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この章では、Cisco NCS 4216 の設置方法について説明します。
Cisco NCS 4216 を設置する前に、次のように設置準備を行うことが重要です。
Cisco NCS 4216 の設置を準備する方法については、「設置の準備」を参照してください。
ここでは、Cisco NCS 4216 をラックに設置する方法について説明します。
(注) | 次の図には、Cisco NCS 4216 の扉は示されていません。扉は、「Cisco NCS 4216 の扉の取り付け」の図にのみ示されています。 |
シャーシには、シャーシの前面または背面に取り付け可能なマウント ブラケットが付属しています。シャーシの前面にブラケットを取り付けるには、次の手順を実行します。
もう 1 つのブラケットについてステップ 2 と 3 を繰り返します。
(注) | 次の図は説明用です。画像で示されているサイズはシャーシ タイプおよびラック サイズによって異なる場合がありますが、手順は変わりません。ラック サイズに基づいて、プレナム用の 21 インチまたは 23 インチ アダプタを選択します。 |
NCS 4216 ルータの前面から背面へエアーフローを方向付けるためにエアー プレナムを取り付ける手順は次のとおりです。
警告 | 次の手順を実行する前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認してください。ステートメント 1074 |
警告 | この機器は接地されることを前提にしています。通常の使用時にホストが接地されていることを確認してください。ステートメント 39 |
(注) | 公称電圧が -60 VDC の場合、入力電圧範囲は -40 ~ -72 VDC です。 |
(注) | 金具や結合材料の緩み、劣化、電食を防ぐために、Cisco NCS 4216 に付属の取り付け金具だけを使用してください。 |
警告 | 装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。ステートメント 1046 |
警告 | エアー プレナムは、ネジ穴内の塗装や非導電コーティングを剥がして、金属同士の接点を確立するスレッドローリング ネジを使用してラックまたはキャビネットに取り付けられます。また、塗装や他の非導電コーティングがないように、接触するネジ先外部の両方の面からも不要なものを取り除きます。面に適切な抗酸化化合物を塗布します。 |
ANSI 23 インチ構成の場合にエアー プレナムを NCS 4216 シェルフに取り付けるには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | ANSI 23 インチ アダプタを水平エアー プレナムに取り付けます。
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ステップ 2 | ネジを合わせて、アダプタ プレートをシェルフに固定します。ネジを差し込み、11.5 インチポンド(1.3 N-m)のトルク値で締めます。 |
ステップ 3 | 水平エアー プレナムをベースとして配置します。 |
ステップ 4 | 下部の水平プレナムの左側に垂直エアー プレナムを取り付けます。 |
ステップ 5 | 水平プレナムの内側からウィング ヘッド(蝶)ネジを差し込み、11.5 インチ ポンド(1.3 N-m)のトルク値でネジを締めます。 |
ステップ 6 | 水平エアー プレナムの右側に垂直エアー プレナムを取り付けます。手順 5 に従います。 |
ステップ 7 | 垂直エアー プレナムの上に水平エアー プレナムを取り付けます。手順 5 に従います。 |
ステップ 8 | ANSI 23 インチ構成の場合は、事前に組み立てられたエアー プレナムを取り付けます。 |
ステップ 9 | ANSI 23 インチ ラックまたはキャビネットに事前に組み立てられたエアー プレナムを取り付けます。 |
ステップ 10 | シャーシを取り付ける、上部と下部のエアー プレナムの間の長さを確認します。長さは 10.5 インチ(267 mm)以上である必要があります。長さが足りない場合は、上部の水平プレナムの位置を調整します。 |
ステップ 11 | 水平プレナムの間に空の NCS 4216 シャーシを取り付けます。 |
ここで説明する手順は、ラックへのルータの水平取り付けと垂直取り付けの両方に適用されます。
装置ラックにルータ シャーシを取り付ける手順は、次のとおりです。
ステップ 1 | 次のようにしてラック内のシャーシの位置を決めます。 | ||
ステップ 2 | ブラケット(およびオプションのケーブル ガイド)の取り付け穴と装置ラックの取り付け穴を合わせます。
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ステップ 3 | 8 個または 12 個(各側で 4 個または 6 個ずつ)のラック マウント ネジをブラケットの穴を通して、装置ラックの支柱のネジ穴に取り付けます。 | ||
ステップ 4 | 巻き尺と水準器を使用して、シャーシがまっすぐ水平に取り付けられているかどうかを確認します。 |
ここでは、NCS 4216 の扉を取り付ける方法について説明します。
(注) | 19 インチ ラックの扉を取り付けることはできません。 |
NCS 4216 シェルフの扉を取り付けるには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | シェルフのネジ穴に左側扉のブラケットのネジ穴の位置を合わせます。 | ||
ステップ 2 | パッケージに付属の止め金具を差し込み(扉ブラケットの側面に 3 個のネジ、下部に 2 個のネジ)、11.5 インチ ポンド(1.3 N-m)のトルク値でそれらを締めます。 | ||
ステップ 3 | 扉ブラケットの下部前面に安全用のワッシャを配置し、止め金具で締めます。 | ||
ステップ 4 | 反対側の扉ブラケットについても手順 1 と 2 を繰り返します。 | ||
ステップ 5 | 扉の上部のヒンジ ピンを下に引っ張ります。
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ステップ 6 | 扉のヒンジとブラケットのヒンジの位置を合わせます。 | ||
ステップ 7 | 下部のヒンジ ピンをブラケットのヒンジにスライドさせ、上部のヒンジ ピンを上方向へ移動します。
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ステップ 8 | 止め金具を使用して扉ブラケットの接地点にアース ストラップ ケーブルの他方の端を接続します。 |
NCS 4216 シェルフの扉を開いて、取り外すには、次の手順を実行します。
(注) | NCS 4216 シェルフには静電放電プラグ入力があり、静電気防止用リスト ストラップが付属しています。静電放電プラグ入力は、シェルフの右側の外側にあります。上部と下部に「ESD」とラベル付けされています。NCS シェルフで作業するときは、常に静電気防止用リスト ストラップを着用し、ストラップを静電放電プラグに接続してください。 |
NCS 4216 ルータの扉を開いて取り外すには、次の手順を実行します。
パッチ パネルをラックに取り付ける手順は次のとおりです。
電源を接続する前、または Cisco NCS 4216 の電源をオンにする前に、ルータに適切なシャーシ アース接続を施す必要があります。
(注) | ユニットを取り付けるには、キット NCS4216-DOOR に付属のネジと鋸歯状のワッシャを使用してアース ラグを組み立てます。 |
1 |
アース ラグ |
シャーシ アース接続が十分であることを確認するには、次の部品および工具が必要です。
