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製品番号:WS-SVC-AGM-1-K9、WS-SVC-ADM-1-K9
このマニュアルでは、Cisco Anomaly Guard Module(Guard モジュール)およびCisco Traffic Anomaly Detector Module(Detector モジュール)を Catalyst 6500 シリーズ スイッチに取り付ける方法について説明します。このマニュアルは両方のモジュールに適用できます。
Cisco Catalyst 6500 シリーズ スイッチおよび 7600 シリーズ ルータは、Guard モジュールおよび Detector モジュールをサポートします。
• Catalyst 6500 には、Detector モジュールをサポートするために IOS 12.2(18)SXD3 以降および MSFC2 を搭載した SUP2 か SUP720 が必要です。
• 7600 シリーズ ルータには、Detector モジュールをサポートするために IOS 12.2(18)SXE 以降および SUP720 が必要です。
Guard モジュールは、distributed denial-of-service(DDoS; 分散型サービス拒絶)軽減製品で、攻撃対象から宛先変更されたトラフィックを受信してそのトラフィックをクリーンにし、元のパスに転送します。
Detector モジュールは、分散型サービス拒絶(DDoS)検出製品で、スイッチ上のトラフィックのコピーを受信してそのトラフィックを分析し、DDoS 攻撃を検出すると警告を送信します。また、Detector モジュールは、設定した Guard モジュールをアクティブにして、このような攻撃を軽減することもできます。
警告 安全上の重要な注意事項
「危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。装置の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止策をとるよう努めてください。警告の各国語版を参照するには、各注意事項の番号と、装置に付属の「Translated Safety Warnings」の番号を照らし合せてください。ステートメント 1071
これらの注意事項を保管しておいてください。
この項では、Guard モジュールおよび Detector モジュールの物理的な特徴について説明します。Guard モジュールおよび Detector モジュールの前面パネルは同じです。
図1 に Guard モジュールの前面パネルを示します。
Guard モジュールおよび Detector モジュールは電源を入れると、さまざまなハードウェア コンポーネントを初期化し、スーパーバイザ エンジンと通信します。ステータス LED は、スーパーバイザ エンジンの動作と初期化の結果を示します。通常の初期化シーケンスでは、ステータス LED は、消灯の状態から赤色、オレンジ色、および緑色に変化します。
(注) スーパーバイザ エンジンの LED については、『Catalyst 6500 Series Switch Module Installation Guide』を参照してください。
表 1 に、ステータス LED の動作を示します。
• モジュールは、スーパーバイザ エンジンが電源を供給するまで待機しています。 • モジュールには電源が供給されておらず、次のいずれかが原因の可能性があります。 –モジュールの温度が制限を超えている。1 |
||
• モジュールは、ハードウェアを初期化中であるか、またはスーパーバイザ エンジンと通信中です。 • モジュールは、起動時に Field Programmable Gate Arrays(FPGA)のダウンロードに失敗しました。モジュールは、初期化シーケンスを続行し、スーパーバイザ エンジンからオンライン ステータスを取得します。 • モジュールは、スーパーバイザ エンジンからオンライン ステータスを取得していません。この問題は、モジュールに対して実行された外部ループバック テストで、スーパーバイザ エンジンが障害を検出したことが原因である可能性があります。 |
||
• モジュールは、スーパーバイザ エンジンの Command Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)の no power enable コマンドで無効になっています。 |
1.show environment temperature mod コマンドを入力して、モジュールの 4 つのセンサーの温度をそれぞれ表示します。 |
次の各項では、環境要件およびシステム要件について説明します。
• 「環境要件」
• 「システム要件」
• 「メモリ要件」
• 「電力要件」
表 2 に、このモジュールの環境要件を示します。
モジュールを Catalyst 6500 シリーズ スイッチまたは 7600 シリーズ ルータに取り付ける前に、スイッチが次のハードウェア要件とソフトウェア要件を満たしていることを確認します。
