このドキュメントでは、Microsoft Windows オペレーティング システムで使用される Cisco Aironet クライアント アダプタに関し最もよく寄せられる質問(FAQ)について説明します。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
A. Cisco Aironet機器は、すべてのコンポーネントに最新バージョンのソフトウェアがロードされている場合に最適に動作します。最新のソフトウェアおよびドライバは、ワイヤレス ダウンロード(登録ユーザ専用)でダウンロードできます。
A. 802.11bおよび802.11g規格では、2.4 GHz帯域で合計14の周波数チャネルが定義されています。802.11a 標準では UNII-1 通信用の 5 GHz 帯域で 12 チャネルが定義されています。
802.11b/g のインストールの場合、米国内ではチャネル 1 ~ 11 が使用可能です。これらのチャネルは公衆周波数であり、Federal Communications Commission(FCC; 連邦通信委員会)からのライセンスは不要です。 ヨーロッパの多くは1 ~ 13チャンネルを使用できます。日本では1 ~ 14チャンネルを使用できます。
802.11a のアクセス ポイント/クライアントがインストールされている場合、米国内ではチャネル 36、40、44、48、52、56、60 および 64 が使用可能です。これらは公衆 UNII-1 周波数であり、FCC からのライセンスは不要です。ヨーロッパのほとんどでは同じチャネルが使用可能です。日本ではチャネル 34、38、42 および 46 が許可されています。
A.クライアントカードの一般的な範囲は、多くの要因によって異なります。必要なデータ レート(帯域幅)、アンテナの種類とケーブルの長さ(使用されている場合)、および伝送を送受信を行うデバイスなどが、それらの要因です。最適な環境に設置された場合、最大 90 m の範囲をカバーできます。
802.11a の帯域では許容最大出力が制限されているため、802.11a のインストールでのレンジはこれよりも狭くなります。
対象のインストール サイトでのパフォーマンスとレンジの最適な予測には、販売前のサイト調査が必要です。Cisco のシステムズ エンジニア(SE)、Cisco の営業担当、または、Cisco 認定ワイヤレス再販業者に連絡して、有資格サーベイ パートナーによるサイト調査共同作業のサポートを依頼してください。
A.はい。この 2 つの製品ライン間の主要な差異は、電波出力です。350 シリーズの方が出力が大きく、100 ミリワットあります。インストールが混在する場合、340 シリーズの短いレンジが適用されます。どちらのシリーズも 802.11b の周波数帯域でのみ動作します。
CB20A カードは 802.11a の帯域で動作しますが、CB21AG や PI21AG のカードでは 3 つの帯域(802.11a、b または g)のいずれでも動作します。ただし一時点では 1 つだけです。
A. WZCサービスはWindows XPオペレーティングシステムに組み込まれています。Microsoft WZC サービスは、優先順位かデフォルト設定に従って、接続しようとするワイヤレス ネットワークを動的に選択する設計になっています。これには、より優先されるワイヤレス ネットワークが利用可能になると、そのネットワークへの自動選択と接続を行う機能が備わっています。
Windows XP のインストール時のデフォルトでは、WZC サービスはインストールされません。
システムに WZC サービスをインストールするには、次のステップを実行してください。
- Start をクリックして、次に Control Panel をクリックします。
- Control Panel ウィンドウの Pick a Category の下にある Network and Internet Connections アイコンをダブルクリックします。
- Network and Internet Connections ウィンドウの or pick a Control Panel アイコンの下にある Network Connections アイコンをダブルクリックします。
- Network Connections ウィンドウの LAN or High Speed Internet の下にある Local Area Connection アイコンをクリックして選択します。
- メニュー バーで File をクリックします。
- File メニューから Properties をクリックします。
- Local Area Connections Properties ウィンドウの General タブで、Install をクリックします。
- Select Network Component Type ウィンドウの type of network... ボックスで、Service アイコンをクリックして選択します。
- [Add...]をクリックします。.
- [ネットワークサービスの選択]ウィンドウで、[ディスクを使用]をクリックします。.