注意 | Cisco NCS 4216 ルータに接続する前に、回路ブレーカーの電源を切断してください。そうしないと、深刻な事故やルータの損傷が発生する場合があります。 |
この装置は、アースさせる必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。ステートメント 1024
警告 | 必ず銅の導体を使用してください。ステートメント 1025 |
警告 | 装置を取り付けるときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。ステートメント 42 |
この装置はアクセス制限区域に取り付けられ、最小 6 AWG の銅製アース線に永続的にアース接続する必要があります。
2 ホール ラグと対応するマウント ポイントを使用して Cisco NCS 4216 をアース接続するには、次の手順を実行します。ほとんどのキャリアでは、最小で 6 AWG アース接続が必要です。アース接続用のキャリアの要件を確認します。
ステップ 1 | アース線が絶縁されている場合、ワイヤストリッパ ツールを使用して、アース線を 0.5 インチ ± 0.02 インチ(12.7 mm ± 0.5 mm)むき出しにします。 |
ステップ 2 | 2 ホール アース ラグの開放端に、アース線の絶縁体を取り除いた部分を差し込みます。 |
ステップ 3 | (アース ラグのメーカーによって指定された)圧着工具を使用して、次の図に示すようにアース ラグをアース線に圧着します。 |
ステップ 4 | プラス ドライバを使用して、2 本の平型プラス ヘッド ネジで 2 ホール アース ラグとアース線をルータに取り付けます。23 インチ EIA ラックでは、ルータの背面に 2 ホール アース ラグを取り付けます。 |
ステップ 5 | アース線の反対側を設置場所の適切なアース位置に接続します。 |
ファン トレイは、Cisco NCS 4216 に冷気を供給するモジュラ装置です。シャーシにファン トレイを取り付けるには、次の手順に従ってください。
(注) | ファン トレイ モジュールの取り付けまたは取り外し時に、ファン トレイ スロットに体の一部や物が入らないようにしてください。露出した電気回路に接触すると感電する危険性があります。 |
ステップ 1 | 非脱落型ネジがファン トレイの前面パネルの左側になるように、ファン トレイの向きを合わせます。次の図に、ファン トレイの向きを合わせる方法を示します。
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ステップ 2 | 完全に装着されるまでシャーシにファン トレイを戻します。
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ステップ 3 | 付属の非脱落型ネジを使用して、シャーシにファン トレイを固定します。推奨される最大トルクは 5.5 インチ ポンド(0.62 N-m)です。
これで、Cisco NCS 4216 のファン トレイを取り付けまたは交換する手順は完了です。 ファン トレイのアラーム ポートへのケーブルの接続方法については、「ファン トレイのアラーム ポートの接続」を参照してください。ファン トレイの LED の概要については、「LED の概要」を参照してください。エアー フローの注意事項の詳細については、「エアー フローに関する注意事項」を参照してください。 |
シャーシには、ブランク ファン フィルタ カバーが付属しています。ダスト フィルタを取り付ける手順は次のとおりです。
ダスト フィルタはクリーニングまたは交換のために取り外す必要があります。
環境内の埃の量に基づいて 3 か月ごとにフィルタの状態を定期的に確認することは、フィルタが過度に詰まらないようにし、寿命を延ばすのに役立ちます。製品のフィルタは、ローカルでの導入のニーズに応じて単回使用または再使用のフィルタとして使用できます。フィルタの再使用が禁止されている場合は、6 か月ごとに PID(A907-FAN-F)または同等製品と交換できます。
再使用する場合、フィルタ媒体は圧縮空気、吸引、きれいな水で洗浄することによってクリーニングできます。脱脂剤が必要な場合は、食器洗い用の液体洗剤などの中性洗剤のみを使用してください。
注意 | 強力な溶剤や洗浄剤の使用は避けてください。 |
フィルタを水で洗浄する場合は、再び取り付ける前にフィルタを完全に乾かす必要があります。このようなタイプのフィルタはクリーニング可能ですが、媒体の耐久性を保障し、残った埃の蓄積と将来のエアーフローの抵抗を取り除くため 2~3 年ごとの交換が推奨されます。
ファン トレイは活性挿抜(OIR)をサポートします。ファン トレイを取り外しまたは交換するために、Cisco NCS 4216 の電源を切断する必要はありません。ただし、過熱状態のために、ファン トレイが 25 ºC で 90 秒以上シャーシから取り外されている場合、ルータはシャットダウンします。過熱状態が解消し、ファン トレイが再挿入され、システム温度が制限範囲内に戻ると、システムは自動的に電源投入を試みます。約 25 ºC で、システムの電力は 2 分間で元に戻ります
(注) | ファン トレイが取り外され、規定された時間内に交換されなかった場合、システムは自動的に電源をオフにします。システムの電源がオフになると、同時にシステム内のすべての PSU への DC 入力も 30 秒間以上オフになり、その後、オンになってルータの電源をオンにします。 |
(注) | ファン トレイ モジュールの取り付けまたは取り外し時に、ファン トレイ スロットに体の一部や物が入らないようにしてください。露出した電気回路に接触すると感電する危険性があります。 |
注意 | ルータは、温度が周囲温度の制限を下回る場合、最大 60 秒間アクティブな状態を維持できます。ただし、過熱アラームが発生した場合、ルータは 60 秒未満でシャットダウンする可能性があります。温度のクリティカル アラームが発生した場合、ルータはただちにシャットダウンします。 |
注意 | 間違ったエラー メッセージの表示を避けるために、ファン トレイの取り外しまたは交換後はシステムの再初期化が完了するまで最低 2 分お待ちください。 |
Cisco NCS 4216 のファン トレイを取り外して交換するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | No.2 プラス ドライバまたは指を使用して、シャーシにファン トレイを固定している非脱落型ネジを緩めます。次の図に、非脱落型ネジを含むファン トレイの前面を示します。
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ステップ 2 | 片手でファン トレイのハンドルをつかみ、もう一方の手でシャーシの外側をつかみます。上の図に、ハンドルを含むファン トレイの前面を示します。
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ステップ 3 | ファン トレイをミッドプレーンの電源コンセントから取り外すには、次の図に示すように、ファン トレイを 1 インチ以内で手前に引きます。
これで、シャーシからファン トレイを取り外すための手順は完了です。
新しいファン トレイを取り付けるには、「ファン トレイの取り付け」の手順に従います。 次の表に、ファン OIR のタイムラインを示します。
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Cisco NCS 4216 の RSP モジュールの取り扱いについては、以降の手順に従ってください。
ルータ シャーシに RSP モジュールを取り付けるには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | モジュールを取り付けるスロットを選択します。モジュール上のポートに装置を接続できるだけの十分なスペースがあるかどうかを確認してください。モジュールを取り付ける予定のスロットに空のモジュール フィラー プレートが取り付けられている場合は、2 つのなべネジを取り外して、プレートを取り除きます。 | ||||||
