CTC 情報およびショートカット
この付録では、Cisco Transport Controller(CTC)のビュー、メニュー オプションとツール オプション、ショートカット、およびテーブル表示オプションについて説明します。また、CTC で提供されるシェルフ インベントリ データについても説明します。CTC の詳細については、 第 19 章「CTC 操作のリファレンス」 を参照してください。
(注) 特に指定のないかぎり、「ONS 15454」は ANSI および ETSI のシェルフ アセンブリを意味します。
A.1 ノード ビュー、カード ビュー、およびネットワーク ビューの表示
CTC は、ONS 15454 および ONS ネットワークの次の 3 つのビューを備えています。
• ONS 15454 に最初にログインするとノード ビューが表示されます。このビューには、ONS 15454 シェルフのグラフィックが表示され、ノードを管理するためのタブとサブタブにアクセスできます。
• カード ビューでは、個別の ONS 15454 カードにアクセスできます。このビューには、カードのグラフィックが表示され、カードを管理するためのタブとサブタブにアクセスできます。
• ネットワーク ビューには、リング内のすべてのノードが表示されます。スーパーユーザがこの機能を設定すると、各ユーザに同じネットワーク ビューが表示され、ユーザはマップ付きのカスタム ビューを作成できます。このビューでは、ネットワークを管理するためのタブとサブタブにアクセスできます。
表A-1 に CTC ビューを変更するさまざまなアクションを示します。
表A-1 CTC ビューの変更
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ノード ビュー |
• ノードにログインします。ノード ビューはデフォルトのビューです。 • ネットワーク ビューで、ノード アイコンをダブルクリックするか、またはノードを右クリックし、ショートカット メニューから Open Node を選択します。 • ネットワーク ビューで、ノード アイコンをシングルクリックし、View メニューから Go To Selected Object View を選択します。 • View メニューから、Go To Other Node を選択し、次にショートカット メニューからノードを選択します。 • CTC ツールバーの矢印を使用して、ビューの間を上下にナビゲートします。たとえば、ネットワーク ビューでノードをクリックし、次に下向きの矢印をクリックします。 |
ネットワーク ビュー |
• ノード ビューで、上向きの矢印か、または CTC ツールバーの Network View ツールをクリックします。 • View メニューから、 Go To Network View を選択します。 |
カード ビュー |
• ノード ビューで、カードをダブルクリックするか、またはカードを右クリックし、 Open Card を選択します。 • ノード ビューで、カード アイコンをシングルクリックし、View メニューから Go To Selected Object View を選択します。 • CTC ツールバーの矢印を使用して、ビューの間を上下にナビゲートします。たとえば、ノード ビューでカードをクリックし、次に下向きの矢印をクリックします。 |
A.1.1 ネットワーク ビュー マップのノード アイコン
表A-2 に、ネットワーク ビュー マップのノード アイコンを示します。
表A-2 ネットワーク ビュー マップのノード アイコンの説明
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SONET SDH ハイブリッド OADM ハイブリッド光回線増幅器 ハイブリッド端末 受動ハイブリッド端末 光増幅 TDM |
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SONET、SDH、ハイブリッド、または増幅 time-division multiplexing(TDM; 時分割多重)のノード アイコンは、交差した矢印の付いた円柱で表されます。 • SONET または SDH ノードには、OC-N カード、電気回路カード、クロスコネクト、Storage Access Management(SAM)カード、イーサネット カードなども含まれます。 • ハイブリッド optical add/drop multiplexing(OADM; 光アド/ドロップ マルチプレクサ)には、少なくとも 1 つのチャネル OADM(AD-xC-xx.x)カードまたは 1 つの帯域 OADM(AD-xB-xx.x)カード、および 2 つの Advanced Timing, Communications, and Controller(TCC2/TCC2P)カードが組み込まれます。TDM カードはどの空きスロットにも装着できます。 • ハイブリッド光回線増幅ノードには、増幅器、TDM カードおよび Dense Wavelength Division Multiplexing(DWDM; 高密度波長分割多重)カードが組み込まれます。 • ハイブリッド端末ノードには、少なくとも 1 つの 32-Channel Multiplexer(32MUX-O)カード、1 つの Double-Slot 32-Channel Demultiplexer(32DMX-O)カード、増幅器、2 つの TCC2/TCC2P カード、TDM カードが組み込まれています。 • 受動ハイブリッド端末ノードも、ハイブリッド端末ノードと同様の機器を備えていますが、増幅器はありません。 • 増幅 TDM のノードでは、TDM カードと光増幅器が組み込まれた ONS 15454 ノード間で有効範囲が拡大します。増幅 TDM ノードは、Optical Booster(OPT-BST)増幅器または AD-1C カードのいずれかを備えています。 |
