュするレートを設定できます。 次のいずれかになります。
[Patrol Scrub]
set PatrolScrub
システムがサーバ上のメモリの未使用部分でも単一ビット メモリ エラーをアクティブに探して訂正するかどうか。 次のいずれかになります。
[Patrol Scrub Interval]
set PatrolScrubDuration
各パトロール スクラブによるメモリ アクセスの時間間隔を制御します。 小さくすると、メモリのスクラブ頻度が高くなりますが、必要なメモリ帯域幅も多くなります。
5 ~ 23 の値を選択します。 デフォルト値は 8 です。
(注) このオプションは、[Patrol Scrub] がイネーブルの場合にのみ使用します。
[CKE Low Policy]
set CkeLowPolicy
DIMM の省電力モード ポリシーを制御します。 次のいずれかになります。
[PCI Configuration] のパラメータ
Name 説明 [Memory Mapped I/O Above 4GB]
set MemoryMappedIOAbove4GB
64 ビット PCI デバイスの 4 GB 以上のアドレス空間に対するメモリ マップド I/O をイネーブルにするか、ディセーブルにするか。 レガシーなオプション ROM は 4 GB を超えるアドレスにアクセスできません。 PCI デバイスが 64 ビット対応でも、レガシーなオプション ROM を使用する場合は、この設定をイネーブルにしても正しく機能しない場合があります。 次のいずれかになります。
[Onboard NIC n ROM]
set NIC-n-ROM
n で指定されたオンボード NIC 用に組み込み PXE オプション ROM をシステムでロードするかどうか。 次のいずれかになります。
[PCIe OptionROMs]
set PciOptionRomsDisable
サーバで PCIe オプション ROM 拡張スロットを使用できるかどうか。 次のいずれかになります。
[PCIe Slot n ROM]
set Slot-n-ROM
PCIe 拡張スロット n をサーバに使用できるかどうか。 次のいずれかになります。
[Onboard Gbit LOM]
set OnboardNic1
サーバ上で Gbit LOM がイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[Onboard 10Gbit LOM]
set OnboardNic2
サーバ上で 10Gbit LOM がイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[Sriov]
set SrIov
サーバ上で SR-IOV(Single Root I/O Virtualization)がイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[IOH Resource Allocation]
set IOHResource
システム要件に応じて、IOH0 と IOH1 間で 16 ビット I/O リソースの 64 KB を分配できます。 次のいずれかになります。
[IOH0 24k IOH1 40k]:16 ビット I/O リソースの 24 KB を IOH0 に、16 ビット I/O リソースの 40 KB を IOH1 に割り当てます。
[IOH0 32k IOH1 32k]:16 ビット I/O リソースの 32 KB を IOH0 に、16 ビット I/O リソースの 32 KB を IOH1 に割り当てます。
[IOH0 40k IOH1 24k]:16 ビット I/O リソースの 40 KB を IOH0 に、16 ビット I/O リソースの 24 KB を IOH1 に割り当てます。
[IOH0 48k IOH1 16k]:16 ビット I/O リソースの 48 KB を IOH0 に、16 ビット I/O リソースの 16 KB を IOH1 に割り当てます。
[IOH0 56k IOH1 8k]:16 ビット I/O リソースの 56 KB を IOH0 に、16 ビット I/O リソースの 8 KB を IOH1 に割り当てます。
C260 サーバのサーバ管理 BIOS パラメータ
Name 説明 [Assert NMI on SERR]
set AssertNMIOnSERR
システム エラー(SERR)の発生時に、BIOS がマスク不能割り込み(NMI)を生成し、エラーをログに記録するかどうか。 次のいずれかになります。
[Assert NMI on PERR]
set AssertNMIOnPERR
プロセッサ バス パリティ エラー(PERR)の発生時に、BIOS がマスク不能割り込み(NMI)を生成し、エラーをログに記録するかどうか。 次のいずれかになります。
[Console Redirection]
set ConsoleRedir
POST および BIOS のブート中に、シリアル ポートをコンソール リダイレクションに使用できるようにします。 BIOS のブートが完了し、オペレーティング システムがサーバを担当すると、コンソール リダイレクションは関連がなくなり、無効になります。 次のいずれかになります。
[Disabled]:POST 中にコンソール リダイレクションは発生しません。
[SerialPort A][Serial_Port_A]:POST 中のシリアル ポート A でのコンソール リダイレクションをイネーブルにします。
(注) このオプションをイネーブルにする場合は、POST 中に表示される Quiet Boot のロゴ画面もディセーブルにします。
[Flow Control]
set FlowCtrl
フロー制御にハンドシェイク プロトコルを使用するかどうか。 送信要求/クリア ツー センド(RTS/CTS)を使用すると、隠れた端末問題が原因で発生する可能性があるフレーム コリジョンを減らすことができます。 次のいずれかになります。
(注) この設定は、リモート ターミナル アプリケーション上の設定と一致している必要があります。
[Baud Rate]
set BaudRate
シリアル ポートの伝送速度として使用されるボー レート。 [Console Redirection] をディセーブルにした場合は、このオプションを使用できません。 次のいずれかになります。
[9.6k]:9,600 ボー レートが使用されます。
[19.2k]:19,200 ボー レートが使用されます。
[38.4k]:38,400 ボー レートが使用されます。
[57.6k]:57,600 ボー レートが使用されます。
[115.2k]:115,200 ボー レートが使用されます。
(注) この設定は、リモート ターミナル アプリケーション上の設定と一致している必要があります。
[Terminal Type]
set TerminalType
コンソール リダイレクションに使用される文字フォーマットのタイプ。 次のいずれかになります。
[PC-ANSI]:PC-ANSI 端末フォントが使用されます。
[VT100]:サポートされている vt100 ビデオ端末とその文字セットが使用されます。
[VT100-PLUS]:サポートされている vt100-plus ビデオ端末とその文字セットが使用されます。