ステップ 2 | 次の図に示すように、新しいモジュールの両方のイジェクト レバーを完全に開きます。
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ステップ 3 | モジュールをスロットに合わせます。次の図に示すように、モジュールの両端を、スロットの左右にあるガイドに合わせます。
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ステップ 4 | モジュールをスロットにゆっくりと差し込み、モジュール上の EMI ガスケットが隣接スロット内のモジュールに接触し、左右のイジェクト レバーがモジュール前面プレートに対して約 45 度まで閉じるようにします。
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ステップ 5 | 左右のイジェクト レバーを同時に下に押しながら閉じ、モジュールをバックプレーン コネクタに完全に装着します。イジェクト レバーが完全に閉じると、モジュールの前面プレートにぴったり重なった状態になります。 | ||||||
ステップ 6 | モジュール上の 2 つの非脱落型ネジを締めます。推奨される最大トルクは 5.5 インチ ポンド(.62 N-m)です。
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ステップ 7 | シャーシに取り付けられたすべてのモジュール上で非脱落型ネジが緩んでいないことを確認します。この手順により、新規または交換用モジュールに最大限の空きスペースを確保するために、すべてのモジュール上の EMI ガスケットが完全に圧縮されていることを確認します。
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ルータから RSP を取り外す前に、copyrunning-config {ftp| tftp| bootflash:} コマンドを使用して、TFTP サーバまたは外部 USB フラッシュ ドライブに現在の設定を保存する必要があります。これにより、モジュールをオンラインに戻す場合に時間を節約できます。
モジュールで Cisco IOS ソフトウェアを実行している場合は、copyrunning-configstartup-config コマンドを実行して、現在の実行コンフィギュレーションを保存します。
警告 | システムの稼働中は、バックプレーンに危険な電圧またはエネルギーが生じています。作業を行うときは注意してください。ステートメント 1034 |
警告 | 接続されていない光ファイバ ケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を直視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。ステートメント 1051 |
RSP モジュールを取り外すには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | モジュール上のポートに接続しているケーブルがあれば取り外します。 | ||
ステップ 2 | シャーシに取り付けられているすべてのモジュールについて、非脱落型ネジがしっかりと締まっていることを確認します。この手順により、取り外されたモジュールによって作られたスペースが維持されます。
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ステップ 3 | シャーシから取り外すモジュール上の 2 つの非脱落型ネジを緩めます。 | ||
ステップ 4 | イジェクト レバーに親指を掛け(図「Cisco NCS 4216 の RSP の取り付け」を参照)、レバーを同時に開いて、モジュールをバックプレーン コネクタから外します。 | ||
ステップ 5 | モジュールの前端を持ち、スロットからモジュールをまっすぐに引き出します。シャーシに水平スロットがある場合は、手でモジュールを下から支えてスロットから引き出します。モジュールの回路に手を触れないでください。
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ステップ 6 | モジュールを静電気防止用マットまたは静電気防止材の上に置くか、または別のスロットにすぐに取り付けます。 | ||
ステップ 7 | 空のスロットがある場合、ブランク モジュール フィラー プレート(シスコ部品番号 A90X-RSPA-BLANK-W)を取り付けます。
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Cisco NCS 4216 では、ルータの電源を切らずに冗長 RSP モジュールを取り外して交換できる機能が提供されています。この機能を、ホットスワップまたは OIR といいます。この機能により、ルータの動作を中断せずに冗長モジュールを取り外して交換できます。
ルータに 2 つの冗長モジュールを搭載した場合、アクティブなモジュールは 1 つだけです。他方のモジュールはスタンバイ モードとなり、アクティブなモジュールに障害が発生した場合に処理を引き継ぎます。
ルータの電源がオンで稼働中の場合、冗長モジュールの取り外しまたは取り付けを行うと、ルータは次のように動作します。
ルータは、新しいインターフェイス上で診断テストを実行します。このテスト結果は、次のとおりです。
IM で OIR を実行する場合は、次のガイドラインを使用します。
ここでは、Cisco NCS 4216 でのインターフェイス モジュールの取り付けに関連するさまざまなタスクについて説明します。
ステップ 1 | インターフェイス モジュールを挿入する前に、シャーシがアース接続されていることを確認します。 |
ステップ 2 | インターフェイス モジュールを挿入する際は、ルータ スロットの上端と下端の間にインターフェイス モジュールのエッジを慎重に合わせます。 |
ステップ 3 | インターフェイス モジュールがバックプレーンに触れるまで、ルータ スロットにインターフェイス モジュールを慎重にスライドします。次の図に、インターフェイス モジュールの取り付け方法を示します。
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ステップ 4 | インターフェイス モジュールの両側の取り付けネジを締めて固定します。推奨される最大トルクは 5.5 インチ ポンド(.62 N-m)です。 |
ステップ 5 | 各インターフェイス モジュールにすべてのケーブルを接続します。 |
注意 | シャーシを持ち上げるには、インターフェイス モジュールと電源のイジェクタ ハンドルを使用しないでください。ハンドルを使用してシャーシを持ち上げると、ハンドルが変形または損傷する可能性があります。 |
Cisco NCS 4216 では、ルータの電源を切らずにインターフェイス モジュールを取り外して交換できる機能が提供されています。この機能を、ホットスワップまたは OIR といいます。この機能により、ルータの動作を中断せずに冗長モジュールを取り外して交換できます。
Cisco NCS 4216 は、インターフェイス モジュールとタイプの異なる別のモジュールとのホットスワップをサポートしていません。たとえば、ルータの動作を中断せずに、SFP ギガビット イーサネット モジュールと銅線ギガビット イーサネット モジュールをスワップすることはできません。
インターフェイス モジュールで OIR を実行し、別のスロットにモジュールを移動すると、ルータはモジュール コンフィギュレーションを保持しません。インターフェイス モジュールを再設定する必要があります。