ハブ |
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DWDM ハブ ノード アイコンは、2 つの増幅器の記号の付いた 3 次元の円柱で表されます。ハブ ノードには、少なくとも 2 つの 32DMX カードまたは 32DMX-O カードと 2 つの 32MUX-O が組み込まれていますが、OADM カードはプロビジョニングされていません。 |
OADM |
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DWDM OADM ノード アイコンは、矢印の付いた 3 次元の円柱で表されます。OADM ノードには、少なくとも 1 つの AD-xC-xx.x カードまたは AD-xB-xx.x カードが組み込まれていますが、32MUX-O カード、32DMX-O カード、32DMX カードはいずれもプロビジョニングされていません。 |
ROADM |
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reconfigurable OADM(ROADM)ノード アイコンは、2 つの増幅器記号の間に矢印の付いた 3 次元の円柱で表されます。ROADM ノードには、少なくとも 1 つの 32-channel Wavelength Selective Switch(32WSS)が組み込まれています。シングルスロット 32DMX またはダブルスロット 32DMX-O を装着できますが、必須ではありません。Transponders(TXP)および muxponders(MXP)は、スロット 6 と 12 に装着できます。増幅器を使用していない場合は、TXP または MXP をスロット 1 と 17 に装着できます。OPT-BST を装着していない場合は、Optical Service Channel and Combiner/Separator Module(OSC-CSM)カードをスロット 2 と 16 に装着できます。スロット 8 と 10 は空のスロットです。 |
終端(ウェスト) |
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終端(ウェスト)ノードは、アイコンの西側に増幅器の記号の付いた 3 次元の円柱で表されます。 • 終端ノードには、1 つの 32DMX または 32DMX-O と 1 つ の 32-MUX-O が組み込まれていますが、OADM カードはプロビジョニングされていません。 • フレキシブル終端ノードには、OADM カードと増幅カードが一式組み込まれています。 |
終端(イースト) |
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終端(イースト)ノードは、アイコンの東側に増幅器の記号の付いた 3 次元の円柱で表されます。 • 終端ノードには、1 つの 32DMX または 32DMX-O と 1 つ の 32MUX-O が組み込まれていますが、OADM カードはプロビジョニングされていません。 • フレキシブル終端ノードには、OADM カードと増幅カードが一式組み込まれています。 |
ライン OSC 再生ライン |
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ラインおよび OSC 再生ライン ノードは、西向きの矢印と東向きの矢印の付いた 3 次元の円柱で表されます。 • ライン ノードには、Optical Preamplifier(OPT-PRE)増幅器または OPT-BST 増幅器のみがプロビジョニングされています。 • Optical Service Channel(OSC)再生ライン ノードには、2 つの OSC-CSM カードが組み込まれています。 |
不明 |
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不明な DWDM ノード アイコンは、北向きの矢印の付いた 3 次元の円柱で表されます。不明のノードとは、プロビジョニングされたカードによって定義されたいずれの DWDM ノード カテゴリにも分類できないノードを意味します。 |
A.2 CTC ウィンドウの管理
CTC ウィンドウでは、ビューへのアクセスや管理アクションの実行にさまざまなナビゲーション方式が利用できます。グラフィック領域のオブジェクトをダブルクリックや右クリックしたり、ノードやカード、ポートの上でマウスを動かしたりして、ステータス情報をポップアップ表示できます。
A.2.1 CTC メニューとツールバー オプション
CTC ウィンドウ メニュー バーおよびツールバーは、プライマリ CTC 機能を提供します。 表A-3 に CTC メニューおよびツールバーから使用可能なアクションを示します。
表A-3 CTC メニューとツールバー オプション
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File |
Add Node |
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現在のセッションにノードを追加します。「G49 現在のセッションまたはログイン グループへのノードの追加」を参照してください。 |
