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Performance Monitoring(PM; パフォーマンス モニタリング)パラメータは、問題を早期に検出するために、スレッシュホールドを収集、格納、設定し、パフォーマンス データを報告するために、サービス プロバイダが使用します。ここでは、光増幅器、マルチプレクサ、デマルチプレクサ、Optical Add/Drop Multiplexer(OADM; 光アド/ドロップ マルチプレクサ)、Optical Service Channel(OSC; 光サービス チャネル)カードなどの、Cisco ONS 15454 のトランスポンダ、マックスポンダ、および Dense Wavelength Division Multiplexing(DWDM; 高密度波長分割多重)カードに対して、PM パラメータおよび概念を定義します。
(注) 特に指定のないかぎり、[ONS 15454] は ANSI と ETSI の両方のシェルフ アセンブリを意味します。
PM 値のイネーブル化および表示の詳細については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』を参照してください。
• 「ITU G.709 および ITU-T G.8021 トランク側 PM パラメータ定義」
(注) PM パラメータの詳細については、ITU G.826、ITU-T G.8021、ITU G.709、Telcordia 文書
GR-1230-CORE、GR-820-CORE、GR-499-CORE、GR-253-CORE、ANSI T1.231 文書『Digital Hierarchy - Layer 1 In-Service Digital Transmission Performance Monitoring』を参照してください。
スレッシュホールドは、各 PM パラメータのエラー レベルを設定するのに使用されます。Cisco Transport Controller(CTC)カード ビューの Provisioning タブから個別の PM スレッシュホールド値を設定できます。カードのスレッシュホールドのプロビジョニングに関する手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』を参照してください。
蓄積サイクルの途中で、PM パラメータの現在の値がその対応するスレッシュホールド値に到達するまたは超過する場合、スレッシュホールド超過アラート(TCA)がノードで生成され CTC で表示されます。TCA は、パフォーマンス劣化を早期に検出します。スレッシュホールドを超過すると、ノードは指定された蓄積期間の間エラーをカウントし続けます。スレッシュホールド値としてゼロが入力された場合、TCA の生成はディセーブルになりますがパフォーマンス モニタリングは継続します。
(注) メモリの制限と異なるプラットフォームによって生成された TCA の数により、必要に応じて次の 2 種類のプロパティを手動でプラットフォームのプロパティ ファイル(Windows は CTC.INI、UNIX は.ctcrc)に追加または修正できます。
• ctc.15 xxx .node.tr.lowater= yyy ( xxx はプラットフォーム、 yyy は最低水準点。デフォルトの最低水準点は 25)。
• ctc.15 xxx .node.tr.hiwater= yyy ( xxx はプラットフォーム、 yyy は最高水準点。デフォルトの最高水準点は 50)。
着信 TCA 数が最高水準点を超えると、ノードは最新の最低水準点を維持して古いものを廃棄します。
デフォルト値がエラー モニタリングのニーズに合わない場合はスレッシュホールドを変更してください。たとえば、緊急通話用のクリティカルな OC192/STM64 トランスポンダを装着している顧客は、その回線に対して最高のサービス品質を保証する必要があるので、ほんのわずかなエラーでも TCA が発生するようにクライアント側のスレッシュホールドをすべて下げます。
(注) Loss of Signal(LOS; 信号損失)LOS-P、または LOF アラームが TXP/MXP トランクで発生すると、ITU-T G.709/SONET/SDH TCA が抑制されます。詳細は、「アラームおよび TCA のモニタリングおよび管理」を参照してください。
ここでは、トランスポンダ カード(TXP_MR_10G、TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L)およびマックスポンダ カード(MXP_2.5G_10G、MXP_2.5G_10E、MXP_2.5G_10E_C、MXP_2.5G_10E_L、MXP_MR_2.5G、MXPP_MR_2.5G、MXP_MR_10DME-C、MXP_MR_10DME-L)の PM パラメータを一覧表示します。トランスポンダおよびマックスポンダの PM パラメータは、Optics PM、Payload PM、OTN PM タブに分かれます。表示されるタブは、装着されているカードによって変わります。詳細については、「Optics PM ウィンドウ」、「Payload PM ウィンドウ」、または「OTN PM ウィンドウ」を参照してください。
ONS 15454 ANSI ノードに対して、図10-1 にApplication Specific Integrated Circuit(ASIC; 特定用途向け IC)で検出されるオーバーヘッド バイトが TXP_MR_10G カードの PM パラメータを生成する場所を示します。残りのトランスポンダとマックスポンダ カードは、この図と同様に動作します。