[VT-UTF8]:UTF-8 文字セットのビデオ端末が使用されます。
(注) この設定は、リモート ターミナル アプリケーション上の設定と一致している必要があります。
[OS Boot Watchdog Timer Timeout]
set OSBootWatchdogTimerTimeOut
BIOS でウォッチドッグ タイマーの設定に使用されるタイムアウト値。 次のいずれかになります。
[5 Minutes][5_Minutes]:ウォッチドッグ タイマーは、OSのブートが開始されてから 5 分後に期限が切れます。
[10 Minutes][10_Minutes]:ウォッチドッグ タイマーは、OSのブートが開始されてから 10 分後に期限が切れます。
[15 Minutes][15_Minutes]:ウォッチドッグ タイマーは、OSのブートが開始されてから 15 分後に期限が切れます。
[20 Minutes][20_Minutes]:ウォッチドッグ タイマーは、OSのブートが開始されてから 20 分後に期限が切れます。
(注) このオプションは [OS Boot Watchdog Timer] をイネーブルにした場合にのみ適用されます。
[OS Boot Watchdog Policy]
set OSBootWatchdogTimerPolicy
ウォッチドッグ タイマーが切れた場合にシステムで実行されるアクション。 次のいずれかになります。
[PowerOff][Power_Off]:OS のブート中にウォッチドッグ タイマーの期限が切れた場合、サーバの電源がオフになります。
[Reset]:OS のブート中にウォッチドッグ タイマーが切れた場合、サーバはリセットされます。
(注) このオプションは [OS Boot Watchdog Timer] をイネーブルにした場合にのみ適用されます。
[Legacy OS Redirection]
set LegacyOSRedir
シリアル ポートでレガシーなオペレーティング システム(DOS など)からのリダイレクションをイネーブルにするかどうか。 次のいずれかになります。
[OS Boot Watchdog Timer]
set OSBootWatchdogTimer
BIOS が指定されたタイムアウト値でウォッチドッグ タイマーをプログラムするかどうか。 次のいずれかになります。
C420 サーバの主要な BIOS パラメータ
C420 サーバの高度な BIOS パラメータ
[Processor Configuration] のパラメータ
Name 説明 [Intel Hyper-Threading Technology]
set IntelHyperThread
プロセッサで Intel Hyper-Threading Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、マルチスレッド ソフトウェア アプリケーションのスレッドを各プロセッサ内で並列に実行できます。 次のいずれかになります。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。
[Number of Enabled Cores]
set CoreMultiProcessing
サーバ上の 1 つ以上の物理コアをディセーブルにできます。 次のいずれかになります。
[All]:すべての物理コアをイネーブルにします。 これにより、関連付けられている論理プロセッサ コアで Hyper Threading もイネーブルになります。
[1] ~ [n]:サーバで実行できる物理プロセッサ コアの数を指定します。 各物理コアには、論理コアが関連付けられています。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。
[Execute Disable]
set ExecuteDisable
アプリケーション コードを実行できる場所を指定するために、サーバのメモリ領域を分類します。 この分類の結果、悪意のあるワームがバッファにコードを挿入しようとした場合、プロセッサでコードの実行をディセーブルにします。 この設定は、損害、ワームの増殖、および特定クラスの悪意のあるバッファ オーバーフロー攻撃を防止するのに役立ちます。 次のいずれかになります。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。
[Intel VT]
set IntelVT
プロセッサで Intel Virtualization Technology(VT)を使用するかどうか。このテクノロジーでは、1 つのプラットフォームで、複数のオペレーティング システムとアプリケーションをそれぞれ独立したパーティション内で実行できます。 次のいずれかになります。
(注) このオプションを変更した場合は、設定を有効にするためにサーバの電源を再投入する必要があります。
[Intel VT-d]
set IntelVTD
Intel Virtualization Technology for Directed I/O(VT-d)をプロセッサで使用するかどうか。 次のいずれかになります。
[Intel VT-d Coherency Support]
set CoherencySupport
プロセッサで Intel VT-d Coherency をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[Intel VT-d ATS Support]
set ATS
プロセッサで Intel VT-d Address Translation Services(ATS)をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[CPU Performance]
set CPUPerformance
サーバの CPU パフォーマンス プロファイルを設定します。 パフォーマンス プロファイルは次のオプションで構成されます。
次のいずれかになります。
[Enterprise]:すべてのオプションがイネーブルです。
[HighThroughput][High_Throughput]:DCU IP Prefetcher のみがイネーブルです。 残りのオプションはディセーブルになります。
[HPC]:すべてのオプションがイネーブルです。 この設定はハイ パフォーマンス コンピューティングとも呼ばれます。
[Custom]:パフォーマンス プロファイルのすべてのオプションをサーバの BIOS セットアップから設定できます。 また、Hardware Prefetcher オプションと Adjacent Cache-Line Prefetch オプションは、下記のフィールドで設定できます。
[Hardware Prefetcher]
set HardwarePrefetch
プロセッサで、インテル ハードウェア プリフェッチャが必要に応じてデータおよび命令ストリームをメモリから取得し、統合 2 次キャッシュに入れることを許可するかどうか。 次のいずれかになります。
[Adjacent Cache Line Prefetcher]
set AdjacentCacheLinePrefetch
