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目次
この章の内容は、次のとおりです。
ポート チャネルは複数の物理インターフェイスの集合体で、論理インターフェイスを作成します。 1 つのポート チャネルに最大 8 つの個別アクティブ リンクをバンドルして、帯域幅と冗長性を向上させることができます。 これらの集約された各物理インターフェイス間でトラフィックのロード バランシングも行います。 ポート チャネルの物理インターフェイスが少なくとも 1 つ動作していれば、そのポート チャネルは動作しています。
集約プロトコルが関連付けられていない場合でもスタティック ポート チャネルを使用して設定を簡略化できます。
ポート チャネルは、物理リンクをまとめて 1 つのチャネル グループに入れ、最大 8 つの物理リンクの帯域幅を集約した単一の論理リンクを作ります。 ポート チャネル内のメンバ ポートに障害が発生すると、障害が発生したリンクで伝送されていたトラフィックはポート チャネル内のその他のメンバ ポートに切り替わります。
最大 8 つのポートをスタティック ポート チャネルにバンドルできます。集約プロトコルは使用しません。
(注) |
デバイスのポート チャネルはポート集約プロトコル(PAgP)をサポートしません。 |
各ポートにはポート チャネルが 1 つだけあります。 ポート チャネルのすべてのポートに互換性があり、同じ速度とデュプレックス モードを使用する必要があります。 集約プロトコルを使わずにスタティック ポート チャネルを実行する場合、物理リンクはすべて on チャネルモードです。
ポートチャネル インターフェイスを作成すると、ポート チャネルを直接作成できます。またはチャネル グループを作成して個別ポートをバンドルに集約させることができます。 インターフェイスをチャネル グループに関連付けると、ポート チャネルがない場合は対応するポート チャネルが自動的に作成されます。 この場合、ポート チャネルは最初のインターフェイスのレイヤ 2 設定を行います。 最初にポート チャネルを作成することもできます。 この場合は、Cisco Nexus 1000V がポート チャネルと同じチャネル番号の空のチャネル グループを作成してデフォルト レイヤ 2 設定を行い、互換性も設定します。
(注) |
少なくともメンバ ポートの 1 つがアップしており、そのポートのチャネルが有効であれば、ポート チャネルはアップしています。 メンバ ポートがすべてダウンしていれば、ポート チャネルはダウンしています。 |
ポート チャネル グループにインターフェイスを追加すると、そのインターフェイスのポート チャネルへの参加が許可される前に、次の互換性チェックが行われます。
Cisco Nexus 1000V で実行される互換性チェックの全リストを表示するには、show port-channel compatibility-parameters を使用します。
チャネル モード セットを on に設定したインターフェイスだけをスタティック ポート チャネルに追加できます。 これらの属性は個別のメンバ ポートに設定できます。 互換性のない属性でメンバ ポートを設定すると、Cisco Nexus 1000V はこのポートをポート チャネルで一時停止します。
または、次のパラメータが同じ場合、パラメータに互換性がないポートを強制的にポート チャネルに参加させることもできます。
インターフェイスがポート チャネルに参加すると、一部のパラメータが削除され、ポート チャネルの値が次のように置き換わります。
インターフェイスがポート チャネルに参加または脱退しても、次に示すインターフェイス パラメータは影響を受けません。
(注) |
ポート チャネルを削除すると、すべてのメンバ インターフェイスはポート チャネルから削除されたかのように設定されます。 |
Cisco Nexus 1000Vは、フレームのアドレスを数値にハッシュしてチャネルのリンクを 1 つ選択することで、ポート チャネルのすべての動作インターフェイス間のトラフィックを負荷分散します。 ポート チャネルはデフォルトでロード バランシングを備えています。 ポート チャネル ロード バランシングでは、MAC アドレス、IP アドレス、またはレイヤ 4 ポート番号を使用してリンクを選択します。 ポート チャネル ロードバランシングは、送信元または宛先アドレス、およびポートの両方またはいずれか一方を使用します。
ロード バランシング モードを設定して、デバイス全体または指定したモジュールに設定したすべてのポート チャネルに適用することができます。 モジュールごとの設定は、デバイス全体のロード バランシング設定よりも優先されます。 デバイス全体に 1 つのロード バランシング モードを、指定したモジュールに別のモードを、さらに別の指定したモジュールに別のモードを設定できます。 ポート チャネルごとにロード バランシング方式を設定できません。
使用するロード バランシング アルゴリズムのタイプを設定できます。 ロード バランシング アルゴリズムを指定し、フレームのフィールドを見て出力トラフィックに選択するメンバ ポートを決定します。
(注) |
デフォルトのロード バランシング方式では、送信元 MAC アドレスを使用します。 |
次のいずれかの方式を設定して、ポート チャネル全体を負荷分散できます。
送信元 IP アドレス ロード バランシングを設定する場合、送信元 MAC アドレスを使用してトラフィックをロード バランシングします。 宛先 MAC アドレス ロード バランシング方式を設定する場合、宛先 MAC アドレスを使用してトラフィックをロード バランシングします。
送信元 IP アドレス ロード バランシングを設定する場合、送信元 MAC アドレスを使用してトラフィックをロード バランシングします。 宛先 MAC アドレス ロード バランシング方式を設定する場合、宛先 MAC アドレスを使用してトラフィックをロード バランシングします。
ポート チャネルを使用するロード バランシング方式は、マルチキャスト トラフィックには適用されません。 設定方式にかかわらず、マルチキャスト トラフィックは、次の方式を使用してポート チャネルをロード バランシングします。
ポート チャネル ロード バランシングを設定するには、5-38 ページの「ポート チャネル ロード バランシングの設定」を参照してください。
Link Aggregation Control Protocol(LACP)では、最大 16 のインターフェイスを 1 つのポート チャネルに設定できます。 最大 8 つのインターフェイスをアクティブにすることができ、最大 8 つのインターフェイスをスタンバイ状態に入れることができます。 次の図は、個々のリンクを個別リンクとして機能させるだけでなく LACP ポート チャネルおよびチャネル グループに組み込む方法を示したものです。
(注) |
ポート チャネルを削除すると、関連するチャネル グループが自動的に削除されます。 すべてのメンバ インターフェイスはオリジナルの設定に戻ります。 |
LACP プロトコルの動作を VSM から VEM にオフロードできます。 これにより、VEM が VSM から切断されているときに(ヘッドレス モードと呼ばれます)、VSM によって LACP がアップストリーム スイッチとネゴシエートできない状況が防止されます。 LACP の VEM 管理によって、ヘッドレス VEM のリブート後に、ポート チャネルを再確立できるようになります。
ポート チャネルの個別インターフェイスは、チャネル モードで設定します。 スタティック ポート チャネルを集約プロトコルを使用せずに実行すると、チャネル モードは常に on に設定されます。
各チャネルの LACP をイネーブルにするには、各インターフェイスのチャネル モードに active または passive を設定します。 チャネル グループにリンクを追加すると、LACP チャネル グループの個別リンクにいずれかのチャネル モードを設定できます。
次の図は、チャネル モードをまとめたものです。
チャネル モード | 説明 |
---|---|
passive |
LACP モード。ポートをパッシブ ネゴシエーション ステートにします。ポートは受信した LACP パケットには応答しますが、LACP ネゴシエーションは開始しません。 |
active |
LACP モード。ポートをアクティブ ネゴシエーション ステートにします。ポートは LACP パケットを送信して、他のポートとのネゴシエーションを開始します。 |
on |
すべてのスタティック ポート チャネル(LACP を実行していない)がこのモードです。 LACP をイネーブルにする前にチャネル モードをアクティブまたはパッシブにしようとすると、デバイス表示はエラー メッセージを表示します。 チャネルで LACP をイネーブルにするには、そのチャネルのインターフェイスでチャネル モードを active または passive に設定します。 LACP は、on 状態のインターフェイスとネゴシエートする場合、LACP パケットを受信しないため、そのインターフェイスと個別のリンクを形成します。つまり、LACP チャネル グループには参加しません。 デフォルト ポート チャネル モードは on です。 |
passive と active のどちらのモードでも、ポート速度やトランキング ステートなどの基準に基づいてポート チャネルを構成できるかどうかを判定するため、LACP によるポート間のネゴシエーションが行われます。 passive モードは、リモート システム、つまり、パートナーが、LACP をサポートしているかどうかが不明な場合に便利です。
次の例のようにモードに互換性がある場合、ポートの LACP モードが異なれば、ポートは LACP ポート チャネルを形成できます。
ここでは、LACP パラメータについて次の内容を説明します。
LACP を実行するどのシステムにも LACP システム プライオリティ値があります。 このパラメータのデフォルト値である 32768 をそのまま使用するか、1 ~ 65535 の範囲で値を設定できます。 LACP は、このシステム プライオリティと MAC アドレスを組み合わせてシステム ID を生成します。また、システム プライオリティを他のデバイスとのネゴシエーションにも使用します。 システム プライオリティ値が大きいほど、プライオリティは低くなります。
(注) |
LACP システム ID は、LACP システム プライオリティ値と MAC アドレスを組み合わせたものです。 |