- [OK] をクリックします。
- [ディスクからインストール]ウィンドウで、[参照]をクリックします。.
- Locate File ウィンドウで、C:WindowsInf folder(これは非表示フォルダです)を表示します。
- NETWZC.INF をクリックして選択します。
- [Open] をクリックします。
- Install From Disk ウィンドウで、OK をクリックします。
- Select Network Service ウィンドウの Network Service ボックスで、Wireless Zero Configuration をクリックして選択します。
- [OK] をクリックします。この時点で、PC をリブートする必要があります。これが完了すると、システムに WZC サービスが正常にインストールされたことが確認できます。ここで、Windows Network タブにアクセスしているはずです。
注:[Network Properties]ページに戻ったときに[Wireless Network]タブが表示されない場合は、サービスが開始されなかった可能性があります。
このサービスを起動するには、次の手順を実行します。
- Control Panel で Administrative Tools を開いて、Services を選択します。
- Wireless Zero Configuration までスクロール ダウンして、これを右クリックし、Start を選択します。これでサービスがイネーブルになります。USB アダプタが正常に設定されている場合、Network Properties の下に Wireless Network タブが表示されます。製造元でワイヤレス ネットワーク アダプタが装備されている新しいノートブックでは、通常、WZC がプリインストールされています。WZC サービスを使用するには、Cisco のアダプタのような互換ワイヤレス ネットワーク アダプタを使用している必要があります。ワイヤレス ネットワーク アダプタは、利用可能なワイヤレス ネットワークをスキャンして、WZC サービスにネットワーク名(Service Set Identifier あるいは SSID とも呼ばれます)を渡します。Microsoft の『Wireless Zero - Auto configuration』で、WZC サービスの設定方法が説明されています。
注:ただし、Cisco Aironet Desktop Utility(ADU)やWZCサービスなどのサードパーティ製ワイヤレスクライアントユーティリティをコンピュータ上で同時に実行しないでください。これを行うと、クライアントの接続の整合性に問題が発生する可能性があります。このような場合は、コンピュータで WZC サービスをディセーブルにできます。
コンピュータで WZC をディセーブルにするには、次の手順を実行してください。
- Start をクリックして、次に Control Panel をクリックします。
- Performance and Maintenance をクリックし、Administrative Tools をクリックしてから、Services をクリックします。
- Wireless Zero Configuration サービスをダブルクリックします。
- General タブで、Stop をクリックします。
- Startup タイプのリストで、Disabled をクリックしてから、OK をクリックします。これで、WZC がディセーブルにされ、コンピュータを再起動した際にリロードは行われません。
A. Aironet Client Utility(ACU)またはAironet Desktop Utility(ADU)から、アドホックモードで実行するようにクライアントを設定します。ただし、ピアツーピア接続の場合に限ります。一方の PC が親になり、もう一方の PC が子になります。
CB20A では ad-hoc モードはサポートされていません。一方、CB21AG や PI21AG ではサポートされていますが、802.11b モードの場合だけです。
A.クライアントではなく、アクセスポイントが相互運用性を制御します。そのアクセス ポイントで独自の拡張機能が使用されておらず、また製造元の製品固有のファームウェアが不要であることを確認してください。さらに、必要な周波数帯域について、アクセスポイントが 802.11 に準拠していることを確認してください。
A. WLANセッションのタイムアウトとユーザアイドルタイムアウトの期間を超えてスリープ状態であった場合は、省電力モードの後にクライアント(ラップトップ/スキャナ/pda)が再認証するのは正常な動作です。
A.いいえ。ワイヤレスクライアントまたはサプリカントが高速ローミングをサポートするには、Cisco Centralized Key Management(CCKM)をサポートする必要があります。WZC では CCKM はサポートされていません。
