目次
- Cisco Nexus 7000 Series NX-OS 検証済みスケーラビリティ ガイド
- 新機能および変更された機能に関する情報
- はじめに
- Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチに Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダを接続するための設定制限値
- ファブリックパスの設定制限値
- FCoE の設定制限値
- インターフェイスの設定制限値
- レイヤ 2 スイッチングの設定の制限
- LISP の設定の制限値
- MPLS の設定制限値
- マルチキャスト ルーティングの設定制限値
- OTV 設定の制限
- QoS の設定制限値
- セキュリティの設定制限値
- システム管理の設定制限値
- ユニキャスト ルーティングの設定制限値
- VDC の設定制限値
- Remote Integrated Service Engine の設定制限値
- Intelligent Traffic Director の設定制限値
- PVLAN の設定制限値
First Published: November 23, 2011
Last Updated: February 03, 2015
Cisco Nexus 7000 Series NX-OS 検証済みスケーラビリティ ガイド
このマニュアルでは、Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチ用の Cisco NX-OS 設定制限値について説明します。
新機能および変更された機能に関する情報
次の表に、このマニュアルの新機能および変更された機能を要約し、各機能がサポートされているリリースを示します。ご使用のソフトウェア リリースで、本書で説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。最新の警告および機能情報については、https://tools.cisco.com/bugsearch/ の Bug Search Tool およびご使用のソフトウェア リリースのリリース ノートを参照してください。
表 1 新規または変更された検証済みスケーラビリティ値日付
説明
変更されたリリース
2015 年 10 月 15 日
「Intelligent Traffic Director の設定制限値」セクションに、Cisco NX-OS 7.2(1)D1(1) リリースに準じた ITD のスケーラビリティ制限値が追加されました。
Cisco NX-OS 7.2(1)D1(1)
2015 年 6 月 26 日
「セキュリティの設定制限値」で、Cisco TrustSec 使用時における IP-SGT マッピング数の値が更新されました。
Cisco NX-OS 7.2(0)D1(1)
2015 年 6 月 19 日
「FCoE の設定制限値」セクションに、Cisco NX-OS 7.2(0)D1(1) リリースに準じた検証済みスケーラビリティ値が追加されました。
Cisco NX-OS 7.2(0)D1(1)
2015 年 2 月 3 日
「PVLAN の設定制限値」が追加されました。
6.2(12)
2014 年 11 月 8 日
Remote Integrated Service Engine(RISE)関連の値が更新されました。
6.2(10)
2014 年 10 月 17 日
「Intelligent Traffic Director の設定制限値」の表で、VDC 当たりの ITD サービス数と、ITD サービス当たりの仮想 IP 数が更新されました。
6.2(10)
2014 年 4 月 25 日
6.2(8)
2014 年 2 月 24 日
6.2(6)
2014 年 1 月 8 日
「EIGRP 設定制限に関する注意事項と制約事項」セクションの表に新しいパラメータが追加されました。
6.2
2014 年 1 月 7 日
「EIGRP 設定制限に関する注意事項と制約事項」セクションから「ネイバー数 + パッシブ インターフェイス数 + ルート数」の値が削除されました。
6.2
2014 年 1 月 6 日
6.2(6)
2013 年 11 月
6.2
2013 年 8 月
検証済みスケーラビリティ値が更新されました。
6.2(2)
2012 年 10 月
検証済みスケーラビリティ値が更新されました。
6.1(2)
2012 年 8 月
検証済みスケーラビリティ値が更新されました。
6.1
2011 年 11 月
各リリースの出荷情報を含む初版。
—
はじめに
Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチのスケーラビリティでは、次の機能について検証を行いました。
Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダの Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチへの接続性
FabricPath
Fibre Channel over Ethernet(FCoE)
インターフェイス
レイヤ 2 スイッチング
Locator/ID Separation Protocol(LISP)
マルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)
マルチキャスト ルーティング
Overlay Transport Virtualization(OTV)
QoS
セキュリティ
システム管理
ユニキャスト ルーティング
仮想デバイス コンテキスト(VDC)
RISE
ITD
この文書を最大限に活用するために、次の点に留意してください。
特に断りがない限り、すべてがシステム当たりの数です。たとえば、FCoE ファブリック ログインの表示された数は、システム内の 1 つの VDC、またはすべての VDC 間ファブリック ログインの合計になります。サポートされる VDC の数が変更されても、自動的に他の機能のスケーラビリティが変更されるわけではありません。
最新のリリースはパラメータが更新されていて、前回のリリースはパラメータが更新されていない場合、前回のリリースに関する情報は有効ではありません。
このマニュアルに記載されている値は一局面のものです。これらは、同時に特定の機能のスケーラビリティに重点を置いています。複数の機能をイネーブルにして最大のスケーラビリティを実現しようとした時は、ここに示されている値と結果が異なる場合があります。
このマニュアルに記載されている値は Cisco Nexus 7000 シリーズおよび Cisco Nexus 7700 シリーズのハードウェアまたは Cisco NX-OS ソフトウェアの理論上のシステム制限値でありません。これらの制限値は、シスコによって検証された値を示します。これらの値は、さらにテストや検証を実施することで増やせます。
Cisco NX-OS Release 6.1 以降では、Cisco Nexus 7000 Supervisor 2 および Supervisor 2e がサポートされています。Supervisor 2e は最も高いソフトウェア スケーラビリティを実現するように設計されています。Supervisor 2e の一局面におけるスケーラビリティが他のスーパーバイザよりも高いことが検証されている場合は、各スーパーバイザのスケーラビリティ値が「Supervisor 1 の値/Supervisor 2 の値/Supervisor 2e の値」という形式で表記されています。特定の機能パラメータに関して Supervisor 2e の一局面におけるスケーラビリティが他のスーパーバイザより高いことが検証されていない場合は、すべてのスーパーバイザに共通するスケーラビリティ値が 1 つだけ記載されています。
(注)
