目次
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ゼロ クライアントの接続設定にダイアログ ボックスを使用することは推奨されませんが、中央のデフォルト設定を一時的に上書きするときや、中央設定をセットアップするオプションがないとき(比較的小規模な環境の場合)は使用できます。 通常は、中央設定を使用して、更新と指定したデフォルト設定を環境内のサポートされているすべてのゼロ クライアントに自動的にプッシュできるようにすることを推奨します(中央設定を使用した自動更新および自動設定を参照)。 |
INI ファイルを使用して中央設定(グローバル接続設定)を提供しない場合は、[Global Connection Settings] ダイアログボックス(
)を使用して、接続リスト内のすべての接続に影響を与える設定を行います。![]() ヒント |
INI ファイルを使用したゼロ クライアントの設定(推奨)の詳細については、『INI Files Reference Guide for Cisco Virtual Experience Client 2112/2212』を参照してください。 ダイアログボックスを使用したゼロ クライアントのローカル設定の詳細については、接続オプションの設定およびローカル設定の設定を参照してください。 |
次の図に、[Session] タブを示します。
[Session] タブを使用して、すべてのセッションで使用するオプションのチェックボックスを選択します([Smart Cards] チェックボックスで、スタートアップ時にスマート カード リーダーに接続するためのデフォルト設定を指定します)。
[ICA] タブを使用して、すべての ICA セッションで使用するオプションのチェックボックスを選択します。 ご使用の接続に最適な音声品質を選択します。
次の点に注意してください。
次の図に、[RDP] タブを示します。
[RDP] タブは、次の操作を実行する場合に使用します。
![]() (注) |
TCX USB は、Cisco VXC 2112/2212 ではサポートされていません。 |
ゼロ クライアントのダイアログ ボックスを使用して、接続オプションを設定できます(ユーザの特権レベルによって、一部のオプションは使用できない場合があります)。
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接続オプションの設定にゼロ クライアントのダイアログ ボックスを使用することは推奨されませんが、中央のデフォルト設定を一時的に上書きするときや、中央設定をセットアップするオプションがないとき(比較的小規模な環境の場合)は使用できます。 通常は、中央設定を使用して、更新と指定したデフォルト設定を WTOS 環境内のすべてのゼロ クライアントに自動的にプッシュできるようにすることを推奨します(中央設定を使用した自動更新および自動設定を参照)。 |
接続オプションにアクセスするには、次の手順に従います。
[Network Setup] ダイアログボックス(
)では、ゼロ クライアントのネットワーク設定が可能です。![]() ヒント |
動作環境によっては、ネットワーク管理者によってこのダイアログ ボックスへのアクセスが無効に設定されている場合があります。 特に、特権が低いか、特権を持っていないユーザは(PPPoE アクセスを使用している場合はサインインするまで)このボックスにアクセスできません。 詳細については、ディセーブルになっている [Network Setup] ダイアログボックスのイネーブル化を参照してください。 |
次の図に、[General] タブを示します。
次のガイドラインに従って、[General] タブを設定します。
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[10 Mb Full-Duplex] オプションはデバイスでローカルに選択できますが、このモードでは [Auto-Detect] を使用したネゴシエーションが必要になることがあります。 |
次の図に、[Name Servers] タブを示します。
次のガイドラインに従って、[Name Servers] タブを設定します。
![]() ヒント |
2 つの DNS サーバ アドレスを、セミコロン、コンマ、またはスペースで区切って入力できます。 最初のアドレスはプライマリ DNS サーバ用、2 番目のアドレスはバックアップ DNS サーバ用です。 |
![]() ヒント |
2 つの WINS サーバ アドレス(プライマリとセカンダリ)を、セミコロン、コンマ、またはスペースで区切って入力できます。 |
次の図に、[Options] タブを示します。
次のガイドラインに従って、[Options] タブを設定します。