CCKM を使用していると、認証済みクライアント デバイスは、再関連付け中の遅延に気付かれることなく、AP から AP へローミングできます。ネットワーク内の AP により、ワイヤレス ドメイン サービス(WDS)が提供され、さらにサブネット内の CCKM 対応クライアント デバイス用のセキュリティ クレデンシャルのキャッシュが作成されます。WDS AP でのクレデンシャルのキャッシュにより、CCKM 対応クライアント デバイスが新しい AP にローミングする際の再関連付けに必要な時間が劇的に短縮されます。
A.いいえ。これは、どのバージョンのハードウェアでもサポートされていません。無線カードは異なる I/O モードに設定されているため、このカードはオペレーティング システムでは認識されません。この問題を回避するための判明している方法はありません。
A. CCXプログラムは、シスコワイヤレスLAN(WLAN)インフラストラクチャと相互運用可能なクライアントデバイスの広範な可用性を保証し、セキュリティ、モビリティ、Quality of Service、およびネットワーク管理を強化するシスコの革新技術を活用します。シスコはCisco Compatibleクライアントデバイスを販売またはサポートしませんが、デバイスのメーカーは販売します。Cisco Compatible製品に関する情報は、『Cisco Compatible Clientデバイス』および『Cisco Compatible Extensions – バージョンと機能』を参照してください。
A. Cisco Compatibleロゴを探します。これは、WLANクライアントデバイス用のCisco Compatible Extensions(CCX)プログラムによって取得されます。このプログラムでは、最新の WLAN 標準と Cisco の革新技術に関する仕様が Cisco からライセンスされます。WLAN クライアント アダプタやクライアント デバイスの製造元などのプログラム参加者は、すべての機能のサポートを実装して、次に、厳密なテストを行うために第三者のテスト機関に製品を提出します。デバイスが Cisco Compatible を名乗る権利を取得できるのは、すべてのテストに合格した場合のみです。CCX プログラムについての詳細は、『Cisco Compatible Extensions プログラム ブローシャ』を参照してください。
A. 350カードは、CCKMでLightweight Extensible Authentication Protocol(LEAP)またはExtensible Authentication Protocol(EAP)-FASTを使用している場合は、高速ローミングを使用します。350 では他の EAP タイプとの関連付けも CCKM で行われますが、それらの EAP タイプではファースト ローミングがサポートされていません。
A. Cisco Aironet 340、350、およびCB20AワイヤレスLANクライアントアダプタ用のクライアントドライバとユーティリティをインストールすると、Aironet Client Monitor(ACM)というユーティリティもインストールされます。ACM はオプションのアプリケーションで、ACU で使用可能な機能の一部のサブセットを提供するものです。具体的には、ACM を使用すると、現在のクライアント アダプタに関するステータス情報にアクセスでき、基本的なタスクを実行できます。ACM には Windows のシステム トレイからアクセスできるため、アクセスが簡単で、便利に使用できます。ACM とそのサポート機能についての情報は、『Aironet Client Monitor(ACM)の使用』を参照してください。
Cisco Aironet 802.11a/b/gワイヤレスLANクライアントアダプタ(CB21AGおよびPI21AG)の場合、Aironet System Tray Utility(ASTU)と呼ばれるユーティリティが他のクライアントユーティリティとともにインストールされます。ASTU はオプションのアプリケーションで、ADU で使用可能な機能の一部のサブセットを提供するものです。具体的には、ASTU を使用すると、現在のクライアント アダプタに関するステータス情報にアクセスでき、基本的なタスクを実行できます。ASTU には Windows のシステム トレイからアクセスできるため、アクセスが簡単で、便利に使用できます。ASTU のアイコンが表示されるのは、コンピュータにクライアント アダプタがインストールされていて、ASTU をディセーブルしていない場合だけです。ASTU とそのサポート機能についての情報は、『Aironet System Tray Utility(ASTU)の使用』を参照してください。
注:クライアントソフトウェアのインストール中にインストールするユーティリティを選択する必要がある場合があります。