多局面におけるスケーラビリティが必要な場合(特に、複数の VDC を使用し、バージョン 6.2 以降の Cisco NX-OS を導入している場合は)、Supervisor 2e を使用することを強く推奨します。
Cisco NX-OS Release 6.2 以降では、Cisco Nexus 7700 スイッチがサポートされています。Cisco Nexus 7700 スイッチ上で稼働する Supervisor 2e のソフトウェア スケーラビリティは Cisco Nexus 7000 スイッチ上で稼働する Supervisor 2e と同等です。
Cisco NX-OS Release 7.2(1)D1(1) 以降では、Cisco Nexus 7000 の Supervisor 2 および Supervisor 2E、または Cisco Nexus 7700 スイッチのスケール制限をモニタリングする機能がサポートされています。スケール制限モニタリング機能を使用すると、システム レベルおよび VDC レベルの両方でスケール制限をモニタリングすることができます。この機能を使用すると、デバイス上の複数の VDC にわたって、さまざまな機能のスケール制限がモニタリングされ、許容限度を超えた場合は警告が表示されます。
Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチに Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダを接続するための設定制限値
表 2 Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチに Cisco Nexus 2000 シリーズ ファブリック エクステンダを接続するための設定制限値 パラメータ 検証済み制限値(Cisco NX-OS 7.2(0)D1(1)) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.2) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.1) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.0) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 5.2) ファブリック エクステンダの数とファブリック エクステンダ サーバ インターフェイスの合計数(Supervisor 1 または 2 使用時) 32 および 1536 32 および 1536 32 および 1536 32 32 ファブリック エクステンダの数とファブリック エクステンダ サーバ インターフェイスの合計数(Supervisor 2e 使用時) 64 および 3072 64 および 3072 48 および 2048 該当なし 該当なし ファブリック エクステンダ当たりの VLAN の数 2000 2000 2000 2000 2000 ファブリック エクステンダ サーバ インターフェイス当たりの VLAN の数 75 75 50 50 50 ファブリック エクステンダ サーバ インターフェイス当たりのサブインターフェイスの数 63 63 63 63 63 ファブリックパスの設定制限値
表 3 ファブリックパスの設定制限値 機能 検証済み制限値(Cisco NX-OS 7.2(0)D1(1)) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.2) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.1) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.0) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 5.2) スイッチ当たりの VLAN の数 4000 4000 2000(Cisco NX-OS Release 6.1.1)
4000(Cisco NX-OS Release 6.1.2)
2000 2000 スイッチ当たりのコア ポートの数 512 / 512 / 768 256 / 256 / 768 256 256 256 スイッチ当たりのエッジ ポートの数 384 384 256 256 256 トポロジの数 8 8 1 1 1 トポロジ当たりのツリーの数 2 2 2 2 2 スイッチ当たりのマルチキャスト グループの数 10,000 10,000 10,000 10,000 10,000 FabricPath IS-IS 隣接関係の数 256 / 256 / 768 256 / 256 / 768 256 256 256 スイッチ ID の数 256 / 256 / 768 256 / 256 / 768 128(Cisco NX-OS Release 6.1.1)
256(Cisco NX-OS Release 6.1.2)
128 64 FCoE の設定制限値
表 4 FCoE の設定制限値 パラメータ 検証済み制限値(Cisco NX-OS 7.2(0)D1(1)) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.2) スイッチ当たりのファブリック ログインの数 2500 2500 ライン カード当たりのファブリック ログインの数 1000 500 ポート当たりのファブリック ログインの数 256 256 ファブリック当たりのファブリック ログインの数 10,000 該当なし FCoE ホップ カウントの数 7 7 ファブリック当たりの FCNS エントリの数 10,000 該当なし vFC インターフェイスの数 512 396 vFC ポート チャネルの数 128 128 ファブリック当たりのゾーン メンバの数 16,000 16,000 ファブリック当たりのゾーンの数 8000 8000 スイッチ当たりのゾーンの数 8000 該当なし スイッチ当たりのゾーン セットの数 500 500 ファブリック当たりの VSAN の数 80 80 FCoE over FEX をサポートする物理ポート仮想プライベート チャネル(vPC)の数 256 該当なし FCoE over FEX をサポートするファブリック エクステンダの最大数 24 該当なし ストレージ VDC に割り当てられるポート(専用ポートおよび共有ポート)の数 512 該当なし 物理ポート vPC および vPC+ リンクの数
(注) 前面パネル ポートと FEX ポートのいずれも使用できます。
40(256)* 該当なし * 検証された物理ポート vPC および vPC+ リンクの数は 40 です。設定可能な物理ポート vPC および vPC+ リンクの最大数は 256 です。
(注)
上の数値は Supervisor 2e を搭載する Cisco Nexus 7700 スイッチでサポートされる検証済みの値です。
インターフェイスの設定制限値
表 5 インターフェイスの設定制限値 機能 パラメータ 検証済み制限値(Cisco NX-OS 7.2(0)D1(1)) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.2) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.1) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.0) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 5.2) ポート チャネル
システム当たりのポート チャネルの数
744
744
528
528
528
仮想ポート チャネル(vPC)
システム当たりの vPC(合計)の数
