準備作業
次の手順を実行する前に、すべてのアラームを調べて、問題をすべて解決しておいてください。必要に応じて、『 Cisco ONS 15454 Troubleshooting Guide 』を参照してください。
この章では次の NTP(手順)について説明します。適用する DLP(作業)については、各手順を参照してください。
1. 「A127 ネットワークの起動の確認」 ― この手順は、回線を作成する前に行います。
2. 「A181 自動ルーティングによる DS-1 回線の作成」 ― 必要に応じて、この手順を実行します。
3. 「A182 手動ルーティングによる DS-1 回線の作成」 ― 必要に応じて、この手順を実行します。
4. 「A183 ドロップが複数ある単方向 DS-1 回線の作成」 ― 必要に応じて、この手順を実行します。
5. 「A184 自動ルーティングによる DS-3 回線の作成」 ― 必要に応じて、この手順を実行します。
6. 「A185 手動ルーティングによる DS-3 回線の作成」 ― 必要に応じて、この手順を実行します。
7. 「A186 ドロップが複数ある単方向 DS-3 回線の作成」 ― 必要に応じて、この手順を実行します。
8. 「A133 自動ルーティングによる VT トンネルの作成」 ― 必要に応じて、この手順を実行します。
9. 「A134 手動ルーティングによる VT トンネルの作成」 ― 必要に応じて、この手順を実行します。
10. 「A187 VAP の作成」 ― 必要に応じて、この手順を実行します。
11. 「A135 電気回線のテスト」 ― 電気回線を作成したあとに、この手順を実行します。
12. 「A257 自動ルーティングによる光回線の作成」 ― 必要に応じて、この手順を実行します。
13. 「A295 手動ルーティングによる光回線の作成」 ― 必要に応じて、この手順を実行します。
14. 「A314 ドロップが複数ある単方向光回線の作成」 ― 必要に応じて、この手順を実行します。
15. 「A62 光回線のテスト」 ― 光回線を作成したあとに、この手順を実行します。
16. 「A139 BLSR または 1+1 ノードでの半回線の作成」 ― Bidirectional Line Switched Ring(BLSR; 双方向ライン スイッチ型リング)または 1+1 トポロジーの宛先として OC-N カードまたは G シリーズ カードを使用して半回線を作成する場合に、必要に応じてこの手順を実行します。
17. 「A140 UPSR ノードでの半回線の作成」 ― Unidirectional Path Switched Ring(UPSR; 単方向パス スイッチ型リング)の宛先として OC-N カードまたは G シリーズ カードを使用して半回線を作成する場合に、必要に応じてこの手順を実行します。
18. 「A191 E シリーズ EtherSwitch 回線の作成(マルチカードまたはシングルカード モード)」 ― 必要に応じて、この手順を実行します。
19. 「A192 ポートマップ モードの E シリーズ カードを使用した回線の作成」 ― 必要に応じて、この手順を実行します。
20. 「A142 E シリーズ共有パケット リング イーサネット回線の作成」 ― 必要に応じて、この手順を実行します。
21. 「A143 E シリーズ カードのハブアンドスポーク イーサネット構成の作成」 ― 必要に応じて、この手順を実行します。
22. 「A144 手動による E シリーズ シングルカード EtherSwitch クロスコネクトの作成」 ― 必要に応じて、この手順を実行します。
23. 「A145 手動による E シリーズ マルチカード EtherSwitch クロスコネクトの作成」 ― 必要に応じて、この手順を実行します。
24. 「A146 E シリーズ回線のテスト」 ― E シリーズ SONET 回線を作成したあとに、この手順を実行します。
25. 「A148 手動によるポートマップ モードの G シリーズまたは E シリーズ カード用クロスコネクトの作成」 ― 必要に応じて、この手順を実行します。
26. 「A241 G シリーズ ポートをトランスポンダ モードにするプロビジョニング」 ― 必要に応じて、この手順を実行します。
27. 「A149 G シリーズ回線のテスト」 ― G シリーズ SONET 回線を作成したあとに、この手順を実行します。
28. 「A194 オーバーヘッド回線の作成」 ― Data Communication Channel(DCC; データ通信チャネル)トンネルの作成、IP カプセル化トンネルの作成、オーダーワイヤのプロビジョニング、または User Data Channel(UDC)回線の作成を行う場合に、必要に応じて、この手順を実行します。
29. 「A264 自動ルーティングによる VCAT 回線の作成」 ― 必要に応じて、この手順を実行します。
30. 「A265 手動ルーティングによる VCAT 回線の作成」 ― 必要に応じて、この手順を実行します。
31. 「A167 リングを対象にした STS テスト回線の作成」 ― 必要に応じて、この手順を実行します。
表6-1 に、ONS 15454 回線を作成するための条件とオプションを示します。
表6-1 ONS 15454 回線オプション
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送信元 |
回線の送信元は、回線が ONS 15454 ネットワークに入る場所です。 |
宛先 |
回線の宛先は、回線が ONS 15454 ネットワークを出る場所です。 |
回線の自動ルーティング |
Cisco Transport Controller(CTC)は、ルーティング パラメータと帯域幅のアベイラビリティに基づいて、使用可能な最も短いパスに回線を自動的にルーティングします。 |
回線の手動ルーティング |
手動ルーティングを使用すると、自動ルーティングによって選択される最も短いパス以外に、特定のパスを選択できます。Telcordia Trunk Information Record Keeping System(TIRKS)のようなオペレーション サポート システム(OSS)に用意されている作業指示に従い、回線セグメントごとに特定の同期転送信号(STS)または Virtual Tributary(VT)を選択して、回線を作成することができます。 |
VT トンネル |
VT トンネルを使用すれば、クロスコネクト カード(XC、XCVT、XC10G、XC-VXC-10G)リソースを利用しなくても、ONS 15454 に VT1.5 回線をパススルーさせることができます。VT トンネルを使用する VT 回線は、送信元ノードと宛先ノードでだけクロスコネクトの伝送容量を使用します。1 つの VT トンネルは VT1.5 回線 28 本、VT2 回線 21 本のトラフィックを伝送できます。 |
VAP |
VT Aggregation Point (VAP)を使用すると、VT 回線を 1 つの STS に集約して、Interoffice Facility(IOF)、スイッチ、Digital Access Cross-Connect System(DACS)など、ONS 15454 以外のネットワークや機器につなぐことができます。VAP により、VT が STS に集約されるノードでの VT マトリクス リソースの利用率が低下します。このノードは STS グルーミング エンドといいます。STS グルーミング エンドには、EC1、DS3、DS3E、DS3i-N-12、DS3/EC1-48、DS3XM-6、DS3XM-12、または OC-N カードが必要です。VAP は、BLSR、1+1、または非保護ノードで作成できますが、UPSR ノードでは作成できません。 |
ONS 15454 回線には、VT 回線と STS 回線があります。 表6-2 に、VT 回線の送信元および宛先のオプションを示します。
表6-2 VT 回線に対する CTC 回線の送信元と宛先に関するオプション
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DS1-14、DS1N-14 |
-- |
-- |
-- |
14 |
DS3XM-6 |
6 |
-- |
-- |
ポートごとに 28 |
DS3XM-12 |
12 |
-- |
-- |
ポートごとに 28 |
DS3/EC1-48 |
48 |
-- |
-- |
ポートごとに 28 |
EC1-12 |
12 |
-- |
ポートごとに VT1.5 が 28、VT2 が 21 |
-- |
DS1/E1-56 |
56 |
-- |
-- |
56 |
OC3 IR 4/STM1 SH 1310 |
4 |
ポートごとに 3 |
STS ごとに VT1.5 が 28、ポートごとに VT2 が 21 |
-- |
OC3 IR/STM1 SH 1310-8 |
8 |
ポートごとに 3 |
STS ごとに VT1.5 が 28、ポートごとに VT2 が 21 |
-- |
OC12 IR/STM4 SH 1310 OC12 LR/STM4 LH 1310 OC12 LR/STM4 LH 1550 |
-- |
12 |
STS ごとに VT1.5 が 28、ポートごとに VT2 が 21 |
-- |
OC12 IR/STM4 SH 1310-4 |
4 |
ポートごとに 12 |
STS ごとに VT1.5 が 28、ポートごとに VT2 が 21 |
-- |
すべての OC-48 カード(ML シリーズ カードを含まない) |
-- |
48 |
STS ごとに VT1.5 が 28、ポートごとに VT2 が 21 |
-- |
すべての OC-192 カード |
-- |
192 |
STS ごとに VT1.5 が 28、ポートごとに VT2 が 21 |
-- |
FC_MR-4 |
4 |
-- |
-- |
-- |
MRC-12 |
12 |
ポートごとに 3、12、または 48 |
STS ごとに VT1.5 が 28、ポートごとに VT2 が 21 |
-- |
表6-3 に、STS 回線の送信元および宛先のオプションを示します。
表6-3 STS 回線に対する CTC 回線の送信元と宛先に関するオプション
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|
|
DS1-14、DS1N-14 |
-- |
-- |
DS3-12、DS3N-12、DS3-12E、DS3N-12E |
12 |
-- |
DS3XM-6 |
6 |
-- |
DS3XM-12 |
12、または 6 ~ 12 の「ポートレス」 |
-- |
DS3i-N-12 |
12 |
ポートごとに 1 |
DS3/EC1-48 |
48 |
ポートごとに 1 |
EC1-12 |
12 |
-- |
DS1/E1-56 |
56 |
-- |
OC3 IR 4/STM1 |
4 |
ポートごとに 3 |
OC3-8 |
8 |
ポートごとに 3 |
OC12 IR/STM4 SH 1310 OC12 LR/STM4 LH 1310 OC12 LR/STM4 LH 1550 |
-- |
12 |
OC12 IR/STM4 SH 1310-4 |
4 |
ポートごとに 12 |
すべての OC-48 カード(ML シリーズ カードを含む) |
-- |
48 |
すべての OC-192 カード |
-- |
192 |
FC_MC-4 |
4 |
-- |
MRC-12 |
12 |
ポートごとに 3、12、または 48 |
NTP-A127 ネットワークの起動の確認
目的 |
この手順では、ONS 15454 ネットワークで回線をプロビジョニングするための準備ができていることを確認します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「ネットワークの起動」 |
必須/適宜 |
必須 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 「A60 CTC へのログイン」を実行します。すでにログインしている場合は、ステップ 2 へ進みます。
ステップ 2 View メニューから、 Go to Network View を選択します。ネットワークに属しているノードがネットワーク マップにすべて表示されるのを待ちます(大規模なネットワークでは、すべてのノードが表示されるまでに数分かかることがあります)。
(注) コンピュータをこの ONS 15454 ネットワークに初めて接続したときは、ノード アイコンが図領域の左側に重なっていて、見えないことがあります。その場合は、ネットワーク マップの下にあるスクロールバーを使用して、アイコンが見える位置までスクロールしてください。また、Ctrl キーを押しながらアイコンを新しい場所にドラッグ アンド ドロップして、アイコンが 1 つ 1 つ見えるように移動してください。すべてのノードが図領域に表示されるまで繰り返します。
ステップ 3 ノードにアクセスできることを確認します。ネットワーク ビューで、すべてのノード アイコンがグリーン、イエロー、オレンジ、またはレッドになっている必要があります。
数分経過してもすべてのネットワーク アイコンが表示されないか、ノード アイコンがグレーのままでその下に[Unknown]が表示される場合は、中止してください。ウィンドウの右下隅にある Net ボックスを確認してください。Net ボックスがグレーになっている場合は、再ログインして、CTC Login ダイアログボックスの Disable Network チェックボックスがオフになっていることを確認します。問題が解消されない場合は、「ネットワークの起動」を参照して、ネットワークの起動手順がネットワークのトポロジーに合っているかどうかを確認するか、『 Cisco ONS 15454
Troubleshooting Guide 』のトラブルシューティング手順を参照してください。
ステップ 4 DCC の接続を確認します。すべてのノードがグリーンの線で接続されている必要があります。回線が存在しないかグレーになっている場合は、中止してください。「ネットワークの起動」を参照して、ネットワーク トポロジーに合ったネットワーク起動手順を実行してください。続行する前に、すべてのノードが DCC で接続できるようになっていることを確認します。
ステップ 5 Alarms タブをクリックして、アラームの説明を表示します。必要に応じて、すべてのCritical アラーム(レッドのノード アイコン)またはMajor アラーム(オレンジのノード アイコン)を調べて解決します。続行する前に『 Cisco ONS 15454 Troubleshooting Guide 』を参照して、アラームを解決してください。
ステップ 6 View メニューから、 Go to Home View を選択します。ノードがサイト計画またはエンジニアリング計画に従ってプロビジョニングされていることを確認します。
a. シェルフ マップにあるカードを表示します。指定のスロットに ONS 15454 カードが表示されていることを確認します。
b. Provisioning > General タブをクリックします。ノード名、連絡先、日付、時刻、および Network Time Protocol/Simple Network Time Protocol(NTP/SNTP)サーバの IP アドレス(使用する場合)が正しくプロビジョニングされていることを確認します。必要に応じて、「A25 名前、日付、時刻、連絡先情報の設定」を行って訂正します。
c. Network タブをクリックします。IP アドレス、サブネット マスク、デフォルト ルータ、Prevent LCD IP Config、およびゲートウェイの設定が正しくプロビジョニングされていることを確認します。正しくプロビジョニングされていない場合は、「A169 CTC ネットワーク アクセスの設定」を実行して訂正します。
d. Protection タブをクリックします。保護グループがサイト計画に従って作成されていることを確認します。保護グループが作成されていない場合は、「A324 保護グループの作成」を実行します。
e. BLSR のノードで、 BLSR タブをクリックします(BLSR にノードがない場合は、ステップ f に進みます)。次の項目がサイト計画に従ってプロビジョニングされていることを確認します。
• BLSR のタイプ(2 ファイバまたは 4 ファイバ)
• BLSR のリング ID とノード ID
• リング復元時間
• イースト カードとウェスト カードの割り当て
• 4 ファイバ BLSR:スパンの復元とイースト/ウェスト保護カードの割り当て
訂正が必要な場合は、「A40 BLSR ノードのプロビジョニング」を参照してください。
f. Security タブをクリックします。ユーザとアクセス レベルが指定どおりにプロビジョニングされていることを確認します。指定どおりにプロビジョニングされていない場合は、「A30 ユーザの作成とセキュリティの割り当て」を参照して、その情報を訂正します。
g. SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)を使用している場合は、 SNMP タブをクリックして、トラップと宛先の情報を確認します。情報が間違っている場合は、「A87 SNMP の設定変更」を参照して、その情報を訂正します。
h. Comm Channels タブをクリックします。該当する OC-N スロットとポート(Time Division
Multiplexing[TDM; 時分割多重]ノード)、および Optical Service Channel(OSC)スロットとポート(Dense Wavelength Division Multiplexing[DWDM; 高密度波長分割多重]ノード)に DCC が作成されていることを確認します。該当する OC-N または OSC スロットおよびポートに DCC が作成されていない場合は、「ネットワークの起動」 を参照して、ネットワーク トポロジーに合った起動手順を実行します。
i. Timing タブをクリックします。タイミングが指定どおりにプロビジョニングされていることを確認します。タイミングが指定どおりにプロビジョニングされていない場合は、「A85 ノードのタイミング変更」を参照して変更します。
j. Alarm Profiles タブをクリックします。オプションのアラーム プロファイルをプロビジョニングした場合は、アラーム プロファイルが指定どおりにプロビジョニングされていることを確認します。アラーム プロファイルが指定どおりにプロビジョニングされていない場合は、「A71 アラーム重大度プロファイルの作成、ダウンロード、および割り当て」を参照して、その情報を変更します。
k. ノード ビューのウィンドウで、ステータス領域にリストされている NE(ネットワーク要素)のデフォルト値が正しいことを確認します。
ステップ 7 ネットワーク内の各ノードについて、ステップ 6 を繰り返します。
ステップ 8 「準備作業」の NTP リストから、該当する回線作成手順を選んで実行します。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP-A181 自動ルーティングによる DS-1 回線の作成
目的 |
この手順では、ルーティング(ルートの設定)を自動的に行って、DS-1 回線を作成します。つまり、CTC が、指定したパラメータとソフトウェア バージョンに基づいて、回線ルートを自動的に選択します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「A127 ネットワークの起動の確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 回線を作成するノードで「A60 CTC へのログイン」を行います。すでにログインしている場合は、ステップ 2 へ進みます。
ステップ 2 回線を作成する前に回線の送信元ポートと宛先ポートに名前を割り当てる場合は、「A314 ポートへの名前の割り当て」を行います。それ以外の場合は、ステップ 3 へ進みます。
ステップ 3 View メニューから、 Go to Network View を選択します。
ステップ 4 Circuits タブをクリックして、 Create をクリックします。
ステップ 5 Circuit Creation ダイアログボックスで、次のフィールドを設定します。
•Circuit Type ― VT または STS を選択します。VT のクロスコネクトによって、ONS 15454 ネットワーク上に DS-1 回線のトラフィックが伝送されます。
•Number of Circuits ― 作成する DS-1 回線数を入力します。デフォルトは 1 です。同じスロットでポート番号の連続する回線を複数作成する場合は、Auto-ranged を使用して回線を自動的に作成します。
•Auto-ranged ― このチェックボックスは、Number of Circuits フィールドに 1 より大きい値を入力すると、自動的にオンになります。オートレンジ機能をオンにすると、送信元と宛先の同じ回線が連続して自動的に作成されます。CTC に連続した回線を自動的に作成させない場合は、このチェックボックスをオフにします。
ステップ 6 Next をクリックします。
ステップ 7 回線のアトリビュートを定義します(図6-1)。
•Name ― 回線に名前を付けます。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。モニタ回線を作成できるようにしておく場合は、回線の名前を 44 文字以下にする必要があります。このフィールドをブランクのままにしておくと、CTC によってデフォルトの名前が回線に割り当てられます。
•Size ― VT 回線の場合は、 VT1.5 を選択します。STS 回線の場合は、 STS-1 を選択します。
•Bidirectional ― この回線に対応するボックスをオンのままにしておきます(デフォルト)。
•Create cross-connects only(TL1-like) ― 1 つまたは複数のクロスコネクトを TL1 作成済み回線への単一のパスに対して作成する必要がある場合は、このボックスをオンにします。このボックスがオンの場合は、VT トンネル、および、Ethergroup の送信元と宛先は使用できません。
•Diagnostic ― オフのままにします。
•State ― 回線内のすべてのクロスコネクトに適用する管理状態を選択します。
–IS ― 回線のクロスコネクトを In-Service and Normal(IS-NR)サービス状態にします。
–OOS,DSBLD ― 回線のクロスコネクトを Out-of-Service and Management, Disabled(OOS-MA,DSBLD)サービス状態にします。トラフィックは回線を通過できません。
–IS,AINS ― 回線のクロスコネクトを Out-of-Service and Autonomous, Automatic In-Service(OOS-AU,AINS)サービス状態にして、アラームおよび状態を抑制します。接続で有効な信号を受信すると、サービス状態は自動的に IS-NR になります。
–OOS,MT ― 回線のクロスコネクトを Out-of-Service and Management, Maintenance
(OOS-MA,MT)サービス状態にします。メンテナンス状態になっても、トラフィックの流れが中断されることはありません。しかし、アラームおよび状態が抑制されるので、その回線に対してループバックを実行することができます。回線をテストしたり、回線のアラームを一時的に抑制したりする場合は、この OOS,MT を使用します。テストが完了したら、管理状態を IS、IS,AINS、または OOS,DSBLD に変更します。「A230 回線のサービス状態の変更」を参照してください。
回線の詳細なサービス状態については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
•Apply to drop ports ― 回線の送信元ポートと宛先ポートに State フィールドで選択した管理状態を適用する場合は、このチェックボックスをオンにします。CTC で管理状態がポートに適用されるのは、回線の帯域幅がポートの帯域幅と同じか、または、ポートの帯域幅が回線の帯域幅より大きくても、その回線がポートを使用する最初の回線である場合だけです。それ以外の場合は、管理状態をポートに適用できないことが Warning ダイアログボックスに表示されます。このチェックボックスをオフにすると、CTC では送信元ポートと宛先ポートの状態を適用しません。
(注) IS 管理状態になっているポートで信号が受信されていない場合は、Loss of Signal(LOS; 信号損失)アラームが生成され、ポート サービス状態が OOS-AU,FLT に移行します。
•Protected Drops ― 保護されているドロップ、つまり 1:1、1:N、1+1、または最適化 1+1 で保護されている ONS 15454 カードだけに回線をルーティングする場合は、このチェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにすると、CTC からは、送信元と宛先の選択肢として、保護されているカードとポートだけが表示されます。
図6-1 DS-1 回線のアトリビュート設定
ステップ 8 回線を UPSR にルーティングする場合は、「A218 UPSR セレクタのプロビジョニング」を行います。それ以外の場合は、次のステップへ進みます。
ステップ 9 Next をクリックします。
ステップ 10 「A95 DS-1 回線の送信元と宛先のプロビジョニング」を実行します。
ステップ 11 Circuit Routing Preferences 領域(図6-2)で、 Route Automatically をオンにします。使用できるオプションは 2 つあります。設定に応じて、どちらか一方または両方を選択するか、またはどちらも選択しないようにします。
•Using Required Nodes/Spans ― CTC の作成する回線ルートに、ノードとスパンを指定して追加または除外する場合は、このチェックボックスをオンにします。
回線に含めるように指定したノードとスパンは、確実にその回線の現用パスに含められます(保護パスには含められません)。トンネルから除外するように指定したノードとスパンは、確実にその回線の現用パスと保護パスから除外されます。
•Review Route Before Creation ― 回線を作成する前にその回線を確認して編集する場合は、このチェックボックスをオンにします。
図6-2 DS-1 回線の回線ルーティングのプリファレンス設定
ステップ 12 回線パスを保護するように設定する場合は、次のいずれかを行います。
•保護されているパスに回線をルーティングする場合は、 Fully Protected Path をオンにしたままでステップ 13 へ進みます。CTC では、選択したパス ダイバーシティ オプションに基づいて、完全に保護された回線ルートを作成します。完全に保護されているパスには(プライマリ パスと代替パスを持つ)UPSR パス セグメントがある場合とない場合がありますが、パス ダイバーシティ オプションは、存在している UPSR パス セグメントだけに適用されます。
•保護されていない回線を作成する場合は、 Fully Protected Path をオフにしてステップ 15 へ進みます。
•BLSR の保護チャネルに回線をルーティングする場合は Fully Protected Path をオフにし、 Protection Channel Access をオンにしたあと、Warning ダイアログボックスで Yes をクリックしてステップ 15 へ進みます。
注意 BLSR の保護チャネルにルーティングした回線は保護されません。そのため、それらの回線は BLSR を切り替えている最中に先取りされてしまいます。
ステップ 13 ステップ 12 で Fully Protected Path を選択して回線を UPSR にルーティングするようにした場合は、次のいずれかを選択します。
•Nodal Diversity Required ― 完成した回線パスの UPSR リング部分にあるプライマリ パスと代替パスを、ノード ダイバースにします。
•Nodal Diversity Desired ― ノード ダイバーシティを優先するように指定します。ただし、ノード ダイバースにできない場合は、CTC によって、完成した回線パスの UPSR 部分にファイバダイバース パスが作成されます。
•Link Diversity Only ― 完成した回線パスの UPSR 部分にあるプライマリ パスと代替パスにはファイバ ダイバースだけが必要であることを指定します。パス全体がノード ダイバースになっていても、CTC ではそのことをチェックしません。
ステップ 14 ステップ 12 で Fully Protected Path を選択して、回線を UPSRデュアル リング相互接続(DRI)へルーティングするようにした場合は、 Dual Ring Interconnect チェックボックスをオンにします。
ステップ 15 ステップ 11 で Using Required Nodes/Spans を選択した場合は、次のサブステップを実行します。それ以外の場合は、ステップ 17 へ進みます。
a. Next をクリックします。
b. Circuit Route Constraints 領域の回線マップで、ノードまたはスパンをクリックします。
c. 回線にそのノードまたはスパンを含める場合は、 Include をクリックします。回線からそのノードまたはスパンを除外する場合は、 Exclude をクリックします。含めるノードとスパンは、回線をルーティングする順序で選択します。回線の方向を変更する場合は、スパンを 2 回クリックします。
d. 回線に含めたり除外したりするノードまたはスパンごとに、ステップ b と c を繰り返します。
e. 回線のルートを確認します。回線のルーティング順序を変更する場合は、Required Nodes/Lines リストまたは Excluded Nodes Links リストでノードを選択し、 Up または Down ボタンをクリックして、回線のルーティング順序を変更します。ノードまたはスパンを削除する場合は、 Remove をクリックします。
ステップ 16 Next をクリックします。VT Matrix Optimization ページの Create 領域で、次のいずれかを選択します。
•Create VT tunnel on transit nodes ― このオプションは、DS-1 回線が VT トンネルのないノードをパススルーするように設定する場合や、既存の VT トンネルが満杯の場合に使用します。VT トンネルを使用すれば、クロスコネクト カードのリソースを使用しなくても、ONS 15454 に VT 回線をパススルーさせることができます。VT トンネルは 28本の VT1.5 回線のトラフィックを伝送できます。送信元と宛先の同じ VT 回線を数多く作成する場合は、特別なことがないかぎり、VT トンネルを作成することを推奨します。詳細については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』を参照してください。
•Create VT aggregation point ― このオプションは、DS-1 回線の送信元または宛先が、BLSR ノード、1+1 ノード、または保護されていないノードの EC1、DS3、DS3E、DS3i-N-12、DS3/EC1-48、DS3XM-6、DS3XM-12、または OC-N ポートである場合に使用できます。VAP は STS 上の DS-1 を集約して、IOF、スイッチ、DACS など、ONS 15454 以外のネットワークまたは機器へ接続します。また、クロスコネクト カード マトリクス上で VT 接続を複数使用しなくても、クロスコネクト カード マトリクスの STS 接続を 1 つだけ使用して、VT1.5 回線をノードにルーティングすることができます。作成中の DS-1 回線を他の回線と一緒に STS へ集約して、ONS 15454 ネットワークから外部へ出て行くようにする場合は、次のいずれかを選択します。
–STS grooming node is source node, VT grooming node is destination node ― DS-1 回線の送信元ノードに VAP を作成します。このオプションを使用できるのは、DS-1 回線の送信元が EC1、DS3、DS3E、DS3i-N-12、DS3/EC1-48、DS3XM-6、DS3XM-12、または OC-N カードである場合のみです。
–STS grooming node is destination node , VT grooming node is source node ― DS-1 回線の宛先ノードに VAP を作成します。このオプションを使用できるのは、DS-1 回線の宛先が EC1、DS3、DS3E、DS3i-N-12、DS3/EC1-48、DS3XM-6、DS3XM-12、または OC-N カードである場合のみです。
•None ― VT トンネルと VAP をどちらも作成しない場合に、このオプションを選択します。このオプションは、CTC が VT トンネルも VAP も作成できない場合にだけ使用できます。
ステップ 17 ステップ 11 で Review Route Before Creation を選択した場合は、次のサブステップを実行します。それ以外の場合は、ステップ 18 へ進みます。
a. Next をクリックします。
b. 回線のルートを確認します。回線のスパンを追加または削除する場合は、回線のルートにあるノードを選択します。ブルーの矢印で回線のルートが示されます。グリーンの矢印は、追加できるスパンを表しています。スパンの矢じり部分をクリックしてから、 Include をクリックしてスパンを含めるか、 Remove をクリックしてスパンを削除します。
c. プロビジョニングした回線が予定のルートと構成を反映していない場合は Back をクリックし、回線の情報を確認して変更します。回線を別のパスにルーティングする必要がある場合は、「A182 手動ルーティングによる DS-1 回線の作成」を参照してください。
ステップ 18 Finish をクリックします。Circuit Creation ダイアログボックスの Number of Circuits フィールドで回線を複数入力した場合は、次のいずれかになります。
•Auto-ranged を選択した場合は、Number of Circuits フィールドに入力された数の回線が自動的に作成されます。送信元または宛先で連続ポートを使用できないなど、何らかの理由によってオートレンジで一部またはすべての回線を完成できない場合は、ダイアログボックスが表示されます。残りの回線に新しい送信元または宛先を設定し、 Finish をクリックしてオートレンジを続行します。回線が完成すると、Circuits ウィンドウが表示されます。
•Auto-ranged を選択しなかった場合は、Circuit Creation ダイアログボックスが表示されるので、残りの回線を作成します。追加する回線ごとにステップ 5 ~ 17 を繰り返します。回線が完成すると、Circuits ウィンドウが表示されます。
ステップ 19 Circuits ウィンドウで、回線リストに新しい回線が表示されていることを確認します。
ステップ 20 「A135 電気回線のテスト」を行います。テスト回線を作成した場合は、このステップを省略します。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP-A182 手動ルーティングによる DS-1 回線の作成
目的 |
この手順では、DS-1 回線を作成して、回線のルートをプロビジョニングできるようにします。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「A127 ネットワークの起動の確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 回線を作成するノードで「A60 CTC へのログイン」を行います。すでにログインしている場合は、ステップ 2 へ進みます。
ステップ 2 回線を作成する前に回線の送信元ポートと宛先ポートに名前を割り当てる場合は、「A314 ポートへの名前の割り当て」を行います。それ以外の場合は、ステップ 3 へ進みます。
ステップ 3 View メニューから、 Go to Network View を選択します。
ステップ 4 Circuits タブをクリックして、 Create をクリックします。
ステップ 5 Circuit Creation ダイアログボックスで、次のフィールドを設定します。
•Circuit Type ― VT または STS を選択します。VT のクロスコネクトによって、ONS 15454 ネットワーク上に DS-1 回線のトラフィックが伝送されます。
•Number of Circuits ― 作成する DS-1 回線数を入力します。デフォルトは 1 です。
•Auto-ranged ― (自動ルーティング対象の回線にのみ適用)Circuit Creation ダイアログボックス の Number of Circuits フィールドに 1 より大きい値を入力した場合は、このチェックボックスをオフにします(このチェックボックスは、Number of Circuits フィールドに入力した回線の数が 1 の場合は使用できません)。
ステップ 6 Next をクリックします。
ステップ 7 回線のアトリビュートを定義します(DS-1 回線のアトリビュート設定)。
