目次
ゼロ クライアントのダイアログ ボックスを使用して、ローカル設定オプションを設定できます(ユーザの特権レベルによって、一部のオプションは使用できない場合があります)。
![]() ヒント |
ローカル設定オプションの設定にゼロ クライアントのダイアログ ボックスを使用することは推奨されませんが、中央のデフォルト設定を一時的に上書きするときや、中央設定をセットアップするオプションがないとき(比較的小規模な環境の場合)は使用できます。 通常は、中央設定を使用して、更新と指定したデフォルト設定を WTOS 環境内のすべてのゼロ クライアントに自動的にプッシュできるようにすることを推奨します(中央設定を使用した自動更新および自動設定を参照)。 |
ローカル設定オプションにアクセスするには、次の手順を実行してください。
[System Preference] ダイアログボックス(
)を使用して、個人設定(スクリーン セーバー、時間と日付、およびカスタム情報の設定など)を選択できます。次の図に、[General] タブを示します。
次のガイドラインに従って、[General] タブを設定します。
次の図に、[Time/Date] タブを示します。
次のガイドラインに従って、[Time/Date] タブを設定します。
![]() (注) |
[Enable Daylight Saving] チェックボックスをオンにしたにもかかわらず、[Start Date] と [End Date] を適切に設定しなかった場合は、Windows オペレーティング システムの [Adjust Date and Time] に、次のエラーが表示されます。 「Your current time zone is not recognized. Please select a valid time zone.」 |
次の図に、[Custom Info] タブを示します。
[Custom Info] タブを使用して、Cisco VXC Manager ソフトウェアで使用するための設定文字列を入力します。 設定文字列にはロケーション、ユーザ、管理者などの情報を含めることができます。
[OK] をクリックすると、ダイアログボックスに入力したカスタム フィールド情報が Windows レジストリに転送されます。 これで、それらの情報が Cisco VXC Manager で使用できるようになります。
Cisco VXC Manager のリモート管理およびゼロ クライアントのソフトウェア アップグレードの詳細については、『Administration Guide for Cisco Virtualization Experience Manager』を参照してください。
[Display] ダイアログ ボックス(
)を使用して、ゼロ クライアントで使用するモニタの解像度およびリフレッシュ レートを選択します。 ここでは、2 台のモニタで表示する方法も設定できます。![]() ヒント |
デスクトップに表示できるアイコンの数は、デスクトップの解像度と管理者設定によって異なります。 ゼロ クライアントでは 8 ビット カラーだけがサポートされ、1280 X 1024 解像度を使用してフル スクリーン接続が表示されます。 1280 X 1024 解像度は、デスクトップ、ウィンドウ形式の接続、またはシームレスな接続には使用されません。 |
次の図に、[General] タブを示します。
次のガイドラインに従って、[General] タブを設定します。
次の図に、[Dual Head] タブを示します。
次のガイドラインに従って、[Dual Head] タブを設定します(デュアル モニタ対応クライアントの場合)。
![]() (注) |
DVI から DVI/VGA へのスプリッタを VGA と DVI モニタで同時に使用する場合は、VGA モニタがプライマリ モニタになります。 |
[Peripherals] ダイアログボックス(
. )を使用して、キーボード、マウス、音量、シリアル、カメラ、およびタッチ スクリーン設定などのペリフェラル設定を選択します。次の図に、[Keyboard] タブを示します。
次のガイドラインに従って、[Keyboard] タブを設定します。
サポートされるキーボード言語 | ||
---|---|---|
Arabic (Saudi Arabia) | Arabic (Iraq) | Arabic (Egypt) |
Arabic (Libya) | Arabic (Algeria) | Arabic (Morocco) |
Arabic (Tunisia) | Arabic (Oman) | Arabic (Yemen) |
Arabic (Syria) | Arabic (Jordan) | Arabic (Lebanon) |
Arabic (Kuwait) | Arabic (U.A.E.) | Arabic (Bahrain) |
Arabic (Qatar) | Brazilian | Canadian (Multilingual) |
Chinese (Simplified) | Chinese (Traditional) | Croatian |
Czech | Danish | Dutch |
Dutch (Belgian) | English (Australian) | English (3270 Australian) |
English (New Zealand) | English (United Kingdom) | English (United States) |
Finnish | French (Belgian) | French (Canadian) |
French (France) | French (Swiss) | German |
German (IBM) | German (Swiss) | Greek |
Hungarian | Italian | Italian (Swiss) |
日本語 | Korean | Norwegian |
Polish (214) | Polish Programmers | Portuguese |
Portuguese (Brazil) | Romanian | Slovakian |
Slovakian (Qwerty) | Slovenian | Spanish |
Spanish (Mexican) | Swedish | Turkish |
Turkish (QWERTY) | U.S. International |
次の図に、[Mouse] タブを示します。
[Mouse] タブを使用して、[Mouse Speed] とマウスの方向を選択します([Swap left and right mouse buttons] を選択して左利きの操作用にマウス ボタンを入れ替えることができます)。
次の図に、[Audio] タブを示します。
