この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
リンク バンドルは、1 つ以上のポートを集約したグループで、1 つのリンクとして扱われます。 この章では、リンク バンドルで QoS に使用するコマンドについて説明します。 リンク バンドル、関連する概念、および設定作業の詳細については、 『Cisco ASR 9000 Series Aggregation Services Router Modular Quality of Service Configuration Guide』を参照してください
特定の共有ポリシー インスタンスのカウンタをクリアするには、EXEC モードで clear qos counters(共有ポリシー インスタンス)コマンドを使用します。
clear qos counters shared-policy-instance instance-name [ input | output ] location node-id
instance-name |
共有ポリシー インスタンスを識別する、最大 32 文字の文字列。 |
input |
(任意)入力インターフェイスに対応付けられた共有ポリシー インスタンスの QoS カウンタをクリアします。 |
output |
(任意)出力インターフェイスに対応付けられた共有ポリシー インスタンスの QoS カウンタをクリアします。 |
location node-id |
ノードの場所です。 node-id 引数は、rack/slot/module の形式で入力します。 バンドル インターフェイス上の共有ポリシー インスタンスの node-id としてアクティブな RSP のロケーションを指定します。 |
なし
EXEC
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
リリース 3.9.0 |
このコマンドが、バンドル インターフェイス上の共有ポリシー インスタンスをサポートするように更新されました。 |
適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 このコマンド リファレンスには、各コマンドに必要なタスク ID が含まれます。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できないと考えられる場合、AAA 管理者に連絡してください。
タスク ID |
操作 |
---|---|
qos |
読み取り、書き込み |
次に、特定の共有ポリシー インスタンスの QoS カウンタをクリアする方法の例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# clear qos counters shared-policy-instance ethernet101 input location 0/1/CPU0
Command |
Description |
入力インターフェイスまたは出力インターフェイスに、インターフェイスのサービス ポリシーとして使用されるポリシー マップを対応付けます。 |
|
共有ポリシー インスタンスのすべての詳細の統計情報を表示します。 |
指定したインターフェイスの QoS カウンタをクリアするには、EXEC モードで clear qos counters interface コマンドを使用します。
clear qos counters interface type [ input | output ]
type |
インターフェイスのタイプ。 詳細については、疑問符(?)オンライン ヘルプ機能を使用します。 |
input |
(任意)指定したインターフェイスに対応付けられている入力 QoS カウンタをクリアします。 |
output |
(任意)指定したインターフェイスに対応付けられている出力 QoS カウンタをクリアします。 |
デフォルトの動作または値はありません。
EXEC
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.7.2 |
このコマンドが追加されました。 |
リリース 3.9.0 |
interface キーワードが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
input または output キーワードを指定しないと、clear qos counters interface コマンドは指定したインターフェイスに対応付けられているすべての入力および出力 QoS カウンタをクリアします。 input または output キーワードを指定すると、インターフェイスに対応付けられている指定した向きのカウンタだけがクリアされます。
タスク ID |
操作 |
---|---|
qos |
読み取り、書き込み |
次に、ギガビット イーサネット インターフェイス 0/1/0/9 に対応付けられている QoS カウンタをクリアする方法の例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# clear qos counters interface gigabitethernet 0/1/0/9
次に、POS インターフェイス 0/7/0/3 に対応付けられている出力 QoS カウンタをクリアする方法の例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# clear qos counters interface pos 0/7/0/3 output
出力方向のマルチクラス マルチリンク(MCMP)インターフェイスのトラフィックにトラフィック クラスを設定するには、クラス マップ コンフィギュレーション モードで encap-sequence コマンドを使用します。
encap-sequence [ class-id | none ]
no encap-sequence class-id
class-id |
(任意)カプセル化のシーケンス番号。 範囲は 1 ~ 15 です。 |
none |
(任意)カプセル化のシーケンスなし。 |
デフォルトの動作または値はありません。
クラス マップ コンフィギュレーション
リリース |
変更箇所 |
---|---|
リリース 3.9.0 |
このコマンドが追加されました。 |
このコマンドを使用するには、適切なタスク ID を含むタスク グループに関連付けられているユーザ グループに属している必要があります。 ユーザ グループの割り当てが原因でコマンドを使用できない場合は、AAA 管理者に連絡してください。
encap-sequence コマンドは class-default でサポートされません。
タスク ID |
操作 |
---|---|
qos |
読み取り/書き込み |
次に、カプセル化のシーケンスが 1 つのポリシー マップに 3 つのクラスを設定する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# configure RP/0/RSP0/CPU0:router(config)# policy-map policy1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap)# class voice RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# priority level 1 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# police rate 128 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# encap-sequence none RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# class video RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# priority level 2 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# police 1000 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# encap-sequence 2 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# class mission-critical RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# bandwidth 1000 RP/0/RSP0/CPU0:router(config-pmap-c)# encap-sequence 1
Command |
Description |
ポリシーを作成または変更するクラスの名前を指定します。 |
|
1 つ以上のインターフェイスに付加できるポリシー マップを作成または変更し、サービス ポリシーを指定します。 |
|
ポリシー マップに属するトラフィックのクラスにプライオリティを割り当てます。 |