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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
この章では、次の事項について説明します。
スイッチ モジュールに触れる前に、静電放電(ESD)からモジュールを保護するために自分自身をアース接続する必要があります。 自分自身をアース接続するには、アースされたシャーシまたはアースされたラックに接続された静電気防止用リスト ストラップを着用します。
注意 |
モジュールを扱うときは、必ずキャリアの端(通常はモジュールのカバーされた下部、側面、および前面)を持ち、モジュールの回路部分には絶対に触れないでください。 |
シャーシ内のコンポーネントを取り付ける場所の近くにアース接続を行う必要があります。
ステップ 1 | 静電気防止用リスト ストラップを腕に取り付けるか、または巻き付けます。 |
ステップ 2 | 次のいずれかの方法で、ストラップのもう一方の端をアースされたシャーシに取り付けます。 |
自分自身をアースしたら、シャーシのモジュールを交換することができます。
注意 |
Cisco Nexus 7702 シャーシで単一のスーパーバイザ モジュールを取り外すと、システムがシャットダウンします。 |
次の内容を含む静電気防止手順に従ってください。
シャーシがアースされていることを確認します(スイッチ シャーシのアースを参照)。
次の工具と部品があることを確認します。
少なくとももう 1 つの I/O モジュールがスイッチに取り付けられ、動作している限り、動作中に I/O モジュールの取り付けまたは交換を行うことができます。 I/O モジュールを交換せずに取り外すだけの場合は、シャーシの設計どおりの通気を確保するためにブランク フィラー プレートを使ってスロットを埋める必要があります。
次の内容を含む静電気防止手順に従ってください。
シャーシがアースされていることを確認します(スイッチ シャーシのアースを参照)。
次の工具と部品があることを確認します。
ステップ 1 |
次の手順に従って、新しい I/O モジュール用にシャーシのスロットを開きます。
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ステップ 2 |
次の手順に従って、新しい I/O モジュールを空きスロットに取り付けます。
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(注) |
このスイッチは、交換するファン トレイが取り付けられていない状態でも最大 2 分間動作できます。 |
次の内容を含む静電気防止手順に従ってください。
シャーシがアースされていることを確認します(スイッチ シャーシのアースを参照)。
次の工具と部品があることを確認します。
ステップ 1 |
次のようにファン トレイを取り外します。
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ステップ 2 |
新規ファン トレイを空きスロットに次のように取り付けます。
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次のタイプの電源モジュールを最大 2 台まで搭載できます。
電源モジュールのスロットを空のままにする場合は、設計どおりの通気を確保するために、そのスロットにブランク フィラー プレート( N77-3KPS-BLANK-H=)を取り付ける必要があります。
AC 電源モジュールと DC 電源モジュールをスイッチに取り付ける手順は同じですが、アースに接続する手順は異なります。 AC 電源モジュールの場合、電源モジュールと電源を電源コードに接続すると、自動的にアースに接続されます。 3 kW DC 電源モジュールの場合、電源モジュールは直接アースに接続しません。
次の工具と機器を別途用意する必要があります。
ステップ 1 |
別の電源モジュール用の電源モジュール スロットを開く必要がある場合は、次の手順を実行します。
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ステップ 2 |
次の手順に従って、新しい電源モジュールを空きスロットに取り付けます。
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AC 電源モジュールの場合、AC 電源に接続する必要があります(「Connecting an AC Power Supply to AC Power Sources」トピックを参照)。 電源モジュールは、電源コードを通じて自動的にアースされます。
3 kW DC 電源モジュールの場合、DC 電源に接続する必要があります(「Connecting a DC Power Supply to DC Power Sources」トピックを参照)。
1 本の電源コードを使用して、3 kW 電源モジュールを AC 電源に接続し、電源モジュールを適切にアースします。 スイッチに使用する電源モードに応じて、すべての電源モジュールを 1 つの AC 電源に接続するか、電源モジュールの半分を 1 つの AC 電源に接続し、残りの半分を別の AC 電源に接続します。
