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製品番号:MEM-I/O-FLC16M=、MEM-I/O-FLC20M=、MEM-I/O-FLD48M=、MEM-I/O-FLD64M=、MEM-I/O-FLD128M=、MEM-7100-FLD48M=、MEM-7100-FLD128M=、MEM-NPE-G1-FLD64=、MEM-NPE-G1-FLD128=、MEM-NPE-G1-FLD256=、MEM-NPE-G2-FLD256=
この章では、CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、フラッシュ メモリ カードのオプション、仕様、取り付け、再フォーマット、およびブート可能イメージのコピーについて説明します。この章の内容は、次のとおりです。
• 「製品説明」
• 「CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、フラッシュ メモリ カードの取り付けおよび取り外し」
• 「CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、フラッシュ メモリ カードの再フォーマット」
• 「CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、フラッシュ メモリ カードへのブート可能イメージのコピー」
Cisco 7200 VXR ルータの NPE-G1 および NPE-G2 Network Processing Engine(NPE; ネットワーク処理エンジン)の CompactFlash ディスク スロット、および Cisco 7200 シリーズ ルータと併用する I/O コントローラの PC カード スロットでは、3 種類のフラッシュ メモリ オプションを使用できます。I/O コントローラの PC カード スロット、および NPE-G1 と Cisco uBR 7200 シリーズ ユニバーサル ブロードバンド ルータの CompactFlash ディスク スロットでも、3 種類のフラッシュ メモリ オプションを使用できます。オプションは次のとおりです。
• CompactFlash ディスク。CompactFlash ディスクはフラッシュ ディスクより小型ですが、同じ AT Attachment(ATA)インターフェイスおよびフラッシュ ディスクと同等の機能を提供します。
(注) CompactFlash ディスクは、NPE-G1、NPE-G2、UBR7200-NPE-G1、または
UBR7200-NPE-G2 のいずれかのみと併用してください。I/O コントローラのタイプ 2 フラッシュ ディスク スロットでは、CompactFlash ディスクを使用しないでください。
• フラッシュ ディスク(フラッシュ メモリ ディスクとも呼ばれる)。フラッシュ ディスクはフラッシュ メモリ ベースのデバイスであり、PC カード標準(以前の Personal Computer Memory Card International Association[PCMCIA; パーソナル コンピュータ メモリ カード国際協会])に準拠していて、ATA インターフェイスをシステムに提供します。このインターフェイスは、ANSI ATA Interface Document X3T13.1153 D Rev. 9 仕様に準拠しています。このカードの記憶容量は、48 ~ 256 MB です。
フラッシュ ディスクはリニア フラッシュ メモリより柔軟です。フラッシュ ディスクにはコントローラ回路があり、ハード ディスクをエミュレートし、不良ブロックを自動的に除外して自動ブロック消去を実行できるからです。フラッシュ ディスクでは、非連続セクタを割り当てることもでき、 squeeze コマンドが不要になります(リニア フラッシュ メモリ カードでは、削除ファイルによって使用されるスペースを回復するために必要)。
フラッシュ ディスクでは、Cisco IOS ファイル システム機能もサポートされ、フラッシュ ディスクやオンボード フラッシュ メモリなどすべてのルータのファイル システム、および FTP(ファイル転送プロトコル)サーバや Trivial FTP(TFTP)サーバなどのネットワーク ファイル システムに単一のインターフェイスが提供されます。
(注) フラッシュ ディスクは Cisco IOS ファイル システム機能を含むシステムのみでサポートされ、Cisco IOS ファイル システム機能は Cisco IOS Release 12.0(1) 以上の 12.0 リリースでサポートされます。フラッシュ ディスクの機能には、通常、Cisco IOS Release 12.0(2) 以上の 12.0 リリースが必要です。
• リニア フラッシュ ディスク(PC カードとも呼ばれる)は、ルータに使用されていた初期段階の PC カードであり、16 MB および 20 MB で使用可能です。
表1-1 に、CompactFlash ディスクのオプションおよびサポートされるプロセッサを示し、 表1-2 には、フラッシュ ディスクのオプションおよびサポートされる I/O コントローラを示します。また、 表1-3 には、PC カードのオプションおよびサポートされる I/O コントローラを示します。
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MEM-NPE-G1-FLD64 1 |
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MEM-NPE-G1-FLD128 1 |
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MEM-NPE-G1-FLD256 1 |
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1.これらの製品は、増設用 CompactFlash ディスクとして入手することもできます。増設用に注文する場合は、製品番号の最後に等号(=)を追加してください(例:MEM-NPE-G1-FLD64=)。 |