Delete Selected Node |
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現在のセッションからノードを削除します。 |
Lock CTC |
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CTC セッションを閉じずに CTC をロックします。CTC を開くには、ユーザ名とパスワードが必要です。 |
Print |
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CTC データを印刷します。「G113 CTC データの印刷」を参照してください。 |
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Export |
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CTC データをエクスポートします。「G114 CTC データのエクスポート」を参照してください。 |
Exit |
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CTC セッションを閉じます。 |
編集 |
Preferences |
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Preferences ダイアログ ボックスが表示され、次のタブが示されます。 • General:イベントのデフォルトを変更したり、初期設定を管理したりできます。 • Login Node Groups:ログイン ノード グループを作成できます。「G48 ログイン ノード グループの作成」を参照してください。 • Map:ネットワーク ビューをカスタマイズできます。「G168 ネットワーク ビュー背景色の変更」および「G170 カスタム ネットワーク ビュー背景マップの適用」を参照してください。 • Circuit:回線スパンの色を変更できます。この作業は DWDM 専用ノードには適用されません。 • Firewall:ファイアウォールを介して ONS 15454 にアクセスするインターネット ORB 間プロトコル(IIOP)のリスナー ポートを設定できます。「G27 ファイアウォール アクセスを目的とした ONS 15454 の設定」を参照してください。 • JRE:Java Runtime Environment(JRE)の別のバージョンを選択できます。「G52 JRE バージョンの変更」を参照してください。 |
View |
Go To Previous View |
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前の CTC ビューを表示します。 |
Go To Next View |
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次の CTC ビューを表示します。前のビューにナビゲートしたあとにのみ使用可能になります。Go to Previous View と Go to Next View では、Web ブラウザに似た前後のナビゲートができます。 |
Go To Parent View |
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CTC ビューの階層(ネットワーク ビュー、ノード ビュー、カード ビュー)を参照します。カード ビューでこのコマンドを使用するとノード ビューが表示され、ノード ビューでこのコマンドを使用するとネットワーク ビューが表示されます。ネットワーク ビューでは使用できません。 |
Go To Selected Object View |
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CTC ウィンドウで選択されたオブジェクトを表示します。 |
Go To Home View |
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ノード ビューでログイン ノードを表示します。 |
Go To Network View |
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ネットワーク ビューを表示します。 |
Go To Other Node |
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表示するネットワーク ノードのノード名または IP アドレスを入力できるダイアログボックスが表示されます。 |
Show Status Bar |
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この項目をクリックすると、CTC ウィンドウの下部のステータスバーの表示と非表示が切り替わります。 |
Show Tool Bar |
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この項目をクリックすると、CTC ツールバーの表示と非表示が切り替わります。 |
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ネットワーク ビューの領域を縮小表示します(ツールバーのみ)。 |