複合電源モード(電源冗長性なし)の場合、スイッチのすべての動作に電力を供給するのに十分な電源モジュールを設置し、すべての電源モジュールを同じ AC 電源に接続する必要があります。 シャーシの空いている電源モジュール スロットに電源モジュールを設置できます。
電源の冗長性モード(n +1 冗長性モード)の場合、スイッチのすべての動作に電力を供給するのに十分な電源モジュールを設置し、故障した電源モジュールに置き換えることができる 1 個の追加電源モジュールが必要です。 同じ AC 電源にすべての電源モジュールを接続します。 シャーシの空いている電源モジュール スロットに電源モジュールを設置できます。
入力電源の冗長性(グリッドの冗長性)モードまたは完全な冗長性モードの場合、スイッチの動作に電力を供給するために必要な電源モジュールの数の 2 倍が必要になります。 電源モジュールの半分をアクティブな電源の 1 つの電源に接続し、残りの半分を冗長電源に接続します。 シャーシの左側にある電源モジュールを 1 つのグリッドに接続し、シャーシの右側の電源モジュールをもう一方のグリッドに接続してください。
1 つまたは 2 つの電源に接続する前に、次のすべての項目を確認します。
ステップ 1 | 電源装置前面のスイッチがスタンバイ(0 の位置)に設定されていることを確認します。 | ||||||
ステップ 2 | 1 本の AC 電源コードを電源モジュールに接続し、電源コードのプラグの上にある固定クリップを引き下げます。 | ||||||
ステップ 3 |
電源コードのもう一方の端を、データセンターに付属の AC 電源に接続します。
250V、20 A |
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ステップ 4 | 電源モジュールのスイッチをスタンバイからオンに切り替えます(電源スイッチを 0 から 1 の位置に切り替えます)。 | ||||||
ステップ 5 |
INPUT と OUTPUT の電源 LED が点灯し、FAULT LED が点灯も点滅もしていないことを確認し、電源モジュールが AC 電力を受電し、DC 電力を出力していることを確認します。 電源モジュールのすべての LED、および LED が示す状態については、表 D-5 を参照してください。
Fault LED が赤色に点滅している場合は、電源スイッチをスタンバイ(0 の位置)に切り替え、電源装置および AC 電源に AC 電力が接続されていることを確認した後、電源スイッチをオン(1 の位置)に戻します。 接続した電源装置の Input および Output の LED がグリーンに点灯し、Fault LED はオフになります。 |
次の手順に従って、取り付けられている各 DC 電源モジュールと DC 電源回路を接続します。
(注) |
複合電源モード(電源冗長性なし)または電源モジュール(n+1)電源モードを使用する場合は、すべての電源モジュールを同じ電源回路(グリッド)に接続します。 |
ステップ 1 | 電源スイッチをスタンバイ(電源スイッチの 0 の位置)に切り替えます。 | ||||||
ステップ 2 |
接続している DC グリッド電源の回路ブレーカーで電源をオフにし、電源装置上のすべての LED が消灯していることを確認します。
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ステップ 3 |
電源装置と DC 電源グリッドの間の距離に合わせて電源ケーブルの長さを調整します。 ケーブルを切断する必要がある場合は、DC 電源グリッドに接続する側を切断し、被覆を切断部から 0.75 インチ(19 mm)はがし、DC 電源システムに接続します。 必ずマイナス側のケーブルをマイナス側の回線に接続し、プラス側のケーブルをプラス側の回路に接続してください。
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ステップ 4 |
DC 電源モジュール前面の端子ボックスの保護カバーを留めている 3 本のネジを外し、カバーを取り外します(次の図を参照)。
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ステップ 5 |
次のように、4 つの端子スロットに 4 本のケーブル(2 本のプラス側ケーブルと 2 本のマイナス側ケーブル)を取り付けます。
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ステップ 6 |
次のように、DC 電源モジュールから 4 本のケーブルを DC 電源に接続します。
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ステップ 7 | 電源装置に接続された回路の電源がオフになっている場合、回路ブレーカーで電源を入れます。 接続された各電源装置の Input 1(IN1)の LED および Input 2(IN2)の LED が点灯します。 | ||||||
ステップ 8 |
電源スイッチを 1 に設定して電源モジュールの電源をオンにします。 LED が点滅し、Input LED のほかに、Output LED もオンになります。 FAULT LED が点灯または点滅する場合、Cisco TAC に連絡してください。 |
これでスイッチをネットワークに接続できます。
目次
