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目次
この章の内容は、次のとおりです。
入力ポリシー マップをイーサネット インターフェイスに関連付けて、指定されたトラフィック クラスの帯域幅を確保したり、プライオリティ キューを指定したりできます。
アダプタの入力ポリシーは、指定された Cos 値と一致するすべての発信トラフィックに適用されます。
インターフェイスの入力ポリシーを設定すると、スイッチはアダプタに設定データを送信します。 アダプタが DCBX プロトコルや入力ポリシー Type-Length-Value(TLV)をサポートしていない場合、入力ポリシーの設定は無視されます。
出力ポリシー マップをイーサネット インターフェイスに関連付けて、指定されたトラフィック クラスの帯域幅を確保したり、出力キューを設定したりできます。
帯域割り当ての制限は、FCoE トラフィックなど、インターフェイス上のすべてのトラフィックに適用されます。
イーサネット インターフェイスごとに最大 6 つのキュー(システム クラスごとに 1 つ)をサポートします。 キューには次のデフォルト設定があります。
システム クラスを追加すると、キューがクラスに割り当てられます。 影響を受けたすべてのインターフェイスで帯域割り当てを再設定する必要があります。 帯域幅は、自動的にユーザ定義のシステム クラス専用にはなりません。
完全プライオリティ キューを設定できます。 このキューは、制御トラフィック キュー(データ トラフィックではなく制御トラフィックを伝送)以外の他のすべてのキューよりも先に処理されます。
Cisco Nexus 5000 プラットフォームには、次のバッファリング制限があります。
Cisco Nexus 5000 プラットフォームには、ポートごとに次のデフォルトのバッファ割り当てがあります。
トラフィック クラス | 入力バッファ サイズ(KB) |
---|---|
Class-fcoe | 76.8 |
MTU が 2240 未満のユーザ定義の no-drop サービス クラス | 76.8 |
MTU が 2240 を超えるユーザ定義の no-drop サービス クラス | 81.9 |
テール ドロップのサービス クラス | 20.4 |
Class-default | 残りのすべてのバッファ(デフォルト QoS 設定では 243.2KB) |
デフォルトのバッファ割り当てはクラスのタイプによって異なります。 たとえば、通常のテール ドロップ トラフィック クラスを作成するときのデフォルトの割り当ては、queue-limit コマンドを使用して大規模なサイズを指定しない場合、22.7KB です。
network-qos policy-map から、user-created qos-group に使用可能なバッファ スペースを増やすには、queue-limit コマンドを使用します。
使用可能なすべてのバッファは class-default に割り当てられます。 新しい qos-group を定義すると、新しい qos-group に必要なバッファは class-default バッファから取得されます。
(注) |
各新規クラスにはさらに 18.880KB が必要になるため、class default に残っているバッファの正確な量は、243.2KB から他の qos-group によって使用されるバッファを減算し、さらにそれから 18.880KB を減算したものに qos-group の数を乗算したものと同じになります。 |
Nexus 5000 プラットフォームのデフォルト QoS 設定によって、class-fcoe および class-default が作成されます。
show queuing interface コマンドは、各 qos-group に割り当てられた設定済みの qos-group および入力バッファを表示します。
Nexus 5500 プラットフォームでは、ポートごとのパケット バッファは 640KB です。 Nexus 5548P、Nexus 5548UP、および Nexus 5596UP スイッチは同じバッファ アーキテクチャを共有します。 Nexus 5500 プラットフォームは仮想出力キューイング(VOQ)および入力に割り当てられるバッファの大半の入力バッファのアーキテクチャを実装します。 アーキテクチャは、輻輳が発生する 1 つの出力ポートにトラフィックを送信する複数のポートがある場合に、スイッチが複数の入力ポートにパケットを格納できるようにします。
Cisco Nexus 5500 プラットフォームには、ポートごとに次のデフォルト バッファ割り当てがあります。
トラフィック クラス | 入力バッファ サイズ(KB) |
---|---|
Class-fcoe | 79.360 |
MTU が 2240 未満のユーザ定義の no-drop | 79.360 |
MTU が 2240 を超えるユーザ定義の no-drop クラス | 90.204 |
テール ドロップのトラフィック クラス | 22.720 |
Class-default | 残りのすべてのバッファ(デフォルト QoS 設定では 470) |
デフォルトのバッファ割り当てはクラスのタイプによって異なります。 たとえば、通常のテール ドロップ トラフィック クラスを作成するときのデフォルトの割り当ては、queue-limit コマンドを使用して大規模なサイズを指定しない場合、22.7KB です。
network-qos policy-map から、user-created qos-group に使用可能な入力バッファ スペースを増やすには、queue-limit コマンドを使用します。
各ユーザ作成 qos-group に割り当てられる入力バッファに加えて、qos-group ごとに出力で必要になる追加の 28.6KB バッファがあります。
デフォルトの QoS 設定では、使用可能なすべてのバッファ(470KB)が class-default に割り当てられます。 新しい qos-group を作成すると、新しい qos-group に必要なバッファが class-default から削除されます。 class-default に残されるバッファ サイズは、470 から他の qos-group で使用される入力バッファを減算し、さらにそれから 28.6KB を減算したものに、qos-group の数を乗算したものと同じになります。
(注) |