• Cisco IOS ソフトウェアと Multilayer Switch Feature Card(MSFC2)を搭載した Supervisor Engine 2
• ソフトウェアを前もってロードしてある Anomaly Guard Module または Traffic Anomaly Detector Module
詳細については、次の URL から『 Catalyst 6500 Series Switch Installation Guide 』を参照してください。
http://www.cisco.com/univercd/home/home.htm
7600 シリーズ ルータまたは Catalyst 6500 シリーズ モジュールを使用するには、MSFC2 を搭載した Supervisor Engine 2 およびサーバ ネットワークとクライアント ネットワーク接続用のポートを備えたモジュールが必要です。
Catalyst 6500 シリーズ スイッチでサポートされているモジュールの最大数については、『 Release Note for the Cisco Anomaly Guard Module 』および『 Release Note for the Cisco Traffic Anomaly Detector Module 』を参照してください。これらのマニュアルは、 http://www.cisco.com/univercd/home/home.htm にあります。
表3 に、このモジュールでサポートされているハードウェアとソフトウェアを示します。
Catalyst 6500 シリーズ スイッチまたは 7600 シリーズ ルータで Guard モジュールと Detector モジュールを操作するには、スイッチは Cisco IOS Release 12.2(18)SXD3 以降を実行している必要があります。
Catalyst オペレーティング システムは、Guard モジュールまたは Detector モジュールをサポートしていません。
表4 で示したソフトウェア リリースは、所定のスーパーバイザ エンジンで基本的なモジュール設定を行うためのモジュールのサポートに必要な最低限のリリースです。
表4 に、このモジュールのソフトウェア バージョンを示します。
次の各項では、モジュールを取り付ける方法について説明します。
• 「必要な工具」
Catalyst 6500 シリーズ スイッチにモジュールを取り付けるために次の工具が必要です。
モジュールを取り扱うときは、リスト ストラップまたは他のアース器具を常に使用して Electrostatic Discharge(ESD; 静電放電)を防止してください。
Catalyst 6500 シリーズ スイッチはいずれもホット スワップに対応しているため、シャーシの電源を切らなくても、モジュールの取り付け、取り外し、および交換を行うことができます。スイッチからモジュールを取り外す方法については、「モジュールの取り外し」 を参照してください。
モジュールが取り付けられたか、または取り外されたことをソフトウェアが検出すると、自動的に診断ルーチンとディスカバリ ルーチンが実行され、モジュールの有無が通知されてスイッチの処理が再開されます。
次の各項では、取り付け方法および Catalyst 6500 シリーズ スイッチでのモジュールの処理の確認方法について説明します。
Catalyst 6506 スイッチ シャーシには 6 つのスロットがあり、Catalyst 6509 スイッチ シャーシには 9 つのスロットがあり、Catalyst 6513 スイッチ シャーシには 13 のスロットがあります。
• スロット 1 のスーパーバイザ エンジンに障害が発生した場合に、スロット 2 を冗長スーパーバイザ エンジン用に使用できます。
この項では、シャーシ スロットから既存のモジュールを取り外す方法について説明します。
警告 接続されていないファイバやコネクタから目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を凝視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。
モジュールをシャーシから取り外すには、次の手順を実行します。
ステップ 1 シャーシに搭載されているすべてのモジュールについて、非脱落型ネジが固く締まっていることを確認します。
この手順によって、モジュールを取り外したときに生じるスペースを確保します。
(注) 非脱落型ネジが緩んでいると、搭載モジュールの電磁干渉(EMI)ガスケットがモジュールを空いているスロットに押し出し、空きスペースが小さくなって交換用モジュールの取り付けが困難になります。
ステップ 2 モジュールの 2 本の非脱落型ネジを緩めます。
ステップ 3 シャーシのスロットの方向(水平または垂直)に応じて、次のサブステップのいずれかを実行します。
a. 左右のイジェクタ レバーに親指を当てて、左右同時にレバーを外側に回転させ、バックプレーン コネクタからモジュールを外します。