744
744
528
528
528
システム当たりの vPC(FEX)の数
744
744
528
528
528
システム当たりの vPC+(合計)の数
3841
384
244
244
244
FCoE で使用される前面パネル上の物理ポート vPC の数
30
Cisco NX-OS Release 6.2(6) 以降は 30
該当なし
該当なし
該当なし
BFD 最小間隔 X 乗数(レイヤ 3 リンク上のピアまたはパーリンクモードでのレイヤ 3 ポート チャネル) 50 msec X 3 50 msec X 3 50 msec X 3 50 msec X 3 50 msec X 3 最小間隔 X 乗数(レイヤ 2 ポート チャネル上のピアおよびパーリンク モードのないレイヤ 3 ポート チャネル) 250 msec X 3 250 msec X 3 250 msec X 3 250 msec X 3 250 msec X 3 サブインターフェイス最適化使用時の I/O モジュール当たりのセッション数 1000 1000 該当なし 該当なし 該当なし 300 ミリ秒 x 3 インターバル設定時の I/O モジュール当たりのセッション数 500 500 未検証 未検証 未検証 50 ミリ秒 x 3 インターバル設定時の I/O モジュール当たりのセッション数 250 250 200 200 200 システム当たりのセッションの数 2000 2000 1000 1000 1000 総称ルーティング カプセル化(GRE) GRE トンネルの数 1500 1500 1500 1500 1500 サブインターフェイス システム当たりのサブインターフェイス(合計)の数 4000 4000 該当なし 該当なし 該当なし ポート当たりのサブインターフェイス(合計)の数 1500 1500 該当なし 該当なし 該当なし 1 vPC+ 数を 244 より多くするには、 no port-channel limit コマンドを有効にする必要があります。このコマンドを有効にすると、トラフィックの中断が短時間発生します。vPC 設定制限に関する注意事項と制約事項
vPC ドメイン内の vPC や VLAN の数などと同様、vPC の設定制限値は、多くの異なるパラメータに依存します。次のテンプレートは、Cisco NX-OS 7.2(0)D1(1) リリースで(該当する場合は)異なる I/O モジュールを使用して検証された結果に基くものです。導入を計画する際の目安として参照してください。
表 6 vPC 設定制限に関する注意事項と制約事項 機能 プロファイル A1 プロファイル A2 プロファイル B プロファイル C プロファイル D vPC 75 75 35 400 744 VDC 1 4 1 1 1 システム当たりの VLAN の数 500 500 4000 4000 4000 vPC ごとにトランキングされる VLAN の数 30 30 4000 300 200 システム当たりの SVI の数 500 300 4000 4000 744 RPVST+ 論理ポートの数 6,500 16,000 該当なし(MST 使用) 該当なし(MST 使用) 該当なし(MST 使用) STP 仮想ポートの数 90,000 150,000 150,000 150,000 150,000 HSRP グループ 500 300 4000 4000 744 スーパーバイザ 1 2e 2e 2e 2e Modules M2/F2e/F3 M2/F2e/F3 M2 F2e F2e/F3
(注)
vPC のスケーラビリティを最大化するために、MST と Supervisor 2e を導入することを推奨します。4000 の VLAN と SVI および HSRP を使用するシナリオでは、M2 シリーズ モジュールを使用することを推奨します。
レイヤ 2 スイッチングの設定の制限
表 8 レイヤ 2 スイッチングの設定の制限 機能 パラメータ Cisco NX-OS 7.2(0)D1(1) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.2) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.1) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.0) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 5.2) レイヤ 2 のインフラストラクチャ
M シリーズ I/O モジュール使用時のレイヤ 2 テーブル エントリの数 128,000 128,000 128,000 128,000 128,000 F1 シリーズ I/O モジュール使用時のレイヤ 2 テーブル エントリの数 16,000 ~ 256,000 16,000 ~ 256,000 16,000 ~ 256,000 16,000 ~ 256,000 16,000 ~ 256,000 F2 または F2e シリーズ I/O モジュール使用時のレイヤ 2 テーブル エントリの数 16,000 ~ 192,000 16,000 ~ 192,000 16,000 ~ 192,000 16,000 ~ 192,000 該当なし F3 シリーズ I/O モジュール使用時のレイヤ 2 テーブル エントリの数 64,000 64,000 該当なし 該当なし 該当なし スパニングツリー プロトコル VDC 当たりのマルチ スパンニングツリー(MST)インスタンスの数 64 64 64 64 64 MST 仮想ポートの数 90,000 / 90,000 / 150,000 90,000 / 90,000 / 150,000 90,000 90,000 90,000 スイッチ当たりの Rapid per-VLAN Spanning Tree+(RPVST+)論理ポートの数 16,000 16,000 16,000 16,000 16,000 Private VLAN 無差別トランク当たりのプライベート VLAN マッピングの数 16 16 16 16 16
(注)
F2、F2e、および F3 モジュールを使用している場合、VLAN のスイッチ仮想インターフェイス(SVI)が設定されると、仮想デバイス コンテキスト(VDC)に存在するすべての Switch on Chip(SoC)間で VLAN の MAC アドレス テーブルが同期されます。MAC アドレス テーブルが同期されることにより、VDC でサポートされる MAC アドレスの数が 1 つの Switch on Chip でサポートされる MAC アドレス数(F2 または F2e I/O モジュールの場合は 16,000、F3 I/O モジュールの場合は 64,000)まで減少する場合があります。LISP の設定の制限値
表 9 マップ サーバと入力トンネル ルータ(ITR)および出力トンネル ルータ(ETR)の設定制限値 機能 パラメータ 検証済み制限値(Cisco NX-OS 7.2(0)D1(1)) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.2) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.1) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.0) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 5.2) マップ サーバ マップ サーバに登録されているマッピング エントリの数 10,000 10,000 10,000 10,000 1000 EID マッピング エントリ当たりの RLOC の数 8 8 8 8 8 ITR/ETR マップ サーバに登録されているダイナミック EID マッピング エントリの数 7000 250 250 250 250 マップ サーバにスタティック マッピング エントリを登録する場合の EID の数(アドレス ファミリ当たり、および VRF 当たり) 4 4 4 4 4 VRF の数 300 300 300 300 300 マルチテナント機能 マップ サーバ上のインスタンス数 256 256 該当なし 該当なし 該当なし xTR および PxTR 上のインスタンス数 256 256 該当なし 該当なし 該当なし PxTR PxTR マップ キャッシュ上の EID プレフィックスの数 1000 1000 未検証 未検証 未検証 xTR xTR マップ キャッシュ上の EID プレフィックスの数 10,000 10,000 未検証 未検証 未検証 MPLS の設定制限値
