RSVP over UDP

リソース予約プロトコル(RSVP)over UDP 機能により、ルータで、ネイバー ルータを使用して UDP を介して RSVP 制御パケットを処理し、送信できるようになります。RSVP over UDP 機能の実装により、RSVP プロトコル スタックが拡張され、UDP およびロー IP を介して RSVP 制御メッセージを処理できるようになりました。

機能情報の確認

ご使用のソフトウェア リリースでは、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。最新の機能情報および警告については、「Bug Search Tool」およびご使用のプラットフォームおよびソフトウェア リリースのリリース ノートを参照してください。このモジュールに記載されている機能の詳細を検索し、各機能がサポートされているリリースのリストを確認する場合は、このモジュールの最後にある機能情報の表を参照してください。

プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator にアクセスするには、www.cisco.com/go/cfn に移動します。Cisco.com のアカウントは必要ありません。

RSVP Over UDP の前提条件

  • RSVP over UDP 機能をイネーブルにする前に RSVP をイネーブルにする必要があります。

  • クライアント ホストで実行されている RSVP スタックで、接続先の最初のホップ ルータと RSVP 制御メッセージを送受信できるようサポートする必要があります。

RSVP over UDP に関する情報

RSVP over UDP

RSVP over UDP 機能を使用すると、次のシナリオを実現できます。

  • ルータで、ロー IP ではなく UDP を介して最初のホップ ルータと通信する。

  • 2 つのルータの間に配置されているファイアウォールで、セキュリティを重視するためにロー IP パケットはドロップするが、UDP パケットは許可する。

RSVP over UDP の設定方法

RSVP のイネーブル化

この作業では、RSVP を開始して、帯域幅とシングル フローの上限を設定します。RSVP を実装していないシステムとの下位互換性のために、デフォルトで RSVP はディセーブルです。インターフェイス上で RSVP for IP をイネーブルにするには、次の作業を実行します。

手順の概要

  1. enable
  2. configure terminal
  3. interface type number
  4. ip rsvp bandwidth [interface-bandwidth [percent percent-bandwidth | [single-flow-bandwidth ] [sub-pool bandwidth ]]]
  5. end

手順の詳細

  コマンドまたはアクション 目的
ステップ 1

enable

例:


Device> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

  • パスワードを入力します(要求された場合)。

ステップ 2

configure terminal

例:


Device# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

interface type number

例:


Device(config)# interface fastethernet 0/1

指定したインターフェイスを設定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

ip rsvp bandwidth [interface-bandwidth [percent percent-bandwidth | [single-flow-bandwidth ] [sub-pool bandwidth ]]]

例:


Device(config-if)# ip rsvp bandwidth 23 54

インターフェイスで IP 用 RSVP をイネーブルにします。

ステップ 5

end

例:


Device(config-if)# end

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

RSVP over UDP の設定

RSVP over UDP をイネーブルにするには、次の手順を実行します。

手順の概要

  1. enable
  2. configure terminal
  3. ip rsvp udp neighbor neighbor-IP-address router [ vrf vrf-name]
  4. end

手順の詳細

  コマンドまたはアクション 目的
ステップ 1

enable

例:

Device> enable
          

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

  • パスワードを入力します(要求された場合)。

ステップ 2

configure terminal

例:

Device# configure terminal
          

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

ip rsvp udp neighbor neighbor-IP-address router [ vrf vrf-name]

例:

Device(config)# ip rsvp udp neighbor 10.1.1.1 router vrf vrf-1
          

ネイバー ルータに対して RSVP over UDP 機能を設定します。

ステップ 4

end

例:


Device(config)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

RSVP over UDP の設定例

例:RSVP のイネーブル化

次の例は、インターフェイスで IP に対して RSVP をイネーブルにする方法を示しています。


enable
 configure terminal
 interface  fastethernet 0/1
  ip rsvp bandwidth 23 54
  end  
      

例:RSVP over UDP の設定

次の例は、ネイバー ルータで RSVP over UDP 機能を設定する方法を示しています。


enable
 configure terminal
 ip rsvp udp neighbor 10.1.1.1 router vrf vrf-1 
 end
      

その他の参考資料

関連資料

関連項目

マニュアル タイトル

Cisco IOS コマンド

『Master Command List, All Releases』

RSVP コマンド

『Quality of Service Solutions Command Reference』

RSVP の概要

『Signalling Overview』

標準および RFC

標準/RFC

タイトル

RFC 2205

『RSVP—Version 1 Function Specification』

RFC 2209

『RSVP—Version 1 Message Processing Rules』

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RSVP over UDP の機能情報

次の表に、このモジュールで説明した機能に関するリリース情報を示します。この表は、ソフトウェア リリース トレインで各機能のサポートが導入されたときのソフトウェア リリースだけを示しています。その機能は、特に断りがない限り、それ以降の一連のソフトウェア リリースでもサポートされます。

プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator にアクセスするには、www.cisco.com/go/cfn に移動します。Cisco.com のアカウントは必要ありません。
表 1. RSVP over UDP の機能情報

機能名

リリース

機能情報

RSVP over UDP

15.2(4)M

15.4(1)S

XE 3.11.0 S

RSVP over UDP 機能により、ルータで、ネイバー ルータを使用して UDP を介して RSVP 制御パケットを処理および送信できます。

次のコマンドが導入または変更されました。ip rsvp udp neighbor