•Name ― 回線に名前を付けます。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。モニタ回線を作成できるようにしておく場合は、回線の名前を 44 文字以下にする必要があります。このフィールドをブランクのままにしておくと、CTC によってデフォルトの名前が回線に割り当てられます。
•Size ― VT 回線の場合は、 VT1.5 を選択します。STS 回線の場合は、 STS-1 を選択します。
•Bidirectional ― この回線に対応するボックスをオンのままにしておきます(デフォルト)。
•Create cross-connects only(TL1-like) ― 1 つまたは複数のクロスコネクトを TL1 作成済み回線への単一のパスに対して作成する必要がある場合は、このボックスをオンにします。このボックスがオンの場合は、VT トンネル、および、Ethergroup の送信元と宛先は使用できません。
•State ― 回線内のすべてのクロスコネクトに適用する管理状態を選択します。
–IS ― 回線のクロスコネクトを IS-NR サービス状態にします。
–OOS,DSBLD ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,DSBLD サービス状態にします。トラフィックは回線を通過できません。
–IS,AINS ― 回線のクロスコネクトを OOS-AU,AINS サービス状態にして、アラームおよび状態を抑制します。接続で有効な信号を受信すると、サービス状態は自動的に IS-NR になります。
–OOS,MT ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,MT サービス状態にします。メンテナンス状態になっても、トラフィックの流れが中断されることはありません。しかし、アラームおよび状態が抑制されるので、その回線に対してループバックを実行することができます。回線をテストしたり、回線のアラームを一時的に抑制したりする場合は、この OOS,MT を使用します。テストが完了したら、管理状態を IS、IS,AINS、または OOS,DSBLD に変更します。「A230 回線のサービス状態の変更」を参照してください。
回線の詳細なサービス状態については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
•Apply to drop ports ― 回線の送信元ポートと宛先ポートに State フィールドで選択した管理状態を適用する場合は、このチェックボックスをオンにします。CTC で管理状態がポートに適用されるのは、回線の帯域幅がポートの帯域幅と同じか、または、ポートの帯域幅が回線の帯域幅より大きくても、その回線がポートを使用する最初の回線である場合だけです。それ以外の場合は、管理状態をポートに適用できないことが Warning ダイアログボックスに表示されます。このチェックボックスをオフにすると、CTC では送信元ポートと宛先ポートの状態を変更しません。
(注) IS 管理状態になっているポートで信号が受信されていない場合は、LOS アラームが生成され、ポート サービス状態が OOS-AU,FLT に移行します。
•Protected Drops ― 保護されているドロップ、つまり 1:1、1:N、1+1、または最適化 1+1 で保護されている ONS 15454 カードだけに回線をルーティングする場合は、このチェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにすると、CTC からは、送信元と宛先の選択肢として、保護されているカードとポートだけが表示されます。
ステップ 8 回線を UPSR にルーティングする場合は、「A218 UPSR セレクタのプロビジョニング」を行います。それ以外の場合は、次のステップへ進みます。
ステップ 9 Next をクリックします。
ステップ 10 「A95 DS-1 回線の送信元と宛先のプロビジョニング」を実行します。
ステップ 11 Circuit Routing Preferences 領域(DS-1 回線の回線ルーティングのプリファレンス設定)で Route Automatically をオフにします。
ステップ 12 回線パスを保護するように設定する場合は、次のいずれかを行います。
•保護されているパスに回線をルーティングする場合は、 Fully Protected Path をオンにしたままでステップ 13 へ進みます。完全に保護されているパスには(プライマリ パスと代替パスを持つ)UPSR パス セグメントがある場合とない場合がありますが、パス ダイバーシティ オプションは、存在している UPSR パス セグメントだけに適用されます。
•保護されていない回線を作成する場合は、 Fully Protected Path をオフにしてステップ 16 へ進みます。
•BLSR の保護チャネルに回線をルーティングする場合は Fully Protected Path をオフにし、
Protection Channel Access をオンにしたあと、Warning ダイアログボックスで Yes をクリックしてステップ 16 へ進みます。
注意 BLSR の保護チャネルにルーティングされた回線は保護されません。そのため、BLSR を切り替えている最中に先取りされてしまいます。
ステップ 13 ステップ 12 で Fully Protected Path を選択して回線を UPSR へルーティングするようにした場合は、Node-Diverse Path オプションを選択します。
•Nodal Diversity Required ― 完成した回線パスの UPSR リング部分にあるプライマリ パスと代替パスを、ノード ダイバースにします。
•Nodal Diversity Desired ― ノード ダイバーシティを優先するように指定します。ただし、ノード ダイバースにできない場合は、CTC によって、完成した回線パスの UPSR 部分にファイバダイバース パスが作成されます。
•Link Diversity Only ― 完成した回線パスの UPSR 部分にあるプライマリ パスと代替パスにはファイバ ダイバースだけが必要であることを指定します。パス全体がノードダイバースになっていても、CTC ではそのことをチェックしません。
ステップ 14 ステップ 12 で Fully Protected Path を選択して回線を UPSR DRI へルーティングするようにした場合は、 Dual Ring Interconnect チェックボックスをオンにします。
ステップ 15 Next をクリックします。VT Matrix Optimization ページの Create 領域で、次のいずれかを選択します。
•Create VT tunnel on transit nodes ― このオプションは、DS-1 回線が VT トンネルのないノードをパススルーするように設定する場合や、既存の VT トンネルが満杯の場合に使用します。VT トンネルを使用すれば、クロスコネクト カードのリソースを使用しなくても、ONS 15454 に VT 回線をパススルーさせることができます。VT トンネルは 28本の VT1.5 回線のトラフィックを伝送できます。送信元と宛先の同じ VT 回線を数多く作成する場合は、特別なことがないかぎり、VT トンネルを作成することを推奨します。詳細については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』を参照してください。
•Create VT aggregation point ― このオプションは、DS-1 回線の送信元または宛先が、BLSR ノード、1+1 ノード、または保護されていないノードの EC1、DS3、DS3E、DS3i-N-12、DS3/EC1-48、DS3XM-6、DS3XM-12、または OC-N ポートである場合に使用できます。VAP は STS 上の DS-1 を集約して、IOF、スイッチ、DACS など、ONS 15454 以外のネットワークまたは機器へ接続します。また、クロスコネクト カード マトリクス上で VT 接続を複数使用しなくても、クロスコネクト カード マトリクスの STS 接続を 1 つだけ使用して、VT1.5 回線をノードにルーティングすることができます。作成中の DS-1 回線を他の回線と一緒に STS へ集約して、ONS 15454 ネットワークから外部へ出て行くようにする場合は、次のいずれかを選択します。
–STS grooming node is source node , VT grooming node is destination node ― DS-1 回線の送信元ノードに VAP を作成します。このオプションを使用できるのは、DS-1 回線の送信元が EC1、DS3、DS3E、DS3i-N-12、DS3XM-6、DS3XM-12、または OC-N カードである場合のみです。
–STS grooming node is destination node , VT grooming node is source node ― DS-1 回線の宛先ノードに VAP を作成します。このオプションを使用できるのは、DS-1 回線の宛先が EC1、DS3、DS3E、DS3i-N-12、DS3XM-6、DS3XM-12、または OC-N カードである場合のみです。
•None ― VT トンネルと VAP をどちらも作成しない場合に、このオプションを選択します。このオプションは、CTC が VT トンネルも VAP も作成できない場合にだけ使用できます。
ステップ 16 Next をクリックします。Route Review and Edit 領域に、回線を手動でルーティングできるようにノード アイコンが表示されます。回線の送信元ノードは選択されています。送信元ノードから他のネットワーク ノードまでを示すグリーンの矢印は、回線のルーティングに使用できるスパンを表しています。
ステップ 17 作成する DS-1 回線について、「A96 DS-1 または DS-3 回線ルートのプロビジョニング」を行います。
ステップ 18 Finish をクリックします。CTC によって、手動でプロビジョニングした回線ルートと、ステップ 13 で選択したパス ダイバーシティ オプションが比較されます。指定したパス ダイバーシティ要件を当該パスが満たしていない場合は、CTC によってエラー メッセージが表示されるので、回線のパスを変更します。
ステップ 19 Circuit Creation ダイアログボックスの Number of Circuits フィールドに 1 より大きい数値を入力した場合は、Circuit Creation ダイアログボックスが表示されるので、残りの回線を作成します。追加する回線ごとにステップ 5 ~ 18 を繰り返します。
ステップ 20 すべての回線を作成すると、Circuits ウィンドウが表示されます。作成した回線が正しいことを確認します。
ステップ 21 「A135 電気回線のテスト」を実行します。テスト回線を作成した場合は、このステップを省略します。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP-A183 ドロップが複数ある単方向 DS-1 回線の作成
目的 |
この手順では、ドロップ(宛先)が複数ある単方向 DS-1 回線を作成します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「A127 ネットワークの起動の確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 回線を作成するノードで「A60 CTC へのログイン」を行います。すでにログインしている場合は、ステップ 2 へ進みます。
ステップ 2 回線を作成する前に回線の送信元ポートと宛先ポートに名前を割り当てる場合は、「A314 ポートへの名前の割り当て」を行います。それ以外の場合は、ステップ 3 へ進みます。
ステップ 3 View メニューから、 Go to Network View を選択します。
ステップ 4 Circuits タブをクリックして、 Create をクリックします。
ステップ 5 Circuit Creation ダイアログボックスで、次のフィールドを設定します。
•Circuit Type ― VT または STS を選択します。
•Number of Circuits ― 変更しないで、デフォルト(1)のままにしておきます。
•Auto-ranged ― Number of Circuits フィールドの値が 1 の場合は使用できません。
ステップ 6 Next をクリックします。
ステップ 7 回線のアトリビュートを定義します(図6-3)。
•Name ― 回線に名前を付けます。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。モニタ回線を作成できるようにしておく場合は、回線の名前を 44 文字以下にする必要があります。このフィールドをブランクのままにしておくと、CTC によってデフォルトの名前が回線に割り当てられます。
•Size ― VT 回線の場合は、 VT1.5 を選択します。STS 回線の場合は、 STS-1 を選択します。
•Bidirectional ― この回線に対応するボックスをオフにします。
•Create cross-connects only(TL1-like) ― 1 つまたは複数のクロスコネクトを TL1 作成済み回線への単一のパスに対して作成する必要がある場合は、このボックスをオンにします。このボックスがオンの場合は、VT トンネル、および、Ethergroup の送信元と宛先は使用できません。
•Diagnostic ― オフのままにします。
•State ― 回線内のすべてのクロスコネクトに適用する管理状態を選択します。
–IS ― 回線のクロスコネクトを IS-NR サービス状態にします。
–OOS,DSBLD ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,DSBLD サービス状態にします。トラフィックは回線を通過できません。
–IS,AINS ― 回線のクロスコネクトを OOS-AU,AINS サービス状態にして、アラームおよび状態を抑制します。接続で有効な信号を受信すると、サービス状態は自動的に IS-NR になります。
–OOS,MT ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,MT サービス状態にします。メンテナンス状態になっても、トラフィックの流れが中断されることはありません。しかし、アラームおよび状態が抑制されるので、その回線に対してループバックを実行することができます。回線をテストしたり、回線のアラームを一時的に抑制したりする場合は、この OOS,MT を使用します。テストが完了したら、管理状態を IS、IS,AINS、または OOS,DSBLD に変更します。「A230 回線のサービス状態の変更」を参照してください。
回線の詳細なサービス状態については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
•Apply to drop ports ― 回線の送信元ポートと宛先ポートに State フィールドで選択した管理状態を適用する場合は、このチェックボックスをオンにします。CTC で管理状態がポートに適用されるのは、回線の帯域幅がポートの帯域幅と同じか、または、ポートの帯域幅が回線の帯域幅より大きくても、その回線がポートを使用する最初の回線である場合だけです。それ以外の場合は、管理状態をポートに適用できないことが Warning ダイアログボックスに表示されます。このチェックボックスをオフにすると、CTC では送信元ポートと宛先ポートの状態を変更しません。
(注) IS 管理状態になっているポートで信号が受信されていない場合は、LOS アラームが生成され、ポート サービス状態が OOS-AU,FLT に移行します。
•Protected Drops ― 保護されているドロップ、つまり 1:1、1:N、1+1、または最適化 1+1 で保護されている ONS 15454 カードだけに回線をルーティングする場合は、このチェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにすると、CTC からは、送信元と宛先の選択肢として、保護されているカードだけが表示されます。
図6-3 単方向 DS-1 回線のアトリビュート設定
ステップ 8 Next をクリックします。
ステップ 9 「A95 DS-1 回線の送信元と宛先のプロビジョニング」を実行します。
ステップ 10 Circuit Routing Preferences 領域で、 Route Automatically をオフにします。Route Automatically をオフにすると、Using Required Nodes/Spans チェックボックスと Review Route Before Circuit Creation チェックボックスは使用できません。
ステップ 11 回線パスを保護するように設定する場合は、次のいずれかを行います。
•保護されているパスに回線をルーティングする場合は、 Fully Protected Path をオンにしたままでステップ 12 へ進みます。完全に保護されているパスには(プライマリ パスと代替パスを持つ)UPSR パス セグメントがある場合とない場合がありますが、パス ダイバーシティ オプションは、存在している UPSR パス セグメントだけに適用されます。
•保護されていない回線を作成する場合は、 Fully Protected Path をオフにしてステップ 16 へ進みます。
•BLSR の保護チャネルに回線をルーティングする場合は Fully Protected Path をオフにし、 Protection Channel Access をオンにしたあと、Warning ダイアログボックスで Yes をクリックしてステップ 16 へ進みます。
注意 BLSR の保護チャネルにルーティングされた回線は保護されません。そのため、BLSR を切り替えている最中に先取りされてしまいます。
ステップ 12 ステップ 11 で Fully Protected Path を選択して回線を UPSR にルーティングするようにした場合は、次のいずれかを選択します。
•Nodal Diversity Required ― 完成した回線パスの UPSR リング部分にあるプライマリ パスと代替パスを、ノード ダイバースにします。
•Nodal Diversity Desired ― ノード ダイバーシティを優先するように指定します。ただし、ノード ダイバースにできない場合は、CTC によって、完成した回線パスの UPSR 部分にファイバダイバース パスが作成されます。
•Link Diversity Only ― 完成した回線パスの UPSR 部分にあるプライマリ パスと代替パスにはファイバ ダイバースだけが必要であることを指定します。パス全体がノード ダイバースになっていても、CTC ではそのことをチェックしません。
ステップ 13 ステップ 11 で Fully Protected Path を選択して回線を UPSR DRI へルーティングするようにした場合は、 Dual Ring Interconnect チェックボックスをクリックします。
ステップ 14 Next をクリックします。VT Matrix Optimization ページの Create 領域で、次のいずれかを選択します。
•Create VT tunnel on transit nodes ― このオプションは、DS-1 回線が VT トンネルのないノードをパススルーするように設定する場合や、既存の VT トンネルが満杯の場合に使用します。VT トンネルを使用すれば、クロスコネクト カードのリソースを使用しなくても、ONS 15454 に VT 回線をパススルーさせることができます。VT トンネルは 28本の VT1.5 回線のトラフィックを伝送できます。送信元と宛先の同じ VT 回線を数多く作成する場合は、特別なことがないかぎり、VT トンネルを作成することを推奨します。詳細については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』を参照してください。
•Create VT aggregation point ― このオプションは、DS-1 回線の送信元または宛先が、BLSR ノード、1+1 ノード、または保護されていないノードの EC1、DS3、DS3E、DS3i-N-12、DS3/EC1-48、DS3XM-6、DS3XM-12、または OC-N ポートである場合に使用できます。VAP は STS 上の DS-1 を集約して、IOF、スイッチ、DACS など、ONS 15454 以外のネットワークまたは機器へ接続します。また、クロスコネクト マトリクス上で VT 接続を複数使用しなくても、クロスコネクト カードの STS 接続を 1 つだけ使用して、VT1.5 回線をノードにルーティングすることができます。作成中の DS-1 回線を他の回線と一緒に STS へ集約して、ONS 15454 ネットワークから外部へ出て行くようにする場合は、次のいずれかを選択します。
–STS grooming node is source node , VT grooming node is destination node ― DS-1 回線の送信元ノードに VAP を作成します。このオプションを使用できるのは、DS-1 回線の送信元が EC1、DS3、DS3E、DS3i-N-12、DS3XM-6、DS3XM-12、または OC-N カードである場合のみです。
–STS grooming node is destination node , VT grooming node is source node ― DS-1 回線の宛先ノードに VAP を作成します。このオプションを使用できるのは、DS-1 回線の宛先が EC1、DS3、DS3E、DS3i-N-12、DS3XM-6、DS3XM-12、または OC-N カードである場合のみです。
•None ― VT トンネルと VAP をどちらも作成しない場合に、このオプションを選択します。このオプションは、CTC が VT トンネルも VAP も作成できない場合にだけ使用できます。
ステップ 15 Next をクリックします。Route Review and Edit 領域に、回線を手動でルーティングできるようにノード アイコンが表示されます。回線の送信元ノードは選択されています。送信元ノードから他のネットワーク ノードまでを示すグリーンの矢印は、回線のルーティングに使用できるスパンを表しています。
ステップ 16 作成する DS-1 回線について、「A96 DS-1 または DS-3 回線ルートのプロビジョニング」を行います。
ステップ 17 Finish をクリックします。CTC が回線を完成すると、Circuits ウィンドウが表示されます。
ステップ 18 Circuits ウィンドウで、複数のドロップにルーティングする回線をクリックします。Delete ボタン、Edit ボタン、Search ボタンが有効になります。
ステップ 19 Edit をクリックします(または、回線の行をダブルクリックします)。選択した Edit Circuit ウィンドウの General タブが表示されます。
DCC ネットワークのすべてのノードがネットワーク マップに表示されます。回線の送信元と宛先の情報が送信元ノードと宛先ノードの下に表示されます。回線の詳細を表示する場合は、 Show Detailed Map をクリックします。ノード アイコンを再配置する場合は、ノードを選択して、 Ctrl キーを押しながら、アイコンを新しい場所にドラッグ アンド ドロップします。
ステップ 20 Edit Circuit ダイアログボックスで、 Drops タブをクリックします。既存のドロップがリストで表示されます。
ステップ 21 Create をクリックします。
ステップ 22 Define New Drop ダイアログボックスで、新しいドロップを定義します。
a. Node ― 回線のドロップ対象ノードを選択します。
b. Slot ― ターゲット カードおよびスロットを選択します。
c. Port、STS、VT、または DS1 ― Port、STS、VT、または DS1 ドロップダウン リストからポート、STS、VT、または DS-1 を選択します。ステップ b で選択したカードによって、表示されるフィールドが決まります。オプションのリストは 表6-2を参照してください。
d. 新しいドロップのルーティング設定は、元の回線の設定と同じです。ただし、次のオプションが使用できる場合は、設定を変更できます。
• 保護されている UPSR パスに元の回線がルーティングされていた場合は、ノード ダイバーシティのオプション(Nodal Diversity Required、Nodal Diversity Desired、または Link Diversity Only)を変更できます。オプションの説明については、ステップ 12を参照してください。
• 保護されていないパスに元の回線がルーティングされていた場合は、Protection Channel
Access(PCA)オプションを使用できます。ステップ 11 の PCA オプションの説明を参照してください。
e. 回線状態を変更する場合は、Target Circuit Admin State ドロップダウン リストから回線状態を選択します。選択された状態は、回線全体に適用されます。
f. Target Circuit Admin State で選択した状態を回線の送信元ポートと宛先ドロップに適用する場合は、 Apply to drop ports をオンにします。ドロップ ポートにサービス状態を適用するための要件については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』を参照してください。
g. Finish をクリックします。新しいドロップが Drops リストに表示されます。
ステップ 23 ドロップを作成して回線に追加する必要がある場合は、ステップ 21 と 22 を繰り返します。
ステップ 24 Close をクリックします。Circuits ウィンドウが表示されます。
ステップ 25 編集した回線の Destination カラムに新しいドロップが表示されていることを確認します。表示されていない場合は、オプションがすべて正しく設定されていることを確認して、ステップ 5 ~ 24 を繰り返します。
ステップ 26 「A135 電気回線のテスト」を実行します。テスト回線を作成した場合は、このステップを省略します。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP-A184 自動ルーティングによる DS-3 回線の作成
目的 |
この手順では、自動ルーティングを使用して DS-3 回線を作成します。また、ポートレス トランスマックス インターフェイスのペアを通る回線の作成方法も示します。CTC は回線作成パラメータおよびソフトウェア バージョンに基づいて、回線を自動的に作成します。 |
工具/機器 |
ポートレス トランスマックス構成の場合は、回線が経由するノードに DS3XM-12 を取り付ける必要があります。 |
事前準備手順 |
「A127 ネットワークの起動の確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 回線を作成するノードで「A60 CTC へのログイン」を行います。すでにログインしている場合は、ステップ 2 へ進みます。
ステップ 2 回線を作成する前に回線の送信元ポートと宛先ポートに名前を割り当てる場合は、「A314 ポートへの名前の割り当て」を行います。それ以外の場合は、ステップ 3 へ進みます。
ステップ 3 View メニューから、 Go to Network View を選択します。
ステップ 4 Circuits タブをクリックして、 Create をクリックします。
ステップ 5 Circuit Creation ダイアログボックスで、次のフィールドを設定します。
•Circuit Type ― VT または STS を選択します。STS のクロスコネクトによって、ONS 15454 ネットワーク上に DS-3 回線のトラフィックが伝送されます。
•Number of Circuits ― 作成する DS-3 回線数を入力します。デフォルトは 1 です。送信元と宛先ポートが連続する複数の回線を作成する場合は、オートレンジングの機能を使用して、回線を自動的に作成できます。
•Auto-ranged ― このチェックボックスは、Number of Circuits フィールドに 1 より大きい値を入力すると、自動的にオンになります。送信元と宛先が同じ複数の DS-3 回線を作成する場合に CTC を使用して回線を自動的に作成するときは、このチェックボックスをオンのままにします。CTC に連続した回線を自動的に作成させない場合は、このチェックボックスをオフにします。
ステップ 6 Next をクリックします。
ステップ 7 回線のアトリビュートを定義します(図6-4)。
•Name ― 回線に名前を付けます。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。モニタ回線を作成できるようにしておく場合は、回線の名前を 44 文字以下にする必要があります。このフィールドをブランクのままにしておくと、CTC によってデフォルトの名前が回線に割り当てられます。
•Size ― STS-1 を選択します。DS3i-N-12 カードの回線の場合は、 STS-3c を選択します。このようにすると、任意の時刻に、3 つのポートを使用してポート 1、4、7、および 10 のポート グループが設定されます。
•Bidirectional ― この回線に対応するボックスをオンのままにしておきます(デフォルト)。
•Create cross-connects only(TL1-like) ― 1 つまたは複数のクロスコネクトを TL1 作成済み回線への単一のパスに対して作成する必要がある場合は、このボックスをオンにします。このボックスがオンの場合は、VT トンネル、および、Ethergroup の送信元と宛先は使用できません。
•State ― 回線内のすべてのクロスコネクトに適用する管理状態を選択します。
–IS ― 回線のクロスコネクトを IS-NR サービス状態にします。
–OOS,DSBLD ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,DSBLD サービス状態にします。トラフィックは回線を通過できません。
–IS,AINS ― 回線のクロスコネクトを OOS-AU,AINS サービス状態にして、アラームおよび状態を抑制します。接続で有効な信号を受信すると、サービス状態は自動的に IS-NR になります。
–OOS,MT ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,MT サービス状態にします。メンテナンス状態になっても、トラフィックの流れが中断されることはありません。しかし、アラームおよび状態が抑制されるので、その回線に対してループバックを実行することができます。回線をテストしたり、回線のアラームを一時的に抑制したりする場合は、この OOS,MT を使用します。テストが完了したら、管理状態を IS、IS,AINS、または OOS,DSBLD に変更します。「A230 回線のサービス状態の変更」を参照してください。
回線の詳細なサービス状態については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
•Apply to drop ports ― 回線の送信元ポートと宛先ポートに State フィールドで選択した管理状態を適用する場合は、このチェックボックスをオンにします。CTC で管理状態がポートに適用されるのは、回線の帯域幅がポートの帯域幅と同じか、または、ポートの帯域幅が回線の帯域幅より大きくても、その回線がポートを使用する最初の回線である場合だけです。それ以外の場合は、管理状態をポートに適用できないことが Warning ダイアログボックスに表示されます。このチェックボックスをオフにすると、CTC では送信元ポートと宛先ポートの状態を変更しません。
(注) IS 管理状態になっているポートで信号が受信されていない場合は、LOS アラームが生成され、ポート サービス状態が OOS-AU,FLT に移行します。
•Protected Drops ― 保護されているドロップ、つまり 1:1、1:N、1+1、または最適化 1+1 で保護されている ONS 15454 カードだけに回線をルーティングする場合は、このチェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにすると、CTC からは、送信元と宛先の選択肢として、保護されているカードとポートだけが表示されます。
図6-4 DS-3 回線のアトリビュート設定
ステップ 8 回線を UPSR にルーティングする場合は、「A218 UPSR セレクタのプロビジョニング」を行います。
ステップ 9 Next をクリックします。
ステップ 10 「A510 DS-3 回線の送信元と宛先のプロビジョニング」を実行します。
ステップ 11 Circuit Routing Preferences 領域(図6-5)で、 Route Automatically をオンにします。使用できるオプションは 3 つあります。設定に応じて選択してください。
•Using Required Nodes/Spans ― CTC の作成する回線ルートに、ノードとスパンを指定して含める、または除外する場合は、このチェックボックスをオンにします。
回線に含めるように指定したノードとスパンは、確実にその回線の現用パスに含められます(保護パスには含められません)。トンネルから除外するように指定したノードとスパンは、確実にその回線の現用パスと保護パスから除外されます。
•Review Route Before Creation ― 回線を作成する前にその回線を確認して編集する場合は、このチェックボックスをオンにします。
•VT-DS3 Mapped Conversion ― DS3XM-12 カードのポートレス トランスマックス インターフェイスを使用して回線を作成する場合は、このチェックボックスをオンにします。
図6-5 DS-3 回線の回線ルーティングのプリファレンス設定
ステップ 12 回線パスを保護するように設定する場合は、次のいずれかを行います。
•保護されているパスに回線をルーティングする場合は、 Fully Protected Path をオンにしたままでステップ 13 へ進みます。CTC では、選択したパス ダイバーシティ オプションに基づいて、完全に保護された回線ルートを作成します。完全に保護されているパスには(プライマリ パスと代替パスを持つ)UPSR パス セグメントがある場合とない場合がありますが、パス ダイバーシティ オプションは、存在している UPSR パス セグメントだけに適用されます。
•保護されていない回線を作成する場合は、 Fully Protected Path をオフにしてステップ 15 へ進みます。
•BLSR の保護チャネルに回線をルーティングする場合は Fully Protected Path をオフにし、 Protection Channel Access をオンにしたあと、Warning ダイアログボックスで Yes をクリックしてステップ 15 へ進みます。
注意 BLSR の保護チャネルにルーティングされた回線は保護されません。そのため、BLSR を切り替えている最中に先取りされてしまいます。
ステップ 13 ステップ 12 で Fully Protected Path を選択して回線を UPSR にルーティングするようにした場合は、次のいずれかを選択します。
•Nodal Diversity Required ― 完成した回線パスの UPSR リング部分にあるプライマリ パスと代替パスを、ノード ダイバースにします。
•Nodal Diversity Desired ― ノード ダイバーシティを優先するように指定します。ただし、ノード ダイバースにできない場合は、CTC によって、完成した回線パスの UPSR 部分にファイバ ダイバース パスが作成されます。
•Link Diversity Only ― 完成した回線パスの UPSR 部分にあるプライマリ パスと代替パスにはファイバ ダイバースだけが必要であることを指定します。パス全体がノード ダイバースになっていても、CTC ではそのことをチェックしません。
ステップ 14 ステップ 12 で Fully Protected Path を選択して回線を UPSR DRI へルーティングするようにした場合は、 Dual Ring Interconnect チェックボックスをオンにします。
ステップ 15 ステップ 11 で VT-DS3 Mapped Conversion を選択した場合は、次のサブステップを実行します。それ以外の場合は ステップ 16 へ進みます。
a. Next をクリックします。
b. Conversion Circuit Route Constraints 領域で、次の項目を指定します。
• Node ― DS3XM-12 カードが取り付けられたノードを選択します。
• Slot ― DS3XM-12 カードが取り付けられたスロットを選択します。
• DS3 Mapped STS ― 必要に応じて、 Circuit Dest を選択して STS が回線の宛先であることを指定するか、または Circuit Source を選択して STS が回線の送信元であることを指定します。
