Cisco Prime ネットワーク解析モジュール ソフトウェア 5.1(2) リリース ノート
Cisco サービス統合型ルータでの NME-NAM の使用
仮想スイッチ システムで必要となる NAM および IOS ソフトウェア
Catalyst 6500 NAM-1 および NAM-2 の推奨メモリ
Catalyst 6500 および Cisco 7600 の NAM-1 と NAM-2 のメンテナンス イメージおよび BIOS 要件
Catalyst 6500 および Cisco 7600 の NAM-1 と NAM-2 メンテナンス イメージ ソフトウェアのアップグレード
Catalyst 6500 および Cisco 7600 の NAM-1 と NAM-2 BIOS イメージ ソフトウェアのアップグレード
Catalyst 6500 シリーズ スイッチ用の ROMMON のアップグレード
NAM-3/SUP2T 用の NAM FPD イメージのアップグレード
Cisco IOS イメージおよび FPD イメージのアップグレード
シスコ以外の H.323 音声デバイスおよびコール マネージャでの NAM のサポート
Intelligent Application Performance(IAP)
NAM メンテナンス イメージと BIOS のバージョンのチェック
Cisco Nexus 7000 に対する NAM アプライアンスのサポート
NAM GUI を使用した SPAN データ ソースの作成を不可能にする IOS イメージの非互換性
冗長スーパーバイザ カードで IOS イメージ 12.2(33)SRC2 を実行する Cisco 7600
12.2(18)SXF5 より新しい IOS イメージの実行
IOS イメージ 12.2(33) SRD で RSPAN および ERSPAN が非サポート
このリリース ノートには、Cisco Prime ネットワーク解析モジュール ソフトウェア 5.1(2) についての全般的情報が記載されています。
• 「Cisco Prime ネットワーク解析モジュール 5.1(2) の新機能および拡張」
• 「システム要件」
• 「制限事項」
• 「警告」
• 「マニュアル」
Cisco Prime ネットワーク解析モジュール 5.1(2) が高パフォーマンスの Cisco Catalyst 6500 シリーズ Network Analysis Module(WS-SVC-NAM3-6G-K9)をサポートするようになりました。このリリースでは、高速かつ高密度の Catalyst 6500 Campus Backbone および Data Center 環境において、高パフォーマンス アプリケーションの可視性とトラブルシューティングが統合されています。
NAM 5.1(2) は、物理および仮想スイッチ環境の可視性を増大し、物理および VSS スイッチング環境での Catalyst 6500 の運用管理機能を向上させます。
• 音声および RTP モニタリングのための ERSPAN データをサポートします。
• 60k までの RTP ストリームと 30k までのコールをモニタできます。
メモリ、パフォーマンス、ディスク サイズその他の機能が異なる、以下のようなモデルがあります。このため、提供できる機能には差があります(キャプチャに割り当てられるメモリの量など)。
NAM 5.1(2) ソフトウェアは、以下の NAM モデル(SKU)をサポートします。
• Catalyst 6500 シリーズ スイッチおよび Cisco 7600 シリーズ ルータ
• Cisco Nexus 1010 仮想サービス ブレード
表 1 に NAM 5.1(2) のソフトウェア製品番号を示します。更新された NAM 5.1(2) ソフトウェアは、ブラインド リビジョンであるため、NAM 5.1 のその他すべての部品番号で使用できます。
NAM 5.1(2) ソフトウェアでは、NAM 3.x または NAM 4.x リリースからのアップグレード パスはサポートしていません。
この項では、NAM 5.1(2) ソフトウェアで必要となるプラットフォーム ハードウェア、プラットフォーム ソフトウェア、NAM ハードウェア、および NAM ソフトウェアを示します。
• 「Catalyst 6500 NAM-1 および NAM-2 の推奨メモリ」
• 「ブラウザ要件」
• 「HTTP セキュア サーバを使用した NAM への接続」
• 「Catalyst 6500 および Cisco 7600 の NAM-1 と NAM-2 のメンテナンス イメージおよび BIOS 要件」
表 2 に、NAM 5.1(2) を使用するために必要なハードウェア モジュールおよびプラットフォームを示します。
サポートされるこれらのプラットフォームで NAM 5.1(2) ソフトウェアを実行するには、1 GB 以上のメモリが必要です。
この項では、Cisco サービス統合型ルータ(ISR)および ISR Generation Two(G2)のプラットフォームで NME-NAM を使用するための要件を示します。
表 3 に示された Cisco ルータ プラットフォームの任意のネットワーク モジュール スロットに、NME-NAM-120S を導入できます。サポートされている ISR G2 プラットフォームに NME-NAM を正しく組み込むには、ネットワーク モジュール(NM)アダプタ カード、SM-NM-ADPTR が必要です。NME-NAM は、NAM 3.6 以降を使用してこれらのルータ プラットフォームをサポートします。NME-NAM をサポートする必要最低限の IOS ソフトウェア バージョンについては、 表 5 、 「NAM 5.1(2) で必要となる Cisco ISR および ISR G2 IOS の最低バージョン」 を参照してください。Cisco ブランチ ルータに取り付けることができる Cisco NAM は 1 つだけです。
NM アダプタ カードを使用して、サポートされている ISR G2 プラットフォームに NME-NAM-120S ネットワーク モジュールを取り付ける方法については、『 Installing Cisco Network Modules and Service Modules 』の「Using Network Modules in Service Module Slots on Cisco 2900 Series and Cisco 3900 Series Routers」の項を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/routers/access/interfaces/nm/hardware/installation/guide/InstNetM.html
表 4 に、 「NAM 5.1(2) で必要となる Cisco Catalyst 6500 および Cisco 7600 シリーズの IOS の最低バージョン」 を示します。
12.2(33) |
|||||||||
表 5 に、NME-NAM-120S での 「NAM 5.1(2) で必要となる Cisco ISR および ISR G2 IOS の最低バージョン」 を示します。
表 6 に、Cisco 仮想スイッチ システム(VSS)環境で使用する NAM ブレードに必要となる NAM および IOS ソフトウェアを示します。
NAM 5.1(2) は、WAVE-574 および WAE-674 WAAS アプライアンスをサポートしています。 表 7 に、Cisco WAAS アプライアンス、そのコンポーネント、および導入シナリオを示します。WAAS アプライアンスには、次のソフトウェアが必要です。
NAM 5.1(2) は、Cisco SRE(Service Ready Engine)、SM-SRE-700/710 および SM-SRE-900/910 をサポートしています。Cisco® Services Ready Engine(SRE)モジュールは、第 2 世代シスコ サービス統合型ルータ(ISR G2)のルータ ブレードで、ホストの Cisco、サードパーティ、およびカスタム アプリケーションに機能を提供します。
Cisco SRE モジュールのハードウェア要件については、Cisco.com の「 Cisco Services-Ready Engine Data Sheets 」を参照してください。
NAM ソフトウェア、特に大きなテーブル サイズに対応する新機能を備えた NAM 5.x リリースについて、パフォーマンスを最適化するため、シスコでは、現場で取り付け可能なメモリ アップグレード キットをご用意しています。これは WS-SVC-NAM-1 および WS-SVC-NAM-2 デバイス用として購入できます。メモリ アップグレード キットには 2 GB の DRAM が付属しています。部品番号は MEM-C6KNAM-2GB= です。
シスコでは、メモリ アップグレードを、モニタ可能なホストとカンバセーションの数を 2 倍まで増大できるものとして位置付けています(増大できる数は、モニタするパケット サイズ、トラフィックのバースト性、イネーブルする NAM 機能、イネーブルするスイッチおよびルータの機能などによって異なります)。メモリ アップグレードにより、モニタするホストとカンバセーションの数を増大できるだけでなく、その増大の結果、モニタできる同時発生フローの数も増加させることができます。このため、大量の同時発生フローが存在するネットワークに NAM が導入されている場合に、NAM のパフォーマンスを改善できます。
メモリのアップグレード方法の詳細については、次の URL のドキュメント、「 NAM Memory Upgrade Install Note 」を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/switches/lan/catalyst6500/hardware/Config_Notes/
78_18630.html
工場出荷時からすでに 2 GB の DRAM が搭載されている WS-SVC-NAM-1-250S および WS-SVC-NAM-2-250S には、メモリ アップグレード キットは用意されていません。
Cisco Catalyst 6500 シリーズ Network Analysis Module(WS-SVC-NAM3-6G-K9)は、キャプチャの持続時間を長くし、キャプチャの帯域を高くするため、外部ストレージの接続が可能です。この接続には、前面パネルにある 2 つのポート、Mini Serial Attached SCSI(SAS、SFF-8088)と Fibre Channel Over Ethernet(FCoE、SFP+)を使用します。外部 SAS ストレージ アレイが直接接続できるのに対し、FCoE アレイでは大部分の場合、NAM-3 への接続に FCoE 対応スイッチ(Nexus 5000 シリーズ スイッチなど)が必要です。Nexus 5000 シリーズ スイッチは複数の FC および FCoE ストレージ アレイに接続できます。
