Cisco Nexus 7710 スイッチの設置場所の準備およびハードウェア設置ガイド
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章のタイトル: モジュール、ファン トレイ、および電源モジュールの取り付けまたは交換
目次
静電破壊を防ぐための静電気防止用リスト ストラップの使用
スイッチ モジュールに触れる前に、静電放電(ESD)からモジュールを保護するために自分自身をアース接続する必要があります。 自分自身をアース接続するには、アースされたシャーシまたはアースされたラックに接続された静電気防止用リスト ストラップを着用します。
注意
モジュールを扱うときは、必ずフレームの端(通常はモジュールのカバーされた下部、側面、および前面)を持ち、モジュールの回路部分には絶対に触れないでください。
はじめる前に
シャーシ内のコンポーネントを取り付ける場所の近くにアース接続を行う必要があります。
ステップ 1
静電気防止用リスト ストラップを腕に取り付けるか、または巻き付けます。
ステップ 2
次のいずれかの方法で、ストラップのもう一方の端をアースされたシャーシに取り付けます。
次の作業
自分自身をアースしたら、シャーシのモジュールを交換することができます。
スーパーバイザ モジュールの取り付けまたは交換
もう 1 つのスーパーバイザ モジュールが取り付けられ、動作している限り、スイッチの動作中にスーパーバイザ モジュールの取り付けまたは交換を行うことができます。 2 つのスーパーバイザ モジュールを備えるシャーシのスロットからアクティブ スーパーバイザを取り出すと、動作は自動的にスタンバイ スーパーバイザ モジュールに切り替わります。 1 つしかスーパーバイザを備えていないシャーシでスーパーバイザを交換する必要がある場合は、空きスーパーバイザ スロットに新しいスーパーバイザを取り付け、新しいスーパーバイザをアクティブにしてから、他のスーパーバイザ モジュールを取り外します。
(注)
スーパーバイザ モジュールを交換せずに取り外すだけの場合は、シャーシの設計どおりの通気を確保するためにブランク フィラー プレートを使ってスロットを埋める必要があります。
ステップ 1
スーパーバイザ モジュールを取り外して、新しいモジュール用のスロットを開く必要がある場合は、次のステップに従います(空きスロットがすでにある場合は、次のステップに進みます)。
(注)
開く必要があるスロットにブランク フィラー プレートが取り付けられている場合は、非脱落型ネジを緩め、プレートに取り付けられてハンドルを引っ張ってプレートを取り外し、ステップ 3 に進みます。
モジュールの前面に接続されているネットワーク ケーブルをすべて取り外します。
シャーシへの接続が外れるまでモジュールの左側の非脱落型ネジを緩めます(次の図の 1 を参照)。
図 2. Half-Width スーパーバイザ モジュールの取り外し
1
シャーシへの接続が外れるまで非脱落型ネジを緩めます。
3
ハンドルが飛び出し、開きます。
2
イジェクト ボタンを押します。
4
ハンドルを引いてスロットの途中までモジュールを取り外します。 もう片方の手をモジュールの底面に置き、スロットから完全に取り外します。
モジュールの左側のイジェクト ボタンを押します(前の図のステップ 2 を参照)。 イジェクタがモジュールの前面から途中まで飛び出します。
ハンドルをモジュールの前面から完全に回し、ハンドルを引いてスロットの途中までモジュールを移動します。
もう片方の手でモジュールの下からモジュールの重量を支え、スロットからモジュールを完全に引き出します。
静電気防止材の上または中にモジュールを配置します。
ステップ 2
次の手順に従って、新規または交換用スーパーバイザ モジュールを取り付けます。
新しいスーパーバイザ モジュールを開梱し、損傷していないこと確認します。 損傷または欠落しているものがある場合は、カスタマー サービス担当者にすぐに連絡してください。
注意
モジュールの電気部品やコネクタに手を触れないでください。 常にカバーされた前面および底面だけを使ってモジュールを持ちます。
モジュールの前面からハンドルを解除するには、ハンドルの横にあるイジェクト ボタンを押します(次の図の 1 を参照)。
図 3. スロットへの Half-Width スーパーバイザ モジュールの配置
1
ハンドルをモジュールの前面から離れるように完全に回します。
3
モジュールを(前面がシャーシ前面の約 1/4 インチになり、停止するまで)完全にスロットに押し込みます。
2
モジュールの底面をスロット内のモジュール ガイドに合わせます。
ハンドルの端部を停止するまでモジュールの前面から離れるように回します(前の図の 1 を参照)。
片方の手をスーパーバイザ モジュールの下に当て、もう一方の手でモジュールの前面を保持して、モジュールの背面を空きスーパーバイザ スロットに合わせます。
モジュールをスロット内部のガイドに差し込み、モジュールをそれ以上押し込めなくなるまで完全にスロットに押し込みます。 モジュールの前面がシャーシ前面の約 1/4 インチ(0.6 cm)の位置になっている必要があります。
モジュールの前面に到達したときにカチッと音がするまで、モジュールの前面にハンドルを回します(次の図の 1 を参照)。 モジュールが完全にスロットに挿入され、モジュールの前面が設置済みの別のモジュールの前面と均等になっている必要があります。 モジュールのイジェクト ボタンによって非脱落型ネジをシャーシのネジ穴に合わせる必要があります。
図 4. スロットへのスーパーバイザ モジュールの固定
1
ハンドルをモジュールの前面に完全に回します。
2
非脱落型ネジを 8 インチポンド(0.9 Nm)のトルクで締めます。
非脱落型ネジを締めてモジュールをシャーシに固定します(前の図の 2 を参照)。 8 インチポンド(0.9 Nm)のトルクでネジを締めます。
スーパーバイザ モジュールの LED が点灯し、次のように表示されることを確認します。
このモジュールの LED の状態の詳細については、スーパーバイザ モジュールの LED を参照してください。
MGMT ETH ポートに管理ケーブルを接続します。 MGMT ETH LED はグリーンに点灯するはずです。 そうでない場合、LED の状態の詳細について、スーパーバイザ モジュールの LED を参照してください。
I/O モジュールの取り付けまたは交換
少なくとももう 1 つの I/O モジュールがスイッチに取り付けられ、動作している限り、動作中に I/O モジュールの取り付けまたは交換を行うことができます。 I/O モジュールを交換せずに取り外すだけの場合は、シャーシの設計どおりの通気を確保するためにブランク フィラー プレートを使ってスロットを埋める必要があります。
ステップ 1
次の手順に従って、新しい I/O モジュール用にシャーシのスロットを開きます。
(注)
スロットからブランク フィラー プレートを取り外す必要がある場合は、モジュールの両側の非脱落型ネジを緩め、プレートのハンドルを引いてスロットから取り外します。 ステップ 2 に進みます。
取り外す I/O モジュールの前面に接続されているネットワーク ケーブルをすべて取り外します。
シャーシへの接続が外れるまでモジュールの両側の非脱落型ネジを緩めます(次の図の 1 を参照)。
1
2 本の非脱落型ネジを緩めます
3
2 個のハンドルがモジュールの前面から途中まで飛び出します
2
2 個のイジェクタ ボタンを押します
モジュールの両側の 2 個のイジェクタ ボタンを押します(上図の 2 を参照)。 2 個のハンドルがモジュールの前面から途中まで飛び出します。
2 個のハンドルをモジュールの前面から離れるように完全に回し、それを引いてモジュールをスロットの途中まで移動します。
片方の手をモジュールの下に置いてその重量を支え、他方の手でモジュールの前面をつかみ、モジュールをスロットから完全に引き抜いて、モジュールを静電気防止用シートの上に設置します。
注意
取り外した I/O モジュールの電気回路に手を触れないでください。 モジュールがシャーシ内部にない場合は、カバーされた面(モジュール前面および底面)のみを使って取り扱い、常に静電気防止用シートの上にモジュールを設置します。