図10-1 TXP_MR_10G カードの ONS 15454 ANSI ノードの PM 読み込みポイント
ONS 15454 ETSI ノードに対して、図10-2 に ASIC で検出されるオーバーヘッド バイトが TXP_MR_10G カードの PM パラメータを生成する場所を示します。残りのトランスポンダとマックスポンダ カードは、この図と同様に動作します。
図10-2 TXP_MR_10G カードの ONS 15454 ETSI ノードの PM 読み取りポイント
Optics PM ウィンドウには、すべてのトランスポンダおよびマックスポンダ カードのトランクおよびクライアント側のパラメータが一覧表示されます。Optics PM ウィンドウには、表示する統計値を変更するボタンがあります。Refresh ボタンを使用すると手動で統計を更新できます。Auto-Refresh は、自動更新が発生する時間間隔を設定します。Historical PM サブタブでは、Clear ボタンでカードの値をゼロに設定します。カード上のすべてのカウンタがクリアされます。Help ボタンは、コンテキスト ヘルプを有効にします。 表10-1 に、トランク側およびクライアント側の光 PM パラメータを示します。
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平均レーザー バイアス電流(Laser Bias Avg)は、PM 時間間隔でのレーザー バイアス電流の平均パーセントです。 |
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最大レーザー バイアス電流(Laser Bias Max)は、PM 時間間隔でのレーザー バイアス電流の最大パーセントです。 |
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最小レーザー バイアス電流(Laser Bias Avg)は、PM 時間間隔でのレーザー バイアス電流の最小パーセントです。 |
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ファイバ チャネル リンクが接続しているファイバ チャネル装置から有効なファイバ チャネル信号(キャリア)を受信しているかどうかを示します。アップは受信していることを示し、ダウンは受信していないことを示します。 |
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Tx Optical Pwr (Min,dBm) 1 |
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1.トランク側では、この PM は TXP_MR_2.5G、TXPP_MR_2.5G、MXP_MR_2.5G、MXPP_MR_2.5G カードで使用できません。 |
Payload PM ウィンドウ サブタブは、カードのプロビジョニングに応じて変化します。TXP および MXP カードのプロビジョニングについては、、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』の「Provision Transponder and Muxponder Cards」の章を参照してください。可能性のある Payload PM サブタブは、SONET、SDH、Statistics、Utilization、History です。次のボタンは、すべてのタブで同じように機能します。すべてのタブにこのボタンがすべてあるわけではありません。
• Refresh ボタンを使用すると手動で統計を更新できます。
• Auto-Refresh は、自動更新が発生する時間間隔を設定します。
• Baseline ボタンは、表示されている統計値をゼロにリセットします。
• (Statistics ウィンドウのみ)Clear ボタンを使用すると、表示されている統計、ポートの全統計、カード上のすべての光ポートの全統計について、値をゼロに設定できます。
• Help ボタンは、コンテキスト ヘルプを有効化します。
すべてのトランスポンダおよびマックスポンダ カードのペイロード PM プロビジョニング オプションの一覧については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』を参照してください。
Provisioning タブで選択されたオプションは、Performance > Payload PM タブで表示されているパラメータに影響する可能性があります。
表10-2 に、特定のポート タイプがトランスポンダまたはマックスポンダ カードにプロビジョニングされる場合に表示される PM パラメータ タイプを示します。
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SONET/SDH(10G Ethernet WAN Phy など) |
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10G Ethernet LAN Phy |
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2.ポート タイプは、Provisioning > Pluggable Port Modules タブ上のカード ビューからプロビジョニングされます。Pluggable Port Module(PPM)のプロビジョニング手順については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』を参照してください。 |