表 10 MPLS の設定制限値 機能 パラメータ 検証済み制限値(Cisco NX-OS 7.2(0)D1(1)) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.2) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.1) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.0) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 5.2) LDP とインフラストラクチャ 転送の最大ラベル深さ 4 4 4 4 4 LDP セッションの数 200 200 200 200 200 トラフィック処理 MPLS TE ヘッドエンド トンネルの数 5000 5000 4000 4000 4000 MPLS TE ミッドポイント LSP(伝送)の数 12,000 12,000 12,000 12,000 12,000 レイヤ 2 VPN(L2VPN) VPLS 使用時の Pseudo-Wire の数 2000 2000 該当なし 該当なし 該当なし EoMPLS 使用時の Pseudo-Wire の数 4000 4000 該当なし 該当なし 該当なし VPLS Virtual Forwarding Instance(VFI; 仮想転送インスタンス)の数 1000 1000 該当なし 該当なし 該当なし VPLS ブリッジ ドメインの数 1000 1000 該当なし 該当なし 該当なし VPLS サイトの数 16(シングルホーム) 8(デュアルホーム)
16(シングルホーム) 8(デュアルホーム)
該当なし 該当なし 該当なし すべての VLAN にわたる VPLS の MAC アドレスの数 40,000 40,000 該当なし 該当なし 該当なし レイヤ 3 VPN(L3VPN) システム当たりの VPN の数 1000 / 1000 / 4000 1000 / 1000 / 4000 1000 1000 1000 per-prefix ラベル割り当てモード使用時の VPNv4 ルートの数 300,000 / 300,000 / 500,000 300,000 / 300,000 / 500,000 300,000 300,000 300,000 per-prefix ラベル割り当てモード使用時の VPN ラベルの数 300,000 / 300,000 / 500,000 300,000 / 300,000 / 500,000 300,000 300,000 300,000 per-VRF ラベル割り当てモード使用時の VPNv4 ルートの数 500,000 / 500,000 / 700,000 500,000 / 500,000 / 700,000 500,000 500,000 500,000 per-VRF ラベル割り当てモード使用時の VPN ラベルの数 1000 / 1000 / 4000 1000 / 1000 / 4000 1000 1000 1000 per-VRF ラベル割り当てモード使用時の VPNv6(6VPE)ルートの数 250,000 / 250,000 / 350,000 250,000 / 250,000 / 350,000 250,000 250,000 250,000 1 つの VRF にインポートされるルート ターゲットの数 1000 1000 未検証 未検証 未検証 MVPN システム当たりのマルチキャスト VRF の数 200 200 200 200 200 マルチキャスト VRF ルートの数 50,000 50,000 50,000 50,000 50,000 システム当たりの MDT グループの数 1000 1000 1000 1000 1000 VRF 当たりの MDT グループの数 1000 1000 256 256 256 マルチキャスト ルーティングの設定制限値
表 12 マルチキャスト ルーティングの設定制限値 機能 パラメータ 検証済み制限値(Cisco NX-OS 7.2(0)D1(1)) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.2) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.1) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.0) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 5.2) マルチキャスト ルーティングと転送 PIM スパース モード使用時の IPv4 マルチキャスト ルートの数 32,000 32,000 32,000 32,000 32,000 双方向 PIM 使用時の IPv4 マルチキャスト ルートの数 32,000 32,000 未検証 未検証 未検証 Generic Routing Encapsulation Reverse Path Forwarding(GRE RPF)インターフェイスまたは発信インターフェイス(OIF)使用時の IPv4 マルチキャスト ルートの数 / ルート当たりの GRE OIF の数 16,000 / 8 16,000 / 8 16,000 / 8 16,000 / 8 16,000 / 8 vPC 環境での IPv4 マルチキャスト ルートの数 25,000 25,000 15,000 15,000 15,000 IPv6 マルチキャスト ルートの数 2000 2000 2000 2000 2000 Internet Group Management Protocol(IGMP)および Multicast Listener Discovery(MLD) IGMP グループの数 32,0002 32,000 32,000 32,000 32,000 MLD グループの数 2000 2000 2000 2000 2000 Multicast Source Discovery Protocol(MSDP) MSDP Source-Active(SA)キャッシュ エントリの数 12,000 12,000 12,000 12,000 12,000 MSDP ピアの数 6 6 6 6 6 PIM PIM IPv4 ネイバーの数 1000 1000 1000 1000 1000 アグレッシブ hello/hold タイマー(1 秒/3 秒)使用時の PIM IPv4 ネイバーの数 50 50 未検証 未検証 未検証 PIM IPv6 ネイバーの数 200 200 未検証 未検証 未検証 2 4000 mroute は(*、G)、その他は(S、G)。OTV 設定の制限
