その他の機能

コンソールへの接続

サーバの VGA ポートまたはシリアルポートを使用してサーバ上のコンソールに物理的に接続することができます。

シリアルポートを使用してコンソールに接続している間はボーレートを 9600 にする必要があります。ボーレートの設定を参照してください。

次のオプションを使用して、リモートでコンソールに接続することもできます。

Serial over LAN
vKVM の使用

Serial over LAN を使用したコンソールへの接続

ターミナルサーバを使用してアプライアンスのシリアルポートに接続することも、Serial over LAN（SOL）を使用してネットワーク経由でシリアルコンソールに接続することもできます。

Serial over LAN（SOL）を有効にするには：

手順

ステップ 1	CIMC を起動し、アプライアンスの設定で設定したユーザ名とパスワードを使用してログインします。
ステップ 2	[計算（Compute）] > [リモート管理（Remote Management）] > [Serial Over LAN] の順に選択します。
ステップ 3	[有効（Enabled）] チェックボックスをオンにします。
ステップ 4	SSH を使用して CIMC に接続します。
ステップ 5	次の順序でコマンドを入力します。 scope sol show Serial over LAN を有効にする必要があります。有効でない場合は、ユーザインターフェイスを使用して有効にします。 connect host
ステップ 6	ネットワーク接続を切断して終了します。

vKVM コンソールへの接続

手順

ステップ 1	CIMC を起動し、アプライアンスの設定で設定したユーザ名とパスワードを使用してログインします。
ステップ 2	[シャーシ（Chassis）] > [概要（Summary）] の順に選択します。
ステップ 3	[KVMの起動（Launch KVM）] リンクをクリックし、[JavaベースのKVM（Java based KVM）] または [HTMLベースのKVM（HTML based KVM）] を選択して KVM コンソールを開きます。 [セキュリティ警告（Security Warning）] ダイアログボックスが開きます。
ステップ 4	[続行（Continue）] をクリックします。 vKVM コンソールがダウンロードされ、クレデンシャルが検証されます。
ステップ 5	[実行（Run）] をクリックして、KVM コンソールをインストールします。

ボーレートの設定

手順

ステップ 1	CIMC を起動します。
ステップ 2	[計算（Compute）] > [BIOS] の順に選択します。
ステップ 3	[BIOSの設定（Configure BIOS）] をクリックします。 [BIOSパラメータの設定（Configure BIOS Parameter）] ダイアログボックスが開きます。
ステップ 4	[詳細（Advanced）] タブをクリックします。
ステップ 5	[シリアル設定（Serial Configuration）] を展開します。
ステップ 6	[ビット秒フィールド（Bits Second field）] ドロップダウンリストから 9600 を選択します。
ステップ 7	[保存（Save）] をクリックします。

DVD マウントオプション

iso ファイルからアプライアンスを再イメージ化するための DVD マウントオプションが用意されています。

次の DVD マウントオプションが使用できます。

物理 DVD マウント

iso ファイルを DVD に書き込み、それをアプライアンスの USB ポートに接続された物理 DVD ドライブ経由でマウントします。物理 DVD マウントは、CIMC リモート管理が設定されていない場合に使用されます。これは最も高速なオプションです。
CIMC マップド vMedia
iso ファイルが HTTPS、CIFS、または NFS サーバ上に存在します。速度は Prime Infrastructure サーバとファイルサーバの帯域幅によって異なります。クライアントサーバは、インストールが完了するまで、接続したままにする必要があります。これは、iso ファイルをマウントするための優先モードです。
vKVM DVD マウント
iso ファイルは仮想コンソールを使用してマウントすることもできます。iso ファイルがクライアントマシン上に存在します。速度はサーバアプライアンスの帯域幅によって異なります。

vKVM DVD のマウント

仮想 KVM（vKVM）コンソールは CIMC からアクセス可能なインターフェイスであり、サーバへのキーボード、ビデオ、およびマウスの直接接続をエミュレートします。

iso ファイルをデスクトップクライアントから vKVM DVD マウントを使用してマウントするには：

手順

ステップ 1	vKVM コンソールに接続します。詳細については、「vKVM コンソールへの接続」を参照してください。
ステップ 2	[警告-セキュリティ（Warning-Security）] ダイアログボックスで [続行（Continue）] をクリックして、[vKVM コンソール（vKVM Console）] を起動します。
ステップ 3	[仮想メディア（Virtual Media）] > [仮想デバイスのアクティブ化（Activate Virtual Devices）] の順に選択します。 [暗号化されていない仮想メディアセッション（Uncrypted Virtual Media Session）] ダイアログボックスが開きます。
ステップ 4	[このセッションを受け入れる（Accept this session）] オプションボタンを選択します。
ステップ 5	[適用（Apply）] をクリックします。仮想デバイスがアクティブになります。
ステップ 6	[仮想メディア（Virtual Media）] > [CD/DVDのマッピング（Map CD/DVD）] の順に選択して、コンピュータ上の Prime Infrastructure 3.5 ISO イメージを参照します。 vKVM DVD をマウントしたら、アプライアンスへの ISO のインストールを続行します。
ステップ 7	[デバイスのマップ（Map Device）] をクリックして ISO イメージをマウントします。