表10-3 に、Performance > Payload PM > SONET または SDH タブのカード ビューで一覧表示される SONET/SDH レイヤの近端および遠端 PM パラメータを示します。TXP_MR_2.5G 上でクライアントのタイプが OC3/STM1、OC12/STM4、または OC48/STM16 に設定されている場合、あるいは OC192/STM64 が ONS 15454 SONET ノードの TXP_MR_10G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、または TXP_MR_10E_L に設定されている場合に、SONET/SDH レイヤ PM が使用可能です。OC48/STM16 トランク PM は、ONS 15454 SONET または ONS 15454 SDH ノードの MXP_MR_2.5G カードおよび MXPP_MR_2.5G カードで使用可能です。OC48/STM16 クライアント PM は、ONS 15454 SONET または ONS 15454 SDH ノードの MXP_MR_10DME_C、MXP_MR_10DME_L、MXP_2.5G_10G、MXP_2.5G_10E、MXP_2.5G_10E_C、MXP_2.5G_10E_L カードで使用可能です。PM の定義については、 表10-27 および 表10-28 を参照してください。
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RS-BBE |
4.Optical Channel(OCH; 光チャネル)およびクライアント(CLNT)ファシリティに適用できます。 5.MXP_MR_2.5G カードおよび MXPP_MR_2.5G カードの場合、これらのパラメータはカード ビューの Performance > Payload PM > SONET PM タブで表示されます。 |
表10-4 に、TXP_MR_10G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L カードで使用可能な 10 ギガビット イーサネット(10 GE)ペイロード統計を示します。イネーブルにする 10 GE に対してカード ビューの Provisioning > Pluggable Port Modules タブで PPM プロビジョニングを完了する必要があります。PPM のプロビジョニングの手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』を参照してください。パラメータは、カード ビューの Performance > Payload PM > Statistics タブに表示されます。10 GE ペイロードの定義については、 表10-25 を参照してください。
表10-5 に、ONE_GE または FC1Gクライアント タイプがイネーブルの場合に TXP_MR_2.5G カードおよび TXPP_MR_2.5G カードで使用可能なペイロード PM パラメータを示します。PPM のプロビジョニングの手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』を参照してください。ペイロード定義については、「光および 8b10b PM パラメータの定義」および「フル RMON 統計 PM パラメータ定義」を参照してください。
(注) ペイロード PM は、2FC クライアント タイプで使用できません。
表10-6 に、ONE_GE または FC1G クライアント タイプがイネーブルの場合に MXP_MR_2.5G カードおよび MXPP_MR_2.5G カードで使用可能なペイロード PM パラメータを示します。PPM のプロビジョニングの手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』を参照してください。ペイロード定義については、「光および 8b10b PM パラメータの定義」および「フル RMON 統計 PM パラメータ定義」を参照してください。
表10-7 に、FC クライアント側のペイロード PM パラメータを示します。FC ペイロード PM は、FC1G クライアント タイプがイネーブルの場合に MXP_MR_2.5G カードおよび MXPP_MR_2.5G カードの FC ポートで使用可能です。PPM のプロビジョニングの手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』を参照してください。ペイロード定義の詳細については、「フル RMON 統計 PM パラメータ定義」を参照してください。
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fcStatsLinkRecoveries |
表10-8 に、Transparent Generic Framing Procedure(GFP-T)ペイロード PM を示します。GFP-T ペイロード PM は、ONE_GE または 1 FC クライアント タイプがイネーブルの場合に MXP_MR_2.5G カードおよび MXPP_MR_2.5G カードの GFP ポートで使用可能です。GFP-T ペイロード PM は、1 FC クライアント タイプがイネーブルの場合に MXP_MR_2.5G カードおよび MXPP_MR_2.5G カードのクライアント ポートでも使用可能です。PPM のプロビジョニングの手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』を参照してください。ペイロード定義の詳細については、「フル RMON 統計 PM パラメータ定義」を参照してください。
