この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
この章の内容は、次のとおりです。
Smart Call Home は E メールを使用して、重要なシステム イベントを通知します。 Cisco Nexus シリーズ スイッチは、幅広いメッセージ フォーマットを提供し、ポケットベル サービス、標準 E メール、または XML ベースの自動解析アプリケーションと最適な互換性を保てます。 この機能を使用して、ネットワーク サポート エンジニアや Network Operations Center を呼び出せます。また、Cisco Smart Call Home サービスを使用して、TAC でケースを自動的に生成することもできます。
シスコと直接サービス契約を結んでいる場合は、Smart Call Home サービス用のデバイスを登録できます。 Smart Call Home は、ご使用のデバイスから送信された Smart Call Home メッセージを分析し、背景情報および推奨事項を提供して、システムの問題を迅速に解決します。 既知と特定できる問題、特に GOLD 診断エラーについては、Cisco Technical Assistance Center(TAC)によって自動サービス リクエストが生成されます。
Smart Call Home には、次の機能があります。
Smart Call Home を使用すると、重要なイベントがデバイスで発生した場合に外部エンティティに通知できます。 Smart Call Home では、ユーザが宛先プロファイルに設定する複数の受信者にアラートが配信されます。
Smart Call Home には、スイッチで事前に定義された一連のアラートが含まれます。 これらのアラートはアラート グループにグループ化され、アラート グループのアラートが発生したときに実行する CLI コマンドが割り当てられています。 スイッチには、転送された Smart Call Home メッセージのコマンド出力が含まれます。
Smart Call Home 機能には、次のものがあります。
Smart Call Home 宛先プロファイルには、次の情報が含まれています。
定期メッセージを日別、週別、月別で送信するコンポーネント アラート グループを使用して、定期的なコンポーネント アップデート メッセージを許可するよう宛先プロファイルを設定することもできます。
Cisco Nexus スイッチは、次の定義済み宛先プロファイルをサポートします。
アラート グループは、すべての Cisco Nexus 5000 Series スイッチでサポートされる Smart Call Home アラートの定義済みサブセットです。 アラート グループを使用すると、定義済みまたはカスタム宛先プロファイルに送信する一連の Smart Call Home アラートを選択できます。 Smart Call Home アラートが宛先プロファイルにアソシエートされたいずれかのアラート グループに属する場合、およびアラートで、Smart Call Home メッセージ重大度が宛先プロファイルに設定されているメッセージ重大度と同じか、それ以上である場合のみ、スイッチは Smart Call Home アラートは宛先プロファイルの電子メールの宛先に送信されます。
次の表に、サポートされるアラート グループと、アラート グループ用に生成された Smart Call Home メッセージに含まれるデフォルトの CLI コマンド出力を示します。
アラート グループ |
説明 |
実行されるコマンド |
---|---|---|
Cisco-TAC |
Smart Call Home 宛ての、他のアラート グループからのすべてのクリティカル アラート |
アラートを発信するアラート グループに基づいてコマンドを実行します。 |
診断 |
診断によって生成されたイベント |
show diagnostic result module all detail show moduleshow version show tech-support platform callhome |
スーパーバイザ ハードウェア |
スーパーバイザ モジュールに関連するイベント |
show diagnostic result module all detail show moduleshow version show tech-support platform callhome |
ラインカード ハードウェア |
標準またはインテリジェント スイッチング モジュールに関連するイベント |
show diagnostic result module all detail show moduleshow version show tech-support platform callhome |
設定 |
設定に関連した定期的なイベント |
show version show module show running-config all show startup-config |
システム |
装置の動作に必要なソフトウェア システムの障害によって生成されたイベント |
show system redundancy status show tech-support |
環境 |
電源、ファン、および温度アラームなどの環境検知要素に関連するイベント |
show environment show logging last 1000 show module show version show tech-support platform callhome |
インベントリ |
装置がコールド ブートした場合、または FRU の取り付けまたは取り外しを行った場合に示されるコンポーネント ステータス。 このアラートは重要でないイベントであり、情報はステータスおよび使用権に使用されます。 |
show module show version show license usage show inventory show sprom all show system uptime |
Smart Call Home は、syslog の重大度を、syslog ポート グループ メッセージの対応する Smart Call Home の重大度に対応させます
特定のイベントが発生し、Smart Call Home メッセージを含む show 出力を送信した場合に、追加の CLI show コマンドを実行するために、定義済みのアラート グループをカスタマイズできます。
show コマンドは、フル テキストおよび XML 宛先プロファイルにのみ追加できます。 ショート テキスト宛先プロファイルは、128 バイトのテキストに制限されているため、追加の show コマンドをサポートしていません。
Smart Call Home を使用すると、緊急度に基づいてメッセージをフィルタリングできます。 各宛先プロファイル(定義済みおよびユーザ定義)を、Smart Call Home メッセージ レベルしきい値にアソシエートすることができます。 宛先プロファイルのこのしきい値よりも小さい値を持つ Smart Call Home メッセージは、スイッチによって生成されません。 Smart Call Home メッセージ レベルの範囲は 0(緊急度が最小)~ 9(緊急度が最大)です。デフォルトは 0 です(スイッチはすべてのメッセージを送信します)。
syslog アラート グループに送信される Smart Call Home メッセージでは、syslog の重大度が Smart Call Home のメッセージ レベルにマッピングされます。
(注) |
Smart Call Home は、メッセージ テキストで Syslog メッセージ レベルを変更しません。 |
次の表に、各 Smart Call Home メッセージ レベルのキーワードと、syslog ポート アラート グループの対応する syslog レベルを示します。
Smart Call Home レベル |
キーワード |
Syslog レベル |
説明 |
---|---|---|---|
9 |
Catastrophic |
N/A |
ネットワーク全体に及ぶ深刻な障害。 |
8 |
Disaster |
N/A |
ネットワークへの重大な影響。 |
7 |
Fatal |
緊急(0) |
システムは使用不能。 |
6 |
Critical |
アラート(1) |
クリティカルな状況で、すぐに対応する必要があります。 |
5 |
Major |
クリティカル(2) |
メジャー状態です。 |
4 |
Minor |
エラー(3) |
マイナーな状態。 |
3 |
Warning |
警告(4) |
警告状態。 |
2 |
Notification |
通知(5) |
基本的な通知および情報メッセージです。 他と関係しない、重要性の低い障害です。 |
1 |
Normal |
情報(6) |
標準状態に戻ることを示す標準イベントです。 |
0 |
