この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
このマニュアルでは、Catalyst 6500 シリーズ スイッチに Lawful Intercept(LI; 合法的傍受)機能を実装する方法について説明します。
LI とは、Law Enforcement Agency(LEA; 法執行機関)が、裁判所の命令による権限に基づいて、個人に対して電子的サーベイランスを実行するプロセスのことです。サービス プロバイダーはこのサーベイランスを援助するために、ターゲットのトラフィックがサービス プロバイダーのルータを通過する際に傍受を行い、傍受したトラフィックのコピーをターゲットに知られることなく LEA に送信します。
このマニュアルは、LI をサポートするようにルータを設定する必要のあるシステム管理者を対象にしています。また、LI と併用する管理アプリケーションを開発するアプリケーション開発者にも役立ちます。
• 「LI の概要」では、LI とその実装に関する背景情報について説明します。また、LI に使用される CISCO-TAP2-MIB と CISCO-IP-TAP-MIB についても説明します。MIB(管理情報ベース)を使用すると、SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)を使用してルータを制御できます。
• 「LI のサポートの設定」では、ルータで LI をサポートするための設定手順について説明します。
このマニュアルのコマンドの説明では、次の表記法を使用しています。
(注) 「注釈」です。役立つ情報や、このマニュアル以外の参照資料などを紹介しています。
マニュアルの入手方法、サポート、マニュアルに関するフィードバックの提供、セキュリティ ガイドライン、および推奨するエイリアスと一般的なシスコのマニュアルに関する情報については、毎月更新される『 What's New in Cisco Product Documentation 』を参照してください。『 What's New in Cisco Product Documentation 』には、シスコの新規および改訂版の技術マニュアルの一覧が示されています。この情報には、次の URL からアクセスしてください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html
Japan TAC Web サイトでは、利用頻度の高い TAC Web サイト( http://www.cisco.com/tac )のドキュメントを日本語で提供しています。Japan TAC Web サイトには、次の URL からアクセスしてください。
http://www.cisco.com/jp/go/tac
サポート契約を結んでいない方は、「ゲスト」としてご登録いただくだけで、Japan TAC Web サイトのドキュメントにアクセスできます。
Japan TAC Web サイトにアクセスするには、Cisco.com のログイン ID とパスワードが必要です。ログイン ID とパスワードを取得していない場合は、次の URL にアクセスして登録手続きを行ってください。