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MEM-I/O-FLD64M 2 |
C7200-I/O、C7200-I/O-FE、C7200-I/O-FE-MII、C7200-I/O-2FE/E、C7200-I/O-GE-E+、 |
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C7200-I/O、C7200-I/O-FE、C7200-I/O-FE-MII、C7200-I/O-2FE/E、C7200-I/O-GE-E+、 |
2.これらの製品は、増設用フラッシュ ディスクとして入手することもできます。増設用として発注する場合は、製品番号の最後に等号(=)を加えてください(例:MEM-I/O-FLD64M=)。 |
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C7200-I/O、C7200-I/O-FE、C7200-I/O-FE-MII、 |
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C7200-I/O、C7200-I/O-FE、C7200-I/O-FE-MII、 |
3.現在、リニア PC カード メモリ オプションは生産されておらず、発注できませんが、既存のレガシー インストレーションでは使用できます。 |
(注) このマニュアルでは、Cisco IOS ファイル システム機能については詳しく説明しません。この機能の詳細については、Cisco IOS Release 12.x の『Configuration Fundamentals Configuration Guide』および『Configuration Fundamentals Command Reference』を参照してください。この資料は、Documentation DVD および Cisco.com で入手できます。
デフォルトの場合、リセットまたは電源投入を行うと、ROM モニタがブート フラッシュ メモリからブート イメージをロードします。ROM モニタは、ブート フラッシュ メモリでブート可能イメージを見つけることができない場合、CompactFlash ディスクまたは PC カードベースのデバイス(リニア フラッシュ メモリ カードまたはフラッシュ ディスクなど)で最初のブート可能イメージを検索します。
ロードされたブート イメージは、NVRAM(不揮発性RAM)に保存されているブート環境変数を調べ、使用する Cisco IOS ソフトウェア イメージおよびコンフィギュレーションの場所を判別します。ブート環境変数が定義されていない場合、システムはフラッシュ ディスクで最初に見つかるイメージをブートします。このようなイメージが見つからない場合は、リニア フラッシュ メモリ カードで最初に見つかるイメージをブートします。
NVRAM のコンフィギュレーション ファイルに保存されているブート環境変数の内容により、システムがブート時に行う処理が決まります。この変数の現在の設定を確認するには、次のように show bootvar コマンドを使用します。
• BOOT 変数 ― ブートする Cisco IOS ソフトウェア イメージを示します。コンフィギュレーション モードで設定します。デフォルトのソフトウェア イメージは CISCOxxx イメージ(xxx は、特定ファイル名を入力しない場合にシステムが割り当てるファイル名)です。システムはスロット 0 のフラッシュ ディスクで最初のイメージを検索します。
コンフィギュレーション モードを開始し、次のように configure terminal コマンドおよび boot system コマンドを使用してブートするファイル名および PC カード スロットを指定します。
このコンフィギュレーション ファイル エントリの結果、BOOT 変数は disk0:c7200-p-mz.12-0 になります。
• CONFIG_FILE(コンフィギュレーション ファイル)変数 ― ブート時に設定をどこから読み取るかを決めます。次のようにコンフィギュレーション モードで設定します。
このコンフィギュレーション ファイル エントリの結果、CONFIG_FILE 変数は disk0:configfile になります。
• BOOTLDR(ブート ローダ)変数 ― ブート ヘルパ(ブート イメージ)として使用するイメージを決めます。次のようにコンフィギュレーション モードで設定します。
このコンフィギュレーション ファイル エントリの結果、BOOTLDR 変数は bootflash:c7200-boot-mz になります。
• コンフィギュレーション レジスタ変数 ― ブート可能 Cisco IOS ソフトウェア イメージの検索場所をシステムに指示します。次のようにコンフィギュレーション モードで 16 進値として設定します。
このコンフィギュレーション ファイル エントリの結果、コンフィギュレーション レジスタは 16 進の 0x102 に設定されます。コンフィギュレーション レジスタの詳細については、次の URL にある『 Cisco 7200 VXR Installation and Configuration Guide 』の Chapter 4「Observing System Startup and Performing a Basic Configuration」を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/products/hw/routers/ps341/products_installation_guide_book09186a008007daa6.html
ここでは、NPE-G1 または NPE-G2 の CompactFlash ディスク スロット、あるいは I/O コントローラのフラッシュ ディスク スロットまたは PC カード スロットに、CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、フラッシュ メモリ カードを取り付けたり取り外したりする適切な方法について説明します。