Debugging |
デバッグ(7) |
デバッグ メッセージ。 |
Call Home では、次のメッセージ フォーマットがサポートされます。
次の表に、すべてのメッセージ タイプのショート テキスト書式設定オプションを示します。
データ項目 |
説明 |
---|---|
デバイス ID |
設定されたデバイス名 |
日時スタンプ |
起動イベントのタイム スタンプ |
エラー切り分けメッセージ |
起動イベントの簡単な説明(英語) |
アラーム緊急度 |
システム メッセージに適用されるようなエラー レベル |
次の表に、フル テキストまたは XML の共通するイベント メッセージ形式について説明します。
次の表に、フル テキストまたは XML のリアクティブ イベント メッセージ形式について説明します。
データ項目(プレーン テキストおよび XML) |
説明(プレーン テキストおよび XML) |
XML タグ(XML のみ) |
---|---|---|
シャーシのハードウェア バージョン |
シャーシのハードウェア バージョン。 |
/aml/body/chassis/hwVersion |
スーパーバイザ モジュールのソフトウェア バージョン |
最上位ソフトウェア バージョン。 |
/aml/body/chassis/swVersion |
影響のある FRU 名 |
イベント メッセージを生成する関連 FRU の名前 |
/aml/body/fru/name |
影響のある FRU のシリアル番号 |
関連 FRU のシリアル番号。 |
/aml/body/fru/serialNo |
影響のある FRU の部品番号 |
影響のある FRU の部品番号。 |
/aml/body/fru/partNo |
FRU スロット |
イベント メッセージを生成する FRU のスロット番号 |
/aml/body/fru/slot |
FRU ハードウェア バージョン |
影響のある FRU のハードウェア バージョン。 |
/aml/body/fru/hwVersion |
FRU ソフトウェアのバージョン |
関連 FRU で稼働しているソフトウェア バージョン |
/aml/body/fru/swVersion |
次の表に、フル テキストまたは XML のコンポーネント イベント メッセージ形式について説明します。
データ項目(プレーン テキストおよび XML) |
説明(プレーン テキストおよび XML) |
XML タグ(XML のみ) |
---|---|---|
シャーシのハードウェア バージョン |
シャーシのハードウェア バージョン。 |
/aml/body/chassis/hwVersion |
スーパーバイザ モジュールのソフトウェア バージョン |
最上位ソフトウェア バージョン。 |
/aml/body/chassis/swVersion |
FRU 名 |
イベント メッセージを生成する関連 FRU の名前 |
/aml/body/fru/name |
FRU s/n |
FRU のシリアル番号。 |
/aml/body/fru/serialNo |
FRU 部品番号 |
FRU の部品番号。 |
/aml/body/fru/partNo |
FRU スロット |
FRU のスロット番号。 |
/aml/body/fru/slot |
FRU ハードウェア バージョン |
FRU のハードウェア バージョン。 |
/aml/body/fru/hwVersion |
FRU ソフトウェアのバージョン |
FRU で稼働しているソフトウェア バージョン |
/aml/body/fru/swVersion |
次の表に、フル テキストまたは XML のユーザが作成したテスト メッセージ形式について説明します。
データ項目(プレーン テキストおよび XML) |
説明(プレーン テキストおよび XML) |
XML タグ(XML のみ) |
---|---|---|
プロセス ID |
固有のプロセス ID。 |
/aml/body/process/id |
プロセス ステート |
プロセスの状態(実行中、中止など)。 |
/aml/body/process/processState |
プロセス例外 |
例外または原因コード。 |
/aml/body/process/exception |
パラメータ |
デフォルト |
---|---|
フル テキスト フォーマットで送信するメッセージの宛先メッセージ サイズ |
4000000 |
XML フォーマットで送信するメッセージの宛先メッセージ サイズ |
4000000 |
ショート テキスト フォーマットで送信するメッセージの宛先メッセージ サイズ |
4000 |
ポートを指定しなかった場合の SMTP サーバ ポート |
25 |
プロファイルとアラート グループの関連付け |
フル テキスト宛先プロファイルおよびショート テキスト宛先プロファイルの場合はすべて。 CiscoTAC-1 宛先プロファイルの場合は cisco-tac アラート グループ |
フォーマット タイプ |
XML |
Call Home のメッセージ レベル |
0(ゼロ) |
1. ブラウザでは、Smart Call Home Web ページに移動します。
2. [Getting Started] で、Smart Call Home の登録指示に従ってください。
ステップ 1 | ブラウザでは、Smart Call Home Web ページに移動します。 |
ステップ 2 | [Getting Started] で、Smart Call Home の登録指示に従ってください。 |
連絡先情報を設定します。
Smart Call Home には、電子メール、電話番号、住所の各情報を指定する必要があります。 契約 ID、カスタマー ID、サイト ID、およびスイッチ プライオリティ情報を任意で指定できます。
1. switch# configure terminal
2. switch(config)# snmp-server contact sys-contact
3. switch(config)# callhome
4. switch(config-callhome)# email-contact email-address
5. switch(config-callhome)# phone-contact international-phone-number
6. switch(config-callhome)# streetaddress address
7. (任意) switch(config-callhome)# contract-id contract-number
8. (任意) switch(config-callhome)# customer-id customer-number
9. (任意) switch(config-callhome)# site-id site-number
10. (任意) switch(config-callhome)# switch-priority number
11. (任意) switch# show callhome
12. (任意) switch(config)# copy running-config startup-config
次に、Call Home に関する契約情報を設定する例を示します。
switch# configuration terminal switch(config)# snmp-server contact personname@companyname.com switch(config)# callhome switch(config-callhome)# email-contact personname@companyname.com switch(config-callhome)# phone-contact +1-800-123-4567 switch(config-callhome)# street-address 123 Anystreet St., Anycity, Anywhere
宛先プロファイルを作成します。
ユーザ定義の宛先プロファイルを作成し、新しい宛先プロファイルにメッセージ フォーマットを設定する必要があります。
1. switch# configure terminal
2. switch(config)# callhome
