VMware ESXi のソフトウェア要件
ソフトウェア要件には、互換性のあるバージョンの Cisco HyperFlex システム(HX)コンポーネントと VMware vSphere コンポーネントを使用していることの確認が含まれます。
HyperFlex ソフトウェアのバージョン
HX コンポーネント、つまり Cisco HX Data Platform インストーラ、Cisco HX Data Platform、および Cisco UCS ファームウェアは、別々のサーバにインストールされます。HX ストレージ クラスタ で使用される各サーバの各コンポーネントと、その中で使用される各サーバの各コンポーネントに互換性があることを確認します。
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事前に設定された HX サーバに、同じバージョンの Cisco UCS サーバ ファームウェアがインストールされていることを確認します。Cisco UCS ファブリック インターコネクト(FI)ファームウェアのバージョンが異なる場合は、ファームウェアのバージョンを調整する手順について、『Cisco HyperFlex Systems Upgrade Guide』を参照してください。
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M4:新しくハイブリッドまたはオール フラッシュ(Cisco HyperFlex HX240c M4 または HX220c M4)を導入する場合は、Cisco UCS Manager3.1(3h) 以降がインストールされていることを確認してください。ガイダンスについては、Cisco TAC までご連絡ください。
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M5:新しくハイブリッドまたはオール フラッシュ(Cisco HyperFlex HX240c M5 または HX220c M5)を導入する場合は、Cisco UCS Manager 3.2(3b) 以降がインストールされていることを確認してください。
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SED ベースの HyperFlex システムの場合、M4 SED システムであれば、A バンドル(インフラストラクチャ)と C バンドル(ラック サーバ)が Cisco UCS Manager バージョン 3.1(3h) 以降であることを確認します。M5 SED システムであれば、すべてのバンドルが Cisco UCS Manager バージョン 3.2(3b) 以降であることを確認します。
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HX サーバを再インストールするには、サポートされていて互換性のあるバージョンのソフトウェアをダウンロードしてください。要件と手順については、『VMware ESXi 向け Cisco HyperFlex System インストール ガイド』を参照してください。
HyperFlex リリース |
M4 推奨 UCS FI ファームウェア |
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3.0(1b) |
3.2(3b)、3.1(3h) |
3.0(1a) |
3.2(3a)、3.1(3f) |
2.6(1e) |
3.2(3a)、3.1(3f) |
2.6(1d) |
3.2(2d)、3.1(3c) |
2.6(1b) |
3.2(2d)、3.1(3c) |
2.6(1a) |
3.2(2d)、3.1(3c) |
2.5(1d) |
3.1(3c) SED システムの場合は必須で、非 SED システムの場合は推奨です。 |
2.5(1c) |
3.1(3c) SED システムの場合は必須で、非 SED システムの場合は推奨です。 |
2.5(1b) |
3.1(3c) SED システムの場合は必須で、非 SED システムの場合は推奨です。 |
2.5(1a) |
3.1(3c) SED システムの場合は必須で、非 SED システムの場合は推奨です。 |
2.1(1c) |
3.1(2g) |
2.1(1b) |
3.1(2g) |
2.0(1a) |
3.1(2f) |
1.8(1f) |
3.1(2b) |
1.8(1e) |
3.1(2b) |
1.8(1c) |
3.1(2b) |
1.8(1b) |
3.1(2b) |
1.8(1a)以降 |
3.1(2b) |
HyperFlex リリース |
M5 推奨 UCS FI ファームウェア |
---|---|
3.0(1b) |
3.2(3b) |
3.0(1a) |
3.2(3a) |
2.6(1c) |
3.2(3a) |
2.6(1d) |
3.2(3a) |
2.6(1b) |
3.2(2d) |
2.6(1a) |
3.2(2d) |
HyperFlex のライセンス
バージョン 2.6(1a) 以降の HyperFlex は、VMware PAC ライセンシングをサポートします。既存の VMware 組み込みライセンスは引き続きサポートされます。
バージョン 2.5(1a) 以降の HyperFlex は、スマート ライセンシング メカニズムを使用してライセンスを適用します。詳細と手順については、「VMware ESXi 向け Cisco HyperFlex System インストール ガイド」を参照してください。
サポートされている VMware vSphere バージョンおよびエディション
各 HyperFlex リリースは、特定のバージョンの vSphere、VMware vCenter、および VMware ESXi との互換性があります。
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すべての HX サーバに、互換性があるバージョンの vSphere が事前インストールされていることを確認します。
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vCenter のバージョンが ESXi のバージョンと同じか、またはそれ以降のバージョンであることを確認します。
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vCenter の管理者アカウントと root レベルの権限および関連付けられたパスワードがあることを確認します。
HyperFlex のバージョン |
vSphere バージョン |
vSphere エディション |
---|---|---|
3.0(1b) |
6.0 U3、6.5 U1 |
Enterprise、Enterprise Plus、Standard、Essentials Plus、ROBO |
3.0(1a) |
6.0 U3、6.5 U1 |
Enterprise、Enterprise Plus、Standard、Essentials Plus、ROBO |
2.6(1e) |
6.0 U1b、6.0 U2、6.0 U2 パッチ 3、6.0 U2 パッチ 4、6.0 U3、6.5 U1 |
Enterprise、Enterprise Plus、Standard、Essentials Plus、ROBO |
2.6(1d) |
6.0 U1b、6.0 U2、6.0 U2 パッチ 3、6.0 U2 パッチ 4、6.0 U3、6.5 U1 |