プロセッサで必要な行のみを取得するのではなく、偶数または奇数のペアのキャッシュ行を取得するかどうか。 次のいずれかになります。
[DCU Streamer Prefetch]
set DcuStreamerPrefetch
プロセッサで DCU IP Prefetch メカニズムを使用して履歴キャッシュ アクセス パターンを分析し、L1 キャッシュ内で最も関連性の高い行をプリロードします。 次のいずれかになります。
[DCU IP Prefetcher]
set DcuIpPrefetch
プロセッサで DCU IP Prefetch メカニズムを使用して履歴キャッシュ アクセス パターンを分析し、L1 キャッシュ内で最も関連性の高い行をプリロードします。 次のいずれかになります。
[Direct Cache Access Support]
set DirectCacheAccess
プロセッサで、データを I/O デバイスから直接プロセッサ キャッシュに入れることにより、I/O パフォーマンスを向上させることができます。 この設定はキャッシュ ミスを減らすのに役立ちます。 次のいずれかになります。
[Power Technology]
set CPUPowerManagement
次のオプションの CPU 電源管理設定を指定できます。
[Power Technology] は次のいずれかになります。
[Enhanced Intel Speedstep Technology]
set EnhancedIntelSpeedStep
プロセッサで Enhanced Intel SpeedStep Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、プロセッサの電圧やコア周波数をシステムが動的に調整できます。 このテクノロジーにより、平均電力消費量と平均熱発生量が減少する可能性があります。 次のいずれかになります。
[Disabled]:プロセッサの電圧または周波数を動的に調整しません。
[Enabled]:プロセッサで Enhanced Intel SpeedStep Technology が使用され、サポートされているすべてのスリープ状態でさらに電力を節約することが可能になります。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。
(注) [PowerTechnology][CPUPowerManagement] を [Custom] に設定する必要があります。そのようにしない場合、このパラメータの設定は無視されます。
[Intel Turbo Boost Technology]
set IntelTurboBoostTech
プロセッサで Intel Turbo Boost Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、仕様よりも低い電力、温度、または電圧でプロセッサが動作していると、自動的にそのプロセッサの周波数が上がります。 次のいずれかになります。
(注) [PowerTechnology][CPUPowerManagement] を [Custom] に設定する必要があります。そのようにしない場合、このパラメータの設定は無視されます。
[Processor Power State C6]
set ProcessorC6Report
BIOS からオペレーティング システムに C6 レポートを送信するかどうか。 OS はレポートを受信すると、プロセッサを電力量の少ない C6 状態に移行してエネルギー使用量を減らし、最適なプロセッサ パフォーマンスを維持できます。 次のいずれかになります。
[Disabled]:BIOS から C6 レポートを送信しません。
[Enabled]:BIOS から C6 レポートを送信し、OS がプロセッサを電力量の少ない C6 状態に移行できるようにします。
(注) [PowerTechnology][CPUPowerManagement] を [Custom] に設定する必要があります。そのようにしない場合、このパラメータの設定は無視されます。
[Processor Power State C1 Enhanced]
set ProcessorC1EReport
C1 ステートに入ったときに、CPU が最小周波数に移行するかどうか。 次のいずれかになります。
[Frequency Floor Override]
set CpuFreqFloor
アイドル状態のときに CPU が最大非ターボ周波数未満になることができるかどうか。 次のいずれかになります。
[P-STATE Coordination]
set PsdCoordType
BIOS がオペレーティング システムに P-state サポート モデルを通信する方法を定義できます。 Advanced Configuration and Power Interface(ACPI)仕様で定義される 3 つのモデルがあります。
HW_ALL:プロセッサ ハードウェアが、依存性のある論理プロセッサ(パッケージ内のすべての論理プロセッサ)間の P-state を調整します。
SW_ALL:OS Power Manager(OSPM)が、依存性のある論理プロセッサ(物理パッケージ内のすべての論理プロセッサ)間の P-state を調整します。すべての論理プロセッサで遷移を開始する必要があります。
SW_ANY:OS Power Manager(OSPM)が、依存性のある論理プロセッサ(パッケージ内のすべての論理プロセッサ)間の P-state を調整します。ドメイン内の任意の論理プロセッサで遷移を開始する場合があります。
(注) [PowerTechnology][CPUPowerManagement] を [Custom] に設定する必要があります。そのようにしない場合、このパラメータの設定は無視されます。
[Energy Performance]
set CpuEngPerfBias
システム パフォーマンスまたはエネルギー効率がこのサーバで重要かどうかを判断できます。 次のいずれかになります。
[Memory Configuration] のパラメータ
Name 説明 [Select Memory RAS]
set SelectMemoryRAS
サーバに対するメモリの RAS(信頼性、可用性、有用性)の設定方法。 次のいずれかになります。
[MaximumPerformance][Maximum_Performance]:システムのパフォーマンスが最適化されます。
[Mirroring]:システムのメモリの半分をバックアップとして使用することにより、システムの信頼性が最適化されます。
[Lockstep]:サーバ内の DIMM ペアが、同一のタイプ、サイズ、および構成を持ち、SMI チャネルにまたがって装着されている場合、ロックステップ モードをイネーブルにして、メモリ アクセス遅延の最小化およびパフォーマンスの向上を実現できます。 このオプションを使用した場合、[Mirroring] よりもシステム パフォーマンスが向上し、[Maximum Performance] よりも信頼性が向上しますが、[Mirroring] よりも信頼性が低く、[Maximum Performance] よりもシステム パフォーマンスは低下します。
[DRAM Clock Throttling]
set DRAMClockThrottling