CIMC vMedia DVD のマウント

iso ファイルを CIFS、NFS、または HTTP サーバからアプライアンス上の仮想 DVD ドライブとしてマウントするには：

手順

ステップ 1	CIMC を起動し、「Set the Appliance」で設定したユーザ名とパスワードを使用してログインします。
ステップ 2	[計算（Compute）] > [リモート管理（Remote Management）] の順に選択します。
ステップ 3	[仮想メディア（Virtual Media）] をクリックして [Cisco IMC-Mapped vMedia] を展開します。
ステップ 4	[現在のマッピング（Current Mappings）] で [新しいマッピングの追加（Add New Mapping）] をクリックします。
ステップ 5	次のパラメータを入力します。音量リモート共有リモートファイルマウントオプションユーザ名 [パスワード（Password）]
ステップ 6	[保存（Save）] をクリックします。

パスワードの回復

Prime Infrastructure の物理アプライアンス上で管理者パスワードを回復（つまりリセット）することができます。詳細については、『Cisco Prime Infrastructure Administrator Guide』の「How to Recover Administrator Passwords on Physical Appliances」を参照してください。

Gen 3 アプライアンスの管理者パスワードの回復方法

Prime Infrastructure Gen 3 アプライアンス上で管理者パスワードを回復（リセット）することができます。

はじめる前に

現在のバージョンの ISO イメージであることを確認してください

次の方法でパスワードをリセットできます。

コンソール：CIMC コンソール（この他のコンソールオプションには、KVM コンソール、VGA コンソール、シリアルコンソール/Serial Over LAN（SOL）があります）
DVD マウントオプション：KVM がマッピングされた DVD（他のマウントオプションには、CIMC がマッピングされた DVD と外付けの物理 DVD があります）

シリアルコンソール/Serial Over Lan-SOL を使用してパスワードを回復するには、次の手順を実行します。

手順

ステップ 1

SSH を使用して Cisco Integrated Management Controller サーバを起動します。

# ssh admin@(server IP)
Enter the admin password

ステップ 2

ISO イメージをマッピングします。


# scope vmedia
# map-www <VOLUME NAME> <http-location> <PI_ISO_FILE>
where - <http-location> is http location of iso image

Press Enter
# Server Username:<username>
# Server Password:<password>
# Confirm Password:<renter the password>
        # show mappings
        Volume           Map-Status       Drive-Type         Remote-Share                Remote-File           Mount-Type 
       ------------- ------------------   ----------    -------------------------  ------------------------  –--–---------     
        vol1                 OK              CD          http://nmtgre-sjc.cis...   PI-APL-3.5.0.0.550-SNA...     www      

# exit

ステップ 3

サーバを再起動します。



# scope chasis
# power off
 This operation will change the server's power state.    
 Do you want to continue?[y|N]y
#
#
# power on    
  This operation will change the server's power state.
  Do you want to continue?[y|N]y
# exit

ステップ 4

Serial over LAN コンソールに接続します。


# scope sol
# show detail 
Serial Over LAN:
 Enabled: yes
 Baud Rate(bps): 9600
 Com Port: com0
# set enabled yes
# set baud-rate 9600
# commit

# connect host // to connect sol cosole

ステップ 5

マシンが再起動し、F6 を押してブートオプションを表示するよう要求されます。ファンクションキー F6 を押します。

画面に [ブート選択メニューを表示（Enter boot selection menu...）] が出るまでに F6 を複数回押すことが必要となる場合があります。ブートデバイスオプションが表示されるまで数分間かかります。

ステップ 6

DVD マウントオプションを選択します。この例では、[Cisco CIMC-Mapped vDVD1.22] を選択する必要があります。

ステップ 7

vSphere クライアントに、ブートオプションのリストが表示されます。「4」と入力して、[管理者パスワードの回復（シリアルコンソール）（Recover Administrator Password (Serial Console)）] ブートオプションを選択します。

（注）

Gen 3 アプライアンスの管理者パスワードを回復するには、Serial Over Lan（シリアルコンソール）を使用することをお勧めします。

ステップ 8

vSphere クライアントに、管理者ユーザ名のリストが表示されます。パスワードを回復（リセット）する管理者ユーザ名の横に表示された番号を入力し、Enter キーを押します。

ステップ 9

新しいパスワードを入力し、2 回目の入力でそれを確認します。

ステップ 10

「Y」と入力して、変更を保存し、システムをリブートします。

ステップ 11

新しい管理者パスワードで管理 CLI にログインします。

Cisco Prime Infrastructure 3.5 アプライアンスハードウェア設置ガイド

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Cisco Prime Infrastructure 3.5 アプライアンスハードウェア設置ガイド

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