FCoE ストレージを使用する場合、シスコでは、Nexus 5000 シリーズ スイッチを NX-OS 5.0(3)N1(1) 以降で稼働することを推奨します。
表 9 に、すべてのプラットフォームのブラウザ要件を示します。
(注) NAM には Java プラグインは必要ありませんが、場合によっては Java 仮想マシン(JVM)を使用する必要があります。リストした Java プラグインのバージョンは、JVM のプラグインが必要なブラウザでテスト済みです。シスコでは、JRE Version 5.0 Update 6 を推奨します。
NAM CLI を使用してセキュア サーバをイネーブルにすると、HTTPS を使用して NAM に接続できます。暗号化パッチが同梱されている SM-SRE および WS-SVC-NAM-3 を除き、すべてのプラットフォームでこの機能をイネーブルにするには、Cisco.com から強力な暗号化パッチをダウンロードしてください。詳細については、 NAM installation guide を参照してください。
NAM は、ポート 443 でのセキュアな接続をイネーブルにする自己署名証明書を同梱して出荷されます。HTTPS を使用するよう NAM を設定すると、クライアントのブラウザは HTTPS を使用して NAM に接続できます。すべてのブラウザは最初の接続時に自己証明書に対して例外を生成するため、続行するには [OK] を選択して例外を受け入れる必要があります。
Firefox ブラウザを使用して HTTPS ページまたは SSH を使用する CLI にアクセスするときに、以前に NAM サイトに対して証明書が生成済みの場合は、新しい暗号化パッチを適用した後で、 sec_error_reused_issuer_and_serial
エラーが表示される場合があります。
ステップ 1 [Tools] > [Options] > [Advanced] を選択し、[View Certificates] を選択します。
ステップ 2 [Servers] タブで証明書を削除します。
ステップ 3 [Authorities] タブで、トラブルが発生しているデバイスの認証局(CA)を特定し、削除します。
ステップ 4 シスコでは、この問題を解決するために、以下を実行することを推奨しています(この手順はオプションですが、推奨します)。
a. NAM CLI で ip http secure generate を入力し、証明書を生成します。
b. ip http secure install を入力し、署名証明書をインストールします。
この手順の実行後、再接続時に例外メッセージが再度表示されます。最後にもう 1 度だけ、この例外を確認する必要があります。
表 10 に、NAM アプリケーション イメージ 5.1(2) を使用する場合に NAM-1 および NAM-2 に必要となる、NAM メンテナンス イメージ、メンテナンス イメージ ファイル名、および BIOS イメージの最低バージョンを示します。
BIOS イメージは NAM のメンテナンス イメージにバンドルされています。
このリリース ノートの NAM 5.1(2) へのアップグレード の項には、以下に関する情報が記載されています。
• Catalyst 6500 および Cisco 7600 NAM の BIOS イメージのバージョンを特定する方法
• Catalyst 6500 および Cisco 7600 NAM のメンテナンス イメージをアップグレードする方法
WAAS、Nexus 1010、および SRE の NAM ソフトウェアを使用するには、テキスト ファイル形式の製品ライセンスをインストールする必要があります。評価ライセンスでは、最大 60 日間ソフトウェアを使用できますが、評価ライセンスの期限が切れると、NAM GUI にログインできなくなります。評価ライセンスを使用している場合は、NAM ログイン ウィンドウに、評価ライセンスの期限が切れるまでの日数が表示されます。
ライセンス情報(ノード ロック情報)は、NAM CLI を使用したソフトウェアのインストール中か、またはソフトウェアのインストール後に指定できます。NAM ソフトウェアのインストール中に、製品 ID(PID)とシリアル番号(SN)を入力するように求められます。ライセンスのために PID および SN を入手するには、CLI で NAM show inventory コマンドを使用します。
NAM ライセンスを入手するには、次の URL にアクセスします。
http://www.cisco.com/go/license
このページに記載されている手順に従って、NAM ライセンス ファイルを入手します。ライセンス ファイルを入手するには、アプライアンスの PID と SN が必要です。PID と SN を入力するか、製品認証キーを入力すると、ライセンス ファイルが E メールで送信されます。このライセンス ファイルを使用可能な FTP サーバに格納します。NAM ソフトウェアのインストールが完了した後に license install コマンドを使用して、ライセンスをインストールします。
• 「Catalyst 6500 および Cisco 7600 の NAM-1 と NAM-2 メンテナンス イメージ ソフトウェアのアップグレード」
• 「Catalyst 6500 および Cisco 7600 の NAM-1 と NAM-2 BIOS イメージ ソフトウェアのアップグレード」
• 「Catalyst 6500 シリーズ スイッチ用の ROMMON のアップグレード」
• 「NAM-3/SUP2T 用の NAM FPD イメージのアップグレード」
NAM 5.1(2) では、NAM デバイスでの NAM 3.x または NAM 4.x ソフトウェア リリースからのアップグレードはサポートされていません。NAM 3.x または NAM 4.x リリースを使用している場合は、NAM 5.1(2) のフレッシュ インストールを行う必要があります(次の項、 NAM ソフトウェアのインストールを参照)。また、NAM 5.1(2) のアーキテクチャが一新されたため、NAM 3.x または NAM 4.x からアップグレードする場合は、NAM に現在行っている設定が失われます。シスコでは、NAM の前バージョンに戻る必要が生じた場合に備えて、現在の設定をバックアップしておくことを強く推奨します。これにより、保存した設定を復元できます。
現在の設定をバックアップするには、NAM コマンド ラインで、次のように config upload コマンドを入力します。
config upload コマンドは、NAM の現在の設定のコピーを、指定した宛先に送信します。この情報は、NAM_host-c6svc-nam-3.6.1b.confg のように、末尾に .confg のサフィックスを付けたバックアップ設定ファイルに格納されます。宛先のアドレスは、有効なサーバ名とディレクトリ パスである必要があります。
(注) Cisco Nexus 1010 Virtual Services Appliance は、NAM 5.0 ではサポートされていません。したがって、Nexus 1010 を使用する場合には、NAM 4.x から NAM 5.0 へのアップグレードはサポートされてないため、NAM 5.1(2) のフレッシュ インストールを行う必要があります。
NAM ソフトウェアを NAM 5.0(1T) から NAM 5.1(2) にアップグレードするには、CLI またはヘルパー イメージを使用します。
いくつかのプラットフォームで、NAM ソフトウェアを NAM 5.1(1) から NAM 5.1(2) にアップグレードできます。 表 11 に、NAM を稼働するプラットフォームに応じて実行できる方法を示します。
Nexus 1010 での NAM
4
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|
4.パフォーマンスを最適化するため、NAM 5.1(2) に対しては nexus-1010.4.2.1.SP1.3 のソフトウェア バージョンの使用を推奨します。 |
NAM のフレッシュ インストールを行う場合は、ご使用のプラットフォームに固有のインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。
(注) 必ず 「NAM 5.1(2) のインストール/設定のガイド/ノートの更新」でインストールの更新内容を確認してください。この情報は、下記のガイドには記載されていません。
Cisco Catalyst 6500 シリーズ スイッチ用の URL は次のとおりです。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/cscowork/ps5401/tsd_products_support_series_home.html
Cisco 2200 シリーズ アプライアンス用の URL は次のとおりです。
http://www.cisco.com/en/US/products/ps10113/prod_installation_guides_list.html
WAAS NAM 仮想ブレード用の URL は次のとおりです。
http://www.cisco.com/en/US/products/ps10506/prod_installation_guides_list.html
Nexus 1010 の NAM 用の URL は次のとおりです。
http://www.cisco.com/en/US/products/ps10846/prod_installation_guides_list.html
http://www.cisco.com/en/US/products/ps10598/prod_module_series_home.html
その他すべてのプラットフォーム用の URL は次のとおりです。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/cscowork/ps5401/tsd_products_support_series_home.html
NAM メンテナンス イメージ ソフトウェアをアップグレードするには、次の手順を実行します。
(注) この項は、バージョン 2.1(5) より前のメンテナンス イメージを実行している WS-SVC-NAM-1 および WS-SVC-NAM-2 ブレードにのみあてはまります。
ステップ 1 NAM メンテナンス ソフトウェア イメージを FTP からアクセス可能なディレクトリにコピーします。
NAM メンテナンス イメージの最新バージョンは、次の URL からダウンロードできます。
http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/ws-svc-nam
