この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
ACI ファブリック トポロジには、次の主要なコンポーネントが含まれます。
アプリケーション セントリック インフラストラクチャ コントローラ(APIC)(Cisco UCS C220-M3S サーバ)
リーフ スイッチ(Cisco Nexus 93128TX、9396PX、および 9396TX スイッチ)
スパイン スイッチ(Cisco Nexus 9336PQ、9504、および 9508 スイッチ)
次の図に示すように、各リーフ スイッチは 1 つ以上の APIC に接続され、同じ ACI ファブリック内のすべてのスパイン スイッチに接続されます。
スイッチを スパイン スイッチおよび 1 つ以上の APIC に接続するための準備を行うときは、各タイプのインターフェイスについて次の事項を検討し、接続を行う前に必要な器具をすべてそろえます。
![]() (注) |
電源コードおよびデータ ケーブルをオーバーヘッド ケーブル トレイまたはサブフロア ケーブル トレイに配線する場合には、電源コードおよび他の潜在的なノイズ発生源を、シスコ機器で終端するネットワーク配線からできるかぎり遠ざけておくことを強く推奨します。 長いパラレル ケーブルを 3.3 フィート(1 メートル)以上離して設置できない場合は、ケーブルをアース付きの金属製コンジットに通して、潜在的なノイズ発生源をシールドしてください。 |
光トランシーバは、ケーブルに取り付けられていない状態で届く場合があります。 これらのトランシーバとケーブルが損傷しないように、トランシーバをポートに設置するときはケーブルから外したままにし、その後で光ケーブルをトランシーバに挿入することをお勧めします。 トランシーバをポートから取り外す場合は、トランシーバを取り外す前にケーブルを取り外します。
トランシーバと光ケーブルの有効性と寿命を最大化するには、次の手順を実行します。
トランシーバを扱うときは、常にアースに接続されている静電気防止用リスト ストラップを着用してください。 スイッチは通常、トランシーバを取り付けるときにアースされ、リスト ストラップを接続できる静電気防止用ポートを備えています。 静電気防止用ポートが見つからない場合は、リスト ストラップをアース(シャーシのアース接続など)に接続します。
トランシーバの取り外しや取り付けは、必要以上に行わないでください。 取り付けおよび取り外しを頻繁に行うと、耐用年数が短くなります。
高精度の信号を維持し、コネクタの損傷を防ぐために、トランシーバおよび光ファイバ ケーブルを常に埃のない清潔な状態を保ってください。 減衰(光損失)は汚れによって増加するので、減衰量は 0.35 dB 未満に保つ必要があります。
埃が付着していないこと、および損傷していないことを定期的に確認してください。 損傷している可能性がある場合には、清掃後に顕微鏡を使用してファイバの先端を調べ、損傷しているかどうかを確認してください。
ACI ファブリック内の各 Application Policy Infrastructure Controller(APIC)に、1 台または 2 台(冗長性確保のために推奨)の ACI モードで実行している Cisco Nexus 93128TX、9396PX、または 9396TX リーフ スイッチをダウンリンクする必要があります(各リーフ スイッチは複数の APIC に接続できます)。 接続するインターフェイス ケーブルとリーフ スイッチのタイプは、次のように APIC に取り付けられた仮想インターフェイス カード(VIC)のタイプによって決まります。
ステップ 1 |
インターフェイス ケーブルを APIC に取り付けられた仮想インターフェイス カード(VIC)の 2 つのポートのどちらかに接続します。 ケーブルがそのトランシーバにまだ取り付けられていない場合は、トランシーバを VIC ポートに挿入し、その後で光インターフェイス ケーブルをトランシーバに接続します。
|
ステップ 2 | インターフェイス ケーブルの反対側をリーフ スイッチのダウンリンク ポートに接続します。 |