3. switch(config-callhome)# destination-profile {ciscoTAC-1 {alert-group group | email-addr address | http URL | transport-method {email | http}} | profile-name {alert-group group | email-addr address | format {XML | full-txt | short-txt} | http URL | message-level level | message-size size | transport-method {email | http}} | full-txt-destination {alert-group group | email-addr address | http URL | message-level level | message-size size | transport-method {email | http}} | short-txt-destination {alert-group group | email-addr address | http URL | message-level level | message-size size | transport-method {email | http}}}
4. (任意) switch# show callhome destination-profile [profile name]
5. (任意) switch(config)# copy running-config startup-config
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# callhome |
Smart Call Home コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | switch(config-callhome)# destination-profile {ciscoTAC-1 {alert-group group | email-addr address | http URL | transport-method {email | http}} | profile-name {alert-group group | email-addr address | format {XML | full-txt | short-txt} | http URL | message-level level | message-size size | transport-method {email | http}} | full-txt-destination {alert-group group | email-addr address | http URL | message-level level | message-size size | transport-method {email | http}} | short-txt-destination {alert-group group | email-addr address | http URL | message-level level | message-size size | transport-method {email | http}}} |
新しい宛先プロファイルを作成し、そのプロファイルのメッセージ フォーマットを設定します。 プロファイル名は、最大 31 文字の英数字で指定できます。 このコマンドの詳細については、使用している Cisco Nexus シリーズ ソフトウェアのコマンド リファレンスを参照してください。 Nexus 5000 用の入手可能なコマンド リファレンスは http://www.cisco.com/en/US/products/ps9670/prod_command_reference_list.html にあります。 |
ステップ 4 | switch# show callhome destination-profile [profile name] |
(任意) 1 つまたは複数の宛先プロファイルに関する情報を表示します。 |
ステップ 5 | switch(config)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を永続的に保存します。 |
次に、Smart Call Home の宛先プロファイルを作成する例を示します。
switch# configuration terminal switch(config)# callhome switch(config-callhome)# destination-profile Noc101 format full-text
定義済みまたはユーザ定義の宛先プロファイルの次の属性を変更できます。
(注) |
CiscoTAC-1 宛先プロファイルは変更または削除できません。 |
1. switch# configure terminal
2. switch(config)# callhome
3. switch(config-callhome)# destination-profile {name | full-txt-destination | short-txt-destination} email-addr address
4. destination-profile {name | full-txt-destination | short-txt-destination} message-level number
5. switch(config-callhome)# destination-profile {name | full-txt-destination | short-txt-destination} message-size number
6. (任意) switch# show callhome destination-profile [profile name]
7. (任意) switch(config)# copy running-config startup-config
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# callhome |
Smart Call Home コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | switch(config-callhome)# destination-profile {name | full-txt-destination | short-txt-destination} email-addr address |
ユーザ定義または定義済みの宛先プロファイルに E メール アドレスを設定します。 宛先プロファイルには、最大 50 個の E メール アドレスを設定できます。 |
ステップ 4 | destination-profile {name | full-txt-destination | short-txt-destination} message-level number |
この宛先プロファイルの Call Home メッセージの重大度を設定します。 Call Home 重大度が一致する、またはそれ以上であるアラートのみが、このプロファイルの宛先に送信されます。 number に指定できる範囲は 0 ~ 9 です。9 は最大の重大度を示します。 |
ステップ 5 | switch(config-callhome)# destination-profile {name | full-txt-destination | short-txt-destination} message-size number |
この宛先プロファイルの最大メッセージ サイズを設定します。 full-txt-destination の値の範囲は 0 ~ 5000000 で、デフォルトは 2500000 です。 short-txt-destination の値の範囲は 0 ~ 100000 で、デフォルトは 4000 です。 CiscoTAC-1 では、値は 5000000 で、これは変更不可能です。 |
ステップ 6 | switch# show callhome destination-profile [profile name] |
(任意) 1 つまたは複数の宛先プロファイルに関する情報を表示します。 |
ステップ 7 | switch(config)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を永続的に保存します。 |
次に、Call Home の宛先プロファイルを変更する例を示します。
switch# configuration terminal switch(config)# callhome switch(config-callhome)# destination-profile full-text-destination email-addr person@example.com switch(config-callhome)# destination-profile full-text-destination message-level 5 switch(config-callhome)# destination-profile full-text-destination message-size 10000 switch(config-callhome)#