A. ADUプロファイルマネージャ機能を使用すると、クライアントアダプタに対して最大16個のプロファイルまたは保存済み構成を作成および管理できます。17 以上のプロファイルを追加しようとすると、次のメッセージが表示されます。
これらのプロファイルを使用すると、設定要件が異なる複数の場所でクライアント アダプタを使用できます。たとえば、複数のプロファイルを設定して、クライアント アダプタを職場、自宅、空港などの公共の場所で使用できます。複数のプロファイルを設定しておくと、新しい場所に移動するたびにクライアント アダプタの再設定を行う必要がなくなり、複数のプロファイル間で簡単に切り換えができます。
プロファイルはレジストリに作成されます。クライアント アダプタでソフトウェアをアンインストールすると、保存したプロファイルは失われます。プロファイルの喪失を防ぐには、Profile Manager のインポート/エクスポート機能でプロファイルのバックアップを作成しておくことを推奨いたします。
A.いいえ。これはADUプロファイルでは実現できません。アクセス ポイントで Service Set Identifier(SSID)を複数設定して、別の SSID を持ったクライアントがそのアクセス ポイントに接続できるようにはできます。
A. CB21AGのRTSしきい値のデフォルト値は2346です。これが最大値です。CTSは着信CTSに対する応答として送信されるため、CTSにそのような閾値はありません。RTSを調整するために、ドライバハイブレジストリにキーを追加できます。
RTS のしきい値は、望まれる値に等しい値です。
RTS のしきい値を操作するレジストリ キーは、WiFi およびその他のテスト用に提供されます。レート適合アルゴリズム(Rate Adaptation Algorithm)での干渉の可能性があるため、Cisco では、この値を実配備で変更しないことを推奨いたします。
A. WPAは、小規模オフィス、ホームオフィス(SOHO)またはホームワイヤレスネットワークでの使用を目的としたPSKバージョンを提供します。Cisco の ACU では、WPA-PSK はサポートされていません。Microsoft Windows の Wireless Zero Configuration ユーティリティでは、ほとんどのワイヤレス カード用に WPA-PSK がサポートされています。
A. CCXv4以降では、ダイレクトローミングがサポートされています。Cisco の製品では実際にはダイレクト ローミングは実装されていません(コントローラからクライアントに特定のアクセス ポイントへのローミングを指示することはありません)が、クライアントがローミング決定を行えるように、これらのパラメータをクライアントに送信します。これらの対象は、CCXv4 以降のクライアントです。CCX のバージョンが 4 よりも前のクライアントには影響しません。
A.この動作の最も一般的な原因は、PCがPCMCIAソケットを介してカードと通信できないことです。ご使用の PC カード ソケット用のドライバを確認してください。ドライバが CardBus ドライバの場合は、32 ビット専用かどうかを調べてください。Cisco Aironet カードには 16 ビット アクセスが必要です。ソケット用のドライバが 32 ビット モードで動作する場合、そのコンピュータの製造元に連絡して、16 ビットバージョンを請求する必要があります。その製造元が 16 ビット バージョンを提供できない場合は、サードパーティ製の PCMCIA カードとソケットのサービス製造元があり 16 ビット アクセスがサポートされた製品を販売しています。
CB20A と CB21AG カードは CardBus 準拠で、32 ビット アクセスを提供するハードウェア ソケットとドライバでのみ動作します。PI21AG は PCI カードで、その他の問題が関連する可能性があります。
クライアントからアクセス ポイント
クライアントからブリッジ(アクセス ポイント モード)
クライアントからベース ステーション
クライアントからクライアント(アドホック モード)
詳細については、『Cisco Aironet ハードウェアの関連付けマトリックス』を参照してください。
A.アクセスポイントには2,048個のMACアドレスを処理する物理容量があります。ところが、アクセス ポイントは共有メディアであり、ワイヤレス ハブの役割を持っています。そのため、個々のアクセス ポイントには多数のユーザがいるために、パフォーマンスが低下します。
対象のインストール サイトで可能性のあるクライアント数の最適な予測には、販売前のサイト調査が必要です。Cisco のシステムズ エンジニア(SE)、Cisco の営業担当、または、Cisco 認定ワイヤレス再販業者に連絡して、有資格サーベイ パートナーによるサイト調査共同作業のサポートを依頼してください。
