この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
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目次
この章では、Cisco NX-OS インサービス ソフトウェア アップグレード(ISSU)について説明します。この章の構成は次のとおりです。
2 台のスーパーバイザを搭載した Nexus 7000 シャーシでは、インサービス ソフトウェア アップグレード(ISSU)機能を使用して、トラフィック転送動作を継続しながら、システム ソフトウェアをアップグレードできます。 ISSU は Nonstop Forwarding(NFS; ノンストップ フォワーディング)の既存の機能とステートフル スイッチオーバー(SSO)を使用して、システムのダウンタイムを発生させずにソフトウェア アップグレードを実行します。
ISSU は、管理者がコマンドライン インターフェイス(CLI)で起動します。 ISSU が起動すると、システム上の次のコンポーネントが(必要に応じて)アップデートされます。
スーパーバイザを 2 台搭載した冗長なシステムでは、一方のスーパーバイザがアクティブとなり、もう一方のスーパーバイザがスタンバイ モードで動作します。 ISSU の動作中、アクティブなスーパーバイザが古いソフトウェアを使用して動作し続けている間に、スタンバイ スーパーバイザに新しいソフトウェアがロードされます。 アップグレード処理の一部として、アクティブ スーパーバイザとスタンバイ スーパーバイザの間でスイッチオーバーが発生し、スタンバイ スーパーバイザがアクティブとなり、新しいソフトウェアの実行を開始します。 スイッチオーバーのあとに、新しいソフトウェアがスタンバイ(旧アクティブ)スーパーバイザ上にロードされます。
ISSU ベースのアップグレードはシステム全体のアップグレードであり、すべての設定済みの Virtual Device Contexts(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)を含む、同じイメージとバージョンがシステム全体に適用されます。 VDC は主に、コントロール プレーンとユーザ インターフェイスのバーチャライゼーションであり、仮想リソースごとに独立したバージョンのイメージは実行できません。
(注) |
VDC の詳細については、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Virtual Device Context Configuration Guide』を参照してください。 |
次の表に、システム レベル ハイ アベイラビリティ機能のライセンス要件を示します。
ISSU 機能にライセンスは必要ありません。 ライセンス パッケージに含まれていない機能はすべて Cisco NX-OS システム イメージにバンドルされており、追加費用は一切発生しません。 |
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Cisco NX-OS ライセンス方式の詳細と、ライセンスの取得および適用の方法については、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Licensing Guide』を参照してください。
Service "ipqosmgr" : Please remove inactive policies using the command "clear inactive-config qos” Pre-upgrade check failed. Return code 0x415E0055 (Need to clear inactive-if-config from qos manager using the command "conf;clear inactive-config qos" or can manually clear the config shown by the command: "show running-config ipqos inactive-if-config").
(注) |
非アクティブな設定をクリアする自動コマンド clear inactive-config qos によって、ポート チャネル内のポートの 1 つに非アクティブ ポリシーがあるは場合でも、ポート チャネル ポリシーが削除されます。 手動ポリシー削除のガイドライン:手動削除中にインターフェイスがポート チャネルの一部である場合、ポリシー マップまたはアクセス リストをポート チャネルから削除するか、ポート チャネルからインターフェイスを削除してから、ISSU または ISSD を実行します。 その他のインターフェイス タイプの場合は、インターフェイスからポリシー マップまたはアクセス リストを削除します。 |
互換性のあるアップグレードおよびダウングレードの詳細については、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Release Notes』を参照してください。
2 台のスーパーバイザを備えた Nexus 7000 シリーズの場合、ISSU プロセスは次の手順を実行します。
アップグレード プロセス中、システムは、コンソールに詳細なステータス情報を表示し、重要な手順を実行する際には管理者に確認を求めます。
この章では、Cisco NX-OS インサービス ソフトウェア アップグレード(ISSU)について説明します。この章の構成は次のとおりです。
新しいソフトウェア イメージでサポートされていない機能を設定すると、ISSU が中断することがあります。 ISSU の互換性を判断するには、show incompatibilityシステム コマンドを使用します。
switch# show incompatibility system bootflash:n7000-s1-dk9.4.1.4.bin The following configurations on active are incompatible with the system image 1) Service : vpc , Capability : CAP_FEATURE_VPC_ENABLED Description : vPC feature is enabled Capability requirement : STRICT Disable command : Disable vPC using "no feature vpc" 2) Service : copp , Capability : CAP_FEATURE_COPP_DISTRIBUTED_POLICING Description : Distributed policing for copp is enabled. Capability requirement : STRICT Disable command : Disable distributed policing using "no copp distributed-polici ng enable”
『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Fundamentals Configuration Guide』 | |
『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Virtual Device Context Configuration Guide』 | |
『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Licensing Guide』 |
この機能では、新規の標準がサポートされることも、一部変更された標準がサポートされることもありません。また、既存の標準に対するサポートが変更されることもありません。 |
MIB を検索およびダウンロードするには、次の URL にアクセスしてください。 http://www.cisco.com/public/sw-center/netmgmt/cmtk/mibs.shtml |
TAC のホームページには、3 万ページに及ぶ検索可能な技術情報があります。製品、テクノロジー、ソリューション、技術的なヒント、およびツールへのリンクもあります。 Cisco.com に登録済みのユーザは、このページから詳細情報にアクセスできます。 |