[Audio] タブを使用して、接続したデバイスの音量設定を選択します。 たとえば、接続されている USB ヘッドセットはドロップダウン リストに表示されて選択できるようになっています。 アナログのイヤホンを使用する場合は [HD Audio] オプションを使用します。音声の拡張機能を使用するには、[Boost] オプションを使用します。
次の図に、[Serial] タブを示します。
次のガイドラインに従って、[Serial] タブを設定します。
ゼロ クライアント(USB)にローカルで接続されているカメラ(UVC ドライバでサポートされているもの)とインターフェイスするには、[Camera] タブを使用します。 XenDesktop 5 または XenApp 6 の HDX RealTime Web カメラ機能を使用している場合は、ゼロ クライアントから最大解像度および 1 秒あたりのフレーム数(10 FPS 推奨)などのオプションを直接制御できます(Web カメラが Universal Video Driver をサポートしている場合)。
![]() 注意 |
この機能は実験的なものであり、現時点では中央設定(INI パラメータ)をサポートしていません。 また、CPU への負荷も高いため、注意してください。 |
[Touch Screen] タブを使用して、ゼロ クライアントに接続されているタッチ スクリーンを設定します(USB)。 このタブは、ゼロ クライアントでタッチ スクリーンが USB ポートを介して接続され、セットアップ(または較正)がまだ実行されていないことが検出された場合に使用可能(グレイ アウトされていない状態)になります。 [Touch Setup] ウィンドウには、必要な較正調整を行うために画面上の 2 つの円にタッチすることを求めるプロンプトが表示されます。 較正を行うと、システムが工場出荷時のデフォルトにリセットされるか、別のタイプのタッチ モニタが接続されるまで、調整値はローカル端末の NVRAM に保存されます。
[Printer Setup] ダイアログボックス([System Settings] アイコン > [Printer])を使用して、ゼロ クライアントに接続されているネットワーク プリンタおよびローカル プリンタを設定します。 ゼロ クライアントはそれ自体の USB ポートを使用して、複数のプリンタをサポートできます。 複数のプリンタを使用する必要がある場合に、ゼロ クライアントで別のポートを使用できず、使用されているポートを USB モデム コンバータと共有する必要があるときは、USB ハブをポートに接続してください。
Microsoft リモート デスクトップ セッション ホスト(RDSH)、Microsoft ターミナル サービス、および Citrix XenApp は、それぞれ独自の印刷ポリシーを持っており、クライアント側での印刷を可能にするには、そのポリシーを正しく設定する必要があります。 これらの環境での印刷設定の詳細については、ベンダーの指示書を参照してください。
![]() ヒント |
このセクションでは、[Printer Setup] ダイアログボックスのタブおよびフィールドの詳細について説明します。 一般的な印刷の場合の [Printer Setup] ダイアログボックスの使用例については、印刷設定の例を参照してください。 |
次の図に、[Ports] タブを示します。
次のガイドラインに従って、[Ports] タブを設定します。
![]() (注) |
[Enable LPD Service for the Printer] が選択されている場合、このプリンタ名は、LPR を使用してこのプリンタに出力する他のクライアントのキュー名になります。 |
![]() 注意 |
ゼロ クライアントを LPD プリンタ サーバとして使用する場合は、DHCP を使用しないで、スタティック IP アドレスをゼロ クライアントに割り当てる必要があります(詳細については、ネットワーク設定を参照してください)。 |
次の図に、[LPDs] タブを示します。
次のガイドラインに従って、[LPDs] タブを設定します。
![]() (注) |
プリンタがネットワーク上の別のゼロ クライアントに接続されている場合、[LPD Hosts] ボックス内のエントリがそのゼロ クライアントの名前またはアドレスになります。 |
![]() (注) |
プリンタがネットワーク上の別のゼロ クライアントに接続されている場合は、[LPD Queue Name] はプリンタが接続されているゼロ クライアントの [Printer Name] ボックスの内容と一致する必要があります。 |
次の図に、[SMBs] タブを示します。
Windows ネットワーク プリンタに出力する場合は、次のガイドラインに従って、[SMBs] タブを設定します。
![]() 注意 |
Windows で共有されるプリンタ名には、スペースを含めることはできません。スペースが入っていると、WTOS ではそのプリンタを使用できません。 |
![]() 注意 |
ゼロ クライアントを LPD プリンタ サーバとして使用する場合は、DHCP を使用しないで、スタティック IP アドレスをゼロ クライアントに割り当てる必要があります。詳細については、ネットワーク設定を参照してください。 |
次の図に、[Options] タブを示します。
次のガイドラインに従って、[Options] タブを設定します。
次の図に、[Help] タブを示します。
[Help] タブには、プリンタのヘルプ情報が含まれています。
高特権ユーザまたはスタンドアロン ユーザは、G キー リセット機能を使用して、ゼロ クライアントを工場出荷時設定にリセットできます。 G キー リセットは、ローカル NV-RAM に定義されたネットワーク設定と接続の両方を含めて(これらに限定されません)、すべての設定項目に影響を与えます。
![]() ヒント |
ロックダウン モードでは、低特権ユーザおよび非特権ユーザは G キー リセットを使用できません。 |
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高特権ユーザまたはスタンドアロン ユーザは、[Shutdown] ウィンドウで次の手順を実行することで、ゼロ クライアントを工場出荷時設定にリセットできます
接続された実際のモニタのディスプレイ設定が不適切な場合、ゼロ クライアントを再起動したときに、ディスプレイが適切に機能しない可能性があります。 これを修正するには、次の手順に従います。
ゼロ クライアントが 640 X 480 ピクセルのディスプレイ解像度および 60 Hz のリフレッシュ レートで再起動します。 |
ステップ 1 |
ゼロ クライアントの電源をオンにします。 シスコのロゴが短時間表示されます。 |
ステップ 2 |
シスコのロゴが表示されている間に、Delete キーを押し続けて、ゼロ クライアントの BIOS に入り、変更を行います(パスワードとしてFireportと入力します)。 例: たとえば、F7 キーを使用して、最適化デフォルトを使用できます(BIOS Setup ユーティリティのすべての項目に対して、最適なデフォルト値をロードします)。 |