ステップ 16 ステップ 11 で Using Required Nodes/Spans を選択した場合は、次のサブステップを実行します。それ以外の場合はステップ 17 に進みます。
a. Next をクリックします。
b. Circuit Route Constraints 領域の回線マップで、ノードまたはスパンをクリックします。
c. 回線にそのノードまたはスパンを含める場合は、 Include をクリックします。回線からそのノードまたはスパンを除外する場合は、 Exclude をクリックします。含めるノードとスパンを選択した順序によって、回線の順序が決まります。回線の方向を変更する場合は、スパンを 2 回クリックします。
d. 回線に含めたり除外したりするノードまたはスパンごとに、ステップ b と c を繰り返します。
e. 回線のルートを確認します。回線のルーティング順序を変更する場合は、Required Nodes/Lines リストまたは Excluded Notes Links リストでノードを選択し、 Up ボタンまたは Down ボタンをクリックします。ノードまたはスパンを削除する場合は、 Remove をクリックします。
(注) ノードまたはスパンがグレーのままの場合、このノードまたはスパンは必須です。
ステップ 17 ステップ 11 で Review Route Before Creation を選択した場合は、次のサブステップを実行します。それ以外の場合は ステップ 18 へ進みます。
a. Next をクリックします。
b. 回線のルートを確認します。回線のスパンを追加または削除する場合は、回線のルートにあるノードを選択します。ブルーの矢印で回線のルートが示されます。グリーンの矢印は、追加できるスパンを表しています。スパンの矢じり部分をクリックしてから、 Include をクリックしてスパンを含めるか、 Remove をクリックしてスパンを削除します。
c. プロビジョニングした回線が予定のルートと構成を反映していない場合は Back をクリックし、回線の情報を確認して変更します。回線を別のパスにルーティングする必要がある場合は、「A185 手動ルーティングによる DS-3 回線の作成」を参照してください。
ステップ 18 Finish をクリックします。Circuit Creationダイアログボックスの Number of Circuits フィールドで回線を複数入力した場合は、次のいずれかになります。
•Auto-ranged を選択した場合は、Number of Circuits フィールドに入力された数の回線が自動的に作成されます。送信元または宛先で連続ポートを使用できないなど、何らかの理由によって、オートレンジで一部またはすべての回線を完成できない場合は、ダイアログボックスが表示されます。残りの回線に新しい送信元または宛先を設定し、 Finish をクリックしてオートレンジを続行します。回線が完成すると、Circuits ウィンドウが表示されます。
•Auto-ranged を選択しなかった場合は、Circuit Creation ダイアログボックスが表示されるので、残りの回線を作成します。追加する回線ごとにステップ 5 ~ 17 を繰り返します。回線が完成すると、Circuits ウィンドウが表示されます。
ステップ 19 Circuits ウィンドウで、回線リストに作成した回線が表示されていることを確認します。
ステップ 20 「A135 電気回線のテスト」を実行します。テスト回線を作成した場合は、このステップを省略します。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP-A185 手動ルーティングによる DS-3 回線の作成
目的 |
この手順では、DS-3 回線を作成して、回線のルートをプロビジョニングできるようにします。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「A127 ネットワークの起動の確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 回線を作成するノードで「A60 CTC へのログイン」を行います。すでにログインしている場合は、ステップ 3 へ進みます。
ステップ 2 回線を作成する前に回線の送信元ポートと宛先ポートに名前を割り当てる場合は、「A314 ポートへの名前の割り当て」を行います。それ以外の場合は、ステップ 4 へ進みます。
ステップ 3 View メニューから、 Go to Network View を選択します。
ステップ 4 Circuits タブをクリックして、 Create をクリックします。
ステップ 5 Circuit Creation ダイアログボックスで、次のフィールドを設定します。
•Circuit Type ― STS を選択します。STS のクロスコネクトによって、ONS 15454 ネットワーク上に DS-3 回線のトラフィックが伝送されます。
•Number of Circuits ― 作成する DS-3 回線数を入力します。デフォルトは 1 です。
•Auto-ranged ― (自動ルーティング対象の回線にのみ適用)Number of Circuits フィールドに 1 より大きい値を入力した場合は、このチェックボックスをオフにします(このチェックボックスは、Number of Circuits フィールドに入力した回線の数が 1 の場合は使用できません)。
ステップ 6 Next をクリックします。
ステップ 7 回線のアトリビュートを定義します(単方向 DS-1 回線のアトリビュート設定)。
•Name ― 回線に名前を付けます。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。モニタ回線を作成できるようにしておく場合は、回線の名前を 44 文字以下にする必要があります。このフィールドをブランクのままにしておくと、CTC によってデフォルトの名前が回線に割り当てられます。
•Size ― STS-1 を選択します。DS3i-N-12 カードの回線の場合は、 STS-3c を選択します。このようにすると、任意の時刻に、3 つのポートを使用してポート 1、4、7、および 10 のポート グループが設定されます。
•Bidirectional ― このチェックボックスをオンのままにしておきます(デフォルト)。
•Create cross-connects only(TL1-like) ― 1 つまたは複数のクロスコネクトを TL1 作成済み回線への単一のパスに対して作成する必要がある場合は、このボックスをオンにします。このボックスがオンの場合は、VT トンネル、および、Ethergroup の送信元と宛先は使用できません。
•State ― 回線内のすべてのクロスコネクトに適用する管理状態を選択します。
–IS ― 回線のクロスコネクトを IS-NR サービス状態にします。
–OOS,DSBLD ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,DSBLD サービス状態にします。トラフィックは回線を通過できません。
–IS,AINS ― 回線のクロスコネクトを OOS-AU,AINS サービス状態にして、アラームおよび状態を抑制します。接続で有効な信号を受信すると、サービス状態は自動的に IS-NR になります。
–OOS,MT ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,MT サービス状態にします。メンテナンス状態になっても、トラフィックの流れが中断されることはありません。しかし、アラームおよび状態が抑制されるので、その回線に対してループバックを実行することができます。回線をテストしたり、回線のアラームを一時的に抑制したりする場合は、この OOS,MT を使用します。テストが完了したら、管理状態を IS、IS,AINS、または OOS,DSBLD に変更します。「A230 回線のサービス状態の変更」を参照してください。
回線の詳細なサービス状態については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
•Apply to drop ports ― 回線の送信元ポートと宛先ポートに State フィールドで選択した管理状態を適用する場合は、このチェックボックスをオンにします。CTC で管理状態がポートに適用されるのは、回線の帯域幅がポートの帯域幅と同じか、または、ポートの帯域幅が回線の帯域幅より大きくても、その回線がポートを使用する最初の回線である場合だけです。それ以外の場合は、管理状態をポートに適用できないことが Warning ダイアログボックスに表示されます。このチェックボックスをオフにすると、CTC では送信元ポートと宛先ポートの状態を変更しません。
(注) IS 管理状態になっているポートで信号が受信されていない場合は、LOS アラームが生成され、ポート サービス状態が OOS-AU,FLT に移行します。
•Protected Drops ― 保護されているドロップ、つまり 1:1、1:N、1+1、または最適化 1+1 で保護されている ONS 15454 カードだけに回線をルーティングする場合は、このチェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにすると、CTC からは、送信元と宛先の選択肢として、保護されているカードだけが表示されます。
ステップ 8 回線を UPSR にルーティングする場合は、「A218 UPSR セレクタのプロビジョニング」を行います。
ステップ 9 Next をクリックします。
ステップ 10 「A510 DS-3 回線の送信元と宛先のプロビジョニング」を行います。
ステップ 11 Circuit Routing Preferences 領域(DS-3 回線の回線ルーティングのプリファレンス設定)で Route Automatically をオフにします。Route Automatically をオフにすると、Using Required Nodes/Spans チェックボックス、Review Route Before Circuit Creation チェックボックス、および VT-DS3 Mapped Conversion チェックボックスは使用できません。
ステップ 12 回線パスを保護するように設定する場合は、次のいずれかを行います。
•保護されているパスに回線をルーティングする場合は、 Fully Protected Path をオンにしたままでステップ 13 へ進みます。完全に保護されているパスには(プライマリ パスと代替パスを持つ)UPSR パス セグメントがある場合とない場合がありますが、パス ダイバーシティ オプションは、存在している UPSR パス セグメントだけに適用されます。
•保護されていない回線を作成する場合は、 Fully Protected Path をオフにしてステップ 15 へ進みます。
•BLSR の保護チャネルに回線をルーティングする場合は Fully Protected Path をオフにし、
Protection Channel Access をオンにしたあと、Warning ダイアログボックスで Yes をクリックしてステップ 15 へ進みます。
注意 BLSR の保護チャネルにルーティングされた回線は保護されません。そのため、BLSR を切り替えている最中に先取りされてしまいます。
ステップ 13 ステップ 12 で Fully Protected Path を選択して回線を UPSR にルーティングするようにした場合は、次のいずれかを選択します。
•Nodal Diversity Required ― 完成した回線パスの UPSR リング部分にあるプライマリ パスと代替パスを、ノード ダイバースにします。
•Nodal Diversity Desired ― ノード ダイバーシティを優先するように指定します。ただし、ノード ダイバースにできない場合は、CTC によって、完成した回線パスの UPSR 部分にファイバ ダイバース パスが作成されます。
•Link Diversity Only ― 完成した回線パスの UPSR 部分にあるプライマリ パスと代替パスにはファイバ ダイバースだけが必要であることを指定します。パス全体がノード ダイバースになっていても、CTC ではそのことをチェックしません。
ステップ 14 ステップ 12 で Fully Protected Path を選択して回線を UPSR DRI へルーティングするようにした場合は、 Dual Ring Interconnect チェックボックスをオンにします。
ステップ 15 Next をクリックします。Route Review and Edit 領域に、回線を手動でルーティングできるようにノード アイコンが表示されます。選択されたノードから他のネットワークノードまでを示すグリーンの矢印は、回線のルーティングに使用できるスパンを表しています。
ステップ 16 作成する DS-3 回線について、「A96 DS-1 または DS-3 回線ルートのプロビジョニング」を行います。
ステップ 17 Finish をクリックします。
ステップ 18 Circuit Creation ダイアログボックスの Number of Circuits フィールドに 1 より大きい数値を入力した場合は、Circuit Creation ダイアログボックスが表示されるので、残りの回線を作成します。追加する回線ごとにステップ 5 ~ 17 を繰り返します。
ステップ 19 すべての回線を作成すると、Circuits ウィンドウが表示されます。ウィンドウに作成した回線が表示されていることを確認します。
ステップ 20 「A135 電気回線のテスト」を実行します。テスト回線を作成した場合は、このステップを省略します。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP-A186 ドロップが複数ある単方向 DS-3 回線の作成
目的 |
この手順では、ドロップが複数ある単方向 DS-3 回線を作成します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「A127 ネットワークの起動の確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 回線を作成するノードで「A60 CTC へのログイン」を行います。すでにログインしている場合は、ステップ 2 へ進みます。
ステップ 2 回線を作成する前に回線の送信元ポートと宛先ポートに名前を割り当てる場合は、「A314 ポートへの名前の割り当て」を行います。それ以外の場合は、ステップ 3 へ進みます。
ステップ 3 View メニューから、 Go to Network View を選択します。
ステップ 4 Circuits タブをクリックして、 Create をクリックします。
ステップ 5 Circuit Creation ダイアログボックスで、次のフィールドを設定します。
•Circuit Type ― STS を選択します。
•Number of Circuits ― 変更しないで、デフォルト(1)のままにしておきます。
•Auto-ranged ― Number of Circuits フィールドの値が 1 の場合は使用できません。
ステップ 6 Next をクリックします。
ステップ 7 回線のアトリビュートを定義します(図6-6)。
•Name ― 回線に名前を付けます。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。モニタ回線を作成できるようにしておく場合は、回線の名前を 44 文字以下にする必要があります。このフィールドをブランクのままにしておくと、CTC によってデフォルトの名前が回線に割り当てられます。
•Size ― STS-1 を選択します。DS3i-N-12 カードの回線の場合は、 STS-3c を選択します。
•Bidirectional ― この回線に対応するボックスをオフにします。
•Create cross-connects only(TL1-like) ― 1 つまたは複数のクロスコネクトを TL1 作成済み回線への単一のパスに対して作成する必要がある場合は、このボックスをオンにします。このボックスがオンの場合は、VT トンネル、および、Ethergroup の送信元と宛先は使用できません。
•State ― 回線内のすべてのクロスコネクトに適用する管理状態を選択します。
–IS ― 回線のクロスコネクトを IS-NR サービス状態にします。
–OOS,DSBLD ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,DSBLD サービス状態にします。トラフィックは回線を通過できません。
–IS,AINS ― 回線のクロスコネクトを OOS-AU,AINS サービス状態にして、アラームおよび状態を抑制します。接続で有効な信号を受信すると、サービス状態は自動的に IS-NR になります。
–OOS,MT ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,MT サービス状態にします。メンテナンス状態になっても、トラフィックの流れが中断されることはありません。しかし、アラームおよび状態が抑制されるので、その回線に対してループバックを実行することができます。回線をテストしたり、回線のアラームを一時的に抑制したりする場合は、この OOS,MT を使用します。テストが完了したら、管理状態を IS、IS,AINS、または OOS,DSBLD に変更します。「A230 回線のサービス状態の変更」を参照してください。
回線の詳細なサービス状態については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
•Apply to drop ports ― 回線の送信元ポートと宛先ポートに State フィールドで選択した管理状態を適用する場合は、このチェックボックスをオンにします。CTC で管理状態がポートに適用されるのは、回線の帯域幅がポートの帯域幅と同じか、または、ポートの帯域幅が回線の帯域幅より大きくても、その回線がポートを使用する最初の回線である場合だけです。それ以外の場合は、管理状態をポートに適用できないことが Warning ダイアログボックスに表示されます。このチェックボックスをオフにすると、CTC では送信元ポートと宛先ポートの状態を変更しません。
(注) IS 管理状態になっているポートで信号が受信されていない場合は、LOS アラームが生成され、ポート サービス状態が OOS-AU,FLT に移行します。
•Protected Drops ― 保護されているドロップ、つまり 1:1、1:N、1+1、または最適化 1+1 で保護されている ONS 15454 カードだけに回線をルーティングする場合は、このチェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにすると、CTC からは、送信元と宛先の選択肢として、保護されているカードだけが表示されます。
図6-6 単方向 DS-3 回線のアトリビュート設定
ステップ 8 回線を UPSR にルーティングする場合は、「A218 UPSR セレクタのプロビジョニング」を行います。
ステップ 9 Next をクリックします。
ステップ 10 「A510 DS-3 回線の送信元と宛先のプロビジョニング」を実行します。
ステップ 11 Route Automatically をオフにします。Route Automatically をオフにすると、Using Required Nodes/Spans チェックボックス、Review Route Before Circuit Creation チェックボックス、および VT-DS3 Mapped Conversion チェックボックスは使用できません。
ステップ 12 回線パスを保護するように設定する場合は、次のいずれかを行います。
•保護されているパスに回線をルーティングする場合は、 Fully Protected Path をオンにしたままでステップ 13 へ進みます。完全に保護されているパスには(プライマリ パスと代替パスを持つ)UPSR パス セグメントがある場合とない場合がありますが、パス ダイバーシティ オプションは、存在している UPSR パス セグメントだけに適用されます。
•保護されていない回線を作成する場合は、 Fully Protected Path をオフにしてステップ 15 へ進みます。
•BLSR の保護チャネルに回線をルーティングする場合は Fully Protected Path をオフにし、 Protection Channel Access をオンにしたあと、Warning ダイアログボックスで Yes をクリックしてステップ 15 へ進みます。
注意 BLSR の保護チャネルにルーティングされた回線は保護されません。そのため、BLSR を切り替えている最中に先取りされてしまいます。
ステップ 13 ステップ 12 で Fully Protected Path を選択して回線を UPSR にルーティングするようにした場合は、次のいずれかを選択します。
•Nodal Diversity Required ― 完成した回線パスの UPSR リング部分にあるプライマリ パスと代替パスを、ノード ダイバースにします。
•Nodal Diversity Desired ― ノード ダイバーシティを優先するように指定します。ただし、ノード ダイバースにできない場合は、CTC によって、完成した回線パスの UPSR 部分にファイバ ダイバース パスが作成されます。
•Link Diversity Only ― 完成した回線パスの UPSR 部分にあるプライマリ パスと代替パスにはファイバ ダイバースだけが必要であることを指定します。パス全体がノード ダイバースになっていても、CTC ではそのことをチェックしません。
ステップ 14 ステップ 12 で Fully Protected Path を選択して回線を UPSR DRI へルーティングするようにした場合は、 Dual Ring Interconnect チェックボックスをオンにします。
ステップ 15 Next をクリックします。Route Review and Edit 領域に、回線を手動でルーティングできるようにノード アイコンが表示されます。回線の送信元ノードは選択されています。送信元ノードから他のネットワーク ノードまでを示すグリーンの矢印は、回線のルーティングに使用できるスパンを表しています。
ステップ 16 作成する DS-3 回線について、「A96 DS-1 または DS-3 回線ルートのプロビジョニング」を行います。
ステップ 17 Finish をクリックします。回線が完成すると、Circuits ウィンドウが表示されます。
ステップ 18 Circuits ウィンドウで、複数のドロップにルーティングする回線をクリックします。Delete ボタン、Edit ボタン、Search オプション ボタンが有効になります。
ステップ 19 Edit をクリックします。選択した Edit Circuit ウィンドウの General タブが表示されます。DCC ネットワークのすべてのノードがネットワーク マップに表示されます。回線の送信元と宛先の情報が送信元ノードと宛先ノードの下に表示されます。回線の詳細を表示する場合は、 Show Detailed Map をクリックします。ノード アイコンの位置を変更する場合は、 Ctrl キーを押したままで、左マウス ボタンでノードを選択し、アイコンを新しい位置にドラッグします。
ステップ 20 Edit Circuit ダイアログボックスで、 Drops タブをクリックします。既存のドロップがリストで表示されます。
ステップ 21 Create をクリックします。
ステップ 22 Define New Drop ダイアログボックスで、新しいドロップを定義します。
a. Node ― 回線のドロップ対象ノードを選択します。
b. Slot ― ターゲット カードおよびスロットを選択します。
c. Port、VC4 ― Port および STS の各ドロップダウン リストからポートおよび STS(またはどちらか一方)を選択します。ステップ b で選択したカードによって、ポートと STS のいずれが表示されるか、または両方が表示されるかが決まります。オプションのリストは 表6-2を参照してください。
d. 新しいドロップのルーティング設定は、元の回線の設定と同じです。ただし、次のオプションが使用できる場合は、設定を変更できます。
• 保護されている UPSR パスに元の回線がルーティングされていた場合は、ノード ダイバーシティのオプション(Nodal Diversity Required、Nodal Diversity Desired、または Link Diversity Only)を変更できます。ステップ 13 のオプション説明を参照してください。
• 保護されていないパスに元の回線がルーティングされていた場合は、Protection Channel
Access(PCA)オプションを使用できます。ステップ 12 の PCA オプションの説明を参照してください。
e. 回線状態を変更する場合は、Target Circuit Admin State ドロップダウン リストから回線状態を選択します。選択された状態は、回線全体に適用されます。
f. Target Circuit Admin State で選択した状態を回線の送信元ポートと宛先ドロップに適用する場合は、 Apply to drop ports をオンにします。ドロップ ポートにサービス状態を適用するための要件については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』を参照してください。
g. Finish をクリックします。新しいドロップが Drops リストに表示されます。
ステップ 23 ドロップを作成して回線に追加する必要がある場合は、ステップ 21 と 22 を繰り返します。
ステップ 24 Close をクリックします。Circuits ウィンドウが表示されます。
ステップ 25 編集した回線の Destination カラムに新しいドロップが表示されていることを確認します。表示されない場合は、オプションがすべて正しく設定されていることを確認して、ステップ 21 ~ 24 を繰り返します。
ステップ 26 「A135 電気回線のテスト」を実行します。テスト回線を作成した場合は、このステップを省略します。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP-A133 自動ルーティングによる VT トンネルの作成
目的 |
この手順では、送信元ノードから宛先ノードまでのルーティングを自動的に行って、VT トンネルを作成します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「A127 ネットワークの起動の確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) VT トンネルを使用すれば、クロスコネクト カードの VT マトリクス リソースを使用しなくても、中間の ONS 15454 に VT 回線をパススルーさせることができます。VT トンネルは 28本の VT1.5 回線のトラフィックを伝送できます。送信元と宛先の同じ VT 回線を数多く作成する場合は、特別なことがないかぎり、VT トンネルを作成することを推奨します。詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual』の「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
ステップ 1 VT トンネルを作成するノードで、「A60 CTC へのログイン」を行います。すでにログインしている場合は、ステップ 2 へ進みます。
ステップ 2 回線を作成する前にトンネルの送信元ポートと宛先ポートに名前を割り当てる場合は、「A314 ポートへの名前の割り当て」を行います。それ以外の場合は、ステップ 3 へ進みます。
ステップ 3 View メニューから、 Go to Network View を選択します。
ステップ 4 Circuits タブをクリックして、 Create をクリックします。
ステップ 5 Circuit Creation ダイアログボックスで、Circuit Type リストから VT Tunnel を選択します。
ステップ 6 Next をクリックします。
ステップ 7 回線のアトリビュートを定義します(図6-7)。
•Name ― VT トンネルに名前を付けます。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。モニタ回線を作成できるようにしておく場合は、回線の名前を 44 文字以下にする必要があります。このフィールドをブランクのままにしておくと、CTC によってデフォルトの名前がトンネルに割り当てられます。
•Size ― VT トンネルでは使用できません。
•Bidirectional ― VT トンネルでは使用できません。
•State ― VT トンネル内のすべてのクロスコネクトに適用する管理状態を選択します。
–IS ― 回線のクロスコネクトを IS-NR サービス状態にします。
–OOS,DSBLD ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,DSBLD サービス状態にします。トラフィックは回線を通過できません。
–IS,AINS ― 回線のクロスコネクトを OOS-AU,AINS サービス状態にして、アラームおよび状態を抑制します。接続で有効な信号を受信すると、サービス状態は自動的に IS-NR になります。
–OOS,MT ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,MT サービス状態にします。メンテナンス状態になっても、トラフィックの流れが中断されることはありません。しかし、アラームおよび状態が抑制されるので、その回線に対してループバックを実行することができます。回線をテストしたり、回線のアラームを一時的に抑制したりする場合は、この OOS,MT を使用します。テストが完了したら、管理状態を IS、IS,AINS、または OOS,DSBLD に変更します。「A230 回線のサービス状態の変更」を参照してください。
(注) VT 回線を作成すると、VT トンネルは自動的に IS サービス状態に移行します。
回線の詳細なサービス状態については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
•Apply to drop ports ― VT トンネルでは使用できません。
図6-7 VT トンネルのアトリビュート設定
ステップ 8 Next をクリックします。
ステップ 9 Circuit Source 領域で、Node ドロップダウン リストから、VT トンネルの送信元になるノードを選択します。
ステップ 10 Next をクリックします。
ステップ 11 Circuit Destination 領域で、Node ドロップダウン リストから、VT トンネルの宛先になるノードを選択します。
ステップ 12 Next をクリックします。
ステップ 13 Circuit Routing Preferences 領域で、 Route Automatically を選択します。使用できるオプションは 2 つあります。設定に応じて、どちらか一方または両方を選択するか、またはどちらも選択しないようにします。
•Using Required Nodes/Spans ― CTC の作成するトンネル ルートに、ノードとスパンを指定して含める、または除外する場合は、このチェックボックスをオンにします。
回線に含めるように指定したノードとスパンは、確実にその回線の現用パスに含められます(保護パスには含められません)。トンネルから除外するように指定したノードとスパンは、確実にその回線の現用パスと保護パスから除外されます。
•Review Route Before Creation ― 回線を作成する前に VT トンネルのルートを確認して編集する場合は、このチェックボックスをオンにします。ステップ 15 に進みます。
ステップ 14 ステップ 13 で Using Required Nodes/Spans を選択した場合は、次のサブステップを実行します。
a. Next をクリックします。
b. Circuit Route Constraints 領域の VT トンネル マップで、スパンをクリックします。
c. ノードまたはスパンを VT トンネルに含める場合は、 Include をクリックします。VT トンネルからそのノードまたはスパンを除外する場合は、 Exclude をクリックします。トンネルに含めるノードとスパンの選択順によって、VT トンネルの順序が決まります。回線の方向を変更する場合は、スパンを 2 回クリックします。
d. VT トンネルに含めたり除外したりするノードまたはスパンごとに、ステップ b と c を繰り返します。
e. VT トンネルのルートを確認します。トンネルのルーティング順序を変更する場合は、Required Nodes/Lines リストまたは Excluded Nodes Links リストからノードを選択し、 Up ボタンまたは Down ボタンをクリックします。ノードまたはスパンを削除する場合は、 Remove をクリックします。ステップ 16 に進みます。
ステップ 15 ステップ 13 で Review Route Before Creation を選択した場合は、次のサブステップを実行します。
a. Next をクリックします。
b. トンネルのルートを確認します。トンネルのスパンを追加または削除する場合は、トンネルのルートにあるノードを選択します。ブルーの矢印でトンネルのルートが示されます。グリーンの矢印は、追加できるスパンを表しています。スパンの矢じり部分をクリックしてから、 Include をクリックしてスパンを含めるか、 Remove をクリックしてスパンを削除します。
c. プロビジョニングしたトンネルが予定のルートと構成を反映していない場合は Back をクリックし、トンネルの情報を確認して変更します。
ステップ 16 Finish をクリックします。Circuits ウィンドウが表示されます。
ステップ 17 回線のリストに作成したトンネルが表示されていることを確認します。VT トンネルは、Type カラムが VTT になっています。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP-A134 手動ルーティングによる VT トンネルの作成
目的 |
この手順では、送信元ノードから宛先ノードまでのルーティングを手動で行って、VT トンネルを作成します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「A127 ネットワークの起動の確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) VT トンネルを使用すれば、クロスコネクト カードの VT マトリクス リソースを使用しなくても、中間の ONS 15454 に VT 回線をパススルーさせることができます。VT トンネルは 28本の VT1.5 回線のトラフィックを伝送できます。送信元と宛先の同じ VT 回線を数多く作成する場合は、特別なことがないかぎり、VT トンネルを作成することを推奨します。詳細については、『Cisco ONS 15454 SDH Reference Manual』の「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
ステップ 1 VT トンネルを作成するノードで「A60 CTC へのログイン」を行います。すでにログインしている場合は、ステップ 2 へ進みます。
ステップ 2 回線を作成する前にトンネルの送信元ポートと宛先ポートに名前を割り当てる場合は、「A314 ポートへの名前の割り当て」を行います。それ以外の場合は、ステップ 3 へ進みます。
ステップ 3 View メニューから、 Go to Network View を選択します。
ステップ 4 Circuits タブをクリックして、 Create をクリックします。
ステップ 5 Circuit Creation ダイアログボックスで、Circuit Type リストから VT Tunnel を選択します。
ステップ 6 Next をクリックします。
ステップ 7 回線のアトリビュートを定義します(VT トンネルのアトリビュート設定)。
•Name ― VT トンネルに名前を付けます。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。モニタ回線を作成できるようにしておく場合は、回線の名前を 44 文字以下にする必要があります。このフィールドをブランクのままにしておくと、CTC によってデフォルトの名前がトンネルに割り当てられます。
•Size ― VT トンネルでは使用できません。
•Bidirectional ― VT トンネルでは使用できません。
•State ― VT トンネル内のすべてのクロスコネクトに適用する管理状態を選択します。
–IS ― 回線のクロスコネクトを IS-NR サービス状態にします。
–OOS,DSBLD ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,DSBLD サービス状態にします。トラフィックは回線を通過できません。
–IS,AINS ― 回線のクロスコネクトを OOS-AU,AINS サービス状態にして、アラームおよび状態を抑制します。接続で有効な信号を受信すると、サービス状態は自動的に IS-NR になります。
