基本インターフェイス パラメータについて
ここでは、次の内容について説明します。
• 「説明パラメータ」
• 「速度モードとデュプレックス モード」
• 「ポート MTU サイズ」
• 「管理ステータス」
• 「Cisco Discovery Protocol」
• 「ポート チャネル パラメータ」
説明パラメータ
Virtual Ethernet(vEthernet; 仮想イーサネット)インターフェイス、イーサネット インターフェイス、および管理インターフェイスに説明パラメータを設定して、インターフェイスにわかりやすい名前を付けることができます。それぞれのインターフェイスに独自の名前を使用すれば、複数のインターフェイスから探す場合でも必要なインターフェイスをすぐに見つけることができます。
デフォルトでは、vEthernet インターフェイスの説明は、接続されているデバイスに関する情報を含めるために自動フォーマットされます。たとえば、VNIC の説明には、VM 名とネットワーク アダプタ番号が含まれます。このデフォルトの説明を保持することも、選択した説明で上書きすることもどちらも可能です。
ポート チャネル インターフェイスに説明パラメータを設定する方法については、「ポート チャネル インターフェイスへの説明の追加」を参照してください。
別のインターフェイスにこのパラメータを設定する方法については、「説明の設定」を参照してください。
速度モードとデュプレックス モード
速度モードとデュプレックス モードは、それぞれのイーサネット インターフェイスおよび管理インターフェイスと相関関係にあります。デフォルトでは、これらのインターフェイスの速度およびデュプレックス モードは他のインターフェイスとそれぞれ自動ネゴシエートしますが、設定を変更することもできます。設定を変更する場合は、両方のインターフェイスで同じ速度とデュプレックス モード設定を使用するか、または少なくとも 1 つのインターフェイスに自動ネゴシエーションを使用します。
ポート チャネル インターフェイスに速度モードおよびデュプレックス モードを設定する方法については、「ポート チャネル インターフェイスへの速度とデュプレックスの設定」を参照してください。
他のインターフェイスに速度モードおよびデュプレックス モードを設定する方法については、「インターフェイス速度およびデュプレックス モードの設定」を参照してください。
ポート MTU サイズ
Maximum Transmission Unit(MTU; 最大伝送ユニット)サイズは、イーサネット ポートで処理できる最大フレーム サイズを指定します。2 つのポート間で転送するには、どちらのポートにも同じ MTU サイズを設定する必要があります。ポートの MTU サイズを超えたフレームはドロップされます。
デフォルトでは、各ポートの MTU サイズは 1500 バイトであり、イーサネット フレームの IEEE 802.3 標準です。これよりも大きい MTU サイズでは、より少ないオーバーヘッドでデータをより効率的に処理できます。このようなフレームはジャンボ フレームと呼ばれ、最大 9000 バイトまでのサイズを指定できます。これも、Cisco Nexus 1000V での固定されたシステム ジャンボ MTU サイズです。
レイヤ 2 ポートには、MTU サイズとして、システム デフォルトの 1500 バイトまたはシステム デフォルトのジャンボ MTU サイズ 9000 バイトのいずれかを設定できます。
MTU サイズの設定手順については、「イーサネット インターフェイスの MTU サイズの設定」を参照してください。
Cisco Discovery Protocol
Cisco Discovery Protocol(CDP)は、2 台のデバイスで CDP を実行して相互に学習しあうことができるレイヤ 2 プロトコルです。CDP を使用すれば、お互いのインターフェイスを通じてリンクされているネイバー デバイスの情報を表示してネットワークをトラブルシューティングできます。デフォルトでは、CDP がイネーブルに設定されています。
CDP を設定するには、「CDP のイネーブル化/ディセーブル化」を参照してください。
ポート チャネル パラメータ
ポート チャネルは物理インターフェイスの集合体で、論理インターフェイスを構成します。1 つのポート チャネルに最大 8 つの個別インターフェイスをバンドルして、帯域幅と冗長性を向上させることができます。これらの集約された各物理インターフェイス間でトラフィックのロード バランシングも行います。ポート チャネルの物理インターフェイスが少なくとも 1 つ動作していれば、そのポート チャネルは動作しています。
変更した設定をポート チャネルに適用すると、そのポート チャネルのインターフェイス メンバにもそれぞれ変更が適用されます。
ポート チャネルを設定する場合は、「ポート チャネルの設定」を参照してください。
注意事項および制約事項
インターフェイス パラメータには、次の注意事項と制限があります。
• 通常、イーサネット ポートの速度およびデュプレックス モード パラメータを自動に設定し、ポート間で速度およびデュプレックス モードをネゴシエートできるようにします。これらのポートのポート速度およびデュプレックス モードを手動で設定する場合は、次の点について考慮してください。
– イーサネット ポート速度を自動に設定すると、デバイスは自動的にデュプレックス モードを自動に設定します。
– no speed コマンドを開始すると、デバイスは速度およびデュプレックス パラメータの両方を自動的に自動に設定します( no speed コマンドを入力すると、 speed auto コマンドを入力した場合と同じ結果になります)。
– イーサネット ポート速度を自動以外の値(10 Mbps、100 Mbps、1000Mbps など)に設定する場合は、それに合わせて接続先ポートを設定してください。接続先ポートが速度をネゴシエーションするように設定しないでください。
(注) 接続先ポートが自動以外の値に設定されている場合、デバイスはイーサネット ポート速度およびデュプレックス モードを自動的にネゴシエートできません。
(注) イーサネット ポート速度およびデュプレックス モードの設定を変更すると、インターフェイスがシャットダウンされてから再びイネーブルになる場合があります。
• インターフェイスを CLI で指定するには、次の注意事項に従ってください。