ヒント すべての CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、フラッシュ メモリ カードは、初めて使用する前にフォーマットしておく必要があります。I/O コントローラ、NPE-G1、NPE-G2 に付属の CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、フラッシュ メモリ カードは出荷時にフォーマットされていますが、スペア メモリ カードはフォーマットされていません。スペア メモリ カードを使用する際に問題が起こらないようにするため、定期的な保守作業時に、ご使用のプラットフォームで最低限必要な Cisco IOS ソフトウェア リリースを使用し、すべてのメモリ カードを再フォーマットすることを推奨します( ソフトウェアおよびハードウェアの要件を参照)。
メモリ カードの再フォーマット方法については、「CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、フラッシュ メモリ カードの再フォーマット」を参照してください。
(注) メモリ カードの安全上の警告については、「安全に関する注意事項」を参照してください。
I/O コントローラには、スロット 0(下)およびスロット 1(上)という、2 つの物理 PC カード スロットがあります(図1-1 を参照)。NPE-G1 および NPE-G2 には 1 つの CompactFlash ディスク スロットがあります(図1-2 を参照)。
(注) カードのアドレス指定の際、使用する物理カード スロット名を適切なデバイス名と混同しないでください。リニア メモリ カードのアドレス指定は、slot0: デバイスおよび slot1:デバイスとして行います。フラッシュ ディスク カードは物理スロット slot0 および slot1 の物理スロットに挿入しますが、disk0: デバイスおよび disk1:デバイスとして行います。CompactFlash ディスクは NPE-G1 または NPE-G2 の 1 つのスロットに挿入し、disk2:デバイスとして参照されます。
PC カード スロットにフラッシュ ディスクまたは PC カードを取り付ける手順は、次のとおりです。
図1-1 PC カードまたはフラッシュ ディスクの取り付けおよび取り外し
ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップまたはアンクル ストラップを着用し、シャーシの塗装されていない面にストラップの機器側を取り付けます。
ステップ 2 フラッシュ ディスクまたは PC カードのコネクタ側が装着先のスロットを向くように、カードの位置を変えます(図1-1の a または図1-2の 1 を参照)。
ステップ 3 スロットにカードを慎重に差し込み、カードがコネクタに完全に装着されて、スロットのイジェクト ボタンが手前に飛び出すまで、カードを押し込みます(図1-1の b または図1-2の 2 を参照)。
ヒント 誤った方向でフラッシュ ディスクを装着することはできません。フラッシュ ディスクが完全に挿入されないと、イジェクト ボタンは飛び出しません。
(注) PC カード全体が I/O コントローラの PC カード スロットに差し込まれるわけではありません。カードの端は I/O コントローラの前面プレートから少しはみ出します。これ以上はカードを押し込まないでください。
古い PC カードには、カードの外側エッジにホイル テープが付いていることがあります。Cisco uBR7200 シリーズ ルータに取り付けられている I/O コントローラの上部 PC カード スロット(スロット 1)にこのような PC カードを挿入すると、カードの取り外しが困難になることがあります。ホイル テープが付いていない新しい PC カードを使用するか、古い PC カードからホイル テープをはがすか、必要に応じて小型ペンチを使用して PC カードを取り外してください。
PC カード スロットに PC カードを取り付ける手順は以上です。
図1-2 CompactFlash ディスクの取り付けおよび取り外し
CompactFlash ディスク スロットで CompactFlash ディスクの取り外しおよび取り付けを行う手順は次のとおりです。
ステップ 4 CompactFlash ディスクを CompactFlash ディスク スロットにかみ合うまで挿入します。CompactFlash ディスクはわずかに飛び出します。
状況によっては、他のシステムの CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードを使用してイメージをコピーしたり、コンフィギュレーション ファイルをバックアップしたりしなければならない場合があります。ただし、タイプの異なるシステムでフォーマットされた CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードからブートすることはできません。カードをブート ソースとして使用する前に、カードを再フォーマットする必要があります。
CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードの再フォーマット手順は類似しています。大きな違いは、再フォーマットする正しいデバイス名を選択することです。
(注) CompactFlashディスク、フラッシュ ディスク、PC カードのうちいずれかをルータに搭載する際に問題が起こらないようにするため、定期的な保守作業時に、ご使用のプラットフォームで最低限必要な Cisco IOS ソフトウェア リリースを使用し、すべての CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードを再フォーマットすることを推奨します( ソフトウェアおよびハードウェアの要件を参照)。
• Cisco 7200 シリーズ ルータまたは Cisco uBR7200 シリーズ ルータをすでに起動している。
• CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードの既存の情報を保存するため、TFTP サーバにアクセスでき(つまり TFTP サーバの名前がわかっていてそれに接続でき)、そのサーバ、または第 2 の CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードのうちいずれかにアクセスするためのインターフェイスが最低 1 つある。