–OOS,MT ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,MT サービス状態にします。メンテナンス状態になっても、トラフィックの流れが中断されることはありません。しかし、アラームおよび状態が抑制されるので、その回線に対してループバックを実行することができます。回線をテストしたり、回線のアラームを一時的に抑制したりする場合は、この OOS,MT を使用します。テストが完了したら、管理状態を IS、IS,AINS、または OOS,DSBLD に変更します。「A230 回線のサービス状態の変更」を参照してください。
(注) VT 回線を作成すると、VT トンネルは自動的に IS サービス状態に移行します。
回線の詳細なサービス状態については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
•Apply to drop ports ― VT トンネルでは使用できません。
ステップ 8 Next をクリックします。
ステップ 9 Circuit Source 領域で、Node ドロップダウン リストから、VT トンネルの送信元になるノードを選択します。
ステップ 10 Next をクリックします。
ステップ 11 Circuit Destination 領域で、Node ドロップダウン リストから、VT トンネルの宛先になるノードを選択します。
ステップ 12 Next をクリックします。
ステップ 13 Circuit Routing Preferences 領域で、 Route Automatically をオフにします。
ステップ 14 Next をクリックします。Route Review and Edit 領域に、トンネルをルーティングできるようにノード アイコンが表示されます。回線の送信元ノードは選択されています。送信元ノードから他のネットワークノードまでを示すグリーンの矢印は、トンネルのルーティングに使用できるスパンを表しています。
ステップ 15 作成しているトンネルに対して、「A219 VT トンネル ルートのプロビジョニング」を行います。Circuits ウィンドウが表示されます。
ステップ 16 回線のリストに作成したトンネルが表示されていることを確認します。VT トンネルは、Type カラムが VTT になっています。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP-A187 VAP の作成
目的 |
この手順では、VT Aggregation Point(VAP)を作成します。VAP を使用すると、複数の DS-1(VT1.5)回線を OC-N、EC1、DS3、DS3E、 DS3i-N-12、DS3/EC1-48、DS3XM-6、または DS3XM-12 カードの単一の STS に集約できます。また、クロスコネクト カードのVT マトリクス リソースを利用しなくても、クロスコネクト カードに複数の VT1.5 回線をパススルーさせることができます。ポートレス トランスマックス インターフェイスを通るように回線をルーティングすることもできます。 |
工具/機器 |
ポートレス トランスマックス構成の場合は、ネットワーク内のノードに DS3XM-12 カードを取り付ける必要があります。 |
事前準備手順 |
「A127 ネットワークの起動の確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) VAP を作成できるのは BLSR ノード、1+1 ノード、または保護されていないノードの回線です。UPSR ノードの回線には VAP を作成できません。
(注) 作成できる VAP の最大数は、ノード保護のトポロジーとノードで終端する VT1.5 回線の数によって異なります。ノードで終端する VT1.5 回線がほかになければ、1 つのノードで終端できる VAP の最大数は、1+1 保護で 8、BLSR 保護で 12 です。
ステップ 1 VAP を作成するノードで「A60 CTC へのログイン」を行います。すでにログインしている場合は、ステップ 2 へ進みます。
ステップ 2 回線を作成する前にトンネルの送信元ポートと宛先ポートに名前を割り当てる場合は、「A314 ポートへの名前の割り当て」を行います。それ以外の場合は、ステップ 3 へ進みます。
ステップ 3 View メニューから、 Go to Network View を選択します。
ステップ 4 Circuits タブをクリックして、 Create をクリックします。
ステップ 5 Circuit Creation ダイアログボックスで、Circuit Type リストから VT Aggregation Point を選択します。
ステップ 6 Next をクリックします。
ステップ 7 回線のアトリビュートを定義します(図6-8)。
•Name ― VAP に名前を付けます。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。モニタ回線を作成できるようにしておく場合は、回線の名前を 44 文字以下にする必要があります。このフィールドをブランクのままにしておくと、CTC によってデフォルトの名前が VAP に割り当てられます。
•Size ― VAP では使用できません。
•Bidirectional ― VAP では使用できません。
•State ― 回線内のすべてのクロスコネクトに適用する管理状態を選択します。
–IS ― 回線のクロスコネクトを IS-NR サービス状態にします。
–OOS,DSBLD ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,DSBLD サービス状態にします。トラフィックは回線を通過できません。
–IS,AINS ― 回線のクロスコネクトを OOS-AU,AINS サービス状態にして、アラームおよび状態を抑制します。接続で有効な信号を受信すると、サービス状態は自動的に IS-NR になります。
–OOS,MT ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,MT サービス状態にします。メンテナンス状態になっても、トラフィックの流れが中断されることはありません。しかし、アラームおよび状態が抑制されるので、その回線に対してループバックを実行することができます。回線をテストしたり、回線のアラームを一時的に抑制したりする場合は、この OOS,MT を使用します。テストが完了したら、管理状態を IS、IS,AINS、または OOS,DSBLD に変更します。「A230 回線のサービス状態の変更」を参照してください。
(注) VAP を作成すると、VT トンネルは自動的に IS サービス状態に移行します。
回線の詳細なサービス状態については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
•Apply to drop ports ― このチェックボックスはオフにします。
図6-8 VAP のアトリビュート設定
ステップ 8 Next をクリックします。
ステップ 9 Circuit Source 領域で、VAP の送信元ノード、スロット、ポート、および STS を選択します。VAP 送信元は、DS-1(VT1.5)回線が単一の STS に集約される場所です。VAP の宛先が DS-1 回線の送信元になります。
a. Node ドロップダウン リストから、VAP の始点にするノードを選択します。
b. Slot ドロップダウン リストから、VAP の始点になる OC-N、EC1、DS3、DS3E、DS3i-N-12、DS3/EC1-48、DS3XM-6、または DS3XM-12 カードが入っているスロットを選択します。
c. ポートまたは STS を選択します。
• EC1、DS3、DS3E、DS3i-N-12、DS3/EC1-48、DS3XM-6、または DS3XM-12 カードを選択した場合は、Port ドロップダウン リストから送信元ポートを選択します。
• STS ドロップダウン リストから OC-N カードを選択した場合は、送信元 STS を選択します。
ステップ 10 Next をクリックします。
ステップ 11 Circuit Destination 領域の Node ドロップダウン リストから、VAP に集約する VT 回線が終端するノードを選択します。
ステップ 12 Next をクリックします。
ステップ 13 Circuit Routing Preferences 領域で、 Route Automatically を選択します。必要に応じて、次の手順を行います。
•Using Required Nodes/Spans ― CTC の作成するトンネル ルートに、ノードとスパンを指定して含める、または除外する場合は、このチェックボックスをオンにします。
回線に含めるように指定したノードとスパンは、確実にその回線の現用パスに含められます(保護パスには含められません)。トンネルから除外するように指定したノードとスパンは、確実にその回線の現用パスと保護パスから除外されます。
•Review Route Before Creation ― 回線を作成する前に VT トンネルのルートを確認して編集する場合は、このチェックボックスをオンにします。
•VT-DS3 Mapped Conversion ― ポートレス トランスマックス インターフェイスを通るように VT トンネルをルーティングする場合は、このチェックボックスをオンにします。ステップ 9 で VAP 送信元として DS3、DS3E、DS3i-N-12、DS3XM-6、または DS3XM-12 カードを選択した場合は、このチェックボックスを使用できません。
ステップ 14 ステップ 13 で VT-DS3 Mapped Conversion を選択した場合は、次のサブステップを実行します。それ以外の場合は ステップ 15 へ進みます。
a. Next をクリックします。
b. Conversion Circuit Route Constraints 領域で、次の項目を指定します。
• Node ― DS3XM-12 カードが取り付けられたノードを選択します。
• Slot ― DS3XM-12 カードが取り付けられたスロットを選択します。
• DS3 Mapped STS ― 必要に応じて、 Circuit Dest を選択して STS が回線の宛先であることを指定するか、または Circuit Source を選択して STS が回線の送信元であることを指定します。
ステップ 15 ステップ 13 で Using Required Nodes/Spans を選択した場合は、次のサブステップを実行します。
a. Next をクリックします。
b. Circuit Route Constraints 領域の VAP マップで、スパンをクリックします。
c. ノードまたはスパンを VAP に含める場合は、 Include をクリックします。VAP からそのノードまたはスパンを除外する場合は、 Exclude をクリックします。VAP に含めるノードとスパンを選択した順序によって、VAP の順序が設定されます。回線の方向を変更する場合は、スパンを 2 回クリックします。
d. VAP に含めたり除外したりするノードまたはスパンごとに、ステップ b と c を繰り返します。
e. VAP のルートを確認します。トンネルのルーティング順序を変更する場合は、Required
Nodes/Lines リストまたは Excluded Nodes Links リストからノードを選択し、 Up ボタンまたは Down ボタンをクリックします。ノードまたはスパンを削除する場合は、 Remove をクリックします。
ステップ 16 ステップ 13 で Review Route Before Creation を選択した場合は、次のサブステップを実行します。
a. Next をクリックします。
b. トンネルのルートを確認します。トンネルのスパンを追加または削除する場合は、トンネルのルートにあるノードを選択します。ブルーの矢印でトンネルのルートが示されます。グリーンの矢印は、追加できるスパンを表しています。スパンの矢じり部分をクリックしてから、 Include をクリックしてスパンを含めるか、 Remove をクリックしてスパンを削除します。
c. プロビジョニングしたトンネルが予定のルートと構成を反映していない場合は Back をクリックし、トンネルの情報を確認して変更します。
ステップ 17 Finish をクリックします。Circuits ウィンドウが表示されます。
ステップ 18 回線のリストに作成した VAP が表示されていることを確認します。VAP は、Type カラムで識別できます。VAP トンネルは自動的に IS-NR サービス状態に移行します。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP-A135 電気回線のテスト
ステップ 1 電気回線をテストするノードで、「A60 CTC へのログイン」を行います。すでにログインしている場合は、ステップ 2 へ進みます。
ステップ 2 View メニューから、 Go to Network View を選択します。
ステップ 3 Circuits タブをクリックします。
ステップ 4 「A230 回線のサービス状態の変更」を行い、回線および回線ポートをメンテナンス サービス状態(OOS-MA,MT)に設定します。あとで元の状態に戻すので、最初の状態を記録しておいてください。
ステップ 5 送信元および宛先の DS1 または DS3 カードの回線長を設定します。
a. ネットワーク ビューで、送信元ノードをダブルクリックします。
b. 回線の送信元カードをダブルクリックして、 Provisioning > Line タブを選択します。
c. 回線の送信元ポートの Line Length ドロップダウン リストから、DSX(使用している場合)または回線終端ポイントと送信元ONS 15454 の間の回線長(フィート)を選択します。
d. Apply をクリックします。
e. View メニューから、 Go to Network View を選択します。
f. 宛先ノード回線長についてステップ a ~ e を繰り返します。
ステップ 6 回線の宛先側カード(宛先ノード)にループバック ケーブルを接続します。
a. ループバック ケーブルをテスト セットの送信(Tx)コネクタからテスト セットの受信(Rx)コネクタに接続してループさせ、ループバック ケーブルの完全性を確認します。テスト セットが正常に動作しない場合は、ケーブルに損傷がないことと、テスト セットが正しく設定されていることを確認してからステップ b へ進みます。
b. テストするポートにループバック ケーブルを接続します。Tx コネクタをポートの Rx コネクタに接続します。
ステップ 7 回線の送信元ノードにループバック ケーブルを接続します。
a. ループバック ケーブルをテスト セットの Tx コネクタからテスト セットの Rx コネクタに接続してループさせ、ループバック ケーブルの完全性を確認します。テスト セットが正常に動作しない場合は、ケーブルに損傷がないことと、テスト セットが正しく設定されていることを確認してからステップ b へ進みます。
b. テストするポートにループバック ケーブルを接続します。テスト セットを回線の送信元ポートに接続します。テスト セットの Tx ポートを 回線の Rx ポートに接続し、テスト セットの Rx ポートを 回線の Tx ポートに接続します。
ステップ 8 テストする回線の送信元である ONS 15454 カードに合わせて、次のようにテスト セットを設定します。
•DS-1 ― 多重化されていない DS-1 をテストする場合は、ONS 15454 に DSX-1 ページまたはダイレクト DS-1 インターフェイスが必要です。DS-1 に対応するようにテスト セットを設定してください。テスト セットの設定方法については、テスト セット ユーザ ガイドを参照してください。
•DS-3 ― クリア チャネル DS-3 をテストする場合は、ONS 15454 に DSX-3 ページまたはダイレクト DS-3 インターフェイスが必要です。クリア チャネル DS-3 に対応するようにテスト セットを設定してください。テスト セットの設定方法については、テスト セット ユーザ ガイドを参照してください。
•DS3XM ― DS3XM-6 または DS3XM-12 カードで DS-1 をテストする場合は、ONS 15454 に DSX-3 ページまたはダイレクト DS-3 インターフェイスが必要です。多重 DS-3 に対応するようにテスト セットを設定してください。多重 DS-3 を選択したら、多重 DS-3 でテストする DS-1 を選択します。テスト セットの設定方法については、テスト セット ユーザ ガイドを参照してください。
•EC-1 ― EC1 カードで DS-1 をテストする場合は、ONS 15454 に DSX-3 ページまたはダイレクト DS-3 インターフェイスが必要です。STS-1 に対応するようにテスト セットを設定してください。STS-1 を選択したら、STS-1 をテストする DS-1 を選択します。テスト セットの設定方法については、テスト セット ユーザ ガイドを参照してください。
ステップ 9 テスト セットにクリーンな信号が表示されていることを確認します。クリーンな信号が表示されない場合は、ステップ 2 ~ 8 を繰り返して、テスト セットとケーブルが正しく設定されていることを確認します。
ステップ 10 テスト セットからエラーを発生させます。送信元ノードと宛先ノードにエラーが表示されることを確認します。
ステップ 11 テストしたポートのパフォーマンス モニタリング(PM)カウントをクリアします。手順については、「A349 選択した PM カウントのクリア」を参照してください。
ステップ 12 「A230 回線のサービス状態の変更」を行って、回線と回線ポートをテスト開始時のサービス状態に戻します。
ステップ 13 次のように、SONET のトポロジーに合った保護切り替えテストを実行します。
•UPSR の場合は、「A94 UPSR の保護切り替えテスト」を実行します。
•BLSR の場合は、「A91 BLSR 切り替えテスト」を実行します。
ステップ 14 Bit Error Rate Test(BERT)を 12 時間行います。この時間について設置場所に固有の要件があれば、その要件に従ってテストを行います。テスト セットを BERT 用に設定する方法については、テスト セットのユーザ ガイドを参照してください。
ステップ 15 BERT が終了したら、結果を印刷するか、ディスクに保存して、あとで参照できるようにします。テスト結果の印刷または保存については、テスト セットのユーザ ガイドを参照してください。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP-A257 自動ルーティングによる光回線の作成
目的 |
この手順では、ルーティングを自動的に行って、双方向または単方向の光回線を作成します。STS-1 および連結された STS-3c、STS-6c、STS-9c、STS-12c、STS-18c、STS-24c、STS-36c、STS-48c、STS-192c の速度などが含まれます。 |
工具/機器 |
OC-N カードまたは G シリーズ イーサネット カード。G シリーズ回線の場合は、G シリーズ カードまたは ML シリーズ カードが回線の反対側に取り付けられている必要があります。 |
事前準備手順 |
「A127 ネットワークの起動の確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 回線を作成するノードで「A60 CTC へのログイン」を行います。すでにログインしている場合は、ステップ 2 へ進みます。
ステップ 2 回線を作成する前にトンネルの送信元ポートと宛先ポートに名前を割り当てる場合は、「A314 ポートへの名前の割り当て」を行います。それ以外の場合は、ステップ 3 へ進みます。
ステップ 3 必要に応じて次の手順を実行します(イーサネット ポートまたは Packet-Over-SONET[POS]ポートのプロビジョニングは、STS 回線を作成する前にまたはあとに実行できます)。
•イーサネット ポートを CE-100T-8 回路用にプロビジョニングするには、「A513 CE-100T-8 イーサネット ポートのプロビジョニング」を実行します。
•POS ポートを CE-100T-8 回路用にプロビジョニングするには、「A514 CE-100T-8 POS ポートのプロビジョニング」を実行します。
•G シリーズ回線の G シリーズ イーサネット ポートをイネーブルにするには、「A222 G シリーズ イーサネット ポートのプロビジョニング」を行います。
•G シリーズ回線のフロー制御のデフォルト設定を変更する場合は、「A421 G シリーズ フロー制御水準点のプロビジョニング」を行います。
ステップ 4 View メニューから、 Go to Network View を選択します。
ステップ 5 Circuits タブをクリックして、 Create をクリックします。
ステップ 6 Circuit Creation ダイアログボックスで、次のフィールドを設定します。
•Circuit Type ― STS を選択します。
•Number of Circuits ― 作成する光回線数を入力します。デフォルトは 1 です。同じ始点と終点で複数の回線を作成する場合は、オートレンジングの機能を使用して、回線を自動的に作成します。
•Auto-ranged ― このチェックボックスは、Number of Circuits フィールドに 1 より大きい値を入力すると、自動的にオンになります。同じ送信元と宛先で複数の光回線を作成する場合に CTC を使用して回線を自動的に作成するときは、このチェックボックスをオンのままにします。CTC に回線を自動的に作成させない場合は、このチェックボックスをオフにします。
ステップ 7 Next をクリックします。
ステップ 8 回線のアトリビュートを定義します(光回線のアトリビュート設定)。
•Name ― 回線に名前を付けます。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。モニタ回線を作成できるようにしておく場合は、回線の名前を 44 文字以下にする必要があります。このフィールドをブランクのままにしておくと、CTC によってデフォルトの名前が回線に割り当てられます。
•Size ― 光回線のサイズを選択します。STS-1、STS-3c、STS-6c、STS-9c、STS-12c、STS-18c、
STS-24c、STS-36c、STS-48c、または STS-192c から選択します。G シリーズ回線の有効な回線サイズは、STS-1、STS-3c、STS6c、STS-9c、STS-12c、STS-24c、および STS-48c です。
(注) プロビジョニングされた回線サイズの 1 つが STS-24c の場合、G シリーズ カードでの複数回線のプロビジョニングは制限されます。詳細については、『Cisco ONS 15454 Reference Manual』を参照してください。
•Bidirectional ― この回線に対応するボックスをオンのままにしておきます(デフォルト)。
•Create cross-connects only(TL1-like) ― 1 つまたは複数のクロスコネクトを TL1 作成済み回線への単一のパスに対して作成する必要がある場合は、このボックスをオンにします。このボックスがオンの場合は、VT トンネル、および、Ethergroup の送信元と宛先は使用できません。
•State ― 回線内のすべてのクロスコネクトに適用する管理状態を選択します。
–IS ― 回線のクロスコネクトを IS-NR サービス状態にします。
–OOS,DSBLD ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,DSBLD サービス状態にします。トラフィックは回線を通過できません。
–IS,AINS ― 回線のクロスコネクトを OOS-AU,AINS サービス状態にして、アラームおよび状態を抑制します。接続で有効な信号を受信すると、サービス状態は自動的に IS-NR になります。
–OOS,MT ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,MT サービス状態にします。メンテナンス状態になっても、トラフィックの流れが中断されることはありません。しかし、アラームおよび状態が抑制されるので、その回線に対してループバックを実行することができます。回線をテストしたり、回線のアラームを一時的に抑制したりする場合は、この OOS,MT を使用します。テストが完了したら、管理状態を IS、IS,AINS、または OOS,DSBLD に変更します。「A230 回線のサービス状態の変更」を参照してください。
回線の詳細なサービス状態については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
•Apply to drop ports ― 回線の送信元ポートと宛先ポートに State フィールドで選択した管理状態を適用する場合は、このチェックボックスをオンにします。CTC で管理状態がポートに適用されるのは、回線の帯域幅がポートの帯域幅と同じか、または、ポートの帯域幅が回線の帯域幅より大きくても、その回線がポートを使用する最初の回線である場合だけです。それ以外の場合は、管理状態をポートに適用できないことが Warning ダイアログボックスに表示されます。このチェックボックスをオフにすると、CTC では送信元ポートと宛先ポートの状態を変更しません。
(注) IS 管理状態になっているポートで信号が受信されていない場合は、LOS アラームが生成され、ポート サービス状態が OOS-AU,FLT に移行します。
•Protected Drops ― 保護されているドロップ、つまり 1:1、1:N、1+1、または最適化 1+1 で保護されている ONS 15454 カードだけに回線をルーティングする場合は、このチェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにすると、CTC からは、送信元と宛先の選択肢として、保護されているカードだけが表示されます。
図6-9 光回線のアトリビュート設定
ステップ 9 回線を UPSR にルーティングする場合は、「A218 UPSR セレクタのプロビジョニング」を行います。
ステップ 10 Next をクリックします。
ステップ 11 作成している光回線に対して、「A97 OC-N 回線の送信元と宛先のプロビジョニング」を行います。
ステップ 12 Circuit Routing Preferences 領域(図6-10)で、 Route Automatically をオンにします。使用できるオプションは 3 つあります。設定に応じて選択してください。
•Using Required Nodes/Spans ― CTC の作成する回線ルートに、ノードとスパンを指定して含める、または除外する場合は、このチェックボックスをオンにします。
回線に含めるように指定したノードとスパンは、確実にその回線の現用パスに含められます(保護パスには含められません)。トンネルから除外するように指定したノードとスパンは、確実にその回線の現用パスと保護パスから除外されます。
•Review Route Before Creation ― 回線を作成する前にその回線を確認して編集する場合は、このチェックボックスをオンにします。
•VT-DS3 Mapped Conversion ― DS3XM-12 カードのポートレス トランスマックス インターフェイスを使用して回線を作成する場合は、このチェックボックスをオンにします。
図6-10 光回線の回線ルーティングのプリファレンス設定
ステップ 13 回線パスを保護するように設定する場合は、次のいずれかを行います。
•保護されているパスに回線をルーティングする場合は、 Fully Protected Path をオンにしたままでステップ 14 へ進みます。CTC では、選択したパス ダイバーシティ オプションに基づいて、完全に保護された回線ルートを作成します。完全に保護されているパスには(プライマリ パスと代替パスを持つ)UPSR パス セグメントがある場合とない場合がありますが、パス ダイバーシティ オプションは、存在している UPSR パス セグメントだけに適用されます。
•保護されていない回線を作成する場合は、 Fully Protected Path をオフにしてステップ 16 へ進みます。
•BLSR の保護チャネルに回線をルーティングする場合は Fully Protected Path をオフにし、 Protection Channel Access をオンにしたあと、Warning ダイアログボックスで Yes をクリックしてステップ 16 へ進みます。
ステップ 14 ステップ 13 で Fully Protected Path を選択して回線を UPSR にルーティングするようにした場合は、次のいずれかを選択します。
•Nodal Diversity Required ― 完成した回線パスの UPSR リング部分にあるプライマリ パスと代替パスを、ノード ダイバースにします。
•Nodal Diversity Desired ― ノード ダイバーシティを優先するように指定します。ただし、ノード ダイバースにできない場合は、CTC によって、完成した回線パスの UPSR 部分にファイバ ダイバース パスが作成されます。
•Link Diversity Only ― 完成した回線パスの UPSR 部分にあるプライマリ パスと代替パスにはファイバ ダイバースだけが必要であることを指定します。パス全体がノード ダイバースになっていても、CTC ではそのことをチェックしません。
ステップ 15 ステップ 13 で Fully Protected Path を選択して回線を BLSR DRI または UPSR DRI へルーティングするようにした場合は、 Dual Ring Interconnect チェックボックスをオンにします。
ステップ 16 Next をクリックします。
ステップ 17 ステップ 12 で VT-DS3 Mapped Conversion を選択した場合は、次のサブステップを実行します。それ以外の場合は ステップ 18 へ進みます。
a. Next をクリックします。
b. Conversion Circuit Route Constraints 領域で次の項目を指定します。
• Node ― DS3XM-12 カードが取り付けられたノードを選択します。
• Slot ― DS3XM-12 カードが取り付けられたスロットを選択します。
• DS3 Mapped STS ― 必要に応じて、 Circuit Dest を選択して STS が回線の宛先であることを指定するか、または Circuit Source を選択して STS が回線の送信元であることを指定します。
c. Next をクリックします。
ステップ 18 ステップ 12 で Using Required Nodes/Spans チェックボックスをオンにした場合、または ステップ 15 で Dual Ring Interconnect チェックボックスをオンにした場合は、次のサブステップを実行します。BLSRの Dual Ring Interconnect チェックボックスをオンにした場合は、このステップを省略して、ステップ 19 へ進みます。これらのオプションを選択しなかった場合は、ステップ 20 へ進みます。
a. Circuit Constraints for Automatic Routing 領域で、回線マップ上のノードまたはスパンをクリックします。
b. ノードまたはスパンを回線に含める場合は、 Include をクリックします。回線からそのノードまたはスパンを除外する場合は、 Exclude をクリックします。含めるノードとスパンは、回線をルーティングする順序で選択します。回線の方向を変更する場合は、スパンを 2 回クリックします。
c. 回線に含めたり除外したりするノードまたはスパンごとに、ステップ b を繰り返します。
d. 回線のルートを確認します。回線のルーティング順序を変更する場合は、Required Nodes/Lines リストまたは Excluded Nodes Links リストでノードを選択し、 Up または Down ボタンをクリックして、回線のルーティング順序を変更します。ノードまたはスパンを削除する場合は、 Remove をクリックします。
ステップ 19 ステップ 15 で BLSR の Dual Ring Interconnect チェックボックスをオンにした場合は、次のサブステップを実行して、プライマリ ノードおよびセカンダリ ノードを割り当てます。
a. Circuit Constraints for Automatic Routing 領域で、 Add BLSR DRI をクリックします。
b. 確認ウィンドウで、 OK をクリックします。
c. BLSR DRI Options ダイアログボックスの Node Options 領域で、次のサブステップを実行します(図6-11)。
• Primary Node ― 従来型 BLSR DRI または統合 BLSR DRI について、リングを回線で相互接続するプライマリ ノードを選択します。
• Secondary Node ― 従来型 BLSR DRI または統合 BLSR DRI について、リングを回線で相互接続するセカンダリ ノードを選択します。プライマリ ノードのルートが障害になると、このルートが使用されます。
• Primary Node #2 ― リングの相互接続に 2 つのプライマリ ノードが必要な従来型 BLSR DRI について、2 番めのプライマリ ノードを選択します。
• Secondary Node #2 ― 2 つのセカンダリ ノードが必要な従来型 BLSR DRI について、2 番めのセカンダリ ノードを選択します。
d. Ring and Path Options 領域で、次の項目を指定します。
• The first ring is ― ドロップダウン リストから UPSR または BLSR を選択します。
• The second ring is ― ドロップダウン リストから UPSR または BLSR を選択します。
• Use ring interworking protection (RIP) on secondary path ― 保護チャネルでセカンダリ スパンのデータを伝送する場合は、このチェックボックスをオンにします。これらのスパンは、リング/スパンの切り替え中に先取りされます。
図6-11 BLSR DRI のプライマリ ノードとセカンダリ ノードの割り当ての選択
e. OK をクリックします。ノードの情報が Required Nodes/Lines リストに表示され、マップの図にプライマリ ノードとセカンダリ ノードが表示されます。
f. Circuit Constraints for Automatic Routing 領域で、回線マップ上のノードまたはスパンをクリックします。
g. Include をクリックしてそのノードまたはスパンを回線に含めるか、 Exclude をクリックして回線から除外します。含めるノードとスパンは、回線をルーティングする順序に合わせて選択します。回線の方向を変更する場合は、スパンを 2 回クリックします。UPSR から BLSR を結ぶ従来のハンドオフを作成する場合は、プライマリ ノードをセカンダリ ノードへ接続している非保護リンクを除外します。UPSR と BLSR を結ぶ統合ハンドオフを作成する場合は、UPSR セグメントにある不要な DRI を除外します。
h. 回線の制約を確認します。回線ルートの順序を変更する場合は、Required Nodes/Lines リストからノードを選択し、 Up ボタンまたは Down ボタンをクリックして、回線ルートの順序を変更します。ノードまたはスパンを削除する場合は、 Remove をクリックします。
ステップ 20 ステップ 12 で Review Route Before Creation を選択した場合は、次のサブステップを実行します。それ以外の場合は ステップ 21 へ進みます。
a. Next をクリックします。
b. 回線のルートを確認します。回線のスパンを追加または削除する場合は、回線のルートにあるノードを選択します。ブルーの矢印で回線のルートが示されます。グリーンの矢印は、追加できるスパンを表しています。スパンの矢じり部分をクリックしてから、 Include をクリックしてスパンを含めるか、 Remove をクリックしてスパンを削除します。
c. プロビジョニングした回線が予定のルートと構成を反映していない場合は Back をクリックし、回線の情報を確認して変更します。回線を別のパスにルーティングする必要がある場合は、「A295 手動ルーティングによる光回線の作成」 を参照して、回線ルートを自分で割り当てます。
ステップ 21 Finish をクリックします。Circuit Creationダイアログボックスの Number of Circuits フィールドで回線を複数入力した場合は、次のいずれかになります。
•Auto-ranged を選択した場合は、Number of Circuits フィールドに入力された数の回線が自動的に作成されます。送信元または宛先で連続ポートを使用できないなど、何らかの理由によってオートレンジで一部またはすべての回線を完成できない場合は、ダイアログボックスが表示されます。残りの回線に新しい送信元または宛先を設定し、 Finish をクリックしてオートレンジを続行します。回線が完成すると、Circuits ウィンドウが表示されます。