Cisco Nexus 93128TX、9396PX、または 9396TX リーフ スイッチを同じ ACI ファブリックのすべての Cisco Nexus 9336PQ、9504、または 9508 スパイン スイッチに接続する必要があります。 Cisco Nexus 93128TX ではスパイン スイッチに対し 8 つの接続を行うことができ(アップリンク ポート 1 ~ 8)、Cisco Nexus 9396PX および 9396TX スイッチではスパイン スイッチに対し最大 12 の接続を行うことができます。 このスイッチでサポートされるトランシーバとケーブルを確認するには、http://www.cisco.com/c/en/us/support/interfaces-modules/transceiver-modules/products-device-support-tables-list.html を参照してください。 トランシーバの仕様およびインストール情報を確認するには、http://www.cisco.com/c/en/us/support/interfaces-modules/transceiver-modules/products-installation-guides-list.html を参照してください。
APIC がリーフ スイッチにも接続されている場合は、ACI ファブリックは自動的に開始される準備が整っています。
任意に、モニタリングおよびトラブルシューティングの目的で、コンソールまたはアウトオブバンド管理インターフェイスをセットアップできます。 コンソールまたはアウトオブバンド管理インターフェイスのセットアップ方法については、『Cisco ACI Getting Started Guide』を参照してください。
高精度の信号を維持し、コネクタの損傷を防ぐためには、トランシーバおよび光ファイバ ケーブルを常に埃のない清潔な状態に保つ必要があります。 減衰(光損失)は汚れによって増加します。減衰量は 0.35 dB 未満でなければなりません。
メンテナンスの際には、次の注意事項に従ってください。
トランシーバは静電気に敏感です。 静電破壊を防止するために、アースしたシャーシに接続している静電気防止用リスト ストラップを着用してください。
トランシーバの取り外しおよび取り付けは、必要以上に行わないでください。 取り付けおよび取り外しを頻繁に行うと、耐用年数が短くなります。
未使用の光接続端子には、必ずカバーを取り付けてください。 埃によって光ファイバ ケーブルの先端が傷つかないように、使用前に清掃してください。
コネクタの端に触れないように注意してください。 端に触れると指紋が残り、その他の汚染の原因となることがあります。
コネクタを定期的に清掃してください。必要な清掃の頻度は、設置環境によって異なります。 また、埃が付着したり、誤って手を触れた場合には、コネクタを清掃してください。 ウェット クリーニングとドライ クリーニングのいずれもが効果的です。設置場所の光ファイバ接続清掃手順を参照してください。
埃が付着していないこと、および損傷していないことを定期的に確認してください。 損傷している可能性がある場合には、清掃後に顕微鏡を使用してファイバの先端を調べ、損傷しているかどうかを確認してください。
目次
スイッチを スパイン スイッチおよび 1 つ以上の APIC に接続するための準備を行うときは、各タイプのインターフェイスについて次の事項を検討し、接続を行う前に必要な器具をすべてそろえます。
![]() (注) |
電源コードおよびデータ ケーブルをオーバーヘッド ケーブル トレイまたはサブフロア ケーブル トレイに配線する場合には、電源コードおよび他の潜在的なノイズ発生源を、シスコ機器で終端するネットワーク配線からできるかぎり遠ざけておくことを強く推奨します。 長いパラレル ケーブルを 3.3 フィート(1 メートル)以上離して設置できない場合は、ケーブルをアース付きの金属製コンジットに通して、潜在的なノイズ発生源をシールドしてください。 |
光トランシーバは、ケーブルに取り付けられていない状態で届く場合があります。 これらのトランシーバとケーブルが損傷しないように、トランシーバをポートに設置するときはケーブルから外したままにし、その後で光ケーブルをトランシーバに挿入することをお勧めします。 トランシーバをポートから取り外す場合は、トランシーバを取り外す前にケーブルを取り外します。
トランシーバと光ケーブルの有効性と寿命を最大化するには、次の手順を実行します。
トランシーバを扱うときは、常にアースに接続されている静電気防止用リスト ストラップを着用してください。 スイッチは通常、トランシーバを取り付けるときにアースされ、リスト ストラップを接続できる静電気防止用ポートを備えています。 静電気防止用ポートが見つからない場合は、リスト ストラップをアース(シャーシのアース接続など)に接続します。
トランシーバの取り外しや取り付けは、必要以上に行わないでください。 取り付けおよび取り外しを頻繁に行うと、耐用年数が短くなります。