ステップ 2
次の手順に従って、新しい I/O モジュールを空きスロットに取り付けます。
新しい I/O モジュールを開梱し、静電気防止用シートに(モジュールの上から電気部品を確認できるように)右側を上にして設置し、モジュールが損傷していないこと確認します。 損傷しているものがある場合は、カスタマー サービス担当者にすぐに連絡してください。
2 個のイジェクト ボタン(モジュール前面の両側に 1 つずつあります)を押して、モジュールの前面から離れるようにハンドルを回します。
電子回路に手を触れないようにして、片手で I/O モジュールの前面をつかみ、もう片方の手でモジュールの下からモジュールの重量を支え、スロットにモジュールを持ち上げます。
モジュールの背面をスロット内のガイドに合わせ、モジュールの前面を押し込んで、スロットにモジュールを完全に差し込みます。 スロットにモジュールを完全に押し込むと、スロット内のコネクタに装着され、ハンドルがモジュールの前面の方向に途中まで移動します。 モジュールの前面がスロットから 1/4 インチ(0.6 cm)となっている必要があります。
2 個のハンドルのそれぞれを、カチッと音がするまでモジュールの前面に同時に回します。 ハンドルをモジュールの前面に向かって回すと、モジュールが完全にスロット内に移動します。
モジュールの前面が設置済みの別の I/O モジュールの前面と均等になっていることを確認します。 そうでない場合は、ハンドルを引いてモジュールを少し移動させ、ステップ 2d および 2e を繰り返してモジュールをスロットに再装着してください。
2 個の非脱落型ネジ(モジュールの両側に 1 つずつあります)を締めて、モジュールをシャーシに固定します。 8 インチポンド(0.9 Nm)のトルクでネジを締めます。 モジュールのステータス LED がグリーンに点灯します。 そうでない場合、LED の状態の詳細について、I/O モジュールの LED を参照してください。
ネットワーク ケーブルを I/O ポートに接続す。 各ポートの LED がグリーンに点灯するはずです。 そうでない場合、LED の状態の詳細について、I/O モジュールの LED を参照してください。
ファン トレイの交換
シャーシで動作するファン トレイ モジュールが少なくとも他に 2 つある限り運用中にファン トレイ モジュールを交換できます。 また、後ろに取り付けられた 2 つのファブリック モジュールのいずれかを交換するためにファン トレイを取り外すこともできます。 ファン トレイまたはファブリック モジュールを交換しない場合は、シャーシで 3 台のファン トレイが動作しているはずです。
(注)
スイッチは交換するファン トレイなしに 3 分間稼働可能ですが、スイッチのエアインレット温度が 86°F(30°C)未満の場合、ファン トレイの交換に 72 時間まで費やすことができます。 温度は時間の経過につれて変わる場合があるため、ファン トレイを 3 分以内に交換することをお勧めします。
ファブリック モジュールを交換するためにファン トレイを取り外す必要がある場合は、ファブリック モジュールの取り付けまたは交換 を参照してください。
(注)
ファン トレイの後ろに取り付けられた 2 個のファブリック モジュールのステータスを認識できるようにするため、ファン トレイにはファブリック モジュール LED が表示されます。
ステップ 1
次のようにファン トレイを取り外します。
プラスのトルク ドライバを使用して、ファン トレイ上の 4 つの非脱落型ネジを緩めてシャーシから外します。
両手を使用してファン トレイ ハンドルの両方を持ちます。
ファン トレイをスロットからまっすぐ引き出します。
図 6. ファン トレイの取り外し
1
4 本の非脱落型ネジを外します。
2
両方のハンドルを引いてシャーシからファン トレイを取り外します。
ファン トレイを静電気防止用シートの上に置くか、静電気防止袋に収納します。
注意
背面の電気コネクタに手を触れたり、背面のコネクタを何かの上に置いたりしないでください。ファン トレイは、コネクタを保護するためにカバーされた側を常に下にして置いてください。
ステップ 2
新規ファン トレイを空きスロットに次のように取り付けます。
新しいファン トレイを開梱し、損傷していないこと確認します。 損傷または欠落しているものがある場合は、カスタマー サービス担当者にすぐに連絡してください。
4 本のガイド ピンがシャーシの穴に入り、シャーシ下部の電気コネクタがスロット内のシャーシのコネクタに挿入されるように、ファン トレイ全体を注意深くスロットに押し込みます。 ファン トレイの前面がシャーシの外面に接触していて、ファン トレイの 4 本の非脱落型ネジがシャーシの 4 個のネジ穴に合っていることを確認します。
1
ファン トレイの 4 本のピンとシャーシにある 4 個の穴の位置を合わせます。
2
ファン トレイ全体をシャーシ スロットに押し込みます。
4 本の非脱落型ネジのそれぞれをねじ込んで、ファン トレイをシャーシに固定し、8 インチポンド(0.9 Nm)のトルクで締めます。
ステップ 3
ファン トレイのステータス LED がグリーンであることで、ファン トレイが機能していることを確認します。 ファン トレイの LED の詳細については、I/O モジュールの LED を参照してください。
ファブリック モジュールの取り付けまたは交換
ファブリック モジュールは次のようにシャーシ背面のファン トレイの背後に配置されています。
ファブリック スロット 1 および 2 はファン トレイ スロット 1 の後ろにあります
ファブリック スロット 3 および 4 はファン トレイ スロット 2 の後ろにあります
ファブリック スロット 5 および 6 はファン トレイ スロット 3 の後ろにあります
ファン トレイが取り付けられていると、後ろに取り付けられているファブリック モジュールの LED 状態が表示されます。
シャーシに少なくとも 1 つの他のファブリック モジュールが取り付けられており動作していれば、運用中にファブリック モジュールを取り付けることができます。 ファブリック モジュールの取り付けまたは交換を行うには、まずファブリック モジュールの前面にあるファン トレイを取り外す必要があります。 シャーシのファブリック モジュールが 6 個未満の場合は、空のスロットを空にしておいてください。ファブリック モジュールの外部に配置したファン トレイによって、シャーシに設計どおりのエアーフローが維持されます。
ステップ 1
これらの手順に従って、交換するファブリック モジュールを覆っているファン トレイを取り外します。
緩くなり、シャーシに接続されていなくなるまでファン トレイの 4 本の非脱落型ネジを緩めます。
両手を使って両方のファン トレイのハンドルをつかみ、シャーシからコネクタが外れるまでファン トレイの下部を引き出します(次の図を参照)。
図 8. ファン トレイの取り外し
1
4 本の非脱落型ネジを緩めてシャーシから外します。
2
両方のハンドルを引いてシャーシからモジュールを取り外します。
コネクタがシャーシに接続しなくなったら、シャーシからファン トレイ全体を引き出します。
カバーされたいずれかの側だけを下にして静電気防止用パッドの上にファン トレイを置くか、静電気防止袋の中に収納します。
注意
背面の電気コネクタに手を触れたり、背面のコネクタを何かの上に設置したりしないでください。ファン トレイは、コネクタを保護するためにカバーされた側を常に下にして置いてください。
ステップ 2
新しいファブリック モジュールのファブリック スロットを開く必要がある場合は、次の手順に従ってファブリック モジュールを取り外します。
ファブリック モジュールの前面から少なくとも 12 インチ(30 cm)顔を離して、モジュールの前面にあるイジェクト ボタンを押します(次の図の 1 を参照)。
注意
レバーがモジュールの前面から飛び出したときに顔に当らないように、ファブリック モジュールの前面から顔を離しておいてください。
図 9. スロットからのファブリック モジュールのロック解除