ルータで設定済みのインターフェイス モジュールと別のインターフェイス モジュールを同じスロットで交換することはできません。
インターフェイス モジュール |
NCS4216-RSP/Cisco IOS リリース 3.18.06v.S |
---|---|
SFP コンボ IM:8 ポート ギガビット イーサネット(8X1GE)+ 1 ポート 10 ギガビット イーサネット(1X10GE) |
すべてのイーサネット インターフェイス モジュールでスワップ可能
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8 ポート 10 ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール(8X10GE) |
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1 ポート 100 ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール(1X100GE) |
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2 ポート 40 ギガビット イーサネット QSFP インターフェイス モジュール(2X40GE) |
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8 ポート低レート CEM インターフェイス モジュール搭載の OC-192 インターフェイス モジュール(10G HO/10G LO) |
サポートなし |
48 x T1/E1 インターフェイス モジュール |
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48 x T3/E3 インターフェイス モジュール |
ルータの電源がオンで稼働中の場合、冗長モジュールの取り外しまたは取り付けを行うと、ルータは次のように動作します。
ルータは、新しいインターフェイス上で診断テストを実行します。このテスト結果は、次のとおりです。
注意 | 間違ったエラー メッセージの表示を避けるために、インターフェイス モジュールの取り外しまたは交換を行う前に、すべてのインターフェイスの現在の設定を記録しておいてください。また、モジュールの取り外しまたは交換後、システムの再初期化が完了するまで最低 2 分お待ちください。この時間は、インターフェイス モジュール内のコンポーネント間の同期とスタンバイ RSP の同期を可能にするために推奨されます。 |
Cisco NCS 4216 ルータでは、次の電源を選択できます。
DC 電源には、2 つの異なるソース(デュアル フィード)に接続するためのオプションがあります。陽(+)と陰(-)は PSU 端末にマークされています。
注意 | シャーシに電源をつなぐ前に電源装置を接続する必要があります。分岐回路ブレーカーがオフになっていることを確認してください。シャーシに電源装置を取り付けた後にのみ、分岐回路ブレーカーをオンにする必要があります。分岐回路ブレーカーは電源プラグを抜く前にオフにしてください。 |
各電源は、デュアル プライマリ入力電力接続を提供します。
警告 | 設置手順を読んでから、システムを電源に接続してください。ステートメント 10 |
注意 | シャーシを持ち上げるには、インターフェイス モジュールと電源のイジェクタ ハンドルを使用しないでください。ハンドルを使用してシャーシを持ち上げると、ハンドルが変形または損傷する可能性があります。 |
ルータへの電力損失を防ぐには、次のガイドラインを使用します。
「DC 電源装置の仕様」の表に記載されている情報を参考に、ルータの特定の設定に基づいて Cisco NCS 4216 の所要電力と熱放散を見積もります。ルータの稼働に必要な配電システムを計画するには、電力要件を判別しておく必要があります。
ここでは、Cisco NCS 4216 の電源を設置場所の電源に接続する場合のガイドラインを示します。
警告 | 絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。ステートメント 213 |
警告 | この製品は、設置する建物に回路短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。一般および地域の電気規格に準拠するように設置する必要があります。ステートメント 1045 |
DC 電源モデルに関する基本的な注意事項は次のとおりです。
ここでは、Cisco NCS 4216 に DC 電源を取り付ける方法を説明します。
(注) | この機器は、ネットワーク テレコミュニケーション施設や NEC が適用される場所での設置に適しています。 |
(注) | この装置は、共通ボンディング網(CBN)を使用する取り付けに適しています。 |
(注) | この製品のアース アーキテクチャは、DC 電源製品の DC 絶縁(DC-I)です。DC 電源製品の公称動作 DC 電圧は 48 VDC です。 |
電源モジュールを取り付けるには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | システム アースが接続されていることを確認します。アース接続の取り付け手順については、「シャーシのアース接続の取り付け」を参照してください。 |
ステップ 2 | 必要な場合は、シャーシの電源装置ベイの非脱落型ネジを緩めて、ブランク電源装置フィラー プレートをシャーシの電源装置から取り外します。 |
ステップ 3 | 取り付ける電源装置とつながる DC 回路への電源がオフになっていることを確認します。DC 回路の電源を確実に遮断するには、DC 回路に対応している回路ブレーカーを OFF の位置に切り替え、回路ブレーカーのスイッチを OFF の位置のままでテープで固定します。 |
ステップ 4 | 片手で電源装置のハンドルを持ちます。次の図に示すように、もう一方の手を電源装置の下に添えます。滑らせるようにして電源装置を電源装置ベイに入れます。電源装置がベイに完全に装着されていることを確認します
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ステップ 5 | 電源装置の非脱落型ネジを締めます。推奨される最大トルクは 5.5 インチ ポンド(.62 N-m)です。
冗長 DC 電源を取り付ける場合は、2 番目の電源に対してこの手順を繰り返します。 |
端子ブロックを取り付けるには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | 端子ブロック プラグを確認します。 | ||||||||
ステップ 2 | ワイヤストリッパを使用して、DC 入力電源から伸びる 2 本の導線の端から 0.27 インチ(6.6 mm)± 0.02 インチ(0.5 mm)の部分とアース接続のための導線を剥がします。0.29 インチ(7.4 mm)を超える絶縁体を導線から剥がさないようにしてください。導線を推奨値を超えて剥がした場合は、設置後に、導線の露出部分が端子ブロック プラグからはみ出る可能性があります。 | ||||||||
ステップ 3 | 端子ブロックを接続するプラスとマイナスの給電位置を特定します。推奨される配線順序は次のとおりです(次の図を参照)。
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ステップ 4 | 3 本の DC 入力電源線のうちの露出した 1 本を端子ブロック プラグに差し込みます。リード線が見えないことを確認してください。端子ブロックから伸びる導線部分は、絶縁体で覆われている必要があります。
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ステップ 5 | ラチェット式トルク ドライバを使用して 4.425 インチ ポンド(.5 N-m)から 5.310 インチ ポンド(.6 N-m)までのトルクで端子ブロック プラグの非脱落型ネジ(挿入された導線の上にある)を締めます。 | ||||||||