各新規クラスにはさらに 28.6KB が必要になるため、class default に残っているバッファの正確な量は、478 から他の qos-group によって使用されるバッファを減算し、さらにそれから 18.880KB を減算したものに qos-group の数を乗算したものと同じになります。 |
Nexus 5500 プラットフォームのデフォルト QoS ポリシーは、class-fcoe を作成せず、FCoE トラフィック用にバッファおよび qos-group を予約しません。
show queuing interface コマンドは、qos-group ごとに割り当てられた入力バッファの量を表示できます。
IEEE 802.3x Link-Level Flow Control(LLC; リンクレベル フロー制御)により、輻輳レシーバはリンクのもう一方の端にあるトランスミッタと通信して、短時間の間データの転送を停止できます。 リンクレベル フロー制御機能は、リンク上のすべてのトラフィックに適用されます。
送受信方向は個別に設定できます。 デフォルトでは、リンクレベル フロー制御は両方向でディセーブルです。
Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチでは、イーサネット インターフェイスはリンクレベル フロー制御機能を自動検出しません。 イーサネット インターフェイスでこの機能を明示的に設定する必要があります。
各イーサネット インターフェイスで、スイッチはプライオリティ フロー制御またはリンクレベル フロー制御のいずれか(両方は不可)をイネーブルにできます。
プライオリティ フロー制御(PFC)により、ポーズ機能をリンク上のすべてのトラフィックではなく、リンク上の特定のトラフィック クラスに適用できます。 PFC は、IEEE 802.1p CoS 値に基づいて、ポーズ機能を適用します。 スイッチが PFC をイネーブルにすると、ポーズ機能を適用する CoS 値をアダプタに伝えます。
イーサネット インターフェイスは PFC を使用して、ロスレス サービスを no-drop システム クラスに提供します。 PFC はクラス単位でポーズ フレームを実装し、IEEE 802.1p CoS 値を使用してロスレス サービスを必要とするクラスを特定します。
スイッチにおいて各システム クラスには、関連付けられた IEEE 802.1p CoS 値があります。この CoS 値はデフォルトで割り当てられるか、システム クラスで設定されます。 PFC をイネーブルにすると、スイッチは no-drop CoS 値をアダプタに送信し、PFC をこれらの CoS 値に適用します。
FCoE システム クラスのデフォルトの CoS 値は 3 です。 この値は設定可能です。
デフォルトでは、スイッチは PFC 機能をイネーブルにするためのネゴシエーションを行います。 ネゴシエーションが成功すると、設定に関係なく、PFC はイネーブルになり、リンクレベル フロー制御はディセーブルのままです。 PFC ネゴシエーションに失敗した場合は、PFC をインターフェイスで強制的にイネーブルにするか、IEEE 802.x リンクレベル フロー制御をイネーブルにできます。
PFC をインターフェイスでイネーブルにしていない場合、IEEE 802.3X リンクレベル ポーズをイネーブルにできます。 デフォルトでは、リンクレベル ポーズはディセーブルです。
ファブリック エクステンダ コンフィギュレーション レベルで、出力方向の指定したファブリック エクステンダのキュー制限を制御できます(ネットワークからホストへ)。 ファブリック エクステンダでより低いキュー制限値を使用することで、1 つのブロックされたレシーバが、他の非輻輳レシーバに送信されるトラフィックに影響を及ぼすことを回避できます(「ヘッドオフライン ブロッキング」)。 より高いキュー制限値を設定すると、バースト吸収が改善され、ヘッドオフライン ブロッキング保護が少なくなります。 このコマンドの no 形式を使用して、ファブリック エクステンダが使用可能なすべてのハードウェア領域を使用できるようにすることができます。
(注) |
システム レベルでは、fex queue-limit コマンドを使用して、ファブリック エクステンダにキュー制限を設定できます。 ただし、特定のファブリック エクステンダにキュー制限を設定すると、そのファブリック エクステンダのシステム レベルで設定されたキュー制限の設定が上書きされます。 |
次のファブリック エクステンダのキューの制限を指定できます。
次に、Cisco Nexus 2248T ファブリック エクステンダのデフォルト キュー制限を復元する例を示します。
switch# configure terminal switch(config-if)# fex 101 switch(config-fex)# hardware N2248T queue-limit 327680
次に、Cisco Nexus 2248T ファブリック エクステンダ上でデフォルトで設定されているキュー制限を削除する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# fex 101 switch(config-fex)# no hardware N2248T queue-limit 327680
3000m ロスレス イーサネットの no-drop バッファしきい値を設定できます。
(注) |
両方向でロスレス イーサネットを実現するためには、Cisco Nexus 5500 シリーズ デバイスに接続されているデバイスに同様の機能が必要です。 no-drop 用のデフォルトのバッファおよびしきい値は最大 300 メートルの長さのロスレス イーサネットを使用できます。 |
次に、3000 メートルの Cisco Nexus 5500 シリーズ デバイスに対する no-drop バッファしきい値の設定方法を示します。
switch(config-pmap-nq)# policy-map type network-qos nqos_policy switch(config-pmap-nq)# class type network-qos nqos_class switch(config-pmap-nq-c)# pause no-drop buffer-size 152000 pause-threshold 103360 resume-threshold 83520 switch(config-pmap-nq-c)# exit switch(config-pmap-nq)# exit switch(config)# exit switch#