(注) TFTP サーバへのアクセスを確保するには、setup 機能を使用し、最低 1 つのネットワーク インターフェイスを設定する必要があります。setup 機能を使用してネットワーク インターフェイスを設定する手順については、『Configuration Fundamentals Configuration Guide』を参照してください。
• TFTP サーバにアクセスできない場合に、CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードのうちいずれかの既存情報を保存するため、第 2 の CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードのうちいずれかがあり、ファイルのコピーに必要となる十分なスペースでフォーマットしておく。
• TFTP サーバまたは第 2 の CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードのうちいずれかにコピーするファイル名がわかっている。
CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC(フラッシュ メモリ)カードを再フォーマットする手順は次のとおりです。
ステップ 1 ディスクまたはカードをスロット 0 に差し込みます(スロット 0 が使用できない場合は、スロット 1 を使用します)。「CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、フラッシュ メモリ カードの取り付けおよび取り外し」を参照してください。
ステップ 2 (任意) copy コマンドを使用し、TFTP サーバ、あるいは第 2 のフラッシュ ディスクまたは PC カード に、CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードのすべてのファイルをコピーします。適切なデバイス名は、使用しているメモリ カードおよびスロットのタイプによって決まります。CompactFlash ディスクは NPE-G1 または NPE-G2 の 1 つのスロットに挿入し、 disk2: デバイスとして参照されます。フラッシュ ディスクまたは PC カードは物理スロット slot0 および slot1 に挿入しますが、 disk0: デバイスおよび disk1: デバイスとして指定されます。PC カードは、 slot0: デバイスおよび slot1: デバイスとして指定されます。
次の例は、物理スロット slot0(デバイス名は disk0: )のフラッシュ ディスクからTFTP サーバにファイルをコピーする方法を示しています。
Router#
copy disk0:image.name tftp
CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC
ステップ 3 CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードのいずれかを再フォーマットするには、適切なデバイス名を指定して format コマンドを使用します。次の例は、slot0 のフラッシュ ディスクをフォーマットする方法を示しています。
ステップ 4 (任意)次のように、TFTP サーバ、あるいは第 2 のカードまたはフラッシュ ディスクに保存したファイルを、CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードのいずれかにコピーします。
CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードを再フォーマットして使用準備をする手順は以上です。
CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC(フラッシュ メモリ)カードの再フォーマットが完了したら、ブート可能なイメージをコピーできます。ここでは、CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードにイメージをコピーする手順について説明します。この手順では、次の条件を前提としています。
• I/O コントローラ、NPE-G1、NPE-G2 のオンボード フラッシュ メモリに、ルータを起動できる有効なイメージが搭載されている。
• CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードにコピーするブート可能イメージが、アクセス可能な TFTP サーバに保存されており(サーバ名がわかっていて、かつサーバへの接続が可能)、このサーバにアクセスできるインターフェイスが最低 1 つある。
(注) TFTP サーバへのアクセスを確保するには、setup 機能を使用し、最低 1 つのネットワーク インターフェイスを設定する必要があります。setup 機能を使用してネットワーク インターフェイスを設定する手順については、『Configuration Fundamentals Configuration Guide』を参照してください。
• CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードにコピーするイメージのファイル名がわかっている。
メモリ カードにブート可能なファイル(以下の例では new.image)をコピーする手順は、次のとおりです。
ステップ 2 CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードのいずれかを利用可能スロットに挿入し、「CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、フラッシュ メモリ カードの再フォーマット」の手順に従ってディスクまたはカードを再フォーマットします。ステップ 3に進みます。
