ここでは SOAP LEG のインストール手順について説明します。アンインストール手順についても説明します。
SOAP LEG は、SM にインストールする外部コンポーネント(PQI)です。SOAP LEG のディストリビューションは、SM LEG のディストリビューションに含まれています。
SOAP LEG のインストール パッケージには、一連のコンフィギュレーション ファイル、クエリー定義が指定されている WSDL ファイル、および Command-Line Utility(CLU; コマンドライン ユーティリティ)が含まれています。
(注) インストールの前に、すべての SM および SCE デバイスに Service Control Application for Broadband(SCA BB)がインストールされていることを確認してください。アプリケーションがまだインストールされていない場合は、『Cisco Service Control Application for Broadband User Guide』の説明に従って、アプリケーションをインストールしてください。
(注) PQI ファイルのインストール後、SM が自動的に再起動します。
1. SOAP LEG の PQI ファイルをインストールします。
ステップ 1 SOAP LEG の PQI ファイルをインストールします。
SM CLU <sm-inst-dir>/sm/server/bin ( sm-inst-dir は SM のインストール先ディレクトリを表します)から p3inst コマンドライン ユーティリティを実行します。
ステップ 2 SOAP LEG のコンフィギュレーション ファイルを編集します。
SOAP LEG は、SM のコンフィギュレーション フォルダ( <sm-inst-dir>/sm/server/root/config )にコンフィギュレーション ファイルが 2 つあります。
• soap_leg.cfg ― LEG の一般的なアトリビュートを設定します。
• soap_pkg.cfg ― パッケージを割り当てるための規則を設定します。
(注) 最初のインストールの直後に、これらのファイルの扱いに慣れておき、必要に応じて編集することを推奨します。詳細については、「SOAP LEG の設定」を参照してください。
ステップ 3 SM にコンフィギュレーション ファイルをロードします。
SM CLU から、 p3sm コマンドライン ユーティリティを実行します。
このコマンドライン ユーティリティにより、新しいコンフィギュレーションが SM にロードされ、アクティブになります。
(注) インストール処理が正常に完了したあとで、SM が自動的に再起動します。
ステップ 1 SM CLU から、 p3inst コマンドライン ユーティリティを実行します。
(注) アンインストール処理が正常に完了したあとで、SM が自動的に再起動します。
SOAP LEG と SM のバージョンを一致させなければならないので、SM アップグレード処理の一部として SOAP LEG をアップグレードする必要があります。SOAP LEG のアップグレードは、SM のアップグレード処理と併せて実行してください。
1. SOAP LEG のコンフィギュレーション ファイルをバックアップします。
2. CLU に続いて p3inst を実行することによって、SOAP LEG をアンインストールします。
3. 『 Cisco SCMS Subscriber Manager User Guide 』に記載されている SM のアップグレードを実行します。
4. p3inst CLU を実行し、新しいバージョンの SOAP LEG をインストールします。
5. ステップ 1 で作成したバックアップ コンフィギュレーション ファイルを使用して、SOAP LEG のコンフィギュレーション ファイルを復元します。
ステップ 1 SOAP LEG のコンフィギュレーション ファイルをバックアップします。
元のコンフィギュレーション ファイルは、次の手順のアンインストール処理によって削除されます。
ステップ 2 CLU に続いて p3inst を実行することによって、SOAP LEG をアンインストールします。
(注) アンインストール処理が正常に完了したあとで、SM が自動的に再起動します。
ステップ 3 『 Cisco SCMS Subscriber Manager User Guide 』に記載されている SM のアップグレードを実行します。
ステップ 4 p3inst CLU を実行し、新しいバージョンの SOAP LEG をインストールします。
ステップ 5 ステップ 1 で作成したバックアップ コンフィギュレーション ファイルを使用して、SOAP LEG のコンフィギュレーション ファイルを復元します。
ステップ 6 p3sm CLU を実行し、SM の新しいコンフィギュレーションをロードします。