アラート グループと宛先プロファイルをアソシエートします。
1. switch# configure terminal
2. switch(config)# callhome
3. switch(config-callhome)# destination-profile name alert-group {All | Cisco-TAC | Configuration | Diagnostic | Environmental | Inventory | License | Linecard-Hardware | Supervisor-Hardware | Syslog-group-port | System | Test}
4. (任意) switch# show callhome destination-profile [profile name]
5. (任意) switch(config)# copy running-config startup-config
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# callhome |
Smart Call Home コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | switch(config-callhome)# destination-profile name alert-group {All | Cisco-TAC | Configuration | Diagnostic | Environmental | Inventory | License | Linecard-Hardware | Supervisor-Hardware | Syslog-group-port | System | Test} |
アラート グループをこの宛先プロファイルにアソシエートします。 キーワード All を使用して、すべてのアラート グループをこの宛先プロファイルにアソシエートします。 |
ステップ 4 | switch# show callhome destination-profile [profile name] |
(任意) 1 つまたは複数の宛先プロファイルに関する情報を表示します。 |
ステップ 5 | switch(config)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を永続的に保存します。 |
次に、すべてのアラート グループを宛先プロファイル Noc101 に関連付ける例を示します。
switch# configuration terminal switch(config)# callhome switch(config-callhome)# destination-profile Noc101 alert-group All switch(config-callhome)#
任意で show コマンドをアラート グループに追加し、SMTP 電子メール サーバを設定します。
1 つのアラート グループにユーザ定義の CLI show コマンドを 5 つまで割り当てることができます。
1. switch# configure terminal
2. switch(config)# callhome
3. switch(config-callhome)# alert-group {Configuration | Diagnostic | Environmental | Inventory | License | Linecard-Hardware | Supervisor-Hardware | Syslog-group-port | System | Test} user-def-cmd show-cmd
4. (任意) switch# show callhome user-def-cmds
5. (任意) switch(config)# copy running-config startup-config
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 2 | switch(config)# callhome |
Smart Call Home コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 3 | switch(config-callhome)# alert-group {Configuration | Diagnostic | Environmental | Inventory | License | Linecard-Hardware | Supervisor-Hardware | Syslog-group-port | System | Test} user-def-cmd show-cmd |
show コマンド出力を、このアラート グループに送信された Call Home メッセージに追加します。 有効な show コマンドだけが受け入れられます。
|
||
ステップ 4 | switch# show callhome user-def-cmds |
(任意) アラート グループに追加されたすべてのユーザ定義 show コマンドに関する情報を表示します。 |
||
ステップ 5 | switch(config)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を永続的に保存します。 |
次に、show ip routing コマンドを Cisco-TAC アラート グループに追加する例を示します。
switch# configuration terminal switch(config)# callhome switch(config-callhome)# alert-group Configuration user-def-cmd show ip routing switch(config-callhome)#
SMTP 電子メール サーバに接続するように Smart Call Home を設定します。
Call Home 機能が動作するよう SMTP サーバ アドレスを設定します。 送信元および返信先 E メール アドレスも設定できます。
1. switch# configure terminal
2. switch(config)# callhome
3. switch(config-callhome)# transport email smtp-server ip-address [port number] [use-vrf vrf-name]
4. (任意) switch(config-callhome)# transport email from email-address
5. (任意) switch(config-callhome)# transport email reply-to email-address
6. (任意) switch# show callhome transport-email
7. (任意) switch(config)# copy running-config startup-config
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# callhome |
Smart Call Home コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | switch(config-callhome)# transport email smtp-server ip-address [port number] [use-vrf vrf-name] |
SMTP サーバを、ドメイン ネーム サーバ(DNS)名、IPv4 アドレス、または IPv6 アドレスのいずれかとして設定します。 portnumber の範囲は 1 ~ 65535 です。 デフォルトのポート番号は 25 です。 この SMTP サーバと通信する際に使用するよう任意で VRF を設定できます。 |
ステップ 4 | switch(config-callhome)# transport email from email-address |
(任意) Smart Call Home メッセージの送信元電子メール フィールドを設定します。 |
ステップ 5 | switch(config-callhome)# transport email reply-to email-address |
(任意) Smart Call Home メッセージの返信先電子メール フィールドを設定します。 |
ステップ 6 | switch# show callhome transport-email |
(任意) Smart Call Home の電子メール設定に関する情報を表示します。 |
ステップ 7 | switch(config)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を永続的に保存します。 |