ダウンロードできる最新の NAM メンテナンス イメージ ソフトウェアは 2.1(5) で、ファイル名は c6svc-nam-maint.2-1-5.bin.gz です。
ステップ 2 コンソール ポートから、または Telnet セッションを使用して、スイッチにログインします。
ステップ 3 NAM をアプリケーション イメージで実行する場合は、ステップ 5 に移動します。NAM をアプリケーション イメージで実行しない場合は、次のコマンドを特権モードで入力します。
ステップ 4 NAM が再びオンラインになったら、NAM とのコンソール セッションを開始し、root アカウントでログインします。
ステップ 5 次のようにして NAM メンテナンス イメージ ソフトウェアをアップグレードします。
ここで、 ftp-url は NAM ソフトウェア イメージ ファイルの FTP ロケーションおよび名前です。
(注) FTP サーバで anonymous ユーザを使用できない場合は、ftp-url の値として構文ftp://user@host//absolute-path/filename を使用します。プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。
ステップ 6 画面に表示されるプロンプトに従って、アップグレードします。
ステップ 7 アップグレードが完了したら、NAM からログアウトします。
ステップ 8 NAM メンテナンス イメージ ソフトウェアをリセットするため、次のようなコマンドを使用して、新しいメンテナンス イメージをブートします。
ステップ 9 (オプション)NAM が再びオンラインになった後で初期設定を確認するには、次のように NAM の root アカウントにログインします。
ステップ 10 (オプション)次のようにアプリケーション イメージをリブートします。
(注) この項は、バージョン 6.0.9 より前の BIOS イメージを実行している WS-SVC-NAM-1 ブレードおよび WS-SVC-NAM-2 ブレードにのみあてはまります。
(注) BIOS イメージは NAM のメンテナンス イメージにバンドルされています。
NAM メンテナンス イメージ ソフトウェアには、BIOS のアップグレード ソフトウェアも含まれています。 show version コマンドにより 4.0-Rel 6.0.9 より前の BIOS バージョンが示された場合、次の BIOS アップグレード実行手順を参照してください。
ステップ 1 メンテナンス イメージになるよう NAM をブートします。スーパーバイザ CLI で次のコマンドを入力します。
hw-module module <module-number> reset cf:1
ステップ 2 NAM が新しいメンテナンス イメージをブートした後で、次のスーパーバイザ CLI コマンドで NAM モジュールのセッションを開始します。
session slot <module-number> processor 1
ステップ 3 ユーザ root (デフォルト パスワード cisco )でログインします。
ステップ 4 メンテナンス イメージ用に guest アカウント(デフォルトではディセーブルになっている)をイネーブルにします。NAM メンテナンス CLI で次のコマンドを入力します。
(注) BIOS アップグレード手順は、guest アカウントでのみ実行できます。
guest アカウント用のデフォルト パスワードは cisco です。
警告 新しい BIOS が設定されている間は、この手順を中断することはできません。設定が完了するまで、電源を切断したり、NAM をシャットダウンしたりしないでください。
手順は通常 2
分未満で完了し、「BIOS programming complete」などのメッセージが表示されます。
ステップ 7 guest アカウントでログインしているときに、次のコマンドを入力して BIOS アップグレード手順を開始します。
ステップ 8 設定する BIOS ファイルのファイル名を入力するよう求められたら、次のファイル名を入力します。
(注) 前記のファイル名で、文字 O を使用する .ROM 拡張子以外は、文字 O でなく 数字の 0 を使用してください。
ステップ 9 NAM CLI からログアウトし(スーパーバイザ CLI に戻る)、次のようなコマンドを入力して、NAM アプリケーション イメージをブートします。
hw-module module <module-number> reset hdd:1
ステップ 10 show version コマンドを入力して、BIOS が正常にインストールされたことを確認します。
show version コマンドの出力の例を次に示します。
この show version コマンドの出力は、最新の BIOS バージョン(4.0-Rel 6.0.9)がインストールされたことを示しています。
これで、NAM アプリケーション イメージをリブートして、通常の NAM 運用を再開できます。
Cisco ルータの ROM モニタ(ROMMON)は、ルータが電源投入されたりリセットされたりすると、実行されます。このファームウェアは、プロセッサ ハードウェアの初期化とオペレーティング システムのブートを助けます。ROM モニタを使用して、忘れたパスワードの回復やコンソール ポートでのソフトウェアのダウンロードなどの設定作業を実行できます。ルータに Cisco IOS ソフトウェア イメージがロードされていない場合は、ROM モニタがルータを実行します。
NAM-3 ブレード用の BIOS イメージおよび ROMMON イメージは、互いにバンドルされており、常に単一のプロセスでインストールされます。BIOS ディスクの TFTP ユーティリティを使用して、TriX86 Boot Firmware を更新するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 biosdisk_tri_x_y_z.bin を TFTP サーバにコピーします。
ステップ 2 ローカルの TriX86 コンソールに接続します。
ステップ 3 自動ブート モードを使用している場合は、TriX86 ROMMON が開始されます。
ステップ 4 TFTP ネットワークの外部イーサネット インターフェイス ポート(ない場合は、ROMMON のデフォルト ポート)を選択します。これは、ROMMON CLI で interface コマンドを使用して行います。
ステップ 5 ROMMON TFTP パラメータを設定します。
• ローカル ポートの IP アドレス: addr w.x.y.z
• ゲートウェイの IP アドレス(該当する場合): gate w.x.y.z
• TFTP サーバ上のファイル パス: file userid/biosdisk_tri_x_y_z.bin
ステップ 6 ping( ping server または ping w.x.y.z )を使用して、サーバへの接続を確認します。
ステップ 7 TFTP は、 tftpdnld コマンドを使用して BIOS ディスク ユーティリティをブートします。
ステップ 8 BIOS ディスクは自動的に SPI フラッシュからのブートを再設定し、BIOS ディスクの CLI プロンプトで停止します。インストールが完了したら、NAM をリセットするため、 reboot を入力します。
NAM-3/SUP2T ユーザの場合、新しい NAM-3 を SUP2T シャーシおよび Cat6K-E シャーシとともにインストールすると、ログに FPD エラーが表示される場合があります。 show mod は、NAM-3 が電源切断状態にあることを示します。この問題を解決するには、以下の詳細な手順を実行します。
NAM 5.1(2) には、スイッチの Cisco IOS ソフトウェアを使用してアップグレードできる別の FPD イメージが同梱されています。
スイッチの show hw-module all fpd IOS コマンドを使用して、FPD のアップグレードが必要かどうかを確認します。
NAM に必要最低限のバージョン(NAM 1.10)がある場合は、追加アクションは不要です。FPD イメージ パッケージをアップグレードする必要がある場合は、次のステップに進んでください。
次の非 VSS 環境のサンプル出力は、NAM が最低のバージョン要件を満たしていないことを示しています。
VSS 環境の場合は、 show hw-module switch <#> all fpd コマンドを使用してください。
Cisco IOS イメージをアップグレードする場合、スイッチをリロードしたときに、NAM に FPD が自動的にインストールされるよう、ローカルのフラッシュ メモリ(disk0: または bootdisk:)に新しい FPD イメージをロードすることもできます。
ステップ 1 スイッチの show running-config IOS コマンドの出力を調べて、FPD の自動アップグレード機能がイネーブルになっていることを確認します。
出力で "upgrade fpd auto" と表示された行を探します。出力に upgrade コマンドがない場合、 upgrade fpd auto がデフォルト設定であるため、この設定がイネーブルになります。自動アップグレードがディセーブルになっている場合は、 upgrade fpd auto コマンドを使用して自動 FPD アップグレードをイネーブルにします。
ステップ 2 Cisco.com のログインをお持ちの場合は、次の Web サイトから FPD イメージを入手できます。
http://www.cisco.com/cisco/software/release.html?mdfid=283933147&flowid=29364&softwareid=280805682&release=15.0.1-SY1&relind=AVAILABLE&rellifecycle=ED&reltype=latest
ステップ 3 FPD イメージ パッケージをスイッチのローカル フラッシュ メモリにダウンロードします。
フラッシュ メモリへのファイルのダウンロードの詳細については、スイッチのマニュアルを参照してください。
(注) システムの FPD 関連の設定は変更しないでください。upgrade fpd path コマンドのデフォルト設定が変更されている場合は、このコマンドの no 形式を使用して設定をデフォルト設定に戻します。
ステップ 4 次の Web サイトから Cisco IOS イメージを入手します。
http://www.cisco.com/cisco/software/release.html?mdfid=283933147&flowid=29364&dvdid=282804709&softwareid=280805685&release=15.0.1-SY1&relind=AVAILABLE&rellifecycle=ED&reltype=latest