次の図に、[Security] タブを示します。
次のガイドラインに従って、[Security] タブを設定します。
ゼロ クライアント リソースへのユーザ アクセスには、関連する特権およびユーザ モードがありますが、ネットワーク設定へのアクセス([Network Setup] ダイアログボックスを使用)は、特権レベルによって異なります。 スタンドアロン ユーザは、デフォルトで高特権ユーザとなるか、またはロック ダウンされたゼロ クライアントを持ちます。 ゲスト ユーザには、None という暗黙の特権があり、すべてのアクセスがこの特権によって制御されます。 PNAgent/PNLite 専用ユーザは、ゼロ クライアントのブート時に wnos.ini ファイルで設定されていた任意の特権、wnos.ini ファイルに最後にアクセスしたときにロックダウンされていた任意の特権、または高特権(デフォルト)を持ちます。
INI ファイルで Privilege パラメータが [Low] または [None] に設定されている場合、ゼロ クライアントの [Network Setup] ダイアログボックスはディセーブルになります(ユーザはアクセスできません)、 このような場合、INI ファイルを変更しなくても、[Network Setup] ダイアログボックスにアクセスできる場合があります。 たとえば、別の FTP サーバまたは仮想デスクトップ ファイル サーバを変更する必要がある場合、または PNAgent/PNLite サーバ リストを追加する必要がある場合などがあります。 このような場合に [Network Setup] ダイアログボックスにアクセスするには、ネットワーク ケーブルを切断し、ゼロ クライアントをリブートしてスタンドアロン ユーザ モードにします。 [Network Setup] ダイアログボックスは、ゼロ クライアントの初期化後に表示され、必要な入力が可能になります(完了したら、必ずネットワーク ケーブルを接続しなおしてリブートしてください)。
![]() 注意 |
ゼロ クライアントがダイヤルアップ、PPPoE、または PPTP VPN を通じて企業イントラネットにアクセスし、ゼロ クライアントがロックダウンされている場合、非特権ユーザまたは低特権ユーザがリブートしてスタンドアロン ユーザ モードにすると、[Network Setup] ダイアログボックスおよびシステム リセット機能が無効になります。 ユーザは、このパスを通して企業イントラネットに再アクセスできなくなります。 この場合、企業イントラネットに直接アクセス(イーサネット ケーブル)できる場所にゼロ クライアントを移動して、ゼロ クライアント動作設定に必要な変更を行うことができるように(たとえば、INI ファイルを設定してゼロ クライアントのロックを解除する)リブートする必要があります。 |
ゼロ クライアントがダイヤルアップ アクセスで設定されている場合は、設定された電話番号に応答する RAS サーバが必要です。 ない場合は、ゼロ クライアントを工場に返送して回復する必要があります。
[Remote Connections] ダイアログボックス(
)を使用して、ゼロ クライアントのリモート接続(ICA、RDP、Citrix XenDesktop、およびその他のブローカ サーバ接続を含む)、視覚的オプション、および一般的な接続設定を指定できます。![]() ヒント |
[Classic Desktop] オプションでは、[Remote Connections] ダイアログ ボックスを使用して、デフォルトの ICA および RDP 接続を作成して使用できます。 複数の ICA および RDP 接続(デフォルトの接続以外の接続)を作成する場合は、Connect Manager を使用してください(Connect Managerを参照)。 |
次の図に、[Broker Setup] タブを示します。
次のガイドラインに従って、[Broker Setup] タブを設定します。
![]() ヒント |
wnos.ini ファイルが使用されている場合は、そのファイルでロケーションを指定できます。 DHCP が使用されている場合は、DHCP を使用してロケーションを指定できます。 エントリを作成した後、ゼロ クライアントをリブートして、変更を有効にしてください。 |
![]() ヒント |
ブローカは HTTP と HTTPS の両方をサポートしていますが、ブローカ サーバのサポート状況によって異なります。 HTTP または HTTPS がブローカ サーバで指定されていない場合は、HTTP がデフォルトで使用されます。 HTTPS が指定されている場合、クライアント側は対応するルート証明書をローカルにインストールする必要があります。 対応するルート証明書をローカルにインストールする方法の詳細については、HTTPS/SSL サーバの設定を参照してください。 |