1
両方のイジェクト ボタンを押します。
3
ハンドルを引いてスロットからモジュールを少し取り出します。
2
ハンドルがモジュールから飛び出します。
両手を使って 2 本のレバーをつかみ、レバーをファブリック モジュールから完全に 90 度回します。
ファブリック モジュールがシャーシから約 3 インチ(7 cm)離れるまで、両方のレバーを引き出します(前の図の 3 を参照)。
両方のレバーをモジュールの前面にある元の位置に回して戻します(次の図の 1 を参照)。 モジュールの前面に正しくロックされたときに各レバーはカチッと音がします。
図 10. スロットからのファブリック モジュールの取り外し
1
カチッと音がするまで両方のレバーをモジュールの前面に回します。
2
モジュールをスロットの外に引き出します。
片手でモジュールの前面をつかみ、もう片方の手でモジュールの下からモジュールの重量を支え、モジュールをスロットから引き抜きます(前の図の 2 を参照)。
注意
モジュールの背面の電気接点に触れないように注意してください。 モジュールのカバーされている側面または端部のみを取り扱います。
モジュールを静電気防止用シートの上に置くか、静電気防止袋に収納します。
ステップ 3
次の手順に従って、新しいファブリック モジュールをシャーシに取り付けます。
新しいファブリック モジュールを開梱し、損傷していないこと確認します。 損傷または欠落しているものがある場合は、カスタマー サービス担当者にすぐに連絡してください。
片手でモジュールの前面を押さえて、もう片方の手をモジュールの下に置きます。
モジュールを時計回りに回し、モジュールの背面をシャーシの空きファブリック スロットの上下にあるモジュール ガイドに合わせます。
モジュールを途中までスロットに押し込みます(次の図を参照)。
図 11. シャーシへのファブリック モジュールの挿入
1
モジュールを空きスロットのガイドに合わせ、モジュールを途中までスロットに押し込みます。
3
ハンドルがモジュールから飛び出します。
2
両方のイジェクト ボタンを押します。
ファブリック モジュールから顔を離して、モジュールの前面にある両方のイジェクタ ボタンを押します。
注意
イジェクタ ハンドルがモジュールの前面から飛び出したときに顔に当たらないように、ファブリック モジュールの前面から少なくとも 12 インチ(30 cm)顔を離しておいてください。
両方のイジェクタ ハンドルがモジュールの前面から飛び出します(前の図の 2 を参照)。
両方のハンドルをつかみ、レバーをモジュールの前面から完全に 90 度回して、モジュールを完全に押し込んでスロットに装着します。 モジュールの前面は取り付けたファブリック モジュールから約 1/4 インチ外側に出ます。
モジュールをさらにスロットに押し込みながら、両方のハンドルを同時にモジュールの前面に回します(次の図の 1 を参照)。 ハンドルがモジュールの前面に完全に回り切るとカチッと音がします。
図 12. スロットへのファブリック モジュールの固定
1
カチッと音がするまでハンドルをモジュールの前面に回します。
モジュールがシャーシに固定され、イジェクト ボタンを押さない限り取り外せないことを確認します。
ステップ 4
次の手順に従って、取り付け済みファブリック モジュールの上にファン トレイを再度取り付けます。
4 本のガイド ピンがシャーシの穴に入り、シャーシ底面の電気コネクタがスロット内のシャーシのコネクタに挿入されるように、ファン トレイ全体をスロットに慎重に押し込みます。 ファン トレイの前面がシャーシの外面に接触し、ファン トレイの 4 本の非脱落型ネジがシャーシの 4 個のネジ穴に合っていることを確認します。
1
ファン トレイの 4 本のピンをシャーシの 4 個のネジ穴に合わせます。
2
ファン トレイ全体をシャーシ スロットに押し込みます。
バック プレーンの接点に揃えられたファン トレイの電気接点を使って、ファン トレイをスロットに完全に押し込みます。 ファン トレイの前面が他のファン トレイの前面と平坦になっていて、ファン トレイの 4 本の非脱落型ネジがシャーシの 4 個のネジ穴に揃っている必要があります。
ファン トレイの前面の 4 本の非脱落型ネジのそれぞれを締めて、ファン トレイをシャーシに固定します。 8 インチポンド(0.9 Nm)のトルクでネジを締めます。
ステータス LED がグリーンに点灯していることを確認します。 LED の状態の詳細については、I/O モジュールの LED を参照してください。
スイッチ シャーシへの電源モジュールの取り付けまたは交換
次のタイプの電源モジュールを最大 8 台まで搭載できます。
電源モジュールのスロットを空のままにする場合は、設計どおりの通気を確保するために、そのスロットにブランク フィラー プレート( N77-3KPS-BLANK-H= )を取り付ける必要があります。
(注)
シャーシは電源モジュールを取り付けた状態で出荷されますが、設置時に電源モジュールを取り外してシャーシを軽くすることもできます。
AC 電源モジュールと DC 電源モジュールをスイッチに取り付ける手順は同じですが、アースに接続する手順は異なります。 AC 電源モジュールの場合、電源モジュールと電源を電源コードに接続すると、自動的にアースに接続されます。 3 kW DC 電源モジュールの場合、電源モジュールは直接アースに接続しません。
はじめる前に
次の工具と機器を別途用意する必要があります。
トルク機能付きの No.1 プラス ドライバまたはラチェット レンチ用のナット ドライバ アタッチメント(DC 電源モジュールのみに使用)
圧着工具
3 kW DC 電源モジュールの場合、DC 電源モジュールまたは電源インターフェイス ユニット(PIU)に接続できるようにサイズ調整された 4 本の電源コードが必要
アース線:このアース線を地域および各国の設置要件を満たすようにサイズ調整します。 米国で設置する場合は、 6 AWG 銅線を使用する必要があります。 米国以外で設置する場合は、地域および国の電気規格を参照してください。 アース線の長さは、スイッチとアース設備の間の距離によって決まります。
ステップ 1
別の電源モジュール用の電源モジュール スロットを開く必要がある場合は、次の手順を実行します。
(注)
ブランク フィラー プレートを取り外す必要がある場合は、非脱落型ネジを緩めてシャーシから引き出します。 ステップ 2 に進みます。
次の手順に従って、取り外す電源モジュールの電源をオフにします。
電源モジュール前面の電源スイッチがスタンバイに設定されていることを確認します( 0 と表示されます)。 Output LED が消灯します。
Output LED が消灯していることを確認します。 LED が点灯している場合は、ステップ 1 に戻ります。
DC 電源モジュールを取り外したら、その回路の電源をオフにして、電源が電源モジュールでオフになっていることを確認し、Input LED が消灯していることを確認します。
電源モジュールを取り外したら、次の手順に従って電源およびアース ケーブルを外します。
次の手順に従って、電源モジュールまたはブランク フィラー プレートを電源スロットから取り外します。
(注)
ブランク フィラー プレートを取り外すには、非脱落型ネジを緩め、ハンドルを引いてスロットからプレートを取り外します。 ステップに進みます。
ステップ 2
次の手順に従って、新しい電源モジュールを空きスロットに取り付けます。
新しい電源モジュールの前面の電源スイッチがスタンバイに設定されていることを確認します(0 と表示されます)。
電源装置のハンドルを片手で持ち、もう片方の手で電源装置の重量を下から支えながら、空いている電源装置ベイに電源装置の後端を合わせます。
次のいずれかの状況になるまで、ユニットを電源モジュール ベイに完全に押し込みます。
次の作業
AC 電源への 3 kW AC 電源モジュールの接続
1 本の電源コードを使用して、3 kW 電源モジュールを AC 電源に接続し、電源モジュールを適切にアースします。 スイッチに使用する電源モードに応じて、すべての電源モジュールを 1 つの AC 電源に接続するか、電源モジュールの半分を 1 つの AC 電源に接続し、残りの半分を別の AC 電源に接続します。