LACP を使用するように設定されたポートにはそれぞれ LACP ポート プライオリティがあります。 デフォルト値である 32768 をそのまま使用するか、1 ~ 65535 の範囲で値を設定できます。 LACP では、ポート プライオリティおよびポート番号によりポート ID が構成されます。
また、互換性のあるポートのうち一部を束ねることができない場合に、どのポートをスタンバイ モードにし、どのポートをアクティブ モードにするかを決定するのに、ポート プライオリティを使用します。 LACP では、ポート プライオリティ値が大きいほど、プライオリティは低くなります。 指定ポートが、より低い LACP プライオリティを持ち、ホット スタンバイ リンクではなくアクティブ リンクとして選択される可能性が最も高くなるように、ポート プライオリティを設定できます。
LACP は、LACP を使用するように設定されたポートごとに、チャネルグループ番号と同じ管理キー値を自動的に設定します。 管理キーにより、他のポートとともに集約されるポートの機能が定義されます。 他のポートとともに集約されるポートの機能は、次の要因によって決まります。
ポート チャネルを使用すればデータ トラフィックを動的に再配布できます。 この再配布により、リンクが削除または追加されたり、ロード バランシング スキームが変更されることもあります。 トラフィック フローの途中でトラフィックが再配布されると、フレームの秩序が乱れる可能性があります。
LACP は Marker Protocol を使って、再配布によってフレームが重複したり順番が入れ替わらないようにします。 Marker Protocol は、所定のトラフィック フローのすべてのフレームがリモート エンドで正しく受信すると検出します。 LACP はポート チャネル リンクごとに Marker PDUS を送信します。 リモート システムは、Marker PDU よりも先にこのリンクで受信されたすべてのフレームを受信すると、Marker PDU に応答します。 リモート システムは次に Marker Responder を送信します。 ポート チャネルのすべてのメンバ リンクの Marker Responder を受信したローカル システムは、トラフィック フローのフレームを正しい順序で再配分します。 ソフトウェアは Marker Responder だけをサポートします。
次の表に、LACP がイネーブルのポート チャネルとスタティック ポート チャネルの主な相違点を示します。
構成 | LACP がイネーブルのポート チャネル | スタティック ポート チャネル |
---|---|---|
適用されるプロトコル |
グローバルにイネーブル |
N/A |
リンクのチャネル モード |
次のいずれか。 |
On だけ |
チャネルを構成する最大リンク数 |
16 |
8 |
vPC-HM は、クラスタ化されていない複数のアップストリーム スイッチに接続するときにポート チャネルを作成するための方法です。 Cisco Nexus 1000V では、ポート チャネルは、それぞれが 1 つのアップストリーム物理スイッチへの 1 つ以上のアップリンクを表すサブグループまたは論理的な小さなポート チャネルに分けられます。
同じ物理スイッチに接続するリンクは、アップストリーム スイッチからの Cisco Discovery Protocol パケットから収集された情報を使用して、自動的に同じサブグループにバンドルされます。 また、インターフェイスに特定のサブグループを手動で割り当てることもできます。 詳細については、次の手順を参照してください。
vPC-HM を使用した場合、VEM 上の各 vEthernet インターフェイスは、ラウンドロビン方式で 2 つのサブグループのうちの 1 つにマッピングされます。 vEthernet インターフェイスからのすべてのトラフィックは、割り当てられたサブグループが使用不可でない限り、そのサブグループを使用します。使用不可の場合、vEthernet インターフェイスは残りのサブグループにフェールオーバーします。 元のサブグループが再び使用可能になると、トラフィックはそのサブグループに戻されます。 その後、各 vEthernet インターフェイスからのトラフィックが、設定されたハッシュ アルゴリズムに基づいて分散されます。
同じサブグループに複数のアップリンクが接続されている場合は、アップストリーム スイッチを、リンクがまとめてバンドルされたポート チャネル内に設定する必要があります。 また、そのポート チャネルも channel-group auto mode on で設定する必要があります(アクティブおよびパッシブ モードは LACP を使用します)。
アップストリーム スイッチがポート チャネルをサポートしていない場合は、MAC ピン接続を使用して、各イーサネット ポート メンバを特定のポート チャネル サブグループに割り当てることができます。 MAC ピン接続を参照してください。
(注) |
VEM に接続するアップストリーム スイッチ ポートで vPC が設定されている場合は、Cisco Nexus 1000V で vPC-HM を設定しないでください。 この場合は、接続を中断するか、またはディセーブルにすることができます。 |
次の図に、メンバ ポート 1 と 2 をサブグループ ID 0 に、メンバ ポート 3 と 4 をサブグループ ID 1 に割り当てることによる、vPC-HM を使用したトラフィック分離を示します。
vPC-HM でポート プロファイルを設定するには、複数のアップストリーム スイッチへの接続を参照してください。
アップストリーム スイッチ上で Cisco Discovery Protocol(CDP)がイネーブルになっている場合、サブグループは、Cisco Discovery Protocol パケットから収集された情報を使用して自動的に作成されます。 それ以外の場合は、インターフェイス サブグループの手動設定の手順を使用する必要があります。
静的ピン接続を使用すると、VEM の背後にある仮想ポートをチャネル内の特定のサブグループにピン接続できます。 サブグループ間でのラウンド ロビン方式のダイナミック割り当てを許可する代わりに、スタティック vEthernet インターフェイス、コントロール VLAN、またはパケット VLAN を特定のポート チャネル サブグループに割り当てる(またはピン接続する)ことができます。 静的ピン接続では、トラフィックは、指定したサブグループ内のメンバ ポートを通してのみ転送されます。
ネットワークと通信するサブグループを指定するには、次の手順を使用できます。
また、インターフェイスでの静的ピン接続の設定の手順を使用して、インターフェイス コンフィギュレーション モードで vEthernet インターフェイスをサブグループにピン接続することもできます。
ポート チャネルをサポートしていない複数のアップストリーム スイッチに接続する場合は、MAC ピン接続が推奨設定です。 MAC ピン接続では、アップリンクがサーバからスタンドアロン リンクに分割され、MAC アドレスがこれらのリンクにラウンドロビン方式でピン接続されます。 これにより、仮想マシンの MAC アドレスが複数のアップストリーム スイッチ インターフェイス上で認識されることがなくなります。 そのため、VEM をアップストリーム スイッチに接続するためのアップストリーム設定は必要ありません。
MAC ピン接続では、どのプロトコルにも依存せずにアップストリーム スイッチを区別できるため、その設定はアップストリームのハードウェアや設計には関係しません。
障害が発生した場合、Cisco Nexus 1000V はまず、VEM の MAC アドレスが別のリンク上で学習されるようになることを示す Gratuitous ARP パケットをアップストリーム スイッチに送信します。 また、1 秒未満のフェールオーバー時間も可能になります。
次の図は、それぞれ MAC ピン接続を使用して特定のポート チャネル サブグループに割り当てられたメンバ ポートを示します。
この機能では、ポート チャネルがイーサネット メンバ ポートのサブグループ ID としてポート番号(vmnic 番号)を使用している、MAC ピン接続の既存のアルゴリズムが変更されます。
新しいアルゴリズムでは、ゼロベースの論理的なサブグループ ID がイーサネット メンバ ポートに割り当てられます。 ポート番号(vmnic 番号)が最も小さいメンバ ポートにサブグループ ID 0 が割り当てられます。
次の図は、それぞれ相対的な MAC ピン接続を使用して特定のポート チャネル サブグループに割り当てられたメンバ ポートを示します。
VPC-HM に対するネットワーク ステート トラッキングは、他の検出方法では失敗したリンク障害を識別し、vPC-HM チャネル サブグループ間のレイヤ 2 接続を確認します。 ネットワーク設定に関する問題の検出を目的にしているわけではありません。
ネットワーク ステート トラッキングでは、パケットをトラッキング VLAN にブロードキャストするために、各サブグループ内の 1 つのアップリンク インターフェイスを選択します。 トラッキング VLAN は通常、トランク ポートのための最も小さい転送 VLAN であり、混合アクセス ポートのためのプライマリ VLAN です。 各サブグループ上のネットワークから戻されたパケットは、連続して欠落したブロードキャストの数としてトラッキングされます。 サブグループの欠落ブロードキャストがしきい値を超えると、そのポート チャネルはスプリット モードにあると見なされます。 スプリット モードにあるインターフェイスは非アクティブとしてマークされ、トラフィックはアクティブ インターフェイスにピン接続されます。
ポート チャネルがスプリット モードになった時期や回復した時期はシステム メッセージによって示され、インターフェイスがアクティブまたは非アクティブとしてマークされます。
ポート チャネルは、複数のポートのトラフィックをロード バランシングすることでハイ アベイラビリティを実現します。 物理ポートが故障した場合、ポート チャネルのメンバがアクティブであればポート チャネルは引き続き動作します。
ポート チャネルは、ステートフル再起動とステートレス再起動をサポートします。 ステートフル再起動はスーパーバイザ切り替え時に発生します。 切り替え後、Cisco Nexus 1000Vは実行時の設定を適用します。
ポート チャネリングには次の前提条件があります。
ポート チャネリングには次の注意事項と制約事項があります。
(注) |
制御トラフィック用に独立した専用の NIC がある場合、これらの設定は不要です。 |
注意 |
Cisco Nexus 1000V 上で vPC-HM を設定したときに、その VEM に接続されているアップストリーム スイッチのポート上で vPC も設定されていると、接続の中断が発生する場合があります。 |
