他のネットワーク デバイスへのアップリンク接続に Quad Small Form-Factor Pluggable Plus(QSFP+)トランシーバを使用でき、他のネットワーク デバイスへのダウンリンク接続に RJ-45 コネクタを使用できます。
現在スイッチで使用されているトランシーバの情報を確認するには、show inventory all コマンドを使用します。
ケーブルから取り外すことができる光ファイバ ケーブルの損傷を防ぐために、トランシーバをライン カードに取り付ける際は、トランシーバを光ファイバ ケーブルから取り外しておくことを推奨します。この場合、トランシーバをスイッチから取り外す前に、ケーブルをトランシーバから取り外します。
トランシーバと光ケーブルの有効性と寿命を最大化するには、次の手順を実行します。
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トランシーバを扱うときは、常にアースに接続されている静電気防止用リスト ストラップを着用してください。通常、スイッチを設置するときはアースされており、リスト ストラップを接続できる静電気防止用のポートがあります。
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トランシーバの取り外しおよび取り付けは、必要以上に行わないでください。取り付けおよび取り外しを頻繁に行うと、耐用年数が短くなります。
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高精度の信号を維持し、コネクタの損傷を防ぐために、トランシーバおよび光ファイバ ケーブルを常に埃のない清潔な状態に保ってください。減衰(光損失)は汚れによって増加します。減衰量は 0.35 dB 未満に保つ必要があります。
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埃によって光ファイバ ケーブルの先端が傷つかないように、取り付ける前にこれらの部品を清掃してください。
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コネクタを定期的に清掃してください。必要な清掃の頻度は、設置環境によって異なります。また、埃が付着したり、誤って手を触れた場合には、コネクタを清掃してください。ウェット クリーニングやドライ クリーニングが効果的です。設置場所の光ファイバ接続清掃手順に従ってください。
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コネクタの端に触れないように注意してください。端に触れると指紋が残り、その他の汚染の原因となることがあります。
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埃が付着していないこと、および損傷していないことを定期的に確認してください。損傷している可能性がある場合には、清掃後に顕微鏡を使用してファイバの先端を調べ、損傷しているかどうかを確認してください。
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取り付けるときにトランシーバを損傷する可能性を最小限にするために、スイッチ スロットにゆっくりと押し込み、無理にスロットの奥まで押し込まないようにします。トランシーバがスロットの途中で停止した場合は上下が逆の可能性があるため、トランシーバを取り外してから反転して再度取り付けます。正しい位置にある場合、トランシーバはスロットの奥まで押し込まれ、完全に取り付けられるとカチッと音がします。
警告 |
ステートメント 1051:レーザー放射
接続されていない光ファイバ ケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を直視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。
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警告 |
ステートメント 1053:クラス 1M レーザー光線
開いた状態では、クラス 1M レーザー光線が放射されます。光学機器で直接見ないでください。
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警告 |
ステートメント 1055:クラス I およびクラス 1M レーザー
クラス I(CDRH)およびクラス 1M(IEC)レーザー製品です。
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警告 |
ステートメント 1056:未終端の光ファイバ ケーブル
未終端の光ファイバの末端またはコネクタから、目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。光学機器で直接見ないでください。ある種の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用し、100 mm 以内の距離でレーザー出力を見ると、目を傷めるおそれがあります。
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