ステップ 6 | 残りの DC 入力電源線とアース線に対して、ステップ 4 からステップ 5 を繰り返します。
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ステップ 7 | DC 電源パネルの端子ブロック ヘッダーに端子ブロック プラグが完全に装着されていることを確認します。プラグにはロック機能があります。正しく取り付けられると、カチッという音がします。 | ||||||||
ステップ 8 | タイ ラップを使用してラックにワイヤを固定し、多少ワイヤに接触してもワイヤが端子ブロック プラグで引っ張られないようにします。タイ ラップではアース線にたるみを持たせてください。 | ||||||||
ステップ 9 | タイ ラップを使用して、ワイヤをハンドルに固定します。ワイヤが引っ張られたときにストレインがかかって最後の導線になるように、ハンドルとコネクタの間のアース線にサービス ループを残します。 |
冗長 DC 電源を取り付ける場合は、2 番目の電源に対してこの手順を繰り返します。
DC 電源をアクティブにするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | 回路ブレーカーのスイッチ ハンドルからテープを取り除き、回路ブレーカーのスイッチ ハンドルをオン(|)の位置にして電源を再投入します。 |
ステップ 2 | 電源装置の動作を確認するために、前面パネルの LED が、次の状態になっていることを確認します。
LED が電源の問題を示している場合は、「トラブルシューティング」を参照してください。 冗長 DC 電源を取り付ける場合は、電源障害の間の電力損失を防ぐために、各電源を別の電源に接続してください。 冗長 DC 電源を取り付ける場合は、2 番目の電源に対してこの手順を繰り返します。 |
ここでは、Cisco NCS 4216 での DC 電源の取り外しおよび交換について説明します。
(注) | Cisco NCS 4216 の電源は、ホットスワップ可能です。冗長電源モジュールを取り付けた場合は、ルータへの電源を中断せずに単一の電源モジュールを交換できます。 |
注意 | 間違ったエラー メッセージの表示を避けるために、電源の取り外しまたは交換後はシステムの再初期化が完了するまで最低 2 分お待ちください。 |
警告 | 装置を取り付けるときには、必ずアースを最初に接続し、最後に接続解除します。ステートメント 1046 |
警告 | 次の手順を実行する前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認してください。ステートメント 1003 |
警告 | この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。ステートメント 1030 |
警告 | 装置は地域および国の電気規則に従って設置する必要があります。ステートメント 1074 |
Cisco NCS 4216 の DC 電源を取り外して交換するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | 電源モジュールを保守する前に、装置を設置している領域の回路ブレーカーのスイッチをオフにします。さらに、回路ブレーカー スイッチをオフの位置にテープで固定します。 |
ステップ 2 | アクセサリ キットに含まれている静電気防止用リスト ストラップの一端を手首に付けます。 |
ステップ 3 | 電源モジュールの回路ブレーカー スイッチをオフ(O)に切り替えます。 |
ステップ 4 | 電源の端子ブロック ヘッドから端子ブロック プラグ コネクタを引き出します。 |
ステップ 5 | DC 電源モジュールの非脱落型ネジをゆるめます。 |
ステップ 6 | 片手で電源のハンドルをつかんで、もう一方の手でシャーシを支えながら電源モジュールを引き抜きます。 |
ステップ 7 | 5 分以内に DC 電源モジュールを取り付けます。電源ベイを空のままにしておく場合は、ブランク フィラー プレート(シスコ部品番号 NCS4216-PWR-BLANK)を開口部に取り付け、非脱落型ネジで固定します。 |
ここでは、Cisco NCS 4216 でのケーブルの接続方法について説明します。
(注) | ケーブルを RSP に取り付けるときは、ファン トレイを取り外せるように余分のケーブルのサービス ループを残すことを推奨します。 |
ここでは、コンソール ケーブルを使用した Cisco NCS 4216 への接続方法を説明します。
(注) | USB および RS232 コンソール ポートは同時に使用できません。ルータに USB ケーブルを挿入すると、RS232 ポートはディセーブルになります。 |
ここでは、Microsoft Windows を使用してシリアル ポートに接続する方法を示します。
(注) | USB シリアル ポートに接続した USB コンソール ケーブルを使用してルータと PC の間に物理接続を確立する前に、USB デバイス ドライバをインストールします。そうしないと、接続は失敗します。詳細については、「Cisco Microsoft Windows USB デバイス ドライバのインストール」を参照してください。 |
ステップ 1 | RJ45 コネクタがあるコンソール ケーブルの終端をルータのライト ブルーのコンソール ポートに接続するか、または次の図に示すように USB タイプ A/タイプ A ケーブルを USB コンソール ポートに接続します。Windows ベースの PC で初めて USB シリアル ポートを使用する場合、次の項の指示に従ってすぐに USB ドライバをインストールします。
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ステップ 2 | DB-9 コネクタ(または USB タイプ A)があるケーブルの端を端末または PC に接続します。端末または PC に DB-9 コネクタに対応しないコンソール ポートがある場合、そのポートに適切なアダプタを装着する必要があります。 | ||||||||
ステップ 3 | ルータと通信するには、Microsoft Windows HyperTerminal などのターミナル エミュレータ アプリケーションを起動します。次のパラメータを使用してこのソフトウェアを設定します。
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ここでは、Mac OS X システム USB ポートを組み込みの OS X 端末ユーティリティを使用してコンソールに接続する方法について説明します。
ステップ 1 | Finder を使用して、[Applications] > [Utilities] > [Terminal] を選択します。 |
ステップ 2 | OS X USB ポートをルータに接続します。 |
ステップ 3 | 次のコマンドを入力して、OS X USB ポート番号を検索します。 例: macbook:user$ cd /dev macbook:user$ ls -ltr /dev/*usb* crw-rw-rw- 1 root wheel 9, 66 Apr 1 16:46 tty.usbmodem1a21 DT-macbook:dev user$ |
ステップ 4 | 次のコマンドに続けてルータの USB ポート速度を指定して、USB ポートに接続します。 例: macbook:user$ screen /dev/tty.usbmodem1a21 9600 ターミナル ウィンドウから OS X USB コンソールの接続を解除するには Ctrl+A に続けて Ctrl+\ を入力します |
ここでは、Linux システム USB ポートを組み込みの Linux ターミナル ユーティリティを使用してコンソールに接続する方法について説明します。