A.ワイヤレストポロジに複数のアクセスポイントがある場合、クライアントは、クライアントが最初に関連付けられたアクセスポイントとの関連付けを維持します。この関連付けは、そのアクセス ポイントからのキープアライブ ビーコンがクライアントで検出されなくなるまで残ります。キープアライブ ビーコンが失われると、クライアントは別のアクセス ポイントを探して関連付けを試みます。この場合、新しいアクセス ポイントに対する十分な権限と認可がクライアントに付与されている必要があります。
対象のクライアントと望まれるアクセス ポイントとの間で、利用可能な設定済みデータ レートが一致することを確認します。クライアント カードでの自動設定では、すべてが自動的に一致させられるわけではありませんが、アクセス ポイントがアドバタイズする利用可能なレートの中から、クライアント カードでのレート シフトが可能になっています。
A. 『Cisco Aironet Wireless LAN Client Adapters Installation and Configuration Guide for Windows』または『Cisco Aironet 802.11a/b/g Wireless LAN Client Adapters Installation and Configuration Guide』を参照してください。インストール関連のドキュメントを含む追加情報については、『ワイヤレス デバイス テクニカル サポート』ページを参照してください。
A.クライアント・ソフトウェアには次の3つがあります。
カードにある無線ファームウェア
オペレーティング システム用のクライアント ドライバ
Aironet Client Utility(ACU)
無線ファームウェアはクライアント装置、および PC カードの中にあるので、実際には、カードを外したときに外されます。
クライアント ドライバは、Windows(または別のオペレーティング システム)とハードウェア間の相互対話を管理するソフトウェアです。
ACU は、カードおよび無線を管理するユーティリティです。
ソフトウェアのこれらの 3 つの部分は、それぞれ異なる機能を持っていますが、相互に機能することにより、クライアントにワイヤレス接続が提供されます。常に、利用できる最新バージョンのソフトウェアを使用する必要があります。これら3つのソフトウェアは、ワイヤレスダウンロード(登録ユーザ専用)で利用可能なCisco Aironet Client Adapter Installation Wizard for Windowsに統合されます。
A. Windows NT 4.0はプラグアンドプレイをサポートしていません。そのため、利用可能な Interrupt Request(IRQ)と I/O ポートを調べます。これを行うには、Programs > Administrative Tools > Windows NT Diagnostics の順に選択します。
まず、 IRQ ポート 10 と I/O ポート 100 を試します。次に、Control Panel > Network > Adapter > Add の順に選択します。
次に、適切なドライバをインストール フロッピーディスクから選択します。NT の場合、割り込み設定 I/O ベース 64k 連続 I/O ブロックを参照してください。明白な I/O ブロックを選択しないでください。
どの割り込みが使用されているのかを表示するには、Programs > Administrative Tools > NT Diagnostics の順に選択してから、Resource タブをクリックします。
この情報は NT による報告内容であり、レジストリには設定されません。サウンド カードによって使用されているような、明白な I/O ベースは選択しないでください。次に、NT はファイルをコピーしてバインドします。
A. Windows 95およびWindows MEでは、次のファイルを削除します。
C:\windows\system\PCX500.SYS
C:\windows\system\VXDX500.VXD
Windows 98 では、Windows 95 と Windows ME 用にリストされたファイルに加えて、次のファイルも削除します。
C:\windows\inf\other\AIRONETNETX500.INF
Windows 2000 では、カードが挿入されていることを確認してから、次のファイルを削除します。
C:\WINNT\system32\drivers\PCX500.SYS
C:\WINNT\system32\VXDX500.VXD
Aironet カードによって、他のネットワーク カードからプロトコルがコピーされます。
Aironet クライアント アダプタ ソフトウェアの現在のバージョンでは、Windows の Add/Remove Programs パネルにエントリが置かれます。