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ネットワーク ビューの領域を拡大表示します(ツールバーのみ)。 |
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-- |
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選択したネットワーク ビューの領域を拡大表示します(ツールバーのみ)。 |
Tools |
Circuits |
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次のオプションを表示します。 • Repair Circuits:ONS 15454 alarm interface panel(AIP; アラーム インターフェイス パネル)の交換のあとで、不完全な回線を修復します。詳細については、『 Cisco ONS 15454 SONET and DWDM Troubleshooting Guide 』または『 Cisco ONS 15454 SDH Troubleshooting Guide 』を参照してください。 • Reconfigure Circuits:回路を再設定できます。DWDM ノードには適用されません。 • Set Path Selector Attributes:Unidirectional Path Switched Ring(UPSR)または Subnetwork Connection Protection(SNCP)回線パスのセレクタ アトリビュートを編集できます。DWDM ノードには適用されません。 • Set Circuit State:回線の状態を変更できます。DWDM ノードには適用されません。 • Roll Circuit:サービスを中断せずにライブ トラフィックの再ルーティングができます。 • Delete Rolls:ロールが完了したのち、CTC により削除されていないロールを削除します。 |
Overhead Circuits |
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ノード IP アドレス変更の結果 PARTIAL 状態にある回線を修復する Repair IP Tunnels オプションを表示します。「G111 IP トンネルの修復」を参照してください。 |
Topology Upgrade |
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次のオプションを表示します。 • Convert UPSR (or SNCP) to BLSR (or MS-SPRing):UPSR を Bidirectional Line Switch Ring(BLSR)に変換します。DWDM ノードには適用されません。 • Convert Unprotected to UPSR (or SNCP):ポイントツーポイントまたはリニア Add/Drop Multiplexer(ADM; 分岐挿入装置)を UPSR に変換します。DWDM ノードには適用されません。 |
Manage VLANs |
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作成された VLAN のリストを表示し、VLAN を削除できます。DWDM ノードには適用されません。 |
Open TL1 Connection |
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TL1 session ダイアログボックスを表示し、特定のノードに対して TL1 セッションを作成できます。『Cisco ONS SONET TL1 Reference Guide』および『 Cisco ONS 15454 SDH TL1 Reference Guide』を参照してください。 |
Open IOS Connection |
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Cisco IOS 機能を備えたカード(ML1000-2、ML100T-12、または ML-100X-8)がノードに取り付けられている場合に、Cisco IOS コマンド行インターフェイスのダイアログボックスを表示します。DWDM ノードには適用されません。 |
Help |
Contents and Index |
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オンライン ヘルプ ウィンドウを表示します。 |
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User Manuals |
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Cisco ONS 15454 のマニュアルを表示します。 |
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About CTC |
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CTC セッションのソフトウェア バージョンとノードを表示します。 |
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Network Scope |
