Cisco Secure Workload
ソフトウェア エージェント サポート ポリシー
イベント |
日付 |
ポリシー公開 |
2020 年 4 月 15 日 |
ポリシー発効 |
2020 年 5 月 15 日 |
ポリシー更新 |
2021 年 3 月 9 日 |
Cisco Tetration から Cisco Secure Workload へのブランド変更 |
2021 年 9 月 |
このポリシーは、オンプレミスのクラスタまたは Software-as-a-Service オプションとともに展開される、すべての Cisco Secure Workload(以前の Cisco Tetration)ソフトウェアエージェントに適用されます。
Cisco Secure Workload ソフトウェアには、メジャー、マイナー、パッチのリリースバージョンがあります。これらの各ソフトウェアリリースには、ソフトウェアエージェントのバグ修正や機能拡張が含まれています。そのため、ソフトウェアおよびエージェントのバージョンの最新リリースが稼働していることが重要です。また、これらのリリースには、新しいバージョンのオペレーティングシステムのサポートが含まれている場合があります。
リリースバージョン番号のパターンは、メジャー . マイナー . パッチ . ビルド(例:3.5.1.1)の順です。
シスコは、最新のメジャー . マイナーリリースに対するテクニカルサポート、バグ修正、およびエージェントの機能拡張を提供します。また、ソフトウェアエージェントの以前のメジャー . マイナーリリースに対しては、テクニカルサポートおよび重要なバグ修正を提供します。
表 3. 例:サポートされているリリース
最新リリース: |
テクニカルサポート、バグ修正、およびエージェントの機能拡張を提供: |
テクニカルサポートと重要なバグ修正を提供: |
3.4.1.1 |
3.4.x.x |
3.3.x.x |
3.5.1.1 |
3.5.x.x |
3.4.x.x |
3.6.1.1 |
3.6.x.x |
3.5.x.x |
サポートされているメジャー . マイナーバージョンに対するすべてのパッチリリース(これらの例で x.x と表示されているもの)がサポートされています。
Cisco TAC サポートは、アクティブな Cisco Secure Workload ソフトウェア サブスクリプションをお持ちのお客様には引き続きご利用いただけます。Cisco Secure Workload ソフトウェアエージェントで問題が発生した場合は、最新のマイナーリリースまたはパッチリリースで問題を解決できるかどうかの確認を求められることがあります。このような要求には、必要に応じてクラスタソフトウェアのアップグレードが含まれる場合があります。エージェントのバージョンがサポート対象外になった場合は、Cisco Secure Workload ソフトウェアをアップグレードして、サポートされているエージェントのバージョンにする必要があります。
· ソフトウェアエージェントのベータおよびアルファバージョン
アルファまたはベータとしてマークされた Cisco Secure Workload ソフトウェアエージェントは、標準のサポートポリシーに従いません。
· トラブルシューティング リリース
Cisco TAC は、追加のトラブルシューティングを実行したり、バグ修正を検証したりする目的で、お客様に 1 回限りの Cisco Secure Workload ソフトウェア エージェント リリースを提供することがあります。これらのエージェントバージョンは正式な公開リリースではないため、完全な実稼働展開ではサポートされません。これらのリリースを受け取ったお客様は、サポート担当者と緊密に連携して展開とテストを検証する必要があります。
· 1回限りの削除
シスコは、このケースを回避するためにあらゆる試みを行いますが、現場で見られる問題の重大度や頻度、またはセキュリティ上の問題に対処するために、リリースされたバージョンの Cisco Secure Workload ソフトウェアエージェントを削除する必要がある場合があります。その場合は、1)問題に対処する新しいバージョンを使用可能にするか、2)お客様がアップグレードする必要があるバージョンについての推奨事項を提供します。
Cisco Secure Workload ソフトウェアエージェントは、オペレーティング システム ベンダーからの定期的または延長サポート付きのオペレーティングシステム上でのみ、テストおよびサポートされます。Cisco TAC テクニカルサポート、バグ修正、および製品の機能拡張の終了を含む、オペレーティングシステムのソフトウェアエージェントに対するシスコの標準サポートの終了日は、公開されているオペレーティングシステムのサポート終了日またはサポート終了予定日に一致します。
ベンダーが特定のオペレーティング システム バージョンのサポート終了日以降に拡張セキュリティ更新オプションを提供する場合のサポートポリシーは、次の表に示すスケジュールに従います。
表 3. 拡張セキュリティ更新による OS バージョンのサポートポリシー
オペレーティングシステム/バージョン |
Cisco Secure Workload ソフトウェアエージェント:最新バージョン |
Cisco Secure Workload エージェント機能拡張/バグ修正 |
