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目次
この章の構成は、次のとおりです。
ここでは、Adapter-FEX 対応のサーバ ネットワーク アダプタを搭載したサーバを設定する方法について説明します。
サーバが接続されている各スイッチの Adapter-FEX 機能をイネーブルにします。
switch# configure terminal switch(config)# install feature-set virtualization switch(config)# feature-set virtualization switch(config)# vethernet auto-create switch(config)#
Adapter-FEX をサポートするようにスイッチを設定します。
仮想化機能セットをイネーブルにして、Adapter FEX 機能をイネーブルにします。
Cisco Integrated Management Controller(CIMC)を使用して、物理サーバのアダプタのネットワーク インターフェイス仮想化(NIV)をイネーブルにします。
次の例に、vNIC のタイプごとに 1 個のポート プロファイルを作成して、Cisco Nexus スイッチに 4 台の vNIC を設定する方法を示します。
switch# configure terminal switch(config)# port-profile type vethernet user_data1 switchport trunk allowed vlan 2-100 switchport trunk native vlan 2 switchport mode trunk switch(config)# state enabled switch(config)# port-profile type vethernet user_data2 switchport trunk allowed vlan 2-100 switchport trunk native vlan 2 switchport mode trunk switch(config)# state enabled switch(config)# port-profile type vethernet user_management switchport access vlan 1 switch(config)# state enabled switch(config)# port-profile type vethernet user_backup switchport mode trunk switchport trunk allowed vlan 2-100 switchport trunk native vlan 2 mac port access-group mac_acl1 ip port access-group ip_acl1 in ipv6 port traffic-filter ipv6_acl1 in switch(config)# state enabled switch(config)# interface ethernet1/5 description ucs_vic2/0 switch(config-if)# switchport mode vntag switch(config-if)#
サーバのネットワーク アダプタ設定ユーティリティを使用して、ネットワーク アダプタのネットワーク インターフェイス仮想化(NIV)モードをイネーブルにします。 詳細については、ご使用のサーバ ネットワーク アダプタのマニュアルを参照してください。 設定を完了するため、サーバをリブートしてネットワーク アダプタをリセットすることが必要になる場合があります。
サーバ ネットワーク アダプタをスイッチのイネーブル化された VNTag モードのイーサネット ポートまたは FEX に接続すると、ハンドシェイクが開始されます。 NIV 機能に関する情報交換が実行され、通信は VNTag モードで開始されます。 スイッチは、設定されたポート プロファイルのリスト(type vethernet)をアダプタに渡します。 これらのポート プロファイル名は、選択可能なオプションとしてサーバ ネットワーク アダプタ設定ユーティリティに表示されます。
サーバ ネットワーク アダプタには、ポート プロファイルの名前だけが渡されます。 ポート プロファイルの設定は、サーバ ネットワーク アダプタには渡されません。
サーバ ネットワーク アダプタがスイッチに接続されていなければ、まだ、サーバの仮想ネットワーク インターフェイス カード(vNIC)を設定できます。 ただし、アダプタではポート プロファイル名を使用できません。
サーバのネットワーク アダプタ設定ユーティリティを使用して、適切な数の vNIC を作成します。 各 vNIC は、固有のチャネル番号、MAC アドレス、アップリンク フェールオーバー プロパティ、ポート プロファイル名などの適切なプロパティで作成します。
(注) |
初期ハンドシェイクとネゴシエーションが終わると、スイッチに設定されたポート プロファイルのリストがサーバ アダプタで自動的に使用可能になります。 これらのポート プロファイル名を vNIC に関連付けることができます。 |
各 vNIC には、固有のチャネル番号が関連付けられています。 vNIC は、物理ポートおよび vNIC のチャネル番号を vEthernet インターフェイスに関連付ける bind コマンドにより、スイッチで識別されます。 詳細については、ご使用のサーバ ネットワーク アダプタのマニュアルを参照してください。
VNtag 接続が確立されると、ポート プロファイル名(type vethernet)だけがサーバ ネットワーク アダプタに渡されます。 ポート プロファイルの設定は、サーバ ネットワーク アダプタには渡されません。