(注) タイプの異なるシステムでフォーマットされた CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードからブートすることはできません。ディスクまたはカードをブート ソースとして使用するには、ディスクまたはカードを再フォーマットする必要があります。CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードのうちいずれかをルータに搭載する際に問題が起こらないようにするため、定期的な保守作業時に、ご使用のプラットフォームで最低限必要な Cisco IOS ソフトウェア リリースを使用し、すべての CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードを再フォーマットすることを推奨します( ソフトウェアおよびハードウェアの要件、この章の表1-1、表1-2、および表1-3 を参照)。
ステップ 3 次のコマンドを使用し、新しいイメージ(以下の例ではnew.image)を slot0: の PC カードにコピーします。
(注) 上記の例で、感嘆符(!!!)はファイルがダウンロードされていることを示します。C の文字はファイルが PC カードに正しくダウンロードされたことを検証するチェックサムの計算を示しています。
ステップ 4 次のコマンドを使用し、new.image ファイル(スロット 0)をデフォルトのブート ヘルパ イメージに指定し、ルータを再起動します。
CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードをルータのデフォルト ブート デバイス(一般的に I/O コントローラの場合は slot0、NPE-G1 または NPE-G2 の場合は CompactFlash ディスク スロット)に挿入します。システムが再起動すると、メモリ カードまたはディスクから new.image がブートされます。
今後、新しい Cisco IOS イメージがリリースされた場合、これらのイメージは、ネットワーク サーバからブートされるファイル、フロッピー ディスク ファイル、あるいはフラッシュ ディスク上のファイルまたは PC カード上のファイルとして提供されます。次の手順に従ってディスク間またはカード間でブート可能イメージをコピーすると、新しいソフトウェア イメージをルータで使用できるようになります。
ここでは、スロット 0 に搭載されているフラッシュ ディスクまたは PC カードに古いイメージが保存され、オンボード フラッシュ メモリにデフォルトのブート ヘルパ イメージが保存されているシステムで、フラッシュ ディスクまたは PC カード上の新規リリース イメージを使用する方法を説明します。
• 新しいフラッシュ ディスクまたは PC カード上の新しいイメージは、new.image
• スロット 0 のフラッシュ ディスクまたは PC カード上にある古いイメージは、old.image
• オンボード フラッシュ メモリ内のブート可能イメージは、boot.image
古いイメージが保存されているフラッシュ ディスクまたは PC カードに、新しいフラッシュ ディスクまたは PC カードから新しいイメージをコピーできます。
(注) この例では、スロット 0 のフラッシュ ディスクまたは PC カードに、古いイメージと共に新しいイメージを保存することを想定しています。PC カードの容量が足りない場合は、delete コマンドを使用してカードからファイルを削除し、新しいイメージを保存するためのスペースを確保する必要があります。ただし、old.image ファイルは削除しないでください。フラッシュ ディスクまたは PC カードを使用している場合は squeeze コマンドを使用し、削除済みスペースを新しいファイル用に使用できるようにする必要があります。ファイルを削除して squeeze コマンドを使用したあとでスロット 0 の PC カードに 2 つのファイルを共存させることができない場合は、このカードを取り外し(静電気防止用袋に入れて安全な場所に保管)、スロット 0 に新しい PC カード(new.image ファイルを含む)を挿入します。ステップ 5に進み、boot system flash slot0:new.image コマンドを使用してデフォルト ブート ヘルパ イメージとして new.image ファイルを指定します。
ステップ 1 ルータを起動します。デフォルトで、boot.image ファイルが使用されます。
ステップ 3 スロット 1 に新しいフラッシュ ディスクまたは PC カードを取り付けます。
ステップ 4 次のコマンドを使用し、スロット 1 の new.image ファイルをスロット 0 のフラッシュ ディスクまたは PC カードにコピーします。ただし、この手順は、2 つのイメージを同じ場所に保存できるだけの十分なメモリ容量がある 場合のみ 行ってください。メモリ容量が足りない場合は、ステップ 5に進んでください。
(注) フラッシュ ディスクを使用している場合は、デバイス名 disk0:および disk1:を使用します。
ステップ 5 次のコマンドを使用し、new.image ファイル(スロット 0 のカード上)をデフォルトのブート ヘルパ イメージに指定し、ルータを再起動します。
ここでは、システムの CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、フラッシュ メモリ カードの基本的な取り扱い方法について説明します。このマニュアルでは、CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、フラッシュ メモリ カードの複雑なオプション、および Cisco IOS ファイル システム機能については詳しく説明しません。これについては、Cisco IOS Release 12.x の次の資料を参照してください。
• 『 Configuration Fundamentals Configuration Guide 』の「File Management」の章
• 『 Configuration Fundamentals Command Reference 』の「File Management Commands」の章
