この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
機能名 |
リリース |
機能情報 |
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Puppet のサポート |
7.3(0)D1(1) |
この機能は、Cisco Nexus 7000 および Cisco Nexus 7700 スイッチで導入されました。 |
Puppet Labs によって開発された Puppet ソフトウェア パッケージは、構成設定などのデバイス状態を適用することにより、サーバおよびその他のリソースを管理するためのオープン ソース自動化ツールセットです。
Puppet コンポーネントには、管理対象デバイス(ノード)上で実行される Puppet エージェント、そして一般的に独立した専用サーバ上で実行され、複数のデバイスにサービスを提供する Puppet マスター(サーバ)などが含まれます。Puppet エージェントは、定期的に Puppet マスターに接続し、設定マニフェストをコンパイルしてエージェントに送信します。次にエージェントはこのマニフェストをノードの現在の状態に合わせて調整し、差異に基づいて状態を更新します。
Puppet マニフェストは、デバイスの設定状態に関するプロパティ定義の集合です。これらのプロパティ状態の確認および設定の詳細は抽象化されるため、複数のオペレーティング システムやプラットフォームがマニフェストを使用できます。マニフェストは通常、構成設定を定義するために使用されますが、ソフトウェア パッケージのインストール、ファイルのコピー、サービスの開始などにも使用できます。
詳細については、Puppet Labs のリンク先を参照してください。
Puppet Labs |
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Puppet Labs の FAQ |
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Puppet Labs のドキュメント |
Puppet エージェントの前提条件を以下に示します。
インストールをサポートするシスコ デバイスおよびオペレーティング システム ソフトウェア リリースが用意されていること。
Puppet エージェントは、Cisco Nexus 7000 および Cisco Nexus 7700 スイッチ上ではネイティブに実行できません。その代わりに、Open Agent Container(OAC)と呼ばれる特殊な仮想環境で実行されます。使用しているスイッチに OAC をインストールする方法については、「Open Agent Container」の章を参照してください。
Puppet 4.0 以降をインストールした Puppet マスター サーバが用意されていること。
Puppet エージェント 4.0 以降が用意されていること。
ciscopuppet モジュール 1.1.0 以降が用意されていること。
Puppet エージェント ソフトウェアは、次の Cisco Nexus プラットフォーム上の Linux 環境にインストールする必要があります。
Open Agent Container(OAC)
OAC は、32 ビットの CentOS 6.6 ベースのコンテナであり、特に Nexus プラットフォームで Puppet や Chef エージェントの実行を可能にすることを目的としています。このコンテナは、「bash」シェルを提供する機能を備えますが、コンテナ内にインストール可能なアプリケーションは制限されます。
デバイスに Puppet クライアントをインストールする前に、そのデバイスに OAC をダウンロードしてインストールする必要があります。OAC のダウンロードおよびインストールの方法については、Open Agent Containerの章を参照してください。
次に、エージェント ソフトウェアのダウンロード、インストール、セットアップに関する情報を示します。
Puppet エージェント RPM(Open Agent Container(OAC)、32 ビット CentOS6 ルート ファイル) |
Release RPM は、puppetlabs-release-el-6.noarch.rpm という名前のリポジトリにあります。 Agent RPM の最新情報については、https://github.com/cisco/cisco-network-puppet-module/tree/master#setup を参照してください。 |
Puppet エージェント:Cisco Nexus でのインストールと設定(手動設定) |
ciscopuppet モジュールは、シスコが開発したオープン ソース インターフェイスであり、puppet マニフェスト内の抽象化されたリソース設定と、Cisco Nexus NX-OS オペレーティング システムおよびプラットフォームの特定の実装の詳細との間のインターフェイスとして機能します。このモジュールは、Puppet マスターにインストールされ、Cisco Nexus スイッチで Puppet エージェントが正しく動作を実行するために不可欠です。
ciscopuppet モジュールは、Puppet Forge で利用できます。ciscopuppet モジュールの場所およびセットアップ手順についての詳細は、次のサイトを参照してください。
https://forge.puppetlabs.com/puppetlabs/ciscopuppet
次の表に、ciscopuppet モジュールの追加情報に関するドキュメントのリンク先を示します。
トピック |
リンク |
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リソース タイプ カタログ |
https://github.com/cisco/cisco-network-puppet-module/tree/master#resource-by-tech |
ciscopuppet モジュール:ソース コード リポジトリ |
https://github.com/cisco/cisco-network-puppet-module/tree/master |
ciscopuppet モジュール:セットアップと使用 |
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Puppet Labs:モジュールのインストール |
https://docs.puppetlabs.com/puppet/latest/reference/modules_installing.html |
Puppet Forge |