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gfpStatsCSFRaised |
カード ビューの Performance > Payload > Utilization タブの Payload PM Utilization ウィンドウは、連続した時間セグメントにおけるポートが利用している送信(Tx)および受信(Rx)回線の帯域幅の割合を示します。このタブは、該当する PPM ポート タイプがプロビジョニングされないかぎり表示できません。PPM のプロビジョニングの手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』を参照してください。Utilization ウィンドウには、15 分間隔または 1 日間隔で時間を設定できる Interval リストがあります。回線利用率は、次の数式で計算されます。
Rx = (inOctets + inPkts × 20) × 8 / 100% 間隔 × maxBaseRate
Tx = (outOctets + outPkts × 20) × 8 / 100% 間隔 × maxBaseRate
間隔は秒単位で定義されます。maxBaseRate は、ポートに対する 1 方向における 1 秒あたりの raw ビット(つまり 1 Gbps)で定義されます。ONS 15454 ノードの MXP_MR_2.5G カードと
MXPP_MR_2.5G カードの maxBaseRate を、 表10-9 に示します。
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(注) 回線利用率の数字は、入出力トラフィックの平均を容量に対する割合で示しています。
カード ビューの Performance > Payload > History タブの Payload PM History ウィンドウには、直前の時間間隔における過去の統計が一覧表示されています。このタブは、該当する PPM ポート タイプがプロビジョニングされないかぎり表示できません。PPM のプロビジョニングの手順については、『 Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide 』を参照してください。選択した時間間隔に応じて、History ウィンドウには、 表10-10 で示している直前の時間間隔数に対して、各ポートの統計が表示されます。
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OTN タブには ITU-T G.709 PM サブタブと FEC サブタブがあります。いずれのサブタブも、Performance タブで表示される統計値を変更するボタンがあります。Refresh ボタンを使用すると手動で統計を更新できます。Auto-Refresh は、自動更新が発生する時間間隔を設定します。Baseline ボタンは、表示されている統計値をゼロにリセットします。Statistics ウィンドウには Clear ボタンもあります。Clear ボタンでカードの値をゼロに設定します。カード上のすべてのカウンタがクリアされます。Help ボタンは、コンテキスト ヘルプを有効化します。Optical Transport Network(OTN; 光転送ネットワーク)の詳細については、『Cisco ONS 15454 DWDM Procedure Guide』を参照してください。
表10-11 に、すべてのトランスポンダおよびマックスポンダ カードの OTM PM プロビジョニング オプションを示します。Provisioning タブで選択されたオプションは、Performance > OTN PM タブで表示されているパラメータに影響します。
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6.OTN プロビジョニングは、Provisioning > OTN > OTN Lines、G.709 Thresholds、および FEC Thresholds タブのカード ビューから実行します。 |
表10-12 に、G.709 タブに一覧表示される OTN トランク側 PM パラメータを示します。OTN PM は、ITU G.709 がカード ビューの Provisioning > OTN > OTN Lines タブでイネーブルの場合に使用可能です。OTN PM は、MXP_MR_2.5G カードおよび MXPP_MR_2.5G カードでは使用できません。ITU G.709 セクションおよびパス モニタリング PM の定義については、「ITU G.709 および ITU-T G.8021 トランク側 PM パラメータ定義」を参照してください。
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表10-13 に、Forward Error Correction(FEC; 前方エラー訂正)PM パラメータを示します。FEC PM は、ITU-T G.709 がイネーブルで FEC が標準または拡張に設定されている場合に使用可能です。これらのパラメータは、カード ビューの Provisioning > OTN > OTN Lines タブからプロビジョニングします。FEC PM は、MXP_MR_2.5G カードおよび MXPP_MR_2.5G カードでは使用できません。PM の定義については、「FEC PM パラメータ定義」を参照してください。
