この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用した Cisco Prime Network Analysis Module コマンド リファレンス ガイド 5.1(2) ソフトウェアの使用方法について説明します。この章の内容は、次のとおりです。
• ヘルプの表示
• コマンド モード
ネットワーク設定の初期設定や再設定を行う際に、コンソールにアクセスする必要がある場合があります。プラットフォームにより、コンソールへのアクセス方法は異なります。
• NAM アプライアンスの場合、コンソールにアクセスするには、物理的なキーボードまたはモニタを使用するか、シリアル ポートにケーブルを接続します。
• SM-SRE の NAM および NME-NAM の場合は、ルータの CLI を使用してコンソール接続にアクセスします。
• Nexus の NAM または WAAS がインストールされた機器の NAM の場合は、ホスト アプライアンスの CLI を介してコンソールにアクセスします。
次に、NAM1、NAM2、または NAM3 プラットフォームの NAM コンソールにアクセスする例を示します。詳細については、各プラットフォームのインストレーション ガイドを参照してください。
ネットワーク解析モジュールへのアクセスには 2 つのレベルがあり、それぞれ異なる権限でアクセスします。
• Guest:読み取り専用アクセス(デフォルトのパスワードは guest です)
• Root:完全な読み取り/書き込みアクセス(デフォルトのパスワードは root です)
(注) root アカウントは # プロンプト、guest アカウントは > プロンプトを使用します。
NAM-1、NAM-2、または NAM-3 コンソールにログインするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Telnet 接続またはコンソール ポート接続を使用してコンソールにログインします。
ステップ 2 session コマンドを使用して、CLI プロンプトで NAM とのコンソール セッションを確立します。次に例を示します。
Catalyst オペレーティング システム ソフトウェアの場合
ステップ 3 ログイン プロンプトで NAM にログインします。root と入力して root ユーザとしてログインするか、guest と入力して guest ユーザとしてログインします。
ステップ 4 パスワード プロンプトで、アカウントのパスワードを入力します。root アカウントのデフォルト パスワードは「root」、guest アカウントのデフォルト パスワードは「guest」です
ログイン成功後は、コマンドライン プロンプトにモジュール情報および著作権情報が表示されます。たとえば、Cisco Catalyst 6500 シリーズの場合は、次のように表示されます。
(注) 初回ログイン時は、デフォルト パスワードを変更するように求められます。
NAM の root アカウントにログインしているときにパスワードを変更するには、次の手順を実行します。
root パスワードを変更するには、NAM への Telnet 接続を確立し、 password root コマンドを使用します。
guest パスワードを変更するには、NAM への Telnet 接続を確立し、 password guest コマンドを使用します。
ステップ 3 新しいパスワードをもう一度次のように入力します。
次に、root アカウントのパスワードを設定する例を示します。
NAM の設定に使用できるコマンドの一覧を表示するには、ログイン後に ? または help コマンドを入力して Enter キーを押します。次に例を示します。
Cisco Prime Network Analysis Module は、「root」として NAM にログインしたときにアクセスできる設定可能なコマンド モードを提供します。特定のコマンドは、サブコマンド モードで入力します。すべてのコマンド モードおよびサブコマンド モードでは、アスタリスク(*)は、サブコマンドが必須であることを示します。
一部のコマンドは、サブコマンド モードで入力します。この場合、そのモードで使用できる追加のコンフィギュレーション コマンドが提供されます。次に例を示します。
サブコマンド モード開始したら、 ? または help コマンドを入力すると、そのサブコマンド モードで使用できるコマンドの一覧が表示されます。次に例を示します。
(注) サブコマンド モードでコマンドを入力して、設定を実際に完了するには、 exit コマンドを入力する必要があります。
このリリースでの NAM をサポートするプラットフォームへのログイン方法の詳細については、次のマニュアルを参照してください。
• 『 Catalyst 6500 Series Switch and Cisco 7600 Series Router Network Analysis Module Installation and Configuration Note 』 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/cscowork/ps5401/prod_installation_guides_list.html
• 『 Cisco Branch Router Series (NME-NAM) Installation and Configuration Note 』 http://www.cisco.com/en/US/products/sw/cscowork/ps5401/prod_installation_guides_list.html
• 『 Cisco WAAS VB NAM Installation and Configuration Note 』 http://www.cisco.com/en/US/products/ps10506/prod_installation_guides_list.html
• 『 Cisco NAM Appliances Installation and Configuration Note (2204) 』 http://www.cisco.com/en/US/products/ps10113/prod_installation_guides_list.html
• 『 Cisco NAM Appliances Installation and Configuration Note (2220) 』 http://www.cisco.com/en/US/products/ps10113/prod_installation_guides_list.html
• 『 Cisco Nexus 1000V NAM Virtual Service Blade Installation and Configuration Guide 』 http://www.cisco.com/en/US/partner/products/ps10846/prod_installation_guides_list.html
• 『 Cisco SRE NAM Installation and Configuration Note 』 http://www.cisco.com/en/US/products/ps10113/prod_installation_guides_list.html