複合電源モード(電源冗長性なし)の場合、スイッチのすべての動作に電力を供給するのに十分な電源モジュールを設置し、すべての電源モジュールを同じ AC 電源に接続する必要があります。 シャーシの空いている電源モジュール スロットに電源モジュールを設置できます。
電源の冗長性モード(n +1 冗長性モード)の場合、スイッチのすべての動作に電力を供給するのに十分な電源モジュールを設置し、故障した電源モジュールに置き換えることができる 1 個の追加電源モジュールが必要です。 同じ AC 電源にすべての電源モジュールを接続します。 シャーシの空いている電源モジュール スロットに電源モジュールを設置できます。
入力電源の冗長性(グリッドの冗長性)モードまたは完全な冗長性モードの場合、スイッチの動作に電力を供給するために必要な電源モジュールの数の 2 倍が必要になります。 電源モジュールの半分をアクティブな電源の 1 つの電源に接続し、残りの半分を冗長電源に接続します。 シャーシの左側にある電源モジュール(スロット 1、2、5、および 6) を 1 つのグリッドに接続し、シャーシの右側の電源モジュール(スロット 3、4、7、および 8) をもう一方のグリッドに接続してください。
はじめる前に
1 つまたは 2 つの電源に接続する前に、次のすべての項目を確認します。
ステップ 1
電源装置前面のスイッチがスタンバイ(0 の位置)に設定されていることを確認します。
ステップ 2
1 本の AC 電源コードを電源モジュールに接続し、電源コードのプラグの上にある固定クリップを引き下げます。
ステップ 3
電源コードのもう一方の端を、データセンターに付属の AC 電源に接続します。
(注)
複合電源モードまたは電源モジュールの冗長性モードを使用する場合は、同じ 20 A 回路に電源コードを接続します。 入力電源の冗長性モードまたは完全な冗長性モードを使用する場合は、電源コードの半分を 1 つの AC 電源に接続し、残りの半分を別の AC 電源に接続します。
警告
装置を電気回路に接続するときに、配線が過負荷にならないように注意してください。
ステートメント 1018
警告
この製品は設置する建物に回路短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。 保護対象の装置は次の定格を超えないようにします。
250V、20 A
ステートメント 1005
ステップ 4
電源モジュールのスイッチをスタンバイからオンに切り替えます(電源スイッチを 0 から 1 の位置に切り替えます)。
ステップ 5
INPUT と OUTPUT の電源 LED が点灯し、FAULT LED が点灯も点滅もしていないことを確認し、電源モジュールが AC 電力を受電し、DC 電力を出力していることを確認します。 電源モジュールのすべての LED、および LED が示す状態については、表 D-5 を参照してください。
(注)
初めて電源を入れたときは、それぞれの LED が数秒間オンになるので、LED の機能を確認できます。
Fault LED が赤色に点滅している場合は、電源スイッチをスタンバイ(0 の位置)に切り替え、電源装置および AC 電源に AC 電力が接続されていることを確認した後、電源スイッチをオン(1 の位置)に戻します。 接続した電源装置の Input および Output の LED がグリーンに点灯し、Fault LED はオフになります。
DC 電源モジュールと電源の接続
次の手順に従って、取り付けられている各 DC 電源モジュールと DC 電源回路を接続します。
(注)
複合電源モード(電源冗長性なし)または電源モジュール(n +1)電源モードを使用する場合は、すべての電源モジュールを同じ電源回路(グリッド)に接続します。 入力電源(n +n )または完全電源モードを使用する場合は、電源モジュールの半分(スロット 1、2、5、および 6 のモジュール)を 1 つの AC 電源回路に接続し、電源モジュールの残り半分(スロット 3、4、7、および 8 のモジュール)を別の AC 電源回路に接続します。
注意
DC 戻り線はフレーム(NEBS DC-I)から絶縁します。
ステップ 1
電源スイッチをスタンバイ(電源スイッチの 0 の位置)に切り替えます。
ステップ 2
接続している DC グリッド電源の回路ブレーカーで電源をオフにし、電源装置上のすべての LED が消灯していることを確認します。
警告
次の手順を実行する前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認してください。
ステートメント 1003
ステップ 3
電源装置と DC 電源グリッドの間の距離に合わせて電源ケーブルの長さを調整します。 ケーブルを切断する必要がある場合は、DC 電源グリッドに接続する側を切断し、被覆を切断部から 0.75 インチ(19 mm)はがし、DC 電源システムに接続します。 必ずマイナス側のケーブルをマイナス側の回線に接続し、プラス側のケーブルをプラス側の回路に接続してください。
(注)
すべての電源接続において 2 色に分かれたケーブルを使用する場合、すべてのプラス側回路に同一色のケーブルを使用し、すべてのマイナス側回路にもう一方のカラーを使用します。
(注)
DC 電源端子には、危険な電圧またはエネルギーが存在している可能性があります。 端子が使用されていない場合は必ずカバーを取り付けてください。 カバーを取り付けるときに絶縁されていない伝導体に触れないことを確認してください。 ステートメント 1075
ステップ 4
DC 電源モジュール前面の端子ボックスの保護カバーを留めている 3 本のネジを外し、カバーを取り外します(次の図を参照)。
(注)
端子ボックスには、4 つの電源端子に対応する 4 つのスロットがあります(マイナス(-)、プラス(+)、プラス(+)、マイナス(-)の順に並んでいます)。 各端子には 2 つのナットがあり、これらを使用して電源ケーブルを端子に固定します。
図 14. 3 kW DC 電源モジュールの端子ボックス用保護カバーの取り外し
1
防護カバーから 3 本のネジを取り外します。
2
カバーを取り外します。
ステップ 5
次のように、4 つの端子スロットに 4 本のケーブル(2 本のプラス側ケーブルと 2 本のマイナス側ケーブル)を取り付けます。
4 つの端末スロットのそれぞれにある 2 つのナットを緩めます。
各電源ケーブル端部のそれぞれにラグを取り付け、圧着します。
各スロットの 2 つの端子に各ケーブル ラグを接続し、2 つのナットで固定し、40 インチ ポンド(4.5 N·m)まで締め付けます。
(注)
すべての電源接続において 2 色に分かれたケーブルを使用する場合、すべてのプラス側回路に同一色のケーブルを使用し、すべてのマイナス側回路にもう一方のカラーを使用します。
保護カバーを端子ボックスに戻し、3 本のネジで固定します。
ステップ 6
次のように、DC 電源モジュールから 4 本のケーブルを DC 電源に接続します。
各電源ケーブルの未接続端の被覆が端から 0.75 インチ(19 mm)の長さではがされていない場合は、ワイヤ ストリッパを使用して被覆をこの寸法だけはがします。
マイナス側のケーブルを DC 電源のマイナス端子に接続し、プラス側の ケーブルを同じ電源のプラス端子に接続します。
(注)
複合電源モードまたは電源装置の冗長モードを使用する場合は、シャーシ内のすべての電源装置を同じ電源に接続します。 入力電源の冗長モードまたは完全冗長モードを使用する場合は、それそれの DC 電源装置を別々の DC 電源に接続します。
ステップ 7
電源装置に接続された回路の電源がオフになっている場合、回路ブレーカーで電源を入れます。 接続された各電源装置の Input 1(IN1)の LED および Input 2(IN2)の LED が点灯します。
ステップ 8
電源スイッチを 1 に設定して電源モジュールの電源をオンにします。 LED が点滅し、Input LED のほかに、Output LED もオンになります。 FAULT LED が点灯または点滅する場合、Cisco TAC に連絡してください。