次に、Smart Call Home メッセージの電子メール オプションを設定する例を示します。
switch# configuration terminal switch(config)# callhome switch(config-callhome)# transport email smtp-server 192.0.2.10 use-vrf Red switch(config-callhome)# transport email from person@example.com switch(config-callhome)# transport email reply-to person@example.com switch(config-callhome)#
定期的なインベントリ通知を設定します。
ハードウェアのインベントリ情報に加えて、デバイス上で現在イネーブルになっているすべてのソフトウェア サービスおよび実行中のすべてのソフトウェア サービスのインベントリに関するメッセージを定期的に送信するようにスイッチを設定できます。 スイッチは 2 つの Smart Call Home 通知(定期的な設定メッセージと定期的なインベントリ メッセージ)を生成します。
1. switch# configure terminal
2. switch(config)# callhome
3. switch(config-callhome)# periodic-inventory notification [interval days] [timeofday time]
4. (任意) switch# show callhome
5. (任意) switch(config)# copy running-config startup-config
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# callhome |
Smart Call Home コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | switch(config-callhome)# periodic-inventory notification [interval days] [timeofday time] |
定期的なインベントリ メッセージを設定します。 interval days の範囲は 1 ~ 30 日です。 デフォルトは 7 日です。 timeofday time は HH:MM フォーマットです。 |
ステップ 4 | switch# show callhome |
(任意) Smart Call Home に関する情報を表示します。 |
ステップ 5 | switch(config)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を永続的に保存します。 |
次に、定期的なコンポーネント メッセージを 20 日ごとに生成するよう設定する例を示します。
switch# configuration terminal switch(config)# callhome switch(config-callhome)# periodic-inventory notification interval 20 switch(config-callhome)#
重複メッセージ抑制をディセーブルにします。
同じイベントについて受信する重複メッセージの数を制限できます。 デフォルトでは、スイッチは同じイベントについて受信する重複メッセージの数を制限します。 2 時間の時間枠内で送信された重複メッセージの数が 30 メッセージを超えると、スイッチは同じアラート タイプの以降のメッセージは廃棄されます。
1. switch# configure terminal
2. switch(config)# callhome
3. switch(config-callhome) # no duplicate-message throttle
4. (任意) switch(config)# copy running-config startup-config
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# callhome |
Smart Call Home コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | switch(config-callhome) # no duplicate-message throttle | Smart Call Home の重複メッセージ抑制をディセーブルにします。 重複メッセージ抑制はデフォルトでイネーブルです。 |
ステップ 4 | switch(config)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を永続的に保存します。 |
次に、重複メッセージ抑制をディセーブルにする例を示します。
switch# configuration terminal switch(config)# callhome switch(config-callhome)# no duplicate-message throttle switch(config-callhome)#
Smart Call Home をイネーブルにします。
1. switch# configure terminal
2. switch(config)# callhome
3. switch(config-callhome) # [no] enable
4. (任意) switch(config)# copy running-config startup-config
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# callhome |
Smart Call Home コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | switch(config-callhome) # [no] enable | Smart Call Home をイネーブルまたはディセーブルにします。 Smart Call Home は、デフォルトでディセーブルです。 |
ステップ 4 | switch(config)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を永続的に保存します。 |
次に、Smart Call Home をイネーブルにする例を示します。
switch# configuration terminal switch(config)# callhome switch(config-callhome)# enable switch(config-callhome)#
任意でテスト メッセージを生成します。
宛先プロファイルのメッセージ レベルが 2 以下に設定されていることを確認します。
Smart Call Home のテストは、宛先プロファイルのメッセージ レベルが 3 以上に設定されている場合は失敗します。
1. switch# configure terminal
2. switch(config)# callhome
3. switch(config-callhome) # callhome send diagnostic
4. switch(config-callhome) # callhome test
5. (任意) switch(config)# copy running-config startup-config
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# callhome |
Smart Call Home コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | switch(config-callhome) # callhome send diagnostic | 設定されたすべての宛先に指定の Smart Call Home テスト メッセージを送信します。 |
ステップ 4 | switch(config-callhome) # callhome test | 設定されたすべての宛先にテスト メッセージを送信します。 |
ステップ 5 | switch(config)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を永続的に保存します。 |
次に、Smart Call Home をイネーブルにする例を示します。
switch# configuration terminal switch(config)# callhome switch(config-callhome)# callhome send diagnostic switch(config-callhome)# callhome test switch(config-callhome)#