メモリ帯域幅と消費電力に関してシステム設定を調整できます。 次のいずれかになります。
[NUMA]
set NUMAOptimize
BIOS で NUMA をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[Low Voltage DDR Mode]
set LvDDRMode
低電圧と高周波数のどちらのメモリ動作をシステムで優先するか。 次のいずれかになります。
[DRAM Refresh rate]
set DramRefreshRate
DRAM セルをリフレッシュするレートを設定できます。 次のいずれかになります。
[Channel Interleaving]
set ChannelInterLeave
CPU で、同時読み取り処理を可能にするために、メモリ ブロックを分割し、データの隣接する部分をインターリーブされたチャネル間で分散するかどうか。 次のいずれかになります。
[Rank Interleaving]
set RankInterLeave
CPU で、1 つのランクの更新中に別のランクにアクセスできるように、メモリの物理ランクをインターリーブするかどうか。 次のいずれかになります。
[Patrol Scrub]
set PatrolScrub
システムがサーバ上のメモリの未使用部分でも単一ビット メモリ エラーをアクティブに探して訂正するかどうか。 次のいずれかになります。
[Demand Scrub]
set DemandScrub
CPU または I/O によるデマンド リードでメモリの 1 ビット エラーが見つかった場合に、システムでこのエラーを訂正するかどうか。 次のいずれかになります。
[Altitude]
set Altitude
物理サーバがインストールされているおおよその海抜(m)。 次のいずれかになります。
[USB Configuration] のパラメータ
Name 説明 [Legacy USB Support]
set LegacyUSBSupport
システムでレガシー USB デバイスをサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[All USB Devices]
set AllUsbDevices
すべての物理および仮想 USB デバイスがイネーブルであるか、ディセーブルであるか。 次のいずれかになります。
[USB Port: Rear]
set UsbPortRear
背面パネルの USB デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[USB Port: Front]
set UsbPortFront
前面パネルの USB デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[USB Port: Internal]
set UsbPortInt
内部 USB デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[USB Port: KVM]
set UsbPortKVM
KVM ポートがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[USB Port: VMedia]
set UsbPortVMedia
仮想メディア デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[USB Port: SD Card]
set UsbPortSdCard
SD カード ドライブがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[PCI Configuration] のパラメータ
Name 説明 [MMIO Above 4GB]
set MemoryMappedIOAbove4GB
64 ビット PCI デバイスの 4 GB 以上のアドレス空間に対するメモリ マップド I/O をイネーブルにするか、ディセーブルにするか。 レガシーなオプション ROM は 4 GB を超えるアドレスにアクセスできません。 PCI デバイスが 64 ビット対応でも、レガシーなオプション ROM を使用する場合は、この設定をイネーブルにしても正しく機能しない場合があります。 次のいずれかになります。
[ASPM Support]
set ASPMSupport
BIOS での ASPM (アクティブ電源状態管理)サポートのレベルを設定できます。 次のいずれかになります。
[VGA Priority]
set VgaPriority
システムに複数の VGA デバイスがある場合は、VGA グラフィックス デバイスのプライオリティを設定できます。 次のいずれかになります。
[Onboard]:プライオリティがオンボード VGA デバイスに与えられます。 BIOS ポスト画面および OS ブートはオンボード VGA ポート経由で駆動されます。
[Offboard]:プライオリティが PCIE グラフィックス アダプタに与えられます。 BIOS ポスト画面および OS ブートは外部グラフィックス アダプタ ポート経由で駆動されます。
[OnboardVGA Disabled][Onboard_VGA_Disabled]:プライオリティが PCIE グラフィックス アダプタに与えられ、オンボード VGA デバイスはディセーブルになります。
(注) オンボード VGA がディセーブルの場合、vKVM は機能しません。
[Serial Configuration] のパラメータ
Name 説明 [Console Redirection]
set ConsoleRedir
POST および BIOS のブート中に、シリアル ポートをコンソール リダイレクションに使用できるようにします。 BIOS のブートが完了し、オペレーティング システムがサーバを担当すると、コンソール リダイレクションは関連がなくなり、無効になります。 次のいずれかになります。
[Terminal Type]
set TerminalType
コンソール リダイレクションに使用される文字フォーマットのタイプ。 次のいずれかになります。
[PC-ANSI]:PC-ANSI 端末フォントが使用されます。
[VT100]:サポートされている vt100 ビデオ端末とその文字セットが使用されます。
[VT100+]:サポートされている vt100-plus ビデオ端末とその文字セットが使用されます。
[VT-UTF8]:UTF-8 文字セットのビデオ端末が使用されます。
(注) この設定は、リモート ターミナル アプリケーション上の設定と一致している必要があります。
[Bits per second]
set BaudRate
シリアル ポートの伝送速度として使用されるボー レート。 [Console Redirection] をディセーブルにした場合は、このオプションを使用できません。 次のいずれかになります。
[9600]:9,600 ボー レートが使用されます。
[19200]:19,200 ボー レートが使用されます。
[38400]:38,400 ボー レートが使用されます。
[57600]:57,600 ボー レートが使用されます。
