Cisco Nexus Cloud Services Platform ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド リリース 5.2(1)SP1(7.1)
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翻訳について
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
- Updated:
- 2017年5月23日
章のタイトル： 仮想サービス ブレードの設定
- 仮想サービス ブレードに関する情報
- Cisco Nexus 1000V VSM 仮想サービス ブレード
- Cisco Network Analysis Module 仮想サービス ブレード
- Cisco Virtual Security Gateway モジュール仮想サービス ブレード
- Cisco Data Center Network Manager 仮想サービス ブレード
- Cisco Nexus VXLAN ゲートウェイ仮想サービス ブレード
- Citrix NetScaler 1000V 仮想サービス ブレード
- Cisco Nexus 1000V for KVM 仮想サービス ブレード
- 仮想サービス ブレードの管理 VLAN
- 仮想サービス ブレードのハイ アベイラビリティ
- ロール コリジョン検出
- 仮想サービス ブレードに関するガイドラインと制約事項
- 仮想サービス ブレードでの暗号化および SSL オフロード
- 仮想サービス ブレードの設定
仮想サービス ブレードの設定
この章の内容は、次のとおりです。
- 仮想サービス ブレードに関する情報
- Cisco Nexus 1000V VSM 仮想サービス ブレード
- Cisco Network Analysis Module 仮想サービス ブレード
- Cisco Virtual Security Gateway モジュール仮想サービス ブレード
- Cisco Data Center Network Manager 仮想サービス ブレード
- Cisco Nexus VXLAN ゲートウェイ仮想サービス ブレード
- Citrix NetScaler 1000V 仮想サービス ブレード
- Cisco Nexus 1000V for KVM 仮想サービス ブレード
- 仮想サービス ブレードの管理 VLAN
- 仮想サービス ブレードのハイ アベイラビリティ
- ロール コリジョン検出
- 仮想サービス ブレードに関するガイドラインと制約事項
- 仮想サービス ブレードでの暗号化および SSL オフロード
- 仮想サービス ブレードの設定
- 仮想サービス ブレードの設定例
- 仮想サービス ブレード設定の確認
- MIB
- 仮想サービス ブレード機能の履歴
仮想サービス ブレードに関する情報
Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム では、仮想サービス ブレード（VSB）と呼ばれるサービスを管理します。VSB は、Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム bootflash:repository にある ISO ファイルまたは OVA ファイルを使用して作成されます。ISO または OVA は、VSB に対して次のことを定義します。
 （注） | Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム は、VMware vSphere、Microsoft Hyper-V、および KVM ハイパーバイザ用の Cisco Nexus 1000V 仮想スーパバイザ モジュール（VSM）をサポートしています。 |
Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム は次の VSB タイプをサポートします。
- Cisco Nexus VXLAN ゲートウェイ仮想サービス ブレード
- Citrix NetScaler 1000V 仮想サービス ブレード
- Cisco Nexus 1000V for KVM 仮想サービス ブレード
サポートされる VSB と重み付けマトリックスについては、『『Cisco Nexus Cloud Services Platform Compatibility Information』』を参照してください。
Cisco Nexus 1000V VSM 仮想サービス ブレード
Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム は VMware vSphere、KVM、および Microsoft Hyper-V ハイパーバイザ用の Cisco Nexus 1000V 仮想スーパバイザ モジュール（VSM）をサポートします。
Cisco Nexus 1110-S は最大 6 つの VSM をホストでき、Cisco Nexus 1110-X は最大 10 個の VSM をホストできます。各 VSM は 1 グループの仮想イーサネット モジュール（VEM）を制御します。ネットワーク管理の観点からは、VSM とその VEM によって仮想スイッチが構成されます。Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム およびそれがホストする複数の仮想スイッチは、スイッチのクラスタと見なされます。
bootflash:repository にある Cisco Nexus 1000V ISO または OVA イメージを使用して、Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム で冗長な VSM を作成できます。イメージは作成時に新しい VSB にコピーされます。最初の VSM を作成した後、そのソフトウェア イメージを参照して追加の VSM を作成できます。必要に応じて、使用している VSM を新しいリリースの Cisco Nexus 1000V ソフトウェアにアップグレードできます。
VSM 仮想サービス ブレードを作成するには、仮想サービス ブレードの作成を参照してください。
Cisco Network Analysis Module 仮想サービス ブレード
Cisco Nexus 1010 bootflash:repository 内の NAM ISO イメージを使用して Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム でネットワーク解析モジュール（NAM）を作成できます。このイメージは作成時に新しい NAM VSB にコピーされます。NAM に対して VSB を作成するには、仮想サービス ブレードの作成を参照してください。
NAM の詳細については、『Cisco Network Analysis Module Software Documentation Guide』を参照してください。
Cisco Virtual Security Gateway モジュール仮想サービス ブレード
Cisco VSG ISO イメージを使用して、Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム で最大 3 個の Cisco Virtual Security Gateway（VSG）モジュールを作成することができます。Cisco.com から Cisco VSG ISO イメージをコピーし、それを新しい Cisco VSG VSB の作成時にコピーできます。
Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム は以下をサポートしません。
-
Cisco VSG VSB での OVA の導入および移行。
-
スタンドアロン モードでの VSG の導入。VSG は Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム で HA ペアとして導入することを推奨します。
Cisco Data Center Network Manager 仮想サービス ブレード
Cisco Data Center Network Manager（DCNM）は、LAN および SAN データセンターの包括的なライフサイクル管理を提供する高度な管理ソフトウェアです。
Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム の bootflash:repository にある Cisco DCNM ISO イメージを使用して、Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム で 1 つの Cisco DCNM を作成することができます。イメージは作成時に新しい Cisco DCNM VSB にコピーされます。
（注） | Cisco DCNM VSB は、Cisco Nexus 1010 および Cisco Nexus 1010-X でのみサポートされます。 |
Cisco DCNM を Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム にインストールする方法の詳細については、『Cisco DCNM Installation and Licensing Guide』を参照してください。
Cisco Nexus VXLAN ゲートウェイ仮想サービス ブレード
VXLAN ゲートウェイは、仮想拡張 LAN（VXLAN）レイヤ 2 ドメインを、VLAN に配置される物理サーバおよびサービスに拡張するレイヤ 2 ゲートウェイです。VXLAN ゲートウェイは、VXLAN 上の仮想マシンと VLAN 上の物理サーバおよびサービスとの間でレイヤ 2 隣接が必要なときに作成されます。
VXLAN ゲートウェイは Cisco Nexus 1000V 仮想スーパバイザ モジュール（VSM）からの仮想イーサネット モジュール（VEM）として管理され、VXLAN と VSM 上の VLAN 間のマッピングを定義します。VXLAN ゲートウェイは VXLAN と VLAN の間のブリッジとして機能し、従来の VLAN と VXLAN との間でトラフィックを送信します。
Cisco.com から VXLAN ゲートウェイの ISO イメージをコピーし、それを新しい VXLAN ゲートウェイ VSB の作成時にコピーできます。
（注） | Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム は、VXLAN ゲートウェイ VSB での OVA の導入および移行をサポートしません。 |
VSB としての VXLAN ゲートウェイのインストールと設定に関する詳細については、『Cisco Nexus 1000V VXLAN Configuration Guide』を参照してください。
Citrix NetScaler 1000V 仮想サービス ブレード
Citrix NetScaler 1000V はロードバランシングおよびトラフィック管理の機能を提供する仮想アプライアンスです。Citrix NetScaler 1000V は、アプリケーション対応レイヤ 7 コンテンツ スイッチングと基本的なレイヤ 4 ロードバランシングを可能にし、ヘルス チェック、セッション持続性メカニズム、およびロードバランシング アルゴリズムによってトラフィックが常に最適なサーバに送信されることを保障します。Citrix NetScaler 1000V のグローバル サーバ ロードバランシング機能は、停止や中断が発生した場合にデータセンターを変更するようにユーザをリダイレクトすることでディザスタ リカバリを強化します。
Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム では仮想サービス ブレード（VSB）として Citrix NetScaler 1000V を導入できます。Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム でホストされている Citrix NetScaler 1000V により、高パフォーマンスのために 2 つの vCPU または 6 つの vCPU の導入を柔軟に使用することができます。Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム HA によって、Citrix NetScaler 1000V のハイ アベイラビリティも実現します。
詳細については、Citrix NetScaler 1000V のドキュメント（http://www.cisco.com/c/en/us/support/switches/citrix-netscaler-1000v/tsd-products-support-series-home.html）を参照してください。
Cisco Nexus 1000V for KVM 仮想サービス ブレード
Cisco Nexus 1000V for KVM は、Linux カーネル ベース仮想マシン（KVM）オープン ソース ハイパーバイザで動作する仮想分散スイッチです。Linux KVM ハイパーバイザは、OpenStack 環境に最適です。Cisco Nexus 1000V for KVM 仮想スーパバイザ モジュール（VSM）を使用すると、セキュリティ設定（アクセス コントロール リスト（ACL）など）などのポートの分類情報を定義するポリシー プロファイル（VSM でポート プロファイルと呼ばれます）を作成できます。仮想マシン（VM）を展開すると、ポリシー ポート プロファイルとネットワーク セグメントのそれぞれ独自の組み合わせについてポート プロファイルが Cisco Nexus 1000V for KVM で動的に作成されます。このネットワークに同じポリシーで展開される他のすべての VM は、このダイナミック ポート プロファイルを再利用します。
Cisco Nexus 1000V for KVM は、Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム 上の VSB として使用できます。Cisco Nexus 1000V for KVM の詳細については、『『Cisco Nexus 1000V for KVM Virtual Network Configuration Guide』』を参照してください。サポートされている Cisco Nexus 1000V for KVM のバージョンについては、『『Cisco Nexus Cloud Services Platform Compatibility Information』』を参照してください。
仮想サービス ブレードの管理 VLAN
リリース 5.2(1)SP1(7.1) 以降、仮想サービス ブレード（VSB）の管理 VLAN と Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム ホストはそれぞれ別にすることができます。
仮想サービス ブレードのハイ アベイラビリティ
ハイ アベイラビリティ（HA）は、Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム で作成する冗長 VSB ペアに対して設定されます。ある時点で、すべての VSB がアクティブ Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム でアクティブになるわけではありません。アクティブ/スタンバイ Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム 間に接続が存在する場合、シリアル接続を使用した任意の VSB へのアクセスは保持されます。一方の Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム が失敗すると、もう一方の Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム はアクティブになり、その Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム でスタンバイ ステートのすべての VSB は自らアクティブになります。
VSB HA には次の機能があります。
-
導入：Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム HA ペアには HA 対応 VSB を導入する必要があります。
-
HA ロールと継承：VSB の HA ロールはホストの Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム の HA ロールから継承されます。プライマリ VSB は常にプライマリ Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム に存在し、セカンダリ VSB は常にセカンダリ Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム に存在します。
-
独立性：VSB の HA ロールは Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム の状態に依存しません。VSB の初期ロールは Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム HA ロールから継承されますが、最終的なステータスは Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム HA ロールに依存しません。たとえば、アクティブなプライマリ VSB はスタンバイのプライマリ Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム に配置できます。または、スタンバイのプライマリ Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム はアクティブなプライマリ VSB に配置できます。
-
制御 VLAN とドメイン ID：Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム および VSB の HA 情報は、制御 VLAN とドメイン ID の組み合わせに基づいて形成されます。
-
バックアップおよび保存：VSB および Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム の設定の変更を保存し、これらの設定を個別にバックアップする必要があります。Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム の構成時の設定は VSB の設定とは異なり、copyconfiguration または save configuration コマンドにより生成される結果が両方のプラットフォームで同一ではないため、そうすることが重要です。
（注）
5 分ごとに設定を自動保存する自動設定機能がありますが、設定に重要な変更を行うたびに copy running-config startup-config コマンドを実行することを推奨します。 -
Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム からの VSB の削除：両方の Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム または一方のみから VSB を削除できます。1 つの冗長ペアが使用不能になると、存在する Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム のみから VSB を削除できます。このプロセスにより、HA ペアの残りの VSB を維持することができます。
HA の詳細については、Cisco Nexus Cloud Services Platform のハイ アベイラビリティを参照してください。
VSM HA の詳細については、『『Cisco Nexus 1000V High Availability and Redundancy Configuration Guide』』を参照してください。
ロール コリジョン検出
同じ制御 VLAN およびドメイン ID を持つ既存の VSM と同じロールで Cisco Nexus 1000V 仮想スイッチ モジュール（VSM）を設定すると、新しい VSM と既存の VSM はハートビートをやり取りして互いを検出します。それらがハートビートをやり取りするとき、両方の VSM でロール コリジョンが検出されます。コリジョンが発生した場合、プライマリとセカンダリの VSM を特定すると、Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム で中断と不整合が起こる可能性があります。
（注） | このドキュメントでは、Cisco Nexus 1000V VSM は、VMware、KVM、および Hyper-V ハイパーバイザ上のサービス、およびそれらの異なるバージョンを表します。 |
Cisco Nexus 1000V VSM および Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム が次の組み合わせで設定されている場合、ロール コリジョンが制御インターフェイスおよび管理インターフェイスで検出されます。
-
Cisco Nexus 1000V VSM が、同じプラットフォーム（VMware と VMware、KVM と KVM、または Hyper-V と Hyper-V の VSM）にある既存の VSM または異なるリリースの別の Cisco Nexus 1000V VSM と同じロール、制御 VLAN、ドメイン ID で設定されている場合。
-
VSM が制御 VLAN およびドメイン ID を Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム と共有している場合。
-
Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム が制御 VLAN およびドメイン ID を別の Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム と共有している場合。
注意
Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム は、HA ペアになった Cisco Nexus 1000V VSM 内、または 2 つの Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム 間のロール コリジョンを検出して表示するアーキテクチャをサポートしていません。
これらのいずれの組み合わせでも、Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム はプライマリとセカンダリの VSM を特定できず、フラッピング、リブート、および一部のトラフィック損失という結果になることがあります。この問題は、新規に設定された VSM またはインストールされた VSM にプライマリまたはセカンダリのロールが割り当てられているかどうかによって、プライマリまたはセカンダリの Cisco Nexus 1000V VSM で発生する可能性があります。
Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム でロール コリジョンが最初に発生するとき、セカンダリ VSM がプライマリを識別しようとしてシステムが不安定になると、HA ペアが変動し始めます。Cisco Nexus 1000V VSM がドメインでの通信を停止すると、コリジョンは更新されなくなります。最後のコリジョンから 1 時間経過すると、コリジョンの MAC エントリが削除されます。