次に、3000 メートルの Cisco Nexus 5020 スイッチに対する no-drop バッファしきい値の設定方法を示します。
switch(config)# policy-map type network-qos pu-buffer switch(config-pmap-nq)# class type network-qos cu1 switch(config-pmap-nq-c)# pause no-drop buffer-size 143680 pause-threshold 58860 resume-threshold 38400 switch(config-pmap-nq-c)# exit switch(config-pmap-nq)# exit switch(config)# exit switch#
ファブリック エクステンダのコンフィギュレーション モードでは、Cisco Nexus 2148T ファブリック エクステンダのバッファのしきい値を設定できます。 バッファしきい値は、テール ドロップしきい値の観測を開始する指示が出力キューに送信される前に、入力バッファの消費レベルを設定します。 バッファ使用量が設定されたバッファしきい値よりも低い場合、テール ドロップしきい値は無視されます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# fex fex-id |
ファブリック エクステンダを指定し、ファブリック エクステンダ モードを開始します。 |
ステップ 3 | switch(config-fex)# hardware N2148T buffer-threshold buffer limit |
Cisco Nexus 2148T ファブリック エクステンダのバッファしきい値を設定します。 バッファしきい値はバイト単位で指定されます。 Cisco Nexus 2148T ファブリック エクステンダの場合、範囲は 81920 ~ 316160 です。 |
次に、Cisco Nexus 2148T ファブリック エクステンダのデフォルトのバッファしきい値を復元する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# fex 101 switch(config-fex)# hardware N2148T buffer-threshold 163840
次に、Cisco Nexus 2148T ファブリック エクステンダのデフォルトのバッファしきい値を削除する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# fex 101 switch(config-fex)# no hardware N2148T buffer-threshold
ユニキャスト トラフィックの Virtual Output Queuing(VOQ)の制限をイネーブルにできます。 輻輳とブロッキングを軽減するために、VOQ を使用して、1 つのブロックされたレシーバが、他の非輻輳ブロッキング レシーバに送信されるトラフィックに影響を及ぼすことを回避できます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal |
コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# hardware unicast voq-limit |
ユニキャスト トラフィックの VOQ の制限をイネーブルにします。 デフォルトはディセーブルです。 |
ステップ 3 | switch(config)# no hardware unicast voq-limit |
ユニキャスト トラフィックの VOQ の制限をディセーブルにします。 |
switch(config)# hardware unicast voq-limit switch(config)#
IEEE 802.3x Link-Level Flow Control(LLC; リンクレベル フロー制御)により、輻輳レシーバはリンクのもう一方の端にあるトランスミッタと通信して、短時間の間データの転送を停止できます。 リンクレベル フロー制御機能は、リンク上のすべてのトラフィックに適用されます。
送受信方向は個別に設定できます。 デフォルトでは、リンクレベル フロー制御は両方向でディセーブルです。
Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチでは、イーサネット インターフェイスはリンクレベル フロー制御機能を自動検出しません。 イーサネット インターフェイスでこの機能を明示的に設定する必要があります。
各イーサネット インターフェイスで、スイッチはプライオリティ フロー制御またはリンクレベル フロー制御のいずれか(両方は不可)をイネーブルにできます。
デフォルトでは、イーサネット インターフェイスは、DCBX プロトコルを使用してネットワーク アダプタと PFC についてネゴシエーションします。 PFC がイネーブルの場合、PFC は、no-drop クラスに設定された CoS 値と一致するトラフィックに適用されます。
インターフェイスの PFC を強制的にイネーブルにすることで、ネゴシエーション結果を上書きできます。
Cisco NX-OS Release 5.0(3) N 1(1) 以降では、レイヤ 2 またはレイヤ 3 インターフェイスにプライオリティ フロー制御を設定できます。
(注) |
インターフェイスをレイヤ 3 インターフェイスとして設定するには、no switchport コマンドを使用します。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal |
コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# interface type slot/port |
変更するインターフェイスを指定します。 |
ステップ 3 | switch(config-if)# no switchport |
(任意) レイヤ 3 インターフェイスを選択します。 |
ステップ 4 | switch(config-if)# priority-flow-control mode {auto | on} |