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選択されたネットワーク スコープを表示します。ネットワーク スコープのドロップダウン リストには DWDM、TDM、All のオプションがあります。DWDM を選択すると、DWDM とハイブリッド ノードがネットワーク ビュー マップに表示されます。TDM を選択すると、TDM とハイブリッド ノードがネットワーク ビュー マップに表示されます。All を選択すると、ネットワーク上のすべてのノードがネットワーク ビュー マップに表示されます。 |
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特定の CTC バックグラウンド タスクのステータスを表示する CTC Alerts ダイアログボックスを開きます。CTC Alerts ツールバー アイコンに赤い三角形が表示されている場合は、未読の通知メッセージがあります。未読の通知メッセージがない場合は、CTC Alerts ツールバー アイコンにはグレーの三角形が表示されます(アイコンの比較は、「ツールバー」列を参照)。通知メッセージには次のものがあります。 • Network disconnection(ネットワークの接続解除) • Send-PDIP inconsistency(Send-PDIP の不一致):SEND-PDIP 設定がログイン ノードと一致しない新しいノードが CTC によって検出されます。 • Circuit deletion status(回線削除ステータス):「Notify when complete」を選択した場合、回線削除プロセスが完了したとき、アラートが表示されます。詳細は、「G61 オーバーヘッド回線の修正と削除」を参照してください。CTC Alerts ウィンドウには、回線削除エラーが常に報告されます。 • Conditions retrieval error(コンディションの取得エラー) • Software download failure(ソフトウェアのダウンロード失敗) CTC Alerts ダイアログ ボックスで Save ボタンをクリックし、テキスト ファイルを保存したいディレクトリにナビゲートすると、通知を保存することができます。 デフォルトでは、CTC Alerts ダイアログボックスが自動的に表示されます。自動ポップアップをディセーブルにするには、「G53 自動的にポップアップ表示するための CTC アラート ダイアログボックスの設定」を参照してください。 |
A.2.2 CTC マウス オプション
CTC メニュー バーとツールバーに加えて、CTC ウィンドウ項目をマウスでダブルクリックするか、項目を右クリックしてショートカット メニューからアクションを選択することによって、アクションを起動できます。 表A-4 に CTC ウィンドウのマウス ショートカットを示します。
表A-4 CTC ウィンドウ マウス ショートカット
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ダブルクリック |
• ネットワーク ビューのノード:ノード ビューを表示します。 • ノード ビューのカード:カード ビューを表示します。 • アラーム/イベント:アラームまたはイベントを発生させたオブジェクトを表示します。 • 回線:Edit Circuit ウィンドウを表示します。 |
右クリック |
• ネットワーク ビューのグラフィック領域:新規ドメインの作成、グラフィック イメージの位置およびズーム レベルの変更、マップ レイアウトの保存(スーパーユーザのセキュリティ レベルを持っている場合)、ネットワーク ビューのデフォルト レイアウトのリセット、背景のイメージおよび色の設定、変更、または除去、ノード位置の保存またはリセット、といった操作が行えるメニューを表示します。 • ネットワーク ビューのノード:ノードのオープン、Provisioning > General タブ上に設定された垂直および水平方向に対するノード アイコンの位置のリセット、ノードの削除、自動レイアウトのためのノード位置の固定、回線のプロビジョニング、チャネルのプロビジョニング、新規ノードでの回線またはチャネルの更新、といった操作が行えるメニューを表示します。 • ネットワーク ビューのスパン:スパンの発信元ポートおよび宛先ポート、保護スキーム、光または電気のレベルについての情報を表示するメニューを表示します。 • ノード ビューのカード:カードのオープン、削除、リセット、および変更ができるメニューを表示します。選択したカードによって、表示されるコマンドが決まります。 • カード ビューのカード:カードのリセットや親のビュー(ノード ビュー)への移動ができるメニューを表示します。 • ノード ビューの空スロット:スロットに事前プロビジョニングするための選択可能なカードが示されるメニューを表示します。 |
マウス カーソルの移動 |
• ネットワーク ビューのノード上:ノード アラームの要約を表示し、ノード アイコンがマップの範囲外に移動した場合に警告を出します。 • ネットワーク ビューのスパン上:回線(ノード、スロット、ポート)の帯域幅および保護情報を表示します。DWDM スパンの場合は、光の方向および光リング ID が表示されます。トランスポンダ カード(TXP または MXP)のトランク ポート上でスパンが終端する場合、対応する DWDM の波長も表示されます。 • ノード ビューのカード上:カード タイプ、カードのステータス、アラーム プロファイルのステータスを表示します。DWDM カードの場合は、カード タイプに応じて、帯域またはチャネルの数も表示されます。 • ノード ビューのカード ポート上:カードの名前、ポートの状態、アラーム プロファイルのステータスを表示します。 • カード ビューのカード ポート上:ポートの状態、アラーム プロファイルのステータスを表示します。DWDM カードの場合、ポート番号は、カード タイプ、ポートの状態、アラーム プロファイルのステータスに応じて、チャネル、帯域、またはラインとしてラベル付けされます。 |