ポート プロファイル名は、選択可能なオプションとしてサーバ ネットワーク アダプタ設定ユーティリティに表示されます。
サーバ ネットワーク アダプタの vNIC を設定した後、次を考慮して設定を完了する必要があります。
詳細については、ご使用のサーバ ネットワーク アダプタのマニュアルを参照してください。
設定が完了すると、サーバ ネットワーク アダプタとスイッチはリンクを再確立し、初期ハンドシェイクとネゴシエーション プロセスを実行します。 また、サーバ ネットワーク アダプタとスイッチは、Virtual Interface Configuration(VIC)プロトコルを使用してさらに高いレベルのコントロール プレーン接続を確立します。
(注) |
VIC プロトコルは、リモート デバイスに仮想インターフェイスをプロビジョニングし、管理します。 |
VIC プロトコル接続が確立されると、サーバ ネットワーク アダプタは、サーバ ネットワーク アダプタに設定されている各 vNIC 用の vEthernet インターフェイスを作成するよう、スイッチに要求します。 また、サーバ ネットワーク アダプタは、vEthernet インターフェイスの作成要求に加えて、アップリンクを介して次の属性を渡します。
スイッチは、サーバ ネットワーク アダプタの各 vNIC の vEthernet インターフェイスを作成して応答し、vEthernet インターフェイスにポート プロファイルおよびチャネル番号を関連付けます。
サーバの起動プロセスは、vEthernet の作成が完了するまで、BIOS 設定フェーズで保留されることがあります。 vEthernet が作成されると、起動プロセスが再開し、オペレーティング システムがロードされます。 詳細については、ご使用のアダプタのマニュアルを参照してください。
グローバル コンフィギュレーション コマンド no vethernet auto-create は、vEthernet インターフェイスの自動作成を停止します。 スイッチに vethernet auto-create コマンドが設定されていない場合は、適切なバインディングとポート プロファイルの設定を使用して、vEthernet インターフェイスを手動で設定する必要があります。
スイッチによって作成された vEthernet インターフェイスには、作成されるときに自動的に番号が付けられます。 これらの vEthernet 番号は、32769 から始まります。 スイッチは、vEthernet インターフェイスを作成するときに、最も小さい未使用の番号を選択します。
vEthernet インターフェイスを手動で作成するときは、vEthernet に任意の番号を選択できます。 ただし、ベスト プラクティスとして、32678 より小さい番号を選択します。
switch# interface vethernet 21 bind interface ethernet 1/5 channel 1 inherit port-profile user_data switch# interface vethernet 22 bind interface ethernet 1/5 channel 2 inherit port-profile user_data switch# interface vethernet 23 bind interface ethernet 1/5 channel 3 inherit port-profile user_management switch# interface vethernet 24 bind interface ethernet 1/5 channel 4 inherit port-profile user_backup
次の図に、デュアル ホーム接続 FEX のトポロジを示します。
switch# interface vethernet 21 bind interface ethernet 101/1/15 channel 1 inherit port-profile user_data switch# interface vethernet 22 bind interface ethernet 101/1/15 channel 2 inherit port-profile user_data switch# interface vethernet 23 bind interface ethernet 101/1/15 channel 3 inherit port-profile user_management switch# interface vethernet 24 bind interface ethernet 101/1/15 channel 4 inherit port-profile user_backup
switch# interface vethernet 21 bind interface ethernet 101/1/15 channel 1 inherit port-profile user_data switch# interface vethernet 22 bind interface ethernet 101/1/15 channel 2 inherit port-profile user_data switch# interface vethernet 23 bind interface ethernet 101/1/15 channel 3 inherit port-profile user_management switch# interface vethernet 24 bind interface ethernet 101/1/15 channel 4 inherit port-profile user_backup
(注) |
初期化の結果は両方のスイッチで同じになります。 |