•Auto-ranged を選択しなかった場合は、Circuit Creation ダイアログボックスが表示されるので、残りの回線を作成します。追加する回線ごとにステップ 6 ~ 20 を繰り返します。回線が完成すると、Circuits ウィンドウが表示されます。
ステップ 22 Circuits ウィンドウで、回線リストに作成した回線が表示されていることを確認します。
ステップ 23 必要に応じて、次の手順を行います。テスト回線を作成した場合は、このステップを省略します。
a. 「A62 光回線のテスト」を実行します。
b. 「A149 G シリーズ回線のテスト」を実行します。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP-A295 手動ルーティングによる光回線の作成
目的 |
この手順では、ルーティングを手動で行って、双方向または単方向の光回線を作成します。STS-1 または連結された STS-3c、STS-6c、STS-9c、STS-12c、STS-24c、STS-48c、STS-192c の速度などが含まれます。 |
工具/機器 |
OC-N カードまたは G シリーズ イーサネット カード。G シリーズ回線の場合は、G シリーズ カードまたは ML シリーズ カードが回線の反対側に取り付けられている必要があります。 |
事前準備手順 |
「A127 ネットワークの起動の確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 回線を作成するノードで「A60 CTC へのログイン」を行います。すでにログインしている場合は、ステップ 2 へ進みます。
ステップ 2 回線を作成する前にトンネルの送信元ポートと宛先ポートに名前を割り当てる場合は、「A314 ポートへの名前の割り当て」を行います。それ以外の場合は、ステップ 3 へ進みます。
ステップ 3 必要に応じて次の手順を実行します(イーサネット ポートまたは POS ポートのプロビジョニングは、STS 回線を作成する前にまたはあとに実行できます)。
•イーサネット ポートを CE-100T-8 回路用にプロビジョニングするには、「A513 CE-100T-8 イーサネット ポートのプロビジョニング」を実行します。
•POS ポートを CE-100T-8 回路用にプロビジョニングするには、「A514 CE-100T-8 POS ポートのプロビジョニング」を実行します。
•G シリーズ回線の G シリーズ イーサネット ポートをイネーブルにするには、「A222 G シリーズ イーサネット ポートのプロビジョニング」を行います。
•G シリーズ回線のフロー制御のデフォルト設定を変更する場合は、「A421 G シリーズ フロー制御水準点のプロビジョニング」を行います。
ステップ 4 View メニューから、 Go to Network View を選択します。
ステップ 5 Circuits タブをクリックして、 Create をクリックします。
ステップ 6 Circuit Creation ダイアログボックスで、次のフィールドを設定します。
•Circuit Type ― STS を選択します。
•Number of Circuits ― 作成する光回線数を入力します。デフォルトは 1 です。
•Auto-ranged ― (自動ルーティング対象の回線にのみ適用)Number of Circuits フィールドに 1 より大きい値を入力した場合は、このチェックボックスをオフにします(このチェックボックスは、Number of Circuits フィールドに入力した回線の数が 1 の場合は使用できません)。
ステップ 7 Next をクリックします。
ステップ 8 回線のアトリビュートを定義します。
•Name ― 回線に名前を付けます。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。モニタ回線を作成できるようにしておく場合は、回線の名前を 44 文字以下にする必要があります。このフィールドをブランクのままにしておくと、CTC によってデフォルトの名前が回線に割り当てられます。
•Size ― 光回線のサイズを選択します。STS-1、STS-3c、STS-6c、STS-9c、STS-12c、STS-18c、
STS-24c、STS-36c、STS-48c、または STS-192c から選択します。G シリーズ回線の有効な回線サイズは、STS-1、STS-3c、STS6c、STS-9c、STS-12c、STS-24c、および STS-48c です。
(注) プロビジョニングされた回線サイズの 1 つが STS-24c の場合、G シリーズ カードでの複数回線のプロビジョニングは制限されます。詳細については、『Cisco ONS 15454 Reference Manual』を参照してください。
•Bidirectional ― この回線に対応するボックスをオンのままにしておきます(デフォルト)。
•Create cross-connects only(TL1-like) ― 1 つまたは複数のクロスコネクトを TL1 作成済み回線への単一のパスに対して作成する必要がある場合は、このボックスをオンにします。このボックスがオンの場合は、VT トンネル、および、Ethergroup の送信元と宛先は使用できません。
•State ― 回線内のすべてのクロスコネクトに適用する管理状態を選択します。
–IS ― 回線のクロスコネクトを IS-NR サービス状態にします。
–OOS,DSBLD ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,DSBLD サービス状態にします。トラフィックは回線を通過できません。
–IS,AINS ― 回線のクロスコネクトを OOS-AU,AINS サービス状態にして、アラームおよび状態を抑制します。接続で有効な信号を受信すると、サービス状態は自動的に IS-NR になります。
–OOS,MT ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,MT サービス状態にします。メンテナンス状態になっても、トラフィックの流れが中断されることはありません。しかし、アラームおよび状態が抑制されるので、その回線に対してループバックを実行することができます。回線をテストしたり、回線のアラームを一時的に抑制したりする場合は、この OOS,MT を使用します。テストが完了したら、管理状態を IS、IS,AINS、または OOS,DSBLD に変更します。「A230 回線のサービス状態の変更」を参照してください。
回線の詳細なサービス状態については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
•Apply to drop ports ― 回線の送信元ポートと宛先ポートに State フィールドで選択した管理状態を適用する場合は、このチェックボックスをオンにします。CTC で管理状態がポートに適用されるのは、回線の帯域幅がポートの帯域幅と同じか、または、ポートの帯域幅が回線の帯域幅より大きくても、その回線がポートを使用する最初の回線である場合だけです。それ以外の場合は、管理状態をポートに適用できないことが Warning ダイアログボックスに表示されます。このチェックボックスをオフにすると、CTC では送信元ポートと宛先ポートの状態を変更しません。
(注) IS 管理状態になっているポートで信号が受信されていない場合は、LOS アラームが生成され、ポート サービス状態が OOS-AU,FLT に移行します。
•Protected Drops ― 保護されているドロップ、つまり 1:1、1:N、1+1、または最適化 1+1 で保護されている ONS 15454 カードだけに回線をルーティングする場合は、このチェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにすると、CTC からは、送信元と宛先の選択肢として、保護されているカードだけが表示されます。
ステップ 9 回線を UPSR にルーティングする場合は、「A218 UPSR セレクタのプロビジョニング」を行います。
ステップ 10 Next をクリックします。
ステップ 11 作成している光回線に対して、「A97 OC-N 回線の送信元と宛先のプロビジョニング」を行います。
ステップ 12 Circuit Routing Preferences 領域(光回線の回線ルーティングのプリファレンス設定)で、 Route Automatically をオフにします。
ステップ 13 回線パスを保護するように設定する場合は、次のいずれかを行います。
•保護されているパスに回線をルーティングする場合は、 Fully Protected Path をオンにしたままでステップ 14 へ進みます。
•保護されていない回線を作成する場合は、 Fully Protected Path をオフにしてステップ 16 へ進みます。
•BLSR の保護チャネルに回線をルーティングする場合は Fully Protected Path をオフにし、
Protection Channel Access をオンにしたあと、Warning ダイアログボックスで Yes をクリックしてステップ 16 へ進みます。
注意 BLSR の保護チャネルにルーティングされた回線は保護されません。そのため、BLSR を切り替えている最中に先取りされてしまいます。
ステップ 14 ステップ 13 で Fully Protected Path を選択して回線を UPSR にルーティングするようにした場合は、次のいずれかを選択します。
•Nodal Diversity Required ― 完成した回線パスの UPSR リング部分にあるプライマリ パスと代替パスを、ノード ダイバースにします。
•Nodal Diversity Desired ― ノード ダイバーシティを優先するように指定します。ただし、ノード ダイバースにできない場合は、CTC によって、完成した回線パスの UPSR 部分にファイバ ダイバース パスが作成されます。
•Link Diversity Only ― 完成した回線パスの UPSR 部分にあるプライマリ パスと代替パスにはファイバ ダイバースだけが必要であることを指定します。パス全体がノード ダイバースになっていても、CTC ではそのことをチェックしません。
ステップ 15 ステップ 13 で Fully Protected Path を選択して回線を BLSR DRI または UPSR DRI へルーティングするようにした場合は、 Dual Ring Interconnect チェックボックスをオンにします。
ステップ 16 Next をクリックします。Route Review/Edit 領域にノード アイコンが表示されるので、回線を手動でルーティングします。BLSR の Dual Ring Interconnect チェックボックスをオンにした場合は、ステップ 17 へ進みます。それ以外の場合は、ステップ 18 へ進みます。
ステップ 17 ステップ 15 で BLSR DRI の Dual Ring Interconnect チェックボックスをオンにした場合は、次のサブステップを実行して、プライマリ ノードおよびセカンダリ ノードを割り当てます。
a. Route/Review Edit 領域で、 BLSR-DRI Nodes タブをクリックします。
b. Add BLSR DRI をクリックします。
c. BLSR DRI Options ダイアログボックスで、次の情報を入力します(図6-12)。
• Primary Node ― 従来型 BLSR DRI または統合 BLSR DRI について、リングを回線で相互接続するプライマリ ノードを選択します。
• Secondary Node ― 従来型 BLSR DRI または統合 BLSR DRI について、リングを回線で相互接続するセカンダリ ノードを選択します。プライマリ ノードのルートが障害になると、このルートが使用されます。
• Primary Node #2 ― リングの相互接続に 2 つのプライマリ ノードが必要な従来型 BLSR DRI について、2 番めのプライマリ ノードを選択します。
• Secondary Node #2 ― 2 つのセカンダリ ノードが必要な従来型 BLSR DRI について、2 番めのセカンダリ ノードを選択します。
d. OK をクリックします。
e. 回線の制約を確認します。回線ルートの順序を変更する場合は、Required Nodes/Lines リストからノードを選択し、 Up ボタンまたは Down ボタンをクリックして、回線ルートの順序を変更します。ノードまたはスパンを削除する場合は、 Remove をクリックします。
f. Included Spans タブをクリックして、ステップ 18 へ進みます。
図6-12 BLSR DRI のプライマリ ノードとセカンダリ ノードの割り当ての設定(手動ルーティング)
ステップ 18 「A369 OC-N 回線ルートのプロビジョニング」を行います。
ステップ 19 Finish をクリックします。指定したパス ダイバーシティ要件を当該パスが満たしていない場合は、CTC によってエラー メッセージが表示されるので、回線のパスを変更します。Circuit Creation ダイアログボックスの Number of Circuits フィールドに 1 より大きい数値を入力した場合は、回線作成後に Circuit Creation ダイアログボックスが表示されるので、残りの回線を作成します。追加する回線ごとにステップ 6 ~ 18 を繰り返します。
ステップ 20 すべての回線を作成すると、Circuits ウィンドウが表示されます。ウィンドウに作成した回線が表示されていることを確認します。
ステップ 21 必要に応じて、次の手順を行います。テスト回線を作成した場合は、このステップを省略します。
a. 「A62 光回線のテスト」を実行します。
b. 「A149 G シリーズ回線のテスト」を実行します。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP-A314 ドロップが複数ある単方向光回線の作成
目的 |
この手順では、トラフィックのドロップ(回線の宛先)が複数ある単方向光回線を作成します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「A127 ネットワークの起動の確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 回線を作成するノードで「A60 CTC へのログイン」を行います。すでにログインしている場合は、ステップ 2 へ進みます。
ステップ 2 回線を作成する前にトンネルの送信元ポートと宛先ポートに名前を割り当てる場合は、「A314 ポートへの名前の割り当て」を行います。それ以外の場合は、ステップ 3 へ進みます。
ステップ 3 View メニューから、 Go to Network View を選択します。
ステップ 4 Circuits タブをクリックして、 Create をクリックします。
ステップ 5 Circuit Creation ダイアログボックスで、次のフィールドを設定します。
•Circuit Type ― STS を選択します。
•Number of Circuits ― 変更しないで、デフォルト(1)のままにしておきます。
•Auto-ranged ― Number of Circuits フィールドの値が 1 の場合は使用できません。
ステップ 6 Next をクリックします。
ステップ 7 回線のアトリビュートを定義します(図6-13)。
•Name ― 回線に名前を付けます。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。モニタ回線を作成できるようにしておく場合は、回線の名前を 44 文字以下にする必要があります。このフィールドをブランクのままにしておくと、CTC によってデフォルトの名前が回線に割り当てられます。
•Size ― 回線サイズを選択します。STS-1、STS-3c、STS-6c、STS-9c、STS-12c、STS-18c、STS-24c、STS-36c、STS-48c、または STS-192c から選択します。
•Bidirectional ― この回線については、チェックボックスをオフにします。
•Create cross-connects only(TL1-like) ― 1 つまたは複数のクロスコネクトを TL1 作成済み回線への単一のパスに対して作成する必要がある場合は、このボックスをオンにします。このボックスがオンの場合は、VT トンネル、および、Ethergroup の送信元と宛先は使用できません。
•State ― 回線内のすべてのクロスコネクトに適用する管理状態を選択します。
–IS ― 回線のクロスコネクトを IS-NR サービス状態にします。
–OOS,DSBLD ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,DSBLD サービス状態にします。トラフィックは回線を通過できません。
–IS,AINS ― 回線のクロスコネクトを OOS-AU,AINS サービス状態にして、アラームおよび状態を抑制します。接続で有効な信号を受信すると、サービス状態は自動的に IS-NR になります。
–OOS,MT ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,MT サービス状態にします。メンテナンス状態になっても、トラフィックの流れが中断されることはありません。しかし、アラームおよび状態が抑制されるので、その回線に対してループバックを実行することができます。回線をテストしたり、回線のアラームを一時的に抑制したりする場合は、この OOS,MT を使用します。テストが完了したら、管理状態を IS、IS,AINS、または OOS,DSBLD に変更します。「A230 回線のサービス状態の変更」を参照してください。
回線の詳細なサービス状態については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
•Apply to drop ports ― 回線の送信元ポートと宛先ポートに State フィールドで選択した管理状態を適用する場合は、このチェックボックスをオンにします。CTC で管理状態がポートに適用されるのは、回線の帯域幅がポートの帯域幅と同じか、または、ポートの帯域幅が回線の帯域幅より大きくても、その回線がポートを使用する最初の回線である場合だけです。それ以外の場合は、管理状態をポートに適用できないことが Warning ダイアログボックスに表示されます。このチェックボックスをオフにすると、CTC では送信元ポートと宛先ポートの状態を変更しません。
(注) IS 管理状態になっているポートで信号が受信されていない場合は、LOS アラームが生成され、ポート サービス状態が OOS-AU,FLT に移行します。
•Protected Drops ― 保護されているドロップ、つまり 1:1、1:N、1+1、または最適化 1+1 で保護されている ONS 15454 カードだけに回線をルーティングする場合は、このチェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにすると、CTC からは、送信元と宛先の選択肢として、保護されているカードだけが表示されます。
図6-13 単方向光回線のアトリビュート設定
ステップ 8 回線を UPSR にルーティングする場合は、「A218 UPSR セレクタのプロビジョニング」を行います。
ステップ 9 Next をクリックします。
ステップ 10 作成している回線に対して、「A97 OC-N 回線の送信元と宛先のプロビジョニング」を行います。
ステップ 11 Route Automatically をオフにします。Route Automatically をオフにすると、Using Required
Nodes/Spans チェックボックスと Review Route Before Circuit Creation チェックボックスは使用できません。
ステップ 12 回線パスを保護するように設定する場合は、次のいずれかを行います。
•保護されているパスに回線をルーティングする場合は、 Fully Protected Path をオンにしたままでステップ 13 へ進みます。完全に保護されているパスには(プライマリ パスと代替パスを持つ)UPSR パス セグメントがある場合とない場合がありますが、パス ダイバーシティ オプションは、存在している UPSR パス セグメントだけに適用されます。
•保護されていない回線を作成する場合は、 Fully Protected Path をオフにしてステップ 15 へ進みます。
•BLSR の保護チャネルに回線をルーティングする場合は Fully Protected Path をオフにし、 Protection Channel Access をオンにしたあと、Warning ダイアログボックスで Yes をクリックしてステップ 15 へ進みます。
注意 BLSR の保護チャネルにルーティングされた回線は保護されません。そのため、BLSR を切り替えている最中に先取りされてしまいます。
ステップ 13 ステップ 12 で Fully Protected Path を選択して回線を UPSR にルーティングするようにした場合は、次のいずれかを選択します。
•Nodal Diversity Required ― 完成した回線パスの UPSR リング部分にあるプライマリ パスと代替パスを、ノード ダイバースにします。
•Nodal Diversity Desired ― ノード ダイバーシティを優先するように指定します。ただし、ノード ダイバースにできない場合は、CTC によって、完成した回線パスの UPSR 部分にファイバ ダイバース パスが作成されます。
•Link Diversity Only ― 完成した回線パスの UPSR 部分にあるプライマリ パスと代替パスにはファイバ ダイバースだけが必要であることを指定します。パス全体がノード ダイバースになっていても、CTC ではそのことをチェックしません。
(注) 手動でルートを設定する回線では、パス ダイバーシティの選択オプションを手動でプロビジョニングすると、CTC でそのパスがチェックされます。指定したパス ダイバーシティの要件をパスが満たしていないと、エラー メッセージが表示されます。
ステップ 14 ステップ 12 で Fully Protected Path を選択して回線を BLSR DRI または UPSR DRI へルーティングするようにした場合は、 Dual Ring Interconnect チェックボックスをオンにします。
ステップ 15 Next をクリックします。Route Review/Edit 領域にノード アイコンが表示されるので、回線を手動でルーティングします。
a. 回線マップでノードまたはスパンをクリックします。
b. ノードまたはスパンを回線に含める場合は、 Include をクリックします。回線からそのノードまたはスパンを除外する場合は、 Exclude をクリックします。含めるノードとスパンは、回線をルーティングする順序で選択します。回線の方向を変更する場合は、スパンを 2 回クリックします。
c. 回線に含めたり除外したりするノードまたはスパンごとに、ステップ a と b を繰り返します。
d. 回線の制約を確認します。回線のルーティング順序を変更する場合は、Required Nodes/Lines リストまたは Excluded Nodes Links リストでノードを選択し、 Up または Down ボタンをクリックして、回線のルーティング順序を変更します。ノードまたはスパンを削除する場合は、 Remove をクリックします。
e. BLSR の Dual Ring Interconnect チェックボックスをオンにした場合は、ステップ 16 へ進みます。Dual Ring Interconnect チェックボックスをオンにしなかった場合は、ステップ 17 へ進みます。
ステップ 16 ステップ 14 で BLSR DRI の Dual Ring Interconnect チェックボックスをオンにした場合は、次のサブステップを実行して、プライマリ ノードおよびセカンダリ ノードを割り当てます。それ以外の場合は、ステップ 17 へ進みます。
a. Route/Review Edit 領域で、 BLSR-DRI Nodes タブをクリックします。
b. Add BLSR DRI をクリックします。
c. BLSR DRI Options ダイアログボックスの Node Options 領域で、次のサブステップを実行します(BLSR DRI のプライマリ ノードとセカンダリ ノードの割り当ての選択)。
• Primary Node ― 従来型 BLSR DRI または統合 BLSR DRI について、リングを回線で相互接続するプライマリ ノードを選択します。
• Secondary Node ― 従来型 BLSR DRI または統合 BLSR DRI について、リングを回線で相互接続するセカンダリ ノードを選択します。プライマリ ノードのルートが障害になると、このルートが使用されます。
• Primary Node #2 ― リングの相互接続に 2 つのプライマリ ノードが必要な従来型 BLSR DRI について、2 番めのプライマリ ノードを選択します。
• Secondary Node #2 ― 2 つのセカンダリ ノードが必要な従来型 BLSR DRI について、2 番めのセカンダリ ノードを選択します。
d. Ring and Path Options 領域で、次の項目を指定します。
• The first ring is ― ドロップダウン リストから UPSR または BLSR を選択します。
• The second ring is ― ドロップダウン リストから UPSR または BLSR を選択します。
• Use ring interworking protection (RIP) on secondary path ― 保護チャネルでセカンダリ スパンのデータを伝送する場合は、このチェックボックスをオンにします。これらのスパンは、リング/スパンの切り替え中に先取りされます。
e. OK をクリックします。
f. 回線の制約を確認します。回線ルートの順序を変更する場合は、Required Nodes/Lines リストからノードを選択し、 Up ボタンまたは Down ボタンをクリックして、回線ルートの順序を変更します。ノードまたはスパンを削除する場合は、 Remove をクリックします。
g. Included Spans タブをクリックして、ステップ 18 へ進みます。
ステップ 17 「A369 OC-N 回線ルートのプロビジョニング」を行います。
ステップ 18 Finish をクリックします。回線が完成すると、Circuits ウィンドウが表示されます。
ステップ 19 Circuits ウィンドウで、複数のドロップにルーティングする回線をクリックします。Delete ボタン、Edit ボタン、Search ボタンが有効になります。
ステップ 20 Edit をクリックします。選択した Edit Circuit ウィンドウの General タブが表示されます。DCC ネットワークのすべてのノードがネットワーク マップに表示されます。回線の送信元と宛先の情報が送信元ノードと宛先ノードの下に表示されます。回線の詳細を表示する場合は、 Show Detailed Map をクリックします。アイコンの位置を変更する場合は、 Ctrl キーを押したままでノード アイコンを新しい位置にドラッグ アンド ドロップします。
ステップ 21 Edit Circuit ダイアログボックスで、 Drops タブをクリックします。既存のドロップがリストで表示されます。
ステップ 22 Create をクリックします。
ステップ 23 Define New Drop ダイアログボックスで、新しいドロップを定義します。
a. Node ― 回線のドロップ対象ノードを選択します。
b. Slot ― ターゲット カードおよびスロットを選択します。
c. Port、VC4 ― Port および STS の各ドロップダウン リストからポートおよび STS(またはどちらか一方)を選択します。これらのメニューでどのような選択を行うかは、ステップ b で選択したカードによって異なります。表6-2 のオプション リストを参照してください。
d. 新しいドロップのルーティング設定は、元の回線の設定と同じです。ただし、次のオプションが使用できる場合は、設定を変更できます。
• 保護されている UPSR パスに元の回線がルーティングされていた場合は、ノード ダイバーシティのオプション(Nodal Diversity Required、Nodal Diversity Desired、または Link Diversity Only)を変更できます。ステップ 13 のオプション説明を参照してください。
• 保護されていないパスに元の回線がルーティングされていた場合は、PCA オプションを使用できます。ステップ 12 の PCA オプションの説明を参照してください。
e. 回線状態を変更する場合は、Target Circuit Admin State ドロップダウン リストから回線状態を選択します。選択された状態は、回線全体に適用されます。
f. Target Circuit Admin State で選択した状態を回線の送信元ポートと宛先ドロップに適用する場合は、 Apply to drop ports をオンにします。ドロップ ポートにサービス状態を適用するための要件については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』を参照してください。
g. Finish をクリックします。新しいドロップが Drops リストに表示されます。
ステップ 24 ドロップを作成して回線に追加する場合は、ステップ 21 ~ 23 を繰り返します。
ステップ 25 Close をクリックします。Circuits ウィンドウが表示されます。
ステップ 26 編集した回線の Destination カラムに新しいドロップが表示されていることを確認します。表示されていない場合は、オプションがすべて正しく設定されていることを確認して、ステップ 22 ~ 25 を繰り返します。
ステップ 27 「A62 光回線のテスト」を実行します。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP-A62 光回線のテスト
ステップ 1 回線を作成するノードで「A60 CTC へのログイン」を行います。
ステップ 2 View メニューから、 Go to Network View を選択します。
ステップ 3 Circuits タブをクリックします。
ステップ 4 「A230 回線のサービス状態の変更」を行い、回線および回線ポートを OOS-MA,MT 状態に設定します。
ステップ 5 宛先ノードにパッチ ケーブルを取り付けます。
a. 一方の端をテスト セットの Tx ポートに、またもう一方の端をテスト セットの Rx ポートにそれぞれ接続して、パッチ ケーブルをテストします。テスト セットが正常に動作しない場合は、ケーブルに損傷がないことと、テスト セットが正しく設定されていることを確認します。
b. テストするポートにループバック ケーブルを接続します。テストする ポートの Rx コネクタに Tx コネクタを接続します。
ステップ 6 送信元ノードにパッチ ケーブルを取り付けます。
a. 一方の端をテスト セットの Tx ポートに、またもう一方の端をテスト セットの Rx ポートにそれぞれ接続して、ループバック ケーブルをテストします。テスト セットが正常に動作しない場合は、ケーブルに損傷がないことと、テスト セットが正しく設定されていることを確認します。
b. テストする送信元ノードのポートにループバック ケーブルを接続します。テスト セットを回線の送信元ポートに接続します。テスト セットの Tx ポートを 回線の Rx ポートに接続し、テスト セットの Rx ポートを 回線の Tx ポートに接続します。
ステップ 7 送信元の ONS 15454 カードに合わせてテスト セットを設定します。
•OC-3 カード ― OC-3c または多重 OC-3 をテストします。OC-3c をテストする場合は、OC-3c に合わせてテスト セットを設定します。多重 OC-3 をテストする場合は、多重 OC-3 に合わせてテスト セットを設定し、テストする DS-3 または DS-1 を選択します。テスト セットの設定については、テスト セットのユーザ ガイドを参照してください。
•OC-12 カード ― OC-12c または多重 OC-12 をテストします。OC-12c をテストする場合は、OC-12c に合わせてテスト セットを設定します。多重 OC-12 をテストする場合は、多重 OC-12 に合わせてテスト セットを設定し、テストする DS-3 または DS-1 を選択します。テスト セットの設定については、テスト セットのユーザ ガイドを参照してください。
•OC-48 カード ― OC-48c または多重 OC-48 をテストします。OC-48c をテストする場合は、OC-48c に合わせてテスト セットを設定します。多重 OC-48 をテストする場合は、多重 OC-48 に合わせてテスト セットを設定し、テストする DS-3 または DS-1 を選択します。テスト セットの設定については、テスト セットのユーザ ガイドを参照してください。
•OC-192 カード ― OC-192c または多重 OC-192 をテストします。OC-192c をテストする場合は、OC-192c に合わせてテスト セットを設定します。多重 OC-192 をテストする場合は、多重 OC-192 に合わせてテスト セットを設定し、テストする DS-3 または DS-1 を選択します。テスト セットの設定については、テスト セットのユーザ ガイドを参照してください。
ステップ 8 テスト セットにクリーンな信号が表示されていることを確認します。クリーンな信号が表示されていない場合は、ステップ 2 ~ 7 を繰り返して、テスト セットとケーブルが正しく設定されていることを確認します。
ステップ 9 テスト セットからエラーを発生させます。送信元ノードと宛先ノードにエラーが表示されることを確認します。
ステップ 10 テストしたポートの PM カウントをクリアします。手順については、「A349 選択した PM カウントのクリア」を参照してください。
ステップ 11 SONET トポロジーに合った保護切り替えテストを実行します。
•UPSR の場合は、「A94 UPSR の保護切り替えテスト」を参照してください。
•BLSR の場合は、「A91 BLSR 切り替えテスト」を参照してください。
ステップ 12 BERTを 12 時間行います。この時間について設置場所に固有の要件があれば、その要件に従ってテストを行います。テスト セットを BERT 用に設定する方法については、テスト セットのユーザ ガイドを参照してください。
ステップ 13 BERT が終了したら、結果を印刷するか、ディスクに保存して、あとで参照できるようにします。テスト結果の印刷または保存については、テスト セットのユーザ ガイドを参照してください。
ステップ 14 「A230 回線のサービス状態の変更」 を行い、回線と回線ポートのサービス状態を OOS-MA,MT から元のサービス状態へ戻します。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP-A139 BLSR または 1+1 ノードでの半回線の作成
目的 |
この手順では、BLSR または 1+1 のトポロジーにある同じノード内で、ドロップ カードから OC-N または G シリーズ トランク カードまでの DS-1、DS-3、または光回線を作成します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「A127 ネットワークの起動の確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 半回線を作成するネットワーク上のノードで 「A60 CTC へのログイン」を行います。すでにログインしている場合は、ステップ 2 へ進みます。
ステップ 2 回線を作成する前に回線の送信元ポートと宛先ポートに名前を割り当てる場合は、「A314 ポートへの名前の割り当て」を行います。それ以外の場合は、ステップ 3 へ進みます。
ステップ 3 View メニューから、 Go to Network View を選択します。
ステップ 4 Circuits タブをクリックして、 Create をクリックします。
ステップ 5 Circuit Creation ダイアログボックスで、次のフィールドを設定します。
•Circuit Type ― DS-1 回線の場合は、 VT を選択します。VT のクロスコネクトによって、ONS 15454 ネットワーク上に DS-1 回線のトラフィックが伝送されます。DS-3 回線または光回線の場合は、 STS を選択します。STS のクロスコネクトによって、ONS 15454 ネットワーク上に DS-3 回線のトラフィックが伝送されます。
•Number of Circuits ― 作成する回線数を入力します。デフォルトは 1 です。
•Auto-ranged ― オフにします。このチェックボックスは、Number of Circuits フィールドに 1 より大きい値を入力すると、自動的にオンになります。
ステップ 6 Next をクリックします。
ステップ 7 回線のアトリビュートを定義します。
•Name ― 回線に名前を付けます。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。モニタ回線を作成できるようにしておく場合は、回線の名前を 44 文字以下にする必要があります。このフィールドをブランクのままにしておくと、CTC によってデフォルトの名前が回線に割り当てられます。