表 13 OTV 設定の制限 パラメータ 検証済み制限値(Cisco NX-OS 7.2(0)D1(1)) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.2) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.1) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.0) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 5.2) 設定済みのすべてのオーバーレイ全体にわたるシステムごとの拡張 VLAN の数
1500
1500
256
256
256
すべてのサイトでの合計 MAC アドレス数
32,000
32,000
16,000
16,000
16,000
サイト当たりのローカル MAC アドレスの数
12,000
12,000
8,000
8,000
8,000
サイト当たりのエッジ デバイスの数
2
2
2
2
2
OTV に接続されているサイトの数
8
8
6
6
6
OTV オーバーレイの数(同時)
10
10
10
10
10
インスタンスの数(インスタンス ID)
1
1
1
1
1
ローカル マルチキャスト ルートの数
4000
4000
2000
2000
2000
マルチキャスト データ グループの数
256
256
256
256
256
OTV トラフィック デポラライゼーションに使用するセカンダリ IP アドレスの数
3
Cisco NX-OS Release 6.2(6) 以降は 3
該当なし
該当なし
該当なし
QoS の設定制限値
表 14 QoS の設定制限値 パラメータ 検証済み制限値(Cisco NX-OS 7.2(0)D1(1)) 検証済み制限値(Cisco NX-OS Release 6.2) 検証済み制限値(Cisco NX-OS Release 6.1) 検証済み制限値(Cisco NX-OS Release 6.0) 検証済み制限値(Cisco NX-OS Release 5.2) ポリシー当たりのクラス マップの数
4096
128
4096(6.2(8) 以降のリリース)
128
128
128
すべてのポリシーにわたるシステム当たりのクラスマップの数
128
6,000 / 6,000 / 8,000
128
6,000 / 6,000 / 8,000(6.2(8) 以降)
128
128
128
クラス マップのマッチの数
1024
1024
1024
1024
1024
M1 I/O モジュール使用時のポリサーの数
12288
12288
12288
12288
12288
M2 I/O モジュール使用時のポリサーの数
12288
12288
12288
12288
12288
F1 I/O モジュール使用時のポリサーの数
0
0
0
0
0
F2/F2E I/O モジュール使用時のポリサーの数
12288*
12288*
12288
12288
該当なし
F3 - N7K 40G I/O モジュール使用時のポリサーの数
6144*
6144*
該当なし
該当なし
該当なし
F3 - N77 10G I/O モジュール使用時のポリサーの数
6144*
6144*
該当なし
該当なし
該当なし
F3 - N77 40G I/O モジュール使用時のポリサーの数
12288*
12288*
該当なし
該当なし
該当なし
F3 - N77 100G I/O モジュール使用時のポリサーの数
12288*
12288*
該当なし
該当なし
該当なし
セキュリティの設定制限値
表 15 セキュリティの設定制限値 機能 パラメータ 検証済み制限値(Cisco NX-OS 7.2(0)D1(1)) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.2) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.1) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.0) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 5.2) ACL (NTP、SNMP、および VTY で使用される)アプリケーション ACL の ACE の最大数 1000 1000 1000 1000 1000 ACL キャプチャ システム当たりのセッションの数 1 1 1 1 1 Cisco TrustSec M1/M2 I/O モジュール使用時の IP-SGT マッピングの数 200,000 50,000 未検証 未検証 未検証 F2/F2e I/O モジュール使用時の IP-SGT マッピングの数 32,000 32,000 未検証 未検証 未検証 F3 I/O モジュール使用時の IP-SGT マッピングの数 64,000 64,000 未検証 未検証 未検証 SXP 接続の数 980 980 未検証 未検証 未検証 SXP を使用して学習される IP-SGT マッピングの数 200,000 50,000 未検証 未検証 未検証 SGT グループの数 3,000 SGT/DGT 3,000 SGT/DGT 未検証 未検証 未検証 DHCP DHCPv4 スヌーピング使用時の合計バインディング数 50,000 50,000 4000 未検証 未検証 DHCP スヌーピング使用時の VLAN の数 4000 4000 1000 未検証 未検証 DHCPv4 リレー使用時の合計クライアント数 50,000 50,000 4000 未検証 未検証 DHCPv6 リレー使用時の合計クライアント数 10,000 10,000 該当なし 該当なし 該当なし DHCP リレー エージェントの数 3960 3960 1000 未検証 未検証 SVI 使用時の DHCP ヘルパー アドレスの数 16 16 16 未検証 未検証 システム管理の設定制限値
表 17 システム管理の設定制限値 機能 パラメータ 検証済み制限値(Cisco NX-OS 7.2(0)D1(1)) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.2) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.1) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.0) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 5.2) IP SLA 設定可能なプローブの最大数 500 / 500 / 10003 500 / 500 / 1000 500 該当なし 該当なし SPAN および ERSPAN システム当たりのアクティブ SPAN または ERSPAN 送信元セッションの数 14(Nexus 7000)または 16(Nexus 7700) 14(Nexus 7000)または 16(Nexus 7700) 2 2 2 VDC 当たりの設定 SPAN セッション(アクティブではない)の数 48 48 48 48 48 システム当たりのアクティブ ERSPAN 宛先セッションの数 23(Nexus 7000)または 16(Nexus 7700) 23(Nexus 7000)または 16(Nexus 7700) 23 23 23 SPAN または ERSPAN セッション当たりの送信元インターフェイスの数 128 128 128 128 128 SPAN または ERSPAN セッション当たりの宛先インターフェイスの数 32 32 32 32 32 SPAN または ERSPAN セッション当たりの送信元 VLAN の数 32 32 32 32 32 PTP/IEEE 1588 ポート背後のクライアントの数 100 / 100 / 512 100 / 100 / 512 100 / 100 / 512 未検証 未検証 3 UDP ジッタと ICMP プローブの使用時に最も高いスケーラビリティが検証されています。IP SLA 設定制限に関する注意事項と制約事項
