概要
タスク 1: TCD データベース パスの変更
タスク 2: ネットワーク ドライブのマップ
関連情報
WebAttendant クライアント アプリケーションは、デフォルトでは Cisco CallManager サーバのユーザ データベースから、キャッシュされたユーザ ディレクトリ情報を直接使用するように設定されます。 これは推奨されるオプションです。 この場合、データベースへの WebAttendant クライアントのパスは [\\<ip-address>\WAUSERS](<ip-address> が CallManager サーバのアドレス)、または [\\<dns-name>\WAUSERS](<dns-name> が CallManager サーバの名前)です。
ただし、WebAttendant クライアントがユーザ データベースにアクセスできるようにするためのオプションが他にあります。 WebAttendant クライアント アプリケーションを、それ自体のハード ドライブ上、またはマップされた(割り当てられた)ネットワーク ドライブを使用したリモート サーバのハード ドライブ上のデータベースのローカル コピーを指すように設定できます。 代わりのオプションのいずれかを実装する場合、WebAttendant クライアントが最も新しい情報が含まれたデータベースにアクセスできるように、(データベースを CallManager サーバから WebAttendant クライアント用に使用する場所にコピーして)データベースを定期的に手動で更新する必要があります。
この方法を使用した場合、Cisco CallManager を通じて行われたデータベースの変更は、自動的には Cisco WebAttendant クライアントで使用できるようにはなりません。 データベース ファイルのより新しいバージョンを、WebAttendant クライアントで指すように設定された 1 つ以上の場所にコピーする必要があります。 これは管理者が手動で行うことができ、また最新のデータベースのコピーが CallManager サーバの FTP ルート フォルダに格納されている場合は、ユーザ自身が行うこともできます。 FTP ルート フォルダを使用したファイルの配布については、「Cisco WebAttendant のクライアント PC へのインストールおよび設定」を参照してください。
注: マップされたネットワーク ドライブを使用してリモート フォルダを指示するための手順は、ローカル フォルダを指示するための手順と同じです。 ただし、WebAttendant のクライアント PC では、ユーザ データベースにアクセスするためにリモート フォルダを指す、マップされたネットワーク ドライブが必要になります。 ネットワーク ドライブをリモート フォルダにマップする方法の説明については、次のタスクを参照してください。
最後に変更されたユーザ データベースのコピー(UsersDB1.mdb または UsersDB2.md)をローカル フォルダの d:\users に配置します。 データベース ファイルは、CallManager サーバの C:\Program Files\Cisco\Users\ にあります。
WebAttendant クライアント アプリケーションを起動します。 使用できないデータベースに関するメッセージが表示されたら [OK] を選択します。
今度は次のように画面が表示されます。
[OK] をクリックします。
これで、このタスクは完了です。 タスク 1 に戻り、新しいデータベースの場所 e:\ を使用するように設定して WebAttendant クライアント アプリケーションの設定を終了します。
これで、このタスクは終了です。 メインのインデックス ページに戻ります。