テンプレートを通じて実行されるすべてのコマンドは、常に config t モードになります。そのため、テンプレートで明示的に enable or config t コマンドを指定する必要はありません。
イネーブル モード コマンド
config t コマンドの他に任意のコマンドを実行する場合は、#MODE_ENABLE コマンドを指定します。
次の構文を使用して、CLI テンプレートに enable mode コマンドを追加します。
#MODE_ENABLE
<<commands>>
#MODE_END_ENABLE
インタラクティブコマンド
ユーザ入力が必要なコマンドを実行する場合は、#INTERACTIVE を指定します。
インタラクティブ コマンドには、コマンドの実行後に入力する必要がある入力が含まれています。[CLI Content] 領域にインタラクティブ コマンドを入力するには、次の構文を使用します。
CLI Command<IQ>interactive question 1 <R> command response 1 <IQ>interactive question 2<R>command response 2
ここで、<IQ> タグおよび <R> タグは大文字と小文字を区別し、大文字で入力する必要があります。
#INTERACTIVE
crypto key generate rsa general-keys <IQ>yes/no<R> no
#ENDS_INTERACTIVE
(注) |
応答後にインタラクティブ コマンドの質問に対応するとき、改行文字が必要ない場合は <SF> タグを入力する必要があります。<SF> タグの前にスペースを 1 つ含めます。<SF> タグを入力すると、</SF> タグが自動的にポップアップ表示されます。</SF > タグは不要なため削除できます。
次に例を示します。
#INTERACTIVE
config advanced timers ap-fast-heartbeat local enable 20 <SF><IQ>Apply(y/n)?<R>y
#ENDS_INTERACTIVE
|
インタラクティブ イネーブル モード コマンドの組み合わせ
次の構文を使用して、インタラクティブな Enable Mode コマンドを結合します。
#MODE_ENABLE
#INTERACTIVE
commands<IQ>interactive question<R> response
#ENDS_INTERACTIVE
#ENDS_END_ENABLE
#MODE_ENABLE
#INTERACTIVE
mkdir <IQ>Create directory<R>xyz
#ENDS_INTERACTIVE
#MODE_END_ENABLE
複数行コマンド
CLI テンプレートで複数行をラップする場合は、MLTCMD タグを使用します。そうしなければ、コマンドは 1 行ずつデバイスに送信されます。[CLI Content] 領域にマルチライン コマンドを入力するには、次の構文を使用します。
<MLTCMD>first line of multiline command
second line of multiline command
...
...
last line of multiline command</MLTCMD>
-
ここで、<MLTCMD> および </MLTCMD> は大文字と小文字を区別し、大文字で入力する必要があります。
-
複数行のコマンドは、<MLTCMD> タグと </MLTCMD> タグの間に挿入する必要があります。
-
タグをスペースで開始することはできません。
-
1 行に <MLTCMD> タグと </MLTCMD> タグを使用することはできません。