製品概要

Cisco MDS 9132T 32-Gbps 32 ポートファイバチャネルスイッチは、強力なコンパクト 1 ラックユニット（1RU）SAN ファブリックスイッチです。このデバイスには次の主要な機能があります。

32 x 32 Gbps は全ラインレートファイバチャネルポートです。
プラグ接続できるモジュラライセンス拡張モジュール（LEM）は、フィールド交換可能ユニット（FRU）として挿入および取り外し可能です。
ホットスワップが可能な冗長電源およびファンモジュール。
インサービスソフトウェアアップグレード（ISSU)、仮想 SAN（VSAN）、内部 VSAN ルーティング（IVR）、セキュリティ機能、および QoS などのエンタープライズクラスの機能。
自己診断テスト（GOLD - Generic OnLine Diagnostics）、リンクテスト（ISL および F ポートリンク診断）、ピアポート統計クエリ（RDP - Read Diagnostic Parameters）などの拡張診断。

の交換

正面図

次は Cisco MDS 9132T スイッチの前面図です。


1	シリアルコンソールポート	7	FC ポート
2	システムステータス LED	8	エアフローグリル
3	電源装置ステータス LED	9	ラック設置取り付けレール
4	ファンステータス LED	10	ライセンス拡張モジュール（LEM）
5	USB ポート	11	LEM エジェクタ
6	10/100/1000 Mbps イーサネット管理ポート x 2	12	LEM 固定ネジ

背面図

次は Cisco MDS 9132T スイッチの背面図です。


1	電源装置ユニットファン	5	PSU 固定ラッチ
2	電源装置ユニットハンドル	6	ラック設置取り付けレール
3	電源レセプタクル	7	電源ユニット（2 ユニット）
4	シャーシファンのモジュール（4 ユニット）

次の図は、Cisco MDS 9132T スイッチの接地点を示しています。

アースポスト

ファンモジュール

Cisco MDS 9132T スイッチには、正常に機能する 2 つのファンモジュールの最小値が必要です。ファンモジュールの 1 つが取り外された場合でも動作が継続可能で、プリセット温度しきい値を超えない、最大 4 つのホットスワップ可能なファンモジュールをサポートしています。電源を切ることなくファンモジュールをスワップできます。

ホットまたはコールド通路とラックの構成を冷却異なるデータセンターを容易にし、ファンモジュールの 2 つのモデルがあります。最初のタイプとポートの側の受け入れへの冷却があり、シャーシの背面に達するとします。2 番目の種類では、反対方向においては、つまり、シャーシの背面の受け入れ、ポート側排気口への冷却があります。ファンモジュールへの冷却方向は、次のように各ファンモジュール上で表されます。

赤：ポート側で吸気するエアーフロー
青：ポート側で排気するエアーフロー

次の図では、ファンの空白モジュールを示しています。

十分なへの冷却を維持するために、スイッチが 2 または 3 つのファンモジュールで実行されているときにファン空白モジュールを挿入します。

インストールおよびファン modulss の削除の詳細についてを参照してください、インストールおよびファンモジュールの取り外しセクション。

電源モジュール

Cisco MDS 9132T スイッチでは、少なくとも 1 つのホットスワップ可能な電源装置 (PSU) が正常に機能している必要があります。最大 2 個のホットスワップ可能な PSU をサポートします。各装置の前面プレートには電源レセプタクルとステータス LED があり、シャーシでの装置の取り付けまたは取り外しのためのハンドルがあります。単独の PSU 障害、または単独の PSU への外部 AC 入力に障害が発生した場合（システムが冗長電源モードで設定されている場合）、スイッチは引き続き動作します。スイッチをシャットダウンすることなく、PSU を個別に交換することができます。

スイッチでは、次の PSU のいずれかがサポートされています。

650W AC、ポート側排気口バリアント（スイッチあたり最大 2 個）
650W AC、ポート側吸気口バリアント（スイッチあたり最大 2 個）

スイッチでは、同時に 1 個のエアーフロータイプの PSU のみサポートしています。両方の PSU をポート側排気口、ポート側吸気口、 PSU にする必要があります。

ホットまたはコールドアイルおよびラックの異なるデータセンターの冷却設定を可能にするため、電源ユニットには 2 つのモデルがあります。最初のタイプには、ポート側から吸入し、シャーシの背面から排気するエアーフローがあります。2 番目のタイプには、反対側にエアーフローがあり、背面シャーシが吸入してポート側が排気します。エアーフローの方向は各 PSU で次のように示されます。

赤：ポート側で吸気するエアーフロー
青：ポート側で排気するエアーフロー

（注）

PSU エアーフローの方向は、ファンモジュールの方向に一致する必要があります。

次の図は、電源空白モジュールを示します。

十分なエアーフローを維持するため、スイッチにある PSU が 1 個のみの場合電源空白モジュールを挿入します。

PSU の設置と取り外しに関する詳細は、「電源の設置と取り外し」セクションを参照してください。

ラインカード拡張モジュール

ラインカード拡張モジュール（LEM）では、Cisco MDS 9132T スイッチのプラグ接続可能な拡張モジュールです。LEM には 16x32-Gbps ポートがあり、スイッチにより自動的に検出され有効になります。

