この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
この章の内容は、次のとおりです。
Top-N レポートを使用して、スイッチ上の各インターフェイスのデータを収集し、解析することができます。 各ポートの統計情報は、次の表に示すいずれかの統計タイプによってソートされます。
統計タイプ | 定義 |
---|---|
broadcast |
入力および出力ブロードキャスト パケット数 |
bytes |
入力および出力バイト数 |
multicast |
入力および出力マルチキャスト パケット数 |
drops |
ドロップの数 |
packets |
入力および出力パケット数 |
utilization |
稼働率 |
collect top コマンドを入力すると、処理が開始され、システム プロンプトがただちに再び表示されます。 処理が完了すると、レポートはその場で画面上に表示されるのではなく、あとで参照できるように保存されます。 Top-N レポートはレポートの生成が完了すると、画面に Syslog メッセージを送信して通知します。
生成が完了したレポートを表示するには、show top counters interface report コマンドを入力します。 完了したレポートだけが表示されます。 まだ完了していないレポートに対しては、処理についての簡単な概要情報を表示します。
Top-N レポートの処理を終了するには、clear top counters interface report コマンドを入力します。 Ctrl+C キーを押しても、Top-N レポートの処理は中止されません。 完了したレポートは、明示的に削除するまで表示可能です。削除するには、clear top counters interface report{ all report_num } コマンドを入力します。
Top-N レポートの作成をイネーブルにする場合は、次の点に注意してください。
次の例は、利用率が最も高い 4 つのポートに対し、Top-N レポートのインターフェイス統計情報を収集します。インターバルは 76 秒に設定します。
switch# collect top 4 counters interface all sort-by utilization interval 76
次の手順で Top-N レポートを表示できます。 Top-N レポートの統計情報は、次の状況では表示されません。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | switch(config)# show top counters interface report | Top-N レポートを表示します。
|
||
ステップ 2 | switch(config)# show top counters interface report [report_num] | 特定のレポート番号の Top-N レポートを表示します。 |
次に、すべての Top-N レポート情報を表示する例を示します。
switch# show top counters interface report
次に、特定の Top-N レポート情報を表示する例を示します。
switch# show top counters interface report 1
次の手順で Top-N レポートをクリアできます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch(config)# clear top counters interface report {all|rep_num } | すべての Top-N レポートをクリアします。 特定のレポートを消去することも、all を使用してすべてのレポートをクリアすることもできます。 このコマンドを使用して、収集中のレポートをキャンセルすることもできます。 |
次に、Top-N レポートを削除する例を示します。
switch# clear top counters interface report 4
この章の内容は、次のとおりです。
Top-N レポートの操作
collect top コマンドを入力すると、処理が開始され、システム プロンプトがただちに再び表示されます。 処理が完了すると、レポートはその場で画面上に表示されるのではなく、あとで参照できるように保存されます。 Top-N レポートはレポートの生成が完了すると、画面に Syslog メッセージを送信して通知します。
生成が完了したレポートを表示するには、show top counters interface report コマンドを入力します。 完了したレポートだけが表示されます。 まだ完了していないレポートに対しては、処理についての簡単な概要情報を表示します。
Top-N レポートの処理を終了するには、clear top counters interface report コマンドを入力します。 Ctrl+C キーを押しても、Top-N レポートの処理は中止されません。 完了したレポートは、明示的に削除するまで表示可能です。削除するには、clear top counters interface report{ all report_num } コマンドを入力します。
Top-N レポートのインターフェイス統計情報の収集
手順Top-N レポートの作成をイネーブルにする場合は、次の点に注意してください。
- レポート作成の対象として、最もビジーなポートの数を指定できます(デフォルトは 20)。
- 最もビジーなポートを判断する基準になる統計タイプを指定できます(デフォルトは utilization)。 statistic_type のサポートされる値は、broadcast、bytes、multicast、drop、overflow、packets および utilization です。
- 統計情報を収集するためのインターバルを指定できます(有効範囲は 0 ~ 999、デフォルトは 30 秒)。 utilization レポートのインターバルの範囲は 10 ~ 999 です。
- utilization レポートを除き(sort-by utilization キーワードを使用して設定)、レポート作成のインターバルを 0 に指定できます。この場合は、インターバル開始時のカウンタ値とインターバル終了時のカウンタ値の差分ではなく、現在のカウンタ値がレポートに表示されます。
- 最大 5 レポートまで収集できます
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 switch(config)# collect top [num ] counters interface{all | vEthernet}[sort-by{ broadcast | bytes | drops | multicast | packets | utilization }] [interval seconds] Top N レポートのインターフェイス統計情報を収集します。
(注) Top-N レポートのインターフェイス統計情報は、vEthernet インターフェイスの broadcast、bytes、drops、multicast、packets および utilization でソートできます。 このリリースでは、Cisco Nexus 1000V インタークラウドは vEthernet インターフェイスだけをサポートします。 Top-N レポートの表示