設定を確認するには、次のいずれかのコマンドを使用します。
コマンド |
目的 |
---|---|
switch# show callhome | Call Home のステータスを表示します。 |
switch# show callhome destination-profile name | 1 つまたは複数の Call Home 宛先プロファイルを表示します。 |
switch# show callhome pending-diff | 保留中の Smart Call Home 設定と実行中の Smart Call Home 設定の違いを表示します。 |
switch# show callhome status | Smart Call Home ステータスを表示します。 |
switch# show callhome transport-email | Smart Call Home の電子メール設定を表示します。 |
switch# show callhome user-def-cmds | 任意のアラート グループに追加された CLI コマンドを表示します。 |
switch# show running-config [callhome | callhome-all] | Smart Call Home の実行コンフィギュレーションを表示します。 |
switch# show startup-config callhome | Smart Call Home のスタートアップ コンフィギュレーションを表示します。 |
switch# show tech-support callhome | Smart Call Home のテクニカル サポート出力を表示します。 |
次の例では、Syslog ポート アラート グループ通知のフル テキスト形式を示します。
source:MDS9000 Switch Priority:7 Device Id:WS-C6509@C@FG@07120011 Customer Id:Example.com Contract Id:123 Site Id:San Jose Server Id:WS-C6509@C@FG@07120011 Time of Event:2004-10-08T11:10:44 Message Name:SYSLOG_ALERT Message Type:Syslog Severity Level:2 System Name:10.76.100.177 Contact Name:User Name Contact Email:person@example.com Contact Phone:+1-408-555-1212 Street Address:#1234 Any Street, Any City, Any State, 12345 Event Description:2006 Oct 8 11:10:44 10.76.100.177 %PORT-5-IF_TRUNK_UP: %$VLAN 1%$ Interface e2/5, vlan 1 is up syslog_facility:PORT start chassis information: Affected Chassis:WS-C6509 Affected Chassis Serial Number:FG@07120011 Affected Chassis Hardware Version:0.104 Affected Chassis Software Version:3.1(1) Affected Chassis Part No:73-8607-01 end chassis information:
次の例では、Syslog ポート アラート グループ通知の XML を示します。
From: example Sent: Wednesday, April 25, 2007 7:20 AM To: User (user) Subject: System Notification From Router - syslog - 2007-04-25 14:19:55 GMT+00:00 <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <soap-env:Envelope xmlns:soap-env="http://www.w3.org/2003/05/soap-envelope"> <soap-env:Header> <aml-session:Session xmlns:aml-session="http://www.example.com/2004/01/aml-session" soap-env:mustUnderstand="true" soap-env:role= "http://www.w3.org/2003/05/soap-envelope/role/next"> <aml-session:To>http://tools.example.com/services/DDCEService</aml-session:To> <aml-session:Path> <aml-session:Via>http://www.example.com/appliance/uri</aml-session:Via> </aml-session:Path> <aml-session:From>http://www.example.com/appliance/uri</aml-session:From> <aml-session:MessageId>M2:69000101:C9D9E20B</aml-session:MessageId> </aml-session:Session> </soap-env:Header> <soap-env:Body> <aml-block:Block xmlns:aml-block="http://www.example.com/2004/01/aml-block"> <aml-block:Header> <aml-block:Type>http://www.example.com/2005/05/callhome/syslog</aml-block:Type> <aml-block:CreationDate>2007-04-25 14:19:55 GMT+00:00</aml-block:CreationDate> <aml-block:Builder> <aml-block:Name>Cat6500</aml-block:Name> <aml-block:Version>2.0</aml-block:Version> </aml-block:Builder> <aml-block:BlockGroup> <aml-block:GroupId>G3:69000101:C9F9E20C</aml-block:GroupId> <aml-block:Number>0</aml-block:Number> <aml-block:IsLast>true</aml-block:IsLast> <aml-block:IsPrimary>true</aml-block:IsPrimary> <aml-block:WaitForPrimary>false</aml-block:WaitForPrimary> </aml-block:BlockGroup> <aml-block:Severity>2</aml-block:Severity> </aml-block:Header> <aml-block:Content> <ch:Call Home xmlns:ch="http://www.example.com/2005/05/callhome" version="1.0"> <ch:EventTime>2007-04-25 14:19:55 GMT+00:00</ch:EventTime> <ch:MessageDescription>03:29:29: %CLEAR-5-COUNTERS: Clear counter on all interfaces by console</ch:MessageDescription> <ch:Event> <ch:Type>syslog</ch:Type> <ch:SubType> </ch:SubType> <ch:Brand>Cisco Systems</ch:Brand> <ch:Series>Catalyst 6500 Series Switches</ch:Series> </ch:Event> <ch:CustomerData> <ch:UserData> <ch:Email>person@example.com</ch:Email> </ch:UserData> <ch:ContractData> <ch:CustomerId>12345</ch:CustomerId> <ch:SiteId>building 