テクニカルサポート(TAC)の終了日 |
Microsoft Windows Server 2008(Windows Server 2008 R1とも呼ばれます) |
Cisco Secure Workload ソフトウェアリリース 3.3 以降のこのオペレーティング システム バージョンには、新しいエージェントバージョンはありません。 |
2020 年 1 月 14 日以降は、このオペレーティングシステムの機能拡張やバグ修正は利用できません。 |
テクニカルサポートは終了しました。 |
Microsoft Windows Server 2008 R2 |
N/A |
2020 年 1 月 14 日以降は、重要なセキュリティ修正を除き、このオペレーティングシステムの機能拡張やその他のバグ修正は予定されていません。 |
Microsoft の有効な拡張セキュリティ更新契約があり、サポート対象のエージェントバージョンを実行しているお客様は、2023 年 1 月 14 日までテクニカルサポートをご利用いただけます。 |
Microsoft Windows 7(Professional、Enterprise) |
N/A |
2020 年 1 月 14 日以降は、重要なセキュリティ修正を除き、このオペレーティングシステムの機能拡張やその他のバグ修正は予定されていません。 |
Microsoft の有効な拡張セキュリティ更新契約があり、サポート対象のエージェントバージョンを実行しているお客様は、2023 年 1 月 14 日までテクニカルサポートをご利用いただけます。 |
Q:サポートポリシーはいつから有効になりますか。
A:サポートポリシーは 2020 年 4 月 15 日に公開され、2020 年 5 月 15 日に発効しました。ポリシーは 2021 年 3 月 10 日に更新されました。
Q:サポートポリシーでサポートされなくなった Cisco Secure Workload ソフトウェアエージェントは引き続き機能しますか。
A:はい。Cisco Secure Workload ソフトウェアエージェントは、Cisco Secure Workload プラットフォーム(オンプレミスまたはSaaS)に引き続き接続し、通常どおり機能します。ただし、最新リリースで使用可能な機能がサポートされていない場合や、未解決のバグやセキュリティ上の問題が含まれている場合があります。最新の機能とセキュリティパッチを使用するために、Cisco Secure Workload ソフトウェアの最新バージョンにアップグレードすることをお勧めします。
Q:過去のサポートポリシーを延長したバージョンの Cisco Secure Workload エージェントにはアクセスできますか。
A:新しい Cisco Secure Workload ソフトウェアリリースにアップグレードされるオンプレミスのお客様は、引き続き古いバージョンのエージェントにアクセスできます。通常どおり、新しい展開では対応するエージェントバージョンへのアクセスのみが提供されます。Cisco Secure Workload SaaS のお客様は、必要に応じて古いバージョンのエージェントにも引き続きアクセスできます。
Q:どうしても必要な場合、以前のバージョンの Cisco Secure Workload エージェントを展開できますか。
A:はい。古いバージョンの Cisco Secure Workload エージェントは引き続き展開できます。ただし、サポートされていないバージョンの展開は、製品の新機能や重要なセキュリティパッチがないため、推奨されません。また、テクニカルサポートも提供されません。これらのエージェントバージョンのテクニカルサポートを受ける前に、現在サポートされているバージョンにアップグレードする必要がある場合があります。
Q:使用中の環境に展開されている Cisco Secure Workload エージェントのバージョンを確認するにはどうすればよいですか。
A:Cisco Secure Workload のユーザーインターフェイスで、お使いの環境に展開されている Cisco Secure Workload エージェントのバージョンを確認できます。ほとんどのユーザーは、[Monitoring] > [Agents] ページに移動して、エージェントバージョンの分布状況を確認したり、これらのバージョンを実行している個々のサーバーのリストにドリルダウンしたりできます。
Q:アルファまたはベータバージョンの Cisco Secure Workload ソフトウェアエージェントのバージョンは、サポートポリシーによってどのようにサポートされますか。
A:このポリシーは、一般的に利用可能なソフトウェアエージェントにのみ適用されます。「アルファ」または「ベータ」とタグ付けされたソフトウェアエージェントは、このポリシーには従いません。
Q:このサポートポリシーの影響を受ける Cisco Secure Workload ソフトウェアエージェントのバージョンはどれですか。
A:サポートポリシーは、Windows、Linux、およびユニバーサル(Lightweight)ソフトウェアエージェントに影響します。本書の表 2 および表 3 に、ただちにこのサポートポリシーの影響を受ける Cisco Secure Workload ソフトウェア エージェント バージョンのリストがあります。