この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco EasyQoS を使用して、ルータ WAN インターフェイスでネットワーク内のアプリケーションのヘルスをモニタし、トラブルシューティングに役立てることができます。このデータは [Monitoring] に表示されます。
(注) | このリリースでは、EasyQoS モニタリングがベータ機能として提供されます。この機能でサポートされるスケールは 400 個のモニタ対象インターフェイス(それぞれインターフェイスが 2 個ある 200 台のルータ)を含む 4000 台の管理対象デバイスです。 |
モニタリング統計情報を取得するため、ネットワーク デバイスは 10 分ごとにポーリングされます。
各アプリケーションのヘルスは、デバイスの WAN インターフェイスのパケット損失に対する感度として測定されます。この感度は特定の数値です。感度係数が大きいほどパケット損失への感度が高くなります(例:係数 =5 => Excellent < 1%、係数 = 100 => Excellent < 0.05%)。感度係数が小さいほど、パケット損失への感度が低くなります。
パケット損失の感度は各トラフィック クラスにより異なります。たとえば、ブロードキャスト ビデオは他のアプリケーションと比べてパケット損失に対する感度が非常に高くなります。したがって、各アプリケーション(トラフィック クラス内)は異なるしきい値を持ちます。
トラフィック クラスの感度係数としきい値は [Health Score Thresholds] テーブルで確認できます。[Health Score Thresholds] テーブルは [Monitoring] ウィンドウから [Edit Threshold] ボタンをクリックしてアクセスできます。このテーブルにはさまざまなトラフィック クラスに対してデフォルトのしきい値がどのように定義されているかが表示されます。各トラフィック クラスの行に、ヘルス スコア グレード(Excellent、Good、Fair、Poor、Bad、Critical)のいずれかにマッピングされる値の範囲があります。0 ~ 100 のパーセンテージ値(スコア)は、範囲を直線的に 2 つの部分に分割し正しいスコアを決定することで、各グレードに対して計算されます。
各トラフィック クラスの感度係数は再設定が可能なので、各アプリケーションに設定できます。詳細については、トラフィック クラスの感度係数の変更を参照してください。
Cisco EasyQoS では、ネットワーク内のデバイス上でアプリケーションのヘルスをモニタできます。この情報を使用して、アプリケーションとデバイスに関する問題のトラブルシューティングに役立てることができます。
アプリケーションのヘルスは、ルータの WAN インターフェイスのパケット損失に対する感度として測定されます。アプリケーションのヘルスをモニタするには、初めに [Policies] ウィンドウの [Scopes] ペインでこの機能を有効にする必要があります。
この手順を実行するには、管理者(ROLE_ADMIN)またはポリシー管理者(ROLE_POLICY_ADMIN)権限、および適切な RBAC スコープが必要です。
完全なネットワーク トポロジを検出したことを確認します。
[Topology] や [Device Inventory] ウィンドウから、検出時にデバイスに割り当てられたデバイスの役割がネットワーク設計に適していることを確認します。必要に応じて、適切でないデバイスの役割は変更してください。
この QoS ポリシーを設定するデバイスの範囲を定義します。[Topology] または [Device Inventory] でポリシーのタグを作成するか、[EasyQoS] でポリシー スコープを作成することで定義できます。
[Monitor] ウィンドウにアクセスするには、[Monitor] タブをクリックします。
特定のデバイスに対してフィルタ処理を行い、EasyQoS のモニタリング機能を使用してアプリケーション ヘルスを表示できます。このタスクを実行するには以下の手順に従います。
(注) | デバイスとそのアプリケーション データを [Monitoring] ウィンドウに表示するには、次の要件を満たす必要があります。
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この手順を実行するには、管理者(ROLE_ADMIN)またはポリシー管理者(ROLE_POLICY_ADMIN)権限、および適切な RBAC スコープが必要です。
完全なネットワーク トポロジを検出したことを確認します。
[Topology] や [Device Inventory] ウィンドウから、検出時にデバイスに割り当てられたデバイスの役割がネットワーク設計に適していることを確認します。必要に応じて、適切でないデバイスの役割は変更してください。
この QoS ポリシーを設定するデバイスの範囲を定義します。[Topology] または [Device Inventory] でポリシーのタグを作成するか、[EasyQoS] でポリシー スコープを作成することで定義できます。
ステップ 1 | [Navigation] ペインで、[EasyQoS] をクリックします。 | ||
ステップ 2 | [Monitoring] タブをクリックします。
EasyQoS [Monitoring] ウィンドウが開きます。 | ||
ステップ 3 | [Scopes] ペインで、デバイスのヘルスの特定の範囲をクリックします。 | ||
ステップ 4 | [Show health for:] フィールドで、ドロップダウン矢印をクリックし、トラフィック クラスを選択します。
たとえば、メニューから [BROADCAST_VIDEO] を選択します。 | ||
ステップ 5 | [Search] フィールドに、[Monitoring] ウィンドウに表示するデバイスのデバイス名を入力します。 | ||
ステップ 6 | [Application Health] フィールドで、適切なフィルタを選択します。
次のアプリケーション ヘルス フィルタを使用できます。
アプリケーション ヘルス フィルタ(および値)はパケット感度に対してあらかじめ設定されたしきい値により定められます。これらの設定済みしきい値を再設定できます。この手順の詳細については、トラフィック クラスの感度係数の変更を参照してください。 | ||
ステップ 7 | デバイスおよびそのアプリケーション ヘルスの確認に進みます。
次の情報が表示されます。
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ステップ 8 | テーブル内のデバイスの名前をクリックすると、そのデバイス データが表示されます。
次のデバイス データが表示されます。
[Back] をクリックすると、デバイス データ ポップアップが閉じます。 | ||
ステップ 9 | 情報アイコン([i])をクリックすると、デバイスの EasyQoS ポリシーが表示されます。
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トラフィック クラスの感度係数を変更して、アプリケーションのヘルスをモニタする際に役立てることができます。このタスクを実行するには以下の手順に従います。
この手順を実行するには、管理者(ROLE_ADMIN)またはポリシー管理者(ROLE_POLICY_ADMIN)権限、および適切な RBAC スコープが必要です。
完全なネットワーク トポロジを検出したことを確認します。
[Topology] や [Device Inventory] ウィンドウから、検出時にデバイスに割り当てられたデバイスの役割がネットワーク設計に適していることを確認します。必要に応じて、適切でないデバイスの役割は変更してください。
この QoS ポリシーを設定するデバイスの範囲を定義します。[Topology] または [Device Inventory] でポリシーのタグを作成するか、[EasyQoS] でポリシー スコープを作成することで定義できます。