新しい IOS イメージのロードの詳細については、スイッチのマニュアルを参照してください。
ステップ 5 新しい IOS イメージを使用してスイッチをリロードします。
Cisco IOS は、ブート後にフラッシュから FPD イメージ パッケージを検索します。スイッチは、Cisco IOS ブート プロセスの一環として FPD イメージを自動的に更新します。
ステップ 1 Cisco.com のログインをお持ちの場合は、次の Web サイトから FPD イメージを入手できます。
http://www.cisco.com/cisco/software/release.html?mdfid=283933147&flowid=29364&softwareid=280805682&release=15.0.1-SY1&relind=AVAILABLE&rellifecycle=ED&reltype=latest
ステップ 2 FPD イメージ パッケージをスイッチのフラッシュ メモリにダウンロードします。ローカルのフラッシュ ディスク(disk0: または bootdisk:)を使用することを推奨します。
フラッシュ メモリへのファイルのダウンロードの詳細については、スイッチのマニュアルを参照してください。
ステップ 3 次のコマンドを使用して、FPD イメージ パッケージの内容を確認します。
file-url 引数は、FPD イメージ パッケージ ファイルのロケーションおよび名前です。たとえば、次のコマンドでは、イメージの確認に成功しています(NAM の TRIFECTA カード タイプを参照)。
ステップ 4 次のコマンドを使用して FPD をアップグレードします。
slot-number 引数は、NAM のシャーシ スロット ロケーションを示しています。 file-url 引数は、FPD イメージ パッケージ ファイルのロケーションおよび名前です。たとえば、スロット 2 の NAM をアップグレードするには、次のコマンドを入力します。
ステップ 5 次のコマンドを使用して、FPD のアップグレードが完了したことを確認します。
次の例は、FPD のアップグレードが進行している様子を示しています。
次の例は、FPD のアップグレードがすでに停止し、完了したことを示しています。
ステップ 6 以下のコマンドのいずれかを使用して、FPD のアップグレードが成功したことを確認します。
VSS 環境を使用している場合に、使用する IOS コマンドの詳細が必要なときは、「FPD のアップグレードが必要かどうかの確認」を参照してください。
以下の制限事項および制約事項は、現時点では NAM 5.1(2) ソフトウェア リリースにのみあてはまります。
• 「キャンセル時の NAM によるキャプチャ ファイルの生成」
• 「シスコ以外の H.323 音声デバイスおよびコール マネージャでの NAM のサポート」
• 「Intelligent Application Performance(IAP)」
• 「NAM メンテナンス イメージと BIOS のバージョンのチェック」
• 「Cisco Nexus 7000 に対する NAM アプライアンスのサポート」
• 「NAM 5.1(2) に影響する可能性がある IOS の問題」
Cisco 2200 シリーズ アプライアンスを使用していて、[Capture] > [Packet Capture/Decode] > [Files] で [Download] ボタンをクリックすると、ダウンロード アクションを受け入れたかキャンセルしたかに関係なく、 xxx.pcap ファイルが生成されます。これが、Cisco 2200 シリーズ アプライアンスでキャプチャを 1 回行うと、追加のファイルが作成される理由です。別のプラットフォームでキャプチャを行っても、ファイルは作成されません。
NAM ボイス コール モニタリングは、Avaya など Cisco 以外の音声デバイスおよびコール マネージャの一部では正常に動作しない場合があります。これは、シスコ以外の音声デバイスにのみあてはまります。Cisco IP Phone および Call Manager では、問題は発生しません。
WS-SVC-NAM-2 または WS-SVC-NAM-2-250S の NAM-2 デバイスを使用する場合は、同じフローの全パケットは同じデータ ポートに転送することを推奨します。
(注) この問題は、WS-SVC-NAM-2 モデルおよび WS-SVC-NAM-2-250S NAM モデルにのみあてはまります。
NAM-2 デバイスには 2 つのデータ ポート(DATA_PORT1 および DATA_PORT2)がありますが、これら 2 つのポートで受信されたパケットは、パケットの受信順どおりにはマージされません。特定のフローのパケットが 2 つのデータ ポートに分かれると、アプリケーション応答時間(ART)メトリックおよび音声品質メトリックの計算が影響を受ける可能性があります。
セキュリティ目的上、NAM 4.1 以降では、デフォルトのルート パスワードを用意しておりません。NAM 5.1(2) のインストール後に、root アカウントのパスワードを指定する必要があります。このパスワードをご使用のサイトのセキュリティ ポリシーに従って保管してください。この root アカウントのパスワードは、ソフトウェアのアップグレードで必要になります。
NAM 5.0 におけるアプリケーション パフォーマンス応答時間および音声品質メトリックの計算は、実際のパケット着信時間およびパケット シーケンスに依存します。パケット ドロップ、重複パケット、または非対称ルーティングの場合、NAM は関連付けられたポーリング間隔で正確な品質メトリックを計算できない可能性があります。
パケット ドロップや重複パケットの発生に気づくよう、NAM の syslog メッセージおよびシステム アラートに注意を払う必要があります。
アプリケーション応答時間(ART)とも呼ばれる IAP の場合、NAM 5.1(2) が TCP 接続でパケットを処理する方法のため、WAAS データ ソースでの応答時間のモニタリングには、TCP 接続の最初の応答は含まれません。その理由は、最初の数パケットが、最適化または最適化されていないどのセグメントに属するかを、WAAS 最適化エンジンが確認できないためです。
この問題には、1 つの応答しかない TCP 接続がないかをモニタすることで確認できます。この接続の応答時間はレポートされません。NAM は、複数の TCP 接続の平均応答時間を取ることで、応答時間を決定します。大部分の TCP 接続には複数の応答があるため、この問題は通常、長いモニタリング期間にわたって気づかれていません。
NAM 5.1(2) ソフトウェアでは、正しい NAM メンテナンス イメージと BIOS のバージョンを使用する必要があります。NAM 5.1(2) ソフトウェア用に推奨する BIOS バージョンは、BIOS 6.0.9 です。
推奨するメンテナンス パーティション(MP)のバージョンは、NAM のモデルによって決まります。各 NAM プラットフォームの推奨メンテナンス イメージについては、 表 10 を参照してください。NAM-1 または NAM-2 のメンテナンス イメージのアップグレードについては、 Catalyst 6500 および Cisco 7600 の NAM-1 と NAM-2 メンテナンス イメージ ソフトウェアのアップグレードを参照してください。
Cisco NAM 2200 シリーズ アプライアンス が提供する導入の柔軟性により、ユーザは、Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチのネットワークおよびアプリケーションのパフォーマンスを可視化できる NAM ソリューションが手に入ったことになります。Cisco NAM 2200 シリーズ アプライアンス には、データおよびアラームのモニタ、レポート、キャプチャなど、Cisco Nexus 7000 シリーズをサポートする NAM のコア機能が用意されています。NAM アプライアンスでは、トラフィック分析、Intelligent Application Performance(IAP)のモニタリング、DiffServ 分析、および音声品質モニタリングなどの機能をサポートします。同じ NAM ソフトウェア イメージは、テスト済みのすべてのインフラストラクチャ デバイスをサポートしています。
Cisco NAM 2200 シリーズ アプライアンス は、Catalyst 6500 シリーズ スイッチなど、他のテスト済みデバイスに提供しているのと同じレベルの管理インターフェイス サポートを提供することはまだできていません。この影響を次の NAM 機能が受けます。
• Nexus 7000 シリーズでの NAM GUI を使用した SPAN セッションの設定。代わりに、このようなセッションを設定するため、スイッチ CLI を使用してください。
(注) この制約事項は、NME-NAM-120S の内部 NAM インターフェイスでモニタされるトラフィックにのみあてはまります。
NAM は、元のパケットに関するレイヤ 3 以上の情報を提供します。レイヤ 2 ヘッダーは、ルータがパケットを NAM に転送するときにルータにより変更されます。そのため、NAM が記録したレイヤ 2 情報は元のパケットでは該当しません。
『NAM 5.1(2) User Guide』の最新バージョンを確認するには、www.cisco.com にある Network Analysis Module の技術マニュアルを参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/cscowork/ps5401/tsd_products
_support_series_home.html
IOS の以下の問題は、他のどのソフトウェア バージョンを使用するかにもよりますが、NAM 5.1(2) の使用に影響する可能性があります。
• NAM GUI を使用した SPAN データ ソースの作成を不可能にする IOS イメージの非互換性
• 冗長スーパーバイザ カードで IOS イメージ 12.2(33)SRC2 を実行する Cisco 7600
スーパーバイザ カードおよび IOS イメージ 12.2(18)SXF9/12.2(33)SRB1 の問題により、NAM GUI を使用して SPAN データ ソース(SPAN セッション)を作成できません。(この問題については、CSCse98807 を参照してください)。
(注) この問題は、IOS イメージ 12.2(18)SXF10 で解決されました。
SPAN セッションを作成するには、スイッチのコマンドライン インターフェイス(CLI)コマンドを使用するか、この IOS の問題を解決する 12.2(18)SXF10 または 12.2(33)SRB2 など、スーパーバイザ カードのその他の IOS リリースを使用します。