1</ch:SiteId> <ch:ContractId>abcdefg12345</ch:ContractId> <ch:DeviceId>WS-C6509@C@69000101</ch:DeviceId> </ch:ContractData> <ch:SystemInfo> <ch:Name>Router</ch:Name> <ch:Contact> </ch:Contact> <ch:ContactEmail>user@example.com</ch:ContactEmail> <ch:ContactPhoneNumber>+1-408-555-1212</ch:ContactPhoneNumber> <ch:StreetAddress>#1234 Any Street, Any City, Any State, 12345 </ch:StreetAddress> </ch:SystemInfo> </ch:CustomerData> <ch:Device> <rme:Chassis xmlns:rme="http://www.example.com/rme/4.0"> <rme:Model>WS-C6509</rme:Model> <rme:HardwareVersion>1.0</rme:HardwareVersion> <rme:SerialNumber>69000101</rme:SerialNumber> <rme:AdditionalInformation> <rme:AD name="PartNumber" value="73-3438-03 01" /> <rme:AD name="SoftwareVersion" value="4.0(20080421:012711)" /> </rme:AdditionalInformation> </rme:Chassis> </ch:Device> </ch:Call Home> </aml-block:Content> <aml-block:Attachments> <aml-block:Attachment type="inline"> <aml-block:Name>show logging</aml-block:Name> <aml-block:Data encoding="plain"> <![CDATA[Syslog logging: enabled (0 messages dropped, 0 messages rate-limited, 0 flushes, 0 overruns, xml disabled, filtering disabled) Console logging: level debugging, 53 messages logged, xml disabled, filtering disabled Monitor logging: level debugging, 0 messages logged, xml disabled,filtering disabled Buffer logging: level debugging, 53 messages logged, xml disabled, filtering disabled Exception Logging: size (4096 bytes) Count and timestamp logging messages: disabled Trap logging: level informational, 72 message lines logged Log Buffer (8192 bytes): 00:00:54: curr is 0x20000 00:00:54: RP: Currently running ROMMON from F2 region 00:01:05: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from memory by console 00:01:09: %SYS-5-RESTART: System restarted --Cisco IOS Software, s72033_rp Software (s72033_rp-ADVENTERPRISEK9_DBG-VM), Experimental Version 12.2(20070421:012711) Copyright (c) 1986-2007 by Cisco Systems, Inc. Compiled Thu 26-Apr-07 15:54 by xxx Firmware compiled 11-Apr-07 03:34 by integ Build [100]00:01:01: %PFREDUN-6-ACTIVE: Initializing as ACTIVE processor for this switch00:01:01: %SYS-3-LOGGER_FLUSHED: System was paused for 00:00:00 to ensure console debugging output.00:03:00: SP: SP: Currently running ROMMON from F1 region00:03:07: %C6K_PLATFORM-SP-4-CONFREG_BREAK _ENABLED: The default factory setting for config register is 0x2102.It is advisable to retain 1 in 0x2102 as it prevents returning to ROMMON when break is issued.00:03:18: %SYS-SP-5-RESTART: System restarted --Cisco IOS Software, s72033_sp Software (s72033_sp-ADVENTERPRISEK9_DBG-VM), Experimental Version 12.2(20070421:012711)Copyright (c) 1986-2007 by Cisco Systems, Inc. Compiled Thu 26-Apr-07 18:00 by xxx 00:03:18: %SYS-SP-6-BOOTTIME: Time taken to reboot after reload = 339 seconds 00:03:18: %OIR-SP-6-INSPS: Power supply inserted in slot 1 00:03:18: %C6KPWR-SP-4-PSOK: power supply 1 turned on. 00:03:18: %OIR-SP-6-INSPS: Power supply inserted in slot00:01:09: %SSH-5-ENABLED: SSH 1.99 has been enabled 00:03:18: %C6KPWR-SP-4-PSOK: power supply 2 turned on. 00:03:18: %C6KPWR-SP-4-PSREDUNDANTMISMATCH: power supplies rated outputs do not match. 00:03:18: %C6KPWR-SP-4-PSREDUNDANTBOTHSUPPLY: in power-redundancy mode, system is operating on both power supplies. 00:01:10: %CRYPTO-6-ISAKMP_ON_OFF: ISAKMP is OFF 00:01:10: %CRYPTO-6-ISAKMP_ON_OFF: ISAKMP is OFF 00:03:20: %C6KENV-SP-4-FANHIOUTPUT: Version 2 high-output fan-tray is in effect 00:03:22: %C6KPWR-SP-4-PSNOREDUNDANCY: Power supplies are not in full redundancy, power usage exceeds lower capacity supply 00:03:26: %FABRIC-SP-5-FABRIC_MODULE_ACTIVE: The Switch Fabric Module in slot 6 became active. 00:03:28: %DIAG-SP-6-RUN_MINIMUM: Module 6: Running Minimal Diagnostics... 00:03:50: %DIAG-SP-6-DIAG_OK: Module 6: Passed Online Diagnostics 00:03:50: %OIR-SP-6-INSCARD: Card inserted in slot 6, interfaces are now online 00:03:51: %DIAG-SP-6-RUN_MINIMUM: Module 3: Running Minimal Diagnostics... 00:03:51: %DIAG-SP-6-RUN_MINIMUM: Module 7: Running Minimal Diagnostics... 