ここでは、CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードで使用できる、基本的なソフトウェア コマンドについて説明します。コマンドの例については、後続セクションを参照してください。
CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、フラッシュ メモリ カード、およびシステムのその他の場所は ファイル システム として定義されます。これは、ファイルやソフトウェア イメージの保存、使用、取得ができる場所です。フラッシュ ディスクまたはフラッシュ メモリ カードは、I/O コントローラの PC カード スロットの一方または両方で使用でき、CompactFlash ディスクは、NPE-G1 または NPE-G2 の 1 つの CompactFlash ディスク スロットで使用できます。
NPE-G1 または NPE-G2 の CompactFlash ディスク スロットに挿入した CompactFlash ディスクは、 disk2: デバイスとして参照されます。slot0 および slot1 に挿入したフラッシュ ディスクまたは PC カードは、 slot0: デバイスおよび slot1: デバイスとしてそれぞれ参照されます。
次の show file systems コマンドの部分的な出力は、 disk0: と呼ばれるフラッシュ ディスクが PC カード スロット 0 に、 slot1: と呼ばれるリニア フラッシュ メモリ カードが PC カード スロット 1 に取り付けられたサンプル システムを示しています。
(注) show file systems コマンドでは、認識されているすべてのファイル システムが、現在使用中でなくても表示されます。slot0:および disk1: の両方のエントリが、PC カード スロットにデバイスが現在挿入されていないにも関わらず上記の例に表示されるのはこのためです。
表1-4 では、フラッシュ メモリ カードで使用できるソフトウェア コマンドおよび最も一般的なコマンド オプションについて説明します。
• disk0: および disk1: 、(フラッシュ ディスク)
• slot0: および slot1: (リニア PC カード)
• bootflash: (オンボード フラッシュ メモリ)
• running-config (実行システム コンフィギュレーション ファイル)
• startup-config (スタートアップ システム コンフィギュレーション ファイル)
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現在のディレクトリを変更します。 |
[ dev: ] destination-filename |
あるファイルから別のファイルにコピーします。 |
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ファイル システムのファイルを一覧表示します。 |
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ファイル システムをフォーマットします。 (注) このコマンドでは、現在フラッシュ メモリに保存されているすべてのデータが削除されます。このため、format コマンドは慎重に使用し、データの回復不可能な損失を避けることを強く推奨します。 |
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新しいディレクトリを作成します。 |
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[ dev: ] filename |
ファイル名を変更します。 |
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既存のディレクトリを削除します。 |
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ヒント コマンドの詳細については、『Configuration Fundamentals Command Reference』の「File Management Commands」の章を参照してください。
ここでは、CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、フラッシュ メモリ カードで使用できる、基本的なソフトウェア コマンドについて例を挙げて説明します。
CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、フラッシュ メモリ カードのフォーマットおよびジオメトリに関する情報を表示するには、 show [ dev: ]コマンドを使用します。
• Number of Heads は、フラッシュ ディスクのヘッド数です。
• Number of Cylinders は、フラッシュ ディスクのシリンダ数です。
• Sectors per Cylinder は、各シリンダのセクタ数です。
• Total Sectors は、フラッシュ ディスクのセクタ総数です。
• Number of FAT Sectors は、ファイルへのクラスタの割り当てを追跡するために使用されているセクタ数です。
• Sectors Per Cluster は、各クラスタに含まれるセクタ数です(ファイルは1クラスタを最小単位として大きくなります)。
• Number of Clusters は、ファイルで使用できるクラスタ総数です。
• Number of Data Sectors は、ファイルに使用できるセクタ数です。
• Base Root Sector は、ルート ディレクトリの最初のセクタの論理アドレスです。
アクセスしている CompactFlash ディスク スロットまたはフラッシュ ディスク スロットを判別するには、 pwd コマンドを使用します。
上記の例は、現在 disk0: という作業ディレクトリに位置し、その作業ディレクトリが PC カード スロット 0 のフラッシュ ディスクであることを示しています。
取り付けているフラッシュ ディスク間を移動するには、特定パス名を定義して cd コマンドを使用します。次に pwd コマンドを使用して作業ディレクトリを確認します。