•Size ― DS-3 回線または光回線の場合は、 STS-1 を選択します。DS-1 回線の場合は、VT1.5 がデフォルトです。変更はできません。
•Bidirectional ― この回線に対応するボックスをオンのままにしておきます(デフォルト)。
•Create cross-connects only(TL1-like) ― 1 つまたは複数のクロスコネクトを TL1 作成済み回線への単一のパスに対して作成する必要がある場合は、このボックスをオンにします。このボックスがオンの場合は、VT トンネル、および、Ethergroup の送信元と宛先は使用できません。
•State ― 回線内のすべてのクロスコネクトに適用する管理状態を選択します。
–IS ― 回線のクロスコネクトを IS-NR サービス状態にします。
–OOS,DSBLD ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,DSBLD サービス状態にします。トラフィックは回線を通過できません。
–IS,AINS ― 回線のクロスコネクトを OOS-AU,AINS サービス状態にして、アラームおよび状態を抑制します。接続で有効な信号を受信すると、サービス状態は自動的に IS-NR になります。
–OOS,MT ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,MT サービス状態にします。メンテナンス状態になっても、トラフィックの流れが中断されることはありません。しかし、アラームおよび状態が抑制されるので、その回線に対してループバックを実行することができます。回線をテストしたり、回線のアラームを一時的に抑制したりする場合は、この OOS,MT を使用します。テストが完了したら、管理状態を IS、IS,AINS、または OOS,DSBLD に変更します。「A230 回線のサービス状態の変更」を参照してください。
回線の詳細なサービス状態については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
•Apply to drop ports ― 回線の送信元ポートと宛先ポートに State フィールドで選択した管理状態を適用する場合は、このチェックボックスをオンにします。CTC で管理状態がポートに適用されるのは、回線の帯域幅がポートの帯域幅と同じか、または、ポートの帯域幅が回線の帯域幅より大きくても、その回線がポートを使用する最初の回線である場合だけです。それ以外の場合は、管理状態をポートに適用できないことが Warning ダイアログボックスに表示されます。このチェックボックスをオフにすると、CTC では送信元ポートと宛先ポートの状態を変更しません。
(注) IS 管理状態になっているポートで信号が受信されていない場合は、LOS アラームが生成され、ポート サービス状態が OOS-AU,FLT に移行します。
•Protected Drops ― このチェックボックスはオフにします。
ステップ 8 Next をクリックします。
ステップ 9 「A311 BLSR または 1+1 構成での半回線の送信元と宛先のプロビジョニング」を行います。
ステップ 10 Finish をクリックします。Circuit Creationダイアログボックスの Number of Circuits フィールドで回線を複数入力した場合は、次のいずれかになります。
•Auto-ranged を選択した場合は、Number of Circuits フィールドに入力された数の回線が自動的に作成されます。送信元または宛先で連続ポートを使用できないなど、何らかの理由によってオートレンジで一部またはすべての回線を完成できない場合は、ダイアログボックスが表示されます。残りの回線に新しい送信元または宛先を設定し、 Finish をクリックしてオートレンジを続行します。回線が完成すると、Circuits ウィンドウが表示されます。
•Auto-ranged を選択しなかった場合は、Circuit Creation ダイアログボックスが表示されるので、残りの回線を作成します。追加する回線ごとにステップ 5 ~ 9 を繰り返します。回線が完成すると、Circuits ウィンドウが表示されます。
ステップ 11 Circuits ウィンドウで、回線リストに新しい回線が表示されていることを確認します。
ステップ 12 必要に応じて、「A135 電気回線のテスト」または「A62 光回線のテスト」を行います。テスト回線を作成した場合は、このステップを省略します。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP-A140 UPSR ノードでの半回線の作成
目的 |
この手順では、同じ UPSR ノード内で、ドロップ カードから OC-N または G シリーズ ライン カードまでの DS-1、DS-3、または光回線を作成します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「A127 ネットワークの起動の確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 回線を作成するノードで「A60 CTC へのログイン」を行います。すでにログインしている場合は、ステップ 2 へ進みます。
ステップ 2 回線を作成する前に回線の送信元ポートと宛先ポートに名前を割り当てる場合は、「A314 ポートへの名前の割り当て」を行います。それ以外の場合は、ステップ 3 へ進みます。
ステップ 3 View メニューから、 Go to Network View を選択します。
ステップ 4 Circuits タブをクリックして、 Create をクリックします。
ステップ 5 Circuit Creation ダイアログボックスで、次のフィールドを設定します。
•Circuit Type ― DS-1 回線の場合は、 VT を選択します。VT のクロスコネクトによって、ONS 15454 ネットワーク上に DS-1 回線のトラフィックが伝送されます。DS-3 回線または光回線の場合は、 STS を選択します。STS のクロスコネクトによって、ONS 15454 ネットワーク上に DS-3 回線のトラフィックが伝送されます。
•Number of Circuits ― 作成する回線数を入力します。デフォルトは 1 です。
•Auto-ranged ― オフにします。このチェックボックスは、Number of Circuits フィールドに 1 より大きい値を入力すると、自動的にオンになります。
ステップ 6 Next をクリックします。
ステップ 7 回線のアトリビュートを定義します。
•Name ― 回線に名前を付けます。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。モニタ回線を作成できるようにしておく場合は、回線の名前を 44 文字以下にする必要があります。このフィールドをブランクのままにしておくと、CTC によってデフォルトの名前が回線に割り当てられます。
•Size ― DS-1 回線の場合は、VT1.5 がデフォルトです。変更はできません。DS-3 回線または光回線の場合は、 STS-1 を選択します。
•Bidirectional ― この回線に対応するボックスをオンのままにしておきます(デフォルト)。
•Create cross-connects only(TL1-like) ― 1 つまたは複数のクロスコネクトを TL1 作成済み回線への単一のパスに対して作成する必要がある場合は、このボックスをオンにします。このボックスがオンの場合は、VT トンネル、および、Ethergroup の送信元と宛先は使用できません。
•State ― 回線内のすべてのクロスコネクトに適用する管理状態を選択します。
–IS ― 回線のクロスコネクトを IS-NR サービス状態にします。
–OOS,DSBLD ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,DSBLD サービス状態にします。トラフィックは回線を通過できません。
–IS,AINS ― 回線のクロスコネクトを OOS-AU,AINS サービス状態にして、アラームおよび状態を抑制します。接続で有効な信号を受信すると、サービス状態は自動的に IS-NR になります。
–OOS,MT ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,MT サービス状態にします。メンテナンス状態になっても、トラフィックの流れが中断されることはありません。しかし、アラームおよび状態が抑制されるので、その回線に対してループバックを実行することができます。回線をテストしたり、回線のアラームを一時的に抑制したりする場合は、この OOS,MT を使用します。テストが完了したら、管理状態を IS、IS,AINS、または OOS,DSBLD に変更します。「A230 回線のサービス状態の変更」を参照してください。
回線の詳細なサービス状態については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
•Apply to drop ports ― 回線の送信元ポートと宛先ポートに State フィールドで選択した管理状態を適用する場合は、このチェックボックスをオンにします。CTC で管理状態がポートに適用されるのは、回線の帯域幅がポートの帯域幅と同じか、または、ポートの帯域幅が回線の帯域幅より大きくても、その回線がポートを使用する最初の回線である場合だけです。それ以外の場合は、管理状態をポートに適用できないことが Warning ダイアログボックスに表示されます。このチェックボックスをオフにすると、CTC では送信元ポートと宛先ポートの状態を変更しません。
(注) IS 管理状態になっているポートで信号が受信されていない場合は、LOS アラームが生成され、ポート サービス状態が OOS-AU,FLT に移行します。
•Protected Drops ― このチェックボックスはオフのままにします。
ステップ 8 UPSR パス セレクタを設定します。「A218 UPSR セレクタのプロビジョニング」を参照してください。
ステップ 9 Next をクリックします。
ステップ 10 「A312 UPSR での半回線の送信元と宛先のプロビジョニング」を行います。
ステップ 11 Finish をクリックします。Circuit Creationダイアログボックスの Number of Circuits フィールドで回線を複数入力した場合は、次のいずれかになります。
•Auto-ranged を選択した場合は、Number of Circuits フィールドに入力された数の回線が自動的に作成されます。送信元または宛先で連続ポートを使用できないなど、何らかの理由によってオートレンジで一部またはすべての回線を完成できない場合は、ダイアログボックスが表示されます。残りの回線に新しい送信元または宛先を設定し、Finish をクリックしてオートレンジを続行します。回線が完成すると、Circuits ウィンドウが表示されます。
•Auto-ranged を選択しなかった場合は、Circuit Creation ダイアログボックスが表示されるので、残りの回線を作成します。追加する回線ごとにステップ 5 ~ 10 を繰り返します。回線が完成すると、Circuits ウィンドウが表示されます。
ステップ 12 Circuits ウィンドウで、回線リストに新しい回線が表示されていることを確認します。
ステップ 13 必要に応じて、「A135 電気回線のテスト」または「A62 光回線のテスト」を行います。テスト回線を作成した場合は、このステップを省略します。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP-A191 E シリーズ EtherSwitch 回線の作成(マルチカードまたはシングルカード モード)
目的 |
この手順では、マルチカードまたはシングルカードの EtherSwitch 回線を作成します。この手順は、ポートマップ モードの E シリーズ カードには適用できません。ポートマップ モードの回線を作成する場合は、「A192 ポートマップ モードの E シリーズ カードを使用した回線の作成」を参照してください。 |
工具/機器 |
E シリーズ イーサネット カード(E100T-12/E100T-G、 E1000-2/E1000-2-G)がイーサネット回線の両端に取り付けられている必要があります。 |
事前準備手順 |
「A127 ネットワークの起動の確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 EtherSwitch 回線を作成するノードで「A60 CTC へのログイン」を行います。すでにログインしている場合は、ステップ 2 へ進みます。
ステップ 2 ネットワークですでに多数の VLAN(仮想LAN)が使用されている場合は、「A99 使用可能な VLAN の判別」を行って、VLAN の伝送容量が十分にあることを確認します(あとで回線を作成するときに VLAN を作成します)。
ステップ 3 使用できる VLAN の伝送容量が十分にない場合は、「A335 VLAN の削除」を行ってスペースを解放します。
ステップ 4 回線の送信元と宛先になるイーサネット カードが、作成する回線のモード(マルチカードまたはシングルカード)に合わせてプロビジョニングされていることを確認します。「A246 E シリーズ イーサネット カードのモードのプロビジョニング」を参照してください。
ステップ 5 イーサネット ポートをプロビジョニングしてイネーブルにします。「A220 E シリーズ イーサネット ポートのプロビジョニング」を参照してください。
ステップ 6 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 7 Circuits タブをクリックして、 Create をクリックします。
ステップ 8 Circuit Creation ダイアログボックスで、次のフィールドを設定します。
•Circuit Type ― STS を選択します。
•Number of Circuits ― 変更しないで、デフォルト(1)のままにしておきます。
•Auto-ranged ― 使用できません。
ステップ 9 Next をクリックします。
ステップ 10 回線のアトリビュートを定義します。
•Name ― 回線に名前を付けます。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。モニタ回線を作成できるようにしておく場合は、回線の名前を 44 文字以下にする必要があります。このフィールドをブランクのままにしておくと、CTC によってデフォルトの名前が回線に割り当てられます。
•Size ― 高次のサイズを選択します。イーサネット マルチカード回線で使用できる回線のサイズは、STS-1、STS-3c、および STS6c です。イーサネット シングルカード回線で使用できる回線のサイズは、STS-1、STS-3c、STS6c、および STS12c です。
•Bidirectional ― 変更しないで、デフォルト(オン)のままにしておきます。
•Create cross-connects only(TL1-like) ― このチェックボックスはオフにします。イーサネット回線には適用されません。
•State ― IS (イン サービス)を選択します。Ethergroup 回線はステートレスであり、常にイン サービスです。
•Apply to drop ports ― このチェックボックスはオフにします。状態は E シリーズ イーサネット カード ポートに適用できません。
•Protected Drops ― 変更しないで、デフォルト(オフ)のままにしておきます。
ステップ 11 回線を UPSR にルーティングする場合は、「A218 UPSR セレクタのプロビジョニング」を行います。
注意 レイヤ 1 の SONET 保護は、UPSR のマルチカード EtherSwitch 回線にまでは及びません。
注意 TCC2/TCC2P カードをリセットすると、シングルカード Etherswitch 回線とマルチカード Etherswitch 回線のサービスは 45 秒 ~ 2 分の間中断します。この間に、新しく有効となった TCC2/TCC2P カードでスパニング ツリー トポロジーが作成されます。
ステップ 12 Next をクリックします。
ステップ 13 次のサブステップを実行して、回線の送信元をプロビジョニングします。
a. Node ドロップダウン リストから、EtherSwitch 回線のエンド ノードを 1 つ選択します(どちらのエンド ノードを EtherSwitch 回線の送信元にしてもかまいません)。
b. Slot ドロップダウン リストから、次のいずれかを選択します。
• マルチカード EtherSwitch 回線を作成している場合は、 Ethergroup を選択します。
• シングルカード EtherSwitch 回線を作成している場合は、シングルカード EtherSwitch をイネーブルにしたイーサネット カードを選択します。
ステップ 14 Next をクリックします。
ステップ 15 次のサブステップを実行して、回線の宛先をプロビジョニングします。
a. Node ドロップダウン リストから、EtherSwitch 回線のもう一方のエンド ノードを選択します。
b. Slot ドロップダウン リストから、次のいずれかを選択します。
• マルチカード EtherSwitch 回線を作成している場合は、 Ethergroup を選択します。
• シングルカード EtherSwitch 回線を作成している場合は、シングルカード EtherSwitch をイネーブルにしたイーサネット カードを選択します。
ステップ 16 Next をクリックします。
ステップ 17 Circuit VLAN Selection 領域で、 New VLAN をクリックします。目的の VLAN がすでに存在している場合は、ステップ 20 へ進みます。
ヒント Tools > Manage VLANs を選択して、ネットワーク ビューに VLAN を追加することもできます。All VLANs ダイアログボックスで、Create ボタンをクリックして Define New VLAN ダイアログボックスを開きます。
ステップ 18 Define New VLAN ダイアログボックスで、次のように設定します。
•VLAN Name ― VLAN に、簡単に識別できる名前を割り当てます。
•VLAN ID ― VLAN の ID を割り当てます。VLAN に割り当てる ID は、2 ~ 4093 の範囲で既存の VLAN にはまだ割り当てられていない、次の使用可能な数値でなければなりません。1 つの ONS 15454 ネットワークでユーザがプロビジョニングできる VLAN の最大数は 509 です。
•Topology Host ― ドロップダウン リストからトポロジー ホスト の ID を選択します。
ステップ 19 OK をクリックします。
ステップ 20 Circuit VLAN Selection 領域で VLAN の名前を強調表示し、矢印ボタン( >> )をクリックして、使用可能な VLAN を Circuit VLANs カラムに移動します。
ステップ 21 シングルカード EtherSwitch 回線を作成しているときにこの回線でスパニングツリーの保護をディセーブルにする場合は、Disabling Spanning Tree ダイアログボックスで Enable Spanning Tree チェックボックスをオフにして、OK をクリックします。Enable Spanning Tree チェックボックスは、次のシングルカード ポイントツーポイント イーサネット回線を作成する際にも、ここで設定したオンまたはオフの状態が保たれています。
注意 スパニングツリーの保護をディセーブルにすると、イーサネット ネットワーク上で論理ループの発生する確率が高くなります。
注意 回線単位でスパニングツリーをオフにすると、ONS 15454 でイーサネット回線が保護されなくなるため、その回線はイーサネット ネットワークの別のメカニズムによって保護する必要があります。
注意 スパニングツリーの保護がイネーブルになっている回線が複数ある場合は、それらの回線が同じ E シリーズ カードを通って同じ VLAN を使用していると、ブロッキングが発生します。
(注) 回線が VLAN 割り当ての一定の条件を満たしていない場合は、スパニングツリーの規則によって、新しい回線を作成したり既存の回線を修正したりすることができません。新しい回線の VLAN セットが既存の回線と重複している場合は、同じスパニングツリーがすべての回線で使用されます。新しい回線の VLAN セットと、スパニングツリーの異なる既存回線の VLAN セットが重複している場合は、VLAN を割り当てることができません。そのため、VLAN の割り当てでは、 VLAN セットが大きくて重複の可能性が高い回線を先に追加することを推奨します。つまり、追加する回線のVLAN セットが重複していると、その回線は同じスパニングツリーにマッピングされます。スパニングツリーにマッピングされた回線とそれらの VLAN 割り当てを表示する方法については、「A430 スパニングツリー情報の表示」を参照してください。
(注) 回線単位でスパニングツリーの保護をディセーブルまたはイネーブルにできるのは、シングルカードのポイントツーポイント イーサネット回線だけです。他の E シリーズ イーサネットでは、ポート単位でしかディセーブルまたはイネーブルにできません。
ステップ 22 Next をクリックします。
ステップ 23 Circuit Attributes 領域で、次の情報が正しいことを確認します。
•回線の名前
•回線のタイプ
•回線のサイズ
•ONS ノード
ステップ 24 情報が正しくない場合は Back ボタンをクリックし、正しい情報を使用してステップ 8 ~ 23 を繰り返します。情報が正しい場合は、 Route Automatically をオンにします。
ステップ 25 Finish をクリックします。
ステップ 26 「A221 VLAN メンバーシップ用の E シリーズ イーサネット ポートのプロビジョニング」を実行します。
ステップ 27 「A146 E シリーズ回線のテスト」を実行します。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP-A192 ポートマップ モードの E シリーズ カードを使用した回線の作成
目的 |
この手順では、ポートマップ モードの E シリーズ カードを使用して、E シリーズ ポイントツーポイント SONET 回線を作成します。 |
工具/機器 |
E シリーズ イーサネット カードが回線の両端に取り付けられていて、ポートマップ モードに設定されている必要があります。 |
事前準備手順 |
「A127 ネットワークの起動の確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 回線を作成するノードで「A60 CTC へのログイン」を行います。すでにログインしている場合は、ステップ 4 へ進みます。
ステップ 2 回線のトラフィックを伝送するイーサネット カードをポートマップ モードにプロビジョニングします。「A246 E シリーズ イーサネット カードのモードのプロビジョニング」を参照してください。
ステップ 3 「A220 E シリーズ イーサネット ポートのプロビジョニング」を実行します。
ステップ 4 View メニューから、 Go to Network View を選択します。
ステップ 5 Circuits タブをクリックして、 Create をクリックします。
ステップ 6 Circuit Creation ダイアログボックスで、次のフィールドを設定します。
•Circuit Type ― STS を選択します。
•Number of Circuits ― 変更しないで、デフォルト(1)のままにしておきます。
•Auto-ranged ― 使用できません。
ステップ 7 Next をクリックします。
ステップ 8 回線のアトリビュートを定義します。
•Name ― 回線に名前を付けます。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。モニタ回線を作成できるようにしておく場合は、回線の名前を 44 文字以下にする必要があります。このフィールドをブランクのままにしておくと、CTC によってデフォルトの名前が回線に割り当てられます。
•Size ― 高次のサイズを選択します。E シリーズ回線で使用できる回線のサイズは、STS-1、STS-3c、STS6c、および STS12c です。
•Bidirectional ― 変更しないで、デフォルト(オン)のままにしておきます。
•Create cross-connects only(TL1-like) ― このチェックボックスはオフにします。
•State ― 回線内のすべてのクロスコネクトに適用する管理状態を選択します。
–IS ― 回線のクロスコネクトを IS-NR サービス状態にします。
–OOS,DSBLD ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,DSBLD サービス状態にします。トラフィックは回線を通過できません。
–IS,AINS ― 回線のクロスコネクトを OOS-AU,AINS サービス状態にして、アラームおよび状態を抑制します。接続で有効な信号を受信すると、サービス状態は自動的に IS-NR になります。
–OOS,MT ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,MT サービス状態にします。メンテナンス状態になっても、トラフィックの流れが中断されることはありません。しかし、アラームおよび状態が抑制されるので、その回線に対してループバックを実行することができます。回線をテストしたり、回線のアラームを一時的に抑制したりする場合は、この OOS,MT を使用します。テストが完了したら、管理状態を IS、IS,AINS、または OOS,DSBLD に変更します。「A230 回線のサービス状態の変更」を参照してください。
回線の詳細なサービス状態については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
•Apply to drop ports ― イーサネット回線の送信元ポートと宛先ポートに State フィールドで選択した状態(IS または OOS-MT の場合だけ)を適用する場合は、このチェックボックスをオンにします。E シリーズ イーサネット カード ポートには OOS-AINS を適用できません。CTC で回線の状態がポートに適用されるのは、回線の帯域幅がポートの帯域幅と同じか、または、ポートの帯域幅が回線の帯域幅より大きくても、その回線がドロップ ポートを使用する最初の回線である場合だけです。それ以外の場合は、回線の状態をポートに適用できないことが Warning ダイアログボックスに表示されます。このチェックボックスをオフにすると、CTC では送信元ポートと宛先ポートの状態を変更しません。ドロップ ポートにサービス状態を適用するための要件については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』を参照してください。
(注) IS 管理状態になっているポートで信号が受信されていない場合は、LOS アラームが生成され、ポート サービス状態が OOS-AU,FLT に移行します。
•Auto-ranged ― 使用できません。
•Protected Drops ― 変更しないで、デフォルト(オフ)のままにしておきます。
ステップ 9 回線を UPSR にルーティングする場合は、「A218 UPSR セレクタのプロビジョニング」を行います。
ステップ 10 Next をクリックします。
ステップ 11 次のサブステップを実行して、回線の送信元をプロビジョニングします。
a. Node ドロップダウン リストから、回線の送信元ノードを選択します。どちらのエンド ノードをポイントツーポイント回線の送信元にしてもかまいません。
b. Slot ドロップダウン リストから、ポイントツーポイント回線の一方の端に使用する E シリーズ カードが取り付けられているスロットを選択します。
c. Port ドロップダウン リストからポートを選択します。
ステップ 12 Next をクリックします。
ステップ 13 次のサブステップを実行して、回線の宛先をプロビジョニングします。
a. Node ドロップダウン リストから、回線の宛先ノードを選択します。
b. Slot ドロップダウン リストから、ポイントツーポイント回線のもう一方の端に使用する E シリーズ カードが取り付けられているスロットを選択します。
c. Port ドロップダウン リストからポートを選択します。
ステップ 14 Next をクリックします。
ステップ 15 Circuit Attributes 領域で、次の情報が正しいことを確認します。
•回線の名前
•回線のタイプ
•回線のサイズ
•ONS ノード
ステップ 16 情報が正しくない場合は Back ボタンをクリックし、正しい情報を使用してステップ 6 ~ 15 を繰り返します。情報が正しい場合は、 Route Automatically をオンにします。
ステップ 17 Finish をクリックします。
ステップ 18 「A146 E シリーズ回線のテスト」を実行します。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP-A142 E シリーズ共有パケット リング イーサネット回線の作成
目的 |
この手順では、共有パケット リング イーサネット回線を作成します。この手順は、ポートマップ モードの E シリーズ カードには適用できません。 |
工具/機器 |
E シリーズ イーサネット カード(E100T-12/E100T-G、 E1000-2/E1000-2-G)がイーサネット回線の両方のエンドポイント ノードに取り付けられている必要があります。 |
事前準備手順 |
「A127 ネットワークの起動の確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 回線を作成するノードで「A60 CTC へのログイン」を行います。すでにログインしている場合は、ステップ 2 へ進みます。
ステップ 2 ネットワークですでに多数の VLAN が使用されている場合は、「A99 使用可能な VLAN の判別」を行って、VLAN の伝送容量が十分にあることを確認します(あとで回線を作成するときに VLAN を作成します)。
ステップ 3 回線のトラフィックを伝送するイーサネット カードがマルチカード EtherSwitch グループ用にプロビジョニングされていることを確認します。「A246 E シリーズ イーサネット カードのモードのプロビジョニング」を参照してください。
ステップ 4 イーサネット ポートをプロビジョニングしてイネーブルにします。「A220 E シリーズ イーサネット ポートのプロビジョニング」を参照してください。
ステップ 5 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 6 Circuits タブをクリックして、 Create をクリックします。
ステップ 7 Circuit Creation ダイアログボックスで、次のフィールドを設定します。
•Circuit Type ― STS を選択します。
•Number of Circuits ― 変更しないで、デフォルト(1)のままにしておきます。
•Auto-ranged ― 使用できません。
ステップ 8 Next をクリックします。
ステップ 9 回線のアトリビュートを定義します。
•Name ― 回線に名前を付けます。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。モニタ回線を作成できるようにしておく場合は、回線の名前を 44 文字以下にする必要があります。このフィールドをブランクのままにしておくと、CTC によってデフォルトの名前が回線に割り当てられます。
•Size ― 高次のサイズを選択します。共有パケット リング回線の有効なサイズは STS-1、STS-3c、および STS6c です。
•Bidirectional ― 変更しないで、デフォルト(オン)のままにしておきます。
•Create cross-connects only(TL1-like) ― このチェックボックスはオフにします。イーサネット回線には適用されません。
•State ― 回線はイン サービス状態です(デフォルト)。
•Apply to drop ports ― このチェックボックスはオフにします。状態は E シリーズ ポートに適用できません。
•Protected Drops ― 変更しないで、デフォルト(オフ)のままにしておきます。
ステップ 10 回線を UPSR にルーティングする場合は、「A218 UPSR セレクタのプロビジョニング」を行います。
注意 レイヤ 1 の SONET 保護は、UPSR のマルチカード EtherSwitch 回線にまでは及びません。
ステップ 11 Next をクリックします。
ステップ 12 次のサブステップを実行して、回線の送信元をプロビジョニングします。
a. Node ドロップダウン リストから、共有パケット リング回線のエンドポイント ノードを 1 つ選択します(どちらのエンド ノードを共有パケット リング回線の送信元にしてもかまいません)。
b. Slot ドロップダウン リストから Ethergroup を選択します。
ステップ 13 Next をクリックします。
ステップ 14 次のサブステップを実行して、回線の宛先をプロビジョニングします。
a. Node ドロップダウン リストから、共有パケット リング回線のもう一方のエンドポイント ノードを選択します。
b. Slot ドロップダウン リストから Ethergroup を選択します。
ステップ 15 Next をクリックします。
ステップ 16 Available VLANs リストで VLAN を確認します。使用する VLAN が表示されている場合は、ステップ 17 へ進みます。新しい VLAN を作成する必要がある場合は、次のステップを実行します。
a. New VLAN ボタンをクリックします。
b. Define New VLAN ダイアログボックスで、次のように設定します。
• VLAN Name ― VLAN に、簡単に識別できる名前を割り当てます。
• VLAN ID ― VLAN の ID を割り当てます。VLAN に割り当てる ID は、2 ~ 4093 の範囲で既存の VLAN にはまだ割り当てられていない、次の使用可能な数値でなければなりません。1 つの ONS 15454 ネットワークでユーザがプロビジョニングできる VLAN の最大数は 509 です。
• Topology Host ― ドロップダウン リストからトポロジー ホスト の ID を選択します。
c. OK をクリックします。
ヒント Tools > Manage VLANs を選択して、ネットワーク ビューに VLAN を追加することもできます。All VLANs ダイアログボックスで、Create ボタンをクリックして Define New VLAN ダイアログボックスを開きます。
ステップ 17 Available VLANs カラムで使用する VLAN をクリックし、矢印ボタン( >> )をクリックしてその VLAN を Circuit VLANs カラムに移動します。
(注) Available VLANs にある VLAN を Circuit VLANs に移動すると、すべての VLAN トラフィックに、作成中の共有パケット リングが強制的に使用されます。
ステップ 18 Next をクリックします。
ステップ 19 Circuit Routing Preferences 領域で、 Route Automatically チェックボックスをオフにし、 Next をクリックします。
ステップ 20 Route Review and Edit 領域で、送信元ノードをクリックしたあと、送信元ノードから外側へ向かうスパン(グリーンの矢印)をクリックします。
スパンがホワイトになります。
ステップ 21 Add Span をクリックします。
スパンがブルーになります。CTC によって、 Included Spans リストにスパンが追加されます。
ステップ 22 ブルーのスパンの終端ノードをクリックします。
ステップ 23 ステップ 22 で選択したノードに参加しているグリーンのスパンをクリックします。
スパンがホワイトになります。
ステップ 24 Add Span をクリックします。
スパンがブルーになります。
ステップ 25 リング内のすべてのノードに対して、 ステップ 21 ~ 24 を繰り返し ます。
ステップ 26 Route Review and Edit 領域で、新しい回線が正しく設定されていることを確認します。回線情報が正しくない場合は Back ボタンをクリックし、正しい情報を使用してステップ 7 ~ 25 を繰り返します。
(注) 回線が正しくない場合は、Finish をクリックし、完成した回線を削除して、手順を最初から始めることもできます。
ステップ 27 Finish をクリックします。
ステップ 28 回線を伝送する各ノードに対して「A220 E シリーズ イーサネット ポートのプロビジョニング」を行います。
ステップ 29 回線を伝送する各ノードに対して「A221 VLAN メンバーシップ用の E シリーズ イーサネット ポートのプロビジョニング」を行います。