高精度の信号を維持し、コネクタの損傷を防ぐために、トランシーバおよび光ファイバ ケーブルを常に埃のない清潔な状態を保ってください。 減衰(光損失)は汚れによって増加するので、減衰量は 0.35 dB 未満に保つ必要があります。
埃が付着していないこと、および損傷していないことを定期的に確認してください。 損傷している可能性がある場合には、清掃後に顕微鏡を使用してファイバの先端を調べ、損傷しているかどうかを確認してください。
ACI ファブリック内の各 Application Policy Infrastructure Controller(APIC)に、1 台または 2 台(冗長性確保のために推奨)の ACI モードで実行している Cisco Nexus 93128TX、9396PX、または 9396TX リーフ スイッチをダウンリンクする必要があります(各リーフ スイッチは複数の APIC に接続できます)。 接続するインターフェイス ケーブルとリーフ スイッチのタイプは、次のように APIC に取り付けられた仮想インターフェイス カード(VIC)のタイプによって決まります。
ステップ 1 |
インターフェイス ケーブルを APIC に取り付けられた仮想インターフェイス カード(VIC)の 2 つのポートのどちらかに接続します。 ケーブルがそのトランシーバにまだ取り付けられていない場合は、トランシーバを VIC ポートに挿入し、その後で光インターフェイス ケーブルをトランシーバに接続します。
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ステップ 2 | インターフェイス ケーブルの反対側をリーフ スイッチのダウンリンク ポートに接続します。 |
Cisco Nexus 93128TX、9396PX、または 9396TX リーフ スイッチを同じ ACI ファブリックのすべての Cisco Nexus 9336PQ、9504、または 9508 スパイン スイッチに接続する必要があります。 Cisco Nexus 93128TX ではスパイン スイッチに対し 8 つの接続を行うことができ(アップリンク ポート 1 ~ 8)、Cisco Nexus 9396PX および 9396TX スイッチではスパイン スイッチに対し最大 12 の接続を行うことができます。 このスイッチでサポートされるトランシーバとケーブルを確認するには、http://www.cisco.com/c/en/us/support/interfaces-modules/transceiver-modules/products-device-support-tables-list.html を参照してください。 トランシーバの仕様およびインストール情報を確認するには、http://www.cisco.com/c/en/us/support/interfaces-modules/transceiver-modules/products-installation-guides-list.html を参照してください。
APIC がリーフ スイッチにも接続されている場合は、ACI ファブリックは自動的に開始される準備が整っています。
高精度の信号を維持し、コネクタの損傷を防ぐためには、トランシーバおよび光ファイバ ケーブルを常に埃のない清潔な状態に保つ必要があります。 減衰(光損失)は汚れによって増加します。減衰量は 0.35 dB 未満でなければなりません。
メンテナンスの際には、次の注意事項に従ってください。
トランシーバは静電気に敏感です。 静電破壊を防止するために、アースしたシャーシに接続している静電気防止用リスト ストラップを着用してください。
トランシーバの取り外しおよび取り付けは、必要以上に行わないでください。 取り付けおよび取り外しを頻繁に行うと、耐用年数が短くなります。
未使用の光接続端子には、必ずカバーを取り付けてください。 埃によって光ファイバ ケーブルの先端が傷つかないように、使用前に清掃してください。
コネクタの端に触れないように注意してください。 端に触れると指紋が残り、その他の汚染の原因となることがあります。
コネクタを定期的に清掃してください。必要な清掃の頻度は、設置環境によって異なります。 また、埃が付着したり、誤って手を触れた場合には、コネクタを清掃してください。 ウェット クリーニングとドライ クリーニングのいずれもが効果的です。設置場所の光ファイバ接続清掃手順を参照してください。
埃が付着していないこと、および損傷していないことを定期的に確認してください。 損傷している可能性がある場合には、清掃後に顕微鏡を使用してファイバの先端を調べ、損傷しているかどうかを確認してください。