1 および 2 の組み合わせについては、プライマリまたはセカンダリの VSM コンソールで show system redundancy status コマンドを入力して、トラフィック コリジョンの詳細を表示できます。Cisco Nexus 1000V VSM または Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム でドメイン ID を変更すると、Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム の適切な動作を保証できます。
（注） | コリジョンが発生している VSM では、元の VSM からのコリジョン検出が報告されることがあります。コリジョン発生 VSM では管理インターフェイスに同じ IP アドレスを使用できるため、リモート SSH または Telnet 接続が失敗する可能性があります。したがって、ロール コリジョン検出中にはコンソールを使用することを推奨します。 |
ただし、Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム が別の Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム と制御 VLAN およびドメイン ID を共有しているとき、show system redundancy status コマンドを使用してロール コリジョンの詳細を表示することはできません。ハイ アベイラビリティを維持し、ロール コリジョンによってシステムが不安定になったりデータを喪失したりしないように、両方の Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム でドメイン ID を一意にしておくことを推奨します。
Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム のハイ アベイラビリティの詳細については、Cisco Nexus Cloud Services Platform のハイ アベイラビリティを参照してください。
仮想サービス ブレードに関するガイドラインと制約事項
VSB の作成時に設定される制御 VLAN とパケット VLAN とは異なり、仮想スーパバイザ モジュール（VSM）は Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム から管理 VLAN を継承します。
仮想サービス ブレードでの暗号化および SSL オフロード
Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム 上の VSB は、パフォーマンス向上のためにセキュリティ処理キャパシティを専用の外部プロセッサにオフロードすることができます。導入モデルによって、異なる VSB では Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム 上の他の VSB より多くの（または少ない）処理キャパシティが必要になることがあります。
VSB のセキュリティ処理要件に対応するため、Cisco Nexus 1110-X はセキュア ソケット レイヤ（SSL）および暗号化の促進を可能にする現場交換可能ユニット（FRU）として Cavium NITROX CNN3550-C20-NHB-2.0-G セキュリティ プロセッサ カードをサポートしています。Cavium NITROX セキュリティ プロセッサ カードは、Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム 上のすべての VSB で共有される合計 30 Gbps の SSL オフロード キャパシティを提供します。Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム はセキュリティ プロセッサ カードをスライスし、帯域幅要件に基づいて対応するキャパシティを VSB に割り当てます。ただし、セキュリティ プロセッサ カードの割り当てられたスライスを使用するように VSB を設定する必要があります。
Cavium NITROX セキュリティ プロセッサ カードの使用に関するガイドラインと制約事項
Cavium NITROX セキュリティ プロセッサ カードには、次のガイドラインと制約事項があります。
-
Cavium NITROX セキュリティ プロセッサ カードは、Cisco Nexus 1110-X で現場交換可能ユニット（FRU）としてのみサポートされます。
-
単一の Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム 上の複数の VSB は、単一のセキュリティ プロセッサにセキュリティ処理をオフロードできます。
-
Cavium NITROX セキュリティ プロセッサ カードは新規導入でのみサポートされます。既存の Cisco Nexus 1110-X ペアを暗号化対応の Cisco Nexus 1110-X ペアにアップグレードすることはできません。ただし、Intel クワッド ポート NIC カードを Cavium NITROX カードに交換したり、Cisco UCS 10 Gbps カードを Cavium NITROX カードに交換して Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム ソフトウェアを再インストールしたりすることによって、既存の Cisco Nexus 1110-X を暗号化対応アプライアンスに変換することはできます。
Cavium NITROX カードを Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム に取り付ける方法については、『『Cisco Nexus Cloud Services Platform Hardware Installation Guide』』を参照してください。Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム ソフトウェアのインストールについては、『『Cisco Nexus Cloud Services Platform Software Installation and Upgrade Guide』』を参照してください。
-
VSB によって使用されるセキュリティ プロセッサ カードが無効になると、VSB は次の場合にシャットダウン状態に移行します。
仮想サービス ブレードでの SSL および暗号化オフロード機能の設定
VSB ではセキュア ソケット レイヤ（SSL）と暗号化オフロード機能を設定できます。
-
CLI に EXEC モードでログインします。
-
暗号化カードを設定する前に最新の CIMC バージョンがインストールされていることを確認します。最新の CIMC バージョンの詳細については、『『Cisco Nexus Cloud Services Platform Software Installation and Upgrade Guide』』を参照してください。
-
作成した VSB の名前を確認します。新しい VSB を作成する場合は、仮想サービス ブレードの作成を参照してください。
-
VSB の要件を満たすのに十分な暗号化帯域幅があることを確認します。
-
スタンドアロン Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム 設定では、Cavium NITROX カードがローカルにあることを確認します。
-
HA 設定では、Cavium NITROX カードが両方の Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム にあることを確認します。
次に、VSB で SSL および暗号化オフロード機能を設定する例を示します。
switch# configure terminal
switch (config)# virtual-service-blade NS1000V
switch(config-vsb-config)# virtual-service-blade-type new NetScaler1000V-NEXUS-10.5-52.11_nc.ova
Note: It can take awhile to finish OVA extract operation. Please be patient..
Note: please be patient..
Note: please be patient..
switch(config-vsb-config)# interface ns_intf_1 uplink ethernet 2
switch(config-vsb-config)# interface ns_intf_1 mode passthrough
switch(config-vsb-config)# crypto-offload 10000
switch(config-vsb-config)# enable
Enter vsb image: [NetScaler1000V-NEXUS-10.5-52.11_nc.ova]
NS HA [true/false]: [true] 2
Out of range. NS HA [true/false]: [true]
Management IP version [V4|V6]: [V4]
Enter Primary IPv4 address: 80.80.80.91
Enter Primary subnet mask: 255.255.255.0
Primary IPv4 address of the default gateway: 80.80.80.1
Enter Secondary IPv4 address: [0.0.0.0] 80.80.80.92
Enter Secondary subnet mask: [0.0.0.0] 255.255.255.0
Enter secondary IPv4 address of the default gateway: [0.0.0.0] 80.80.80.1
Enter Primary HostName: NS1000V-1
Enter Secondary HostName: NS1000V-2
Enter the password for 'nsroot': Sfish123
----Details entered----
NS HA [true/false]: : true
Management IP version [V4|V6]: : V4
Enter Primary IPv4 address: : 80.80.80.91
Enter Primary subnet mask: : 255.255.255.0
Primary IPv4 address of the default gateway: : 80.80.80.1
Enter Secondary IPv4 address: : 80.80.80.92
Enter Secondary subnet mask: : 255.255.255.0
Enter secondary IPv4 address of the default gateway: : 80.80.80.1
Enter Primary HostName: : NS1000V-1
Enter Secondary HostName: : NS1000V-2
Enter the password for 'nsroot': : Sfish123
Do you want to continue installation with entered details (Y/N)? [Y]
Note: VSB installation is in progress, please use show virtual-service-blade commands to check the installation status.