選択したインターフェイスの PFC モードを設定します。 PFC 機能についてネゴシエーションを行うには、auto を指定します。 これはデフォルトです。 PFC を強制的にイネーブルにするには、on を指定します。 |
ステップ 5 | switch(config-if)# no priority-flow-control mode on |
(任意) 選択したインターフェイスの PFC 設定をディセーブルにします。 |
次に、インターフェイス上で PFC を強制的にイネーブルにする例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# interface ethernet 1/2 switch(config-if)# priority-flow-control mode on
次に、レイヤ 3 インターフェイスで PFC を強制的にイネーブルにする例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# interface ethernet 1/5 switch(config-if)# no switchport switch(config-if)# priority-flow-control mode on
イーサネット インターフェイスの LLC は、デフォルトでディセーブルです。 送受信方向で LLC をイネーブルにできます。
Cisco NX-OS Release 5.0(3) N 1(1) 以降では、レイヤ 2 またはレイヤ 3 インターフェイスにフロー制御を設定できます。
(注) |
インターフェイスをレイヤ 3 インターフェイスとして設定するには、no switchport コマンドを使用します。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal |
コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# interface type slot/port |
変更するインターフェイスを指定します。 |
ステップ 3 | switch(config-if)# no switchport |
(任意) レイヤ 3 インターフェイスを選択します。 |
ステップ 4 | switch(config-if)# flowcontrol [receive {on | off}] [transmit {on | off}] |
選択されたインターフェイスの LLC をイネーブルにします。 receive および transmit の on または off を設定します。 |
ステップ 5 | switch(config-if)# no flowcontrol [receive {on | off}] [transmit {on | off}] |
(任意) 選択されたインターフェイスの LLC をディセーブルにします。 |
次の例は、インターフェイスで LLC をイネーブルにする方法を示しています。
switch# configure terminal switch(config)# interface ethernet 1/2 switch(config-if)# flowcontrol receive on transmit on
次に、レイヤ 3 インターフェイスで PFC をイネーブルにする例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# interface ethernet 1/4 switch(config-if)# no switchport switch(config-if)# flowcontrol receive on transmit on
マルチキャスト パケットでプルーニングする低速ポートをディセーブルにできます。
Cisco Nexus 5500 シリーズ デバイスのインターフェイスでは、過剰なマルチキャスト トラフィックを受信するか、またはユニキャストとマルチキャストの混合トラフィックのレートがポート帯域幅を超えると、輻輳が発生する可能性があります。 複数のインターフェイスが同じマルチキャスト フローを受信し、1 つ以上のポートに輻輳が発生している場合、低速ポート プルーニング機能によって、スイッチは輻輳しているポートに対してマルチキャスト パケットのみをドロップできるようになります。 この機能はデフォルトでオンです。 低速ポート プルーニング機能をオフにするには、hardware multicast disable-slow-port-pruning コマンドを入力します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# hardware multicast disable-slow-port-pruning | マルチキャスト パケットで低速ポートプルーニングをディセーブルにします。 デフォルトはイネーブルです。 |
ステップ 3 | switch(config)# no hardware multicast disable-slow-port-pruning | 低速ポート プルーニング機能をイネーブルにします。 |
switch(config)# hardware multicast disable-slow-port-pruning switch(config)#
設定を確認するには、次のいずれかのコマンドを使用します。
コマンド |
目的 |
---|---|
show queuing interface [interface slot/\port] |
キューの設定および統計情報を表示します。 |
show interface flowcontrol [module numbef ] |
すべてのインターフェイスでフロー制御設定の詳細なリストを表示します。 |
show interface [interface slot/port] priority-flow-control [module number] |
指定されたインターフェイスのプライオリティ フロー制御詳細を表示します。 |
show wrr-queue cos-map [var] |
|
running-config ipqos |
QoS の実行コンフィギュレーションに関する情報を表示します。 |
startup-config ipqos |
QoS のスタートアップ コンフィギュレーションに関する情報を表示します。 |