次の図は、ラインカードの拡張空白モジュールを示します。

十分なエアーフローを維持するには、スイッチに LEM がない場合にラインカード拡張空白モジュールを挿入します。

LEM の設置と取り外しに関する詳細は、「Cisco MDS 9132T ファイバチャネルスイッチの設置」の章を参照してください。

スイッチ LED

次の表に、Cisco MDS 9132T スイッチのシャーシアクティビティ LED について説明します。


インジケータ	参照先	機能	色	ステータス	状態
電源 LED	シャーシの前面パネル	シャーシの電力および状態	オフ（Off）	オフ（Off）	次のいずれかの状況が発生しています。 PSU からシステムに十分な電力が供給されていません。オペレーティングシステムが動作していません。
			グリーン	点灯	両方の PSU が取り付けられ、動作しています。
			赤	点灯	次のいずれかの状況が発生しています。 PSU で障害が発生しました。 PSU が削除されました。.
ステータス LED	シャーシの前面パネル	システムステータス[しすてむすてーたす]	グリーン	点灯	すべての診断に合格しました。NX-OS が動作しており、システムが稼働しています。
			オレンジ	点灯	次のいずれかの状況が発生しています。システムでブートアップ診断が実行中です。システムはブート中です。現在、マイナー温度しきい値を超えています。
			赤	点滅	次のモジュールのいずれかで一致しないエアーフロー方向が確認されました。ファンのモジュール：10 ～ 15 秒間にスイッチがダウンします。 PSU：10 分後にスイッチがダウンします。ファンのモジュールおよび PSU：10 分後にスイッチがダウンします。
			赤	点灯	次のいずれかの状況が発生しています。診断テストが失敗したか、またはブートアップ中に別の障害が発生しました。現在、メジャー温度しきい値を超えています。
ファンステータス	シャーシの前面パネル	ファンの健全性	グリーン	点灯	すべてのファンモジュールが動作しています。
ファンステータス	シャーシの前面パネル	ファンの健全性	赤	点灯	Fan failure.
PSU ステータスインジケータ	各 PSU の前面プレート	PSU 入力/出力	グリーン	消灯	PSU への入力がありません。
				点灯	PSU 出力が正常です
				点滅	PSU の出力が正常ではありませんが、入力は正常です。
		PSU 操作	オレンジ	消灯	PSU は正常に動作しています。
				点灯	PSU で次のいずれかの状況が発生しています。過電圧過電流 Over temperature Fan failure.
				点滅	PSU で障害が発生しましたが、PSU は動作しています。
Fan Status	各ファンモジュールの前面プレート	ファンモジュールの健全性	グリーン	点灯	ファンモジュールは正常に動作しています。
Fan Status	各ファンモジュールの前面プレート	ファンモジュールの健全性	オレンジ	点灯	ファンモジュールのすべてのファンで障害が発生しています。

次の表では、Cisco MDS 9132T スイッチのイーサネットポート LED について説明しています。


LED の場所	Status（ステータス）	状態
左	消灯	リンクはありません。
左	グリーン	物理的なリンクを示します。
権限	消灯	アクティビティがありません。
権限	グリーンに点滅	アクティビティを示します。

次の表では、Cisco MDS 9132T スイッチのファイバチャネルポート LED について説明しています。


Status（ステータス）	状態
グリーンで点灯	リンクがアップの状態です。
規則的にグリーンに点滅	リンクがアップ状態です（ポートを特定するにはビーコンを使用します)。
断続的にグリーンに点滅	リンクがアップ状態です（ポート上のトラフィックを示します）。
オレンジに点灯	リンクがソフトウェアによって無効になっています。
オレンジで点滅	障害が解消されていません。
消灯	リンクはありません。

サポートされる SFP+ トランシーバ

SFP+ トランシーバは現場交換可能です。スイッチでサポートされる SFP+ トランシーバの任意の組み合わせを使用できます。唯一の制限は、SWL トランシーバはピアデバイスの SWL トランシーバと組み合わせ、LWL トランシーバはピアデバイスの LWL トランシーバと組み合わせ、ケーブルは信頼性の高い通信を実現するために規定のケーブル長を超えてはならないことです。

Cisco MDS 9132T スイッチでサポートされている SFP + トランシーバの一覧については、 SFP トランシーバ仕様セクション。SFP+ トランシーバは、個別にまたは Cisco MDS 9132T スイッチとあわせて注文できます。

（注）

Cisco MDS 9132T スイッチには Cisco SFP+ トランシーバだけを使用します。それぞれの Cisco SFP+ トランシーバには、その SFP+ トランシーバがスイッチの要件を満たしているかどうかをスイッチで確認できるように、モデル情報がコード化されています。

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