Note: VSB installation may take upto 5 minutes.
switch(config-vsb-config)# exit
switch(config)# exit
switch# show virtual-service-blade name VSM
virtual-service-blade NS1000V
Description:
Slot id: 4
Host Name: NS1000V-2
Management IP: 80.80.80.92
VSB Type Name : NetScaler1000V-1055211.1
Configured vCPU: 2
Operational vCPU: 2
Configured Ramsize: 2048
Operational Ramsize: 2048
Disksize: 20
Configured CryptoOffload Bandwidth: 10000
Operational CryptoOffload Bandwidth: 10000
Configured CryptoOffload VF: 3
Operational CryptoOffload VF: 3
Heartbeat: 78
Legends: P - Passthrough
--------------------------------------------------------------------------
Interface Type MAC VLAN State Uplink-Int
Pri Sec Oper Adm
--------------------------------------------------------------------------
VsbEthernet4/1 ns_intf_0 0002.3d70.2393 2050 up Eth1 Eth1
internal NA NA NA up
VsbEthernet4/3 ns_intf_1 0002.3d70.2394 3123 up Eth2(P)Eth2(P)
VsbEthernet4/4 ns_intf_2 0002.3d70.2395 3123 down Eth7 Eth7
VsbEthernet4/5 ns_intf_3 0002.3d70.2396 3123 down Eth7 Eth7
VsbEthernet4/6 ns_intf_4 0002.3d70.2397 3123 down Eth7 Eth7
VsbEthernet4/7 ns_intf_5 0002.3d70.2398 3123 down Eth7 Eth7
VsbEthernet4/8 ns_intf_6 0002.3d70.2399 3123 down Eth7 Eth7
VsbEthernet4/9 ns_intf_7 0002.3d70.239a 3123 down Eth7 Eth7
virtual-service-blade:
HA Status: ACTIVE
Status: VSB POWERED ON
Location: SECONDARY
SW version: NetScaler NS10.5: Build 52.11.nc, Date: Sep 30 2014, 00:55:10
VSB Info:
Netscaler VPX
switch#
仮想サービス ブレードの設定
仮想サービス ブレードの作成
ソフトウェアをインストールおよび設定して、仮想スーパバイザ モジュール（VSM）などの VSB を作成できます。
（注） | 既存の VSB 上の Cisco Nexus 1000V ソフトウェアのアップグレードについては、『『Cisco Nexus 1000V Installation and Upgrade Guide』』を参照してください。 |
-
CLI に EXEC モードでログインします。
-
作成する VSB の名前がわかっていること。
-
次のいずれかのソースからの ISO ファイルを使用して新しい VSB を作成できること。
-
bootflash:repository の ISO ファイルまたはダウンロードした ISO ファイルを使用している場合、ファイル名を確認すること。
-
既存の VSB から ISO ファイルを使用する場合、VSB タイプの名前を知っていること。この手順には、この名前の識別に関する情報が含まれます。
-
VSB の次のプロパティを知っていること。
（注） |
|
次に、VSB を作成する例を示します。
switch configure terminal
switch(config)# virtual-service-blade VSM
switch(config-vsb-config)# show virtual-service-blade-type summary
-------------------------------------------------------------------------------
Virtual-Service-Blade-Type Virtual-Service-Blade
-------------------------------------------------------------------------------
VSM_SK1-3.1 KVM-VSM
VSM_SV3-1.1 ESX-VSM
VSG-1.2 HyperV-VSG
ESX-VSG
switch(config-vsb-config)# virtual-service-blade-type new n1000v-dk9.5.2.1.SV3.1.1.1010.ova
Note: It can take awhile to finish OVA extract operation. Please be patient..
Note: please be patient..
Note: please be patient..
switch(config-vsb-config)#
switch(config-vsb-config)# description vsm-for-esx
switch(config-vsb-config)# show virtual-service-blade name VSM
virtual-service-blade VSM
Description: vsm-for-esx
Slot id: 5
Host Name:
Management IP:
VSB Type Name : VSM_SV3-1.1
Configured vCPU: 2
Operational vCPU: 2
Configured Ramsize: 4096
Operational Ramsize: 4096
Disksize: 3
Configured CryptoOffload Bandwidth: 0
Operational CryptoOffload Bandwidth: 0
Configured CryptoOffload VF: 0
Operational CryptoOffload VF: 0
Heartbeat: 0
Legends: P - Passthrough
--------------------------------------------------------------------------
Interface Type MAC VLAN State Uplink-Int
Pri Sec Oper Adm
--------------------------------------------------------------------------
VsbEthernet5/1 control up up
VsbEthernet5/2 management 1496 up up
VsbEthernet5/3 packet up up
internal NA NA NA up up
HA Role: Primary
HA Status: NONE
Status: VSB NOT PRESENT
Location: PRIMARY
SW version:
HA Role: Secondary
HA Status: NONE
Status: VSB NOT PRESENT
Location: SECONDARY
SW version:
VSB Info:
cppa-mgr(config-vsb-config)# interface control vlan 2013
cppa-mgr(config-vsb-config)# interface packet vlan 2014
cppa-mgr(config-vsb-config)# enable
Enter vsb image: [n1000v-dk9.5.2.1.SV3.1.1.1010.ova]
Enter domain id[1-1023]: 111
Enter SVS Control mode (L2 / L3): [L3]
Management IP version [V4/V6]: [V4]
Enter Management IP address: 80.80.80.70
Enter Management subnet mask: 255.255.255.0
IPv4 address of the default gateway: 80.80.80.1
Enter HostName: VSM
Enter the password for 'admin': Sfish123
----Details entered----
Enter domain id[1-1023]: : 111
Enter SVS Control mode (L2 / L3): : L3
Management IP version [V4/V6]: : V4
Enter Management IP address: : 80.80.80.70
Enter Management subnet mask: : 255.255.255.0
IPv4 address of the default gateway: : 80.80.80.1
Enter HostName: : VSM
Enter the password for 'admin': : Sfish123
Do you want to continue installation with entered details (Y/N)? [Y]
Note: VSB installation is in progress, please use show virtual-service-blade commands to check the installation status.
Note: VSB installation may take upto 10 minutes.