cd .. コマンドを使用してディレクトリ階層の 1 レベル上に移動し、 pwd コマンドを使用して作業ディレクトリを確認することもできます。
現在作業している CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードのディレクトリ構造および内容を一覧表示するには、引数を指定せずに dir コマンドを使用します。
CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードのサイズが dir コマンドの出力に表示されることに注意してください(この例では 48 MB のフラッシュ ディスクが表示されています)。任意指定の引数を dir コマンドで使用し、別のディレクトリおよびファイル システムの内容を表示することもできます( 表1-4 を参照)。
新しい CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードをフォーマットするには、 format [ dev: ]コマンドを使用します。
(注) 新しい CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードは、フォーマットしないと使用できません。I/O コントローラに付属のフラッシュ メモリ カードやフラッシュ ディスク、または NPE-G1 や NPE-G2 に付属の CompactFlash ディスクは、出荷時にフォーマットされています。スペアのフラッシュ メモリ カードはブランクになっていて、フォーマットしないと使用できません。
format コマンドを使用して新しい CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードをフォーマットする手順は次のとおりです(この手順では、システムを起動済みであることが想定されています)。
ステップ 1 適切な PC カード スロットにフラッシュ メモリ カードを挿入します。
ステップ 2 format dev: コマンドを使用し、CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードをフォーマットします。CompactFlash ディスクにはデバイス名 disk2: 、フラッシュ ディスクにはデバイス名 disk0: および disk1: 、リニア PC カードにはデバイス名 slot0: および slot1: を使用してください。次の例は、slot0 の 48 MB のフラッシュ ディスクをフォーマットする方法を示しています。
新しい CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードをフォーマットし、フォーマットしたシステムで使用する準備を整える手順は以上です。
CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードから別のファイル システムに、または別のファイル システムからフラッシュ ディスクにイメージをコピーするには、 copy コマンドを使用します。
copy [ dev: ] source-filename [ dev: ] destination-filename
• コピーするファイルはファイル システム( tftp: 、 bootflash: 、 slot0: 、 disk1: など)に配置されています。
• 変数 source-filename は、別のファイル システム( tftp: 、 bootflash: 、 slot0: 、 disk1: など)にコピーするファイルの名前です。
• 変数 destination-filename は、コピー後にこのファイルに付ける名前です。元のファイル名と同じ名前、または別のファイル名にすることができます。
• システム プロセッサの boot flash memory というオンボード フラッシュ メモリにフラッシュ ディスク互換の Cisco IOS ソフトウェア イメージが保存されているため、システムを起動できる。
• Cisco IOS Release 12.0(2) 以上をシステムで実行している。
• CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードにコピーするブート可能イメージが、アクセス可能な別のファイル システムまたは TFTP サーバに保存されており(サーバ名がわかっていて、かつサーバへの接続が可能)、このサーバに Telnet でアクセスできるインターフェイスが最低 1 つある。TFTP サーバへのアクセスを確保するには、最低 1 つのインターフェイスを設定する必要がある。インターフェイスを設定するには、 setup コマンドまたはコンフィギュレーション エディタを使用できる。
• CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードにコピーするイメージのファイル名がわかっている。
(注) 新しい Cisco IOS ソフトウェア リリースまたは新しい Cisco IOS ソフトウェア メンテナンス リリースが使用可能になったら、CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードのいずれかに新しいイメージをコピーしなければならない場合があります。これには copy コマンドを使用できます。
PC カード スロット 1 のフラッシュ ディスク(disk1:)に配置されているファイル(この例では new.image)を PC カード スロット 0 のフラッシュ ディスク(disk0:)にコピーする手順は次のとおりです。
ステップ 1 CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードがフォーマットされていないか、互換性がない可能性のある別のシステムでフォーマットされている場合は、「format コマンドの使用」の手順に従ってフォーマットします。
ステップ 2 イメージ new.image をフラッシュ ディスク disk0: にコピーするには、次のコマンドを使用します。