[115200]:115,200 ボー レートが使用されます。
(注) この設定は、リモート ターミナル アプリケーション上の設定と一致している必要があります。
[Flow Control]
set FlowCtrl
フロー制御にハンドシェイク プロトコルを使用するかどうか。 送信要求/クリア ツー センド(RTS/CTS)を使用すると、隠れた端末問題が原因で発生する可能性があるフレーム コリジョンを減らすことができます。 次のいずれかになります。
(注) この設定は、リモート ターミナル アプリケーション上の設定と一致している必要があります。
[Putty KeyPad]
set PuttyFunctionKeyPad
PuTTY ファンクション キーおよびテンキーの最上段のキーのアクションを変更できます。 次のいずれかになります。
[VT100]:ファンクション キーが ESC OP ~ ESC O[ を生成します。
[LINUX]:Linux 仮想コンソールを模倣します。 ファンクション キー F6 ~ F12 はデフォルト モードと同様に動作しますが、F1 ~ F5 は ESC [[A ~ ESC [[E を生成します。
[XTERMR6]:ファンクション キー F5 ~ F12 がデフォルト モードと同様に動作します。 ファンクション キー F1 ~ F4 が ESC OP ~ ESC OS を生成します。これはデジタル端末のキーパッドの上段によって生成されるシーケンスです。
[SCO]:ファンクション キー F1 ~ F12 が ESC [M ~ ESC [X を生成します。 ファンクションおよび Shift キーが ESC [Y ~ ESC [j を生成します。 Ctrl およびファンクション キーが ESC [k ~ ESC [v を生成します。 Shift、Ctrl およびファンクション キーが ESC [w ~ ESC [{ を生成します。
[ESCN]:デフォルト モードです。 ファンクション キーはデジタル端末の一般的な動作と一致します。 ファンクション キーが ESC [11~ や ESC [12~ などのシーケンスを生成します。
[VT400]:ファンクション キーがデフォルト モードと同様に動作します。 テンキーの最上段のキーが ESC OP ~ ESC OS を生成します。
[Redirection After BIOS POST]
set RedirectionAfterPOST
BIOS POST が完了し、OS ブートローダに制御が渡された後に、BIOS コンソール リダイレクションがアクティブであるかどうか。 次のいずれかになります。
[LOM and PCIe Slots Configuration] のパラメータ
Name 説明 [All Onboard LOM Ports]
set AllLomPortControl
すべての LOM ポートがイネーブルであるか、ディセーブルであるか。 次のいずれかになります。
[LOM Port n OptionROM]
set LomOpromControlPortn
n で指定された LOM ポートでオプション ROM を使用できるかどうか。 次のいずれかになります。
[All PCIe Slots OptionROM]
set PcieOptionROMs
サーバで PCIe オプション ROM 拡張スロットを使用できるかどうか。 次のいずれかになります。
[PCIe Slot:n OptionROM]
set PcieSlotnOptionROM
PCIe 拡張スロット n をサーバに使用できるかどうか。 次のいずれかになります。
[PCIe Slot:n Link Speed]
PCIe Slot:nLinkSpeed
このオプションでは、PCIe スロット n に取り付けられたアダプタ カードの最大速度を制限することができます。 次のいずれかになります。
[GEN1]:最大速度が 2.5 GT/s(ギガ転送/秒)になります。
[GEN2]:最大速度が 5 GT/s になります。
[GEN3]:最大速度が 8 GT/s になります。
[Disabled]:最大速度は制限されません。
たとえば、PCIe スロット 2 に第 3 世代アダプタ カードがあり、カードがサポートする 8 GT/s の代わりに最大速度 5 GT/s で実行する場合は、PCIe スロット 2 のリンク速度を GEN2 に設定します。 システムは、カードがサポートする最大速度 8 GT/s を無視し、最大速度を強制的に 5 GT/s にします。
C420 サーバのサーバ管理 BIOS パラメータ
Name 説明 [FRB-2 Timer]
set FRB-2
POST 中にシステムがハングした場合に、システムを回復するために CIMC によって FRB2 タイマーが使用されるかどうか。 次のいずれかになります。
[OS Watchdog Timer]
set OSBootWatchdogTimer
BIOS が指定されたタイムアウト値でウォッチドッグ タイマーをプログラムするかどうか。 次のいずれかになります。
[OS Watchdog Timer Timeout]
set OSBootWatchdogTimerTimeOut
BIOS でウォッチドッグ タイマーの設定に使用されるタイムアウト値。 次のいずれかになります。
[5 Minutes][5_Minutes]:ウォッチドッグ タイマーは、OSのブートが開始されてから 5 分後に期限が切れます。
[10 Minutes][10_Minutes]:ウォッチドッグ タイマーは、OSのブートが開始されてから 10 分後に期限が切れます。
[15 Minutes][15_Minutes]:ウォッチドッグ タイマーは、OSのブートが開始されてから 15 分後に期限が切れます。
[20 Minutes][20_Minutes]:ウォッチドッグ タイマーは、OSのブートが開始されてから 20 分後に期限が切れます。
(注) このオプションは [OS Boot Watchdog Timer] をイネーブルにした場合にのみ適用されます。
[OS Watchdog Timer Policy]
set OSBootWatchdogTimerPolicy
ウォッチドッグ タイマーが切れた場合にシステムで実行されるアクション。 次のいずれかになります。
[DoNothing][Do_Nothing]:OS のブート中にウォッチドッグ タイマーの期限が切れた場合、アクションは実行されません。
[PowerDown][Power_Down]:OS のブート中にウォッチドッグ タイマーの期限が切れた場合、サーバの電源がオフになります。
[Reset]:OS のブート中にウォッチドッグ タイマーが切れた場合、サーバはリセットされます。
(注) このオプションは [OS Boot Watchdog Timer] をイネーブルにした場合にのみ適用されます。
[Boot Order Rules]
set ManagedBootRule
使用できる特定のデバイス タイプのデバイスがない場合、またはユーザがサーバの BIOS セットアップ ユーティリティを使用して別のブート順序を定義している場合に、サーバで CIMC GUI または CLI を通じて定義されているブート順リストを変更する方法。
サポートされるデバイスのタイプは次のとおりです。
HDD:ハード ディスク ドライブ