A.2.3 ノード ビューのショートカット
表A-5 に、CTC ウィンドウ上でマウスを動かすことによって実行できる ONS 15454 カードに対するアクションを示します。
表A-5 ノード ビューのカード関連のショートカット
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カード情報の表示 |
ノード ビューで、グラフィック内のカード上でマウスを動かすと、カード タイプに応じたツールチップ、カード ステータス(アクティブまたは待機)、アラームの最大レベル(設定されている場合)、カードが使用するアラーム プロファイルが表示されます。 |
カードのオープン、リセット、 または削除 |
ノード ビューで、カードを右クリックします。カード ビューでカードを表示するには Open Card を、カードを削除するには Delete Card を、カードをリセットするには Reset Card を選択します。 |
スロットの事前プロビジョニング |
ノード ビューで、空のスロットを右クリックします。スロットにプロビジョニングするカード タイプをショートカット メニューから選択します。 |
カードの変更 |
ノード ビューで、OC-N カードまたは DS3 カードを右クリックして、 Change Card を選択します。Change Card ダイアログ ボックスで、カード タイプを選択します。カードの変更を行っても、Data Communications Channel(DCC; データ通信チャネル)終端、保護、回線、リングなど、カードのプロビジョニングはすべて維持されます。 |
A.2.4 ネットワーク ビュー タスク
ネットワーク ビューのグラフィック領域、またはノード、スパン、ドメインを右クリックすると、ショートカット メニューが表示されます。 表A-6 にネットワーク ビューから使用可能なアクションを示します。
表A-6 ネットワーク ビューでのネットワーク管理タスク
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ノードを開く |
次のいずれかを実行します。 • ノード アイコンをダブルクリックします。 • ノード アイコンを右クリックし、ショートカット メニューから Open Node を選択します。 • ノードをクリックし、View メニューから Go To Selected Object View を選択します。 • View メニューから、 Go To Other Node を選択します。Select Node ダイアログ ボックスからノードを選択します。 • Alarms タブまたは History タブからノード アラームまたはイベントをダブルクリックします。 |
ノード アイコンを移動する |
Ctrl キーを押した状態でマウスの左ボタンを押し、ノード アイコンを別の位置にドラッグします。 |
ノード アイコンの位置をリセットする |
ノードを右クリックし、ショートカット メニューから Reset Node Position を選択します。ノード アイコンは、ノード ビューの Provisioning > General タブ上の垂直および水平を基準としたフィールドで定義された位置に移動します。 |
回線をプロビジョニングする |
ノードを右クリックします。ショートカット メニューから Provision Circuit To を選択し、回線をプロビジョニングするノードを選択します。回線の作成手順については、 第 7 章「チャネルおよび回線の作成」 を参照してください。 |
新規ノードを使用して回線を更新する |
ノードを右クリックし、ショートカット メニューから Update Circuits With New Node を選択します。このコマンドは、新規ノードを追加し、回線がそのノードを経由するようにしたい場合に使用します。 |
リンクのエンドポイントを表示する |
スパンを右クリックします。ショートカット メニューから、表示するドロップ ポートに対して Go To { <node> | <port> | <slot> } を選択します。CTC によって、カード ビューにカードが表示されます。 |
スパン プロパティを表示する |
次のいずれかを実行します。 • スパン上でマウスを動かすと、スパンの近くにプロパティが表示されます。 • スパンをクリックすると、ウィンドウの左上隅にプロパティが表示されます。 • スパンを右クリックすると、ショートカット メニューの上部にプロパティが表示されます。 |
スパン全体に対して UPSR(ANSI)または SNCP(ETSI)保護切り替えを実行する |
ネットワーク スパンを右クリックし、 Circuits をクリックします。Circuits on Span ダイアログボックスの UPSR Span Switching フィールド(または SNCP Span Switching フィールド)に切り替えオプションが表示されます。 |
DWDM スパン プロパティを表示する |