影響を受けるシステムで NAM GUI を使用して [Setup] > [Data Source] および [Create] を選択し、SPAN セッションを作成しようとしても、宛先ポートの情報は表示されません。このため、SPAN セッションを作成できません。
12.2(33)SRC2 IOS イメージと NAM サービス ブレードを実行する冗長スーパーバイザ カードを搭載した Cisco 7600 シャーシでは、エラー状態が発生する可能性があります。このエラーは、2 つのスーパーバイザ カードをシーケンシャルにブートする場合に、セカンダリ(スタンバイ)スーパーバイザ カードが正常なスタンバイ モードにならないときに発生します。
この問題の詳細については、「Field Notice #63179」を参照してください。
(注) この問題は 12.2(33)SRC3 で解決済みです。
• プライマリ スーパーバイザ カードがブートした後で、スタンバイ スーパーバイザ カードをブートする場合
• Cisco 7600 ルータが 12.2SRC1 イメージを実行する場合
• Cisco 7600 シャーシに設置するスーパーバイザ カードが 1 つだけの場合
プライマリ スーパーバイザ カードがスタンドアロンとして動作し、セカンダリ スーパーバイザ カードが RPR モードの場合、Cisco 7600 シャーシは(スタンドアロン スーパーバイザ カードが 1 つだけの場合と同様に)正常に動作します。スイッチオーバーにより、セカンダリ スーパーバイザ カードが正常なスタンバイ モードではなくなるため、システムが最大 3 分間使用不能になります。
(注) 両方のスーパーバイザ カードを同時にブートする場合、システムはホット スタンバイ状態になります。冗長スーパーバイザ カードをプライマリとしてブートし、プライマリを冗長としてブートさせる redun force-switchover コマンドを発行すると、プライマリがリブートします。
この問題を解決するには、IOS イメージを 12.2SRC2 から 12.2SRC1 にダウングレードする必要があります。必要に応じてアカウント チームが支援いたします。
12.2(18)SXF5 より新しい IOS イメージに IOS をアップグレードすると、IOS が NAM と SUP の間で SNMP 通信をインバンドから EOBC に切り替えるため、ユーザはセキュリティの問題に対して脆弱になります。
この問題があるため、NAM CLI コマンド supervisor address <sup-address> は適用しないでください。NAM からこの設定を削除する場合は、このコマンドを無効にする形式の
no supervisor address を使用します。
IOS イメージ 12.2(33) SRD を使用する場合、NAM 5.1(2) では ERSPAN コマンドは正常に動作しません。この問題にユーザが気づくのは、ERSPAN または RSPAN サブモードの NAM で宛先を設定しようとする場合です。
destination analysis-module 3 data-port 1
ここで、module 3 は、 monitor session 1 type erspan-destination コマンドを使用してモニタ対象として設定した NAM です。この設定された宛先が、前記のコマンドで見つかりません。
この問題は、ローカル SPAN(サブモード設定あり)にも影響します。
(注) この問題は、IOS イメージ 12.2(33) SRD1 以降では解決されました。
この項では、NAM 5.1(2) ソフトウェアの未解決の異常について説明します。
既知の問題の詳細については、次の URL にある「Cisco Software Bug Toolkit」にアクセスしてください。
http://www.cisco.com/cgi-bin/Support/Bugtool/home.pl
表 12 に、NAM 5.1(2) ソフトウェアの既知の異常を示します。異常ごとに、症状の説明、異常が発生する条件、および回避策(存在する場合)が記載されています。
スケジュールのエクスポートが NDE インターフェイスの状態と同じデータにならない。 NAM の [Analyze] > [Traffic] > [NDE Interface] に複数の不整合があります。[Schedule Export] の結果が [NDE interface stat] ページと一致していません。これに [% Utilization] が示される場合は、レポートが同じになる必要があります。 |
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NAM のアラームは、DSCP グループにただ 1 つの DSCP 番号が含まれるときに正常に動作します。現在、各 DSCP グループには複数の DSCP 番号が含まれています。この問題を解決するには、システムの定義済み DSCP グループを使用するのでなく、次の手順でユーザ定義の DSCP グループを作成します。 1. ただ 1 つの DSCP 番号を含む新しい DSCP グループを作成します。この DSCP 番号がアラームと関連付けられます。 |
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[Analyze] > [Voice Call Statistics] ページの [Top N End Points by Packet Loss (%)] チャートおよび [Top N Calls by Packet Loss (%)] チャートで、パケット損失のパーセントが 100 パーセントを超える場合がある。このようなデータは、Call Manager(または Communications Manager?)から NAM に直接送信される。パケット損失の問題を解決するには、CM の設定をチェックしてください。 |
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[Interface Stat] に一部のエントリ(1 日、1 週間)のインターフェイス名が表示されない。回避策はありません。 |
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IOS ルータからの SM-SRE のインストールが失敗する。ヘルパー アプリケーションを使用して NAM をインストールしてください。 |
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SM-SRE ヘルパーを使用したインストール後に、ネットワークが設定されていないという不必要なエラー メッセージが表示される。このメッセージは無視しても問題ありません。 |
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SUP から NAM ブレードをリブートすると、iSCSI ストレージが未フォーマットになる。 回避策:NAM CLI で fsck コマンドを実行し、NAM ブレードをリブートして、マウントされているファイルシステムを読み込みます。 |
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32 ビットのプラットフォームで iSCSI 外部ストレージの制限事項がある。次の作業を行います。 • 各 IQN は 1 つの LUN(ディスク)しか持つことができない。 • 32 ビット プラットフォームの NAM(NAM-1 および NAM-2)では、64 ビット プラットフォームの NAM デバイスで以前にフォーマットされた外部ストレージを読み込むことはできない。このため、64 ビット プラットフォームと 32 ビット プラットフォームの間で外部ストレージを交換することはできない。 |
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NAM-1 または NAM-2 に NAM 5.1(2) をインストールするには、MP 2.1(5) が必要である。MP 2.1(3) ではインストールできない。アップグレードの手順については、 Catalyst 6500 および Cisco 7600 の NAM-1 と NAM-2 メンテナンス イメージ ソフトウェアのアップグレードを参照。 |
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[Application Groups Details] テーブルに 1 つ余計なアプリケーション グループが表示される。 |
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[RTP Conversation Details] 画面を起動するために追加のステップが必要である。この [Detailed] 画面を起動するために、ポップアップ ウィンドウで [RTP Conversation Details] をクリックする必要がある。 |
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5.1(2) NAM-1 および NAM-2 の再フォーマットなしのアップグレードで、読み取り専用であるというエラー メッセージが表示される。これらのメッセージは無視しても差し支えありません。 |
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SNMPv3 をイネーブルにした場合に、管理対象デバイスのヘルス情報およびインターフェイス情報が表示されない。 管理対象デバイス機能が SNMPv3 サポートで設定されている場合は、Cisco 22xx アプライアンスと NME-NAM で問題が発生します。 • [Analyze] > [Managed Device] > [Health] > [Managed Device Information] ページが表示されません。 • [Analyze] > [Managed Device] > [Interface] ページが表示されません。 • [Analyze] > [Managed Device] > [Health] > [Router Health] ページにファン ステータスがありません。 • [Analyze] > [Managed Device] > [Health] > [Router Information] ページが表示されません。 |
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VPN-SPA(共有ポート アダプタ)モジュールが存在する場合に、NAM-3 がそのインターフェイスを設定可能な SPAN ソースとして認識しない。ただし、CLI を使用して設定が行われると、ステータスが GUI にレポートされる。 |