ステップ 1 | Linux のターミナル ウィンドウを開きます。 |
ステップ 2 | Linux USB ポートをルータに接続します。 |
ステップ 3 | 次のコマンドを入力して、Linux USB ポート番号を検索します。 例: root@usb-suse# cd /dev root@usb-suse /dev# ls -ltr *ACM* crw-r--r-- 1 root root 188, 0 Jan 14 18:02 ttyACM0 root@usb-suse /dev# |
ステップ 4 | 次のコマンドに続けてルータの USB ポート速度を指定して、USB ポートに接続します。 例: root@usb-suse /dev# screen /dev/ttyACM0 9600 ターミナル ウィンドウから Linux コンソールの接続を解除するには Ctrl+A に続けて : を入力し、それから quit と入力します |
Microsoft Windows ベースの PC を初めてポートの USB シリアル ポートに接続するときは、USB デバイス ドライバをインストールする必要があります。
ここでは、Microsoft Windows XP USB ドライバをインストールする方法について説明します。次の URL にある [Tools and Resources Download Software] サイトの [USB Console Software] カテゴリから、ご利用のルータ モデルのドライバをダウンロードします。
http://tools.cisco.com/support/downloads/go/Redirect.x?mdfid=268437899
ステップ 1 | Cisco_usbconsole_driver_X_X.zip ファイル(X はリビジョン ナンバー)を解凍します。 |
ステップ 2 | 32 ビット Windows XP を使用している場合、Windows_32 フォルダのファイル setup.exe をダブルクリックします。64 ビット Windows XP を使用している場合、Windows_64 フォルダのファイル setup(x64).exe をダブルクリックします。 |
ステップ 3 | Cisco Virtual Com InstallShield Wizard が起動します。[Next]をクリックします。 |
ステップ 4 | [Ready to Install the Program] ウィンドウが表示されます。[Install]をクリックします。 |
ステップ 5 | [InstallShield Wizard Completed] ウィンドウが表示されます。[Finish]をクリックします。 |
ステップ 6 | USB ケーブルを PC およびルータ USB コンソール ポートに接続します。USB コンソール ポートの EN LED がグリーンに変わり、少し待つと Found New Hardware Wizard が表示されます。指示に従ってドライバのインストールを完了します。
USB コンソールを使用する準備が整いました。 |
ここでは、Microsoft Windows 2000 USB ドライバをインストールする方法について説明します。
ステップ 1 | Cisco.com の Web サイトからファイル Cisco_usbconsole_driver.zip を入手し、解凍します。 |
ステップ 2 | ファイル setup.exe をダブルクリックします。 |
ステップ 3 | Cisco Virtual Com InstallShield Wizard が起動します。[Next]をクリックします。 |
ステップ 4 | [Ready to Install the Program] ウィンドウが表示されます。[Install]をクリックします。 |
ステップ 5 | [InstallShield Wizard Completed] ウィンドウが表示されます。[Finish]をクリックします。 |
ステップ 6 | USB ケーブルを PC およびルータ USB コンソール ポートに接続します。USB コンソール ポートの EN LED がグリーンに変わり、少し待つと [Found New Hardware Wizard] ウィンドウが表示されます。指示に従ってドライバのインストールを完了します。
USB コンソールを使用する準備が整いました。 |
ここでは、Microsoft Windows Vista USB ドライバをインストールする方法について説明します。
ステップ 1 | Cisco.com の Web サイトからファイル Cisco_usbconsole_driver.zip を入手し、解凍します。 | ||
ステップ 2 | 32 ビット Windows Vista を使用している場合、Windows_32 フォルダのファイル setup.exe をダブルクリックします。64 ビット Windows Vista を使用している場合、Windows_64 フォルダのファイル setup(x64).exe をダブルクリックします。 | ||
ステップ 3 | Cisco Virtual Com InstallShield Wizard が起動します。[Next]をクリックします。 | ||
ステップ 4 | [Ready to Install the Program] ウィンドウが表示されます。[Install]をクリックします。
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ステップ 5 | [InstallShield Wizard Completed] ウィンドウが表示されます。[Finish]をクリックします。 | ||
ステップ 6 | USB ケーブルを PC およびルータ USB コンソール ポートに接続します。USB コンソール ポートの EN LED がグリーンに変わり、少し待つと、[Installing device driver software] というポップアップ ウィンドウが表示されます。指示に従ってドライバのインストールを完了します。
USB コンソールを使用する準備が整いました。 |
ここでは、Cisco Microsoft Windows USB デバイス ドライバをインストールする手順について説明します。
ここでは、Microsoft Windows XP および 2000 両方の USB ドライバをアンインストールする方法について説明します。ドライバは Windows の [Add Remove Programs] ユーティリティまたは setup.exe プログラムを使用して削除できます。
[Add Remove Programs] ユーティリティの使用
(注) | ドライバをアンインストールする前に、ルータ コンソール端末の接続を解除します。 |
ここでは、Microsoft Windows Vista USB ドライバをアンインストールする方法について説明します。
(注) | ドライバをアンインストールする前に、ルータ コンソール端末の接続を解除します。 |
ステップ 1 | Windows 32 ビットの場合は setup.exe、Windows 64 ビットの場合は setup(x64).exe を実行します。[Next]をクリックします。 | ||
ステップ 2 | Cisco Virtual Com の InstallShield Wizard が表示されます。[Next]をクリックします。 | ||
ステップ 3 | プログラム メンテナンス ウィンドウが表示されたら、[Remove] オプション ボタンを選択します。[Next]をクリックします。 | ||
ステップ 4 | [Remove the Program] ウィンドウが表示されたら、[Remove]をクリックします。