ここで説明しているアクティブ/スタンバイ トポロジでは、一方のアップリンクがアクティブ、他方にアップリンクがスタンバイに設定されています。 一部のサーバ ネットワーク アダプタでは、vNIC ごとにアップリンクをアクティブにするかスタンバイにするか選択できます。 この場合、各アップリンクは、特定の vNIC に対してはアクティブなアップリンクになり、残りのアップリンクがスタンバイになります。 ベスト プラクティスとして、各 vNIC でアップリンクをアクティブにするかスタンバイにするか選択することをお勧めします。
スタンバイ アップリンク デバイスで作成された vEthernet インターフェイスのチャネル番号は、アクティブ アップリンクのチャネル番号と同じです。
アクティブ/スタンバイ アップリンクのトポロジを示す次の図を考慮してください。
仮想ポート チャネル(vPC)トポロジの vPC プライマリ スイッチおよびセカンダリ スイッチでは、単一の vNIC に関連付けられた vEthernet インターフェイスのインターフェイス番号は同じです。
この例のサーバ ネットワーク アダプタに 4 つの vNIC(eth0、eth1、eth2、eth3)と 2 つのアップリンク(uplink_0、uplink_1)があり、次の表のように設定されているとします。
vNIC |
アップリンク |
ポート プロファイル名 |
チャネル番号 |
eth0 |
Uplink_0 |
user_data |
1 |
eth1 |
Uplink_1 |
user_management |
2 |
eth2 |
Uplink_0 |
user_data |
3 |
eth3 |
Uplink_1 |
user_backup |
4 |
また、uplink_0 が Swtich-A のイーサネット 1/5 に接続され、uplink_1 が Switch-B のイーサネット 1/15 に接続されているとします。
vPC のアクティブ/スタンバイ トポロジでは、vEthernet 番号は vPC プライマリ スイッチによって割り当てられます。 vEthernet 作成要求が受信されると、vPC セカンダリ スイッチがプライマリ スイッチに割り当てを要求します。 show vpc brief コマンドを実行すると、スイッチの vPC ロールが表示されます。
サーバが、あるポートからプライマリ vPC スイッチまたはセカンダリ vPC スイッチのいずれかのポートに移動すると、そのサーバ ネットワーク アダプタの接続は、古い vEthernet インターフェイスが削除されるまで確立されません。
switch# interface vethernet 37 bind interface ethernet 1/5 channel 1 inherit port-profile user_data switch# interface vethernet 38 bind interface ethernet 1/5 channel 2 inherit port-profile user_data switch# interface vethernet 39 bind interface ethernet 1/5 channel 3 inherit port-profile user_management switch# interface vethernet 40 bind interface ethernet 1/5 channel 4 inherit port-profile user_backup
switch# interface vethernet 37 bind interface ethernet 1/5 channel 1 inherit port-profile user_data switch# interface vethernet 38 bind interface ethernet 1/5 channel 2 inherit port-profile user_data switch# interface vethernet 39 bind interface ethernet 1/5 channel 3 inherit port-profile user_management switch# interface vethernet 40 bind interface ethernet 1/5 channel 4 inherit port-profile user_backup
(注) |
初期化の結果は両方のスイッチで同じになります。 |
次の図に、アクティブ/スタンバイ アップリンクを使用したトポロジを示します。
この例のアダプタに 4 つの vNIC(eth0、eth1、eth2、eth3)と 2 つのアップリンク(uplink_0、uplink_1)があり、次の表のように設定されているとします。
vNIC |
アップリンク |
ポート プロファイル名 |
チャネル番号 |
eth0 |
Uplink_0 |
user_data |
1 |
eth1 |
Uplink_1 |
user_management |
2 |
eth2 |
Uplink_0 |
user_data |
3 |
eth3 |
Uplink_1 |
user_backup |
4 |
また、uplink_0 がイーサネット 100/1/15 に接続され、uplink_1 がイーサネット 101/1/15 に接続されているとします。