cppa-mgr(config-vsb-config)#
cppa-mgr(config-vsb-config)# show virtual-service-blade name VSM
virtual-service-blade VSM
Description: vsm-for-esx
Slot id: 5
Host Name: VSM
Management IP: 80.80.80.70
VSB Type Name : VSM_SV3-1.1
Configured vCPU: 2
Operational vCPU: 2
Configured Ramsize: 4096
Operational Ramsize: 4096
Disksize: 3
Configured CryptoOffload Bandwidth: 0
Operational CryptoOffload Bandwidth: 0
Configured CryptoOffload VF: 0
Operational CryptoOffload VF: 0
Heartbeat: 356
Legends: P - Passthrough
--------------------------------------------------------------------------
Interface Type MAC VLAN State Uplink-Int
Pri Sec Oper Adm
--------------------------------------------------------------------------
VsbEthernet5/1 control 0002.3d77.e38f 2013 up up Po1 Po1
VsbEthernet5/2 management 0002.3d77.e38e 1496 up up Po1 Po1
VsbEthernet5/3 packet 0002.3d77.e390 2014 up up Po1 Po1
internal NA NA NA up up
HA Role: Primary
HA Status: STANDBY
Status: VSB POWERED ON
Location: PRIMARY
SW version:
HA Role: Secondary
HA Status: ACTIVE
Status: VSB POWERED ON
Location: SECONDARY
SW version:
VSB Info:
Domain ID : 111
仮想サービス ブレードの削除
仮想スーパバイザ モジュール（VSM）またはネットワーク解析モジュール（NAM）などの VSB を削除できます。
-
CLI に EXEC モードでログインします。
-
削除する VSB の名前を確認します。
-
削除する前に VSB をシャットダウンします。この手順には、VSB をシャット ダウンする手順が含まれます。
-
VSB は両方の冗長 Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム から、または 1 つのプラットフォームのみから削除できることを理解します。1 つの冗長ペアが使用不能になると、存在する Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム のみから VSB を削除できます。このプロセスにより、ペアの残りの VSB を維持することができます。このアクションは、サービスの新しいインスタンスをプロビジョニングする必要がある場合に必要になることがあります。
| コマンドまたはアクション | 目的 | |
|---|---|---|
| ステップ 1 | switch# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
| ステップ 2 | switch (config) # virtual-service-bladename |
指定された VSB のコンフィギュレーション モードを開始します。 |
| ステップ 3 | switch (config-vsb-config) # shutdown |
VSB をシャットダウンします。 |
| ステップ 4 | switch (config-vsb-config) # show virtual-service-blade summary | （任意）
シャットダウンを確認するためにサービスの概要を表示します。 |
| ステップ 5 | 次のいずれかを実行します。 |
指定された VSB を削除します。キーワードは次のとおりです。 |
| ステップ 6 | switch (config-vsb-config) # show virtual-service-blade-type-summary | （任意）
削除の確認のためにサービスの概要を表示します。 |
次に、VSB を削除する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# virtual-service-blade vsm-5 switch(config-vsb-config)# shutdown switch(config-vsb-config)# show virtual-service-blade summary --------------------------------------------------------------------------------------------------- Name HA-Role HA-Status Status Location --------------------------------------------------------------------------------------------------- vsm-1 PRIMARY ACTIVE VSB POWERED ON PRIMARY vsm-1 SECONDARY STANDBY VSB POWERED ON SECONDARY switch(config-vsb-config)# no virtual-service-blade vsm-5 switch(config-vsb-config)# no enable switch(config)# copy running-config startup-config
仮想サービス ブレードの変更
VSB の制御 VLAN、パケット VLAN、ディスク サイズ、CPU の数、または RAM サイズを変更し、VSM に対して対応する変更を行うことができます。
- Cisco Nexus Cloud Services Platform での仮想サービス ブレードの変更
- Cisco Nexus 1000V VSM 設定の変更
- Cisco Virtual Security Gateway VSB のフォーム ファクタの定義
Cisco Nexus Cloud Services Platform での仮想サービス ブレードの変更
-
CLI に EXEC モードでログインします。
-
変更する VSB の名前を確認します。
-
RAM サイズまたは制御 VLAN を変更する前に VSB をシャットダウンします。この手順には、VSB をシャット ダウンする手順が含まれます。
注意
サービスが復帰したときに HA を維持するために、仮想スーパバイザ モジュール（VSM）は制御 VLAN を変更する前にシャットダウン状態である必要があります。制御 VLAN は制御メッセージをスタンバイ VSM に渡します。 -
設定の変更を、最初に VSB の設定、次に Cisco Nexus 1000V VSM の設定で行います。この手順では VSB 設定を変更します。Cisco Nexus 1000V の設定を変更するには、Cisco Nexus 1000V VSM 設定の変更を参照してください。
| コマンドまたはアクション | 目的 | |
|---|---|---|
| ステップ 1 | switch# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
| ステップ 2 | switch (config) # virtual-service-bladename |
指定された VSB のコンフィギュレーション モードを開始します。 |
| ステップ 3 | switch (config-vsb-config) # shutdown |
VSB をシャットダウンします。 |
| ステップ 4 | switch (config-vsb-config) # show virtual-service-blade-summary | （任意）
シャットダウンの確認のためにサービスの概要を表示します。 |
| ステップ 5 | 次のいずれかを実行します。 |
VSB を変更します。次のいずれかの VSB パラメータを変更できます。 |
| ステップ 6 | switch (config-vsb-config) # no shutdown |
VSB の状態を電源オンの状態に戻します。 |
| ステップ 7 | switch (config) # show virtual-service-blade namename | （任意）
変更の確認のために VSB 情報を表示します。 |
次に、Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム 上で VSB を変更する例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# virtual-service-blade vsm-1
switch(config-vsb-config)# shutdown
switch(config-vsb-config)# show virtual-service-blade summary
----------------------------------------------------------------------------------------
Name HA-Role HA-Status Status Location
----------------------------------------------------------------------------------------
vsm-1 PRIMARY ACTIVE VSB POWERED ON PRIMARY
vsm-1 SECONDARY STANDBY VSB POWERED ON SECONDARY
Do one of the following to modify the VSB parameters:
switch(config-vsb-config)# ramsize 1024
switch(config-vsb-config)# interface control vlan 1116
switch(config-vsb-config)# interface packet vlan 1116
switch(config-vsb-config)# no shutdown
switch(config-vsb-config)# show virtual-service-blade name vsm-1
virtual-service-blade vsm-1
Description:
Slot id: 1
Host Name: switch
Management IP: 172.23.181.37
VSB Type Name : VSM-1.1
vCPU: 1
Ramsize: 2048
Disksize: 3
Heartbeat: 35275
--------------------------------------------------------------------------------------
Interface Type VLAN State Uplink-Interface
Primary Secondary Oper Admin
--------------------------------------------------------------------------------------
VsbEthernet1/1 control 423 up up Po1 Po1
VsbEthernet1/2 management 231 up up Po1 Po1
VsbEthernet1/3 packet 423 up up Po1 Po1
internal NA NA up up
HA Role: Primary
HA Status: ACTIVE
Status: VSB POWERED ON
Location: PRIMARY
SW version: 4.2(1)SV1(4a)
HA Role: Secondary
HA Status: STANDBY
Status: VSB POWERED ON
Location: SECONDARY
SW version: 4.2(1)SV1(4a)
VSB Info:
Domain ID : 441
Cisco Nexus 1000V VSM 設定の変更
-
CLI に EXEC モードでログインします。
-
変更する仮想スーパバイザ モジュール（VSM）の名前を確認します。
-
最初に Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム VSB の設定を変更してから、Cisco Nexus 1000V VSM の設定を変更します。この手順では、Cisco Nexus 1000V VSM の設定を変更します。Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム VSB の設定を変更するには、Cisco Nexus Cloud Services Platform での仮想サービス ブレードの変更を参照してください。
| コマンドまたはアクション | 目的 | |
|---|---|---|
| ステップ 1 | switch # login virtual-service-blade name |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
| ステップ 2 | ユーザ名を入力します。 |
ユーザ ID を認証します。 |
| ステップ 3 | パスワードを入力します。 |
パスワードを認証します。 |
| ステップ 4 | switch # show svs domain |
VSM のドメイン設定を表示します。 |
| ステップ 5 | switch # configure terminal |
CLI グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
| ステップ 6 | switch(config) # svs-domain |
SVS ドメイン コンフィギュレーション モードを開始します。 |
| ステップ 7 | switch (config-svs-domain) # control vlanvlanid |
VSM ドメイン制御 VLAN の VLAN ID を変更します。 |
| ステップ 8 | switch (config-svs-domain) # packet vlanvlanid |
VSM ドメイン パケット VLAN の VLAN ID を変更します。 |
| ステップ 9 | switch # show svs-domain | （任意）
変更の確認のためにドメイン設定を表示します。 |
| ステップ 10 | Ctrl キーと \ バックスラッシュ キーを押します。 |
SVS ドメイン コンフィギュレーション モードを終了し、Telnet プロンプトに戻ります。 |