ステップ 30 「A146 E シリーズ回線のテスト」を実行します。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP-A143 E シリーズ カードのハブアンドスポーク イーサネット構成の作成
目的 |
この手順では、ハブアンドスポーク イーサネット構成を作成します。この構成では同じエンドポイントを複数の回線で共有します。この手順は、ポートマップ モードの E シリーズ カードには適用できません。 |
工具/機器 |
E シリーズ イーサネット カード(E100T-12/E100T-G、 E1000-2/E1000-2-G)がイーサネット回線のすべてのエンドポイント ノードに取り付けられている必要があります。 |
事前準備手順 |
「A127 ネットワークの起動の確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 ハブ ノード(共通エンドポイント)で「A60 CTC へのログイン」を行います。すでにログインしている場合は、ステップ 2 へ進みます。
ステップ 2 「A99 使用可能な VLAN の判別」を行って、使用できる VLAN の伝送容量が十分にあることを確認します(あとで回線を作成するときに VLAN を作成します)。
ステップ 3 ノード ビューを表示します。
ステップ 4 ハブアンドスポーク回線のトラフィックを伝送するイーサネット カードが、シングルカード EtherSwitch グループ用にプロビジョニングされていることを確認します。「A246 E シリーズ イーサネット カードのモードのプロビジョニング」を参照してください。
ステップ 5 イーサネット ポートをプロビジョニングしてイネーブルにします。「A220 E シリーズ イーサネット ポートのプロビジョニング」を参照してください。
ステップ 6 スポーク エンドポイント ノードにログインして、宛先イーサネット カードに対してステップ 3 ~ 5 を繰り返します(ハブ ノードがシングルカード EtherSwitch 用にプロビジョニングされていることは 1 度確認するだけで十分です)。
ステップ 7 Circuits タブをクリックして、 Create をクリックします。
ステップ 8 Circuit Creation ダイアログボックスで、次のフィールドを設定します。
•Circuit Type ― STS を選択します。
•Number of Circuits ― 変更しないで、デフォルト(1)のままにしておきます。
•Auto-ranged ― 使用できません。
ステップ 9 Next をクリックします。
ステップ 10 回線のアトリビュートを定義します。
•Name ― 回線に名前を付けます。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。モニタ回線を作成できるようにしておく場合は、回線の名前を 44 文字以下にする必要があります。このフィールドをブランクのままにしておくと、CTC によってデフォルトの名前が回線に割り当てられます。
•Size ― 高次のサイズを選択します。
•Bidirectional ― 変更しないで、デフォルト(オン)のままにしておきます。
•Create cross-connects only(TL1-like) ― このチェックボックスはオフにします。イーサネット回線には適用されません。
•State ― 回線はイン サービス状態です(デフォルト)。
•Apply to drop ports ― このチェックボックスはオフにします。状態は E シリーズ ポートに適用できません。
•Protected Drops ― 変更しないで、デフォルト(オフ)のままにしておきます。
ステップ 11 回線を UPSR にルーティングする場合は、「A218 UPSR セレクタのプロビジョニング」を行います。
ステップ 12 Next をクリックします。
ステップ 13 次のサブステップを実行して、回線の送信元をプロビジョニングします。
a. Node ドロップダウン リストから、ハブ ノードを選択します。
b. Slot ドロップダウン リストから、シングルカード EtherSwitch がイネーブルになっているイーサネット カードを選択します。
ステップ 14 Next をクリックします。
ステップ 15 次のサブステップを実行して、回線の宛先をプロビジョニングします。
a. Node ドロップダウン リストから EtherSwitch 回線のエンドポイント ノードを選択します。
b. Slot ドロップダウン リストから、シングルカード EtherSwitch がイネーブルになっているイーサネット カードを選択します。
ステップ 16 Next をクリックします。
ステップ 17 Available VLANs リストで VLAN を確認します。使用する VLAN が表示されている場合は、ステップ 19 へ進みます。新しい VLAN を作成する必要がある場合は、次のステップを実行します。
a. New VLAN ボタンをクリックします。
b. Define New VLAN ダイアログボックスで、次のように設定します。
• VLAN Name ― VLAN に、簡単に識別できる名前を割り当てます。
• VLAN ID ― VLAN の ID を割り当てます。VLAN に割り当てる ID は、2 ~ 4093 の範囲で既存の VLAN にはまだ割り当てられていない、次の使用可能な数値でなければなりません。1 つの ONS 15454 ネットワークでユーザがプロビジョニングできる VLAN の最大数は 509 です。
• Topology Host ― ドロップダウン リストからトポロジー ホスト の ID を選択します。
c. OK をクリックします。
ヒント Tools > Manage VLANs を選択して、ネットワーク ビューに VLAN を追加することもできます。All VLANs ダイアログボックスで、Create ボタンをクリックして Define New VLAN ダイアログボックスを開きます。
ステップ 18 Available VLANs カラムで使用する VLAN をクリックし、矢印ボタン( >> )をクリックしてその VLAN を Circuit VLANs カラムに移動します。
(注) Available VLANs にある VLAN を Circuit VLANs に移動すると、すべての VLAN トラフィックに、作成中の共有パケット リングが強制的に使用されます。
ステップ 19 Next をクリックします。
ステップ 20 Circuit Attributes 領域で、次の情報が正しいことを確認します。
•回線の名前
•回線のタイプ
•回線のサイズ
•VLAN の名前
•ONS ノード
ステップ 21 回線情報が正しくない場合は Back ボタンをクリックし、正しい情報を使用して ステップ 8 ~ 20 を繰り返します。情報が正しい場合は、 Route Automatically をオンにします。
ステップ 22 Finish をクリックします。
ステップ 23 回線を伝送する各ノードに対して「A220 E シリーズ イーサネット ポートのプロビジョニング」を行います。
ステップ 24 「A221 VLAN メンバーシップ用の E シリーズ イーサネット ポートのプロビジョニング」を実行します。
ステップ 25 回線を伝送する各ノードに対して「A146 E シリーズ回線のテスト」を行います。
ステップ 26 ステップ 2 ~ 25 を繰り返して残りの回線(スポーク)を作成します。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP- A144 手動による E シリーズ シングルカード EtherSwitch クロスコネクトの作成
目的 |
この手順では、E シリーズ イーサネット カードと、ONS 以外の機器に接続された OC-N カードとの間を接続するためのシングルカード EtherSwitch クロスコネクトを、手動で作成します。 |
工具/機器 |
E シリーズ イーサネット カード(E100T-12/E100T-G、 E1000-2/E1000-2-G)が回線の送信元ノードに取り付けられている必要があります。 |
事前準備手順 |
「A127 ネットワークの起動の確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) この手順で説明しているクロスコネクトは、同じノード内のイーサネット カードと、サードパーティ製機器に接続された OC-N カードとの間に作成する回線接続のことを指します。サードパーティ製の機器を通してイーサネット回線を送信元から宛先までルーティングできるように、送信元ノードと宛先ノードでクロスコネクトを作成します。
ステップ 1 回線を作成するノードで「A60 CTC へのログイン」を行います。すでにログインしている場合は、ステップ 2 へ進みます。
ステップ 2 回線を作成する前に回線の送信元ポートと宛先ポートに名前を割り当てる場合は、「A314 ポートへの名前の割り当て」を行います。それ以外の場合は、ステップ 3 へ進みます。
ステップ 3 ネットワークですでに多数の VLAN が使用されている場合は、「A99 使用可能な VLAN の判別」を行って、VLAN の伝送容量が十分にあることを確認します(あとで回線を作成するときに VLAN を作成します)。
ステップ 4 ノード ビューで、クロスコネクトの作成対象となるイーサネット カードをダブルクリックします。
ステップ 5 回線のトラフィックを伝送するイーサネット カードがシングルカード EtherSwitch 用にプロビジョニングされていることを確認します。「A246 E シリーズ イーサネット カードのモードのプロビジョニング」を参照してください。
ステップ 6 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 7 Circuits タブをクリックして、 Create をクリックします。
ステップ 8 Circuit Creation ダイアログボックスで、次のフィールドを設定します。
•Circuit Type ― STS を選択します。
•Number of Circuits ― 変更しないで、デフォルト(1)のままにしておきます。
ステップ 9 Next をクリックします。
ステップ 10 回線のアトリビュートを定義します。
•Name ― クロスコネクトに名前を付けます。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。モニタ回線を作成できるようにしておく場合は、回線の名前を 44 文字以下にする必要があります。このフィールドをブランクのままにしていると、CTC によってクロスコネクトにデフォルトの名前が割り当てられます。
•Size ― クロスコネクトのサイズを選択します。シングルカード EtherSwitch で使用できるサイズは、STS-1、STS-3c、STS6c、および STS12c です。
•Bidirectional ― 変更しないで、デフォルト(オン)のままにしておきます。
•Create cross-connects only(TL1-like) ― このチェックボックスはオフにします。
•State ― 回線はイン サービス状態です(デフォルト)。
•Apply to drop ports ― このチェックボックスはオフにします。
•Protected Drops ― 変更しないで、デフォルト(オフ)のままにしておきます。
ステップ 11 回線を UPSR にルーティングする場合は、「A218 UPSR セレクタのプロビジョニング」を行います。
ステップ 12 Next をクリックします。
ステップ 13 次のサブステップを実行して、回線の送信元をプロビジョニングします。
a. Node ドロップダウン リストから、クロスコネクトの送信元ノードを選択します。
b. Slot ドロップダウン リストから、ステップ 5 でシングルカード EtherSwitch をイネーブルにしたイーサネット カードを選択します。
ステップ 14 Next をクリックします。
ステップ 15 次のサブステップを実行して、回線の宛先をプロビジョニングします。
a. Node ドロップダウン リストから、ステップ 13 で選択したクロスコネクトの送信元ノードを選択します(イーサネット クロスコネクトの場合、送信元ノードと宛先ノードは同じです)。
b. Slot ドロップダウン リストから、ONS 以外の機器に接続されている OC-N カードを選択します。
c. OC-N カードに応じて、Port ドロップダウン リストと STS ドロップダウン リストからポートまたは STS を選択します。
ステップ 16 Next をクリックします。
ステップ 17 Available VLANs リストで VLAN を確認します。使用する VLAN が表示されている場合は、ステップ 18 へ進みます。新しい VLAN を作成する必要がある場合は、次のステップを実行します。
a. New VLAN ボタンをクリックします。
b. Define New VLAN ダイアログボックスで、次のように設定します。
• VLAN Name ― VLAN に、簡単に識別できる名前を割り当てます。
• VLAN ID ― VLAN の ID を割り当てます。VLAN に割り当てる ID は、2 ~ 4093 の範囲で既存の VLAN にはまだ割り当てられていない、次の使用可能な数値でなければなりません。1 つの ONS 15454 ネットワークでユーザがプロビジョニングできる VLAN の最大数は 509 です。
• Topology Host ― ドロップダウン リストからトポロジー ホスト の ID を選択します。
c. OK をクリックします。
ヒント Tools > Manage VLANs を選択して、ネットワーク ビューに VLAN を追加することもできます。All VLANs ダイアログボックスで、Create ボタンをクリックして Define New VLAN ダイアログボックスを開きます。
ステップ 18 Available VLANs カラムで使用する VLAN をクリックし、矢印( >> )ボタンをクリックしてその VLAN を Circuit VLANs カラムに移動します。
ステップ 19 Next をクリックします。
ステップ 20 Circuit Attributes 領域で、手動で作成するシングルカード EtherSwitch クロスコネクトについて、次の情報が正しいことを確認します(この作業の「回線」は、イーサネット クロスコネクトのことを指しています)。
•回線の名前
•回線のタイプ
•回線のサイズ
•VLAN の名前
•ONS ノード
ステップ 21 情報が正しくない場合は Back ボタンをクリックし、正しい情報を使用してステップ 8 ~ 20 を繰り返します。情報が正しい場合は、 Route Automatically をオンにします。
ステップ 22 Finish をクリックします。
ステップ 23 回線を伝送する各ノードに対して「A220 E シリーズ イーサネット ポートのプロビジョニング」を行います。
ステップ 24 回線を伝送する各ノードに対して「A221 VLAN メンバーシップ用の E シリーズ イーサネット ポートのプロビジョニング」を行います。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP- A145 手動による E シリーズ マルチカード EtherSwitch クロスコネクトの作成
目的 |
この手順では、E シリーズ イーサネット カードと、ONS 以外の機器に接続された OC-N カードとの間を接続するためのマルチカード EtherSwitch クロスコネクトを、手動で作成します。 |
工具/機器 |
E シリーズ イーサネット カード(E100T-12/E100T-G、 E1000-2/E1000-2-G)が回線の送信元ノードに取り付けられている必要があります。 |
事前準備手順 |
「A127 ネットワークの起動の確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) この手順で説明しているクロスコネクトは、同じノード内のイーサネット カードと、サードパーティ製機器に接続された OC-N カードとの間に作成する回線接続のことを指します。サードパーティ製の機器を通してイーサネット回線を送信元から宛先までルーティングできるように、送信元ノードと宛先ノードでクロスコネクトを作成します。
ステップ 1 回線を作成するノードで「A60 CTC へのログイン」を行います。すでにログインしている場合は、ステップ 2 へ進みます。
ステップ 2 「A99 使用可能な VLAN の判別」を行って、使用できる VLAN の伝送容量が十分にあることを確認します(あとで回線を作成するときに VLAN を作成します)。
ステップ 3 回線のトラフィックを伝送するイーサネット カードがマルチカード EtherSwitch グループ用にプロビジョニングされていることを確認します。「A246 E シリーズ イーサネット カードのモードのプロビジョニング」を参照してください。
ステップ 4 イーサネット ポートをプロビジョニングしてイネーブルにします。「A220 E シリーズ イーサネット ポートのプロビジョニング」を参照してください。
ステップ 5 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 6 Circuits タブをクリックして、 Create をクリックします。
ステップ 7 Circuit Creation ダイアログボックスで、次のフィールドを設定します。
•Circuit Type ― STS を選択します。
•Number of Circuits ― 変更しないで、デフォルト(1)のままにしておきます。
•Auto-ranged ― 使用できません。
ステップ 8 Next をクリックします。
ステップ 9 回線のアトリビュートを定義します。
•Name ― 送信元クロスコネクトに名前を付けます。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。モニタ回線を作成できるようにしておく場合は、回線の名前を 44 文字以下にする必要があります。このフィールドをブランクのままにしておくと、CTC によって送信元クロスコネクトにデフォルトの名前が割り当てられます。
•Size ― クロスコネクトによって伝送される回線のサイズを選択します。マルチカード EtherSwitch 回線で使用できるサイズは、STS-1、STS-3c、および STS6c です。
•Bidirectional ― このチェックボックスをオンのままにしておきます(デフォルト)。
•Create cross-connects only(TL1-like) ― このチェックボックスはオフにします。
•State ― 回線はイン サービス状態です(デフォルト)。
•Apply to drop ports ― このチェックボックスはオフにします。
•Protected Drops ― 変更しないで、デフォルト(オフ)のままにしておきます。
ステップ 10 回線を UPSR にルーティングする場合は、「A218 UPSR セレクタのプロビジョニング」を行います。
ステップ 11 Next をクリックします。
ステップ 12 次のサブステップを実行して、回線の送信元をプロビジョニングします。
a. Node ドロップダウン リストから、クロスコネクトの送信元ノードを選択します。
b. Slot ドロップダウン リストから Ethergroup を選択します。
ステップ 13 Next をクリックします。
ステップ 14 Destination 領域の下にある Node ドロップダウン リストから、ステップ 12 で選択したクロスコネクトの送信元ノードを選択します(イーサネット クロスコネクトの場合、送信元ノードと宛先ノードは同じです)。
Slot フィールドは、自動的に Ethergroup 用にプロビジョニングされています。
ステップ 15 Next をクリックします。
ステップ 16 Available VLANs リストで VLAN を確認します。使用する VLAN が表示されている場合は、ステップ 18 へ進みます。新しい VLAN を作成する必要がある場合は、次のステップを実行します。
a. New VLAN ボタンをクリックします。
b. Define New VLAN ダイアログボックスで、次のように設定します。
• VLAN Name ― VLAN に、簡単に識別できる名前を割り当てます。
• VLAN ID ― VLAN の ID を割り当てます。VLAN に割り当てる ID は、2 ~ 4093 の範囲で既存の VLAN にはまだ割り当てられていない、次の使用可能な数値でなければなりません。1 つの ONS 15454 ネットワークでユーザがプロビジョニングできる VLAN の最大数は 509 です。
• Topology Host ― ドロップダウン リストからトポロジー ホスト の ID を選択します。
c. OK をクリックします。
ヒント Tools > Manage VLANs を選択して、ネットワーク ビューに VLAN を追加することもできます。All VLANs ダイアログボックスで、Create ボタンをクリックして Define New VLAN ダイアログボックスを開きます。
ステップ 17 Available VLANs カラムで使用する VLAN をクリックし、矢印ボタン( >> )をクリックしてその VLAN を Circuit VLANs カラムに移動します。
ステップ 18 Next をクリックします。
ステップ 19 Circuit Attributes 領域で、次の情報が正しいことを確認します。
•回線の名前
•回線のタイプ
•回線のサイズ
•VLAN
•ONS ノード
ステップ 20 情報が正しくない場合は Back ボタンをクリックし、正しい情報を使用してステップ 7 ~ 19 を繰り返します。情報が正しい場合は、 Route Automatically をオンにします。
ステップ 21 Finish をクリックします。
ステップ 22 「A220 E シリーズ イーサネット ポートのプロビジョニング」を実行します。
ステップ 23 「A221 VLAN メンバーシップ用の E シリーズ イーサネット ポートのプロビジョニング」を実行します。
ステップ 24 View メニューから Go to Home View を選択します。
ステップ 25 Circuits タブをクリックします。
ステップ 26 回線を選択して、 Edit をクリックします。
Edit Circuit ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 27 Edit Circuit ダイアログボックスで、 Drops タブをクリックします。既存のドロップがリストで表示されます。
ステップ 28 Create をクリックします。
ステップ 29 Define New Drop ダイアログボックスで、新しいドロップを定義します。
a. Node ― 回線のドロップ対象ノードを選択します。
b. Slot ― ONS 15454 を ONS 15454 以外の機器にリンクする OC-N カードを選択します。
c. Port、VC4 ― Port および STS の各ドロップダウン リストからポートおよび STS(またはどちらか一方)を選択します。
d. 新しいドロップのルーティング設定は、元の回線の設定と同じです。ただし、次のオプションが使用できる場合は、設定を変更できます。
• 保護されている UPSR パスに元の回線がルーティングされていた場合は、ノード ダイバーシティのオプション(Nodal Diversity Required、Nodal Diversity Desired、または Link Diversity Only)を変更できます。
• 保護されていないパスに元の回線がルーティングされていなかった場合は、PCA オプションを使用できます。
e. 回線状態を変更する場合は、Target Circuit Admin State ドロップダウン リストから回線状態を選択します。選択された状態は、回線全体に適用されます。
f. Target Circuit Admin State で選択した状態を回線の送信元ポートと宛先ドロップに適用する場合は、 Apply to drop ports をオンにします。ドロップ ポートにサービス状態を適用するための要件については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』を参照してください。
g. Finish をクリックします。新しいドロップが Drops リストに表示されます。
ステップ 30 Edit Circuit ダイアログボックスに表示される回線の情報を確認して、 Close をクリックします。
ステップ 31 手動で作成するイーサネット クロスコネクトのもう一方のエンドポイントで、ステップ 2 ~ 30 を繰り返します。
手動で作成した最初および 2 番めのイーサネット クロスコネクト エンドポイントは、OC-N STS クロスコネクト回路でブリッジングされます。
(注) 手動で作成したイーサネット クロスコネクトの 2 つのエンドポイントを接続するには、ONS 以外の機器に適切な STS 回線が存在している必要があります。
注意 手動で作成したイーサネット クロスコネクトで CARLOSS アラームが繰り返し表示されてクリアされる場合は、2 つのイーサネット回線の間でサイズが一致していない可能性があります。
たとえば、最初の ONS 15454 に STS-3c の回線サイズ、2 番めの ONS 15454 にSTS-12c の回線サイズが設定されています。アラームが発生する場合は、『
Cisco ONS 15454 Troubleshooting Guide』を参照してください。
ステップ 32 「A146 E シリーズ回線のテスト」を実行します。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP-A146 E シリーズ回線のテスト
ステップ 1 ONS 15454 の送信元イーサネット ノードで「A60 CTC へのログイン」を行います。
ステップ 2 シェルフ図で、回線の送信元になっているカードをダブルクリックします。
ステップ 3 Provisioning > Port タブをクリックします。
ステップ 4 次のように設定されていることを確認します。
•Mode ― Auto、10 Half、10 Full、100 Half、または 100 Full
•Enabled ― オン
•Priority ― 回線計画またはサイト計画に示されているプライオリティ レベル。ポートマップ モードの E シリーズ カードには、プライオリティが適用されません。
•Stp State ― (Spanning-Tree Protocol[STP; スパニングツリー プロトコル]が回線に対してイネーブルになっている場合)オン。ポートマップ モードの E シリーズ カードには、STP が適用されません。
ステップ 5 VLAN タブをクリックします。E シリーズ カードがポートマップ モードになっていない場合は、送信元ポートが宛先ポートと同じ VLAN 上にあることを確認します。
ステップ 6 宛先ノードについてステップ 1 ~ 5 を繰り返します。
ステップ 7 イーサネットのテスト セットを宛先ノードの宛先ポートに接続して、イーサネットのトラフィックが正しく送受信できるようにテスト セットを設定します。
(注) この時点では、まだイーサネットのトラフィックを送受信できません。
ステップ 8 イーサネットのテスト セットを送信元ノードの送信元ポートに接続し、イーサネットのトラフィックが正しく送受信できるようにテスト セットを設定します。
ステップ 9 両方のテスト セットの間で、イーサネット フレームを伝送します。これらのノード間でイーサネットのトラフィックを送受信できない場合は、ステップ 1 ~ 8 を繰り返して、イーサネット ポートとテスト セットが正しく設定されていることを確認します。
ステップ 10 SONET トポロジーに合った保護切り替えテストを実行します。
•UPSR の場合は、「A94 UPSR の保護切り替えテスト」を参照してください。
•BLSR の場合は、「A91 BLSR 切り替えテスト」を参照してください。
現地の状況に合わせてテスト セットを設定します。テスト セットの設定については、テスト セットのユーザ ガイドを参照してください。
ステップ 11 イーサネットのテストが完了したら、結果を印刷するか、ディスクに保存して、あとで参照できるようにします。テスト結果の印刷または保存については、テスト セットのユーザ ガイドを参照してください。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP- A148 手動によるポートマップ モードの G シリーズまたは E シリーズ カード用クロスコネクトの作成
目的 |
この手順では、ポートマップ モードの G シリーズ イーサネット カードまたは E シリーズ イーサネット カードと、ONS 以外の機器に接続された OC-N カードとの間に、手動でクロスコネクトを作成します。 |
工具/機器 |
G シリーズ カードまたは E シリーズ カードが回線の送信元ノードに取り付けられている必要があります。 |
事前準備手順 |
「A127 ネットワークの起動の確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
(注) この手順で説明しているクロスコネクトは、同じノード内のイーサネット カードと、サードパーティ製機器に接続された OC-N カードとの間に作成する回線接続のことを指します。サードパーティ製の機器を通してイーサネット回線を送信元から宛先までルーティングできるように、送信元ノードと宛先ノードでクロスコネクトを作成します。
ステップ 1 クロスコネクトを作成するノードで「A60 CTC へのログイン」を行います。すでにログインしている場合は、ステップ 2 へ進みます。
ステップ 2 E シリーズ カードをプロビジョニングする場合は、回線のトラフィックを伝送するイーサネット カードがポートマップ モード用にプロビジョニングされていることを確認します。「A246 E シリーズ イーサネット カードのモードのプロビジョニング」を参照してください。
ステップ 3 G シリーズ カードをプロビジョニングする場合は、「A222 G シリーズ イーサネット ポートのプロビジョニング」を行います。
ステップ 4 フロー制御のデフォルト設定を変更する場合は、「A421 G シリーズ フロー制御水準点のプロビジョニング」を行います。
ステップ 5 Circuits タブをクリックして、 Create をクリックします。
ステップ 6 Circuit Creation ダイアログボックスで、次のフィールドを設定します。
•Circuit Type ― STS を選択します。
•Number of Circuits ― 変更しないで、デフォルト(1)のままにしておきます。
•Auto-ranged ― 使用できません。
ステップ 7 Next をクリックします。
ステップ 8 回線のアトリビュートを定義します。
•Name ― 送信元クロスコネクトに名前を付けます。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。モニタ回線を作成できるようにしておく場合は、回線の名前を 44 文字以下にする必要があります。このフィールドをブランクのままにしておくと、CTC によって送信元クロスコネクトにデフォルトの名前が割り当てられます。
•Size ― クロスコネクトによって伝送される回線のサイズを選択します。G シリーズ回線の有効な回線サイズは、STS-1、STS-3c、STS-6c、STS-9c、STS-12c、STS-24c、および STS-48c です。ポートマップ モードの E シリーズ カードで使用できるサイズは、STS-1、STS-3c、STS-6c、および STS12c です。
•Bidirectional ― 変更しないで、デフォルト(オン)のままにしておきます。
•Create cross-connects only(TL1-like) ― このチェックボックスはオフにします。
•State ― 回線はイン サービス状態です(デフォルト)。
•Apply to drop ports ― このチェックボックスはオフにします。
•Protected Drops ― 変更しないで、デフォルト(オフ)のままにしておきます。
ステップ 9 回線を UPSR にルーティングする場合は、「A218 UPSR セレクタのプロビジョニング」を行います。
ステップ 10 Next をクリックします。
ステップ 11 次のサブステップを実行して、回線の送信元をプロビジョニングします。
a. Node ドロップダウン リストから、回線の送信元ノードを選択します。
b. Slot ドロップダウン リストから、クロスコネクトの送信元になるイーサネット カードを選択します。
c. Port ドロップダウン リストからクロスコネクトの送信元ポートを選択します。
ステップ 12 Next をクリックします。
ステップ 13 次のサブステップを実行して、回線の宛先をプロビジョニングします。
a. Node ドロップダウン リストから、ステップ 11 で選択したクロスコネクトの送信元ノードを選択します(イーサネット クロスコネクトの場合、送信元ノードと宛先ノードは同じです)。
b. Slot ドロップダウン リストから、ONS 以外の機器に接続している OC-N カードを選択します。
c. OC-N カードに応じて、Port ドロップダウン リストと STS ドロップダウン リストからポートまたは STS を選択します。
ステップ 14 Next をクリックします。
ステップ 15 Circuit Attributes 領域で、次の情報が正しいことを確認します。
•回線の名前
•回線のタイプ
•回線のサイズ
•ONS ノード
ステップ 16 情報が正しくない場合は Back ボタンをクリックし、正しい情報を使用してステップ 5 ~ 15 を繰り返します。情報が正しい場合は、 Route Automatically をオンにします。
ステップ 17 Finish をクリックします。
ステップ 18 「A149 G シリーズ回線のテスト」を実行します。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP- A241 G シリーズ ポートをトランスポンダ モードにするプロビジョニング
ステップ 1 G シリーズ ポートをプロビジョニングするノードで、「A60 CTC へのログイン」を行います。すでにログインしている場合は、ステップ 2 へ進みます。
ステップ 2 ノード ビューで、 G シリーズ カードの図をダブルクリックしてカードを開きます。
ステップ 3 Provisioning > Port タブをクリックします。
ステップ 4 G シリーズ カードのポート ペアを 2 ポート双方向トランスポンダ モードにする場合は、次のサブステップを実行します(図6-14)。
(注) ステップ 4 は、ペアの最初のポートを「ポート A」で、またペアの 2 番めのポートを「ポート B」でそれぞれ表しています。2 ポート双方向トランスポンダ モードでは、G シリーズ カード上の任意の 2 つのポートをペアにすることができます。
a. ポート A の行(ポート 1 など)をクリックします。
b. TXP Port カラムで、ポート A を反映するポート番号(Port 1 など)を選択します。
c. TXP Mode カラムで、ドロップダウン リストから TX/RX を選択します。
d. ポート B の行(ポート 2 など)をクリックします。
e. TXP Port カラムで、ドロップダウン リストからポート A(Port 1 など)を選択します。
f. TXP Mode カラムで、ドロップダウン リストから TX/RX を選択します。
g. Apply をクリックします。
カード ビュー内のポートに、いくつかの矢印と、ポートの背面どうしを接続する線が表示されます。
図6-14 2 ポート双方向トランスポンダ モード
ステップ 5 G シリーズ カードのポートを 1 ポート双方向トランスポンダ モードにする場合は、次のサブステップを実行します(図6-15)。
a. 対象となるポートの行(ポート 1 など)をクリックします。
b. TXP Port カラムで、ドロップダウン リストから対象となるポート(ポート 1 など)を選択します。
c. TXP Mode カラムで、ドロップダウン リストから TX/RX を選択します。
d. Apply をクリックします。
カード ビュー内の対象ポートに、いくつかの矢印が表示されます。また、ポートの背面に曲線が表示されます。
図6-15 1 ポート双方向トランスポンダ モード
ステップ 6 2 ポート単方向トランスポンダ モードをプロビジョニングする場合は、次のサブステップを実行します(図6-16)。
(注) ステップ 6 は、ペアの最初のポートを「ポート A」で、またペアの 2 番めのポートを「ポート B」でそれぞれ表しています。2 ポート単方向トランスポンダ モードでは、G シリーズ カード上の任意の 2 つのポートをペアにすることができます。
a. ポート A の行(ポート 1 など)をクリックします。
b. Auto Negotiation チェックボックスをオフにします。自動ネゴシエーションがイネーブルになっている場合は、ポートを単方向トランスポンダ モードにプロビジョニングすることはできません。