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NAM-3 のリバース telnet セッションでバッファ入出力エラーが表示される。 リバース telnet は、Cisco IOS に追加された、NAM 5.0(1T) リリースをサポートする新機能です。これは NAM のコンソールに類似しています。 |
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hostname を使用すると、 nslookup が機能しない場合がある。DNS によって解決できないホスト名があり、いくつかのページで SQL エラーが表示される。問題は、以下のページに表示される。 [Analyze] > [Response Time] > [Client-Server] [Analyze] > [Response Time] > [Client] [Analyze] > [Response Time] > [Server] [Analyze] > [WAN Optimization] > [Conversation Multi-segments] (GUI には「No data available」と表示されるが、ログ ファイルには SQL エラーが表示される) |
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NAM で 2 つのサイト(サイト A およびサイト B)を作成し、サイト A をソースとするインタラクティブ レポートを作成、保存して、サイト B をソースとするインタラクティブ レポートを作成、保存してから、サイト A を削除して他方のインタラクティブ レポートを保存しようとする場合、[Submit] ボタンをクリックしても、何も行われません。 |
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NAM でトラップ サーバを設定して、トラップを送信するよう Alarm アクションを設定している場合に、アラームが発生したとき、サーバをチェックしても、サーバでトラップが見つからない。Alarm と同じサーバにトラップを送信するよう syslog を設定すると、NAM-3 が正常に機能します。 |
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[Alarm Summary] ページ( [Monitor] > [Overview] > [Alarm Summary] )で、スクロール ダウンして Last 50 Alarms テーブルに移動し、[All Alarms] ボタンをクリックして、"All Alarms" テーブルを起動します。新しいアラームがトリガーされたがクリアされていない場合でも、クリア時刻は「-」と表示されます。時間範囲が前の 1 時間以下の場合は、それを反映してテーブルには「-」と表示されます。時間範囲が前の 1 時間以上に設定されている場合は、NAM には、トリガー時刻よりも前の不正確なクリア時刻が表示されます。 |
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IOS show module の出力の NAM 情報から、一部の情報が欠落している。モジュール 1 ~ 4 のバイパスとモジュール 2 がサブモジュールに欠落していることが、[Mod Online Diag Status] に示される。 |
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Response Time Details テーブルで、プリファレンスを [Bits] に設定している場合でも、ビット情報とともに [Client/Server Bytes] が表示される。 |
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Internet Explorer 8 ブラウザを使用して NAM GUI を表示し、[Analyze] > [Managed Device] > [NBAR] に移動しても、データが表示されない。 回避策は、この機能を使用するために Mozilla Firefox ブラウザを使用することです(Firefox 3.6.x を使用すると、これが動作します)。 |
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キャプチャ セッション アクション NBI が機能しない。このアクションは、NAM が 4.x から 5.x になるときに変更されました。 |
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VSB/VB NAM が NDE/ERSPAN のトラフィックしか処理できない。NAM で、NDE/ERSPAN ソース トラフィックの音声とビデオがサポートされない。VB/VSB の音声とビデオに関連する設定はすべて無視される。 |
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NAM の [Monitor] > [Traffic Summary] ページで、インタラクティブ レポートの時間範囲が現在から 24 時間未満前の場合は、上位 N 位のチャートはすべて問題ない が、時間範囲が現在から遡らずに、たとえば 3 日前のデータを表示するカスタム時間範囲の場合は、ホストの上位 N 位のチャートにはデータが表示されない。また、それ以外の場合は、チャートにデータが表示される。 |
表 13 に、NAM 5.1(2) ソフトウェアで解決された異常を示します。
必要となる重要な情報については、 警告および 制限事項の項を参照してください。このような情報は、製品イメージに同梱されたマニュアルには含まれていません。マニュアルがリリースされた後で、次の情報がこのリリース ノートに追加されました。
• 「NAM 5.1(2) のインストール/設定のガイド/ノートの更新」
これらの更新は、次期リリースのプラットフォームのインストール ガイドと設定ガイドに追加されます。
NAM 5.1(2) 用のプラットフォーム固有のインストールおよび設定マニュアルの変更を下記に示します。このリリースの既存の NAM 5.1 ガイドとノートを使用することは可能ですが、それらには以下の変更が含まれていません。
• シスコのインストレーション コンフィギュレーション ガイドの「外部ストレージのインストールおよび設定」の項には、このリリースで追加された、全プラットフォームに対する iSCSI サポートは含まれていません。 Cisco Prime Network Analysis Module User Guide 5.1(2) の「キャプチャ データ ストレージの設定」を参照してください。
• NAM により、全プロトコルを通して 32 基までの LUN がサポートされるようになりました。
• update-inventory コマンドが削除されました。SAS および FCoE 用に、ストレージの取り付けと取り外しが自動的に検出されるようになりました。iSCSI にはログイン/ログアウト手順が必要です。手順の詳細については、 外部 iSCSI ストレージの準備を参照してください。
この項では、外部 iSCSI ストレージ情報を NAM で使用できるよう手動で準備する方法の概要を示します。ご使用のベンダーのユーザ ガイドを使用して、必ず iSCSI アレイを適切に設定しておきます。NAM は大部分のアレイ設定には影響されませんが、一部のアレイ設定はアクセシビリティおよびパフォーマンスのうえで重要です。
1. アレイの論理ユニット番号(LUN)を設定する際に、通常セグメント サイズ設定があります。セグメント サイズを大きくすると、書き込み速度を向上させることができます。セグメント サイズ設定は最大値(512 KB)に設定することを推奨します。
1 つのアレイには、複数の LUN を設定することができます。
2. LUN をアレイの iSCSI 修飾名(IQN)にマップします。各 IQN は、アクセスするホスト(NAM など)の LUN の異なるリストを表します。
3. NAM は、全プロトコルを通して最大 32 の LUN をサポートします。32 ビットの NAM プラットフォームでは、IQN ごとに 1 つの LUN のみをマップしてください。64 ビットのプラットフォームでは、1 つの IQN に複数の LUN をマップすることができます。
4. NAM にも IQN があり、この IQN は iSCSI セッションのホスト側を表します。ホストの読み書きアクセスのため、必ず各 NAM の IQN を LUN にマップします。これは、特定のホストのみがそれらの LUN にアクセスできるよう、セキュリティ上の理由で必要となります。各 NAM には固有の IQN があるため、アクセスを行う必要がある NAM とアクセスされる必要があるターゲット LUN ごとに、このステップを実行してください。使用する CLI コマンドの詳細については、 NAM IQN の特定を参照してください。
5. IP パスに NAM 管理ポートを設定します。詳細については、 ストレージ アレイの接続を参照してください。
iSCSI ストレージ アレイの設定後、必ずそれに NAM 管理ポートへの IP パスを設定します。ご使用のベンダーのユーザ グループの指示に従って、正しいホスト接続ポートを使用してください。NAM が稼働中でも、アレイを接続することはできます。
一部のアレイには、複数のストレージ コントローラ モジュールが付属しています。通常、セキュリティのため、各 LUN にモジュールの所有権をマップする必要があります。
NAM は、ストレージ アレイの IP アドレスおよび IQN を使用して iSCSI セッションを開始するため、ストレージにログインします。ユーザ インターフェイスを使用してストレージ アレイを接続するには、次の手順を実行します。
1. NAM Web インターフェイスにログインします。[Data Storage] ページにアクセスするため、[Capture] > [Packet Capture/Decode] > [Data Storage] を選択します。
2. [iSCSI Login] ボタンをクリックし、ターゲットの IP および IQN を入力します。
ストレージ テーブルが新しく検出された LUN でリフレッシュされます。
– remote-storage iscsi list の結果をチェックして、iSCSI セッションが正常に開始したことを確認します。
– そうなっていた場合は、ストレージ アレイ設定をチェックし、LUN がターゲット IQN にマップされ、NAM の IQN に LUN への読み書きアクセスが付与されていることを確認します。