| ステップ 11 | Telnet close |
Telnet セッションを閉じ、Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム の EXEC モードに戻ります。 |
switch-1# login virtual-service-blade 1 Telnet escape character is '^\'. Trying 192.168.0.18... Connected to 192.168.0.18. Escape character is '^\'. User Access Verification switch-vsm1 login: password: switch # show svs domain SVS domain config: Domain id: 100 Control vlan: 1114 Packet vlan: 1115 L2/L3 Control mode: L2 L3 control interface: NA Status: Config push to VC successful. switch(config)# svs domain switch(config-svs-domain)# control vlan 1116 switch(config-svs-domain)# packet vlan 1117 switch(config-svs-domain)# Ctrl \ Telnet> close
Cisco Virtual Security Gateway VSB のフォーム ファクタの定義
-
CLI に EXEC モードでログインします。
-
作成した VSB の名前を確認します。新しい VSB を作成する場合は、仮想サービス ブレードの作成を参照してください。
| コマンドまたはアクション | 目的 | |
|---|---|---|
| ステップ 1 | switch# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
| ステップ 2 | switch (config) # virtual-service-bladename |
指定された VSB のコンフィギュレーション モードを開始します。 name：80 文字以下の英数字文字列を入力します。 |
| ステップ 3 | switch# shutdown | （任意）
変更を必要とする実行中の Virtual Security Gateway（VSG）をシャットダウンします。 |
| ステップ 4 | switch (config-vsb-config) # description | （任意）
80 文字以下の英数字文字列として VSB の説明を入力します。 |
| ステップ 5 | switch (config-vsb-config) # numcpu |
VSB に接続されている仮想 CPU の数に基づいて、中規模または大規模のモデルとして VSB を設定します。 number：1 または 2 の数値を入力します。 |
| ステップ 6 | switch (config-vsb-config) # name | VSB の名前を入力します。 |
| ステップ 7 | （オプション）switch (config-vsb-config) # no shutdownname | （任意）
VSB の状態を電源オンの状態に戻します。ステップ 3 で実行中の VSG をシャットダウンする場合はこのコマンドを使用します。 |
| ステップ 8 | switch (config-vsb-config) # show virtual-service-bladename | （任意）
変更の確認のために VSB 情報を表示します。 |
switch# configure terminal switch(config)# virtual-service-blade vy252 switch(config-vsb-config)# shutdown vy252 switch(config-vsb-config)# description VSG_vy_252 switch(config-vsb-config)# numcpu 2 switch(config-vsb-config)# name vy252 switch(config-vsb-config)# no shutdown vy252 switch(config-vsb-config)# show virtual-service-blade name vy252 virtual-service-blade vy252 Description: VSG_CY_252 Slot id: 2 Host Name: vsg-c252 Management IP: VSB Type Name : VSG-1.2 vCPU: 2 Ramsize: 2048 Disksize: 3 Heartbeat: 1933 -------------------------------------------------------------------------- Interface Type VLAN State Uplink-Interface Primary Secondary Oper Admin -------------------------------------------------------------------------- VsbEthernet2/1 data 21 up up eth3 eth3 VsbEthernet2/2 management 21 up up eth3 eth3 VsbEthernet2/3 ha 21 up up eth3 eth3 internal NA NA up up HA Role: Primary HA Status: NONE Status: VSB POWERED OFF Location: PRIMARY SW version: 4.2(1)VSG2(1.0.252) HA Role: Secondary HA Status: NONE Status: VSB POWERED OFF Location: SECONDARY SW version: 4.2(1)VSG2(1.0.252) VSB Info: Domain ID : 441
copy running-config startup-config コマンドの自動実行
Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォームのリリース 5.2(1)SP1(7.1) 以降、copy running-config startup-config コマンドは、VSB およびネットワークの構成時の設定を永続的に保存し、5 分ごとにこれらをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。この機能はリロードまたは電源障害時の VSB 設定の消失を防ぎます。
-
copy running-config startup-config コマンドは 5 分間隔でトリガーされますが、重要な構成時の設定は手動でコマンドを実行してすぐに保存することをお勧めします。
-
構成時の設定の自動保存は、VSB 関連の設定に影響する場合にのみトリガーされます。したがって、VSB が関係しない重要な構成時の設定がある場合は、手動で設定を保存する必要があります。
次の表に、設定手順のこの変更によって影響を受けるコマンドを示します。
|
影響を受けるコマンド |
説明 |
|---|---|
|
VSB 設定コマンド |
|
|
virtual-service-bladename |
仮想サービス ブレードを作成します。 |
|
virtual-service-blade-type name template name |
VSB に VSB テンプレート ファイルをアタッチします。 |
|
virtual-service-blade-type new [iso-filename | ova-filename] |
ISO または OVA ファイルを VSB にアタッチします。 |
|
switch-vsb-config # ramsize |
VSB の RAM サイズを設定します。 |
|
switch-vsb-config # disksize |
VSB のディスク サイズを設定します。 |
|
switch-vsb-config # numcpu |
VSB の CPU コアの数を設定します。 |
|
switch-vsb-config # interface int-namemodemode |
VSB インターフェイス モードを設定します。 |
|
switch-vsb-config # interface int-namevlanvlan-id |
VSB インターフェイスの VLAN を設定します。 |
|
switch-vsb-config # interface int-nameuplinkuplink-id |
VSB インターフェイスのアップリンク ポートを設定します。 |
|
switch-vsb-config # shutdown [primary | secondary | both] |
VSB をシャットダウンします。 |
|
switch-vsb-config # enable [primary | secondary | both] |
VSB を有効にします。 |
|
switch # [no] virtual-service-blade name |
VSB を削除します。 |
|
ネットワーク設定コマンド |
|
|
config-if # channel-group |
ポート チャネル グループの一部としてインターフェイスを設定します。 |
|
config-if # no shutdown |
インターフェイスの動作状態を変更します。 |
|
config-if # native vlanvlan-id |
インターフェイスのネイティブ VLAN を設定します。 |
|
SVS 設定コマンド |
|
|
config-svs-domain # control vlan vlan-id |
アップリンクの制御 VLAN を設定します。 |
|
config-svs-domain # control management vlan-id |
アップリンクの管理 VLAN を設定します。 |
パススルー VSB インターフェイスの設定
Cisco Nexus VXLAN ゲートウェイ VSB を作成したら、パススルー インターフェイスとして機能するようにそれを設定できます。パススルー VSB インターフェイスにより、VSB で仮想インターフェイスを専用アップリンクに割り当てることができます。このアップリンクは、Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム 上のイーサネット ポートまたはポート チャネルにすることができます。
パススルー VSB インターフェイスには次の機能および制限事項があります。
-
パススルー VSB インターフェイスは、Cisco Nexus VXLAN ゲートウェイと Citrix NetScaler 1000V VSB でご利用いただけます。
-
VSB には複数のパススルー インターフェイスを配置することができ、パススルーと共有インターフェイスの組み合わせを含めることができます。
-
パススルー アップリンクは、対応する VSB インターフェイスと 1 対 1 でマッピングされ、同じ VSB または異なる VSB の複数のインターフェイスによって共有できません。
-
VSB パススルー インターフェイスは Cisco UCS VIC 1225 10 Gbps インターフェイスではサポートされていません。
パススルー VSB インターフェイスには次の利点があります。
パススルー VSB インターフェイスの設定
VSB インターフェイスをパススルー モードに設定することができます。
-
CLI に EXEC モードでログインします。
-
作成した VSB の名前を確認します。新しい VSB を作成する場合は、仮想サービス ブレードの作成を参照してください。
-
パススルー モードで設定する前に VLAN ID をインターフェイスに割り当てる必要がないことを理解します。パススルー モードでインターフェイスをセットアップする際に、以前に割り当てられた VLAN は無視されます。
-
VSB の次のプロパティを知っていること。
| コマンドまたはアクション | 目的 | |
|---|---|---|
| ステップ 1 | switch# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
| ステップ 2 | switch (config) # virtual-service-bladename |
VSB コンフィギュレーション モードを開始し、指定された VSB を作成します。 name：80 文字以下の英数字文字列を入力します。 |
| ステップ 3 | switch (config-vsb-config) # virtual-service-blade-type [name name |new [iso filename | ova filename] |
この VSB に追加するソフトウェア イメージ ファイルのタイプと名前を指定します。 |
| ステップ 4 | switch (config-vsb-config) # interfacenameuplinkname |
アップリンク ポート チャネル ID をこのインターフェイスに割り当てます。指定できる範囲は 1 ～ 6 です。 またこのコマンドは、パススルーとして設定される VSB インターフェイスにアップリンクを割り当てます。このアップリンクは、Gigabit Ethernet または Portchannel になります。 |
| ステップ 5 | switch (config-vsb-config) # interfacenamemode passthrough |
VSB でインターフェイスをパススルー モードで設定します。 |
| ステップ 6 | switch (config-vsb-config) # enable |
VSB の設定を開始して VSB をイネーブルにします。非冗長 VSB を有効化する場合は、HA ロールを次のように指定できます。 Cisco Nexus クラウド サービス プラットフォーム では、次の情報が要求されます。 |
| ステップ 7 | 設定を確認したら、Y と入力します。 | コンフィギュレーションを VSB に適用します。 |
| ステップ 8 | switch (config) # show network summary | （任意）
パススルー モードに設定されているものも含め、すべての VSB のサマリーを表示します。パススルー凡例（P）は、パススルー モードに設定されているインターフェイスのアップリンク インターフェイスに追加されます。 |
| ステップ 9 | switch (config) # show virtual service blade name name | （任意） 作成した指定の VSB についての詳細を表示します。 |
switch# configure terminal
switch(config)# virtual-service-blade NS1000V
switch(config-vsb-config)# virtual-service-blade-type new vpx.ova
Note: It can take awhile to finish OVA extract operation. Please be patient..