switch# interface vethernet 37 bind interface ethernet 100/1/15 channel 1 bind interface ethernet 101/1/15 channel 1 inherit port-profile user_data switch# interface vethernet 38 bind interface ethernet 100/1/15 channel 2 bind interface ethernet 101/1/15 channel 2 inherit port-profile user_data switch# interface vethernet 39 bind interface ethernet 100/1/15 channel 3 bind interface ethernet 101/1/15 channel 3 inherit port-profile user_management switch# iinterface vethernet 40 bind interface ethernet 100/1/15 channel 4 bind interface ethernet 101/1/15 channel 4 inherit port-profile user_backup
switch# interface vethernet 37 bind interface ethernet 100/1/15 channel 1 bind interface ethernet 101/1/15 channel 1 inherit port-profile user_data switch# interface vethernet 38 bind interface ethernet 100/1/15 channel 2 bind interface ethernet 101/1/15 channel 2 inherit port-profile user_data switch# interface vethernet 39 bind interface ethernet 100/1/15 channel 3 bind interface ethernet 101/1/15 channel 3 inherit port-profile user_management switch# interface vethernet 40 bind interface ethernet 100/1/15 channel 4 bind interface ethernet 101/1/15 channel 4 inherit port-profile user_backup
(注) |
初期化の結果は両方のスイッチで同じになります。 |
サーバ ネットワーク アダプタは、スイッチに vEthernet インターフェイスを 1 つずつ作成するように要求します。
switch# show running-config interface Vethernet32773 interface Vethernet32773 inherit port-profile sample bind interface Ethernet1/20 channel 11 switch# show interface Vethernet32773 detail vif_index: 29 -------------------------- veth is bound to interface Ethernet1/20 (0x1a013000) priority: 0 vntag: 52 status: standby channel id: 11 registered mac info: vlan 0 - mac 00:00:00:00:00:00 vlan 0 - mac 00:22:bd:d6:5f:4b vlan 0 - mac ff:ff:ff:ff:ff:ff
VIC プロトコル インターフェイス作成要求で作成された vEthernet インターフェイスは、実行コンフィギュレーションに保存されます。 実行コンフィギュレーションを保存すると、vEthernet インターフェイスおよびその設定はスタートアップ コンフィギュレーションに保存されます。
スイッチがリロードされると、スイッチはスタートアップ コンフィギュレーションをロードし、vEthernet インターフェイスがスタートアップ コンフィギュレーションからスタティックに作成されます。 VNTag インターフェイスが初期化され、サーバ ネットワーク アダプタが vEthernet 作成の要求を行うと、すでに存在する vEthernet インターフェイスが使用されます。
(注) |
システムから vEthernet インターフェイスを削除するには、no interface vethernet veth-id コマンドを使用します。 vEthernet インターフェイスはスタートアップ コンフィギュレーションに保存されているため、ベスト プラクティスは実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションに保存することです。 |
サーバ ネットワーク アダプタがスイッチの VNTag モードのイーサネット インターフェイスに接続されている場合、vEthernet インターフェイスは自動的に作成されます。 ただし、vEthernet インターフェイスは、コンフィギュレーション モードから interface vethernet veth-id コマンドを使用して手動で作成することもできます。
(注) |
vEthernet インターフェイスを手動で作成する場合、no vethernet auto-create コマンドを使用して vEthernet インターフェイスの自動作成をディセーブルにします。 |
サーバ ネットワーク アダプタが接続され、vEthernet 作成要求が受信されると、スイッチは vEthernet 作成要求のチャネル番号と一致する手動設定された vEthernet インターフェイスがないか確認します。 手動設定された vEthernet インターフェイスがすでに存在する場合、手動設定された vEthernet インターフェイスが使用され、新しい vEthernet インターフェイスは作成されません。