次の作業
これでスイッチをネットワークに接続できます。
静電破壊を防ぐための静電気防止用リスト ストラップの使用
スイッチ モジュールに触れる前に、静電放電(ESD)からモジュールを保護するために自分自身をアース接続する必要があります。 自分自身をアース接続するには、アースされたシャーシまたはアースされたラックに接続された静電気防止用リスト ストラップを着用します。
注意
モジュールを扱うときは、必ずフレームの端(通常はモジュールのカバーされた下部、側面、および前面)を持ち、モジュールの回路部分には絶対に触れないでください。
はじめる前に
シャーシ内のコンポーネントを取り付ける場所の近くにアース接続を行う必要があります。
ステップ 1
静電気防止用リスト ストラップを腕に取り付けるか、または巻き付けます。
ステップ 2
次のいずれかの方法で、ストラップのもう一方の端をアースされたシャーシに取り付けます。
次の作業
自分自身をアースしたら、シャーシのモジュールを交換することができます。
スーパーバイザ モジュールの取り付けまたは交換
もう 1 つのスーパーバイザ モジュールが取り付けられ、動作している限り、スイッチの動作中にスーパーバイザ モジュールの取り付けまたは交換を行うことができます。 2 つのスーパーバイザ モジュールを備えるシャーシのスロットからアクティブ スーパーバイザを取り出すと、動作は自動的にスタンバイ スーパーバイザ モジュールに切り替わります。 1 つしかスーパーバイザを備えていないシャーシでスーパーバイザを交換する必要がある場合は、空きスーパーバイザ スロットに新しいスーパーバイザを取り付け、新しいスーパーバイザをアクティブにしてから、他のスーパーバイザ モジュールを取り外します。
(注)
スーパーバイザ モジュールを交換せずに取り外すだけの場合は、シャーシの設計どおりの通気を確保するためにブランク フィラー プレートを使ってスロットを埋める必要があります。
ステップ 1
スーパーバイザ モジュールを取り外して、新しいモジュール用のスロットを開く必要がある場合は、次のステップに従います(空きスロットがすでにある場合は、次のステップに進みます)。
(注)
開く必要があるスロットにブランク フィラー プレートが取り付けられている場合は、非脱落型ネジを緩め、プレートに取り付けられてハンドルを引っ張ってプレートを取り外し、ステップ 3 に進みます。
モジュールの前面に接続されているネットワーク ケーブルをすべて取り外します。
シャーシへの接続が外れるまでモジュールの左側の非脱落型ネジを緩めます(次の図の 1 を参照)。
図 2. Half-Width スーパーバイザ モジュールの取り外し
1
シャーシへの接続が外れるまで非脱落型ネジを緩めます。
3
ハンドルが飛び出し、開きます。
2
イジェクト ボタンを押します。
4
ハンドルを引いてスロットの途中までモジュールを取り外します。 もう片方の手をモジュールの底面に置き、スロットから完全に取り外します。
モジュールの左側のイジェクト ボタンを押します(前の図のステップ 2 を参照)。 イジェクタがモジュールの前面から途中まで飛び出します。
ハンドルをモジュールの前面から完全に回し、ハンドルを引いてスロットの途中までモジュールを移動します。
もう片方の手でモジュールの下からモジュールの重量を支え、スロットからモジュールを完全に引き出します。
静電気防止材の上または中にモジュールを配置します。
ステップ 2
次の手順に従って、新規または交換用スーパーバイザ モジュールを取り付けます。
新しいスーパーバイザ モジュールを開梱し、損傷していないこと確認します。 損傷または欠落しているものがある場合は、カスタマー サービス担当者にすぐに連絡してください。
注意
モジュールの電気部品やコネクタに手を触れないでください。 常にカバーされた前面および底面だけを使ってモジュールを持ちます。
モジュールの前面からハンドルを解除するには、ハンドルの横にあるイジェクト ボタンを押します(次の図の 1 を参照)。
図 3. スロットへの Half-Width スーパーバイザ モジュールの配置
1
ハンドルをモジュールの前面から離れるように完全に回します。
3
モジュールを(前面がシャーシ前面の約 1/4 インチになり、停止するまで)完全にスロットに押し込みます。
2
モジュールの底面をスロット内のモジュール ガイドに合わせます。
ハンドルの端部を停止するまでモジュールの前面から離れるように回します(前の図の 1 を参照)。
片方の手をスーパーバイザ モジュールの下に当て、もう一方の手でモジュールの前面を保持して、モジュールの背面を空きスーパーバイザ スロットに合わせます。
モジュールをスロット内部のガイドに差し込み、モジュールをそれ以上押し込めなくなるまで完全にスロットに押し込みます。 モジュールの前面がシャーシ前面の約 1/4 インチ(0.6 cm)の位置になっている必要があります。
モジュールの前面に到達したときにカチッと音がするまで、モジュールの前面にハンドルを回します(次の図の 1 を参照)。 モジュールが完全にスロットに挿入され、モジュールの前面が設置済みの別のモジュールの前面と均等になっている必要があります。 モジュールのイジェクト ボタンによって非脱落型ネジをシャーシのネジ穴に合わせる必要があります。
図 4. スロットへのスーパーバイザ モジュールの固定
1
ハンドルをモジュールの前面に完全に回します。
2
非脱落型ネジを 8 インチポンド(0.9 Nm)のトルクで締めます。
非脱落型ネジを締めてモジュールをシャーシに固定します(前の図の 2 を参照)。 8 インチポンド(0.9 Nm)のトルクでネジを締めます。
スーパーバイザ モジュールの LED が点灯し、次のように表示されることを確認します。
このモジュールの LED の状態の詳細については、スーパーバイザ モジュールの LED を参照してください。
MGMT ETH ポートに管理ケーブルを接続します。 MGMT ETH LED はグリーンに点灯するはずです。 そうでない場合、LED の状態の詳細について、スーパーバイザ モジュールの LED を参照してください。
I/O モジュールの取り付けまたは交換
少なくとももう 1 つの I/O モジュールがスイッチに取り付けられ、動作している限り、動作中に I/O モジュールの取り付けまたは交換を行うことができます。 I/O モジュールを交換せずに取り外すだけの場合は、シャーシの設計どおりの通気を確保するためにブランク フィラー プレートを使ってスロットを埋める必要があります。
ステップ 1
次の手順に従って、新しい I/O モジュール用にシャーシのスロットを開きます。
(注)
スロットからブランク フィラー プレートを取り外す必要がある場合は、モジュールの両側の非脱落型ネジを緩め、プレートのハンドルを引いてスロットから取り外します。 ステップ 2 に進みます。
取り外す I/O モジュールの前面に接続されているネットワーク ケーブルをすべて取り外します。
シャーシへの接続が外れるまでモジュールの両側の非脱落型ネジを緩めます(次の図の 1 を参照)。
1
2 本の非脱落型ネジを緩めます
3
2 個のハンドルがモジュールの前面から途中まで飛び出します
2
2 個のイジェクタ ボタンを押します
モジュールの両側の 2 個のイジェクタ ボタンを押します(上図の 2 を参照)。 2 個のハンドルがモジュールの前面から途中まで飛び出します。
2 個のハンドルをモジュールの前面から離れるように完全に回し、それを引いてモジュールをスロットの途中まで移動します。
片方の手をモジュールの下に置いてその重量を支え、他方の手でモジュールの前面をつかみ、モジュールをスロットから完全に引き抜いて、モジュールを静電気防止用シートの上に設置します。
注意
取り外した I/O モジュールの電気回路に手を触れないでください。 モジュールがシャーシ内部にない場合は、カバーされた面(モジュール前面および底面)のみを使って取り扱い、常に静電気防止用シートの上にモジュールを設置します。
ステップ 2
次の手順に従って、新しい I/O モジュールを空きスロットに取り付けます。