パラメータ | デフォルト | ||
---|---|---|---|
ポート プロファイル タイプ |
vEthernet |
||
ポート プロファイルの管理ステート |
すべてのポートがディセーブル |
||
ポート チャネル |
管理アップ |
||
LACP |
ディセーブル
|
||
レイヤ 2 インターフェイスのロード バランシング方式 |
送信元および宛先 MAC アドレス |
||
モジュールごとのロード バランシング |
ディセーブル |
||
チャネル モード |
on |
||
LACP オフロード (LACP 管理から VEM へのオフロード) |
イネーブル
|
||
ネットワーク ステート トラッキング:ブロードキャスト インターバル |
5 秒 |
||
ネットワーク ステート トラッキング:スプリット ネットワーク モードの動作 |
repin |
||
ネットワーク ステート トラッキング:ミス数の最大しきい値 |
5 秒 |
||
ネットワーク ステート トラッキング:状態 |
ディセーブル |
この項の手順を使用すると、ポート プロファイル内にポート チャネルを定義し、必要に応じて、インターフェイスまたは VLAN サブグループを設定およびピン接続できます。
ステップ 1 | 1 つのアップストリーム スイッチへの接続。 1 つのアップストリーム スイッチへの接続を参照してください。 |
ステップ 2 | 複数のアップストリーム スイッチへの接続。 複数のアップストリーム スイッチへの接続を参照してください。 |
ステップ 3 | インターフェイス サブグループの手動設定。 インターフェイス サブグループの手動設定を参照してください。 |
ステップ 4 | vEthernet インターフェイスのサブグループへのピン接続。 vEthernet インターフェイスのサブグループへのピン接続を参照してください。 |
ステップ 5 | コントロールまたはパケット VLAN のサブグループへのピン接続。 コントロールまたはパケット VLAN のサブグループへのピン接続を参照してください。 |
各ポートが同じアップストリーム スイッチに接続されているポート チャネルを設定できます。 ポートが複数のアップストリーム スイッチに接続される場合は、複数のアップストリーム スイッチへの接続を参照してください。
ポート プロファイルが最初のインターフェイスに割り当てられたときに、チャネル グループ番号が自動的に割り当てられています。
次に、単一のアップストリーム スイッチに接続するポート チャネルを設定する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# port-profile AccessProf switch(config-port-prof)# channel-group auto mode on switch(config-port-prof)# show port-profile name AccessProf port-profile AccessProf description: allaccess4 status: disabled capability l3control: no pinning control-vlan: - pinning packet-vlan: - system vlans: none port-group: max ports: 32 inherit: config attributes: channel-group auto mode on evaluated config attributes: channel-group auto mode on assigned interfaces: switch(config-port-prof)#
複数のアップストリーム スイッチに接続されるポート チャネルを作成できます。
注意 |
CDP タイマーが 60 秒(デフォルト)に設定されている場合は、接続が最大 60 秒間中断される可能性があります。 |
注意 |
ポート チャネルを 2 つの異なるアップストリーム スイッチに接続するときに vPC-HM が設定されていない場合は、Cisco Nexus 1000V の背後にある VM が、ネットワークから不明なユニキャスト、マルチキャスト フラッド、およびブロードキャストの重複したパケットを受信します。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 2 | switch(config)# port-profile [type {ethernet | vethernet}] name | 名前付きポート プロファイルのポート プロファイル コンフィギュレーション モードを開始します。
|
||
ステップ 3 | switch(config-port-prof)# channel-group auto mode on [sub-group {cdp | manual}] [mac-pinning [relative]] | 一意の非対称ポート チャネル(vPC-HM とも呼ばれます)を作成し、ポート プロファイルが最初のインターフェイスに割り当てられたときに、そのポート チャネルを自動的に割り当てます。 同じモジュールに属する追加インターフェイスは、それぞれ同じポート チャネルに追加されます。 VMware 環境では、各モジュールに対して異なるポート チャネルが作成されます。 また、次のオプションも定義されます。
|
||
ステップ 4 | switch(config-port-prof)# show port-profile [brief | expand-interface | usage] [name profile-name] | (任意) 確認のためにコンフィギュレーションを表示します。 |
||
ステップ 5 | switch(config-port-prof)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を継続的に保存します。 |
次に、CDP をサポートしている複数のアップストリーム スイッチに接続するポート チャネルを作成する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# port-profile UpLinkProfile2 switch(config-port-prof)# channel-group auto mode on sub-group cdp switch(config-port-prof)# show port-profile name UpLinkProfile2 port-profile UpLinkProfile2 description: type: ethernet status: disabled capability l3control: no pinning control-vlan: - pinning packet-vlan: - system vlans: none port-group: max ports: 32 inherit: config attributes: channel-group auto mode on sub-group cdp evaluated config attributes: channel-group auto mode on sub-group cdp assigned interfaces: switch(config-port-prof)# copy running-config startup-config
次に、CDP をサポートしていない複数のアップストリーム スイッチに接続するポート チャネルを作成する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# port-profile UpLinkProfile3 switch(config-port-prof)# exit switch(config)# interface ethernet3/2-3 switch(config-if)# sub-group-id 0 switch(config-port-prof)# show port-profile name switch(config-port-prof)# show port-profile name UplinkProfile3 port-profile UplinkProfile3 description: type: ethernet status: enabled capability l3control: no pinning control-vlan: - pinning packet-vlan: - system vlans: none port-group: UplinkProfile3 max ports: - inherit: config attributes: channel-group auto mode on sub-group manual evaluated config attributes: channel-group auto mode on sub-group manual assigned interfaces: switch(config-port-prof)# copy running-config startup-config
次に、ポート チャネルをサポートしていない複数のアップストリーム スイッチに接続するポート チャネルを作成する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# port-profile UpLinkProfile1 switch(config-port-prof)# channel-group auto mode on mac-pinning switch(config-port-prof)# show port-profile name UpLinkProfile1 port-profile UpLinkProfile1 description: type: ethernet status: disabled capability l3control: no pinning control-vlan: - pinning packet-vlan: - system vlans: none port-group: max ports: 32 inherit: config attributes: channel-group auto mode on mac-pinning evaluated config attributes: channel-group auto mode on mac-pinning assigned interfaces: switch(config-port-prof)# copy running-config startup-config