Note: please be patient..
Note: please be patient..
switch(config-vsb-config)#
switch(config-vsb-config)# interface ns_intf_1 uplink Ethernet 4
switch(config-vsb-config)# interface ns_intf_1 mode passthrough
switch(config-vsb-config)# enable
Enter vsb image: [vpx.ova]
NS HA [true/false]: [true]
Management IP version [V4|V6]: [V4]
Enter Primary IPv4 address: 80.80.80.80
Enter Primary subnet mask: 255.255.255.0
Primary IPv4 address of the default gateway: 80.80.80.1
Enter Secondary IPv4 address: [0.0.0.0] 80.80.80.81
Enter Secondary subnet mask: [0.0.0.0] 255.255.255.0
Enter secondary IPv4 address of the default gateway: [0.0.0.0] 80.80.80.1
Enter Primary HostName: vpx-1
Enter Secondary HostName: vpx-2
Enter the password for 'nsroot': Sfish123
----Details entered----
NS HA [true/false]: : true
Management IP version [V4|V6]: : V4
Enter Primary IPv4 address: : 80.80.80.80
Enter Primary subnet mask: : 255.255.255.0
Primary IPv4 address of the default gateway: : 80.80.80.1
Enter Secondary IPv4 address: : 80.80.80.81
Enter Secondary subnet mask: : 255.255.255.0
Enter secondary IPv4 address of the default gateway: : 80.80.80.1
Enter Primary HostName: : vpx-1
Enter Secondary HostName: : vpx-2
Enter the password for 'nsroot': : Sfish123
Do you want to continue installation with entered details (Y/N)? [Y]
Note: VSB installation is in progress, please use show virtual-service-blade commands to check the installation status.
Note: VSB installation may take upto 5 minutes.
switch(config)# show network summary
Legends: P - Passthrough
------------------------------------------------------------------------------
Port State Uplink-Interface Speed RefCnt MTU Nat-Vlan
Oper Admin Oper Admin Oper Admin
------------------------------------------------------------------------------
Eth1 up up 1000 0 9000
Eth2 up up 1000 0 9000
Eth3 up up 1000 8 9000
Eth4 up up 1000 1 9000
Eth5 up up 1000 3 9000
Eth6 up up 1000 0 9000
Po1 up up 1000 9 9000
VsbEth1/1 up up Eth3 Eth3 1000 9000
VsbEth1/3 up up Eth3 Eth3 1000 9000
VsbEth1/4 up up Eth3 Eth3 1000 9000
VsbEth1/5 up up Eth3 Eth3 1000 9000
VsbEth1/6 up up Eth3 Eth3 1000 9000
VsbEth1/7 up up Eth3 Eth3 1000 9000
VsbEth1/8 up up Eth3 Eth3 1000 9000
VsbEth1/9 up up Eth3 Eth3 1000 9000
VsbEth2/1 up up Po1 Po1 1000 9000
VsbEth2/3 up up Eth4(P)Eth4(P) 1000 9000
VsbEth2/4 down down Po1 Po1 1000 9000
VsbEth2/5 down down Po1 Po1 1000 9000
VsbEth2/6 down down Po1 Po1 1000 9000
VsbEth2/7 down down Po1 Po1 1000 9000
VsbEth2/8 down down Po1 Po1 1000 9000
VsbEth2/9 down down Po1 Po1 1000 9000
control0 up up Po1 Po1 1000 9000
mgmt0 up up Po1 Po1 1000 9000
switch(config)# show virtual-service-blade name NS1000V
virtual-service-blade NS1000V
Description:
Slot id: 2
Host Name: vpx-2
Management IP: 80.80.80.81
VSB Type Name : NetScaler1000V-1055211.1
Configured vCPU: 2
Operational vCPU: 2
Configured Ramsize: 2048
Operational Ramsize: 2048
Disksize: 20
Configured CryptoOffload Bandwidth: 0
Operational CryptoOffload Bandwidth: 0
Configured CryptoOffload VF: 0
Operational CryptoOffload VF: 0
Heartbeat: 966
Legends: P - Passthrough
--------------------------------------------------------------------------
Interface Type MAC VLAN State Uplink-Int
Pri Sec Oper Adm
--------------------------------------------------------------------------
VsbEthernet2/1 ns_intf_0 0002.3d71.4d8a 2050 up up Po1 Po1
internal NA NA NA up up
VsbEthernet2/3 ns_intf_1 0002.3d71.4d8b up upEth4(P)Eth4(P)
VsbEthernet2/4 ns_intf_2 0002.3d71.4d8c 3423 down down Po1 Po1
VsbEthernet2/5 ns_intf_3 0002.3d71.4d8d 3423 down down Po1 Po1
VsbEthernet2/6 ns_intf_4 0002.3d71.4d8e 3423 down down Po1 Po1
VsbEthernet2/7 ns_intf_5 0002.3d71.4d8f 3423 down down Po1 Po1
VsbEthernet2/8 ns_intf_6 0002.3d71.4d90 3423 down down Po1 Po1
VsbEthernet2/9 ns_intf_7 0002.3d71.4d91 3423 down down Po1 Po1
HA Role: Primary
HA Status: STANDBY
Status: VSB POWERED ON
Location: PRIMARY
SW version: NetScaler NS10.5: Build 52.11.nc, Date: Sep 30 2014, 00:55:10
HA Role: Secondary
HA Status: ACTIVE
Status: VSB POWERED ON
Location: SECONDARY
SW version: NetScaler NS10.5: Build 52.11.nc, Date: Sep 30 2014, 00:55:10
VSB Info:
Netscaler VPX
仮想サービス ブレードの設定例
次に、パススルー モードの VXLAN ゲートウェイ VSB の実行コンフィギュレーションを表示する例を示します。
switch # show virtual-service-blade vxgw
Description:
Slot id: 2
Host Name:
Management IP:
VSB Type Name : vx-gw-1.5
Configured vCPU: 3
Operational vCPU: 3
Configured Ramsize: 2048
Operational Ramsize: 2048
Disksize: 3
Configured CryptoOffload Bandwidth: 0
Operational CryptoOffload Bandwidth: 0
Configured CryptoOffload VF: 0
Operational CryptoOffload VF: 0
Heartbeat: 0
Legends: P - Passthrough
--------------------------------------------------------------------------
Interface Type MAC VLAN State Uplink-Int
Pri Sec Oper Adm