– イーサネット ポートの場合: ethernet slot/port を使用します。 slot はモジュールのスロット番号、 port はポート番号です。
– 管理インターフェイスの場合: mgmt 0 または mgmt0 を使用します。
– vEthernet ポートの場合: vethernet number を使用します。 number は 1 ~ 1048575 の番号です。
– インターフェイス タイプと、スロット/ポートまたはインターフェイス番号の間に空白は必要ありません。たとえば、イーサネット スロット 4、ポート 5 インターフェイスの場合、次のいずれかを指定できます。
ethernet 4/5
ethernet4/5
• ジャンボ フレームは、vmxnet3 ドライバでのみサポートされます。MTU を変更しようとすると成功したように見えますが、アダプタは常に、1500 バイトより大きいフレームをドロップします。詳細については、VMware KB の記事 1015556 を参照してください。
基本インターフェイス パラメータの設定
ここでは、次の内容について説明します。
• 「設定するインターフェイスの指定」
• 「説明の設定」
• 「インターフェイス速度およびデュプレックス モードの設定」
• 「イーサネット インターフェイスの MTU サイズの設定」
• 「インターフェイスのシャットダウンおよび再開」
• 「CDP のイネーブル化/ディセーブル化」
設定するインターフェイスの指定
この手順を使用すると、設定するインターフェイスを指定できます。
はじめる前に
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
• EXEC モードで CLI にログインしていること。
手順の概要
1. config t
2. interface interface
3. show interface interface
手順の詳細
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ステップ 1 |
config t Example: n1000v# config t n1000v(config)# |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 |
interface interface Example: n1000v(config)# interface ethernet 2/1 n1000v(config-if)# |
特定のインターフェイスのインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
show interface interface Example: n1000v(config-if)# show interface ethernet 2/1 |
現在のインターフェイス設定を表示します。 interface 引数を次のように定義します。 • イーサネット ポートの場合、 ethernet slot/port を使用します。 slot はモジュールのスロット番号、 port はポート番号です。 • 管理インターフェイスの場合、 mgmt 0 または mgmt0 を使用します。 • vEthernet ポートの場合、 vethernet number を使用します。 number は 1 ~ 1048575 の番号です。 |
説明の設定
この手順を使用すると、イーサネット インターフェイス、vEthernet インターフェイス、または管理インターフェイスに説明を追加できます。
はじめる前に
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
• EXEC モードで CLI にログインしていること。
• 説明は、大文字と小文字を区別する英数字で、最大 80 文字の長さにできます。
手順の概要
1. config t
2. interface interface
3. description string
4. show interface interface
5. copy running-config startup-config
手順の詳細
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ステップ 1 |
config t Example: n1000v# config t n1000v(config)# |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 |
interface interface Example: n1000v(config)# interface ethernet 2/1 n1000v(config-if)# |
特定のインターフェイスのインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
description string Example: n1000v(config-if)# description Ethernet port 3 on module 1. n1000v(config-if)# |
英数字で 80 文字までの説明をこのインターフェイスに追加し、実行コンフィギュレーション内に保存します。 |
ステップ 4 |
show interface interface Example: n1000v(config)# show interface ethernet 2/1 |
インターフェイス ステータスを表示します。説明もあわせて表示します。 |
ステップ 5 |
copy running-config startup-config Example: n1000v(config)# copy running-config startup-config |
(任意)リブート後に永続的な実行コンフィギュレーションを保存し、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーして再起動します。 |
例
次に、モジュール 3 のイーサネット ポート 24 にインターフェイスの説明を設定する例を示します。
n1000v(config)# interface ethernet 3/24
n1000v(config-if)# description server1
