Cisco VMS のサービス拡張を理解する
VMS のサービス拡張は、設定スニペットをサービスまたはデバイスに適用する方法を簡略化します。VMS は、Cisco ネットワーク サービス オーケストレータ (NSO) カスタム テンプレートの基盤となる機能を利用します。このテンプレートは、派生した構成テンプレートともにプッシュされます。サービス拡張はほとんどの場合、追加のプログラミングを必要とせずに、サービスをデバイス構成にマップするために使用できます。
VMS サービス拡張テンプレートは、変数を使用して、サービス属性を対応する デバイス構成にマップするとともに、適用されます。サービス拡張機能は、このような操作を記述する宣言方法を許可します。VMS のオペレータは、手動で NSO CLI を操作しなくても、サービス拡張テンプレートをVMS 内の既存のサービスチェーンまたはデバイスに適用できます。このサービス拡張テンプレートは、NSO が構成をデバイスにプッシュする前に、サービス構成スニペットを追加、変更、または削除するため、NSO によって使用されます。
VMS サービス拡張テンプレートは、サービス注文ワークフローまたは単一のデバイスに適用できます。VMS にサービス拡張テンプレートをインポートする際には、テンプレートをワークフローまたはデバイスのどちらに適用するかを指定することができます。
サービス拡張テンプレートをサービス注文ワークフローに適用すると、VMS サービス ワークフローは、サービス注文プロセス中にテナント ユーザが入力値を収集します。これらの値は NSO に渡され、デバイスの構成のためにさらに利用されます。
次の図は、VMS でサービス拡張テンプレートを扱う際に従う必要のある、エンドツーエンドのワークフローを描いています。