トラブルシューティングに必要な情報の収集
統計詳細情報の表示
管理者またはエンド ユーザは、現在の AnyConnect セッションの統計情報を表示できます。
手順
ステップ 1 |
Windows では、 ボタンをクリックします。 に移動します。Linux では、ユーザ GUI 上の [詳細(Details)] |
ステップ 2 |
クライアント コンピュータにロードされたパッケージに応じて、次のオプションから選択します。
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トラブルシューティング用にデータを収集するための DART の実行
DART は AnyConnect Diagnostics and Reporting Tool の略で、AnyConnect のインストールと接続に関する問題のトラブルシューティング用データの収集に使用できます。DART によってログ、ステータス、および診断情報が収集され、それを Cisco Technical Assistance Center(TAC)での分析に使用できます。
DART ウィザードは、AnyConnect を実行するデバイス上で実行されます。DART は AnyConnect から起動できます。または AnyConnect を使用せずにそれ自体を起動できます。
次のオペレーティング システムがサポートされています。
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Windows
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macOS
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Linux
手順
ステップ 1 |
DART を起動します。
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ステップ 2 |
[統計情報(Statistics)] タブをクリックし、次に [診断(Diagnostics)] をクリックします。 |
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ステップ 3 |
[デフォルト(Default)] または [カスタム(Custom)] のバンドル作成を選択します。
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ステップ 4 |
DART がデフォルト リストのファイル収集に時間がかかっていると思われる場合は、[キャンセル(Cancel)] をクリックし、DART を再実行して、[カスタム(Custom)] を選択して含めるファイルを減らします。 |
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ステップ 5 |
[デフォルト(Default)] を選択すると、DART はバンドルの作成を開始します。[カスタム(Custom)] を選択した場合、ウィザードのプロンプトに従って、ログ、プリファレンス ファイル、診断情報、およびその他のカスタマイズを指定します。 |
インストールまたはアンインストールの問題についてデータを収集するためのログの収集(Windows)
AnyConnect のインストールまたはアンインストールに失敗した場合は、DART コレクションはこの状況を診断しないため、ログを収集する必要があります。
AnyConnect ファイルを解凍したのと同じディレクトリで、msiexec コマンドを実行します。
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インストールに失敗した場合は、次のように入力します。
ここで c:/temp/ac-install.log? は、任意のファイル名にすることができます。C:/temp>msiexec /i anyconnect-win-version-pre-deploy-k9.msi /lvx c:/Temp/ac-install.log?
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アンインストールに失敗した場合は、次のように入力します。
ここで c:/temp/ac-uninstall.log? は、選択したファイル名にすることができます。c:/temp/msiexec /x anyconnect-win-version-pre-deploy-k9.msi /lvx c:/Temp/ac-install.log?
(注) |
アンインストールに失敗した場合は、現在インストールされているバージョン固有の MSI を使用する必要があります。 |
上記と同じコマンドを変更して、正しくインストールまたはアンインストールされなかった Windows のすべてのモジュールに関する情報をキャプチャすることもできます。
コンピュータ システム情報の取得
Windows の場合は、msinfo32 /nfo c:\msinfo.nfo と入力します。
systeminfo ファイル ダンプの取得
Windows の場合は、sysinfo コマンド プロンプトで c:\sysinfo.txt と入力します。
レジストリ ファイルの確認
次の SetupAPI ログ ファイル内のエントリは、ファイルが見つからないことを示しています。
E122 Device install failed. Error 2: The system cannot find the file specified.
E154 Class installer failed. Error 2: The system cannot fine the file specified.
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\RunOnce レジストリ キーが存在することを確認してください。このレジストリ キーが存在しない場合、すべての inf インストール パッケージが禁止されます。
AnyConnect ログ ファイルの場所
ログは、次のファイル内に保持されます。
Windows:\Windows\Inf\setupapi.app.log または \Windows\Inf\setupapi.dev.log
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Windows:\Windows\Inf\setupapi.app.log または \Windows\Inf\setupapi.dev.log
(注)
Windows では、隠しファイルを表示する必要があります。
これが新規の Web 展開インストールの場合、このログ ファイルは次のユーザ別の temp ディレクトリに格納されます。
%TEMP%\anyconnect-win-4.X.xxxxx-k9-install-yyyyyyyyyyyyyy.log。
アップグレードが最適ゲートウェイからプッシュされた場合、ログ ファイルは次の場所にあります。
%WINDIR%\TEMP\anyconnect-win-3.X.xxxxx-k9-install-yyyyyyyyyyyyyy.log。
インストールするクライアントのバージョンの最新ファイルを取得します。xxx はバージョンによって異なり、yyyyyyyyyyyyyy はインストールの日時を示します。