このマニュアルについて
このマニュアルでは、IPS 5.1 CLI を使用してセンサーを設定する方法について説明します。
この章の構成は次のとおりです。
• 「対象読者」
• 「表記法」
• 「関連資料」
• 「技術情報の入手方法」
• 「シスコ製品のセキュリティの概要」
• 「テクニカル サポート」
• 「その他の資料および情報の入手」
対象読者
このマニュアルは、次の操作を行う管理者を対象としています。
• CLI を使用してセンサーの侵入防御設定を行う。
• IPS センサーによりネットワークをセキュリティ保護する。
• ネットワーク上の不正侵入を防御し、発生したアラームを監視する。
表記法
このマニュアルでは、次の表記法を使用しています。
• ユーザが入力するファイル名、ディレクトリ名、および引数は、イタリック体で表します。
• ^ 記号は、Control キーを表します。たとえば、画面に表示される ^z というキーの組み合せは、Control キーを押しながら、Z キーを押すことを意味します。
• コマンド、ボタン、およびキーワードは、太字で表します。
• コマンド文は、太字でイタリック体の screen フォントで表します。
• コマンド構文の説明に使用する変数は、イタリック体で表します。コマンドのオプションは、角カッコで入力します。縦線で区切られたパラメータは、1 つのパラメータだけを入力します。縦線で区切られていないパラメータは除きます。
• 画面に表示される情報は、screen フォントで表します。
• ユーザが入力する情報は、太字の screen フォントで表します。
• ユーザが値を指定する変数は、イタリック体の screen フォントで表します。
• メニュー項目(または画面)の選択手順は、screen > screen 2 > screen 3 のように表します。
(注) 「注釈」です。役立つ情報や、このマニュアル以外の参考資料などを紹介しています。
注意 「要注意」の意味です。機器の損傷またはデータ損失を予防するための注意事項が記述されています。
警告 怪我、ソフトウェアの破壊、または機器の損傷を防止するために留意すべき情報を示しています。この記号がある場合、記載されている情報に従って慎重に作業しないと、明らかなセキュリティ侵犯につながります。
関連資料
次のマニュアルは、Cisco Intrusion Prevention System 5.1 をサポートし、Cisco.com の次の URL で参照できます。
http://www.cisco.com/en/US/products/hw/vpndevc/ps4077/tsd_products_support_series_home.html
• Installing Cisco Intrusion Prevention System Appliances and Modules 5.1
• Installing and Using Cisco Intrusion Prevention System Device Manager Version 5.1
• Release Notes for Cisco Intrusion Prevention System 5.1
• Documentation Roadmap for Cisco Intrusion Prevention System 5.1
• Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco Intrusion Detection and Prevention System 4200 Series Appliance Sensor
• Command Reference for Cisco Intrusion Prevention System 5.1
技術情報の入手方法
シスコの製品マニュアルやその他の資料は、Cisco.com でご利用いただけます。また、テクニカル サポートおよびその他のリソースを、さまざまな方法で入手することができます。ここでは、シスコ製品に関する技術情報を入手する方法について説明します。
Product Documentation DVD(英語版)
シスコ製品のマニュアルおよびその他の資料は、製品に付属の Product Documentation DVD パッケージでご利用いただけます。Product Documentation DVD は定期的に更新されるので、印刷資料よりも新しい情報が得られます。
Product Documentation DVD は、技術情報を包含する製品マニュアルをポータブルなメディアに格納した、包括的なライブラリです。この DVD を使用することにより、シスコ製の各ハードウェアやソフトウェアのインストール、コンフィギュレーション、およびコマンドに関する複数のバージョンのマニュアルにアクセスし、技術情報を HTML で参照できます。また、この DVD を使用すると、シスコの Web サイトで参照できるのと同じマニュアルに、インターネットに接続せずにアクセスできます。一部の製品については、PDF 版のマニュアルもご利用いただけます。
Product Documentation DVD は、1 回単位で入手することも、または定期購読することもできます。Cisco.com 登録ユーザ(Cisco Direct Customers)の場合、次の URL にアクセスし、Cisco Marketplace から Product Documentation DVD(Product Number DOC-DOCDVD=)を発注できます。
http://www.cisco.com/go/marketplace/
シスコシステムズマニュアルセンター