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ステップ 5 | [InstallShield Wizard Completed] ウィンドウが表示されたら、[Finish]をクリックします。 |
モデムを補助ポートに接続すると、リモート ユーザはルータにダイヤルインして設定できます。水色のコンソール ケーブルと DB-9/DB-25 コネクタ アダプタを使用します。
(注) | コンソール ケーブルおよび DB-9/DB-25 コネクタは、Cisco NCS 4216 に付属していません。別途注文します。 |
モデムをルータに接続するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | 次の図に示すように、アダプタ ケーブルの RJ45 側を、ルータの黒い AUX ポートに接続します。
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ステップ 2 | コンソール ケーブルの DB-9 側をモデム アダプタの DB-9 側に接続します。 | ||||||||
ステップ 3 | モデム アダプタの DB-25 側をモデムに接続します。 | ||||||||
ステップ 4 | モデムとルータの補助ポートが同じ伝送速度(最高 115,200 bps がサポートされています)に設定されていること、また、データ キャリア検出(DCD)およびデータ ターミナル レディ(DTR)操作によるモデム制御のために設定されていることを確認します。 |
デフォルト モード(speed-auto および duplex-auto)でイーサネット管理ポートを使用する場合、ポートは Auto-MDI/MDI-X モードで動作します。ポートは Auto-MDI/MDI-X 機能によって自動的に正しい信号接続を提供します。ポートは自動的にクロス ケーブルまたはストレート型ケーブルを検知し、適応します。
ただし、イーサネット管理ポートがコマンドライン インターフェイス(CLI)によって固定の速度(10 または 100 Mbps)に設定されている場合、ポートは強制的に MDI モードになります。
固定速度設定および MDI モードである場合:
警告 | 電磁適合性と安全性に関する Telcordia GR-1089 NEBS 標準に準拠するために、管理イーサネット ポート以外は屋内または屋外の配線またはケーブルに接続しないでください。屋内ケーブルは、シールドした上で、シールドを両端でアースに接続する必要があります。機器またはサブアセンブリの屋内ポートは、OSP またはその配線につながるインターフェイスに金属的に接続しないでください。これらのインターフェイスは、屋内インターフェイス専用(GR-1089-CORE に記載されたタイプ 2 ポートまたはタイプ 4 ポート)に設計されており、屋外用の OSP ケーブルと区別する必要があります。一次保護装置を追加しても、これらのインターフェイスを OSP 配線に金属的に接続するには保護が不十分です。 |
Cisco NCS 4216 は、光モジュールおよびイーサネット モジュールを含む、さまざまな SFP モジュールをサポートします。SFP モジュールの取り付けおよび取り外し方法については、SFP モジュールのマニュアルを参照してください。
光ファイバ接続の検査およびクリーニングについては、http://www.cisco.com/en/US/partner/tech/tk482/tk876/technologies_white_paper09186a0080254eba.shtml を参照してください
注意 | インターフェイス モジュールで SFP を取り外してから挿入するまでの間は、少なくとも 30 秒間待機することを推奨します。この時間は、トランシーバ ソフトウェアの初期化とスタンバイ RSP の同期を可能にするため、推奨されます。これより短い時間で SFP を変更すると、トランシーバの初期化に問題が発生し、SFP をディセーブルになる可能性があります。 |
Cisco NCS 4216 に USB フラッシュ デバイスを接続するには、MEM というラベルの USB ポートにメモリ スティックを挿入します。フラッシュ メモリ モジュールは決まった方向にだけ差し込むことができます。また、ルータの電源が入っているかどうかに関係なく、いつでも取り付けや取り外しが可能です。
次の図に、Cisco NCS 4216 の USB ポート コネクタを示します。
Cisco NCS 4216 から USB フラッシュ トークン メモリ スティックを取り外して交換するには、次の手順に従います。
ステップ 1 | USB ポートからメモリ スティックを引き抜きます。 | ||
ステップ 2 | Cisco USB フラッシュ メモリ スティックを交換するには、Cisco NCS 4216 フラッシュ トークン メモリ スティックの図に示すように、そのモジュールを MEM というラベルの USB ポートに差し込みます。フラッシュ メモリ モジュールは決まった方向にだけ差し込むことができます。また、ルータの電源が入っているかどうかに関係なく、いつでも取り付けや取り外しが可能です。
これで、USB フラッシュ メモリの取り付け手順は完了です。 |
ここでは、Cisco NCS 4216 にタイミング ケーブルを接続する方法を説明します。
(注) | ケーブルを RSP に取り付けるときは、ファン トレイを取り外せるように余分のケーブルのサービス ループを残すことを推奨します。 |
ここでは、ルータの BITS ポートにケーブルを接続する方法について説明します。
ステップ 1 | ルータの電源がオフであることを確認します。 | ||||
ステップ 2 | ストレート型のシールド付き RJ48C-to-RJ48C ケーブルを使用して BITS ポートにケーブルの一方の端を接続します。 | ||||
ステップ 3 | 設置場所で BTS パッチまたは境界パネルにもう一方の端を接続します。 | ||||
ステップ 4 | ルータの電源を入れます。
BITS ポートのピン割り当ての詳細については、「トラブルシューティング」を参照してください。
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ここでは、周波数の入出力タイミング用に Cisco NCS 4216 から GPS 装置にケーブルを接続する方法を説明します。
(注) | ネットワーク障害が発生した場合に、ルータからタイミング信号が引き続き送信されることを確実にするため、プライマリおよびバックアップ RSP に接続する Y 字型ケーブルが必要です。Mini-Coax 接続の場合、この Y 字型ケーブルには部品番号 CAB-BNC-7INY(7 インチ BNC Y 字型ケーブル)を使用できます。イーサネット接続の場合、この Y 字型ケーブルには RJ45 Cat5 1-to-2 スプリッタ(3 メス ポート RJ45 コネクタ)を使用できます。 |
(注) | ケーブルを RSP に取り付けるときは、ファン トレイを取り外せるように余分のケーブルのサービス ループを残すことを推奨します。 |
ステップ 1 | GPS 装置にストレート イーサネット ケーブルの一方の端を接続します。 | ||||||
ステップ 2 | イーサネット Y 字型ケーブルの分割された側の一端を Cisco NCS 4216 のプライマリ RSP にある ToD ポートに接続します。 | ||||||
ステップ 3 | イーサネット Y 字型ケーブルの分割された側のもう一方を Cisco NCS 4216 のバックアップ RSP にある ToD ポートに接続します。
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(注) | GNSS モジュールは、ホットスワップ可能ではありません。 |