00:03:51: %DIAG-SP-6-RUN_MINIMUM: Module 9: Running Minimal Diagnostics... 00:01:51: %MFIB_CONST_RP-6-REPLICATION_MODE_CHANGE: Replication Mode Change Detected. Current system replication mode is Ingress 00:04:01: %DIAG-SP-6-DIAG_OK: Module 3: Passed Online Diagnostics 00:04:01: %OIR-SP-6-DOWNGRADE: Fabric capable module 3 not at an appropriate hardware revision level, and can only run in flowthrough mode 00:04:02: %OIR-SP-6-INSCARD: Card inserted in slot 3, interfaces are now online 00:04:11: %DIAG-SP-6-DIAG_OK: Module 7: Passed Online Diagnostics 00:04:14: %OIR-SP-6-INSCARD: Card inserted in slot 7, interfaces are now online 00:04:35: %DIAG-SP-6-DIAG_OK: Module 9: Passed Online Diagnostics 00:04:37: %OIR-SP-6-INSCARD: Card inserted in slot 9, interfaces are now online 00:00:09: DaughterBoard (Distributed Forwarding Card 3) Firmware compiled 11-Apr-07 03:34 by integ Build [100] 00:00:22: %SYS-DFC4-5-RESTART: System restarted -- Cisco DCOS Software, c6lc2 Software (c6lc2-SPDBG-VM), Experimental Version 4.0 (20080421:012711)Copyright (c) 1986-2008 by Cisco Systems, Inc. Compiled Thu 26-Apr-08 17:20 by xxx 00:00:23: DFC4: Currently running ROMMON from F2 region 00:00:25: %SYS-DFC2-5-RESTART: System restarted -- Cisco IOS Software, c6slc Software (c6slc-SPDBG-VM), Experimental Version 12.2 (20070421:012711)Copyright (c) 1986-2007 by Cisco Systems, Inc. Compiled Thu 26-Apr-08 16:40 by username1 00:00:26: DFC2: Currently running ROMMON from F2 region 00:04:56: %DIAG-SP-6-RUN_MINIMUM: Module 4: Running Minimal Diagnostics... 00:00:09: DaughterBoard (Distributed Forwarding Card 3) Firmware compiled 11-Apr-08 03:34 by integ Build [100] slot_id is 8 00:00:31: %FLASHFS_HES-DFC8-3-BADCARD: /bootflash:: The flash card seems to be corrupted 00:00:31: %SYS-DFC8-5-RESTART: System restarted -- Cisco DCOS Software, c6lc2 Software (c6lc2-SPDBG-VM), Experimental Version 4.0 (20080421:012711)Copyright (c) 1986-2008 by Cisco Systems, Inc. Compiled Thu 26-Apr-08 17:20 by username1 00:00:31: DFC8: Currently running ROMMON from S (Gold) region 00:04:59: %DIAG-SP-6-RUN_MINIMUM: Module 2: Running Minimal Diagnostics... 00:05:12: %DIAG-SP-6-RUN_MINIMUM: Module 8: Running Minimal Diagnostics... 00:05:13: %DIAG-SP-6-RUN_MINIMUM: Module 1: Running Minimal Diagnostics... 00:00:24: %SYS-DFC1-5-RESTART: System restarted -- Cisco DCOS Software, c6slc Software (c6slc-SPDBG-VM), Experimental Version 4.0 (20080421:012711)Copyright (c) 1986-2008 by Cisco Systems, Inc. Compiled Thu 26-Apr-08 16:40 by username1 00:00:25: DFC1: Currently running ROMMON from F2 region 00:05:30: %DIAG-SP-6-DIAG_OK: Module 4: Passed Online Diagnostics 00:05:31: %SPAN-SP-6-SPAN_EGRESS_REPLICATION_MODE_CHANGE: Span Egress HW Replication Mode Change Detected. Current replication mode for unused asic session 0 is Centralized 00:05:31: %SPAN-SP-6-SPAN_EGRESS_REPLICATION_MODE_CHANGE: Span Egress HW Replication Mode Change Detected. Current replication mode for unused asic session 1 is Centralized 00:05:31: %OIR-SP-6-INSCARD: Card inserted in slot 4, interfaces are now online 00:06:02: %DIAG-SP-6-DIAG_OK: Module 1: Passed Online Diagnostics 00:06:03: %OIR-SP-6-INSCARD: Card inserted in slot 1, interfaces are now online 00:06:31: %DIAG-SP-6-DIAG_OK: Module 2: Passed Online Diagnostics 00:06:33: %OIR-SP-6-INSCARD: Card inserted in slot 2, interfaces are now online 00:04:30: %XDR-6-XDRIPCNOTIFY: Message not sent to slot 4/0 (4) because of IPC error timeout. Disabling linecard. (Expected during linecard OIR) 00:06:59: %DIAG-SP-6-DIAG_OK: Module 8: Passed Online Diagnostics 00:06:59: %OIR-SP-6-DOWNGRADE_EARL: Module 8 DFC installed is not identical to system PFC and will perform at current system operating mode. 00:07:06: %OIR-SP-6-INSCARD: Card inserted in slot 8, interfaces are now online Router#]]> </aml-block:Data> </aml-block:Attachment> </aml-block:Attachments> </aml-block:Block> </soap-env:Body> </soap-env:Envelope>