IP SLA プローブのスケーラビリティを最大化するには、IP SLA によって生成されたパケットを通過させるために特定の CoPP 設定の追加が必要になる場合があります。この設定を追加しないと、プローブのタイムアウトが発生する可能性があります。詳細については『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS IP SLAs Configuration Guide』を参照してください。
IP SLA トラフィックが CoPP によって破棄されないように設定されている場合でも、ラウンドトリップ時間(RTT)は環境により異なるため、ローカルでテスト行い、IP SLA プローブのタイムアウト値を適切に設定する必要があります。一般に、IP SLA ブローブのタイムアウトを 1 秒未満に設定することは推奨されません。
スケーラビリティを最大化して IP SLA プローブの RTT を最小化するために、Supervisor 2e を使用することを推奨します。
SPAN 設定制限に関する注意事項と制約事項
SPAN セッションの数は単方向セッションの数を表します。Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチでは、2 つの SPAN 拡張セッションを結合して 双方向セッションを作成できます。また、SPAN 標準セッションを単方向セッションとしても双方向セッションとしても使用することができます。Cisco Nexus 7700 スイッチには標準セッションおよび拡張セッションはありません。SPAN セッションはすべて単方向のセッションであり、2 つを組み合わせることで双方向セッションを作成できます。詳細については、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS System Management Configuration Guide』を参照してください。
ユニキャスト ルーティングの設定制限値
表 18 ユニキャスト ルーティングの設定制限値 機能 パラメータ 検証済み制限値(Cisco NX-OS 7.2) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.2) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.1) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.0) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 5.2) ARP/ND ARP テーブル内のエントリ数 128,000 128,000 128,000 128,000 128,000 1 秒当たりの ARP パケットの数 1500 / 1500 / 5000 1500 / 1500 / 5000 1500 未検証 未検証 1 秒当たりの ARP 収集パケットの数 1500 / 1500 / 5000 1500 / 1500 / 5000 1500 未検証 未検証 1 秒当たりの IPv6 ND パケットの数 1500 / 1500 / 2000 1500 / 1500 / 2000 1500 未検証 未検証 1 秒当たりの IPv6 収集パケットの数 1500 / 1500 / 6000 1500 / 1500 / 6000 1500 未検証 未検証 OSPFv2 ネイバーの数 / LSA の合計数4 1000 / 100,000 1000 / 100,000 300 / 15,000 300 / 15,000 300 / 15,000 アグレッシブ タイマー(1 秒/4 秒)使用時のネイバーの数 / LSA の合計数 250 / 50,000 250 / 50,000 16 / 6000 16 / 6000 16 / 6000 パッシブ インターフェイスの数 3780 3780 500 500 500 VDC 当たりのプロセス インスタンスの数 16 16 16 4 4 システム当たりのプロセス インスタンスの数 16 16 16 16 16 等コスト パスの数 32 32 16 16 16 OSPFv3 ネイバーの数 / LSA の合計数 300 / 50,000 300 / 50,000 300 / 15,000 300 / 15,000 300 / 15,000 パッシブ インターフェイスの数 1280 1280 300 300 300 VDC 当たりのプロセス インスタンスの数 16 16 16 4 4 システム当たりのプロセス インスタンスの数 16 16 16 16 16 等コスト パスの数 32 32 16 16 16 IS-IS ネイバーの数 300 300 300 300 300 アグレッシブ タイマー(1 秒/3 秒)使用時のネイバーの数 250 250 未検証 未検証 未検証 パッシブ インターフェイスの数 600 600 未検証 未検証 未検証 ルートの数 30,000 30,000 未検証 未検証 未検証 VDC 当たりのプロセス インスタンスの数 16 16 4 4 4 システム当たりのプロセス インスタンスの数 16 16 16 16 16 等コスト パスの数 32 32 16 16 16 EIGRP ネイバーの数 2000
500 2000(6.2(6) 以降のリリース)
300 50 50 アグレッシブ タイマー(1 秒/3 秒)使用時のネイバーの数 250 250 未検証 未検証 未検証 パッシブ インターフェイスの数 3960 3960 未検証 未検証 未検証 ルートの数 100,000
50,000 100,000(6.2(6) 以降のリリース)
15,000 15,000 15,000 VDC 当たりのプロセス インスタンスの数 16 16 4 4 4 システム当たりのプロセス インスタンスの数 16 16 16 16 16 等コスト パスの数 32 32 16 16 16 スタティック ルーティング スタティック ルートの数 4000 4000 1000 1000 1000 BGP ピアの数 2000 2000 1000 1000 1000 AS パス エントリの数 512 512 512 512 512 プレフィックス リスト 1 つ当たりのプレフィックス リスト エントリの数 20,000 20,000 20,000 20,000 20,000 ピア当たりのプレフィックスの数(1 つのピア、eBGP または iBGP、IPv4) 900,000 900,000 900,000 900,000 900,000 BGP RIB 内のルートの数 520 万 520 万 300 万 300 万 300 万 BGP データベースに保存される一意の属性の数 920,000 920,000 512,000 512,000 512,000 等コスト パスの数 32 32 16 16 16 BGP AddPath でアドバタイズされるパスの数5 32 32 32 該当なし 該当なし HSRP インターフェイスまたは I/O モジュール当たりのグループの数 No limit No limit 500 500 500 デフォルト タイマー(3 秒/10 秒)および複数グループ最適化使用時のグループの数 2000 / 2000 / 4000(最大 2000 のマスター グループ) 2000 / 2000 / 4000(最大 2000 のマスター グループ) 該当なし 該当なし 該当なし デフォルト タイマー(3 秒/10 秒)を含むグループの数 2000 2000 2000 2000 2000 アグレッシブ タイマー(1 秒/3 秒)および拡張ホールド タイマー機能(インサービス ソフトウェア アップグレード(ISSU)/ステートフル スイッチオーバー(SSO)サポート)使用時のグループの数 1000 1000 1000 1000 1000 エニーキャスト HSRP エニーキャスト HSRP グループ内のルータの数 4 4 該当なし 該当なし 該当なし エニーキャスト HSRP バンドルの数 64(Nexus 7000) 128(Nexus 7700)