新しい I/O モジュールを開梱し、静電気防止用シートに(モジュールの上から電気部品を確認できるように)右側を上にして設置し、モジュールが損傷していないこと確認します。 損傷しているものがある場合は、カスタマー サービス担当者にすぐに連絡してください。
2 個のイジェクト ボタン(モジュール前面の両側に 1 つずつあります)を押して、モジュールの前面から離れるようにハンドルを回します。
電子回路に手を触れないようにして、片手で I/O モジュールの前面をつかみ、もう片方の手でモジュールの下からモジュールの重量を支え、スロットにモジュールを持ち上げます。
モジュールの背面をスロット内のガイドに合わせ、モジュールの前面を押し込んで、スロットにモジュールを完全に差し込みます。 スロットにモジュールを完全に押し込むと、スロット内のコネクタに装着され、ハンドルがモジュールの前面の方向に途中まで移動します。 モジュールの前面がスロットから 1/4 インチ(0.6 cm)となっている必要があります。
2 個のハンドルのそれぞれを、カチッと音がするまでモジュールの前面に同時に回します。 ハンドルをモジュールの前面に向かって回すと、モジュールが完全にスロット内に移動します。
モジュールの前面が設置済みの別の I/O モジュールの前面と均等になっていることを確認します。 そうでない場合は、ハンドルを引いてモジュールを少し移動させ、ステップ 2d および 2e を繰り返してモジュールをスロットに再装着してください。
2 個の非脱落型ネジ(モジュールの両側に 1 つずつあります)を締めて、モジュールをシャーシに固定します。 8 インチポンド(0.9 Nm)のトルクでネジを締めます。 モジュールのステータス LED がグリーンに点灯します。 そうでない場合、LED の状態の詳細について、I/O モジュールの LED を参照してください。
ネットワーク ケーブルを I/O ポートに接続す。 各ポートの LED がグリーンに点灯するはずです。 そうでない場合、LED の状態の詳細について、I/O モジュールの LED を参照してください。
ファン トレイの交換
シャーシで動作するファン トレイ モジュールが少なくとも他に 2 つある限り運用中にファン トレイ モジュールを交換できます。 また、後ろに取り付けられた 2 つのファブリック モジュールのいずれかを交換するためにファン トレイを取り外すこともできます。 ファン トレイまたはファブリック モジュールを交換しない場合は、シャーシで 3 台のファン トレイが動作しているはずです。
(注)
スイッチは交換するファン トレイなしに 3 分間稼働可能ですが、スイッチのエアインレット温度が 86°F(30°C)未満の場合、ファン トレイの交換に 72 時間まで費やすことができます。 温度は時間の経過につれて変わる場合があるため、ファン トレイを 3 分以内に交換することをお勧めします。
ファブリック モジュールを交換するためにファン トレイを取り外す必要がある場合は、ファブリック モジュールの取り付けまたは交換 を参照してください。
(注)
ファン トレイの後ろに取り付けられた 2 個のファブリック モジュールのステータスを認識できるようにするため、ファン トレイにはファブリック モジュール LED が表示されます。
ステップ 1
次のようにファン トレイを取り外します。
プラスのトルク ドライバを使用して、ファン トレイ上の 4 つの非脱落型ネジを緩めてシャーシから外します。
両手を使用してファン トレイ ハンドルの両方を持ちます。
ファン トレイをスロットからまっすぐ引き出します。
図 6. ファン トレイの取り外し
1
4 本の非脱落型ネジを外します。
2
両方のハンドルを引いてシャーシからファン トレイを取り外します。
ファン トレイを静電気防止用シートの上に置くか、静電気防止袋に収納します。
注意
背面の電気コネクタに手を触れたり、背面のコネクタを何かの上に置いたりしないでください。ファン トレイは、コネクタを保護するためにカバーされた側を常に下にして置いてください。
ステップ 2
新規ファン トレイを空きスロットに次のように取り付けます。
新しいファン トレイを開梱し、損傷していないこと確認します。 損傷または欠落しているものがある場合は、カスタマー サービス担当者にすぐに連絡してください。
4 本のガイド ピンがシャーシの穴に入り、シャーシ下部の電気コネクタがスロット内のシャーシのコネクタに挿入されるように、ファン トレイ全体を注意深くスロットに押し込みます。 ファン トレイの前面がシャーシの外面に接触していて、ファン トレイの 4 本の非脱落型ネジがシャーシの 4 個のネジ穴に合っていることを確認します。
1
ファン トレイの 4 本のピンとシャーシにある 4 個の穴の位置を合わせます。
2
ファン トレイ全体をシャーシ スロットに押し込みます。
4 本の非脱落型ネジのそれぞれをねじ込んで、ファン トレイをシャーシに固定し、8 インチポンド(0.9 Nm)のトルクで締めます。
ステップ 3
ファン トレイのステータス LED がグリーンであることで、ファン トレイが機能していることを確認します。 ファン トレイの LED の詳細については、I/O モジュールの LED を参照してください。
ファブリック モジュールの取り付けまたは交換
ファブリック モジュールは次のようにシャーシ背面のファン トレイの背後に配置されています。
ファブリック スロット 1 および 2 はファン トレイ スロット 1 の後ろにあります
ファブリック スロット 3 および 4 はファン トレイ スロット 2 の後ろにあります
ファブリック スロット 5 および 6 はファン トレイ スロット 3 の後ろにあります
ファン トレイが取り付けられていると、後ろに取り付けられているファブリック モジュールの LED 状態が表示されます。
シャーシに少なくとも 1 つの他のファブリック モジュールが取り付けられており動作していれば、運用中にファブリック モジュールを取り付けることができます。 ファブリック モジュールの取り付けまたは交換を行うには、まずファブリック モジュールの前面にあるファン トレイを取り外す必要があります。 シャーシのファブリック モジュールが 6 個未満の場合は、空のスロットを空にしておいてください。ファブリック モジュールの外部に配置したファン トレイによって、シャーシに設計どおりのエアーフローが維持されます。
ステップ 1
これらの手順に従って、交換するファブリック モジュールを覆っているファン トレイを取り外します。
緩くなり、シャーシに接続されていなくなるまでファン トレイの 4 本の非脱落型ネジを緩めます。
両手を使って両方のファン トレイのハンドルをつかみ、シャーシからコネクタが外れるまでファン トレイの下部を引き出します(次の図を参照)。
図 8. ファン トレイの取り外し
1
4 本の非脱落型ネジを緩めてシャーシから外します。
2
両方のハンドルを引いてシャーシからモジュールを取り外します。
コネクタがシャーシに接続しなくなったら、シャーシからファン トレイ全体を引き出します。
カバーされたいずれかの側だけを下にして静電気防止用パッドの上にファン トレイを置くか、静電気防止袋の中に収納します。
注意
背面の電気コネクタに手を触れたり、背面のコネクタを何かの上に設置したりしないでください。ファン トレイは、コネクタを保護するためにカバーされた側を常に下にして置いてください。
ステップ 2
新しいファブリック モジュールのファブリック スロットを開く必要がある場合は、次の手順に従ってファブリック モジュールを取り外します。
ファブリック モジュールの前面から少なくとも 12 インチ(30 cm)顔を離して、モジュールの前面にあるイジェクト ボタンを押します(次の図の 1 を参照)。
注意
レバーがモジュールの前面から飛び出したときに顔に当らないように、ファブリック モジュールの前面から顔を離しておいてください。
図 9. スロットからのファブリック モジュールのロック解除
1
両方のイジェクト ボタンを押します。
3
ハンドルを引いてスロットからモジュールを少し取り出します。
2
ハンドルがモジュールから飛び出します。