複数のアップストリーム スイッチ上のトラフィック フローを管理するためのポート チャネル サブグループを手動で設定できます。 CDP が設定されていない複数のアップストリーム スイッチに接続するポート チャネルに対しては、これを実行する必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# interface ethernet range | 指定したインターフェイス範囲のインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | switch(config-if)# sub-group id number | アップストリーム スイッチのトラフィックを管理するためのサブグループを手動で設定します。 指定できるサブグループ番号は 0 ~ 31 です。 |
ステップ 4 | ステップ 2 および 3 を繰り返します。 | CDP が設定されていないアップストリーム スイッチに接続された各ポートに対して次の手順を実行します。 |
ステップ 5 | switch(config-if)# show interface ethernet range | (任意) 確認のためにコンフィギュレーションを表示します。 |
ステップ 6 | switch(config-if)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を継続的に保存します。 |
次に、4 つの物理ポートがあるモジュール 3 のホストにポート チャネル サブグループを手動で設定する方法の例を示します。 アップストリーム スイッチは CDP をサポートしません。 イーサネット ポート 3/2 および 3/3 は 1 つのアップストリーム スイッチに接続し、イーサネット ポート 3/4 および 3/5 は別のアップストリーム スイッチに接続します。
switch# configure terminal switch(config)# int eth3/2 switch(config-if)# sub-group-id 0 switch(config-if)# int eth3/3 switch(config-if)# sub-group-id 0 switch(config-if)# int eth3/4 switch(config-if)# sub-group-id 1 switch(config-if)# int eth3/5 switch(config-if)# sub-group-id 1 switch(config-if)# copy running-config interface . . . interface Ethernet3/2 inherit port-profile system-uplink-pvlan sub-group-id 0 interface Ethernet3/3 inherit port-profile system-uplink-pvlan sub-group-id 0 interface Ethernet3/4 inherit port-profile system-uplink-pvlan sub-group-id 1 interface Ethernet3/5 inherit port-profile system-uplink-pvlan sub-group-id 1 switch(config-if)#
ポート プロファイル コンフィギュレーションで vEthernet インターフェイスを特定のポート チャネル サブグループにピン接続することができます。
(注) |
また、インターフェイス コンフィギュレーションでサブグループを vEthernet インターフェイスにピン接続することもできます。 インターフェイスでの静的ピン接続の設定を参照してください。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# port-profile type vethernet name | 名前付きポート プロファイルのポート プロファイル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | switch(config-port-prof)# pinning id subgroup_id [backup subgroup_id1...subgroup_id7] | 指定したポート プロファイルについて、vEthernet インターフェイスをポート チャネル サブグループ(0 ~ 31)に割り当てます(ピン接続します)。 backup:オプションで、プライマリ サブグループが使用できない場合に使用される、ピン接続のためのバックアップ サブグループの順序付けられたリストを指定します。 |
ステップ 4 | switch(config-port-prof)# show port-profile [brief | expand-interface | usage] [name profile-name] | (任意) 確認のためにコンフィギュレーションを表示します。 |
ステップ 5 | switch(config-port-prof)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を継続的に保存します。 |
次に、vEthernet ポート プロファイルを作成し、それをポート チャネル サブグループ 3 にピン接続する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# port-profile type vethernet PortProfile1 switch(config-port-prof)# pinning id 3 switch(config-port-prof)# show port-profile name PortProfile1 port-profile PortProfile1 description: type: vethernet status: disabled capability l3control: no pinning control-vlan: - pinning packet-vlan: - system vlans: none port-group: max ports: 32 inherit: config attributes: pinning id 3 evaluated config attributes: pinning id 3 assigned interfaces: switch(config-port-prof)# copy running-config startup-config
次に、vEthernet ポート プロファイルを作成し、それをポート チャネル サブグループ 3 とバックアップ サブグループ 4 および 6 にピン接続する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# port-profile type vethernet PortProfile1 switch(config-port-prof)# pinning id 3 backup 4 6 switch(config-port-prof)# show port-profile name PortProfile1 port-profile PortProfile1 description: type: vethernet status: disabled capability l3control: no pinning control-vlan: - pinning packet-vlan: - system vlans: none port-group: max ports: 32 inherit: config attributes: pinning id 3 backup 4 6 evaluated config attributes: pinning id 3 assigned interfaces: switch(config-port-prof)# copy running-config startup-config
コントロールまたはパケット VLAN を特定のサブグループにピン接続することができます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# port-profile name | 名前付きポート プロファイルのポート プロファイル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | switch(config-port-prof)# pinning {control-vlan | packet-vlan} subgroup_id | コントロール VLAN またはパケット VLAN をポート チャネル サブグループ(0 ~ 31)に割り当て(またはピン接続)します。 |
ステップ 4 | switch(config-port-prof)# show port-profile [brief | expand-interface | usage] [name profile-name] | (任意) 確認のためにコンフィギュレーションを表示します。 |
ステップ 5 | switch(config-port-prof)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を継続的に保存します。 |
次に、コントロール VLAN で静的ピン接続を設定する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# port-profile SystemProfile1 switch(config-port-prof)# pinning control-vlan 3 switch(config-port-prof)# show port-profile SystemProfile1 port-profile SystemProfile1 description: type: ethernet status: disabled capability l3control: no pinning control-vlan: 3 pinning packet-vlan: - system vlans: 1 port-group: SystemProfile1 max ports: - inherit: config attributes: switchport mode trunk switchport trunk allowed vlan 1-5 no shutdown evaluated config attributes: switchport mode trunk switchport trunk allowed vlan 1-5 no shutdown assigned interfaces: switch(config-port-prof)# copy running-config startup-config