FDD:フロッピー ディスク ドライブ
[CDROM]:ブート可能 CD-ROM または DVD
PXE:PXE ブート
EFI:Extensible Firmware Interface
[Boot Order Rules] オプションは次のいずれかになります。
[Strict]:特定のタイプのデバイスがない場合、システムでは、ブート順序リストに、そのデバイス タイプ用のプレースホルダを作成します。 そのタイプのデバイスが使用可能になると、事前に定義した位置のブート順に追加されます。
ユーザがサーバの BIOS セットアップ ユーティリティでブート順を定義すると、そのブート順は、で起動 CIMC GUI または CLI を介して設定されているブート順よりも優先されます。 CIMC を介して定義されており、BIOS セットアップ ユーティリティによって定義されたブート順にないすべてのデバイス タイプは、ブート順リストから削除されます。
[Loose]:特定のタイプのデバイスが存在しない場合、システムはブート順からそのデバイス タイプを削除します。 そのタイプのデバイスが使用可能になると、システムはブート順リストの末尾に追加します。
ブート順がサーバの BIOS セットアップ ユーティリティで設定されると、そのブート順は、CIMC GUI または CLI を介して設定されているブート順よりも優先されます。 CIMC を介して定義されており、BIOS セットアップ ユーティリティによって定義されたブート順にないすべてのデバイス タイプは、ブート順リストの最後に移動されます。
C460 サーバの主要な BIOS パラメータ
C460 サーバの高度な BIOS パラメータ
[Processor Configuration] のパラメータ
Name 説明 [Intel Turbo Boost Technology]
set IntelTurboBoostTech
プロセッサで Intel Turbo Boost Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、仕様よりも低い電力、温度、または電圧でプロセッサが動作していると、自動的にそのプロセッサの周波数が上がります。 次のいずれかになります。
[Enhanced Intel Speedstep Technology]
set EnhancedIntelSpeedStep
プロセッサで Enhanced Intel SpeedStep Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、プロセッサの電圧やコア周波数をシステムが動的に調整できます。 このテクノロジーにより、平均電力消費量と平均熱発生量が減少する可能性があります。 次のいずれかになります。
[Disabled]:プロセッサの電圧または周波数を動的に調整しません。
[Enabled]:プロセッサで Enhanced Intel SpeedStep Technology が使用され、サポートされているすべてのスリープ状態でさらに電力を節約することが可能になります。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。
[Intel Hyper-Threading Technology]
set IntelHyperThread
プロセッサで Intel Hyper-Threading Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、マルチスレッド ソフトウェア アプリケーションのスレッドを各プロセッサ内で並列に実行できます。 次のいずれかになります。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。
[Number of Enabled Cores]
set CoreMultiProcessing
サーバ上の 1 つ以上の物理コアをディセーブルにできます。 次のいずれかになります。
[All]:すべての物理コアをイネーブルにします。 これにより、関連付けられている論理プロセッサ コアで Hyper Threading もイネーブルになります。
[1] ~ [n]:サーバで実行できる物理プロセッサ コアの数を指定します。 各物理コアには、論理コアが関連付けられています。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。
[Execute Disable]
set ExecuteDisable
アプリケーション コードを実行できる場所を指定するために、サーバのメモリ領域を分類します。 この分類の結果、悪意のあるワームがバッファにコードを挿入しようとした場合、プロセッサでコードの実行をディセーブルにします。 この設定は、損害、ワームの増殖、および特定クラスの悪意のあるバッファ オーバーフロー攻撃を防止するのに役立ちます。 次のいずれかになります。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。
[Intel Virtualization Technology]
set IntelVT
プロセッサで Intel Virtualization Technology(VT)を使用するかどうか。このテクノロジーでは、1 つのプラットフォームで、複数のオペレーティング システムとアプリケーションをそれぞれ独立したパーティション内で実行できます。 次のいずれかになります。
(注) このオプションを変更した場合は、設定を有効にするためにサーバの電源を再投入する必要があります。
[Intel VT for Directed IO]
set IntelVTD
Intel Virtualization Technology for Directed I/O(VT-d)をプロセッサで使用するかどうか。 次のいずれかになります。
[Intel VT-d Interrupt Remapping]
set InterruptRemap
プロセッサで Intel VT-d Interrupt Remapping をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[Intel VT-d Coherency Support]
set CoherencySupport
プロセッサで Intel VT-d Coherency をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[Intel VT-d Address Translation Services]
set ATS
プロセッサで Intel VT-d Address Translation Services(ATS)をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[Intel VT-d PassThrough DMA]
set PassThroughDMA
プロセッサで Intel VT-d Pass-through DMA をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[Direct Cache Access]
set DirectCacheAccess