A.新しいPCIカードがPCに取り付けられている場合、BIOS/CMOSはPCIバスを再読み込みせず、新しいカードが挿入されたことを認識することがあります。マシンをリブートして、CMOS セットアップ プログラムに入ります。コンピュータによっては、Delete、F2、F10、あるいはその他のキーを押すように求められます。特別なブート ユーティリティ ディスクでブートするように求められるコンピュータもあります。CMOS でコンフィギュレーション データをリセットするか、ハードウェア コンフィギュレーションをリフレッシュします。この呼称は BIOS の製造元によって異なる場合があります。この種類の選択肢がない場合、日付/時刻を変更するか、その他の付随的な BIOS 設定を変更します。次に変更を保存して、終了します。
CMOS の何らかの内容が変更されると、PCI バスの再読み込みがトリガーされ、PCI カードがハードウェアで認識されていることが確認されます。これにより、Windows でもカードが認識されます。このレベルでの BIOS によるカードの認識に問題がある場合、ご使用の PC のテクニカル サポートにお問い合せください。
A. Windows 98プラットフォームでは、AIR-CB21AGカードおよびAIR-PI21AGカードはサポートされていません。これらのカードは、Windows XP および Windows 2000 のプラットフォーム専用に開発されたものです。802.11b 無線による 350 シリーズ クライアント カード、あるいは、Cisco Aironet 5 GHz ワイヤレス LAN クライアント アダプタ(CB20A)が使用可能です。 これらのクライアント カードは、Windows 98 のプラットフォームでサポートされています。これらのカード用のドライバは、ワイヤレス ダウンロード(登録ユーザ専用)で公開されています。
A.現在、Cisco Aironet 802.11a/b/g Cardbus Wireless LAN Client Adapter(CB21AG)およびCisco Aironet 802.11 a/b/g PCIワイヤレスLANクライアントアダプタ(PI21AG)は0000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000ビスタワイヤレスクライアントアダプタでのVistaのサポートに関する詳細については、Windows Vista 1.0用Cisco Aironet 802.11a/b/gクライアントアダプタ(CB21AGおよびPI21AG)のリリースノートを参照してください。
Cisco Aironet Desktop Utility(ADU)およびCisco Aironet Client Utilityは、Windows Vistaではサポートされていません。
A. Aironet Client Utility(ACU)またはAironet Desktop Utility(ADU)を起動してCommandsをクリックし、次にEdit Propertiesをクリックします。それぞれのタブで、[Defaults] をクリックします。
A.特定のハードウェアモデルは、ユニットの暗号化レベルを決定します。
モデル 342 と 352 では、40 ビットと 128 ビット両方の暗号化がサポートされます。
モデル 341 と 351 では、40 ビットの暗号化だけがサポートされます。
モデル CB20A と CB21AG では、40 ビットと 128 ビット両方の暗号化がサポートされています。
モデル CB21AG では、AES 暗号化もサポートされています。
PI21AG では、スタティックとダイナミックでの 40 ビットと 128 ビットの IEEE 802.11 WEP 鍵がサポートされています。
A. Wired Equivalent Privacy(WEP)を有効にして、無線リンク経由で送信されるパケットを暗号化します。詳細は、『Aironet アクセス ポイントとブリッジでの Wired Equivalent Privacy(WEP)の設定例』を参照してください。
A.この問題は、PCMCIAソケット周辺のシールドが不十分であることに起因します。トラフィックが通過しているカードの無線エネルギーがスピーカに漏れ(エネルギーがカード ソケット内に十分に遮蔽されていないことがその理由)、スピーカでのノイズとなって現れます。したがって、これはカードの問題ではなく、ソケットの問題です。ソケットにシールドを適用しないことを選択したラップトップ PC の製造元が解決する必要があります。
A.干渉は、2.4 GHzのコードレス電話、不適切にシールドされた電子レンジ、他社製の無線機器など、さまざまなソースから発生することがあります。警察のレーダー、電気モーター、および機械の中の可動金属部品なども干渉を起こす場合があります。詳細については、「無線周波数による通信に影響を及ぼす問題のトラブルシューティング」を参照してください。
A. Autonomous APは、Aironet拡張機能が有効になっているCisco 350ワイヤレスカードでのみロードバランシングをサポートします。これは Cisco Compatible Extensions(CCX)プログラムには含まれていないので、他のワイヤレス カードでは動作しません。