両手を使って 2 本のレバーをつかみ、レバーをファブリック モジュールから完全に 90 度回します。
ファブリック モジュールがシャーシから約 3 インチ(7 cm)離れるまで、両方のレバーを引き出します(前の図の 3 を参照)。
両方のレバーをモジュールの前面にある元の位置に回して戻します(次の図の 1 を参照)。 モジュールの前面に正しくロックされたときに各レバーはカチッと音がします。
図 10. スロットからのファブリック モジュールの取り外し
1
カチッと音がするまで両方のレバーをモジュールの前面に回します。
2
モジュールをスロットの外に引き出します。
片手でモジュールの前面をつかみ、もう片方の手でモジュールの下からモジュールの重量を支え、モジュールをスロットから引き抜きます(前の図の 2 を参照)。
注意
モジュールの背面の電気接点に触れないように注意してください。 モジュールのカバーされている側面または端部のみを取り扱います。
モジュールを静電気防止用シートの上に置くか、静電気防止袋に収納します。
ステップ 3
次の手順に従って、新しいファブリック モジュールをシャーシに取り付けます。
新しいファブリック モジュールを開梱し、損傷していないこと確認します。 損傷または欠落しているものがある場合は、カスタマー サービス担当者にすぐに連絡してください。
片手でモジュールの前面を押さえて、もう片方の手をモジュールの下に置きます。
モジュールを時計回りに回し、モジュールの背面をシャーシの空きファブリック スロットの上下にあるモジュール ガイドに合わせます。
モジュールを途中までスロットに押し込みます(次の図を参照)。
図 11. シャーシへのファブリック モジュールの挿入
1
モジュールを空きスロットのガイドに合わせ、モジュールを途中までスロットに押し込みます。
3
ハンドルがモジュールから飛び出します。
2
両方のイジェクト ボタンを押します。
ファブリック モジュールから顔を離して、モジュールの前面にある両方のイジェクタ ボタンを押します。
注意
イジェクタ ハンドルがモジュールの前面から飛び出したときに顔に当たらないように、ファブリック モジュールの前面から少なくとも 12 インチ(30 cm)顔を離しておいてください。
両方のイジェクタ ハンドルがモジュールの前面から飛び出します(前の図の 2 を参照)。
両方のハンドルをつかみ、レバーをモジュールの前面から完全に 90 度回して、モジュールを完全に押し込んでスロットに装着します。 モジュールの前面は取り付けたファブリック モジュールから約 1/4 インチ外側に出ます。
モジュールをさらにスロットに押し込みながら、両方のハンドルを同時にモジュールの前面に回します(次の図の 1 を参照)。 ハンドルがモジュールの前面に完全に回り切るとカチッと音がします。
図 12. スロットへのファブリック モジュールの固定
1
カチッと音がするまでハンドルをモジュールの前面に回します。
モジュールがシャーシに固定され、イジェクト ボタンを押さない限り取り外せないことを確認します。
ステップ 4
次の手順に従って、取り付け済みファブリック モジュールの上にファン トレイを再度取り付けます。
4 本のガイド ピンがシャーシの穴に入り、シャーシ底面の電気コネクタがスロット内のシャーシのコネクタに挿入されるように、ファン トレイ全体をスロットに慎重に押し込みます。 ファン トレイの前面がシャーシの外面に接触し、ファン トレイの 4 本の非脱落型ネジがシャーシの 4 個のネジ穴に合っていることを確認します。
1
ファン トレイの 4 本のピンをシャーシの 4 個のネジ穴に合わせます。
2
ファン トレイ全体をシャーシ スロットに押し込みます。
バック プレーンの接点に揃えられたファン トレイの電気接点を使って、ファン トレイをスロットに完全に押し込みます。 ファン トレイの前面が他のファン トレイの前面と平坦になっていて、ファン トレイの 4 本の非脱落型ネジがシャーシの 4 個のネジ穴に揃っている必要があります。
ファン トレイの前面の 4 本の非脱落型ネジのそれぞれを締めて、ファン トレイをシャーシに固定します。 8 インチポンド(0.9 Nm)のトルクでネジを締めます。
ステータス LED がグリーンに点灯していることを確認します。 LED の状態の詳細については、I/O モジュールの LED を参照してください。
スイッチ シャーシへの電源モジュールの取り付けまたは交換
次のタイプの電源モジュールを最大 8 台まで搭載できます。
電源モジュールのスロットを空のままにする場合は、設計どおりの通気を確保するために、そのスロットにブランク フィラー プレート( N77-3KPS-BLANK-H= )を取り付ける必要があります。
(注)
シャーシは電源モジュールを取り付けた状態で出荷されますが、設置時に電源モジュールを取り外してシャーシを軽くすることもできます。
AC 電源モジュールと DC 電源モジュールをスイッチに取り付ける手順は同じですが、アースに接続する手順は異なります。 AC 電源モジュールの場合、電源モジュールと電源を電源コードに接続すると、自動的にアースに接続されます。 3 kW DC 電源モジュールの場合、電源モジュールは直接アースに接続しません。
はじめる前に
次の工具と機器を別途用意する必要があります。
トルク機能付きの No.1 プラス ドライバまたはラチェット レンチ用のナット ドライバ アタッチメント(DC 電源モジュールのみに使用)
圧着工具
3 kW DC 電源モジュールの場合、DC 電源モジュールまたは電源インターフェイス ユニット(PIU)に接続できるようにサイズ調整された 4 本の電源コードが必要
アース線:このアース線を地域および各国の設置要件を満たすようにサイズ調整します。 米国で設置する場合は、 6 AWG 銅線を使用する必要があります。 米国以外で設置する場合は、地域および国の電気規格を参照してください。 アース線の長さは、スイッチとアース設備の間の距離によって決まります。
ステップ 1
別の電源モジュール用の電源モジュール スロットを開く必要がある場合は、次の手順を実行します。
(注)
ブランク フィラー プレートを取り外す必要がある場合は、非脱落型ネジを緩めてシャーシから引き出します。 ステップ 2 に進みます。
次の手順に従って、取り外す電源モジュールの電源をオフにします。
電源モジュール前面の電源スイッチがスタンバイに設定されていることを確認します( 0 と表示されます)。 Output LED が消灯します。
Output LED が消灯していることを確認します。 LED が点灯している場合は、ステップ 1 に戻ります。
DC 電源モジュールを取り外したら、その回路の電源をオフにして、電源が電源モジュールでオフになっていることを確認し、Input LED が消灯していることを確認します。
電源モジュールを取り外したら、次の手順に従って電源およびアース ケーブルを外します。
次の手順に従って、電源モジュールまたはブランク フィラー プレートを電源スロットから取り外します。
(注)
ブランク フィラー プレートを取り外すには、非脱落型ネジを緩め、ハンドルを引いてスロットからプレートを取り外します。 ステップに進みます。
ステップ 2
次の手順に従って、新しい電源モジュールを空きスロットに取り付けます。
新しい電源モジュールの前面の電源スイッチがスタンバイに設定されていることを確認します(0 と表示されます)。
電源装置のハンドルを片手で持ち、もう片方の手で電源装置の重量を下から支えながら、空いている電源装置ベイに電源装置の後端を合わせます。
次のいずれかの状況になるまで、ユニットを電源モジュール ベイに完全に押し込みます。
次の作業
AC 電源への 3 kW AC 電源モジュールの接続
1 本の電源コードを使用して、3 kW 電源モジュールを AC 電源に接続し、電源モジュールを適切にアースします。 スイッチに使用する電源モードに応じて、すべての電源モジュールを 1 つの AC 電源に接続するか、電源モジュールの半分を 1 つの AC 電源に接続し、残りの半分を別の AC 電源に接続します。