DWDM ネットワーク スパンを右クリックし、ショートカット メニューから Circuits を選択します。Optical Channel Network Connection(OCHNC)、光の方向、および回線が表示されます。 |
スパンをアップグレードする |
スパンを右クリックし、ショートカット メニューから Upgrade Span を選択します。DWDM ノードには適用されません。 |
A.2.5 テーブル表示オプション
テーブル カラムを右クリックしてメニューを表示します。 表A-7 にテーブル表示オプションを示します。CTC テーブル カラムの再配置または非表示、テーブル カラムのプライマリ キーまたはセカンダリ キーでのソートなどのオプションがあります。
表A-7 テーブル表示オプション
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カラムのサイズ変更 |
クリックした状態でカラムのセパレータを左右にドラッグします。 |
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カラムの順序の再配置 |
クリックした状態でカラム ヘッダーを左右にドラッグします。 |
-- |
カラムの順序のリセット |
-- |
Reset Columns Order/Visibility を選択します。 |
カラムの非表示 |
-- |
Hide Column を選択します。 |
カラムの表示 |
-- |
Show Column > column_name を選択します。 |
すべての非表示カラムの表示 |
-- |
Reset Columns Order/Visibility を選択します。 |
テーブルのソート(プライマリ) |
カラム ヘッダーをクリックすると、クリックするたびにソートの順序が変わります(昇順または降順)。 |
Sort Column を選択します。 |
テーブルのソート(セカンダリ ソート キー) |
Shift キーを押した状態で、カラム ヘッダーをクリックします。 |
Sort Column (incremental) を選択します。 |
ソートのリセット |
-- |
Reset Sorting を選択します。 |
テーブル行数の表示 |
-- |
「Row Count」の後にリストされた数を表示します。これは、ショートカット メニューの最後の項目です。 |
A.3 機器インベントリ
ノード ビューで、Inventory タブに ONS 15454 機器についての次のような情報が表示されます。
• Location:機器が取り付けられているロケーション(シャーシまたはスロット番号)を識別します。
• Eqpt Type:特定のカード名ではなく、たとえば OC-12 や DS-1 などの機器タイプを表示します。
• Actual Eqpt Type:たとえば OC12 IR/STM4 SH 1310 など、特定のカード名を表示します。
• Admin State:カードのサービス状態を変更します(ネットワーク状態に問題ない場合)。カードの管理状態の詳細については、 付録 C「DWDM カードの管理状態とサービス状態」 を参照してください。
–IS (ANSI)または Unlocked (ETSI):カードのサービス状態を In-Service and Normal(IS-NR [ANSI])または Unlocked-enabled(ETSI)にします。
–OOS,MA(ANSI)または Locked,maintenance(ETSI):カードのサービス状態を Out-of-Service and Autonomous, Maintenance(OOS-AU, MT [ANSI])または、Unlocked-disabled, maintenance(ETSI)にします。
• Service State:現在のカードのサービス状態(自動的に生成され、カード全体に適用される状態)を表示します。Service State の表示形式は、Primary State-Primary State Qualifier、Secondary Stateです。カードのサービス状態の詳細については、 付録 C「DWDM カードの管理状態とサービス状態」 を参照してください。
• HW Part #:ハードウェアの部品番号を表示します。この番号は、カードまたは機器の上面に印刷されています。
• HW Rev:ハードウェア リビジョン番号を表示します。
• Serial #:機器のシリアル番号を表示します。この番号は、カードごとに固有です。
• CLEI Code:Common Language Equipment Identifier(共通言語機器識別子)コードを表示します。
• Firmware Rev:ONS 15454 カードに取り付けられている application-specific integrated circuit(ASIC; 特定用途向け集積回路)チップが使用するソフトウェアのリビジョン番号を表示します。
• Product ID:ファン トレイ、シャーシ、カードなどのハードウェア コンポーネントの製造時のプロダクト ID を表示します。ソフトウェア リリース 4.6 より前の既存の機器については、Product ID カラムに「N/A」と表示されます。
• Version ID:ファン トレイ、シャーシ、カードなどの製造時のバージョン ID を表示します。ソフトウェア バージョン 4.6 より前の既存の機器については、Product ID カラムに「N/A」と表示されます。
インベントリ タブの下にあるボタンは、カード選択時のカードの削除やリセット、またはテーブル上での PPM 選択時の PPM の削除に使用されます。