インターフェイス速度およびデュプレックス モードの設定
この手順を使用すると、インターフェイス速度およびデュプレックス モードを設定できます。
はじめる前に
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
• インターフェイス速度とデュプレックス モードは相関関係にあります。このため、両方を同時に設定する必要があります。イーサネット インターフェイスおよび管理インターフェイスに同時に設定できる速度およびデュプレックス モードについては、「速度モードとデュプレックス モード」を参照してください。
(注) 指定するインターフェイス速度はインターフェイスで使用するデュプレックス モードに影響を与えます。このため、デュプレックス モードを設定する前に速度を設定する必要があります。自動ネゴシエーションの速度を設定する場合、デュプレックス モードは自動的に自動ネゴシエーションに設定されます。速度を 10 Mbps または 100 Mbps に指定すると、ポートは半二重モードを使用するように自動的に設定されますが、全二重モードを指定することもできます。1000 Mbps(1 Gbps)以上の速度に設定すると、自動的に全二重モードが使用されます。
• リモート ポートの速度設定はローカル ポートへの変更をサポートします。ローカル ポートを固有の速度で使用するには、リモート ポートにも同じ速度を設定するか、ローカル ポートがその速度を自動ネゴシエートするように設定する必要があります。
手順の概要
1. config t
2. interface interface
3. speed {{ 10 | 100 | 1000 | { auto [ 10 100 [ 1000 ]]}} | { 10000 | auto }}
4. duplex { full | half | auto }
5. show interface interface
6. copy running-config startup-config
手順の詳細
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ステップ 1 |
config t Example: n1000v# config t n1000v(config)# |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 |
interface interface Example: n1000v(config)# interface ethernet 2/1 n1000v(config-if)# |
特定のインターフェイスのインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
speed { { 10 | 100 | 1000 | { auto [ 10 100 [ 1000 ]]}} | { 10000 | auto }} Example: n1000v(config-if)# speed 1000 n1000v(config-if)# |
ポート速度を指定します。 • 48 ポート 10/100/1000 モジュールのイーサネット ポートでは 10 Mbps、100 Mbps、1000 Mbps の速度を設定します。またはポートの速度を同じリンクの他の 10/100/1000 ポートと自動ネゴシエートするように設定します。 • 32 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュールのイーサネット ポートでは、速度を 10,000 Mbps(10 Gbps)に設定します。または、ポートがリンクの他の 10 ギガビット イーサネット ポートの速度と自動ネゴシエートするように設定します。 • 管理インターフェイスでは、速度を 1000 Mbps に設定します。あるいはポートがその速度と自動ネゴシエートするように設定します。 |
ステップ 4 |
duplex { full | half | auto } Example: n1000v(config-if)# duplex full |
全二重モード、半二重モード、自動ネゴシエート モードを指定します。 |
ステップ 5 |
show interface interface Example: n1000v(config)# show interface mgmt0 |
コンフィギュレーションを表示します。 |
ステップ 6 |
copy running-config startup-config Example: n1000v(config)# copy running-config startup-config |
(任意)リブート後に永続的な実行コンフィギュレーションを保存し、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーして再起動します。 |
例
次に、スロット 3 の 48 ポート 10/100/1000 モジュールのイーサネット ポート 1 の速度を 1000 Mbps に設定し、全二重モードに設定する例を示します。
n1000v(config)# interface ethernet 3/1
n1000v(config-if)# speed 1000
n1000v(config-if)# duplex full
イーサネット インターフェイスの MTU サイズの設定
この手順を使用すると、レイヤ 2 イーサネット インターフェイスの最大伝送ユニット(MTU)のサイズを設定できます。
はじめる前に
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
• EXEC モードで CLI にログインしていること。
• イーサネット インターフェイスでは 1500 ~ 9000 バイトの MTU サイズを指定できます。
• 設定する MTU 値が VEM 物理 NIC でサポートされていることを確認してください。物理 NIC でサポートされる MTU の詳細については、VMware のマニュアルを参照してください。
• ジャンボ フレームは、vmxnet3 ドライバでのみサポートされます。MTU を変更しようとすると成功したように見えますが、アダプタは常に、1500 バイトより大きいフレームをドロップします。詳細については、VMware KB の記事 1015556 を参照してください。