次に、パケット VLAN で静的ピン接続を設定する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# port-profile SystemProfile1 switch(config-port-prof)# pinning packet-vlan 0 switch(config-port-prof)# show port-profile name SystemProfile1 port-profile SystemProfile1 description: type: ethernet status: disabled capability l3control: no pinning control-vlan: - pinning packet-vlan: 0 system vlans: 1 port-group: max ports: - inherit: config attributes: switchport mode access switchport access vlan 1 switchport trunk native vlan 1 no shutdown evaluated config attributes: switchport mode access switchport access vlan 1 switchport trunk native vlan 1 no shutdown assigned interfaces: switch(config-port-prof)# copy running-config startup-config
チャネル グループをポート プロファイルに移行できます。
EXEC モードで CLI にログインしていること。
ステップ 1 | ホストをメンテナンス モードにします。 | ||
ステップ 2 |
次のいずれかを実行します。
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ステップ 3 |
すべての仮想マシンが正常に移行されたら、Cisco Nexus 1000V の CLI から、次に示す必要なパラメータを使用して、このホスト上のアップリンク ポートのためのイーサネット タイプの新しいポート プロファイルを作成します。
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ステップ 4 |
アップリンク スイッチからポート チャネルの設定を削除します。
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ステップ 5 | すべてのポートが古いポート プロファイルから移動されたら、Cisco Nexus 1000V CLI から次のコマンドを使用して、メンバが含まれていないポート チャネルを削除します。no interface port-channel id | ||
ステップ 6 | ホストのメンテナンス モードを終了します。 | ||
ステップ 7 |
Cisco Nexus 1000V から次のコマンドを使用して、実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーすることで、リブートや再起動を行っても維持されるように永続的に保存します。 copy running-config startup-config |
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ステップ 8 | アップストリーム スイッチ内にポート チャネル タイプを作成します。 ポート チャネルのポート プロファイルの作成を参照してください。 |
ポート プロファイル内のポート プロファイル タイプを移行するには、既存のポート チャネルを削除した後、ポート チャネルを再作成します。 これらのステップでは、この章の他の項に記載されている手順を使用します。
EXEC モードで CLI にログインしていること。
ステップ 1 | ホストをメンテナンス モードにします。 | ||
ステップ 2 |
次のいずれかを実行します。
|
||
ステップ 3 |
すべての仮想マシンが正常に移行されたら、Cisco Nexus 1000V の CLI から、次に示す必要なパラメータを使用して、このホスト上のアップリンク ポートのためのイーサネット タイプの新しいポート プロファイルを作成します。
|
||
ステップ 4 | アップストリーム スイッチ内の移行するポート チャネルを削除します。 ポート プロファイルからのポート チャネル グループの削除を参照してください。 | ||
ステップ 5 | アップストリーム スイッチ内のポート チャネルを削除します。 | ||
ステップ 6 |
Cisco Nexus 1000V イーサネット インターフェイスでサブグループ ID を手動で設定します。 インターフェイス サブグループの手動設定を参照してください。
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ステップ 7 | Cisco Nexus 1000V ポート プロファイル内のポート チャネル タイプを変更します。 チャネル グループのポート プロファイルへの移行を参照してください。 | ||
ステップ 8 | Cisco Nexus 1000V ポート プロファイル内のポート チャネル タイプを変更します。 1 つのアップストリーム スイッチへの接続を参照してください。 | ||
ステップ 9 | ホストのメンテナンス モードを終了します。 | ||
ステップ 10 | 仮想マシンを移行してこのホストに戻します。 | ||
ステップ 11 |
Cisco Nexus 1000V から次のコマンドを使用して、実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーすることで、リブートや再起動を行っても維持されるように永続的に保存します。 copy running-config startup-config |
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ステップ 12 | アップストリーム スイッチ内に、必要なポート チャネル タイプを作成します。 ポート チャネルのポート プロファイルの作成を参照してください。 |
ネットワーク ステート トラッキングを設定して、vPC-HM 用に設定されたポート チャネル上のリンク障害を正確に特定することができます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# track network-state enable | vPC-HM ポート チャネル内のすべてのインターフェイス上のネットワーク ステート トラッキングをイネーブルにします。 |
ステップ 3 | switch(config)# track network-state interval seconds | (任意) トラッキング ブロードキャストが送信される時間間隔(1 ~ 10 秒)と、トラッキング パケットの間隔を指定します。 ブロードキャスト間のデフォルトの間隔は 5 秒です。 |
ステップ 4 | switch(config)# track network-state split action [repin | log-only] | (任意) スプリット ネットワークが検出された場合に実行されるアクションを指定します。 |
ステップ 5 | switch(config)# track network-state threshold miss-count count | (任意) スプリット ネットワークが宣言されるまでに連続して欠落してもかまわないブロードキャストの最大数(3 ~ 7)を指定します。 欠落ブロードキャストのデフォルトの数は 5 です。 |
ステップ 6 | switch(config)# show network-state tracking config | (任意) 確認のためにネットワーク ステート トラッキング設定を表示します。 |
ステップ 7 | switch(config-if)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を継続的に保存します。 |
次に、各ブロードキャストの送信間隔が 8 秒、スプリット ネットワークが検出された場合はトラフィックを別のアップリンクに再ピン接続、およびスプリット ネットワークが宣言されるまでの欠落ブロードキャストの最大数が 7 という条件でネットワーク ステート トラッキングを設定する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# track network-state enable switch(config)# track network-state interval 8 switch(config)# track network-state split action repin switch(config)# track network-state threshold miss-count 7 switch(config)# show network-state tracking config Tracking mode : enabled Tracking Interval : 8 sec Miss count threshold : 7 pkts Split-network action : repin switch(config)#
vEthernet インターフェイスに静的ピン接続を設定できます。
(注) |
また、ポート プロファイル コンフィギュレーションでサブグループを vEthernet インターフェイスにピン接続することもできます。 vEthernet インターフェイスのサブグループへのピン接続を参照してください。 |
