はじめに

新機能

Cisco EPN Manager 6.0.3 リリースでは、次のバグの修正が導入されています。

  • CSCwe23573:HM Main でのメモリリーク – CARS JNI 呼び出し

  • CSCwe29295:NBI-restconf からの DB 接続リーク

  • CSCwe29279:インベントリモジュールでの DB 接続リーク

  • CSCwd75444:インベントリプロセスの失敗メッセージが表示されてインベントリ切り替えジョブが停止する

詳細については、Cisco EPN Manager のバグセクションを確認してください。

サポートされているインストール/アップグレードパス

次の表に、以前のバージョンから Cisco EPN Manager 6.0.3 へのインストール/アップグレードに有効なパスを示します。

現在の Cisco EPN Manager バージョン

Cisco EPN Manager 6.0.3 へのインストールパス

Cisco EPN Manager 6.0.2.1

Cisco EPN Manager 6.0.2.1(復元)> 6.0.3

Cisco EPN Manager 6.0.x

Cisco EPN Manager 6.0.x(復元)> 6.0.3

Cisco EPN Manager 5.1.4.x

Cisco EPN Manager 5.1.4.x > 6.0.0(復元)> 6.0.3

Cisco EPN Manager バージョンのインストールの前提条件と手順については、関連するインストール ガイドを参照してください。

Cisco EPN Manager のバグ

解決済みのバグ

次の表に、Cisco EPN Manager 6.0.3 で解決されたバグを示します。

解決済みのバグの詳細については、バグ検索ツールを参照してください。

バグ 説明

CSCwe23573

HM Main でのメモリリーク – CARS JNI 呼び出し

CSCwe29295

NBI-restconf からの DB 接続リーク

CSCwe29279

インベントリモジュールでの DB 接続リーク

CSCwd75444

インベントリプロセスの失敗メッセージが表示されてインベントリ切り替えジョブが停止する

Cisco EPN Manager のバグに関する情報を取得する

Cisco EPN Manager のバグに関する最新情報を取得するには、バグ検索ツール(BST)を使用します。BST を使用すると、パートナーとお客様は製品、リリース、キーワードに基づいてソフトウェアバグを検索し、バグ詳細、製品、バージョンなどの主要データを集約することができます。

Cisco EPN Manager のバグは、デバイスのプラットフォームまたはオペレーティングシステムの不具合が原因で発生する可能性があります。このような場合、ハードウェア/オペレーティングシステムのバグが解決されると、Cisco EPN Manager のバグが解決されます。

手順


ステップ 1

バグ検索ツールにログインします。

  1. https://tools.cisco.com/bugsearch/ に移動します。

  2. [ログイン(Log In)] 画面で、登録済みの Cisco.com ユーザ名およびパスワードを入力し、[ログイン(Log In)] をクリックします。

(注)  

 
Cisco.com のユーザー名とパスワードを持っていない場合、http://tools.cisco.com/RPF/register/register.do で登録できます。

ステップ 2

このバージョンのすべてのバグを一覧表示するには、[製品(Product)] フィールドの横にある [リストから選択(Select from list)] ハイパーリンクをクリックし、製品を選択します。

  1. [クラウドおよびシステム管理(Cloud And Systems management)] > [ルーティングおよびスイッチング管理(Routing and Switching Management)] > [Cisco Evolved Programmable Network (EPN) Manager] の順に選択し、必要な製品バージョンを選択します。

  2. 結果が表示されたら、フィルタツールとソートツールを使用して、ステータス、重大度、最近の変更、サポートケースが関連付けられているかどうかなどに従って、バグを検索します。

バグ ID またはキーワードを使用してバグを検索することができます。詳細については、バグ検索ページの右上にある [ヘルプ(Help)] をクリックしてください。


特記事項

アップグレードの問題

  • FTP と TPTP は、デフォルトで無効になります。

  • 温度のアクティブなしきい値超過アラーム(TCA)はアクティブなままになり、自動ではクリアされません。これらのアラームは手動でクリアしてください。

  • ISIS リンクを表示するには、デバイスを再同期する必要があります。

  • LDP 機能関連の情報を表示するには、LDP 対応デバイスを再同期する必要があります。

  • インバウンド/アウトバウンドエラーおよびインバウンド/アウトバウンド廃棄の TCA は、インターフェイス ヘルス モニタリング ポリシーで再作成する必要があります。

キャリアイーサネット回線プロビジョニングに関する制限事項

  • 古いプローブ名形式を使用したサービスのプロモーションがサポートされるようになりました。これらのプローブは、プロモーション後に適切な標準 OAM プロファイル名とともにユーザーインターフェイスに表示されます。