c. TXP Port カラムで、ドロップダウン リストからポート B(ポート 2 など)を選択します。
d. TXP Mode カラムで、ドロップダウン リストから RX Only を選択します。CTC によって、ポート B の TXP Port に Port A が設定され、TXP Mode に TX Only が設定されます。
e. ポート B の行をクリックして Auto Negotiation をオフにします。
f. Apply をクリックします。
CTC のカード ビューにあるポートに、いくつかの矢印と、ポートの背面どうしを接続する線が表示されます。
図6-16 2 ポート単方向トランスポンダ モード
終了:この手順は、これで完了です。
NTP-A149 G シリーズ回線のテスト
ステップ 1 回線を作成するノードで「A60 CTC へのログイン」を行います。
ステップ 2 「A230 回線のサービス状態の変更」を行い、回線および回線ポートを OOS-MA,MT 状態に変更します。
ステップ 3 シェルフ図で、回線の送信元になっているカードをダブルクリックします。
ステップ 4 Provisioning > Port タブをクリックします。
ステップ 5 次のように設定されていることを確認します。
•State ― OOS,MT
•Flow Control Neg ― 回線計画またはサイト計画に示されている仕様(オンまたはオフ)
•Max Size ― Jumbo または 1548(回線計画またはサイト計画に従う)
•Media Type ― SX、LX、ZX、CWDM、または DWDM
ステップ 6 宛先ノードについてステップ 1 ~ 5 を繰り返します。
ステップ 7 イーサネットのテスト セットを宛先ノードの宛先ポートに接続して、イーサネットのトラフィックが正しく送受信できるようにテスト セットを設定します。
(注) この時点では、まだイーサネットのトラフィックを送受信できません。
ステップ 8 イーサネットのテスト セットを送信元ノードの送信元ポートに接続し、イーサネットのトラフィックが正しく送受信できるようにテスト セットを設定します。
ステップ 9 両方のテスト セットの間で、イーサネット フレームを伝送します。これらのノード間でイーサネットのトラフィックを送受信できない場合は、ステップ 1 ~ 8 を繰り返して、イーサネット ポートとテスト セットが正しく設定されていることを確認します。
ステップ 10 SONET トポロジーに合った保護切り替えテストを実行します。
•UPSR の場合は、「A94 UPSR の保護切り替えテスト」を実行します。
•BLSR の場合は、「A91 BLSR 切り替えテスト」を実行します。
現地の状況に合わせてテスト セットを設定します。テスト セットの設定については、テスト セットのユーザ ガイドを参照してください。
ステップ 11 「A230 回線のサービス状態の変更」を行い、回線および回線ポートを IS-NR 状態に変更します。
ステップ 12 回線テストが完了したら、結果を印刷するか、ディスクに保存して、あとで参照できるようにします。テスト結果の印刷または保存については、テスト セットのユーザ ガイドを参照してください。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP-A194 オーバーヘッド回線の作成
目的 |
この手順では、ONS 15454 ネットワーク上でオーバーヘッド回線を作成します。オーバーヘッド回線には、DCC トンネル、IP カプセル化トンネル、Alarm Interface Controller ― International(AIC-I)カード オーダーワイヤ、および AIC-I カード UDC が含まれます。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「A127 ネットワークの起動の確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 オーバーヘッド回線を作成するノードで「A60 CTC へのログイン」を行います。すでにログインしている場合は、ステップ 2 へ進みます。
ステップ 2 View メニューから Go to Network View を選択します。
ステップ 3 必要に応じて、「A313 DCC トンネルの作成」を行います。
ステップ 4 必要に応じて、「A341 IP カプセル化トンネルの作成」を行います。
ステップ 5 必要に応じて、「A83 オーダーワイヤのプロビジョニング」を行います。
ステップ 6 必要に応じて、「A212 UDC 回線の作成」を行います。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP-A264 自動ルーティングによる VCAT 回線の作成
目的 |
この手順では、ルーティングを自動的に行って VCAT 回線を作成します。VCAT 回線の詳細なサービス状態については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。 |
工具/機器 |
CE-100T-8、FC_MR-4、または ML シリーズ カードが VCAT 回線に使用するノードに取り付けられている必要があります。 |
事前準備手順 |
「A127 ネットワークの起動の確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイト |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 VCAT 回線を作成するノードで「A60 CTC へのログイン」を行います。すでにログインしている場合は、ステップ 2 へ進みます。
ステップ 2 必要に応じて次の手順を実行します(イーサネット ポートまたは POS ポートのプロビジョニングは、VCAT 回線を作成する前にまたはあとに実行できます)。
•イーサネット ポートを CE-100T-8 回路用にプロビジョニングするには、「A513 CE-100T-8 イーサネット ポートのプロビジョニング」を実行します。
•POS ポートを CE-100T-8 回路用にプロビジョニングするには、「A514 CE-100T-8 POS ポートのプロビジョニング」を実行します。
ステップ 3 View メニューから、 Go to Network View を選択します。
ステップ 4 Circuits タブをクリックして、 Create をクリックします。
ステップ 5 Circuit Creation ダイアログボックスの Circuit Type ドロップダウン リストから、 STS-V または VT-V を選択します。VT-V 回線を作成するには、CE-100T-8 カードを取り付けるか、事前にプロビジョニングする必要があります。
ステップ 6 Next をクリックします。
ステップ 7 回線のアトリビュートを定義します(VCAT 回線のアトリビュート設定)。
•Name ― 回線に名前を付けます。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。モニタ回線を作成できるようにしておく場合は、回線の名前を 44 文字以下にする必要があります。このフィールドをブランクのままにしておくと、CTC によってデフォルトの名前が回線に割り当てられます。
•Type ― ステップ 5 で選択した回線の種類が表示されます。変更はできません。
•Bidirectional ― デフォルトはオンです。変更はできません。
•Create cross-connects only(TL1-like) ― 1 つまたは複数のクロスコネクトを TL1 作成済み回線への単一のパスに対して作成する必要がある場合は、このボックスをオンにします。
•State ― IS を選択します。
•Apply to drop ports ― 回線の送信元ポートと宛先ポートに管理状態として IS を適用する場合は、このチェックボックスをオンにします。CTC で管理状態がポートに適用されるのは、回線の帯域幅がポートの帯域幅と同じか、または、ポートの帯域幅が回線の帯域幅より大きくても、その回線がポートを使用する最初の回線である場合だけです。それ以外の場合は、管理状態をポートに適用できないことが Warning ダイアログボックスに表示されます。このチェックボックスをオフにすると、CTC では送信元ポートと宛先ポートの状態を変更しません。
(注) IS 管理状態になっているポートで信号が受信されていない場合は、LOS アラームが生成され、ポート サービス状態が OOS-AU,FLT に移行します。
•Symmetric ― デフォルトはオンです。変更はできません。
•Member size ― メンバー サイズを選択します。各カードでサポートされているメンバー サイズの詳細については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
•Num. of members ― メンバーの数を選択します。各カードでサポートされているメンバー数の詳細については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
•Mode ― VCAT 回線の保護モードを選択します。
–None ― 保護しません。1 つのメンバーが障害になると、VCAT 回線全体が障害になります。CE-100T-8 カードの場合は、保護されていない VCAT 回線を作成したあとに、メンバーを追加したり削除することができます。メンバーの追加中または削除中(数秒 ~ 数分間)は、VCAT 回線全体でトラフィックを伝送できません。その他のすべてのカードでは、保護モードが None の場合、メンバーを追加したり削除することができません。
–SW-LCAS ― (Software Link Capacity Adjustment Scheme[LCAS])VCAT 回線がメンバーの障害に適応して、障害の発生したあとも狭い帯域幅でトラフィックの流れを維持するようにします。SW-LCAS では、Path Alarm Indication Signal(AIS-P)や Path Remote Defect Indication(RDI-P)のような従来の SONET 障害表示を使用してメンバーの障害を検出します。
–LCAS ― LCAS を使用するようにVCAT 回線を設定します。LCAS を使用すると、関係のないメンバーの動作を中断することなく、メンバーの追加や削除を行うことができます。また LCAS では、メンバーに障害が発生しても、VCAT 回線から障害メンバーを一時的に切り離すだけです。障害が回復するまでは、残りのメンバーでトラフィックが伝送されます。
(注) ML シリーズ カードと相互運用する必要のない CE-100T-8 カードでは、LCAS を使用することを推奨します。
図6-17 VCAT 回線のアトリビュート設定
ステップ 8 Next をクリックします。
ステップ 9 作成中の VCAT 回線に対して「A324 VCAT 回線の送信元と宛先のプロビジョニング」を行います。
ステップ 10 VCAT Circuit Routing Preferences 領域(図6-18)で、 Route Automatically をオンにします。使用できるオプションは 2 つあります。設定に応じて、どちらか一方または両方を選択するか、またはどちらも選択しないようにします。
•Using Required Nodes/Spans ― CTC の作成する回線ルートに、ノードとスパンを指定して含める、または除外する場合は、このチェックボックスをオンにします。
含めるように指定したノードとスパンは、確実にその回線の現用パスに含められます(保護パスには含められません)。トンネルから除外するように指定したノードとスパンは、確実にその回線の現用パスと保護パスから除外されます。
•Review Route Before Creation ― 回線を作成する前にその回線を確認して編集する場合は、このチェックボックスをオンにします。
図6-18 VCAT 回線の自動ルーティング
ステップ 11 VCAT 回線の送信元または宛先が CE-100T-8 カード上にある場合は、次のルーティング タイプのいずれかを選択します。
•Common Routing ― 同じファイバ上にメンバーをルーティングします。
•Split Routing ― 各メンバーを異なるファイバ上でルーティングしたり、各メンバーに異なるルーティング制約を設定することができます。UPSR を通る回線を作成する場合は、スプリット ルーティングが必要です。
VCAT 回線の送信元または宛先が CE-100T-8 カード上にない場合は、共通のルーティングが自動的に選択され、変更できなくなります。
ステップ 12 メンバーごとにプリファレンスを設定する場合は、Member Preferences 領域で次の項目を指定します。各メンバーに作業を繰り返します。すべてのメンバーに同じプリファレンスを設定する場合は、このステップを省略して、ステップ 13 へ進みます。
•Number ― ドロップダウン リストから、メンバーを識別する番号(1 ~ 256)を選択します。
•Name ― メンバーを識別するための一意な名前を入力します。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。このフィールドをブランクのままにしておくと、CTC によってデフォルトの名前が回線に割り当てられます。
•Protection ― メンバー保護タイプを選択します。
–Fully Protected ― 保護されたパスに回線をルーティングします。
–Unprotected ― 保護されない回線を作成します。
–PCA ― 回線を BLSR の保護チャネルにルーティングします。
–DRI ― (スプリット ルーティングのみ)メンバーを DRI 回線にルーティングします。
•Node-Diverse Path ― (スプリット ルーティングのみ)Fully Protected が選択されている場合、各メンバーで使用できます。
ステップ 13 すべてのメンバーに同じプリファレンスを設定する場合は、Set Preferences for All Members 領域で次の選択を行います。
•Protection ― メンバー保護タイプを選択します。
–Fully Protected ― 保護されたパスに回線をルーティングします。
–Unprotected ― 保護されない回線を作成します。
–PCA ― メンバーを BLSR の保護チャネルにルーティングします。
–DRI ― (スプリット ルーティングのみ)メンバーを DRI 回線にルーティングします。
•Node-Diverse Path ― (スプリット ルーティングのみ)Fully Protected が選択されている場合に使用できます。
ステップ 14 Next をクリックします。Fully Protected または PCA を選択した場合は、 OK をクリックして続けます。それ以外の場合は、次のステップへ進みます。
ステップ 15 ステップ 10 で Using Required Nodes/Spans を選択した場合は、次のサブステップを実行します。それ以外の場合は、ステップ 16 へ進みます。
a. Circuit Route Constraints 領域(図6-19)で、Route member number ドロップダウン リストから、ルーティングするメンバーを選択します。
b. 回線マップでノードまたはスパンをクリックします。
c. 回線にノードまたはスパンを含める場合は Include をクリックし、回線から除外する場合は Exclude をクリックします。含めるノードとスパンは、回線をルーティングする順序で選択します。回線の方向を変更する場合は、スパンを 2 回クリックします。
d. 回線に含めたり除外したりするノードまたはスパンごとに、ステップ b と c を繰り返します。
e. 回線のルートを確認します。回線のルーティング順序を変更する場合は、Required Nodes/Lines リストまたは Excluded Nodes Links リストでノードを選択し、 Up または Down ボタンをクリックして、回線のルーティング順序を変更します。ノードまたはスパンを削除する場合は、 Remove をクリックします。
f. 各メンバーについてステップ a ~ e を繰り返します。
図6-19 VCAT 回線ルートの制約
ステップ 16 ステップ 10 で Review Route Before Creation を選択した場合は、次のサブを実行します。それ以外の場合は ステップ 17 へ進みます。
a. Route Review/Edit 領域で、Route member number ドロップダウン リストから、ルーティングするメンバーを選択します。
b. 回線マップでノードまたはスパンをクリックします。
c. 回線のルートを確認します。回線のスパンを追加または削除する場合は、回線のルートにあるノードを選択します。ブルーの矢印で回線のルートが示されます。グリーンの矢印は、追加できるスパンを表しています。スパンの矢じり部分をクリックしてから、 Include をクリックしてスパンを含めるか、 Remove をクリックしてスパンを削除します。
d. プロビジョニングした回線が予定のルートと構成を反映していない場合は Back をクリックし、回線の情報を確認して変更します。回線を別のパスにルーティングする必要がある場合は、「A265 手動ルーティングによる VCAT 回線の作成」 を参照して、回線ルートを自分で割り当てます。
e. 各メンバーについてステップ a ~ d を繰り返します。
ステップ 17 Finish をクリックします。Circuits ウィンドウが表示されます。
(注) ネットワークの複雑さとメンバーの数によっては、VCAT 回線の作成処理に数分かかることがあります。
ステップ 18 Circuits ウィンドウで、回線リストに作成した回線が表示されていることを確認します。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP-A265 手動ルーティングによる VCAT 回線の作成
目的 |
この手順では、ルーティングを手動で行って VCAT 回線を作成します。VCAT 回線の詳細なサービス状態については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。 |
工具/機器 |
CE-100T-8、FC_MR-4、または ML シリーズ カードが VCAT 回線に使用するノードに取り付けられている必要があります。 |
事前準備手順 |
「A127 ネットワークの起動の確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 回線を作成するノードで「A60 CTC へのログイン」を行います。すでにログインしている場合は、ステップ 2 へ進みます。
ステップ 2 回線を作成する前にトンネルの送信元ポートと宛先ポートに名前を割り当てる場合は、「A314 ポートへの名前の割り当て」を行います。それ以外の場合は、ステップ 3 へ進みます。
ステップ 3 必要に応じて次の手順を実行します(イーサネット ポートまたは POS ポートのプロビジョニングは、VCAT 回線を作成する前にまたはあとに実行できます)。
•イーサネット ポートを CE-100T-8 回路用にプロビジョニングするには、「A513 CE-100T-8 イーサネット ポートのプロビジョニング」を実行します。
•POS ポートを CE-100T-8 回路用にプロビジョニングするには、「A514 CE-100T-8 POS ポートのプロビジョニング」を実行します。
ステップ 4 View メニューから、 Go to Network View を選択します。
ステップ 5 Circuit Creation ダイアログボックスで、Circuit Type ドロップダウン リストから STS-V または VT-V を選択します。VT-V 回線を作成するには、CE-100T-8 カードを取り付けるか、事前にプロビジョニングする必要があります。
ステップ 6 Next をクリックします。
ステップ 7 回線のアトリビュートを定義します(VCAT 回線のアトリビュート設定)。
•Name ― 回線に名前を付けます。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。モニタ回線を作成できるようにしておく場合は、回線の名前を 44 文字以下にする必要があります。このフィールドをブランクのままにしておくと、CTC によってデフォルトの名前が回線に割り当てられます。
•Type ― ステップ 5 で選択した回線の種類が表示されます。変更はできません。
•Bidirectional ― デフォルトはオンです。変更はできません。
•Create cross-connects only(TL1-like) ― 1 つまたは複数のクロスコネクトを TL1 作成済み回線への単一のパスに対して作成する必要がある場合は、このボックスをオンにします。
•State ― IS を選択します。
•Apply to drop ports ― 回線の送信元ポートと宛先ポートに管理状態として IS を適用する場合は、このチェックボックスをオンにします。CTC で管理状態がポートに適用されるのは、回線の帯域幅がポートの帯域幅と同じか、または、ポートの帯域幅が回線の帯域幅より大きくても、その回線がポートを使用する最初の回線である場合だけです。それ以外の場合は、管理状態をポートに適用できないことが Warning ダイアログボックスに表示されます。このチェックボックスをオフにすると、CTC では送信元ポートと宛先ポートの状態を変更しません。
•Symmetric ― デフォルトはオンです。変更はできません。
•Member size ― メンバー サイズを選択します。各カードでサポートされているメンバー サイズの詳細については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
•Num. of members ― メンバーの数を選択します。各カードでサポートされているメンバー数の詳細については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
•Mode ― VCAT 回線の保護モードを選択します。
–None ― 保護しません。1 つのメンバーが障害になると、VCAT 回線全体が障害になります。CE-100T-8 カードの場合は、保護されていない VCAT 回線を作成したあとに、メンバーを追加したり削除することができます。メンバーの追加中または削除中(数秒 ~ 数分間)は、VCAT 回線全体でトラフィックを伝送できません。その他のすべてのカードでは、保護モードが None の場合、メンバーを追加したり削除することができません。
–Sw-LCAS ― VCAT 回線がメンバーの障害に適応して、障害の発生したあとも狭い帯域幅でトラフィックの流れを維持するようにします。Sw-LCAS では、AIS-P や RDI-P のような従来の SONET 障害表示を使用してメンバーの障害を検出します。
–LCAS ― LCAS を使用するようにVCAT 回線を設定します。LCAS を使用すると、関係のないメンバーの動作を中断することなく、メンバーの追加や削除を行うことができます。また LCAS では、メンバーに障害が発生しても、VCAT 回線から障害メンバーを一時的に切り離すだけです。障害が回復するまでは、残りのメンバーでトラフィックが伝送されます。
(注) ML シリーズ カードと相互運用する必要のない CE-T100-8 カードでは、LCAS を使用することを推奨します。
ステップ 8 Next をクリックします。
ステップ 9 作成中の VCAT 回線に対して「A324 VCAT 回線の送信元と宛先のプロビジョニング」を行います。
ステップ 10 Circuit Routing Preferences 領域(VCAT 回線の自動ルーティング)で Route Automatically をオフにします。
ステップ 11 VCAT 回線の送信元または宛先が CE-100T-8 カード上にある場合は、次のルーティング タイプのいずれかを選択します。
•Common Routing ― 同じファイバ上にメンバーをルーティングします。
•Split Routing ― 各メンバーを異なるファイバ上でルーティングしたり、各メンバーに異なるルーティング制約を設定することができます。UPSR を通る回線を作成する場合は、スプリット ルーティングが必要です。
VCAT 回線の送信元または宛先が CE-100T-8 カード上にない場合は、共通のルーティングが自動的に選択され、変更できなくなります。
ステップ 12 メンバーごとにプリファレンスを設定する場合は、Member Preferences 領域で次の項目を指定します。各メンバーに作業を繰り返します。すべてのメンバーに同じプリファレンスを設定する場合は、このステップを省略して、ステップ 13 へ進みます。
•Number ― ドロップダウン リストから、メンバーを識別する番号(1 ~ 256)を選択します。
•Name ― メンバーを識別するための一意な名前を入力します。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。このフィールドをブランクのままにしておくと、CTC によってデフォルトの名前が回線に割り当てられます。
•Protection ― メンバー保護タイプを選択します。
–Fully Protected ― 保護されたパスに回線をルーティングします。
–Unprotected ― 保護されない回線を作成します。
–PCA ― メンバーを BLSR の保護チャネルにルーティングします。
–DRI ― (スプリット ルーティングのみ)メンバーを DRI 回線にルーティングします。
•Node-Diverse Path ― (スプリット ルーティングのみ)Fully Protected が選択されている場合、各メンバーで使用できます。
ステップ 13 すべてのメンバーに同じプリファレンスを設定する場合は、Set Preferences for All Members 領域で次の選択を行います。
•Protection ― メンバー保護タイプを選択します。
–Fully Protected ― 保護されたパスに回線をルーティングします。
–Unprotected ― 保護されない回線を作成します。
–PCA ― メンバーを BLSR の保護チャネルにルーティングします。
–DRI ― (スプリット ルーティングのみ)メンバーを DRI 回線にルーティングします。
•Node-Diverse Path ― (スプリット ルーティングのみ)Fully Protected が選択されている場合に使用できます。
ステップ 14 Next をクリックします。Fully Protected または PCA を選択した場合は、 OK をクリックして続けます。それ以外の場合は、次のステップへ進みます。
ステップ 15 Route Review and Edit 領域に、回線を手動でルーティングできるようにノード アイコンが表示されます。
ステップ 16 「A325 VCAT 回線ルートのプロビジョニング」を実行します。
ステップ 17 Finish をクリックします。指定したパス ダイバーシティ要件を当該パスが満たしていない場合は、CTC によってエラー メッセージが表示されるので、回線のパスを変更します。
(注) ネットワークの複雑さとメンバーの数によっては、VCAT 回線の作成処理に数分かかることがあります。
ステップ 18 すべての回線を作成すると、Circuits ウィンドウが表示されます。ウィンドウに作成した回線が表示されていることを確認します。
終了:この手順は、これで完了です。
NTP-A167 リングを対象にした STS テスト回線の作成
目的 |
この手順では、同じノードの異なるポートにある送信元と宛先を使用して、リングのトラフィックをルーティングする STS テスト回線を作成します。 |
工具/機器 |
なし |
事前準備手順 |
「A127 ネットワークの起動の確認」 |
必須/適宜 |
適宜 |
オンサイト/リモート |
オンサイトまたはリモート |
セキュリティ レベル |
プロビジョニング以上のレベル |
ステップ 1 回線を作成するノードで「A60 CTC へのログイン」を行います。すでにログインしている場合は、ステップ 2 へ進みます。
ステップ 2 回線を作成する前にトンネルの送信元ポートと宛先ポートに名前を割り当てる場合は、「A314 ポートへの名前の割り当て」を行います。それ以外の場合は、ステップ 3 へ進みます。
ステップ 3 View メニューから、 Go to Network View を選択します。
ステップ 4 Circuits タブをクリックして、 Create をクリックします。
ステップ 5 Circuit Creation ダイアログボックスで、次のフィールドを設定します。
•Circuit Type ― STS を選択します。
•Number of Circuits ― 作成する回線数を入力します。デフォルトは 1 です。
•Auto-ranged ― (自動ルーティング対象の回線にのみ適用)Number of Circuits フィールドに 1 より大きい値を入力した場合は、このチェックボックスをオフにします(このチェックボックスは、Number of Circuits フィールドに入力した回線の数が 1 の場合は使用できません)。
ステップ 6 Next をクリックします。
ステップ 7 回線のアトリビュートを定義します。
•Name ― 回線に名前を付けます。名前には、48 文字(スペースを含む)以下の英数字を指定します。モニタ回線を作成できるようにしておく場合は、回線の名前を 44 文字以下にする必要があります。このフィールドをブランクのままにしておくと、CTC によってデフォルトの名前が回線に割り当てられます。
•Size ― 高次のサイズを選択します。STS-1、STS-3c、STS-6c、STS-9c、STS-12c、STS-18c、STS-24c、STS-36c、STS-48c、および STS-192c から選択します。
•Bidirectional ― この回線に対応するボックスをオンのままにしておきます(デフォルト)。
•Create cross-connects only(TL1-like) ― 1 つまたは複数のクロスコネクトを TL1作成済み回線への単一のパスに対して作成する必要がある場合は、このボックスをオンにします。このボックスがオンの場合は、VT トンネル、および、Ethergroup の送信元と宛先は使用できません。
•State ― 回線内のすべてのクロスコネクトに適用する管理状態を選択します。
–IS ― 回線のクロスコネクトを IS-NR サービス状態にします。
–OOS,DSBLD ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,DSBLD サービス状態にします。トラフィックは回線を通過できません。
–IS,AINS ― 回線のクロスコネクトを OOS-AU,AINS サービス状態にして、アラームおよび状態を抑制します。接続で有効な信号を受信すると、サービス状態は自動的に IS-NR になります。
–OOS,MT ― 回線のクロスコネクトを OOS-MA,MT サービス状態にします。メンテナンス状態になっても、トラフィックの流れが中断されることはありません。しかし、アラームおよび状態が抑制されるので、その回線に対してループバックを実行することができます。回線をテストしたり、回線のアラームを一時的に抑制したりする場合は、この OOS,MT を使用します。テストが完了したら、管理状態を IS、IS,AINS、または OOS,DSBLD に変更します。「A230 回線のサービス状態の変更」を参照してください。
回線の詳細なサービス状態については、『 Cisco ONS 15454 Reference Manual 』の「Circuits and Tunnels」の章を参照してください。
•Apply to drop ports ― 回線の送信元ポートと宛先ポートに State フィールドで選択した管理状態を適用する場合は、このチェックボックスをオンにします。CTC で管理状態がポートに適用されるのは、回線の帯域幅がポートの帯域幅と同じか、または、ポートの帯域幅が回線の帯域幅より大きくても、その回線がポートを使用する最初の回線である場合だけです。それ以外の場合は、管理状態をポートに適用できないことが Warning ダイアログボックスに表示されます。このチェックボックスをオフにすると、CTC では送信元ポートと宛先ポートの状態を変更しません。
(注) IS 管理状態になっているポートで信号が受信されていない場合は、LOS アラームが生成され、ポート サービス状態が OOS-AU,FLT に移行します。
•Protected Drops ― 保護されているドロップ、つまり 1:1、1:N、1+1、または最適化 1+1 で保護されている ONS 15454 カードだけに回線をルーティングする場合は、このチェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにすると、CTC からは、送信元と宛先の選択肢として、保護されているカードだけが表示されます。
ステップ 8 Next をクリックします。
ステップ 9 次のサブステップを実行して、回線の送信元を選択します。
a. Node ドロップダウン リストから、回線の始点となるノードを選択します。
b. Slot ドロップダウン リストから、回線の始点になるカードが取り付けられているスロットを選択します。(伝送容量を使い切っているカードは、リストに表示されません)。
c. 回線の送信元カードに応じて、Port ドロップダウン リストと STS ドロップダウン リストから送信元ポートまたは STS を選択します。Port リストは、カードに複数のポートがある場合にだけ使用できます。STS は、別の回線によってすでに使用されている場合は、表示されません。
(注) 表示される STS は、カード、回線のサイズ、および保護スキームによって異なります。
ステップ 10 Next をクリックします。
ステップ 11 回線の宛先を選択します。
(注) 宛先ポートは、回線の送信元ポートと同じノードにある必要があります。
a. Node ドロップダウン リストから、ステップ 9 a で選択したノードを選択します。
b. Slot ドロップダウン リストから、回線の宛先となるカード(宛先カード)が入っているスロットを選択します(伝送容量を使い切っているカードは、リストに表示されません)。
c. ステップ b で選択したカードに合わせて、Port ドロップダウン リストと STS ドロップダウン リストから、宛先ポートまたは STS を選択します。Port ドロップダウン リストは、カードに複数のポートがある場合にだけ使用できます。表示される STS は、カード、回線のサイズ、および保護スキームによって異なります。
ステップ 12 Next をクリックします。
ステップ 13 Circuit Routing Preferences 領域で Route Automatically をオフにします。
ステップ 14 ルーティングするテスト回線の送信元ポートと宛先ポートが同じノードにある場合は、Fully Protected Path チェックボックスが自動的にディセーブルとなります。次のいずれかのオプションを選択します。
•テスト回線を保護しない場合は、ステップ 15 へ進みます。
•テスト回線を BLSR の保護チャネルにルーティングする場合は、 Protection Channel Access をオンにし、Warning ダイアログボックスで Yes をクリックして、ステップ 15 へ進みます。
注意 BLSR の保護チャネルにルーティングされた回線は保護されません。そのため、BLSR を切り替えている最中に先取りされてしまいます。
ステップ 15 Next をクリックします。
ステップ 16 Route Review/Edit 領域にノード アイコンが表示されるので、回線を手動でルーティングします。
a. Route Review/Edit 領域で送信元ノードのアイコンがまだ選択されていない場合は、そのアイコンをクリックして選択します。
b. 最初に、送信元ノードにあるスパンの中から回線を通過させるスパンを選択して、その矢印をクリックします。矢印の向きを反転するには、矢印を 2 回クリックします。
c. 矢印がホワイトになります。Selected Span 領域の From フィールドと To フィールドに、スパンの情報が表示されます。送信元 STS が表示されます。発信元 STS を変更する場合は、Source STS フィールドを変更します。変更しない場合は、ステップ d へ進みます。
d. Add Span をクリックします。Included Spans リストにスパンが追加され、スパンの矢印がブルーになります。
e. 中間ノードも含めて回線が送信元から宛先まですべてプロビジョニングされるまで、ステップ b ~ d を繰り返します。
ステップ 17 Finish をクリックします。指定したパス ダイバーシティ要件を当該パスが満たしていない場合は、CTC によってエラー メッセージが表示されるので、回線のパスを変更します。Circuit Creation ダイアログボックスの Number of Circuits フィールドに 1 より大きい数値を入力した場合は、回線作成後に Circuit Creation ダイアログボックスが表示されるので、残りの回線を作成します。追加する回線ごとにステップ 7 ~ 16 を繰り返します。
ステップ 18 すべての回線を作成すると、Circuits ウィンドウが表示されます。ウィンドウに作成した回線が表示されていることを確認します。
終了:この手順は、これで完了です。