EXEC モードで CLI にログインしていること。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# interface vethernet interface-number | 指定したインターフェイス(1 ~ 1048575)のインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | switch(config-if)# pinning id subgroup_id [backup subgroup_id1...subgroup_id7] | vEthernet インターフェイスを特定のポート チャネル サブグループ(0 ~ 31)に割り当てます(ピン接続します)。 backup:オプションで、プライマリ サブグループが使用できない場合に使用される、ピン接続のためのバックアップ サブグループの順序付けられたリストを指定します。 |
ステップ 4 | switch(config-if)# show running-config interface vethernet interface-number | (任意) 指定したインターフェイスのピン接続設定を表示します。 |
ステップ 5 | switch(config-if)# module vem module_number execute vemcmd show pinning | (任意) 指定された VEM のピニング コンフィギュレーションを表示します。 |
ステップ 6 | switch(config-if)# module vem module_number execute vemcmd show static pinning config | (任意) VSM で設定されているピン接続のサブグループを表示します。 |
ステップ 7 | switch(config-if)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を継続的に保存します。 |
次に、サブグループ ID 0 を vEthernet インターフェイス 1 にピン接続する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# interface vethernet 1 switch(config-if)# pinning id 0 switch(config-if)# show running-config interface vethernet 1 version 4.0(4)SV1(2) interface Vethernet3 service-policy type qos input policy1 pinning id 0 switch(config-if)# exit switch(config)# exit switch# module vem 3 execute vemcmd show pinning LTL IfIndex PC_LTL VSM_SGID VEM_SGID Eff_SGID 48 1b040000 304 0 0 0 switch#
次に、ピン接続のためのバックアップ サブグループを設定した後の出力の例を示します。
switch(config-if)# module vem 4 execute vemcmd show static pinning config LTL IfIndex VSM_SGID Backup_SGID 48 1c0000a0 0, 1,2 50 1c000100 0, 1 switch(config-if)# copy running-config startup-config
ポート プロファイルからポート チャネル グループを削除できます。
EXEC モードで CLI にログインしていること。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# port-profile name | ポート チャネルを削除するポート プロファイルを指定します。 |
ステップ 3 | switch(config-port-prof)# no channel-group auto | 指定したポート プロファイル内のすべてのメンバ インターフェイスからチャネル グループの設定を削除します。 |
ステップ 4 | switch(config-port-prof)# show port-profile name | (任意) 確認のためにコンフィギュレーションを表示します。 |
ステップ 5 | switch(config-port-prof)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を継続的に保存します。 |
次に、ポート プロファイルからポート チャネル グループを削除する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# port-profile testProf switch(config-port-prof)# no channel-group auto switch(config-port-prof)# show port-profile testProf switch(config-port-prof)#
ポート チャネル インターフェイスをシャットダウンして再起動できます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# interface port-channel channel-number | 指定したポート チャネル インターフェイスのインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | switch(config-if)# shutdown | no shutdown | shutdown:インターフェイスをシャットダウンします。 トラフィックは通過せず、インターフェイスは管理的にダウン状態になります。 デフォルトは no shutdown です。 インターフェイスをアップに戻します。 インターフェイスは管理的にアップとなります。 操作上の問題がなければ、トラフィックが通過します。 デフォルトは no shutdown です。 |
ステップ 4 | switch(config-if)# show interface port-channel channel-number | (任意) 指定したポート チャネルのインターフェイス情報を表示します。 |
ステップ 5 | switch(config-if)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を継続的に保存します。 |
次に、ポート チャネル 2 のインターフェイスをアップする例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# interface port-channel 2 switch(config-if)# no shutdown
ポート チャネル インターフェイスに説明を追加できます。
EXEC モードで CLI にログインしていること。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
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ステップ 2 | switch(config)# interface port-channel channel-number | 指定されたポート チャネル インターフェイスをインターフェイス コンフィギュレーション モードにします。 channel number に指定できる範囲は 1 ~ 4096 です。 ポート チャネルがない場合は、このチャネル グループに関連付けられたポート チャネルが自動的に作成されます。 |
||
ステップ 3 | switch(config-if)# description string | 説明をポート チャネル インターフェイスに追加します。 string には、英数字で最大 80 文字の説明を指定できます。
|
||
ステップ 4 | switch(config-if)# show interface port-channel channel-number | (任意) 指定したポート チャネルのインターフェイス情報を表示します。 |
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ステップ 5 | switch(config-if)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を継続的に保存します。 |
次に、ポート チャネル 2 に説明を追加する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# interface port-channel 2 switch(config-if)# description engineering
ポート チャネル ロード バランシングを設定できます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# port-channel load-balance ethernet {dest-ip-port | dest-ip-port-vlan | destination-ip-vlan | destination-mac | destination-port | source-dest-ip-port | source-dest-ip-port-vlan | source-dest-ip-vlan | source-dest-mac | source-dest-port | source-ip-port | source-ip-port-vlan | source-ip-vlan | source-mac | source-port | source-virtual-port-id | vlan-only} | デバイスまたはモジュールのロード バランス方式を設定します。 指定可能なアルゴリズムはデバイスによって異なります。 デフォルトのロード バランシング方式では、送信元 MAC アドレスを使用します。 |
ステップ 3 | switch(config)# show interface port-channel load balance | (任意) ポート チャネル ロードバランシング方式を表示します。 |
ステップ 4 | switch(config)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を継続的に保存します。 |
次に、モジュール 5 のポート チャネルに対して、送信元 IP ロード バランシング方式を設定する例を示します。
switch# configure terminal switch# interface port channel 2 switch# port-channel load-balance ethernet source-ip module 5