  • サンプルプロファイル:profile PM2_3_8_CoS5_DM type cfm-delay-measurement

  • Cisco EPN Manager ではカスタムプロファイル名がサポートされていますが、別の命名形式でブラウンフィールドサービスを変更すると、既存のカスタムプロファイルが削除され、サポートされている命名形式で新しいプロファイルが追加されます。

  • インベントリモデルでは、サービスに関連付けられていないプロファイルは正しく表示されません。

  • プロファイル数の検証制限は 100 です。100 個の既存のプロファイルの後に新しい SLA 操作プロファイルを作成すると、デバイスでエラーが生成され、展開が失敗します。

HTTPS および TLS のセキュアチャネル通信には TLS 1.2 が必要です。

Transport Layer Security(TLS)1.2 のみが、HTTPS および TLS 関連の安全な通信(RADIUS EAP-TLS など)でサポートされます。

TLS 1.0、TLS 1.1、およびすべてのバージョンの SSL のサポートは、セキュリティの脆弱性のため無効になっています。

これは、HTTPS/TLS を使用して Cisco EPN Manager を使用するすべてのピアシステムとクライアントが、TLS 1.2 をサポートする必要があることを意味します。TLS 1.2 がサポートされない場合は、これらのシステムをアップグレードする必要があります。Cisco EPN Manager のマニュアルでは、可能な限り、影響を受ける可能性のあるシステムを強調しています。必要に応じて、シスコの担当者にお問い合わせの上、この点に関してサポートをご依頼ください。

調整レポートの制限事項

サービスをプロビジョニングするときに、属性の値を指定していない場合、その属性のプロビジョニングされた値は、調整レポートで「欠落(Missing)」と表示されます。デバイスでこの属性のデフォルト値が設定される場合がありますが、Cisco EPN Manager では設定されません。

Cisco ME 1200 デバイスの制限事項

Y.1564 パフォーマンステストは、送信元または宛先が Cisco ME 1200 デバイスである場合は機能しません。

アラーム通知ポリシーの編集に関する制限事項

既存のカテゴリのアップグレード条件が 5.1 のカテゴリの条件と異なる場合、アップグレード後の条件は一致しません。その結果、一致しないイベントについては、ポリシーが作成されないか、UI の選択が行われない可能性があります。この場合、アップグレードされたポリシーを削除して、新しいポリシーを作成する必要があります。

IOS-XE 16.8.1 を実行している Cisco NCS 4200 デバイスの制限事項

次の機能は、IOS-XE 16.8.1 を実行している Cisco NCS 4200 デバイスでは機能しません。

  • Alarm プロファイル

  • GUI からの SONET LOP および CT3 LOP の設定

  • SONET/T1/T3 HOP/LOP での管理上の shut/no shut 機能

Cisco NCS 540 および Cisco NCS 5500 デバイスの制限事項

NCS540 および NCS5500 デバイス シリーズでは、障害 OAM、ラップ保護、および BFD はサポートされません。

PTP コマンドの設定に CLI テンプレートを使用する

ソフトウェアバージョン 16.9.1 の ASR920 デバイスでは、1588 PTP コマンドを実行するために IEEE 1588-2008 BC/MC ライセンスが必要です。

PTP テンプレートでは設定とインベントリがサポートされていません

PTP テンプレートを使用してプッシュされた設定をモデリングする動作は、期待どおりに機能しない可能性があります。これは、PTP テンプレートを介してプッシュされるすべての設定に対してモデルが確立されていない可能性があるためです。設定/インベントリは、これらの設定ではサポートされていません。

10.00.10、10.01.00、10.03.00 のサポートの廃止

Cisco NCS 2002、2006、および 2015 デバイスでは、ONS 10.00.10、10.01.00、10.03.00 ONS 10.00.10、10.01.00、および 10.03.00 はサポートされなくなりました。

データセンターのデバイスライフサイクルのサポートのみ

Cisco EPN Manager は、UCS コンピューティングシステム、CSR 1000v、および Nexus シリーズデバイスの基本的なライフサイクルサポートを提供しますが、データセンタートポロジは提供しません。

ギガビットポートのサブインターフェイスでの LINK_DOWN アラーム

LINK_DOWN アラームは、ギガビットポートのサブインターフェイスでリンクがダウンしている場合は生成されません。

アクセシビリティ機能

Cisco EPN Manager 6.0.3 のアクセシビリティ機能のリストについては、accessibility@cisco.com にお問い合わせください。

すべての製品ドキュメントにアクセスできます。音声、点字、または大きな文字の製品マニュアルが必要な場合は、accessibility@cisco.com にお問い合わせください。

マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート

マニュアルの入手、Cisco Bug Search Tool(BST)の使用、サービスリクエストの送信、追加情報の収集の詳細については、『What's New in Cisco Product Documentation』[英語] を参照してください。

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