設定変更を行った場合は、iSCSI セッションからログアウトし、再度ログインします。ログアウトするには、CLI remote-storage iscsi logout を使用します。ユーザ インターフェイスに LUN が表示されたら、そのうちの 1 つを選択し、[iSCSI Logout] をクリックします。そのターゲットの IQN にマップされているすべての LUN が切断されます。
次の例は、iSCSI セッションを確認する方法を示しています。
LUN 番号(上記の例では LUN 4)により、同じ IQN の LUN 番号同士を識別することができます。この番号は各 IQN に一意で、このため、異なる IQN の 2 つの LUN が同じ番号を持っていても構わないということです。
これで、NAM 内から iSCSI 外部ストレージを使用することができます。詳細については、『 Cisco Prime Network Analysis Module User Guide 』 を参照してください。
ユーザ ガイドにいくつかの更新が行われました。最新情報を確認するには、 Cisco.com の最新マニュアルを参照してください。
この項では、Cisco Prime ネットワーク解析モジュール ソフトウェア 5.1(2) ソフトウェア マニュアルの一覧を示します。次の URL にすべての NAM ソフトウェア マニュアルへのリンクが記載されています。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/cscowork/ps5401/tsd_products
_support_series_home.html
• 『Cisco Prime ネットワーク解析モジュール Release Notes』 5.1(2)
• 『Cisco Prime ネットワーク解析モジュール User Guide』 5.1(2)
• 『Cisco Prime ネットワーク解析モジュール Command Reference』 5.1(2)
• 『Cisco Prime ネットワーク解析モジュール Software API Programmer Guide 5.1』
• 『Cisco Prime ネットワーク解析モジュール ソフトウェア 5.1(2)Third Party and Open Source Copyright Notices』
(注) 5.1(2) のマニュアルの一部が改訂されています。全プラットフォームのインストールおよび設定の更新については、「NAM 5.1(2) のインストール/設定のガイド/ノートの更新」を参照してください。
Cisco Prime Network Analysis Module Release Notes( この文書 ) は、ソフトウェアおよびハードウェアの互換性、新機能、要件、および存在している可能性のある異常などの情報を集めたものです。
http://cisco.com/en/US/docs/net_mgmt/network_analysis_module_software/5.1_2/release/notes/
nam512note.html
『 Cisco Prime Network Analysis Module User Guide 』は、Cisco Prime Network Analysis Module および NAM 5.1(2) ユーザ ソフトウェアの使用方法について説明しています。
http://cisco.com/en/US/docs/net_mgmt/network_analysis_module
_software/5.1_2/user/guide/nam512_ug.html
『 Cisco Prime Network Analysis Module Command Reference』 は、NAM 5.1(2) ソフトウェアでサポートされる NAM デバイスを管理するための NAM コマンドライン インターフェイスの使用方法について説明しています。 http://www.cisco.com/en/US/docs/net_mgmt/network_analysis_module_software/5.1_2/
command/reference/guide/cmdref.html
『 Cisco Prime Network Analysis Module API Programmer Guide 』は、NAM システムへの接続に使用可能な API について説明しています。NAM API は、eXtensible Markup Language(XML)インターフェイスを使用して、NAM サーバでデータのプロビジョニングおよび取得を実行するためのメカニズムを提供します。この API は、REpresentational State Transfer(REST)方式を使用して、XML データを API サーバに送信することで、HTTP または HTTPS で要求(Web サービス)を実行します。
この API を使用する開発者は、Java などの高級言語またはそれと同等の言語を理解している必要があります。
『 Cisco Prime Network Analysis Module API Programmer Guide』 は、Cisco NAM Technology Center で入手可能です。Cisco NAM Technology Center は、Cisco NAM アプリケーション プログラミング インターフェイス(API)を使用する開発者用のヘルプなど、ダウンロード可能な追加の Cisco NAM サポート コンテンツのオンライン リソースです。この Web サイトには、アプリケーションと Cisco NAM を統合できるようにする情報、手引き、および例が用意されています。また、これは、ユーザが特定分野の専門家とやり取りするためのプラットフォームになります。Cisco NAM Technology Center Web サイトで情報を表示するには、パートナー レベルのアクセス権を持つ Cisco.com アカウントを所有しているか、Cisco NAM のライセンスを所有している必要があります。Cisco NAM Technology Center には、 http://developer.cisco.com/web/nam/home からアクセスできます。
『 Cisco Prime Network Analysis Module 5.1(2) Third Party and Open Source Copyright Notices』 は、NAM 5.1(2) で使用されるオープン ソースのサードパーティ製ソフトウェアのすべての著作権表示が示されています。
http://cisco.com/en/US/docs/net_mgmt/network_analysis_module_software/5.1_2/
copyright/notice/NAM_Open_Source_Documentation5.1_2.pdf
『 Cisco Prime Network Analysis Module (NAM) for ISR G2 SRE Installation and Configuration Note 』は、ISR G2 SRE での NAM のインストールおよび設定の詳細手順を説明しています。5.1(2) での更新については、「NAM 5.1(2) のインストール/設定のガイド/ノートの更新」を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/net_mgmt/network_analysis_module_software/5.1/
sm_sre/SM_SRE_incfg_5_1.html
この項では、Cisco 2200 シリーズ NAM アプライアンスのマニュアルについて説明します。
• 『Quick Start and Documentation Guide for the Cisco 2200 Series NAM Appliance』
• 『Installation and Configuration Guide for the Cisco NAM 2204 Series Appliance』
• 『Installation and Configuration Guide for the Cisco NAM Series 2220 Appliance』
• 『Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco NAM 2200 Series』
『 Quick Start and Documentation Guide for the Cisco 2200 Series NAM Appliance 』は、オンラインで次の URL から入手可能です。
http://www.cisco.com/en/US/products/ps10113/products_documentation_roadmaps_list.html
このドキュメントでは、NAM アプライアンスおよび NAM ソフトウェアのマニュアルと、NAM アプライアンスの使用を開始する方法が示されています。
『Installation and Configuration Guide for the Cisco NAM 2204 Appliance』では、NAM 2204 アプライアンスを設置および設定するための情報を提供します。このガイドでは、アプライアンスの設置、電源およびモニタするデバイスへのアプライアンスの接続、アプライアンスの設定、ログイン、デバイスをモニタするためのアプライアンスの設定開始を行う方法の概要情報および詳細を示します。
『Installation and Configuration Guide for the Cisco NAM 2204 Appliance』は、オンライン専用のマニュアルで、次の URL にあります。
http://www.cisco.com/en/US/docs/net_mgmt/network_analysis_module_appliance/5.1/
2204/instcfg2204.html
『Installation and Configuration Guide for the Cisco NAM 2220 Appliance』は、NAM 2220 アプライアンスを設置および設定するための情報を提供します。このガイドでは、アプライアンスの設置、電源およびモニタするデバイスへのアプライアンスの接続、アプライアンスの設定、ログイン、デバイスをモニタするためのアプライアンスの設定開始を行う方法の概要情報および詳細を示します。
『Installation and Configuration Guide for the Cisco NAM 2220 Appliance』は、オンライン専用のマニュアルで、次の URL にあります。
http://www.cisco.com/en/US/docs/net_mgmt/network_analysis_module_appliance/5.1/
2220/installation/guide/instcfg2220.html