プロセッサで、データを I/O デバイスから直接プロセッサ キャッシュに入れることにより、I/O パフォーマンスを向上させることができます。 この設定はキャッシュ ミスを減らすのに役立ちます。 次のいずれかになります。
[Processor C3 Report]
set ProcessorC3Report
BIOS からオペレーティング システムに C3 レポートを送信するかどうか。 OS はレポートを受信すると、プロセッサを電力量の少ない C3 状態に移行してエネルギー使用量を減らし、最適なプロセッサ パフォーマンスを維持できます。 次のいずれかになります。
[Processor C6 Report]
set ProcessorC6Report
BIOS からオペレーティング システムに C6 レポートを送信するかどうか。 OS はレポートを受信すると、プロセッサを電力量の少ない C6 状態に移行してエネルギー使用量を減らし、最適なプロセッサ パフォーマンスを維持できます。 次のいずれかになります。
[Package C State Limit]
set PackageCStateLimit
アイドル時にサーバ コンポーネントが使用できる電力量。 次のいずれかになります。
[C0state][C0_state]:サーバはすべてのサーバ コンポーネントに常にフル パワーを提供します。 このオプションでは、最高レベルのパフォーマンスが維持され、最大量の電力が必要となります。
[C1state][C1_state]:CPU のアイドル時に、システムは電力消費を少し減らします。 このオプションでは、必要な電力が C0 よりも少なく、サーバはすばやくハイ パフォーマンス モードに戻ることができます。
[C3state][C3_state]:CPU のアイドル時に、システムは C1 オプションの場合よりもさらに電力消費を減らします。 この場合、必要な電力は C1 または C0 よりも少なくなりますが、サーバがハイ パフォーマンス モードに戻るのに要する時間が少し長くなります。
[C6state][C6_state]:CPU のアイドル時に、システムは C3 オプションの場合よりもさらに電力消費を減らします。 このオプションを使用すると、C0、C1、または C3 よりも電力量が節約されますが、サーバがフルパワーに戻るまでにパフォーマンス上の問題が発生する可能性があります。
[C7state][C7_state]:CPU のアイドル時に、サーバはコンポーネントが使用できる電力量を最小にします。 このオプションでは、節約される電力量が最大になりますが、サーバがハイ パフォーマンス モードに戻るのに要する時間も最も長くなります。
[NoLimit][No_Limit]:サーバは、使用可能な任意の C ステートに入ることがあります。
(注) このオプションは [CPU C State] がイネーブルの場合にのみ使用されます。
[CPU C State]
set ProcessorCcxEnable
アイドル期間中にシステムが省電力モードに入ることができるかどうか。 次のいずれかになります。
[C1E]
set ProcessorC1eEnable
C1 ステートに入ったときに、CPU が最小周波数に移行するかどうか。 次のいずれかになります。
[Disabled]:CPU は C1 ステートでも引き続き最大周波数で動作します。
[Enabled]:CPU は最小周波数に移行します。 このオプションでは C1 ステートで節約される電力量が最大になります。
(注) このオプションは、[CPUC State][ProcessorCcxEnable] がイネーブルの場合にのみ使用します。
[Memory Configuration] のパラメータ
Name 説明 [Select Memory RAS]
set SelectMemoryRAS
サーバに対するメモリの RAS(信頼性、可用性、有用性)の設定方法。 次のいずれかになります。
[NUMA Optimized]
set NUMAOptimize
BIOS で NUMA をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[Sparing Mode]
set SparingMode
CIMC で使用される予備設定モード。 次のいずれかになります。
(注) このオプションは、[SelectMemory RAS][set SelectMemoryRAS] が [Sparing] に設定されている場合にのみ使用されます。
[Mirroring Mode]
set MirroringMode
ミラーリングは Integrated Memory Controller(IMC)全体でサポートされ、1 つのメモリ ライザーが別のメモリ ライザーとミラーリングされます。 次のいずれかになります。
(注) このオプションは、[SelectMemory RAS][SelectMemoryRAS] が [Mirroring] に設定されている場合にのみ使用します。
[Patrol Scrub]
set PatrolScrub
システムがサーバ上のメモリの未使用部分でも単一ビット メモリ エラーをアクティブに探して訂正するかどうか。 次のいずれかになります。
[Patrol Scrub Interval]
set PatrolScrubDuration
各パトロール スクラブによるメモリ アクセスの時間間隔を制御します。 小さくすると、メモリのスクラブ頻度が高くなりますが、必要なメモリ帯域幅も多くなります。
5 ~ 23 の値を選択します。 デフォルト値は 8 です。
(注) このオプションは、[Patrol Scrub] がイネーブルの場合にのみ使用します。
[CKE Low Policy]
set CkeLowPolicy
DIMM の省電力モード ポリシーを制御します。 次のいずれかになります。
[PCI Configuration] のパラメータ
Name 説明 [Memory Mapped I/O Above 4GB]
set MemoryMappedIOAbove4GB
64 ビット PCI デバイスの 4 GB 以上のアドレス空間に対するメモリ マップド I/O をイネーブルにするか、ディセーブルにするか。 レガシーなオプション ROM は 4 GB を超えるアドレスにアクセスできません。 PCI デバイスが 64 ビット対応でも、レガシーなオプション ROM を使用する場合は、この設定をイネーブルにしても正しく機能しない場合があります。 次のいずれかになります。
[Onboard NIC n ROM]
set NIC-n-ROM
n で指定されたオンボード NIC 用に組み込み PXE オプション ROM をシステムでロードするかどうか。 次のいずれかになります。
[PCIe OptionROMs]
set PciOptRomsDisable
サーバで PCIe オプション ROM 拡張スロットを使用できるかどうか。 次のいずれかになります。
[PCIe Slot n ROM]
set Slot-n-ROM
PCIe 拡張スロット n をサーバに使用できるかどうか。 次のいずれかになります。
[Onboard Gbit LOM]
set OnboardNic1
サーバ上で Gbit LOM がイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[Onboard 10Gbit LOM]