b. モジュールの前面エッジを片手で持ち、スロットからモジュールを引き出します。モジュールの下にもう一方の手を当てて、モジュールの重量を支えます。モジュールの回路に触れないでください。
a. モジュールの上下にあるイジェクト レバーに親指を当てて、上下同時にレバーを外側に回転させ、バックプレーン コネクタからモジュールを外します。
b. モジュールの端を持ち、スロットからモジュールをまっすぐに引き出します。モジュールの回路に触れないでください。
ステップ 4 静電気防止用マットまたは静電気防止用フォームにモジュールを置くか、またはすぐに別のスロットに取り付けます。
ステップ 5 モジュールを取り外したスロットを空のままにする場合、フィラー パネルを取り付けて埃がシャーシに入らないようにし、シャーシのエアフローが適切に保たれるようにします。
警告 ブランクの前面プレート(フィラー パネル)には 3 つの重要な役割があります。シャーシ内部の危険な電圧および電流に接触しないように防御の役割を果たします。他の機器に悪影響を与える EMI(電磁干渉)を外に出しません。さらに、シャーシ全体に冷却用の空気を流します。
この項では、Catalyst 6500 シリーズ スイッチにモジュールを取り付ける方法について説明します。
警告 接続されていないファイバやコネクタから目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を凝視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。
モジュールをシャーシに取り付けるには、次の手順を実行します。
ステップ 2 モジュール ポートにインターフェイス機器を直接接続するのに十分な場所があることを確認します。可能であれば、モジュールのフィラー パネルだけが取り付けられている空スロットの間にモジュールを設置してください。
ステップ 3 シャーシに搭載されているすべてのモジュールについて、非脱落型ネジが固く締まっていることを確認します。
この手順によって、全モジュールの EMI ガスケットが完全に圧縮されて、交換用モジュールに最大限のスペースを確保します。
(注) 非脱落型ネジが緩んでいると、搭載モジュールの EMI ガスケットが隣接モジュールを空いているスロットに押し出し、空きスペースが小さくなって交換用モジュールの取り付けが困難になります。
ステップ 4 2 本の平型プラス ネジをフィラー パネルから外して、フィラー パネルを取り外します。
ステップ 5 モジュールの両側のイジェクタ レバーを完全に開きます(図2 参照)。
ステップ 6 シャーシのスロットの方向(水平または垂直)に応じて、次のサブステップのいずれかを実行します。
a. スロットにモジュールを合わせます。モジュール キャリアの両側が両側のスロット ガイドと重なるようにします(図2 を参照)。
b. モジュール上端の EMI ガスケットが上段スロットのモジュールと接触し、両側のイジェクト レバーがモジュールの前面プレートに対して約 45 度閉じるまで、静かにモジュールをスロットに押し込みます(図3 を参照)。
c. 両手の親指と人差し指で両側のイジェクト レバーを押し下げて、EMI ガスケットと上段モジュールの間に隙間を 0.040 インチ(1 mm)作ります(図3 を参照)。
d. 左右のイジェクト レバーを押し下げながら、左右同時に閉じてモジュールをバックプレーン コネクタに完全に装着します。イジェクト レバーが完全に閉じると、モジュールの前面プレートと一直線になります(図4 を参照)。
図4 水平スロット シャーシでの完全に閉じた状態のイジェクト レバー
(注) モジュールがバックプレーン コネクタに完全に装着されていないと、エラー メッセージが表示されることがあります。
(注) 必ずイジェクト レバーを完全に閉じてから、非脱落型ネジを締めてください。
a. スロットにモジュールを合わせます(図5 を参照)。モジュール キャリアの両側がスロットの上下のスロット ガイドと重なるようにします。
b. モジュール右端の EMI ガスケットが隣接スロットのモジュールと接触するまで、静かにモジュールをスロットに押し込みます。両方のイジェクト レバーをモジュールの前面プレートに対して約 45 度閉じます(図6 を参照)。
c. 両手の親指と人差し指で両側のイジェクト レバーを持ち、左側に少し押し付けるようにしてモジュールを約 0.040 インチ(1 mm)寄せ、モジュールの EMI ガスケットと隣接モジュールの間に隙間を作ります(図6 を参照)。
d. イジェクト レバーを押し付けながら、上下同時に閉じてモジュールをバックプレーン コネクタに完全に装着します。イジェクト レバーが完全に閉じると、モジュールの前面プレートと一直線になります(図7 を参照)。
図7 垂直スロット シャーシでの完全に閉じた状態のイジェクト レバー
(注) 必ずイジェクト レバーを完全に閉じてから、非脱落型ネジを締めてください。