手動で設定された vEthernet インターフェイスまたはスタートアップ コンフィギュレーションに保存された vEthernet インターフェイスの設定と、サーバ ネットワーク アダプタでの設定の間に、ポート プロファイル名の競合が発生する場合があります。
たとえば、サーバ ネットワーク アダプタがチャネル番号 5 の vNIC をポート プロファイル user_backup に関連付けるのに対し、スイッチはチャネル番号 5 にバインドされた vEthernet インターフェイスをポート プロファイル user_data に関連付ける場合があります。
この種の競合が発生した場合は、サーバ ネットワーク アダプタの設定が優先され、スイッチの設定は上書きされます。
(注) |
ポート プロファイルが vNIC に関連付けられた場合に、そのポート プロファイルがスイッチに存在しないと、vEthernet の作成と初期化は失敗します。 |
vPC トポロジでは、特定の vEthernet インターフェイスの設定は、両方のスイッチで同じでなければなりません。 スイッチの設定に不一致がある場合、設定が競合し、vEthernet インターフェイスに障害が発生します。
この種の競合が発生した場合は、vEthernet インターフェイスが正常に起動する前に競合を手動で解決する必要があります。
サーバ ネットワーク アダプタがスイッチに接続している場合、サーバ ネットワーク アダプタをサポートするために、vEthernet インターフェイスが作成されます。 トポロジからサーバ ネットワーク アダプタを削除する場合、サーバの接続解除または電源切断を行ってもこれらの vEthernet インターフェイスは削除されません。 古い vEthernet インターフェイスは、手動で削除されるまで存在します。
古い vEthernet インターフェイスを手動で削除すると、サーバ ネットワーク アダプタに接続されたサーバをトポロジから削除できます。
(注) |
ベスト プラクティスとして、スイッチ リソースを節約するために未使用の vEthernet インターフェイスを削除する必要があります。 |
switch# configure terminal switch(config)# no interface vethernet 1 switch(config)# copy running-config startup-config switch(config)#
サーバ ネットワーク アダプタをスイッチ上の物理インターフェイスから別の同一のスイッチに移動すると、新しい vEthernet インターフェイスが作成され、新しい物理インターフェイスにバインドされます。 元の物理インターフェイスにバインドされた元の vEthernet インターフェイスは、削除されるまで存在します。
新しいサーバを元のサーバが接続されていた物理インターフェイスに接続すると、vEthernet インターフェイスは再利用されます(vEthernet インターフェイスが削除されていないと仮定します)。 ただし、このアクションにより、スイッチの設定とサーバ ネットワーク アダプタの設定との間に競合が発生する場合があります。
(注) |
サーバ ネットワーク アダプタをサーバから別のサーバに移動すると、vNIC に関する情報などのサーバ ネットワーク アダプタの設定も一緒に移動されます。 設定は、サーバ ネットワーク アダプタに保存されます。 |
vPC トポロジでは、vNIC の vEthernet 番号が両方の vPC ピアで同じでなければなりません。 サーバ ネットワーク アダプタを搭載したサーバを、最初にスイッチの vEthernet インターフェイスを削除せずに、1 つの物理インターフェイスからいずれかの vPC ピアのインターフェイスに移動すると、異なる番号を持つ新しい vEthernet インターフェイスが作成されます。 この結果、2 つの vPC ピアは同期されません。 vEthernet の作成の障害は、vPC ピアが同期されていない場合に発生します。 ベスト プラクティスとして、元の vEthernet インターフェイスはサーバが新しい物理インターフェイスに接続される前に削除する必要があります。
type vethernet の新しいポート プロファイルを追加すると、そのポート プロファイルはすべての接続されたサーバ ネットワーク アダプタにただちに渡され、使用可能になります。 同様に、ポート プロファイルを削除すると、接続しているすべてのサーバ ネットワーク アダプタからその名前が取り消されます。
(注) |
ポート プロファイル名だけがサーバ ネットワーク アダプタに渡されるため、ポート プロファイル内の設定を変更しても、サーバ ネットワーク アダプタに情報は渡されません。 |
(注) |
既存または新規 vNIC との関連付けなど、新しく追加されたポート プロファイルを使用すると、サーバを再起動してサーバ ネットワーク アダプタをリセットする必要がある場合があります。 詳細については、ご使用のアダプタのマニュアルを参照してください。 |
ポート プロファイルを削除すると、関連付けられたすべての vEthernet インターフェイスがダウンします。
サーバが接続されている各スイッチの Adapter-FEX 機能をディセーブルにします。
switch# configure terminal switch(config)# no interface vethernet 21 switch(config-if)# no port-profile type vethernet user_data switch(config-if)# no switchport mode vntag switch(config-if)# no feature-set virtualization switch(config-if)#