--------------------------------------------------------------------------
VsbEthernet2/1 gw-uplink1 up upEth5(P)Eth5(P)
VsbEthernet2/2 management 180 up upEth2 Eth2
VsbEthernet2/3 gw-uplink2 366 up upEth2 Eth2
internal NA NA NA up up
HA Role: Primary
HA Status: ACTIVE
Status: VSB POWERED ON
Location: PRIMARY
SW version:
HA Role: Secondary
HA Status: STANDBY
Status: VSB POWERED ON
Location: SECONDARY
SW version:
VSB Info:
switch#
仮想サービス ブレード設定の確認
| コマンド | 目的 |
|---|---|
|
show virtual-service-blade [namename] |
特定の VSB の設定を表示します。 |
|
show virtual-service-blade-type summary |
すべての VSB 設定の概要を VSM や NAM などのタイプ別に表示します。 |
|
show virtual-service-blade summary |
すべての VSB 設定の要約を表示します。 このコマンドは、プライマリ Cisco Nexus Cloud Services Platform でしか認識されません。 |
|
show virtual-service-blade [namename] statistics |
CPU 使用率、メモリ、最後のリブート時間、リブートの総数などの特定の VSB の統計情報を表示します。 |
|
show network summary |
パススルー モードに設定されているものも含め、すべてのインターフェイスの要約を表示します。 |
switch# show virtual-service-blade-type summary
-------------------------------------------------------------------------------
Virtual-Service-Blade-Type Virtual-Service-Blade
-------------------------------------------------------------------------------
VSM_SV1_3 vsm-1
vsm-2
NAM-MV nam-1
switch#
switch# show virtual-service-blade vxgw
virtual-service-blade vxgw
Description:
Slot id: 2
Host Name:
Management IP:
VSB Type Name : vx-gw-1.5
Configured vCPU: 3
Operational vCPU: 3
Configured Ramsize: 2048
Operational Ramsize: 2048
Disksize: 3
Configured CryptoOffload Bandwidth: 0
Operational CryptoOffload Bandwidth: 0
Configured CryptoOffload VF: 0
Operational CryptoOffload VF: 0
Heartbeat: 0
Legends: P - Passthrough
--------------------------------------------------------------------------
Interface Type MAC VLAN State Uplink-Int
Pri Sec Oper Adm
--------------------------------------------------------------------------
VsbEthernet2/1 gw-uplink1 up up Eth5(P)Eth5(P)
VsbEthernet2/2 management 180 up up Eth2 Eth2
VsbEthernet2/3 gw-uplink2 366 up up Eth2 Eth2
internal NA NA NA up up
HA Role: Primary
HA Status: ACTIVE
Status: VSB POWERED ON
Location: PRIMARY
SW version:
HA Role: Secondary
HA Status: STANDBY
Status: VSB POWERED ON
Location: SECONDARY
SW version:
VSB Info:
switch#
switch# show virtual-service-blade summary
-------------------------------------------------------------------------------
Name HA-Role HA-Status Status Location
-------------------------------------------------------------------------------
dcnm PRIMARY ACTIVE VSB POWERED ON PRIMARY
dcnm SECONDARY NONE VSB NOT PRESENT SECONDARY
vsm PRIMARY ACTIVE VSB POWERED ON PRIMARY
switch# show virtual-service-blade statistics virtual-service-blade: dcnm Virtual Memory: 8558m Physical Memory: 3.4g CPU Usage Percentage: 1.00 Up Since: Thu May 15 22:46:51 2014 Number of Restarts: 1 Last heartbeat received at: Fri May 16 15:57:58 2014 virtual-service-blade: vsm Virtual Memory: 4442m Physical Memory: 1.7g CPU Usage Percentage: 3.00 Up Since: Thu May 15 22:46:51 2014 Number of Restarts: 1 Last heartbeat received at: Fri May 16 15:57:58 2014
switch# show network summary
Legends: P - Passthrough
------------------------------------------------------------------------------
Port State Uplink-Interface Speed RefCnt MTU Nat-Vlan
Oper Admin Oper Admin Oper Admin
------------------------------------------------------------------------------
Eth1 up up 1000 5 9000
Eth2 up up 1000 1 9000
Eth3 up up 1000 0 9000
Eth4 up up 1000 0 9000
Eth5 down up 1000 0 9000
Eth6 up up 1000 0 9000
VsbEth1/1 up up Eth2 Eth2 1000 9000
VsbEth2/1 up up Eth1 Eth1 1000 9000
VsbEth2/2 up up Eth1 Eth1 1000 9000
VsbEth2/3 up up Eth1 Eth1 1000 9000
control0 up up Eth1 Eth1 1000 9000
mgmt0 up up Eth1 Eth1 1000 9000
switch#
MIB
MIB を検索およびダウンロードするには、次の URL にアクセスしてください。
http://www.cisco.com/public/sw-center/netmgmt/cmtk/mibs.shtml
仮想サービス ブレード機能の履歴
ここでは、VSB のリリース履歴を示します。
|
機能名 |
リリース |
機能情報 |
|---|---|---|
|
スタティック ネットワーク アップリンク |
5.2(1)SP1(7.1) |
この機能が削除されました。 |
|
KVM VSB のサポート |
5.2(1)SP1(7.1) |
この機能が導入されました。 |
|
10 Gbps インターフェイスの有効化 |
5.2(1)SP1(7.1) |
この機能が導入されました。 |
|
Cavium NITROX 暗号化カードの有効化 |
5.2(1)SP1(7.1) |
この機能が導入されました。 |
|
copy running-config startup-config コマンドの自動実行 |
5.2(1)SP1(7.1) |
この機能が導入されました。 |
|
パススルー インターフェイス |
4.2(1)SP1(6.1) |
この機能が導入されました。 |
|
VXLAN ゲートウェイに対する VSB の作成 |
4.2(1)SP1(6.1) |
この機能が導入されました。 |
|
Cisco VSG VSB に対してセットアップのさまざまな形態の要因 |
4.2(1)SP1(6.1) |
この機能が導入されました。 |
|
show virtual-service-blade namenamestatistics コマンド |
4.2(1)SP1(5.1) |
この機能が導入されました。 |
|
VSB のバックアップ ファイルの作成およびエクスポート |
4.2(1)SP1(3) |
この機能が導入されました。 |
|
VSB のバックアップ ファイルのインポート |
4.2(1)SP1(3) |
この機能が導入されました。 |
|
エスケープ シーケンス |
4.2(1)SP1(2) |
この機能が導入されました。 |
|
VSB |
4.0(4)SP1(1) |
この機能が導入されました。 |
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