Cisco APIC のソリッド ステート ドライブ(SSD)の交換
始める前に
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Cisco IMC リリースが 2.0(9c) より前の場合は、ソリッド ステート ドライブ (SSD) を交換する前に Cisco IMC ソフトウェアをアップグレードする必要があります。対象の Cisco IMC リリースのリリース ノートを参照して、現在のリリースから対象のリリースへの推奨されるアップグレード パスを確認してください。このリンクにある『Cisco Host Upgrade Utility(HUU)User Guide』の現在のバージョンの指示に従って、アップグレードを実行します。
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Cisco IMC BIOS で、トラステッド プラットフォーム モジュール(TPM)の状態が「有効」に設定されていることを確認します。KVM コンソールを使用して BIOS 設定にアクセスすると、[高度(Advanced)] > [トラステッド コンピューティング(Trusted Computing)] > [TPM ステート(TPM State)] で TPM の状態を表示および構成できます。
(注)
TPM ステートが「無効」の場合、APIC は起動に失敗します。
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シスコ ソフトウェア ダウンロード サイトから APIC .iso イメージを取得します。
(注)
APIC .iso イメージのリリース バージョンは、クラスタ内の他の APIC コントローラと同じバージョンである必要があります。
手順
ステップ 1 |
クラスタ内の別の APIC から、SSD を交換する APIC を廃止します。 |
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ステップ 2 |
古い SSD があればそれを物理的に取り外し、新しい SSD を追加します。 |
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ステップ 3 |
Cisco IMC で、新しく取り付けた SSD を使用して RAID ボリュームを作成します。 Cisco IMC については、『Cisco UCS C シリーズ統合管理コントローラ GUI 構成ガイド』を参照してください。「ストレージ アダプタの管理」の章の「未使用の物理ドライブからの仮想ドライブの作成」の手順に従って、RAID 0 仮想ドライブを作成および初期化します。 |
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ステップ 4 |
Cisco IMC で、仮想メディアを使用して APIC イメージをインストールします。この手順では、SSD がパーティション分割され、APIC ソフトウェアが HDD にインストールされます。
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ステップ 5 |
クラスタ内の APIC から、廃止された APIC を起動します。
稼働済みコントローラには、正常性状態が完全適合と表示され、動作状態が使用可能と表示されます。これで、コントローラが [作業(Work)] ペインに表示されます。 |