この章では、次の事項について説明します。
スイッチ モジュールに触れる前に、静電放電(ESD)からモジュールを保護するために自分自身をアース接続する必要があります。 自分自身をアース接続するには、アースされたシャーシまたはアースされたラックに接続された静電気防止用リスト ストラップを着用します。
注意 |
モジュールを扱うときは、必ずキャリアの端(通常はモジュールのカバーされた下部、側面、および前面)を持ち、モジュールの回路部分には絶対に触れないでください。 |
ステップ 1 | 静電気防止用リスト ストラップを腕に取り付けるか、または巻き付けます。 |
ステップ 2 | 次のいずれかの方法で、ストラップのもう一方の端をアースされたシャーシに取り付けます。 |
自分自身をアースしたら、シャーシのモジュールを交換することができます。
注意 |
Cisco Nexus 7702 シャーシで単一のスーパーバイザ モジュールを取り外すと、システムがシャットダウンします。 |
次の内容を含む静電気防止手順に従ってください。
シャーシがアースされていることを確認します(スイッチ シャーシのアースを参照)。
次の工具と部品があることを確認します。
ステップ 1 |
スーパーバイザ モジュールを取り外して、新しいモジュール用のスロットを開く必要がある場合は、次のステップに従います(空きスロットがすでにある場合は、次のステップに進みます)。
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ステップ 2 |
次の手順に従って、新規または交換用スーパーバイザ モジュールを取り付けます。
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少なくとももう 1 つの I/O モジュールがスイッチに取り付けられ、動作している限り、動作中に I/O モジュールの取り付けまたは交換を行うことができます。 I/O モジュールを交換せずに取り外すだけの場合は、シャーシの設計どおりの通気を確保するためにブランク フィラー プレートを使ってスロットを埋める必要があります。
次の内容を含む静電気防止手順に従ってください。
シャーシがアースされていることを確認します(スイッチ シャーシのアースを参照)。
次の工具と部品があることを確認します。
ステップ 1 |
次の手順に従って、新しい I/O モジュール用にシャーシのスロットを開きます。
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ステップ 2 |
次の手順に従って、新しい I/O モジュールを空きスロットに取り付けます。
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次の内容を含む静電気防止手順に従ってください。
シャーシがアースされていることを確認します(スイッチ シャーシのアースを参照)。
次の工具と部品があることを確認します。
ステップ 1 |
次のようにファン トレイを取り外します。
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ステップ 2 |
新規ファン トレイを空きスロットに次のように取り付けます。
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次のタイプの電源モジュールを最大 2 台まで搭載できます。
電源モジュールのスロットを空のままにする場合は、設計どおりの通気を確保するために、そのスロットにブランク フィラー プレート( N77-3KPS-BLANK-H=)を取り付ける必要があります。
AC 電源モジュールと DC 電源モジュールをスイッチに取り付ける手順は同じですが、アースに接続する手順は異なります。 AC 電源モジュールの場合、電源モジュールと電源を電源コードに接続すると、自動的にアースに接続されます。 3 kW DC 電源モジュールの場合、電源モジュールは直接アースに接続しません。
ステップ 1 |
別の電源モジュール用の電源モジュール スロットを開く必要がある場合は、次の手順を実行します。
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ステップ 2 |
次の手順に従って、新しい電源モジュールを空きスロットに取り付けます。
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AC 電源モジュールの場合、AC 電源に接続する必要があります(「Connecting an AC Power Supply to AC Power Sources」トピックを参照)。 電源モジュールは、電源コードを通じて自動的にアースされます。
3 kW DC 電源モジュールの場合、DC 電源に接続する必要があります(「Connecting a DC Power Supply to DC Power Sources」トピックを参照)。
1 本の電源コードを使用して、3 kW 電源モジュールを AC 電源に接続し、電源モジュールを適切にアースします。 スイッチに使用する電源モードに応じて、すべての電源モジュールを 1 つの AC 電源に接続するか、電源モジュールの半分を 1 つの AC 電源に接続し、残りの半分を別の AC 電源に接続します。
