The documentation set for this product strives to use bias-free language. For the purposes of this documentation set, bias-free is defined as language that does not imply discrimination based on age, disability, gender, racial identity, ethnic identity, sexual orientation, socioeconomic status, and intersectionality. Exceptions may be present in the documentation due to language that is hardcoded in the user interfaces of the product software, language used based on RFP documentation, or language that is used by a referenced third-party product. Learn more about how Cisco is using Inclusive Language.
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。 あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ここでは、ISO ファイルを使用して Cisco Prime vNAM 仮想アプライアンスを Red Hat Enterprise Linux KVM にインストールする方法について説明します。
表 4-1 に、Red Hat Enterprise Linux KVM での起動と実行の概要を示します。
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Prime vNAM をパブリック ネットワークからアクセス可能にし、SPAN データを受け入れるインターフェイスを提供するために、ローカル設定を反映し、VM 上のインターフェイスに適切に合わせたネットワーク ブリッジを作成する必要があります。これについては、汎用 KVM 環境のため、標準化して簡単な自動インストールとして提供することができず、ユーザによる入力が必要になります。この作業は、Prime vNAM のインストール前に実行します。
ここでは、必要になる 2 つの Prime vNAM ポートに仮想ネットワーク ブリッジを設定する詳細な手順について説明します。
ネットワーク ブリッジをすでに設定している場合は、Prime vNAM 管理ポートに使用可能で、この手順を省略できます。
• データ ポート:SPAN トラフィックを受信する物理ポートを含めるためのブリッジ
仮想ネットワーク ブリッジを Prime vNAM ポートに設定する方法:
(注) 多くのオプションが存在するため、Red Hat KVM のユーザ マニュアルを参照することを推奨します。
ステップ 1 root として RHEL KVM にログインします。
ステップ 2 2 つのブリッジを追加するコマンドを入力します。
たとえば、次のコマンドでは、eth0 を物理管理ポート、eth1 をデータ ポートと想定しています。
「Prime vNAM 仮想アプライアンス ISO ファイルのダウンロード」 の手順を続けて行い、Prime vNAM イメージを KVM ホストにダウンロードします。
ISO ファイルには設定要件が含まれます。ファイルには、 nam-yyy-x.x.x.bin.gz のような名前が付けられます。1 つの ISO ファイルに、Prime vNAM のインストールに必要なものが含まれています。
ステップ 1 次の URL から、Cisco Prime vNAM アプリケーション イメージにアクセスします。
http://software.cisco.com/download/navigator.html
ステップ 2 十分なディスク スペースがある RH KVM ホストに Prime vNAM イメージをダウンロードします。通常、/home が最大のパーティションです。内部ダウンロード コマンドの例を次に示します。
コマンドライン インターフェイスを使用して Prime vNAM を導入できます。詳細は、KVM のマニュアルを参照してください。 ホスト設定要件も参照してください。
ステップ 3 Prime vNAM を導入し、コンソール接続を開始するには、次のようなコマンドを入力します。必要に応じて、iso パス(-disk)、およびネットワーク ブリッジ名を変更します。
このコマンドは、端末のコンソール セッションを開始します。インストール プロセスが進み、最終的に Prime vNAM ログイン画面が表示されます。Prime vNAM の設定の詳細については、 Cisco Prime vNAMの設定を参照してください。
ここでは、RHEL KVM オペレーティング システムで Prime vNAM のインストールを実行する手順を示します。
次の手順には、Cisco Prime vNAM の展開に関する一般的なガイドラインが記載されていますが、実行する必要がある正確な手順は、ご使用の KVM 環境と設定の特性によって異なる可能性があります。
次の手順では、インストール開始前に、仮想ネットワーク ブリッジを設定してあるものと想定しています。ネットワーク ブリッジによって、Prime vNAM は KVM ホスト システムの物理ネットワーク接続を共有できます。
新しい Prime vNAM 仮想マシンを作成するには以下の手順を実行してください。
ステップ 1 サーバにログインして、KVM コンソールを起動します。
ステップ 2 仮想マシン マネージャを起動し、[New Virtual Machine] アイコンをクリックします。
ステップ 3 この Prime vNAM のインスタンスの一意な名前を入力し、インストール オプションを選択してから、[Forward] をクリックします。次の例では、名前は vNAM_Sample です。
ステップ 4 [Choose how you would like to install the operating system] で、ローカル インストール メディア(ISO イメージまたは CD-ROM)を選択し、[Forward] をクリックします。
ステップ 5 [Use ISO Image] を選択し、[Browse] をクリックして Prime vNAM の iso ファイルの場所を選択してから、[Forward] をクリックします。
ステップ 6 RAM メモリ サイズを 4096 MB と入力し、2 つの CPU を選択します。
ステップ 7 [Enable storage for this virtual machine] を選択し、[Allocate entire disk now] チェック ボックスがオンになっていることを確認します。
ヒント Prime vNAM が外部ストレージを使用している場合、LUN が全員に読み取り/書き込み可能なことを確認します。
新しいボリュームを作成し、raw フォーマットを選択します。ストレージ ユニットの最大サイズも入力が必要です(100 GB)。
ステップ 8 新しいボリュームを選択し、[Choose Volume] をクリックします。
ステップ 9 VM の設定を確認し、[Customize configuration before install] チェックボックスをオンにします。
ステップ 10 [Advanced Options] ドロップダウン リストをクリックします。管理用として作成したブリッジが選択されていることを確認します。
インストールする前に、次の点が正しく設定されていることを確認します。
ステップ 12 インストール メニュー パネルで [Disk 1] を選択し、詳細オプション [Disk Bus] を [IDE] に変更してから、[Apply] をクリックします。
ステップ 13 インストール メニュー パネルで [Boot Options] を選択します。[select hard disk] のチェックをオンにしてから、[Apply] をクリックします。
ステップ 14 インストール メニュー パネルで [NIC] を選択します。表示される NIC が、Prime vNAM の管理ポートのものです。[Device Model] ドロップダウン リストで、[virtio] を選択します。
ステップ 15 [Add Hardware] をクリックします。
ステップ 16 [Add new virtual hardware] ウィンドウで、[Network] を選択します。
ステップ 17 [Host device details] ドロップダウン リストから、Prime vNAM がネットワークに接続するためのインターフェイスを選択します。これは、データ用に作成したブリッジになります。
ステップ 18 [Device Model] ドロップダウン リストで、[virtio] を選択します。
ステップ 19 [Finish] をクリックします。NIC およびその他の詳細を確認します。
コンソールに表示されるメッセージを監視して、インストール プロセスの進行状況を確認することを推奨します。
(注) ハイパーバイザ レイヤに電源が回復したときに、Cisco Prime vNAM 仮想アプライアンスの電源を自動的にオンにするよう、ハイパーバイザを設定できます。これにより、手動で Prime vNAM ソフトウェアを再起動することを避けられます。詳細な手順については、ハイパーバイザ ソフトウェアのマニュアルを参照してください。