次の図に、[Visual Experience] タブを示します。
次のガイドラインに従って、[Visual Experience] タブを設定します。
次の図に、[General Options] タブを示します。
[General Options] タブ オプションを使用して、開いているすべてのデスクトップを終了した後のアクションを選択し(デフォルトで、ゼロ クライアントは自動的に [Login] ダイアログ ボックスに戻り、別のユーザが使用できるようになります)、デフォルトのログオン ユーザ名とドメインを設定して、ローカルに保存された接続をクリアします。
[Central Configuration] ダイアログ ボックスを使用して、ファイル サーバやオプションの VXC Manager サーバ設定など、ゼロ クライアントの中央接続設定を指定できます。
次のガイドラインに従います。
ICA および RDP 接続を設定するときは、次の情報を参考にしてください(この情報は、ゼロ クライアントにロック ダウンされた特権レベルがないことを前提にしています)。
次の図に、[Connection] タブを示します。
[Server] オプションを選択すると、[Host Names] ボックスが表示されます。
[Published Application] オプションを選択すると、[Host Names] ボックスが [Application Name] ボックスに変わります。
次のガイドラインに従って、[Connection] タブを設定します。
![]() ヒント |
[Host Name] は、ICA マスター ブラウザ、DNS、または WINS の 3 つのメカニズムのいずれかを使用して解決できます。 マスター ブラウザは公開されたアプリケーションを解決できる唯一のメカニズムです(DNS にそのアプリケーションを手動で入力した場合を除く)。 DNS はネットワーク制御パネルのデフォルト ドメイン名を使用して FQDN を構成しようとしますが、デフォルトを使用しない名前解決も試行します。 |
![]() 注意 |
この暗号化の選択内容は、ゼロ クライアントと ICA サーバ間の通信のセキュリティにのみ適用されます。 これは、ICA サーバ上の個々のアプリケーションのセキュリティ設定とは独立しています。 たとえば、大部分の Web 金融取引ではゼロ クライアントで 128 ビットの暗号化を使用する必要があります。 ただし、ゼロ クライアントの暗号化も 128 ビットに設定されていなければ、取引情報が低いレベルのセキュリティに公開される可能性があります。 |
次の図に、[Logon] タブを示します。
次のガイドラインに従って、[Logon] タブを設定します。
次の図に、[Options] タブを示します。
次のガイドラインに従って、[Options] タブを設定します。
次の図に、[Connection] タブを示します。
次のガイドラインに従って、[Connection] タブを設定します。
![]() ヒント |
サーバ名は、DNS と WINS の 2 つのメカニズムのいずれかを使用して解決できます。 DNS はネットワーク制御パネルのデフォルト ドメイン名を使用して FQDN を構成しようとしますが、デフォルトを使用しない名前解決も試行します。 |
![]() ヒント |
一部のゼロ クライアント バージョンでは、RDP 接続に 256 色(8 ビット)だけを選択できます。 また、古いバージョンのサーバ ソフトウェアの場合(たとえば、RDP 4.0)、サーバは 8 ビット カラーだけをサポートしています。 これは前もって検出できませんが、接続が確立されると 8 ビット カラーが使用されます。 |
![]() ヒント |
[Connection Settings(RDP)] ダイアログ ボックスの [Connection] タブでオプションをリセットできます。 これを行うには、[Reset VM] コマンド ボタンをクリックします。 このコマンド ボタンは、ダイアログ ボックスの右上にあります。 VDM ブローカ接続の場合にのみ表示されます。 |
次の図に、[Logon] タブを示します。
次のガイドラインに従って、[Logon] タブを設定します。
次の図に、[Options] タブを示します。
次のガイドラインに従って、[Options] タブを設定します。
![]() (注) |
RDP Audio のオプションにより、Cisco VXC クライアントはオーディオ情報を転送できます。 ただしその場合も、中央サーバからの制限は適用されます。 ユーザは、双方向オーディオが Cisco VXC アーキテクチャでサポートされているかどうかを、システム管理者に確認する必要があります。 |