手順の概要
1. config t
2. interface ethernet slot / port
3. mtu size
4. show interface ethernet slot / port
5. copy running-config startup-config
手順の詳細
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ステップ 1 |
config t Example: n1000v# config t n1000v(config)# |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 |
interface ethernet slot/port Example: n1000v(config)# interface ethernet 3/1 n1000v(config-if)# |
設定するイーサネット インターフェイスを指定します。インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
mtu size Example: n1000v(config-if)# mtu 9000 |
1500(デフォルト)~ 9000 バイトの MTU サイズを指定します。 |
ステップ 4 |
show interface ethernet slot/port Example: n1000v(config-if)# show interface type slot / port |
インターフェイス ステータスを表示します。MTU サイズもあわせて表示します。 |
ステップ 5 |
copy running-config startup-config Example: n1000v(config)# copy running-config startup-config |
(任意)リブート後に永続的な実行コンフィギュレーションを保存し、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーして再起動します。 |
例
次に、イーサネット インターフェイス 3/1 にデフォルト MTU サイズ(1500 バイト)を設定する例を示します。
n1000v(config)# interface ethernet 3/1
n1000v(config-if)# mtu 1500
インターフェイスのシャットダウンおよび再開
この手順を使用すると、イーサネット インターフェイスまたは管理インターフェイスをシャットダウンして再起動できます。
はじめる前に
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
• EXEC モードで CLI にログインしていること。
• インターフェイスをシャットダウンすると、そのインターフェイスはディセーブルになり、モニタリング コマンドの出力ではダウンしているとして示されます。
• シャットダウンしたインターフェイスを再開するには、デバイスを再起動する必要があります。
手順の概要
1. config t
2. interface interface
3. shutdown
4. show interface interface
5. no shutdown
6. show interface interface
7. copy running-config startup-config
手順の詳細
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ステップ 1 |
config t Example: n1000v# config t n1000v(config)# |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 |
interface interface Example 1: n1000v(config)# interface ethernet 2/1 n1000v(config-if)# |
設定するインターフェイスを指定します。 interface 引数を次のように定義します。 • イーサネット ポートの場合、 ethernet slot/port を使用します。 slot はモジュールのスロット番号、 port はポート番号です。 • 管理インターフェイスの場合、 mgmt 0 または mgmt0 を使用します。 |
ステップ 3 |
shutdown Example: n1000v(config-if)# shutdown |
実行コンフィギュレーション内のインターフェイスをディセーブルにします。 |
ステップ 4 |
show interface interface Example: n1000v(config-if)# show interface ethernet 2/1 |
インターフェイス ステータスを表示します。管理ステータスもあわせて表示します。 |
ステップ 5 |
no shutdown Example: n1000v(config-if)# no shutdown |
実行コンフィギュレーション内のインターフェイスを再びイネーブルにします。 |
ステップ 6 |
show interface interface Example: n1000v(config-if)# show interface ethernet 2/1 |
インターフェイス ステータスを表示します。管理ステータスもあわせて表示します。 interface 引数を次のように定義します。 • イーサネット ポートの場合、 ethernet slot/port を使用します。 slot はモジュールのスロット番号、 port はポート番号です。 • 管理インターフェイスの場合、 mgmt 0 または mgmt0 を使用します。 |
ステップ 7 |
copy running-config startup-config Example: n1000v(config)# copy running-config startup-config |
(任意)リブート後に永続的な実行コンフィギュレーションを保存し、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーして再起動します。 |
例