複合電源モード(電源冗長性なし)の場合、スイッチのすべての動作に電力を供給するのに十分な電源モジュールを設置し、すべての電源モジュールを同じ AC 電源に接続する必要があります。 シャーシの空いている電源モジュール スロットに電源モジュールを設置できます。
電源の冗長性モード(n +1 冗長性モード)の場合、スイッチのすべての動作に電力を供給するのに十分な電源モジュールを設置し、故障した電源モジュールに置き換えることができる 1 個の追加電源モジュールが必要です。 同じ AC 電源にすべての電源モジュールを接続します。 シャーシの空いている電源モジュール スロットに電源モジュールを設置できます。
入力電源の冗長性(グリッドの冗長性)モードまたは完全な冗長性モードの場合、スイッチの動作に電力を供給するために必要な電源モジュールの数の 2 倍が必要になります。 電源モジュールの半分をアクティブな電源の 1 つの電源に接続し、残りの半分を冗長電源に接続します。 シャーシの左側にある電源モジュールを 1 つのグリッドに接続し、シャーシの右側の電源モジュールをもう一方のグリッドに接続してください。
1 つまたは 2 つの電源に接続する前に、次のすべての項目を確認します。
ステップ 1 | 電源装置前面のスイッチがスタンバイ(0 の位置)に設定されていることを確認します。 | ||||||
ステップ 2 | 1 本の AC 電源コードを電源モジュールに接続し、電源コードのプラグの上にある固定クリップを引き下げます。 | ||||||
ステップ 3 |
電源コードのもう一方の端を、データセンターに付属の AC 電源に接続します。
250V、20 A |
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ステップ 4 | 電源モジュールのスイッチをスタンバイからオンに切り替えます(電源スイッチを 0 から 1 の位置に切り替えます)。 | ||||||
ステップ 5 |
INPUT と OUTPUT の電源 LED が点灯し、FAULT LED が点灯も点滅もしていないことを確認し、電源モジュールが AC 電力を受電し、DC 電力を出力していることを確認します。 電源モジュールのすべての LED、および LED が示す状態については、表 D-5 を参照してください。
Fault LED が赤色に点滅している場合は、電源スイッチをスタンバイ(0 の位置)に切り替え、電源装置および AC 電源に AC 電力が接続されていることを確認した後、電源スイッチをオン(1 の位置)に戻します。 接続した電源装置の Input および Output の LED がグリーンに点灯し、Fault LED はオフになります。 |
次の手順に従って、取り付けられている各 DC 電源モジュールと DC 電源回路を接続します。
(注) |
複合電源モード(電源冗長性なし)または電源モジュール(n+1)電源モードを使用する場合は、すべての電源モジュールを同じ電源回路(グリッド)に接続します。 |
ステップ 1 | 電源スイッチをスタンバイ(電源スイッチの 0 の位置)に切り替えます。 | ||||
ステップ 2 |
接続している DC グリッド電源の回路ブレーカーで電源をオフにし、電源装置上のすべての LED が消灯していることを確認します。
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ステップ 3 |
電源装置と DC 電源グリッドの間の距離に合わせて電源ケーブルの長さを調整します。 ケーブルを切断する必要がある場合は、DC 電源グリッドに接続する側を切断し、被覆を切断部から 0.75 インチ(19 mm)はがし、DC 電源システムに接続します。 必ずマイナス側のケーブルをマイナス側の回線に接続し、プラス側のケーブルをプラス側の回路に接続してください。
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ステップ 4 |
DC 電源モジュール前面の端子ボックスの保護カバーを留めている 3 本のネジを外し、カバーを取り外します(次の図を参照)。
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ステップ 5 |
次のように、4 つの端子スロットに 4 本のケーブル(2 本のプラス側ケーブルと 2 本のマイナス側ケーブル)を取り付けます。
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ステップ 6 |
次のように、DC 電源モジュールから 4 本のケーブルを DC 電源に接続します。
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ステップ 7 | 電源装置に接続された回路の電源がオフになっている場合、回路ブレーカーで電源を入れます。 接続された各電源装置の Input 1(IN1)の LED および Input 2(IN2)の LED が点灯します。 | ||||
ステップ 8 |
電源スイッチを 1 に設定して電源モジュールの電源をオンにします。 LED が点滅し、Input LED のほかに、Output LED もオンになります。 FAULT LED が点灯または点滅する場合、Cisco TAC に連絡してください。 |
これでスイッチをネットワークに接続できます。