Cisco Unified Communications Manager の設定
Cisco Webex Meetings Server で電話会議を有効にするには、1 つ(以上)の Cisco Unified Communications Manager(CUCM)システムを設定してコール制御を管理する必要があります。オプションで、音声の高可用性のために 2 番目の CUCM システムを設定できます。
MDC 環境の CUCM
マルチデータ センター(MDC)環境の CUCM 設定は、シングルデータ センター(SDC)環境と同じです。1 つのデータセンターで変更された構成パラメータは、他のデータセンターで自動的に一致されます。
CUCM では、マルチデータ センター(MDC)環境の基本設定は、シングルデータ センター(SDC)環境と同じです。ただし、すべてのデータセンターにトランクを設定する必要があります。各データセンターには異なるルート パターンを設定できます。複数の CUCM を使用する場合は、各データセンターに、他のデータセンターの CUCM へのコール転送用 SIP トランクが必要です。
MDC 環境での CUCM セキュア電話会議
両方の証明書の共通名が同じである場合に電話会議を保護することを目的に、必要に応じてマルチデータ センター(MDC)のすべてのデータセンターからの証明書を単一の Cisco Unified Call Manager(CUCM)にインポートすることはできません。
デフォルトでは、すべてのデータセンターの共通名は、システムのグローバル サイト URL です。ただし、共通名を独自に作成するには、証明書を生成します。詳細については、「証明書署名要求(CSR)の生成」を参照してください。グローバル サイト URL の代わりにローカル サイト URL を選択して共通名に使用します。
システムの変更手順時(サイトまたは管理 URL の変更、ホスト名の変更など)に生成された自己署名証明書によって、共通名にグローバル サイト URL が含まれている証明書が生成されるので、この種の操作の後に、ローカル サイト URL を含む証明書を手動で作成する必要があります。
拡張システムの CUCM 設定
大規模なシステムを拡張する場合は、追加する新しいメディアサーバごとに別の SIP トランクを設定する必要があります。大規模なシステムでは 3 つの SIP トランクが必要なため、追加の大規模システムでは 4 ~ 6 が必要で、拡張ユニットの数によって異なります。