次に、イーサネット ポート 3/1 の管理ステータスをディセーブルからイネーブルに変更する例を示します。
n1000v(config)# interface ethernet 3/1
n1000v(config-if)# shutdown
n1000v(config-if)# no shutdown
CDP のイネーブル化/ディセーブル化
この手順を使用すると、イーサネットおよび管理インターフェイスの Cisco Discovery Protocol(CDP)をイネーブルまたはディセーブルにできます。
はじめる前に
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
• EXEC モードで CLI にログインしていること。
• CDP がリンクの両端でイネーブルになっていることを確認します。
手順の概要
1. config t
2. interface interface
3. cdp enable
no cdp enable
4. show cdp interface interface
5. copy running-config startup-config
手順の詳細
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ステップ 1 |
config t Example: n1000v# config t n1000v(config)# |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 |
interface interface Example 1: n1000v(config)# interface ethernet 3/1 n1000v(config-if)# |
設定するインターフェイスを指定します。 interface 引数を次のように定義します。 • イーサネット ポートの場合、 ethernet slot/port を使用します。 slot はモジュールのスロット番号、 port はポート番号です。 • 管理インターフェイスの場合、 mgmt 0 または mgmt0 を使用します。 |
ステップ 3 |
cdp enable Example: n1000v(config-if)# cdp enable |
実行コンフィギュレーション内のインターフェイスの CDP をイネーブルにします。 動作するには、このパラメータが同じリンクの両方のインターフェイスでイネーブルになっている必要があります。 |
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no cdp enable Example: n1000v(config-if)# no cdp enable |
実行コンフィギュレーション内のインターフェイスの CDP をディセーブルにします。 2 つのインターフェイスのうち一方の CDP をディセーブルにすると、すぐにリンクの CDP がディセーブルになります。 |
ステップ 4 |
show cdp interface interface Example: n1000v(config-if)# show cdp interface interface |
実行コンフィギュレーション内のインターフェイスの CDP ステータスを表示します。 interface 引数を次のように定義します。 • イーサネット ポートの場合、 ethernet slot/port を使用します。 slot はモジュールのスロット番号、 port はポート番号です。 • 管理インターフェイスの場合、 mgmt 0 または mgmt0 を使用します。 |
ステップ 5 |
copy running-config startup-config Example: n1000v(config)# copy running-config startup-config |
(任意)リブート後に永続的な実行コンフィギュレーションを保存し、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーして再起動します。 |
例
次に、イーサネット ポート 3/1 の CDP をイネーブルにする例を示します。
n1000v(config)# interface ethernet 3/1
n1000v(config-if)# cdp enable
次に、イーサネット ポート 3/1 の CDP をディセーブルにする例を示します。
n1000v(config)# interface ethernet 3/1
n1000v(config-if)# no cdp enable
インターフェイス カウンタのクリア
この手順を使用すると、イーサネット、vEthernet、および管理インターフェイスのカウンタをクリアできます。
はじめる前に
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
• EXEC モード、コンフィギュレーション モード、またはインターフェイス コンフィギュレーション モードで CLI にログインしていること。
手順の概要
1. clear counters interface-type interface-id
2. show interface interface
手順の詳細
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ステップ 1 |
clear counters interface Example: n1000v# clear counters ethernet 2/1 n1000v# |
指定したインターフェイスのカウンタをクリアします。 • ethernet slot/port • vethernet number • mgmt 0 または mgmt0 |
ステップ 2 |
show interface interface Example: n1000v# show interface ethernet 2/1 |
インターフェイス ステータスを表示します。指定したインターフェイスのカウンタもあわせて表示します。 • ethernet slot/port • vethernet number • mgmt 0 または mgmt0 |
例
次に、イーサネット ポート 5/5 のカウンタをクリアしてリセットする例を示します。
n1000v# clear counters ethernet 5/5