シスコシステムズマニュアルセンターでは、シスコ製品の日本語マニュアルの最新版を PDF 形式で公開しています。また、日本語マニュアル、および日本語マニュアル CD-ROM もオンラインで発注可能です。ご希望の方は、次の URL にアクセスしてください。
http://www2.hipri.com/cisco/
また、シスコシステムズマニュアルセンターでは、日本語マニュアル中の誤記、誤植に関するコメントをお受けしています。次の URL の「製品マニュアル内容不良報告」をクリックすると、コメント入力画面が表示されます。
http://www2.hipri.com/cisco/
なお、技術内容に関するお問い合せは、この Web サイトではお受けできませんので、製品を購入された各代理店へお問い合せください。
テクニカル サポート
Cisco Technical Support では、24 時間テクニカル サポートを提供しています。Cisco.com の Cisco Technical Support & Documentation Web サイトでは、多数のサポート リソースをオンラインで提供しています。また、シスコと正式なサービス契約を交わしているお客様には、Cisco Technical Assistance Center(TAC)のエンジニアが電話でのサポートにも対応します。シスコと正式なサービス契約を交わしていない場合は、代理店にお問い合せください。
Cisco Technical Support & Documentation Web サイト
Cisco Technical Support & Documentation Web サイトでは、シスコ製品やシスコの技術に関するトラブルシューティングにお役立ていただけるように、オンラインでマニュアルやツールを提供しています。この Web サイトは、24 時間、いつでも利用可能です。URL は次のとおりです。
http://www.cisco.com/techsupport
Cisco Technical Support & Documentation Web サイトのツールにアクセスするには、Cisco.com のユーザ ID とパスワードが必要です。サービス契約が有効で、ユーザ ID またはパスワードを取得していない場合は、次の URL にアクセスして登録手続きを行ってください。
http://tools.cisco.com/RPF/register/register.do
(注) Web または電話でサービス リクエストを発行する前に、Cisco Product Identification(CPI)ツールを使用して製品のシリアル番号を確認してください。CPI ツールには、Cisco Technical Support & Documentation Web サイトから、Documentation & Tools の下の Tools & Resources リンクをクリックするとアクセスできます。アルファベット順の索引ドロップダウン リストから Cisco Product Identification Tool を選択するか、Alerts & RMAs の下の Cisco Product Identification Tool リンクをクリックします。CPI ツールには、3 つの検索オプションがあります。製品 ID またはモデル名による検索、ツリー表示による検索、show コマンド出力のコピー アンド ペーストによる特定製品の検索です。検索結果では、製品が図示され、シリアル番号ラベルの位置が強調表示されます。ご使用の製品でシリアル番号ラベルを確認し、その情報を記録してからサービス コールをかけてください。
サービス リクエストの発行
オンラインの TAC Service Request Tool を使用すると、S3 と S4 のサービス リクエストを短時間でオープンできます(S3:ネットワークに軽微な障害が発生した、S4:製品情報が必要である)。状況を入力すると、その状況を解決するための推奨手段が検索されます。これらの推奨手段で問題を解決できない場合は、シスコのエンジニアが対応します。TAC Service Request Tool には、次の URL からアクセスできます。
http://www.cisco.com/techsupport/servicerequest
S1 または S2 のサービス リクエストの場合、またはインターネットにアクセスできない場合は、Cisco TAC に電話でお問い合せください(S1:ネットワークがダウンした、S2:ネットワークの機能が著しく低下した)。S1 および S2 のサービス リクエストには、シスコのエンジニアがすぐに割り当てられ、業務を円滑に継続できるようサポートします。
Cisco TAC の連絡先については、次の URL を参照してください。
http://www.cisco.com/techsupport/contacts
サービス リクエストのシビラティの定義
シスコでは、報告されるサービス リクエストを標準化するために、シビラティを定義しています。
シビラティ 1(S1):ネットワークが「ダウン」した状態か、業務に致命的な損害が発生した場合。お客様およびシスコが、24 時間体制でこの問題を解決する必要があると判断した場合。
シビラティ 2(S2):既存のネットワーク動作が著しく低下したか、シスコ製品が十分に機能しないため、業務に重大な影響を及ぼした場合。お客様およびシスコが、通常の業務中の全時間を費やして、この問題を解決する必要があると判断した場合。
シビラティ 3(S3):ネットワークの動作パフォーマンスが低下しているが、ほとんどの業務運用は継続できる場合。お客様およびシスコが、業務時間中にサービスを十分なレベルにまで復旧させる必要があると判断した場合。
シビラティ 4(S4):シスコ製品の機能、インストレーション、コンフィギュレーションについて、情報または支援が必要な場合。業務の運用には、ほとんど影響がありません。