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表10-14 に、ONS 15454 光および 8b10b PM パラメータを示します。ONS 15454 光および 8b10b の定義については、「光および 8b10b PM パラメータの定義」を参照してください。
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LBCL-AVG |
9.TXP_MR_2.5G カードおよび TXPP_MR_2.5G カード Enterprise System Connection(ESCON)ペイロードは、Small Form-Factor Pluggable(SFP)の制限により光 PM ではサポートされていません。 |
ここでは、ONS 15454 OPT-PRE、OPT-BST、OPT-BST-L、OPT-AMP-L、32MUX-O、32DMX-O、32DMX、32DMX-L、4MD-xx.x、AD-1C-xx.x、AD-2C-xx.x、AD-4C-xx.x、AD-1B-xx.x、AD-4B-xx.x、OSCM、OSC-CSM、32WSS、32WSS-LDWDM カードの PM パラメータと定義を示します。
OPT-PRE、OPT-AMP-L、OPT-BST、OPT-BST-L カードの PM パラメータを 表10-15 に示します。ONS 15454 光の定義については、「光および 8b10b PM パラメータの定義」を参照してください。
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32MUX-O、32WSS、32WSS-L、32DMX、32DMX-L、32DMX-O カードの PM パラメータを 表10-16 に示します。ONS 15454 光の定義については、「光および 8b10b PM パラメータの定義」を参照してください。
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表10-17 に、4MD-xx.x カードの PM パラメータを示します。ONS 15454 光の定義については、「光および 8b10b PM パラメータの定義」を参照してください。
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表10-18 に、AD-1C-xx.x、AD-2C-xx.x、AD-4C-xx.x カードの PM パラメータを示します。ONS 15454 光の定義については、「光および 8b10b PM パラメータの定義」を参照してください。
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表10-19 に、AD-1B-xx.x カードおよび AD-4B-xx.x カードの PM パラメータを示します。ONS 15454 光の定義については、「光および 8b10b PM パラメータの定義」を参照してください。
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ONS 15454 ANSI ノードに対して、図10-3 に ASIC で検出されるオーバーヘッド バイトが OSCM カードおよび OSC-CSM カードの PM パラメータを生成する場所を示します。
図10-3 OSCM および OSC-CSM カードの ONS 15454 ANSI ノードの PM 読み取りポイント
ONS 15454 ETSI ノードに対して、図10-4 に ASIC で検出されるオーバーヘッド バイトが OSCM カードおよび OSC-CSM カードの PM パラメータを生成する場所を示します。
図10-4 OSCM および OSC-CSM カードの ONS 15454 ETSI ノードの PM 読み取りポイント
表10-20 に、OSCM および OSC-CSM カードの ONS 15454 ANSI ノードの PM パラメータを示します。PM の定義については、「SONET PM パラメータ定義」を参照してください。光 PM の定義については、「光および 8b10b PM パラメータの定義」を参照してください。
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表10-22 に、ONS 15454 光および 8b10b PM パラメータの定義を示します。
表10-25 に、ITU G.709 および ITU-T G.8021 セクション モニタリングのトランク側 PM パラメータの定義を示します。詳細については、「トランスポンダおよびマックスポンダ カードの PM」を参照してください。
表10-24 に、ITU G.709 パス モニタリングのトランク側 PM パラメータの定義を示します。詳細については、「トランスポンダおよびマックスポンダ カードの PM」を参照してください。
表10-25 に、MXP_MR_2.5G、MXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L カードのフル RMON 統計 PM パラメータの定義を示します。詳細については、「トランスポンダおよびマックスポンダ カードの PM」を参照してください。
表10-26 に、MXP_MR_2.5G、MXPP_MR_2.5G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L カードの FEC PM パラメータの定義を示します。詳細については、「トランスポンダおよびマックスポンダ カードの PM」を参照してください。