64(Nexus 7000) 128(Nexus 7700)
該当なし 該当なし 該当なし バンドル当たりのグループの数 200 200 該当なし 該当なし 該当なし すべてのエニーキャスト HSRP バンドルにわたるグループの数 2000 2000 該当なし 該当なし 該当なし VRRPv2 インターフェイスまたは I/O モジュール当たりのグループの数 100 100 100 100 100 デフォルト タイマー(1 秒/3 秒)を含むグループの数 255 255 255 255 255 VRRPv3 リラックス タイマー(3 秒/10 秒)およびパスウェイ使用時のグループの数 255 / 255 / 4000(最大 2000 のリーダー グループ) 255 / 255 / 4000(最大 2000 のリーダー グループ) 該当なし 該当なし 該当なし リラックス タイマー(3 秒/10 秒)使用時のグループの数 255 / 255 / 2000 255 / 255 / 2000 該当なし 該当なし 該当なし デフォルト タイマー(1 秒/3 秒)を含むグループの数 255 / 255 / 1000 255 / 255 / 1000 該当なし 該当なし 該当なし GLBP インターフェイスまたは I/O モジュール当たりのグループの数 200 200 200 200 200 デフォルト タイマー(3 秒/10 秒)を含むグループの数 1000 1000 1000 1000 1000 アグレッシブ タイマー(1 秒/3 秒)を含むグループの数 500 500 500 500 500 アグレッシブ タイマー(1 秒/3 秒)および拡張ホールド タイマー機能(ISSU/SSO サポート)を含むグループの数 500 500 500 500 500 PBR ポリシー当たりの設定されるシーケンス数 23 23 23(Cisco NX-OS 6.1.3 以降) 未検証 未検証 オブジェクト トラッキング トラッキングされるオブジェクトの数 500 500 未検証 未検証 未検証 VRF システム当たりの VRF の数6 7 4000 4000 1000 1000 1000 4 LSA の数はルートの数に等しくなります。5 Cisco NX-OS Release 6.1 でアクティブになるパスは 16 個のみで、ハードウェアにプログラミングされます。F2 または F2e シリーズ モジュール搭載の Cisco NX-OS Release 6.2 以降でアクティブになるパスは 32 個で、ハードウェアにプログラミングされます。6 各 VDC にはデフォルト VRF と管理用 VRF があり、これらの VRF は削除できないため、VDC が新しく設定されるたびに各システムで設定可能な VRF の数が 2 つずつ減少します。たとえば、Cisco NX-OS Release 6.2 で 4 つの VDC を設定すると、追加で設定できる VRF の数は(すべての VRF が同じ VDC 内にある場合も、複数の VDC にまたがる場合も)システム当たり最大で 992 になります。7 サポートされるすべての VRF ですべてのダイナミック ルーティング プロトコルがピアを持つことができるとは限りません。詳細については、各プロトコルのスケーラビリティを参照してください。OSPF 設定制限に関する注意事項と制約事項
スケーラビリティとコンバージェンス速度を最大化するために、Supervisor 2e を使用することを推奨します。
最も高いスケールを達成するため、複数インスタンスではなく単一の OSPF インスタンスを使用することを推奨します。
各 OSPFv2 および OSPFv3 スケール値は他のパラメータと組み合わせると異なる場合があります。具体例として、Cisco NX-OS Release 6.2 でテストされたシナリオの例を参照してください。いずれのシナリオにおいても、テストに使用された OSPF インスタンスは 1 つのみです。
グレースフル リスタートのタイムアウト値は多次元シナリオで増やす必要がある場合があります。
passive-interface default を使用しています。
表 19 OSPF 設定制限に関する注意事項と制約事項 機能 パラメータ 検証済み制限値(Cisco NX-OS 7.2(0)D1(1)) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.2) OSPFv2 最大ネイバー数 + パッシブ インターフェイス数 + LSA 合計数 + VRF 数 1000 + 2899 + 100,000 + 300 1000 + 2899 + 100,000 + 300 OSPFv2 最大ネイバー数 + パッシブ インターフェイス数 + LSA 合計数 1003 + 2899 + 100,000 1003 + 2899 + 100,000 OSPFv2 最大パッシブ インターフェイス数 + ネイバー数 + LSA 合計数 3780 + 22 + 100,000 3780 + 22 + 100,000 OSPFv2 ネイバー数 + パッシブ インターフェイス数 + LSA 合計数 + VRF 数(アグレッシブ タイマー(1 秒/4 秒)使用時) 250 + 750 + 50,000 + 250 250 + 750 + 50,000 + 250 OSPFv3 最大ネイバー数 + パッシブ インターフェイス数 + LSA 合計数 + VRF 数 300 + 1000 + 50,000 + 300 300 + 1000 + 50,000 + 300 OSPFv3 最大パッシブ インターフェイス数 + ネイバー数 + LSA 合計数 1280 + 20 + 50,000 1280 + 20 + 50,000 OSPFv3 ネイバー数 + パッシブ インターフェイス数 + LSA 合計数 + VRF 数(アグレッシブ タイマー(1 秒/4 秒)使用時) 100 + 300 + 25,000 + 100 100 + 300 + 25,000 + 100 EIGRP 設定制限に関する注意事項と制約事項
passive-interface default を使用しています。
ハイ アベイラビリティ機能を使用してスケーラビリティを最大化するには、グレースフル リスタート信号タイマーの設定値を 60 秒に上げる必要があります。
EIGRP 関連のスケーラビリティ値は、他のパラメータと組み合わされると変化する場合があります。具体例として、Cisco NX-OS Release 6.2 でテストされたシナリオの例を参照してください。いずれのシナリオにおいても、テストに使用された EIGRP インスタンスは 1 つのみです。
表 21 EIGRP 設定制限に関する注意事項と制約事項 パラメータ 検証済み制限値(Cisco NX-OS 7.2(0)D1(1)) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.2) ネイバー数 + パッシブ インターフェイス数 + ルート合計数 + VRF 数
300 + 2000 + 30,000 + 30
300 + 2000 + 30,000 + 30
2000 + 3960 + 100,000 + 1000(6.2(6) 以降のリリース)
ネイバー数 + パッシブ インターフェイス数 + ルート数 + VRF 数(アグレッシブ タイマー(1 秒/3 秒)使用時)
250 + 1000 + 50,000 + 250
250 + 1000 + 50,000 + 250
BGP 設定制限に関する注意事項と制約事項