ポート チャネル インターフェイスに速度とデュプレックスを設定できます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# interface port-channel channel-number | 設定するポート チャネル インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 指定できるチャネル番号は 1 ~ 4096 です。 |
ステップ 3 | switch(config-if)# speed {10 | 100 | 1000 | auto} | ポート チャネル インターフェイスの速度を設定します。 デフォルトの自動ネゴシエーションは auto です。 |
ステップ 4 | switch(config-if)# duplex {auto | full | half} | ポート チャネル インターフェイスのデュプレックス モードを設定します。 デフォルトの自動ネゴシエーションは auto です。 |
ステップ 5 | switch(config-if)# show interface port-channel channel-number | (任意) 指定したポート チャネルのインターフェイス情報を表示します。 |
ステップ 6 | switch(config-if)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を継続的に保存します。 |
次に、ポート チャネル 2 を 100 Mbps に設定する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# interface port channel 2 switch(config-if)# speed 100
デフォルトのロード バランシング方式を復元できます。
EXEC モードで CLI にログインしていること。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# no port-channel load-balance ethernet | デフォルトのロード バランシング方式(送信元 MAC アドレス)に戻します。 |
ステップ 3 | switch(config)# show interface port-channel load balance | (任意) ポート チャネル ロードバランシング方式を表示します。 |
ステップ 4 | switch(config)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を継続的に保存します。 |
次に、デフォルトのロード バランシング方式に復元する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# no port-channel load-balance ethernet switch(config)# show port-channel load-balance
LACP に対する次の要件を設定できます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
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ステップ 2 | switch(config)# feature lacp | ポート チャネルの LACP のサポートをイネーブルにします。 |
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ステップ 3 | switch(config-if)# port-profile [type {ethernet | vethernet}] name | 名前付きポート プロファイルのポート プロファイル コンフィギュレーション モードを開始します。
ポート チャネルを設定するには、ポート プロファイルをイーサネット タイプとして指定します。 ポート プロファイルをイーサネット タイプとして定義すると、ポート プロファイルを物理(イーサネット)ポートに使用できるようになります。 vCenter Server では、対応するポート グループを選択し、物理ポート(PNIC)に割り当てることができます。
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||
ステップ 4 | switch(config-port-prof)# vmware port-group [pg_name] | ポート プロファイルを VMware ポート グループとして指定します。 ここで名前を指定しない限り、ポート プロファイルは、同じ名前の VMware ポート グループにマッピングされます。 VSM を vCenter サーバに接続すると、ポート グループは、その vCenter サーバ上の仮想スイッチに配信されます。 |
||
ステップ 5 | switch(config-port-prof)# switchport mode {access | private-vlan {host | promiscuous} | trunk} | インターフェイスの使用方法を指定します。 指定できるポート モードは次のとおりです。 トランク ポートは、ネイティブ VLAN に対しては非タグ付きパケットを伝送し、他のすべての VLAN に対してはカプセル化されたタグ付きパケットを伝送します。 |
||
ステップ 6 | switch(config-port-prof)# switchport trunk allowed vlan vlan-id-list | ポート プロファイルをトランキングとして指定し、そのポート プロファイルへの VLAN アクセスを次のように定義します。
許可される VLAN を設定しない場合は、デフォルトの VLAN 1 が許可される VLAN として使用されます。 トラフィックがトランク ポートのネイティブ VLAN に転送されるようにしたい場合は、そのネイティブ VLAN が許可 VLAN リストに含まれている必要があります。 |
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ステップ 7 | switch(config-port-prof)# show port-profile name | (任意) 確認のためにコンフィギュレーションを表示します。 |
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ステップ 8 | switch(config-port-prof)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を継続的に保存します。 |
次に、ポート プロファイルからポート チャネル グループを削除する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# port-profile testProf switch(config-port-prof)# no channel-group auto switch(config-port-prof)# show port-profile testProf switch(config-port-prof)#
この手順を使用すると、LACP の管理を VSM から VEM にオフロードできます。
(注) |
以前のリリースからアップグレードした場合は、LACP 管理の VEM へのオフロードはデフォルトでディセーブルになっています。 この機能は、[no] lacp offload コマンドを使用してイネーブルまたはディセーブルにできます。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 2 | switch(config)# lacp offload | (任意) LACP 管理を VSM から VEM にオフロードします。 LACP オフロードをイネーブルにする場合は、リロードが必要なことを知らせるメッセージが表示されます。 LACP 管理の VEM へのオフロードは、デフォルトでイネーブルになっています。
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ステップ 3 | switch(config)# copy running-config startup-config | (任意) リブートおよびリスタート時に実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーして、変更を継続的に保存します。 |
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ステップ 4 | switch(config)# show lacp offload status | (任意) 確認のために LACP オフロードのステータスを表示します。
|
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ステップ 5 | switch(config)# reload | プライマリ VSM とセカンダリ VSM の両方がリブートされます。 |
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ステップ 6 | switch(config)# show lacp offload status | (任意) 確認のために LACP オフロードのステータスを表示します。
|