『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco NAM 2200 Series Appliances 』は、NAM アプライアンスに同梱されている印刷済みマニュアルで、オンラインで次の URL からも入手可能です。
http://cisco.com/en/US/docs/net_mgmt/network_analysis_module_appliance/
regulatory/compliance/nam2200rcsi.html
『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco 2200 Series NAM Appliances 』には、Cisco 2200 シリーズ NAM アプライアンスの法規制の遵守および安全に関する情報が記載されています。
次の URL には、製品サポート、追加製品資料、ソフトウェア、および Cisco WAAS NAM 仮想ブレードに関する有益な情報へのリンクが記載されています。
http://www.cisco.com/en/US/products/ps10506/index.html
次の URL には、製品サポート、追加製品資料、ソフトウェア、および Nexus 1010 NAM 仮想ブレードに関する有益な情報へのリンクが記載されています。
http://www.cisco.com/en/US/products/ps10846/tsd_products_support_series_home.html
『 Cisco Prime Network Analysis Module (NAM) for WAAS VB Installation and Configuration Guide, 5.1 』は、WAAS アプライアンスでの NAM VSB のインストールおよび設定の詳細手順を説明しています。
http://www.cisco.com/en/US/docs/net_mgmt/network_analysis_module_virtual
_blade/5.1/install/guide/waas/waas51install.html
『 Cisco Prime Network Analysis Module (NAM) for Nexus 1010 Installation and Configuration Guide, 5.1 』は、Nexus 1010 スイッチでの NAM VSB のインストールおよび設定の詳細手順を説明しています。
http://www.cisco.com/en/US/docs/net_mgmt/network_analysis_module_virtual_blade/5.1/
install/guide/nexus/nx51_instcfg.html
この項では、Network Analysis Module ソフトウェアに関連するその他のドキュメントの情報を示します。
『Catalyst 6500 Series Switch and Cisco 7600 Series Router Network Analysis Module
Installation Note, 5.1』
http://www.cisco.com/en/US/docs/net_mgmt/network_analysis_module_software/
5.1/switch/configuration/guide/switchcfg.html
『Catalyst 6500 Series Switch and Cisco 7600 Series Router Network Analysis Module
Installation Note, 5.0』
http://www.cisco.com/en/US/docs/net_mgmt/network_analysis_module_software/
5.0/switch/configuration/guide/switchcfg.html
『Catalyst 6500 Series Switch and Cisco 7600 Series Router Network Analysis Module
Installation Note, 4.2』
http://www.cisco.com/en/US/docs/net_mgmt/network_analysis_module
_software/4.2/switch/configuration/guide/65_76cfg42.html
『Catalyst 6500 Series Switch and Cisco 7600 Series Router Network Analysis Module
Installation Note, 4.1』
http://www.cisco.com/en/US/docs/net_mgmt/network_analysis_module
_software/4.1/switch/configuration/guide/swconfig.html
『Catalyst 6500 Series Switch and Cisco 7600 Series Router Network Analysis Module
Installation Note, 4.0』
http://www.cisco.com/en/US/docs/net_mgmt/network_analysis_module
_software/4.0/switch/configuration/guide/swinstcfg.html
『Catalyst 6500 Series Switch and Cisco 7600 Series Router Network Analysis Module
Installation Note, 3.6』
http://www.cisco.com/en/US/docs/net_mgmt/network_analysis_module
_software/3.6/switch/configuration/guide/swconfig.html
『Catalyst 6500 Series Switch and Cisco 7600 Series Router Network Analysis Module
Installation Note 3.5』
http://www.cisco.com/en/US/docs/interfaces_modules/services_modules/
nam/nam_3_5/hw_install/78_17286.html
『Cisco Branch Routers Series Network Analysis Module (NME-NAM-120S) Installation and Configuration Note, 5.1』
http://www.cisco.com/en/US/docs/net_mgmt/network_analysis_module_software/5.1/
branch_router/configuration/guide/BRincfg_51.html
『Cisco Branch Routers Series Network Analysis Module (NME-NAM-120S) Installation and Configuration Note, 5.0』
http://www.cisco.com/en/US/docs/net_mgmt/network_analysis_module_software/5.0/
branch_router/configuration/guide/BRincfg_50.html
『Cisco Branch Routers Series Network Analysis Module (NME-NAM-120S) Installation and Configuration Note, 4.2』
http://www.cisco.com/en/US/docs/net_mgmt/network_analysis_module_software/
4.2/branch_router/configuration/guide/BRincfg_42.html
『Cisco Branch Routers Series Network Analysis Module (NME-NAM-120S) Installation and Configuration Note, 4.1』
http://www.cisco.com/en/US/docs/net_mgmt/network_analysis_module_software/
4.1/branch_router/configuration/guide/BRincfg_120S.html
『Cisco NAM Enhanced Network Modules』
http://www.cisco.com/en/US/docs/routers/access/interfaces/nm/hardware/
installation/guide/namnme.html
『Installing Cisco Network Modules and Service Modules』
http://www.cisco.com/en/US/docs/routers/access/interfaces/nm/hardware/installation/guide/
InstNetM.html
『Cisco 3800 Series Hardware Installation』
http://cisco.com/en/US/docs/routers/access/3800/hardware/installation/
guide/hw.html
『Cisco 3700 Series Router Hardware Installation Guide』
http://www.cisco.com/en/US/docs/routers/access/3700/hardware/
installation/guide/3700hig.html
『Installing Network Modules in Cisco 2800 Series Routers』
http://www.cisco.com/en/US/docs/routers/access/2800/hardware/
installation/guide/08_hw.html
マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、その他の有用な情報について、次の URL で、毎月更新される『What's New in Cisco Product Documentation』を参照してください。シスコの新規および改訂版の技術マニュアルの一覧も示されています。
http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html
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