複合電源モード(電源冗長性なし)の場合、スイッチのすべての動作に電力を供給するのに十分な電源モジュールを設置し、すべての電源モジュールを同じ AC 電源に接続する必要があります。 シャーシの空いている電源モジュール スロットに電源モジュールを設置できます。
電源の冗長性モード(n +1 冗長性モード)の場合、スイッチのすべての動作に電力を供給するのに十分な電源モジュールを設置し、故障した電源モジュールに置き換えることができる 1 個の追加電源モジュールが必要です。 同じ AC 電源にすべての電源モジュールを接続します。 シャーシの空いている電源モジュール スロットに電源モジュールを設置できます。
入力電源の冗長性(グリッドの冗長性)モードまたは完全な冗長性モードの場合、スイッチの動作に電力を供給するために必要な電源モジュールの数の 2 倍が必要になります。 電源モジュールの半分をアクティブな電源の 1 つの電源に接続し、残りの半分を冗長電源に接続します。 シャーシの左側にある電源モジュール(スロット 1、2、5、および 6) を 1 つのグリッドに接続し、シャーシの右側の電源モジュール(スロット 3、4、7、および 8) をもう一方のグリッドに接続してください。
はじめる前に
1 つまたは 2 つの電源に接続する前に、次のすべての項目を確認します。
ステップ 1
電源装置前面のスイッチがスタンバイ(0 の位置)に設定されていることを確認します。
ステップ 2
1 本の AC 電源コードを電源モジュールに接続し、電源コードのプラグの上にある固定クリップを引き下げます。
ステップ 3
電源コードのもう一方の端を、データセンターに付属の AC 電源に接続します。
(注)
複合電源モードまたは電源モジュールの冗長性モードを使用する場合は、同じ 20 A 回路に電源コードを接続します。 入力電源の冗長性モードまたは完全な冗長性モードを使用する場合は、電源コードの半分を 1 つの AC 電源に接続し、残りの半分を別の AC 電源に接続します。
警告
装置を電気回路に接続するときに、配線が過負荷にならないように注意してください。
ステートメント 1018
警告
この製品は設置する建物に回路短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。 保護対象の装置は次の定格を超えないようにします。
250V、20 A
ステートメント 1005
ステップ 4
電源モジュールのスイッチをスタンバイからオンに切り替えます(電源スイッチを 0 から 1 の位置に切り替えます)。
ステップ 5
INPUT と OUTPUT の電源 LED が点灯し、FAULT LED が点灯も点滅もしていないことを確認し、電源モジュールが AC 電力を受電し、DC 電力を出力していることを確認します。 電源モジュールのすべての LED、および LED が示す状態については、表 D-5 を参照してください。
(注)
初めて電源を入れたときは、それぞれの LED が数秒間オンになるので、LED の機能を確認できます。
Fault LED が赤色に点滅している場合は、電源スイッチをスタンバイ(0 の位置)に切り替え、電源装置および AC 電源に AC 電力が接続されていることを確認した後、電源スイッチをオン(1 の位置)に戻します。 接続した電源装置の Input および Output の LED がグリーンに点灯し、Fault LED はオフになります。
DC 電源モジュールと電源の接続
次の手順に従って、取り付けられている各 DC 電源モジュールと DC 電源回路を接続します。
(注)
複合電源モード(電源冗長性なし)または電源モジュール(n +1)電源モードを使用する場合は、すべての電源モジュールを同じ電源回路(グリッド)に接続します。 入力電源(n +n )または完全電源モードを使用する場合は、電源モジュールの半分(スロット 1、2、5、および 6 のモジュール)を 1 つの AC 電源回路に接続し、電源モジュールの残り半分(スロット 3、4、7、および 8 のモジュール)を別の AC 電源回路に接続します。
注意
DC 戻り線はフレーム(NEBS DC-I)から絶縁します。
ステップ 1
電源スイッチをスタンバイ(電源スイッチの 0 の位置)に切り替えます。
ステップ 2
接続している DC グリッド電源の回路ブレーカーで電源をオフにし、電源装置上のすべての LED が消灯していることを確認します。
警告
次の手順を実行する前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認してください。
ステートメント 1003
ステップ 3
電源装置と DC 電源グリッドの間の距離に合わせて電源ケーブルの長さを調整します。 ケーブルを切断する必要がある場合は、DC 電源グリッドに接続する側を切断し、被覆を切断部から 0.75 インチ(19 mm)はがし、DC 電源システムに接続します。 必ずマイナス側のケーブルをマイナス側の回線に接続し、プラス側のケーブルをプラス側の回路に接続してください。
(注)
すべての電源接続において 2 色に分かれたケーブルを使用する場合、すべてのプラス側回路に同一色のケーブルを使用し、すべてのマイナス側回路にもう一方のカラーを使用します。
(注)
DC 電源端子には、危険な電圧またはエネルギーが存在している可能性があります。 端子が使用されていない場合は必ずカバーを取り付けてください。 カバーを取り付けるときに絶縁されていない伝導体に触れないことを確認してください。 ステートメント 1075
ステップ 4
DC 電源モジュール前面の端子ボックスの保護カバーを留めている 3 本のネジを外し、カバーを取り外します(次の図を参照)。
(注)
端子ボックスには、4 つの電源端子に対応する 4 つのスロットがあります(マイナス(-)、プラス(+)、プラス(+)、マイナス(-)の順に並んでいます)。 各端子には 2 つのナットがあり、これらを使用して電源ケーブルを端子に固定します。
図 14. 3 kW DC 電源モジュールの端子ボックス用保護カバーの取り外し
1
防護カバーから 3 本のネジを取り外します。
2
カバーを取り外します。
ステップ 5
次のように、4 つの端子スロットに 4 本のケーブル(2 本のプラス側ケーブルと 2 本のマイナス側ケーブル)を取り付けます。
4 つの端末スロットのそれぞれにある 2 つのナットを緩めます。
各電源ケーブル端部のそれぞれにラグを取り付け、圧着します。
各スロットの 2 つの端子に各ケーブル ラグを接続し、2 つのナットで固定し、40 インチ ポンド(4.5 N·m)まで締め付けます。
(注)
すべての電源接続において 2 色に分かれたケーブルを使用する場合、すべてのプラス側回路に同一色のケーブルを使用し、すべてのマイナス側回路にもう一方のカラーを使用します。
保護カバーを端子ボックスに戻し、3 本のネジで固定します。
ステップ 6
次のように、DC 電源モジュールから 4 本のケーブルを DC 電源に接続します。
各電源ケーブルの未接続端の被覆が端から 0.75 インチ(19 mm)の長さではがされていない場合は、ワイヤ ストリッパを使用して被覆をこの寸法だけはがします。
マイナス側のケーブルを DC 電源のマイナス端子に接続し、プラス側の ケーブルを同じ電源のプラス端子に接続します。
(注)
複合電源モードまたは電源装置の冗長モードを使用する場合は、シャーシ内のすべての電源装置を同じ電源に接続します。 入力電源の冗長モードまたは完全冗長モードを使用する場合は、それそれの DC 電源装置を別々の DC 電源に接続します。
ステップ 7
電源装置に接続された回路の電源がオフになっている場合、回路ブレーカーで電源を入れます。 接続された各電源装置の Input 1(IN1)の LED および Input 2(IN2)の LED が点灯します。
ステップ 8
電源スイッチを 1 に設定して電源モジュールの電源をオンにします。 LED が点滅し、Input LED のほかに、Output LED もオンになります。 FAULT LED が点灯または点滅する場合、Cisco TAC に連絡してください。
次の作業
これでスイッチをネットワークに接続できます。
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