BGP 関連のスケーラビリティ値は、他のパラメータと組み合わされると変化する場合があります。具体例として、Cisco NX-OS Release 6.2 でテストされたシナリオの例を参照してください。
値はすべて、デフォルトの BGP キープアライブ設定とホールド タイマー設定を使用して検証された結果です。
いずれのシナリオにおいても、VDC における u4route-mem と u6route-mem を最小値と最大値(それぞれ 350 MB および 110 MB)に設定してテストを行いました。
表 22 BGP 設定制限に関する注意事項と制約事項 パラメータ 検証済み制限値(Cisco NX-OS 7.2(0)D1(1)) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.2) eBGP ピア最大数 + iBGP ピア数 + ルート合計数(IPv4 は 75%、IPv6 は 25%) 1750 + 250 + 50,000 1750 + 250 + 50,000 iBGP ピア最大数 + eBGP ピア数 + ルート合計数(IPv4 は 75%、IPv6 は 25%) 1750 + 250 + 50,000 1750 + 250 + 50,000 BGP RIB のルート数(IPv4 は 75%、IPv6 は 25%) 520 万 520 万 インターネット フィード使用時の eBGP ピア数(IPv4 ルート 440,000、IPv6 ルート 12,000) 12 12 VDC の設定制限値
表 23 VDC の設定制限値 機能 検証済み制限値(Cisco NX-OS 7.2(0)D1(1))
検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.2) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.1) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.0) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 5.2) Supervisor 1 使用時の VDC 数 4+1(Admin VDC 機能使用時) 4+1(Admin VDC 機能使用時) 4(デフォルト VDC 1 つを含む) 4(デフォルト VDC 1 つを含む) 4(デフォルト VDC 1 つを含む) Supervisor 2 使用時の VDC 数 4+1(Admin VDC 機能使用時) 4+1(Admin VDC 機能使用時) 4+1(Admin VDC 機能使用時) 該当なし 該当なし Supervisor 2e 使用時の VDC 数 8+1(Admin VDC 機能使用時) 8+1(Admin VDC 機能使用時) 8+1(Admin VDC 機能使用時) 該当なし 該当なし VDC リソース テンプレート 64 64 64 64 64 Remote Integrated Service Engine の設定制限値
表 24 Remote Integrated Service Engine の設定制限値 機能
Cisco NX-OS 7.2(0)D1(1)
検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.2)
8システム当たりの Remote Integrated Services Engine(RISE)クライアントの数
32
16(Cisco NX-OS Release 6.2.8)
16(Cisco NX-OS Release 6.2.10)
RISE クライアント当たりの APBR ACE の数
4000
1000(Cisco NX-OS Release 6.2.8)
4000(Cisco NX-OS Release 6.2.10)
システム当たりの RISE クライアントごとの APBR ACE の数
8000
1000(Cisco NX-OS Release 6.2.8)
8000(Cisco NX-OS Release 6.2.10)
SVI 当たりの APBR ACE の数
2000
1000(Cisco NX-OS Release 6.2.8)
1000(Cisco NX-OS Release 6.2.10)
NetScaler インスタンスごとに ABPR でサポートされる SVI の数
250
20(Cisco NX-OS Release 6.2.8)
50(Cisco NX-OS Release 6.2.10)
システムごとに ABPR でサポートされる SVI の数
1000
20(Cisco NX-OS Release 6.2.8)
200(Cisco NX-OS Release 6.2.10)
8 Cisco NX-OS 6.2 リリースのスケーラビリティ値はすべて Cisco NX-OS Release 6.2(8) 以降の値です。Intelligent Traffic Director の設定制限値
機能
Cisco NX-OS 7.2(1)D1(1)
Cisco NX-OS 7.2(0)D1(1)
検証済み制限値(Cisco NX-OS Release 6.2)
9ITD デバイス グループ当たりのノードの数
31
256
256
VDC 当たりの ITD サービスの数
128
32
8(Cisco NX-OS Release 6.2.8)
32(Cisco NX-OS Release 6.2.10)
Nexus 7000 シリーズ スイッチ当たりの ITD サービスの数
128 x VDC の最大数
32 x VDC の最大数
8 x VDC の最大数(Cisco NX-OS Release 6.2.8)
32 x VDC の最大数(Cisco NX-OS Release 6.2.10)
ITD サービス当たりの入力インターフェイスの数
512
512
512
ITD サービス当たりの仮想 IP アドレスの数
255
16
8(Cisco NX-OS Release 6.2.8)
16(Cisco NX-OS Release 6.2.10)
ITD サービス当たりのバケット数
検証済みの上限値は 2000 です。 10 --
--
ITD サービス当たりのプローブの数
500
500
500
VDC 当たりのプローブの数
500
500
500
Nexus 7000 シリーズ スイッチ当たりのプローブの数
500 x VDC の最大数
500 x VDC の最大数
500 x VDC の最大数
9 Cisco NX-OS 6.2 リリースのスケーラビリティ値はすべて Cisco NX-OS Release 6.2(8) 以降の値です。10 デフォルトでは、仮想 IP の合計数と ITD ポリシーに関連付けられたノードの合計数の積が使用されるバケットの数になります。PVLAN の設定制限値
表 25 PVLAN の設定制限値 機能 検証済み制限値(Cisco NX-OS 7.2(0)D1(1)) 検証済み制限値(Cisco NX-OS 6.2(12)) プライマリ VLAN の数
25(クラシック イーサネットまたは FabricPath)
25(クラシック イーサネットまたは FabricPath)
セカンダリ VLAN の数
75(クラシック イーサネットまたは FabricPath)
75(クラシック イーサネットまたは FabricPath)
ホスト モードでのポート数
20(10 vPC)
20(10 vPC)
無差別モードでのポート数
16(8 vPC)
16(8 vPC)
無差別トランク モードでのポート数
150(8 vPC)
150(8 vPC)
トランク セカンダリ モードでのポート数
30(8 vPC)
30(8 vPC)
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