この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ここでは、Secure Socket Layer(SSL)プロトコルを設定するために使用されるコマンドについて説明します。
SSL の概念、設定作業、および例の詳細については、 『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router System Security Configuration Guide』の「Implementing Secure Socket Layer on Cisco ASR 9000 Series Router」を参照してください。
アクティブな Secure Socket Layer(SSL)セッションを表示するには、EXEC モードで show ssl コマンドを使用します。
show ssl [process-id]
process-id |
(任意)SSL アプリケーションの Process ID(PID; プロセス ID)。 範囲は 1 ~ 1000000000 です。 |
なし
EXEC
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てのためにコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
特定のプロセスを表示するには、プロセス ID 番号を入力します。 特定のプロセス ID 番号を取得するには、コマンドラインまたはシェルから run pidin を入力します。
引数を省略すると、SSL を実行しているすべてのプロセスが表示されます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
crypto |
read |
次の出力例は、show ssl コマンドを実行した結果です。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show ssl
PID Method Type Peer Port Cipher-Suite
============================================================================
1261711 sslv3 Server 172.16.0.5 1296 DES-CBC3-SHA
次の表に、この出力で表示されるフィールドの説明を示します。
フィールド |
説明 |
---|---|
PID |
SSL アプリケーションのプロセス ID。 |
Method |
プロトコル バージョン(sslv2、sslv3、sslv23、または tlsv1)。 |
Type |
SSL クライアントまたはサーバ。 |
Peer |
SSL ピアの IP アドレス。 |
Port |
SSL トラフィックが送信されるポート番号。 |
Cipher-Suite |
SSL トラフィックに選択される正確な暗号スイート。 最初の部分は暗号化を示し、2 番目の部分はハッシュまたは整合性の方法を示します。 表示例では、暗号化は Triple DES、整合性(メッセージ ダイジェスト アルゴリズム)は SHA になります。 |
コマンド |
説明 |
---|---|
run pidin |
実行中のすべてのプロセスのプロセス ID を表示します。 |