上記の例では、3393 バイトのファイル new.image が PC カード スロット 0 のフラッシュ ディスクに、約 0.5 秒でコピーされました。
ステップ 3 ファイル new.image が PC カード スロット 0 のフラッシュ ディスクに存在することを確認します。
CompactFlash ディスクまたはフラッシュ ディスクにディレクトリを作成するには、 mkdir コマンドを使用します。次の例は、PC カード スロット 1 のフラッシュ ディスクに daily_dir というディレクトリを作成してから、そのディレクトリが作成されたことを確認する方法を示しています。
(注) ディレクトリを作成してその中にファイルを配置し、あとでそのファイルにアクセスしたり使用したりする場合は、適切なソフトウェア コマンドを入力するときに、ファイルのディレクトリ パス全体を定義します。
たとえば、スロット 1 のフラッシュ ディスクのディレクトリ daily_dir にファイル itsa.file を配置する場合は、disk1:daily_dir/itsa.file のようにディレクトリ パス全体を指定する必要があります。このように指定しないと、システムがこのファイルを特定できないことがあります。
CompactFlash ディスクまたはフラッシュ ディスクからディレクトリを削除するには、 rmdir コマンドを使用します。次の例は、PC カード スロット 1 のフラッシュ ディスクからディレクトリ daily_dir を削除してから、そのディレクトリが削除されたことを確認する方法を示しています。
CompactFlash ディスク、フラッシュ ディスク、PC カードからファイルを削除するには、 delete コマンドを使用します。 dir コマンドを使用して、削除するファイルを探してから、 delete コマンドを使用してファイルを削除します。
次の例は、PC カード スロット 0 のフラッシュ ディスクで fun1 というファイルを探してそのファイルを削除してから、それが削除されたことを確認する方法を示しています。
ステップ 3 ファイル fun1 が削除されたことを確認します。
フラッシュ メモリ カードからのブートをイネーブルにするには、コンフィギュレーション レジスタ ビット 3、2、1、0 を 2 ~ 15 の値に設定し、 boot system [ dev: ] filename コンフィギュレーション コマンドを使用します。以下は、さまざまなフラッシュ ディスク関連の boot コマンドの定義です。
• boot system flash disk0: または boot system slot0: ― スロット 0 のカードの最初のファイルをブートします。
• boot system flash disk1: または boot system slot1: ― スロット 1 のカードの最初のファイルをブートします。
• boot system flash disk0: herfile または boot system slot0: herfile ― スロット 0 のカードの herfile というファイルをブートします。
• boot system flash disk1: hisfile または boot system slot1: hisfile ― スロット 1 のカードの hisfile というファイルをブートします。
(注) boot コマンドを入力する場合は、スペースバーの使用法に注意してください。スペースバーは、システムがコマンドを解釈する方法に影響します。また、boot コマンドを入力する場合は、ファイルのパス全体を定義してください。このようにしないと、システムはファイルを検索できないことがあります。
たとえば、次の正しいコマンドと誤ったコマンドの違いに注意してください。
上記の正しいコマンドによって、システムは指定ファイル( myfile )をブートします。
上記の誤ったコマンドによって、システムは filename フィールドをブランクとして認識します。これは、 disk0: の後ろにスペースがあるためです。この場合、システムはファイル名引数を無視し、フラッシュ ディスクの最初のファイルをブートしますが、これは myfile というファイルではない可能性があります。
フラッシュ メモリ カードのファイル myfile のブートをイネーブルにする手順は次のとおりです。
ステップ 1 コンフィギュレーションモードを開始し、次のように configure terminal コマンドを使用して、ブートする PC カード スロットのイメージ ファイル名を指定します。
(注) NPE-G1 または NPE-G2 の CompactFlash ディスクの場合は、disk2:を指定します。
ステップ 2 次の例に示す 16 進値を指定して config-register コマンドを使用し、 boot system flash disk0: myfile コマンドをイネーブルにします。
16 進値 0x2102 を指定したこのコマンドでは、次のような結果になります。
• フラッシュ ディスクベースのイメージでブートできない場合、システムはデフォルトのブート ROM ソフトウェアをブート ― 16 進値 0x2000
• デフォルト ブート イメージとしてイメージ myfile をイネーブル化 ― 16 進値 0x0002
ステップ 3 Ctrl-Z を押してコンフィギュレーションモードを終了します。
ステップ 4 次のように copy system:running-config nvram:startup-config コマンドを使用し、NVRAM に新しい設定を保存します。
ソフトウェア イメージをフラッシュ ディスクにコピーしたら、次のコマンドを使用して、そのイメージをブート可能(この例では new.image というファイル)にします。この例のソフトウェア イメージは、PC カード スロット 0 のフラッシュ ディスクに配置されています。 config-register コマンドがこのコマンド シーケンスの一部になっていることに注意してください。これは、コンフィギュレーション レジスタを 0x2102 に設定し、フラッシュ ディスクからイメージをロードできるようにする必要があるためです。