set OnboardNic2
サーバ上で 10Gbit LOM がイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[Sriov]
set SrIov
サーバ上で SR-IOV(Single Root I/O Virtualization)がイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[IOH Resource Allocation]
set IOHResource
システム要件に応じて、IOH0 と IOH1 間で 16 ビット I/O リソースの 64 KB を分配できます。 次のいずれかになります。
[IOH0 24k IOH1 40k]:16 ビット I/O リソースの 24 KB を IOH0 に、16 ビット I/O リソースの 40 KB を IOH1 に割り当てます。
[IOH0 32k IOH1 32k]:16 ビット I/O リソースの 32 KB を IOH0 に、16 ビット I/O リソースの 32 KB を IOH1 に割り当てます。
[IOH0 40k IOH1 24k]:16 ビット I/O リソースの 40 KB を IOH0 に、16 ビット I/O リソースの 24 KB を IOH1 に割り当てます。
[IOH0 48k IOH1 16k]:16 ビット I/O リソースの 48 KB を IOH0 に、16 ビット I/O リソースの 16 KB を IOH1 に割り当てます。
[IOH0 56k IOH1 8k]:16 ビット I/O リソースの 56 KB を IOH0 に、16 ビット I/O リソースの 8 KB を IOH1 に割り当てます。
C460 サーバのサーバ管理 BIOS パラメータ
Name 説明 [Assert NMI on SERR]
set AssertNMIOnSERR
システム エラー(SERR)の発生時に、BIOS がマスク不能割り込み(NMI)を生成し、エラーをログに記録するかどうか。 次のいずれかになります。
[Assert NMI on PERR]
set AssertNMIOnPERR
プロセッサ バス パリティ エラー(PERR)の発生時に、BIOS がマスク不能割り込み(NMI)を生成し、エラーをログに記録するかどうか。 次のいずれかになります。
[Console Redirection]
set ConsoleRedir
POST および BIOS のブート中に、シリアル ポートをコンソール リダイレクションに使用できるようにします。 BIOS のブートが完了し、オペレーティング システムがサーバを担当すると、コンソール リダイレクションは関連がなくなり、無効になります。 次のいずれかになります。
[Disabled]:POST 中にコンソール リダイレクションは発生しません。
[SerialPort A][Serial_Port_A]:POST 中のシリアル ポート A でのコンソール リダイレクションをイネーブルにします。
(注) このオプションをイネーブルにする場合は、POST 中に表示される Quiet Boot のロゴ画面もディセーブルにします。
[Flow Control]
set FlowCtrl
フロー制御にハンドシェイク プロトコルを使用するかどうか。 送信要求/クリア ツー センド(RTS/CTS)を使用すると、隠れた端末問題が原因で発生する可能性があるフレーム コリジョンを減らすことができます。 次のいずれかになります。
(注) この設定は、リモート ターミナル アプリケーション上の設定と一致している必要があります。
[Baud Rate]
set BaudRate
シリアル ポートの伝送速度として使用されるボー レート。 [Console Redirection] をディセーブルにした場合は、このオプションを使用できません。 次のいずれかになります。
[9.6k]:9,600 ボー レートが使用されます。
[19.2k]:19,200 ボー レートが使用されます。
[38.4k]:38,400 ボー レートが使用されます。
[57.6k]:57,600 ボー レートが使用されます。
[115.2k]:115,200 ボー レートが使用されます。
(注) この設定は、リモート ターミナル アプリケーション上の設定と一致している必要があります。
[Terminal Type]
set TerminalType
コンソール リダイレクションに使用される文字フォーマットのタイプ。 次のいずれかになります。
[PC-ANSI]:PC-ANSI 端末フォントが使用されます。
[VT100]:サポートされている vt100 ビデオ端末とその文字セットが使用されます。
[VT100-PLUS]:サポートされている vt100-plus ビデオ端末とその文字セットが使用されます。
[VT-UTF8]:UTF-8 文字セットのビデオ端末が使用されます。
(注) この設定は、リモート ターミナル アプリケーション上の設定と一致している必要があります。
[OS Boot Watchdog Timer Timeout]
set OSBootWatchdogTimerTimeOut
BIOS でウォッチドッグ タイマーの設定に使用されるタイムアウト値。 次のいずれかになります。
[5 Minutes][5_Minutes]:ウォッチドッグ タイマーは、OSのブートが開始されてから 5 分後に期限が切れます。
[10 Minutes][10_Minutes]:ウォッチドッグ タイマーは、OSのブートが開始されてから 10 分後に期限が切れます。
[15 Minutes][15_Minutes]:ウォッチドッグ タイマーは、OSのブートが開始されてから 15 分後に期限が切れます。
[20 Minutes][20_Minutes]:ウォッチドッグ タイマーは、OSのブートが開始されてから 20 分後に期限が切れます。
(注) このオプションは [OS Boot Watchdog Timer] をイネーブルにした場合にのみ適用されます。
[OS Boot Watchdog Policy]
set OSBootWatchdogTimerPolicy
ウォッチドッグ タイマーが切れた場合にシステムで実行されるアクション。 次のいずれかになります。
[PowerOff][Power_Off]:OS のブート中にウォッチドッグ タイマーの期限が切れた場合、サーバの電源がオフになります。
[Reset]:OS のブート中にウォッチドッグ タイマーが切れた場合、サーバはリセットされます。
(注) このオプションは [OS Boot Watchdog Timer] をイネーブルにした場合にのみ適用されます。
[Legacy OS Redirection]
set LegacyOSRedir
シリアル ポートでレガシーなオペレーティング システム(DOS など)からのリダイレクションをイネーブルにするかどうか。 次のいずれかになります。
[OS Boot Watchdog Timer]
set OSBootWatchdogTimer
BIOS が指定されたタイムアウト値でウォッチドッグ タイマーをプログラムするかどうか。 次のいずれかになります。