Cisco NCS 4216 のインターフェイス モジュールは、RJ45 ポートまたは SFP イーサネット ポートをサポートしています。イーサネット SFP ポートにケーブルを接続する方法については、「SFP モジュールへのケーブルの接続」を参照してください。
RJ45 ポートは、標準的なストレートおよびクロス カテゴリ 5 シールドなしツイストペア(UTP)ケーブルをサポートしています。シスコではカテゴリ 5 UTP ケーブルを販売していません。市販のケーブルを使用してください。
警告 | 電磁適合性と安全性に関する Telcordia GR-1089 NEBS 標準に準拠するために、ギガビット イーサネット ポート以外は屋内または屋外の配線またはケーブルに接続しないでください。屋内ケーブルは、シールドした上で、シールドを両端でアースに接続する必要があります。機器またはサブアセンブリの屋内ポートは、OSP またはその配線につながるインターフェイスに金属的に接続しないでください。これらのインターフェイスは、屋内インターフェイス専用(GR-1089-CORE に記載されたタイプ 2 ポートまたはタイプ 4 ポート)に設計されており、屋外用の OSP ケーブルと区別する必要があります。一次保護装置を追加しても、これらのインターフェイスを OSP 配線に金属的に接続するには保護が不十分です。 |
(注) | ケーブルを RSP に取り付けるときは、ファン トレイを取り外せるように余分のケーブルのサービス ループを残すことを推奨します。 |
銅線ギガビット イーサネット ポートにケーブルを接続するには、次の手順に従ってください。
シスコの光インターフェイスおよびイーサネット SFP インターフェイスへのケーブルの接続については、次を参照してください
Cisco NCS 4216 T1/E1 ポートの物理層インターフェイスは、お客様によって設置される高密度コネクタです。高密度コネクタには、ケーブルの取り付け時にインターフェイスに取り付ける必要がある取り付けネジがあります。
(注) | 個別の T1/E1 回線に高密度インターフェイス コネクタを接続するには、パッチ パネルが必要です。 |
T1/E1 ケーブル コネクタ
ケーブルの一方の端には、T1/E1 インターフェイス モジュールに差し込む 68 ピン コネクタがあります(上の図を参照)。コネクタの片側にある取り付けネジを使用し、ケーブルをインターフェイスに固定します。
ケーブルのもう一方の端には、48 ポート RJ48 または DIN パッチ パネルの背面に取り付ける、2 つの 68 ピン コネクタがあります。
ケーブルの一方の端には、T1/E1 インターフェイス モジュールに差し込む 68 ピン コネクタがあります。コネクタの片側にある取り付けネジを使用し、ケーブルをインターフェイスに固定します。
ケーブルのもう一方の端には、48 ポート RJ48 または DIN パッチ パネルの背面に取り付ける、2 つの 68 ピン コネクタがあります。
パッチ パネルの背面に T1/E1 インターフェイスを接続するケーブルのピン割り当ての詳細については、「T1/E1 ポートのピン割り当て(RJ-48)」を参照してください。
個別の加入者の T1 回線は、24 ポート パッチ パネルの前面の RJ45 コネクタに接続されます。各 RJ45 ポートは、個別の T1 加入者線に対応します。
T1/E1 ポートについては、「T1/E1 ポートのピン割り当て(RJ-48)」を参照してください。
パッチ パネル ケーブルは、インターフェイス モジュールとパッチ パネルを接続します。
各ケーブルは、インターフェイス モジュール状の 1 つの VHDCI コネクタをパッチ パネル上のコネクタに接続します。1 つのインターフェイス モジュールを 1 つの 48 ポート パッチ パネルに接続するには、一連の 3 本のケーブルが必要です。
次の表に、パッチ パネル ケーブルの詳細を示します。
パッチ パネル ケーブル |
説明 |
---|---|
CABLE-16TDM-C |
TDM CEM インターフェイス モジュール用 16 ポート ケーブル、冗長性なし、長さは 10 フィート |
(注) | CABLE-16TDM-C-R は、Cisco IOS XE リリース 3.18.06v.S ではサポートされていません。 |
2 つの T1/E1 インターフェイスを相互に接続する場合は、T1 ストレート シールド付きケーブルを使用して両方のインターフェイスのパッチ パネルをまとめて配線する必要があります。両方の T1/E1 インターフェイスが異なる設定でパッチ パネルに接続される場合は、T1 ストレート ケーブル(標準 RJ48C パッチ ケーブル)を使用してパッチ パネルに接続します。
注意 | 機器またはサブアセンブリの屋内ポートは、建物内配線や非露出配線、またはケーブル配線のみの接続に適しています。機器またはサブアセンブリの屋内ポートは、OSP またはその配線につながるインターフェイスに金属的に接続しないでください。これらのインターフェイスは、屋内インターフェイス専用(GR-1089-CORE に記載されたタイプ 2 ポートまたはタイプ 4 ポート)に設計されており、屋外用の OSP ケーブルと区別する必要があります。一次保護装置を追加しても、これらのインターフェイスを OSP 配線に金属的に接続するには保護が不十分です。ステートメント 7005 |
PANEL-48-1-DIN と PANEL-48-3-DIN は、パッチ パネルの前側に 48 DIN 1.0/2.3 コネクタを提供します。これらのコネクタは、DIN プラグを介して 75 オーム同軸ケーブルを終端します。
PANEL-48-1-RJ48 は、パッチ パネルの前側に 48 RJ45 コネクタを提供します。これらのコネクタは、RJ45 コネクタを介して 110 オーム T1/E1 ケーブルを終端します。
ファン トレイには、4 つのドライ接点アラーム入力にマッピングされるアラーム ポートが含まれています。
アラーム ポートのピンは、ノーマル オープン(電流が中断されるとアラームが生成される)アラームまたはノーマル クローズ(回線が確立されるとアラームが生成される)アラームとして設定できるパッシブ信号です。各アラーム入力はクリティカル、メジャー、またはマイナーとして設定できます。アラームによってアラームの LED およびアラーム メッセージがトリガーされます。リレー接点は、適切なサードパーティ製のリレー コントローラによって制御できます。オープン/クローズ設定は IOS で制御されるオプションです。
警告 | 電磁適合性と安全性に関する Telcordia GR-1089 NEBS 標準に準拠するために、アラーム ポート以外は屋内または屋外の配線またはケーブルに接続しないでください。屋内ケーブルは、シールドした上で、シールドを両端でアースに接続する必要があります。機器またはサブアセンブリの屋内ポートは、OSP またはその配線につながるインターフェイスに金属的に接続しないでください。これらのインターフェイスは、屋内インターフェイス専用(GR-1089-CORE に記載されたタイプ 2 ポートまたはタイプ 4 ポート)に設計されており、屋外用の OSP ケーブルと区別する必要があります。一次保護装置を追加しても、これらのインターフェイスを OSP 配線に金属的に接続するには保護が不十分です。 |
ピン 1、2、4、6、および 8 のみを使用できます。残りのピンはシスコの製造テスト用であり、接続できません。EMC 保護のために、このポートへの接続にはシールド付きケーブルを使用します。「トラブルシューティング」の外部アラーム入力ピン割り当ての表にアラーム ポートのピン割り当ての要約を示します。
クリティカル、メジャー、およびマイナー アラーム条件へのアラーム入力のマッピング方法については『Cisco NCS 4216 Software Configuration Guide』を参照してください。
ケーブル仕様およびピン配置の詳細については、「トラブルシューティング」を参照してください。