A.クライアントで、次のコマンドを使用してEAPOLおよびRASTLSログをオンにします。
netsh ras set tracing eapol enable
netsh ras set tracing rastls enable
ログをディセーブルにするには同じコマンドを実行しますが、enable の部分を disable に置き換えます。XP の場合は、%systemroot%\windows\tracing にログがあります。
A. WZCサプリカントの設定では、ブロードキャストSSIDが想定どおりに動作するように有効になっている必要があります。ブロードキャスト SSID がイネーブルになっていないと、ユーティリティではリストにネットワークが表示されない問題が発生します。
A. APでMultiple Basic Service Set Identifier(MBSSID)を使用している場合、APはオフセットMACアドレスを使用して両方のSSIDをブロードキャストします。どのブロードキャスト SSID でも AP の MAC アドレスが必要なので、MBSSID がイネーブルになっていないと、1 つしか表示されません。
A.クライアントアダプタがスリープモードから復帰すると、APへの再認証に問題が発生するのは正常です。AP には無活動タイムアウト機能があります。このため、アダプタがスリープ モードになると、AP ではクライアントの認証を解除します。ところが、クライアントではセッション再開時に、認証済みのステータスが保持されています。このため、クライアントからは、全プロセスを再始動するためのプローブ要求が再送されません。この理由により、ブートか認証プロセスの再起動が行われると、クライアントの認証が可能です。
A. Packet to client xxxx reached max retries, removing the client」エラーメッセージは、クライアントがAPから送信されたmax keep-aliveメッセージに応答しなかったため、APがクライアントの関連付けを解除したことを意味します。これは、無線周波数(RF)の状況が悪いことを示している可能性があります。この問題を緩和して、クライアントで接続が失われないようにするには、アクセス ポイントで次のコマンドを設定します。
packet retries 128 drop-packetdrop-packet オプションでパケットの再試行を 128 に増加させることが、無線周波数(RF)の状況が悪い場合の回避策になります。このコマンドについての詳細は、『データ再試行の最大値の設定』を参照してください。
A.はい。RADIUS サーバで Cisco Building Broadband Service Manager(BBSM)を使用すると、これが可能です。
Cisco BBSM では、パブリックとゲストのインターネット アクセス管理機能、および、有線ネットワークと無線ネットワークに対する機能が提供されています。Cisco アクセスレイヤ LAN 製品では、アクセス レイヤ スイッチのように機能します。詳細については、『Cisco BBSM のドキュメンテーション』を参照してください。
BBSM では、(特定の VLAN の)エンド ユーザの RADIUS 認証と認可が実行されます。 エンド ユーザがインターネットに接続しようとするたびに、BBSM からユーザ名とパスワードの入力が求められます。入力された値は、RADIUS 認証サーバへの Access-Request パケットで使用されます。認証が成功すると、RADIUS サーバからベンダー固有のアトリビュートが送信されます。これには、Access-Accept パケットでの帯域幅の kbps 値が含まれます。
帯域幅の kbps 値を含んだベンダー固有のアトリビュートが RADIUS サーバから信されると、BBSM により、エンド ユーザ セッションの帯域幅がその指定 kbps 値まで絞られます。この機能を使用するには、管理者が、ベンダー ID の 5263 とベンダー タイプの 1、および、そのユーザ アカウントに必要な帯域幅の kbps の整数値を転送するためのベンダー固有のアトリビュートを送信するように RADIUS サーバを設定する必要があります。
ユーザ認証と帯域幅管理のために RADIUS サーバを伴って BBSM が機能する仕組みについての詳細は、『Cisco BBSM:RADIUS 認証、認可、アカウンティングの使用』を参照してください。
BBSM でのユーザの帯域幅の管理方法については、『Cisco BBSM 帯域幅管理』を参照してください。
さらに、BBSM と動作するように VLAN でのクライアントのアップストリーム スイッチを設定する方法についての詳細は、『Cisco BBSM 5.0 を使用するように、VLAN を使用している Cisco 2900XL/3500XL スイッチを設定する』を参照してください。