Catalyst 6500 シリーズ スイッチまたは 7600 シリーズ ルータにモジュールを取り付けると、起動シーケンスが実行されるので、人手を介する必要はありません。起動シーケンスが正常終了すると、緑色のステータス LED が点灯します。ステータス LED が緑色でない場合、すなわち異なる色の場合、表 1 を参照してモジュールのステータスを確認します。
スイッチが十分に信頼できる環境にない場合、Secure Shell(SSH; セキュア シェル)接続でモジュールを設定することをお勧めします。
スイッチ コンソールからモジュールのセッションに入って設定します。Telnet セッションで接続している場合、 terminal monitor コマンドを使用してコンソール メッセージを表示します。
指定したホストからモジュールに SSH 接続することもできます。モジュール コンソールからホストの SSH サポートを設定して有効にします。
Guard モジュールの注意事項と Catalyst 6500 シリーズ スイッチでサポートされる最大モジュール数については、『 Release Note for the Cisco Anomaly Guard Module 』を参照してください。
Detector モジュールの注意事項と Catalyst 6500 シリーズ スイッチでサポートされる最大モジュール数については、『 Release Note for the Cisco Traffic Anomaly Detector Module 』を参照してください。
Guard モジュールの設定情報については、次のマニュアルを参照してください。
• Cisco Anomaly Guard Module Configuration Guide
• Cisco Anomaly Guard Module Web-Based Manager Configuration Guide
Detector モジュールの設定情報については、次のマニュアルを参照してください。
• Cisco Traffic Anomaly Detector Module Configuration Guide
• Cisco Traffic Anomaly Detector Module Web-Based Manager Configuration Guide
警告 目に見えないレーザー光線が放射されています。ステートメント 1016
警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3 つの重要な役割があります。シャーシ内部の危険な電圧および電流に接触しないように防御の役割を果たします。他の機器に悪影響を与える EMI(電磁干渉)を外に出しません。さらに、シャーシ全体に冷却用の空気を流します。カード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーがすべて取り付られてから、システムを稼動させてください。ステートメント 1029
シスコの製品マニュアルやその他の資料は、Cisco.com でご利用いただけます。また、テクニカル サポートおよびその他のリソースを、さまざまな方法で入手することができます。ここでは、シスコ製品に関する技術情報を入手する方法について説明します。
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S1 または S2 のサービス リクエストの場合、またはインターネットにアクセスできない場合は、Cisco TAC に電話でお問い合せください(S1:ネットワークがダウンした、S2:ネットワークの機能が著しく低下した)。S1 および S2 のサービス リクエストには、Cisco TAC のエンジニアがすぐに割り当てられ、業務を円滑に継続できるようサポートします。
シスコでは、報告されるサービス リクエストを標準化するために、シビラティを定義しています。
シビラティ 1(S1):ネットワークが「ダウン」した状態か、業務に致命的な損害が発生した場合。お客様およびシスコが、24 時間体制でこの問題を解決する必要があると判断した場合。
シビラティ 2(S2):既存のネットワーク動作が著しく低下したか、シスコ製品が十分に機能しないため、業務に重大な影響を及ぼした場合。お客様およびシスコが、通常の業務中の全時間を費やして、この問題を解決する必要があると判断した場合。
シビラティ 3(S3):ネットワークの動作パフォーマンスが低下しているが、ほとんどの業務運用は継続できる場合。お客様およびシスコが、業務時間中にサービスを十分なレベルにまで復旧させる必要があると判断した場合。
シビラティ 4(S4):シスコ製品の機能、インストレーション、コンフィギュレーションについて、情報または支援が必要な場合。業務の運用には、ほとんど影響がありません。
シスコの製品、テクノロジー、およびネットワーク ソリューションに関する情報について、さまざまな資料をオンラインおよび印刷物で入手できます。
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