次に、VSM から VEM に LACP 管理をオフロードする例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# lacp offload Please do a "copy running startup" to ensure the new setting takes effect on next reboot LACP Offload Status can be verified using "show lacp offload status" Change in LACP Offload Status takes effect only on the next VSM Reboot This can potentially cause modules with LACP uplinks to flap switch(config)# copy running-config startup-config switch(config)# show lacp offload status Current Status : Disabled Running Config Status : Enabled Saved Config Status : Enabled switch(config)# reload This command will reboot the system. (y/n)? [n] y 2010 Sep 3 11:33:35 n1000v %PLATFORM-2-PFM_SYSTEM_RESET: Manual system restart from Command Line Interface n1000v(config)# show lacp offload status Current Status : Enabled Running Config Status : Enabled Saved Config Status : Enabled switch(config)#
次のコマンドを使用すると、ポート チャネルの設定を確認できます。
コマンド | 目的 |
---|---|
show feature |
LACP などの使用可能な機能と、それらがイネーブルかどうかを表示します。 |
show interface port-channel channel-number |
ポート チャネル インターフェイスのステータスを表示します。 |
show lacp port-channel [interface port-channel channel-number] |
LACP ポート チャネルに関する情報を表示します。 |
show lacp interface ethernet slot/port |
特定の LACP インターフェイスに関する情報を表示します。 |
show lacp offload status |
LACP 管理が VEM にオフロードされているかどうかを表示します。 |
show network-state tracking config |
確認のためにネットワーク ステート トラッキング設定を表示します。 |
show network-state tracking {module modID | interface channelID} |
モジュールまたはインターフェイスのネットワーク ステート トラッキングのステータスを表示します。 |
show port-channel compatibility-parameters |
ポート チャネルに追加するためにメンバ ポート間で同じにするパラメータを表示します。 |
show port-channel database [interface port-channel channel-number] |
1 つ以上のポート チャネル インターフェイスの集約状態を表示します。 |
show port-channel load-balance |
ポート チャネルで使用するロード バランシングのタイプを表示します。 |
show port-channel summary |
ポート チャネル インターフェイスの概要を表示します。 |
show port-channel traffic |
ポート チャネルのトラフィック統計情報を表示します。 |
show port-channel usage |
使用済みおよび未使用のチャネル番号の範囲を表示します。 |
show running-config interface ethernet port/slot |
指定したイーサネット インターフェイスの実行コンフィギュレーションに関する情報を表示します。 |
show running-config interface port-channel channel-number |
ポート チャネルの実行コンフィギュレーション情報を表示します。 |
show running-config interface vethernet interface-number |
指定した vEthernet インターフェイスの実行コンフィギュレーションに関する情報を表示します。 |
次のコマンドを使用すると、ポート チャネル インターフェイスの設定をモニタできます。
コマンド | 目的 |
---|---|
clear counters interface port-channel channel-number |
カウンタをクリアします。 |
show interface counters [module module] |
入力および出力オクテット ユニキャスト パケット、マルチキャスト パケット、ブロードキャスト パケットを表示します。 |
show interface counters detailed [all] |
入力パケット、バイト、マルチキャストおよび出力パケット、バイトを表示します。 |
show interface counters errors [module module] |
エラー パケットの数を表示します。 |
show lacp counters [interface port-channel channel-number] |
LACP の統計情報を表示します。 |
次に、ポート チャネルを作成し、そのポート チャネルに 2 つのレイヤ 2 インターフェイスを追加する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# interface port-channel 5 switch(config-if)# interface ethernet 1/4 switch(config-if)# switchport switch(config-if)# channel-group 5 mode active switch(config-if)# interface ethernet 1/7 switch(config-if)# switchport switch(config-if)# channel-group 5 mode switch(config-if)#
次に、LACP をイネーブルにしたインターフェイスをチャネル グループ 5 内のイーサネット インターフェイス 1/4 のアクティブ ポート チャネル モードに設定した後、ポート チャネルの LACP ポート プロファイルを設定する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# feature lacp switch(config)# interface ethernet 1/4 switch(config-if)# channel-group 5 mode active switch(config-if)# port-profile type ethernet system-uplink switch(config-port-prof)# vmware port-group lacp switch(config-port-prof)# switchport mode trunk switch(config-port-prof)# switchport trunk allowed vlan 1-100 switch(config-port-prof)# channel-group auto mode active switch(config-port-prof)# system vlan 1,10,20 switch(config-port-prof)# state enabled switch(config-port-prof)# show port-channel summary switch(config-port-prof)# copy running-config startup-config
次に、ブロードキャストの送信間隔が 8 秒、スプリット ネットワークが宣言されるまでの欠落ブロードキャストの最大数が 7、およびスプリット ネットワークが検出された場合はトラフィックを別のアップリンクに再ピン接続という条件でネットワーク ステート トラッキングを設定する例を示します。
switch# configure terminal switch(config)# track network-state enable switch(config)# track network-state interval 8 switch(config)# track network-state split action repin switch(config)# track network-state threshold miss-count 7 switch(config)# show network-state tracking config Tracking mode : enabled Tracking Interval : 8 sec Miss count threshold : 7 pkts Split-network action : repin switch(config)#
機能名 |
リリース |
機能情報 |
---|---|---|
バックアップ サブグループ |
4.2(1)SV1(4a) |
プライマリ サブグループをピン接続する場合は、最大 7 つのバックアップ サブグループを割り当てることができます。 |
ポート チャネルの相対的な番号付け |
4.2(1)SV1(4a) |
サブグループの番号が 0 から開始され、vmnic 番号には固定されません。 |
ポート チャネル vPC-HM |
4.2(1)SV1(4) |
複数のアップストリーム スイッチに接続する場合、インターフェイスの sub-group cdp コマンドがポート チャネル vPC-HM の設定から削除されています。 |
vPC-HM ポート チャネルに対するネットワーク ステート トラッキング |
4.2(1)SV1(4) |
vPC-HM 用に設定されたポート チャネル上のリンク障害を正確に特定します。 |
LACP の VEM 管理 |
4.2(1)SV1(4) |
LACP の管理を VSM から VEM にオフロードします。 |
LACP ポート チャネル機能のイネーブル化 |
4.2(1)SV1(4) |
LACP ポート チャネルのサポートをイネーブルにするための feature lacp コマンドが追加されました。 以前は、LACP が自動的にイネーブルになっていました。 |
vPC ホスト モード |
4.0(4)SV1(2) |
サブグループの手動作成をサポートします。 |
静的ピン接続 |
4.0(4)SV1(2) |
特定のポート チャネル サブグループへの vEthernet インターフェイスの割り当て(ピン接続)をサポートします。 |
ポート チャネル |
4.0(4)SV1(1) |
この機能が導入されました。 |