Enterprise、Enterprise Plus、Standard、Essentials Plus、ROBO |
2.6(1b) |
6.0 U1b、6.0 U2、6.0 U2 パッチ 3、6.0 U2 パッチ 4、6.0 U3、6.5 U1 |
Enterprise、Enterprise Plus、Standard、Essentials Plus、ROBO |
2.6(1a) |
6.0 U1b、6.0 U2、6.0 U2 パッチ 3、6.0 U2 パッチ 4、6.0 U3、6.5 U1 |
Enterprise、Enterprise Plus、Standard、Essentials Plus、ROBO |
2.5(1d) |
6.0 U1b、6.0 U2、6.0 U2 パッチ 3、6.0 U2 パッチ 4、6.0 U3、6.5 U1 |
Enterprise、Enterprise Plus、Standard、Essentials Plus、ROBO |
2.5(1c) |
6.0 U1b、6.0 U2、6.0 U2 パッチ 3、6.0 U2 パッチ 4、6.0 U3、6.5 U1 |
Enterprise、Enterprise Plus、Standard、Essentials Plus、ROBO |
2.5(1b) |
6.0 U1b、6.0 U2、6.0 U2 パッチ 3、6.0 U2 パッチ 4、6.0 U3、6.5 U1 |
Enterprise、Enterprise Plus、Standard、Essentials Plus、ROBO |
2.5(1a) |
6.0 U1b、6.0 U2、6.0 U2 パッチ 3、6.0 U2 パッチ 4、6.0 U3、6.5 U1 |
Enterprise、Enterprise Plus、Standard、Essentials Plus、ROBO |
2.1(1c) |
6.0 U1b、6.0 U2、6.0 U2 パッチ 3、6.0 U2 パッチ 4、6.0 U3. |
Enterprise、Enterprise Plus、Standard、Essentials Plus、ROBO |
5.5 U3 |
Enterprise、Enterprise Plus |
|
2.1(1b) |
6.0 U1b、6.0 U2、6.0 U2 パッチ 3、6.0 U2 パッチ 4、6.0 U3. |
Enterprise、Enterprise Plus、Standard、Essentials Plus、ROBO |
5.5 U3 |
Enterprise、Enterprise Plus |
|
2.0(1a) |
6.0 U1b、6.0 U2、6.0 U2 パッチ 3、 6.0 U2 パッチ 4 |
Enterprise、Enterprise Plus、Standard、Essentials Plus、ROBO |
5.5 U3 |
Enterprise、Enterprise Plus |
|
1.8(1f) |
6.0 U1b、6.0 U2、6.0 U2 パッチ 3 |
Enterprise、Enterprise Plus、Standard、Essentials Plus、ROBO |
5.5 U3 |
Enterprise、Enterprise Plus |
|
1.8(1e) |
6.0 U1b、6.0 U2、6.0 U2 パッチ 3 |
Enterprise、Enterprise Plus、Standard、Essentials Plus、ROBO |
5.5 U3 |
Enterprise、Enterprise Plus |
|
1.8(1c) |
6.0 U1b、6.0 U2、6.0 U2 パッチ 3 |
Enterprise、Enterprise Plus、Standard、Essentials Plus、ROBO |
5.5 U3 |
Enterprise、Enterprise Plus |
|
1.8(1b) |
6.0 U1b、6.0 U2、6.0 U2 パッチ 3 |
Enterprise、Enterprise Plus、Standard、Essentials Plus、ROBO |
1.8(1a)以降 |
6.0 U1b、6.0 U2、6.0 U2 パッチ 3 |
Enterprise、Enterprise Plus、Standard、Essentials Plus、ROBO |
VMware vSphere ライセンス要件
vSphere ライセンスの購入方法によって、HyperFlex システムへのライセンスの適用方法が異なります。
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とともに vSphere ライセンスを購入した場合 HyperFlex
各 HyperFlex サーバには Enterprise エディションまたは Enterprise Plus エディションのいずれかが出荷時にプレインストールされています。
(注)
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HX ノードには、OEM ライセンスがプレインストールされています。HX サーバの受領後にブート ドライブの内容を削除または上書きすると、出荷時にインストールされたライセンスも削除されます。
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OEM ライセンス キーは、新しい VMware vCenter 6.0 U1b の機能です。以前のバージョンは OEM ライセンスをサポートしていません。
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出荷時にインストールされたすべての HX ノードが同じ OEM ライセンス キーを使用します。vSphere の OEM キーを使用すると、[使用率(Usage)]
のカウントが [容量(Capacity)]
の値を上回る可能性があります。
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[ホストの追加(Add Host)] ウィザードを使用して HX ホストを vCenter に追加する場合は、[ライセンスの割り当て(Assign license)] セクションで [OEM ライセンス(OEM license)] を選択します。
実際の vSphere の OEM ライセンス キーは、0N085-XXXXX-XXXXX-XXXXX-10LHH のように難読化されています。
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Standard、Essentials Plus、および ROBO の各エディションは、HX サーバのプレインストールでは使用できません。
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とともに vSphere ライセンスを購入しなかった場合HyperFlex
HX ノードにvSphere Foundation ライセンスがプレインストールされています。初期設定後に、サポートされているバージョンの vSphere にライセンスを適用できます。
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vSphere ライセンスを HyperFlex システムなしでシスコから購入した場合
予備の vSphere ライセンスを無償で入手するには、Cisco TAC にご連絡ください。