表10-27 に、ONS 15454 ANSI ノードで使用可能な SONET PM パラメータの各タイプの定義を示します。これらのパラメータは、クライアント タイプが TXP_MR_2.5G または TXPP_MR_2.5G カードで OC-3、OC-12、OC-48 に設定されている場合、または TXP_MR_10G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L カードでクライアント タイプが OC-192 に設定されている場合に使用可能です。OC-48 クライアント PM は、MXP_2.5_10G、MXP_2.5G_10E、MXP_2.5G_10E_C、MXP_2.5G_10E_L、MXP_MR_10DME_C、MXP_MR_10DME_L カードで使用可能です。OC-48 トランク PM は、MXP_MR_2.5G カードおよび MXPP_MR_2.5G カードで使用できます。
表10-28 に、ONS 15454 ETSI ノードで使用可能な SDH PM パラメータの各タイプの定義を示します。これらのパラメータは、クライアント タイプが TXP_MR_2.5G または TXPP_MR_2.5G カードで STM-1、STM-4、または STM-16 に設定されている場合、あるいは TXP_MR_10G、TXP_MR_10E、TXP_MR_10E_C、TXP_MR_10E_L カードでクライアント タイプが STM-64 に設定されている場合に使用可能です。STM-16 クライアント PM は、MXP_2.5G_10G、MXP_2.5G_10E、MXP_2.5G_10E_C、MXP_2.5G_10E_L、MXP_MR_10DME_C、MXP_MR_10DME_L カードで使用可能です。STM-16 トランク PM は、MXP_MR_2.5G カードおよび MXPP_MR_2.5G カードで使用できます。
MultiService Transport Platform(MSTP)の場合、MXP_2.5G_10G カードがポインタ位置調整カウントを使用します。周波数と位相変動を補整するのに、ポインタが使用されます。ポインタ位置調整カウントは、ネットワークのタイミング エラーを表します。ネットワークの同期が失われると、伝送される信号でジッターとふらつきが発生します。過度のふらつきが発生すると、終端機器でスリップが発生することがあります。
スリップが発生すると、サービスにさまざまな影響が出ます。音声サービスでは、間欠的にクリック音が発生します。圧縮音声技術では、伝送エラーやコールの中断が発生します。ファックス機器では、スキャンした行が失われたり、コールの中断が発生します。デジタル映像の伝送では、映像が歪んだり、フレームがフリーズしたりします。暗号化サービスでは、暗号鍵が失われ、データの再送が行われる場合があります。
ONS 15454 ANSI ノードの場合、ポインタを使用することによって、STS および VT ぺイロードの位相変動を調整できます。STS ペイロード ポインタは、回線オーバーヘッドの H1 および H2 バイトにあります。クロッキングの差分は、ポインタから、J1 バイトと呼ばれる STS Synchronous Payload Envelope(SPE; 同期ペイロード エンベロープ)の最初のバイトまでのオフセット(バイト数)で測定されます。クロッキングの差分が、通常の範囲である 0 ~ 782 を超えるとデータ損失が起こる可能性があります。
ONS 15454 ETSI ノードの場合、ポインタを使用することによって、VC4 ぺイロードの位相変動を調整できます。VC4 ペイロード ポインタは、AU ポインタ セクションの H1 および H2 バイトにあり、VC4 Path Overhead(POH; パス オーバーヘッド)J1 バイトが H3 バイトから離れているバイト数のカウントです(セクション オーバーヘッド バイトは含まれません)。クロッキングの差分は、ポインタから、J1 バイトと呼ばれる VC4 POH の最初のバイトまでのオフセット(バイト数)で測定されます。クロッキングの差分が、通常の範囲である 0 ~ 782 を超えるとデータ損失が起こる可能性があります。
ポインタ位置調整カウント パラメータには、正(PPJC)と負(NPJC)のものがあります。PPJC は、検出パス(PPJC-PDET-P)や生成パス(PPJC-PGEN-P)の正のポインタ位置調整カウントです。NPJCは、特定の PM 名により検出パス(NPJC-PDET-P)または生成パス(NPJC-PGEN-P)のどちらかとなる、負のポインタ位置調整カウントです。PJCDIFF は、検出されたポインタ位置調整カウントの総数と生成されたポインタ位置調整カウントの総数との差の絶対値です。PJCS-PDET-P は、1 つまたは複数の PPJC-PDET または NPJC-PDET を含む 1 秒間隔のカウントです。PJCS-PGEN-P は、1 つまたは複数の PPJC-PGEN または NPJC-PGEN を含む秒数です。
ポインタ位置調整カウントに一貫性があるかないかで、ノード間のクロック同期に問題があるかどうかがわかります。カウント間の相違は、最初にポインタ位置調整カウントを送信したノードと、このカウントを検出して送信するノードとの間に、タイミングの変動があることを意味します。ONS 15454 SONET ノードの場合、正のポインタ位置調整は、SPE のフレーム レートが STS-1 のフレーム レートと比べて遅すぎる場合に発生します。ONS 15454 SDH ノードの場合、正のポインタ位置調整は、POH のフレーム レートが VC4 のフレーム レートに比べて遅すぎる場合に発生します。
CTC では、PPJC および NPJC PM のカウント フィールドは、カード ビューの Provisioning タブでイネーブルにしていない場合には、ブランクになっています。