このセクションでは、Cisco HyperFlex Edge システムのアップグレードに関連する情報を提供します。

重要

HyperFlex Edge システムをアップグレードするには、分割アップグレードのみを使用します。コンバインド アップグレードは使用しないでください。 HyperFlex Edge システムをアップグレードする場合は、HyperFlex データ プラットフォームのみが HX Connect UI からアップグレードすることができます。UCS サーバ ファームウェアのオプションは選択しないでください。代わりに、Host Upgrade Utility（HUU）ツールまたは統合管理コントローラ（IMC）スーパバイザを使用して個別にファームウェアのアップグレードを実行します。 HX データ プラットフォーム（HXDP）ソフトウェア推奨リリース バージョン：Cisco HyperFlex HX シリーズ システムの Cisco HyperFlex アップグレード ガイドラインを見直します。

次の表で、Cisco HX サーバのサーバ ファームウェア アップグレードのワークフローの概要を説明します。

https://www.cisco.com/c/en/us/support/servers-unified-computing/ucs-c-series-rack-servers/products-user-guide-list.html『にCisco Host Upgrade Utility User Guide』の最新のリリースと過去のリリースがあります。

説明

Edge クラスタを HyperFlex リリース4.0(2a) にアップグレードすると、コントローラ VM 上の静的な自己署名証明書が動的に生成された自己署名証明書に置き換えられ、アップグレード中に VC の再登録が行われます。ただし、Intersight を使用してクラスタを HX 4.0(2x) にアップグレードした場合、静的な自己署名証明書は置き換えられません。

アクション

静的自己署名証明書を手動で動的自己署名証明書に置き換えるには、次の操作を実行します。

1. クラスタ管理 IP アドレスに SSH 接続します。

2. 次の手順で X-RootSessionID として使用される /etc/springpath/secure/root_file.pub から内容をアップロードします。

3. 次のコマンドを実行して、すべてのコントローラ VM に動的証明書を生成してインストールします。

   curl -v -X PUT -H "Accept: application/json" -H "Content-Type: application/json" -H "X-RootSessionID: <Contents_from_previous step>" -H "X-LoggedInUser: admin" -H "X-Scope: READ,MODIFY" -H "X-RequestInitiator: Internal" http://localhost:8000/securityservice/v1/certificate?option=dynamic

（注）	上記の手順は、secureshell が有効になっている HX 4.5 以降のクラスタの管理シェルで実行できます。

例

root@SpringpathController4AL5TXVEYU:~# curl -v -X PUT -H "Accept: application/json" -H "Content-Type: application/json" -H "X-RootSessionID: 23cb2f3a806a31f3516e47357b5c6784" -H "X-LoggedInUser: admin" -H "X-Scope: READ,MODIFY" -H "X-RequestInitiator: Internal" http://localhost:8000/securityservice/v1/certificate?option=dynamic
*   Trying 127.0.0.1...
* Connected to localhost (127.0.0.1) port 8000 (#0)
> PUT /securityservice/v1/certificate?option=dynamic HTTP/1.1
> Host: localhost:8000
> User-Agent: curl/7.47.0
> Accept: application/json
> Content-Type: application/json
> X-RootSessionID: 23cb2f3a806a31f3516e47357b5c6784
> X-LoggedInUser: admin
> X-Scope: READ,MODIFY
> X-RequestInitiator: Internal
> 
< HTTP/1.1 200
< Content-Type: application/json
< Content-Length: 56
< Date: Wed, 03 Mar 2021 07:18:57 GMT
< 
* Connection #0 to host localhost left intact
{"code":4,"type":"ok","message":"Installed certificate"}