この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco Mobility Express モニタリング サービスを使用すると、マスター AP は、WLAN をモニタできるだけでなく、ネットワーク上のすべての接続デバイスと未接続デバイスをモニタできます。
設定された WLAN の詳細を表示する。
トラフィックおよび関連するクライアントに基づいた上位 WLAN を一覧表示する。
ネットワーク内の AP の詳細を表示する。
2.4 GHz または 5 GHz 帯でアクティブに動作するクライアントの詳細を表示する。
これらのデバイスで稼働するクライアント デバイス オペレーティング システムとアプリケーションの概要を表示する。
不正なクライアントおよび AP の詳細なリストを表示する。
無線周波数が 2.4 GHz および 5 GHz であるネットワークに存在する各種干渉の詳細を表示する。
ネットワーク内の AP のパフォーマンスをモニタする。
ネットワーク内のクライアントのパフォーマンスをモニタする。
(注) |
[Network Summary] ビューをカスタマイズするには、ウィジェットを追加または削除します。各種ウィジェットに表示されるデータは、個々のウィジェットの右上にある表示アイコンを切り替えることによって、ドーナツ形式または表形式で表示できます。
ローカル サーバ設定を使用して、WPA2 Enterprise のみの WLAN ユーザを表示および管理できます。ワイヤレス クライアントが Cisco Mobility Express ワイヤレス ネットワークを使用するには、ネットワーク内の WLAN に接続する必要があります。ワイヤレス クライアントが WLAN に接続するには、その WLAN に設定されたユーザ クレデンシャルを使用する必要があります。この WLAN で [Security Policy] として [WPA2 Personal] が使用されている場合、ユーザはコントローラ AP 上のその WLAN に設定された該当する WPA2 PSK を入力する必要があります。[Security Policy] が [WPA2-Enterprise] に設定されている場合、ユーザは、RADIUS ユーザ データベースで設定されている有効なユーザ アイデンティティとそれに対応するパスワードを入力する必要があります。
[WLAN Users] ウィンドウで、Cisco Mobility Express ワイヤレス ネットワーク内の各種 WLAN の各種ユーザ(およびユーザ クレデンシャル)をセットアップできます。これらは、WPA2-PSK を使用してマスター AP で認証されるローカル ユーザです。WPA2-Enterprise で認証されるユーザは [WLAN Users] データベースの一部ではないため、認証するためには、RADIUS データベースにそのユーザの有効なレコードが含まれている必要があります。
ヒント | アクティブ WLAN の総数がページの上部に表示されます。WLAN のリストが複数ページに渡る場合は、ページ番号のリンクまたは進む/戻るアイコンをクリックすることで、目的のページにアクセスできます。 |
ステップ 1 | の順に選択します。 [Wireless Networks] サマリー ウィンドウに、設定済み WLAN の数が表示されます。 |
ステップ 2 | [Wireless Networks] サマリー ウィンドウで、ステータス アイコンまたはカウント表示アイコンをクリックすると、対応する WLAN の高度な詳細情報([Active] ステータス、[Name]、[Security Policy]、[Radio Policy] など)が表示されます。
このページから新しい WLAN を追加することもできます。詳細については、WLAN の追加を参照してください。 |
クライアントのモビリティ状態のグラフィックには次の詳細が表示されます。
クライアントで ping テストを実行して、コントローラとクライアント間のレイテンシまたは遅延を確認できます。これは、Internet Control Message Protocol(ICMP)に基づくテストです。ping テストを使用して、コントローラとクライアント間の接続およびレイテンシを確認できます。
テストを開始するには、[Start] をクリックします。ミリ秒のレイテンシがグラフィカルに表示されます。
クライアント パケット キャプチャ機能では、AP を正常に動作しながら、ネットワーク管理者が AP 宛て、AP 経由、および AP からのパケットをキャプチャすることができます。パケットは、キャプチャされて Wireshark などのツールを使用してオフライン分析を行うことができる FTP サーバにエクスポートされます。この機能により、パケットの形式、アプリケーションの分析、およびセキュリティに関する情報の収集を支援することでトラブルシューティングが容易になります。
パケット キャプチャは、同時に 1 つのクライアントに対してのみ有効にできます。
パケットは、ビーコンとプローブ応答を除き、パケットの到着順または送信順にキャプチャおよびダンプされます。パケット キャプチャには、チャネル、RSSI、データ レート、SNR およびタイムスタンプなどの情報が含まれています。各パケットは、AP からの追加情報に付加されます。
ファイルは、AP 名、コントローラ名およびタイムスタンプに基づいて、各 AP の FTP サーバに作成されます。
FTP 転送時間がパケット レートより遅い場合、一部のパケットがキャプチャ ファイルに表示されないことがあります。
AP のバッファにパケットが含まれていない場合、接続を維持するために、ダミー パケットがダンプされます。
FTP 転送が失敗した場合、または FTP 接続がパケット キャプチャ中に失われた場合、AP は、パケットのキャプチャを止め、エラー メッセージおよび SNMP トラップによって通知し、新しい FTP 接続が確立されます。
無線配信中にすべてのパケットがキャプチャされるわけではなく、無線ドライバに到達するものだけがキャプチャされます。
FTP サーバがあることを確認する前に、AP によって到達可能になります。キャプチャされたパケットは、この FTP サーバにダンプされます。
[Client Status] アイコンは、パケット キャプチャ中は緑色です。それ以外は赤色になります。
[AP Performance] ビューをカスタマイズするには、ウィジェットを追加または削除します。
[Client Performance] ビューをカスタマイズするには、ウィジェットを追加または削除します。