この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章の内容は、次のとおりです。
Cisco Nexus 1000V のすべてのインターフェイスは、アクセス ポート、トランク ポート、プライベート VLAN ポート、無差別ポートを含むレイヤ 2 イーサネット インターフェイスです。
アクセス ポートは 1 つの VLAN のトラフィックを送受信します。このポートのタイプはレイヤ 2 インターフェイスだけです。
プライベート VLAN(PVLAN)は、レイヤ 2 ISP トラフィックを分離し、1 つのルータ インターフェイスに伝達するために使用されます。PVLAN は、レイヤ 2 で分離された状態で、エンド デバイスが同一の IP サブネットを共有することを可能にするレイヤ 2 転送制約を適用することによって、デバイス分離を実現します。より大きいサブネットを使用すると、アドレス管理のオーバーヘッドが低減します。3 つの個別のポート割り当てが使用されます。各割り当てには、接続された各エンドポイントが、同じ PVLAN ドメイン内の他の接続されたエンドポイントと通信する機能を制限する独自の 1 組のルールがあります。
PVLAN の詳細については、『Cisco Nexus 1000V for Microsoft Hyper-V Layer 2 Switching Configuration Guide』を参照してください。
無差別ポートは、トラフィックを他のすべてのポート タイプに伝送できます。無差別ポートはトラフィックを独立ポートやコミュニティ ポートに伝送できます。また、これらのポートもトラフィックを無差別ポートに伝送できます。
無差別ポートの詳細については、『Cisco Nexus 1000V for Microsoft Hyper-V Layer 2 Switching Configuration Guide』を参照してください。
トランク ポートは複数の VLAN のトラフィックを送受信します。このポート タイプはレイヤ 2 インターフェイスだけです。
仮想イーサネット(vEthernet または vEth)インターフェイスは、論理インターフェイスです。各 vEthernet インターフェイスは、仮想ポートに接続されたスイッチ インターフェイスに対応します。次のインターフェイス タイプがあります。
vEthernet インターフェイスは Cisco Nexus 1000V で作成され、分散仮想スイッチで使用する仮想ポートを示します。
管理イーサネット インターフェイスを使用して、Telnet クライアント、簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)、その他の管理エージェントを使用するリモート管理用ネットワークにデバイスを接続できます。
ポート チャネルは、複数の物理インターフェイスを集約した論理インターフェイスです。最大 8 つの物理ポートへの個別リンクを 1 つのポート チャネルにバンドルして、帯域幅と冗長性を向上させることができます。ポート チャネリングにより、これらの物理インターフェイス チャネルのトラフィックをロード バランスさせることもできます。
インターフェイス設定を簡略化するためにポート プロファイルを使用できます。ポート プロファイルを 1 つ設定して複数のインターフェイスに割り当てると、これらのインターフェイスの設定を統一することができます。ポート プロファイルに加えた変更は、そのポート プロファイルが割り当てられているすべてのインターフェイスの設定に自動的に反映されます。
(注) |
割り当てられたインターフェイスの設定に変更を加えると、ポート プロファイルの設定は無効になるため、このような変更は推奨しません。インターフェイスのコンフィギュレーションに変更を加えるのは、変更の影響を簡単にテストしたい場合や、特定のポートをディセーブルにする場合に限定してください。 |